JP2677834B2 - 筒状l形折曲製品の加工方法 - Google Patents

筒状l形折曲製品の加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、適宜の筒状部をL形状に当接した態様のL
形折曲製品の加工方法に関する。
(従来の技術) 従来、上記の如きL形折曲製品は、2枚の板状部材を
個々に筒状に折曲加工し、折曲げされた各折曲部材をL
字形に組み合わせ、端面部分を溶接などの固定手段で固
定することにより製作されていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如き従来よりのL形折曲製品の加工方法にあっ
ては、L形折曲製品の要素としての板材を個々に折曲加
工するため、多くの曲げ工数を必要とするという問題点
があった。
又、個々に折曲加工された折曲部材の端面を相互に突
き当て固定するため、固定作業に多くの工数を要し、組
付精度にバラツキが生ずるという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述のごとき従来の問題に鑑みてなされた
もので、折曲げ加工すべき板材に、当該板材の折曲げ線
に対し直交する方向に長い穴を形成して上記板材を第1
領域と第2領域とに区画すると共に、上記第1領域と第
2領域との境界に前記折曲げ線に対し直交する方向の溝
を形成し、前記折曲げ線に沿って第1,第2の領域に亘っ
て前記板材全体を中央部に切欠部を有する適宜筒状に同
時に折曲げた後、前記溝に沿って折曲げて前記第1領域
の筒状の折曲げ部と第2領域の筒状の折曲げ部とを当接
して筒状の折曲げ部をL字状に形成してなるL形折曲製
品の加工方法である。
(実施例) 以下、第4図に示す筒状L形折曲製品1の例により、
本発明の実施例を説明する。
まず、第1図に示すように、L形折曲製品1の展開素
材3を加工する。すなわち折曲げ加工すべき板材に、折
曲げ線(図1においては左右方向の線)に対して直交す
る方向に長い穴5を形成して、板材を左右の第1,第2の
領域に区画すると共に,第1,第2の領域の境界に前記折
曲げ線に対して直交する方向の溝11を加工する。
次に、第3図に示すように、前記展開素材3の第1,第
2の領域に亘って板材全体を中央部に切欠部を有する適
宜筒状に同時に折曲げ加工し、折曲部材7とする。
そして次に、第4図に示すように、前記V字形状溝11
を内側として第3図に示す折曲部材7を手で折曲げ、第
1領域の筒状の折曲げ部と第2領域の筒状の折曲げ部と
を当接してL字形状となし、適宜の溶接13を行って筒状
L形折曲製品1を得る。
第5図に示すように、基準面9の折曲げは、V字形状
溝11を内側として行われるので、仕上り良好で、外側の
曲げアールも十分小さくすることができる。
以上の通り、本例では、従来例で示したように各折曲
部材を個々に折曲げるのではなく、一つの折曲部材7を
一度に折曲加工するので、折曲工数を格段に減らすこと
ができる。
(発明の効果) 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、折曲げ加工すべき板材に、当該板材の
折曲げ線に対し直交する方向に長い穴を形成して上記板
材を第1領域と第2領域とに区画すると共に、上記第1
領域と第2領域との境界に前記折曲げ線に対し直交する
方向の溝を形成し、前記折曲げ線に沿って第1,第2の領
域に亘って前記板材全体を中央部に切欠部を有する適宜
筒状に同時に折曲げた後、前記溝に沿って折曲げて前記
第1領域の筒状の折曲げ部と第2領域の筒状の折曲げ部
とを当接して筒状の折曲げ部をL字状に形成してなるL
形折曲製品の加工方法である。
上記構成より明らかなように、本発明は、筒状L形折
曲製品の加工方法であって、板材には折曲げ線に対し直
交する方向に長い穴が形成してあって板材を第1,第2の
領域に区画し、かつ上記第1,第2の領域の境界に折曲げ
線に対して直交する方向の溝が形成してある。そして、
折曲げは第1,第2の領域に亘って折曲げ線に沿って同時
に折曲げて中央部に切欠部を有する筒状に形成し、その
後に前記溝に沿って折曲げて第1,第2の筒状部を当接し
てL字形状に形成するものである。
すなわち本発明によれば、板材の第1,第2の領域を折
曲げ線に沿って同時に折曲げて共に筒状に加工した後、
溝に沿って折曲げることによって筒状部をL字形状に形
成するものであるから、筒状部分の形状が比較的複雑な
形状であっても、筒状部分が当接したL形折曲製品を容
易に製造し得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも実施例を示し、第1図は展開素材の一例
を示す平面図、第2図はV字形状溝の説明図、第3図は
上記展開素材を折曲げ加工して形成される折曲部材の斜
視図、第4図はL形折曲製品の斜視図、第5図はV字形
状溝を内側とした手作業による折曲げ加工の説明図であ
る。 1……筒状L形折曲製品、3……展開素材(板材)、7
……折曲部材、11……V字形状溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折曲げ加工すべき板材に、当該板材の折曲
    げ線に対し直交する方向に長い穴を形成して上記板材を
    第1領域と第2領域とに区画すると共に、上記第1領域
    と第2領域との境界に前記折曲げ線に対し直交する方向
    の溝を形成し、前記折曲げ線に沿って第1,第2の領域に
    亘って前記板材全体を中央部に切欠部を有する適宜筒状
    に同時に折曲げた後、前記溝に沿って折曲げて前記第1
    領域の筒状の折曲げ部と第2領域の筒状の折曲げ部とを
    当接して筒状の折曲げ部をL字状に形成してなることを
    特徴とする筒状L形折曲製品の加工方法
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