JPH0752835Y2 - 軽量気泡コンクリート用金属スペーサー - Google Patents

軽量気泡コンクリート用金属スペーサー

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JPH0752835Y2
JPH0752835Y2 JP1990067856U JP6785690U JPH0752835Y2 JP H0752835 Y2 JPH0752835 Y2 JP H0752835Y2 JP 1990067856 U JP1990067856 U JP 1990067856U JP 6785690 U JP6785690 U JP 6785690U JP H0752835 Y2 JPH0752835 Y2 JP H0752835Y2
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JP
Japan
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fitting portion
metal spacer
support rod
cellular concrete
gap
Prior art date
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Application number
JP1990067856U
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English (en)
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JPH0427012U (ja
Inventor
隆久 生永
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本考案は、軽量気泡コンクリートに使用される金属スペ
ーサーに関する。
【従来の技術】
軽量気泡コンクリートを製造する工程では、第3図に示
すように、通常は、1本の支持棒10の側面に1枚または
2枚の補強筋12を配置し(図示の場合は2枚)、固定す
る必要があり、このために、スペーサー14が使用され
る。 スペーサー14は、プラスチック製または金属製(通常は
鋼製)のものが使用されている。プラスチック製の場合
は、射出成型法で製作されるため、その形状は自由に選
定できるが、金属製の場合は、直径2ないし4mmの線材
を使用し、それを溶接または環状に加工することによっ
て製作されるため、その形状は限定される。 通常は、第3図に示すように、平行な1対の線材14aに
対して、1対の線材14bを直交させ、溶接などで固定し
て、線材14aと線材14bに囲まれた部分を嵌合部とした形
状のものが広く用いられている。 なお、線材14bは嵌合部の位置決めだけのためにあるか
ら、線材14aより細くして軽量化を図っている。 補強筋12の支持棒10に対する固定は、まず補強筋12の上
下2箇所に金属スペーサー14を溶接しておき、ついで、
金属スペーサ14の嵌合部を支持棒10に係止することによ
り、補強筋12を支持棒10に固定する。
【考案が解決しようとする課題】
補強筋12を支持棒10に固定する作業は、人手または自動
機械によって行われる。この時、スペーサー14の嵌合部
に支持棒10が正しく係止されず、例えば第4図に示すよ
うにまちがった箇所に係止されることがある。 このような間違いは発見が難しく、また、発見されると
しても、係止された複数の補強筋のセットが型枠に定置
された後になることが多い。 そして、その時点では、設備の都合上、補強筋の埋設位
置を修正することが困難であるので、そのまま製造工程
が進められ、製造工程が終わった後で不良品として廃棄
される。 ところが、軽量気泡コンクリートの蒸気養生未処理切断
工程において間違った位置に係止された補強筋は、切断
用のピアノ線に接触する確率が高くなるため、ピアノ線
の切断事故が相次いで発生すると共に、付随的な現象と
して、隣接する良品部までも不良品にしてしまう様にな
り、操業損失が一段と拡大する。
【課題を解決するための手段】
本考案の軽量気泡コンクリート用金属スペーサーでは、
前記課題を解決するため、1対の線材に挾まれた間隙内
に支持棒を挿入する嵌合部を設ける軽量気泡コンクリー
ト用金属スペーサーにおいて、前記嵌合部以外の前記線
材を曲げることによって前記間隙を挾めることにより、
前記嵌合部以外の前記間隙に支持棒ストッパを設ける
か、または、前記嵌合部以外の前記間隙を区分するよう
に部材を配置することにより、前記嵌合部以外の前記間
隙に支持棒ストッパを設ける。
【作用】
本考案による金属スペーサーは、1対の線材に挾まれた
間隙のうち、嵌合部以外の間隙が、支持棒の太さ以下の
寸法になっているため、補強筋を支持棒に固定する作業
において、支持棒が嵌合部以外の箇所に間違って係止さ
れることが起こらなくなる。
【実施例】
第1図、第2図は、本考案による金属スペーサー14の実
施例を示す。 第1図の金属スペーサー14は、まず従来の形状のよう
に、補強筋12に対して直交するように配置される1対の
線材14aを支持棒10の直径より大きい距離を隔てて平行
に配置し、この1対の線材14aに対して、やや細い1対
の線材14bを直交させて溶接等で固着して支持棒挿入用
の嵌合部16を形成するように製作する。その後、曲げ機
によって、嵌合部16の外側で曲げ加工を施すことにより
線材14aを曲げて、嵌合部16以外の部分の間隙を狭めて
いる。 嵌合部16は支持棒10を挿入するのに十分な大きさである
が、嵌合部16以外の部分の間隙は支持棒10を通さない大
きさになっている。従って、嵌合部16以外の部分におい
て線材14aは支持棒ストッパとして作用する。 尚、線材14aは、支持棒ストッパとして作用するため
に、図示のように対称的な形になるように曲げられるの
が好ましいが、他の形もとりうる。 第2図の金属スペーサー14は、嵌合部16以外の箇所に、
さらに別の部材、すなわち線材14cを追加することによ
って、間隙を小さく区分して支持棒ストッパとしてい
る。
【考案の効果】
本考案の金属スペーサーを使用することによって、補強
筋が支持棒に対してまちがった箇所に係止されることが
なくなり、これによる不良品の発生をなくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、本考案による金属スペーサーの実施
例を示す斜視図である。 第3図は、従来の金属スペーサーを使用して、補強筋を
支持棒に固定した例を示す斜視図である。 第4図は、第3図の従来例に対して、補強筋が支持棒に
間違って係止された例を示す斜視図である。 図中、参照記号は次のものを指す。 10…支持棒、12…補強筋、14…金属スペーサー、16…嵌
合部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対の線材に挾まれた間隙内に支持棒を挿
    入する嵌合部を設ける軽量気泡コンクリート用金属スペ
    ーサーにおいて、前記嵌合部以外の部分の前記線材を曲
    げることによって前記間隙を挾めることにより、前記嵌
    合部以外の前記間隙に支持棒ストッパを設けたことを特
    徴とする軽量気泡コンクリート用金属スペーサー。
  2. 【請求項2】1対の線材に挾まれた間隙内に支持棒を挿
    入する嵌合部を設ける軽量気泡コンクリート用金属スペ
    ーサーにおいて、前記嵌合部以外の前記間隙を区分する
    ように部材を配置することにより、前記嵌合部以外の前
    記間隙に支持棒ストッパを設けたことを特徴とする軽量
    気泡コンクリート用金属スペーサー。
JP1990067856U 1990-06-28 1990-06-28 軽量気泡コンクリート用金属スペーサー Expired - Lifetime JPH0752835Y2 (ja)

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JP1990067856U JPH0752835Y2 (ja) 1990-06-28 1990-06-28 軽量気泡コンクリート用金属スペーサー

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0427012U JPH0427012U (ja) 1992-03-04
JPH0752835Y2 true JPH0752835Y2 (ja) 1995-12-06

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ID=31601803

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JP1990067856U Expired - Lifetime JPH0752835Y2 (ja) 1990-06-28 1990-06-28 軽量気泡コンクリート用金属スペーサー

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015725U (ja) * 1973-06-07 1975-02-19
JPH0521371Y2 (ja) * 1986-11-28 1993-06-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0427012U (ja) 1992-03-04

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