JPH1177386A - コラム裏当金 - Google Patents

コラム裏当金

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JPH1177386A
JPH1177386A JP27492197A JP27492197A JPH1177386A JP H1177386 A JPH1177386 A JP H1177386A JP 27492197 A JP27492197 A JP 27492197A JP 27492197 A JP27492197 A JP 27492197A JP H1177386 A JPH1177386 A JP H1177386A
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JP
Japan
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column
stopper
backing
hole
pin
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Application number
JP27492197A
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English (en)
Inventor
Tadashi Nakamura
正 中村
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶接時に仮止めできるストッパー付きのコラム
裏当金に関する。ストッパー付きコラム裏当金を容易に
製造する発明を提供するものである。 【解決手段】帯鋼(1)に孔(3)設け、その孔(3)
にピン(4)を打ち込み、コラム裏当金とする。あるい
は、折り曲げ加工した帯鋼(1)に設けられた孔(3)
にピン(4)を打ち込みコラム裏当金とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設現場などで溶接
作業の際に使用する溶接補助材のコラム裏当金に関す
る。詳しくは、ストッパー付コラム裏当金の発明に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コラム(柱材)を製作する場合に
その溶接過程で裏当金を使用する。コラムとコラムの組
み合わせ、コラムと平板の組み合わせ、柱と梁の組み合
わせ等にコラムの裏当金を使用する
【0003】上記、裏当金は溶接する場所の位置を正確
にするためコラムに仮止めできるストッパーを付けるこ
とが近年に考案及び発明されている。このような裏当金
はコラムへの取付が便利な為、各種のストッパー製作方
法が提案され現実に使用されている。たとえば特開平6
−226498、実開平6−54480、実開平1−1
72493に示されている技術である。これは、すべて
ストッパー付きコラム裏当金に関する発明及び考案であ
る。図1は特開平6−226498に示されているもの
で板材の一部を切削突起させてストッパーにした裏当金
である。図2は実開平1−172493に関するもので
帯鋼の一部を切断折り曲げ突起させたものである。図
1、図2とも突起部分がストッパーである。実開平6−
54480は図示しないが、要するに帯鋼の端を加工す
るものである。端を部分湾曲させ、湾曲部がストッパー
になりコラムに引っ掛かるものである。帯鋼を平板とも
記す公報もある。
【0004】しかしながら、上記説明したコラム用スト
ッパー付きの裏当金は板材に突起を設ける加工が必要で
ある。すなわち板材の縁を部分加工し突起を突設した
り、板材の端部を特別にしこれを湾曲させるなど煩わし
い加工が必要である。従来品のストッパー付きコラム裏
当金は便利であるが製造が煩わしいのは一目瞭然であ
る。突起を加工するために特殊な治具や装置を要し加工
工程が複雑であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は上記の
欠点を改善するためになされたものであって、ストッパ
ー付き裏当金を容易に製造する発明を提供するものであ
る。従って、本発明の目的は簡単にストッパー付きコラ
ム裏当金を製造する技術を得ることである。本発明者は
鋭意研究した結果、帯鋼に孔を開け、そこへピンを打ち
込めばピンがストッパー部になることを見いだし本発明
に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の手段を講じた。図3に示すように
帯鋼に孔を開ける。そしてこれを裏当金に適するように
折り曲げる。作業手順としては孔開けしてから折り曲げ
が良いが、反対に折り曲げてから孔開けをしても良い。
【0007】このようにして、孔を有する帯鋼より成る
コラム用裏当金を得る。孔にピンを打ち込むと図4よう
なピン付き裏当金が得られる。この裏当金は図5に示す
ようにコラムに仮止めができる、すなわちピンがストッ
パー機能となる。
【0008】従って本発明の構成は下記のようになる。 (1)帯鋼1に孔3設け、その孔3にピン4を打ち込ん
だことを特徴とするコラム裏当金。 (2)折り曲げ加工した帯鋼1に設けられた孔3ピン4
を打ち込んだことを特徴とするコラム裏当金。
【実施例】
【0009】図3に示すごとく帯鋼(1)に孔を設け、
折り曲げる。実施例として長さ540ミリメートル幅2
30ミリメートル厚み8ミリメートルの帯鋼を使用す
る。帯鋼(1)の下部5ミリメートルの位置に孔(3)
を適宜の間隔であける。これを図4に示すように左右を
各135ミリメートルに折り曲げる。折り曲げた帯鋼
(1)の孔(3)にピン(4)を打ち込む。このように
して製造した本発明品はコの字形の裏当金である。ピン
(4)はストッパー(2c)の機能がある。図5に示す
ようにコラム(5)に図3の本発明品を仮止めして溶接
する。この場合本発明品2ヶでコラム溶接裏当金一組に
なる。図6はボックス形であり1ヶで一組になる。図に
は示さないが、現場によっては略L字形や差し金形もあ
る。これだと4ケで一組になる。
【0010】以下、本発明を図に従い、詳しく説明す
る。従来例を参考図で説明する。図1は特開平6−22
6498に示されている裏当金、図2は実開平1−17
2493に示されている裏当金である。それぞれストッ
パー部を有している。符号の(1)は帯鋼、(2a)と
(2b)ストッパーである。このようにストッパーを設
ける方法は各種提案されている。図3から図6で本発明
を説明する。図3は本発明実施例の正面図、図4は本発
明品実施例の平面図である。図5と図6は本発明裏当金
をコラムに仮止めした状態を説明するための参考図であ
る。図中の符号を説明すると(6)は裏当金、(2c)
はストッパー、(3)は孔、(4)はピン、(5)はコ
ラム、(1)は帯鋼である。本発明品を得るには図3に
示すように帯鋼(1)に孔(3)を開けるが、開ける手
順は折り曲げ前でも折り曲げた後でもよい。そしてピン
(4)を打ち込み、ストッパー機能付き裏当金の本発明
品を得る。ピンは仮止めできれば良く、溶接作業の支障
にならない程度の長さが好ましい。折り曲げた形は図5
に示すコの字形や図6に示すボックス形が主である。場
合により、現場によっては略L字形や差し金形も求めら
れる。コラムの枠を裏当金で形成できればよい。このよ
うなストッパー部がある従来品や本発明品の裏当金は仮
付けのための溶接することもなくはじめから本溶接を行
うことも可能である。
【発明の効果】
【0011】以上説明した如く、本発明は帯鋼に孔を設
け折り曲げ、ピンを打ち込むだけで製造できるストッパ
ー付きのコラム裏当金を提供できる。孔にピンを打ち込
めば、ピンがコラム溶接の仮止めの際にストッパーの役
割となる。孔を開けピンを打ち込むのは簡単である。従
来提案されている各種ストッパー部を設ける方法より簡
単である。従って製造工程を短縮し製造コストを引き下
げられる。ストッパー部を有する裏当金は作業性がよ
い。従来の製造技術は複雑な方法が提案されているが、
本発明品は製造が簡単である。ピンの形や打ち込み深さ
などで現場に合わせたストッパーを迅速大量に製造可能
である。特殊な設備や装置は不要である。ストッパー付
き裏当金に共通するが、該ストッパーによって裏当金は
コラムに正確な位置でセットできる。溶接の際、位置合
わせに気を使うことがない。寸法精度が高いのみならず
作業性も向上する。また位置決め治具は不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来品参考図(特開平6−226498より引
用)
【図2】従来品参考図(実開平1−172493より引
用)
【図3】本発明品の正面図
【図4】本発明品の平面図
【図5】コの字裏当金をコラムに仮止めした参考図
【図6】ボックス形裏当金をコラムに仮止めした参考図
【符号の説明】
1・・帯鋼 2a・・ストッパー 2b・・ストッパー 2c・・ス
トッパー 3・・孔 4・・ピン 5・・コラム 6・・裏当金

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯鋼(1)に孔(3)設け、その孔(3)
    にピン(4)を打ち込んだことを特徴とするコラム裏当
    金。
  2. 【請求項2】折り曲げ加工した帯鋼(1)に設けられた
    孔(3)にピン(4)を打ち込んだことを特徴とするコ
    ラム裏当金。
JP27492197A 1997-09-01 1997-09-01 コラム裏当金 Pending JPH1177386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27492197A JPH1177386A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 コラム裏当金

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27492197A JPH1177386A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 コラム裏当金

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1177386A true JPH1177386A (ja) 1999-03-23

Family

ID=17548405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27492197A Pending JPH1177386A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 コラム裏当金

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JP (1) JPH1177386A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048067A (ja) * 2001-08-06 2003-02-18 Masakatsu Uchida 導管及び配管の片側溶接方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003048067A (ja) * 2001-08-06 2003-02-18 Masakatsu Uchida 導管及び配管の片側溶接方法

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