JP2677634B2 - 情報の記録/再生装置 - Google Patents
情報の記録/再生装置Info
- Publication number
- JP2677634B2 JP2677634B2 JP63264220A JP26422088A JP2677634B2 JP 2677634 B2 JP2677634 B2 JP 2677634B2 JP 63264220 A JP63264220 A JP 63264220A JP 26422088 A JP26422088 A JP 26422088A JP 2677634 B2 JP2677634 B2 JP 2677634B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- arm
- rotation
- coil
- pivot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/0857—Arrangements for mechanically moving the whole head
- G11B7/08576—Swinging-arm positioners
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、作動に際して、回転軸線を中心に回転する
ディスクの記録面上のトラックに対して走査ユニットに
より記録及び/又は再生を行うための装置であって、回
転軸線を中心に回転自在となすディスク支持部材をもっ
たフレームと、前記走査ユニットを支持し、少なくとも
一個のコイルと少なくとも一個の永久磁石本体とを具え
た2個の回動素子によって、前記回転軸線に対して平行
な回動軸線をもった回動スピンドルを中心に2つの回動
末端位置間で前記フレームに対して回動する回動アーム
とを具え、前記回動素子の一方を前記回動アームに連結
し、前記回動素子の他方を前記フレームに連結した情報
の記録/再生装置に関するものである。
ディスクの記録面上のトラックに対して走査ユニットに
より記録及び/又は再生を行うための装置であって、回
転軸線を中心に回転自在となすディスク支持部材をもっ
たフレームと、前記走査ユニットを支持し、少なくとも
一個のコイルと少なくとも一個の永久磁石本体とを具え
た2個の回動素子によって、前記回転軸線に対して平行
な回動軸線をもった回動スピンドルを中心に2つの回動
末端位置間で前記フレームに対して回動する回動アーム
とを具え、前記回動素子の一方を前記回動アームに連結
し、前記回動素子の他方を前記フレームに連結した情報
の記録/再生装置に関するものである。
上述した装置はヨーロッパ特許明細書第0,074,131号
に開示されている。この装置は2個のコイルを使用して
おり、これらコイルは回動軸線から離間しこの軸線の両
側に配置されていると共に、コイルに対向して配置され
た永久磁石と協働している。原理的には前述の装置は十
分なものであるが、今日においては装置の寸法を減らす
傾向にあり、前述の装置における磁石とコイルとの配置
は比較的大きな空間を必要とするのでこのことが欠点と
なっている。また、回動アームを回動させるスピンドル
は横方向に加わる力を支持するのに十分に丈夫でなけれ
ばならず、このことは、装置の小型化と相反することと
なる。
に開示されている。この装置は2個のコイルを使用して
おり、これらコイルは回動軸線から離間しこの軸線の両
側に配置されていると共に、コイルに対向して配置され
た永久磁石と協働している。原理的には前述の装置は十
分なものであるが、今日においては装置の寸法を減らす
傾向にあり、前述の装置における磁石とコイルとの配置
は比較的大きな空間を必要とするのでこのことが欠点と
なっている。また、回動アームを回動させるスピンドル
は横方向に加わる力を支持するのに十分に丈夫でなけれ
ばならず、このことは、装置の小型化と相反することと
なる。
本発明の目的は上述した欠点をもたない装置を提供す
ることにある。この目的を達成するため、本発明に係る
装置において、前記コイルは、少なくとも概ね直線的な
前記回動アームの回動軸線の近傍に配置され、且つ、前
記回動アームが2つの回動末端位置間の途中にある中央
位置にあるとき、前記回動アームの前記回動軸線と対物
レンズの光軸との間の連結線に対して少なくとも実質的
に横方向にかつ対称的に延在する有効コイルセクション
を具え、この有効コイルセクションの両端は、前記回動
アームの回動軸線から離間してその周囲に配置され、且
つ、前記対物レンズから遠く離れる前記回動軸線の側に
載置された別個のコイルセクションによって相互に連結
され、前記有効コイルセクションを前記磁石本体の極に
対向して配置し、前記コイルを通電した場合に、前記回
動軸線を中心とするトルクを前記回動アームに発生させ
ることを特徴とする。
ることにある。この目的を達成するため、本発明に係る
装置において、前記コイルは、少なくとも概ね直線的な
前記回動アームの回動軸線の近傍に配置され、且つ、前
記回動アームが2つの回動末端位置間の途中にある中央
位置にあるとき、前記回動アームの前記回動軸線と対物
レンズの光軸との間の連結線に対して少なくとも実質的
に横方向にかつ対称的に延在する有効コイルセクション
を具え、この有効コイルセクションの両端は、前記回動
アームの回動軸線から離間してその周囲に配置され、且
つ、前記対物レンズから遠く離れる前記回動軸線の側に
載置された別個のコイルセクションによって相互に連結
され、前記有効コイルセクションを前記磁石本体の極に
対向して配置し、前記コイルを通電した場合に、前記回
動軸線を中心とするトルクを前記回動アームに発生させ
ることを特徴とする。
上述した構成によれば、装置を非常に小型にすること
ができると共に、回動アームに有効トルクを比較的大き
な回動角度にわたって与えることができ、そして、回動
アームを支持する部分に加わる横方向の力を少なくとも
実質的に無くすことができる。
ができると共に、回動アームに有効トルクを比較的大き
な回動角度にわたって与えることができ、そして、回動
アームを支持する部分に加わる横方向の力を少なくとも
実質的に無くすことができる。
ドイツ連邦共和国特許公開第2,744,233号明細書には
三角形のコイルを利用したものが開示されており、この
コイルの脚部のうち一つが回動アームの回動スピンドル
と少なくとも概ね同心的に配置され、他の2つの脚部が
同心リムから回動軸線に向けて少なくとも概ね径方向に
延在するように配置さている。しかしながら、このよう
な構造を利用した場合、回動アームの支持手段は望まれ
ない横方向の力を受けている。
三角形のコイルを利用したものが開示されており、この
コイルの脚部のうち一つが回動アームの回動スピンドル
と少なくとも概ね同心的に配置され、他の2つの脚部が
同心リムから回動軸線に向けて少なくとも概ね径方向に
延在するように配置さている。しかしながら、このよう
な構造を利用した場合、回動アームの支持手段は望まれ
ない横方向の力を受けている。
さらに、米国特許明細書第4,408,311号には、2つの
離間したマグネットヨークを具えた光トラッキング装置
が開示されており、前述のヨークは、磁石と、回動アー
ムに固定され且つヨーク内に形成した空隙部内で移動自
在となすコイルとを各々具えている。各コイルは、回動
アームの回動軸線に対して径方向に延在する2つの有効
コイルセクションを具えており、一方のコイルセクショ
ンをN極に対向して配置し、他方のコイルセクションを
S極に対向して配置している。コイルを通電した場合、
径向きのコイルセクションが相互に平行な2つの力を受
け、回動アーム上にアームを回動させるようなトルクを
与える合力が生じる。この場合において、回動アームの
支持手段が反力を受けて、フレーム内で実際上の共振を
引き起こし、トラッキング制御システム内を不安定にす
るといった欠点をもっている。更に、電流の向きが反転
した場合、コイルが制御システネ内でヒステリシス効果
を引き起こし、中でも帯域幅の減少を引き起こす。
離間したマグネットヨークを具えた光トラッキング装置
が開示されており、前述のヨークは、磁石と、回動アー
ムに固定され且つヨーク内に形成した空隙部内で移動自
在となすコイルとを各々具えている。各コイルは、回動
アームの回動軸線に対して径方向に延在する2つの有効
コイルセクションを具えており、一方のコイルセクショ
ンをN極に対向して配置し、他方のコイルセクションを
S極に対向して配置している。コイルを通電した場合、
径向きのコイルセクションが相互に平行な2つの力を受
け、回動アーム上にアームを回動させるようなトルクを
与える合力が生じる。この場合において、回動アームの
支持手段が反力を受けて、フレーム内で実際上の共振を
引き起こし、トラッキング制御システム内を不安定にす
るといった欠点をもっている。更に、電流の向きが反転
した場合、コイルが制御システネ内でヒステリシス効果
を引き起こし、中でも帯域幅の減少を引き起こす。
米国特許明細書第4,150,407号には、磁気ヘッドを支
持する回動アーム用の駆動装置が開示さている。帯域幅
を制限することのみ必要とされる前述の装置は、磁気を
帯びた不動状態の2個の金属プレートを具え、このプレ
ートの間にコイルを介挿し、このコイルは回動アームに
固定されていると共に、概ね平行な2つの有効コイルセ
クションを具えている。この装置により、回動アームを
回動するための大きな合力を得ることができるが、前述
した既知のトラッキング装置と類似した欠点をもってい
る。
持する回動アーム用の駆動装置が開示さている。帯域幅
を制限することのみ必要とされる前述の装置は、磁気を
帯びた不動状態の2個の金属プレートを具え、このプレ
ートの間にコイルを介挿し、このコイルは回動アームに
固定されていると共に、概ね平行な2つの有効コイルセ
クションを具えている。この装置により、回動アームを
回動するための大きな合力を得ることができるが、前述
した既知のトラッキング装置と類似した欠点をもってい
る。
日本国特許出願第59−68846号には、光学式プレーヤ
用の回動アームが開示されている。この回動アームの構
造において、不動のマグネットヨークと、回動アームに
固定されたコイルとを具えた駆動装置によって、回動ア
ームは回動軸線から比較的大きな距離を移動する。前述
の構造は、コイルと回動軸線との間の比較的大きな距離
を移動する結果本発明に係る装置とはほとんど無関係な
ものである。
用の回動アームが開示されている。この回動アームの構
造において、不動のマグネットヨークと、回動アームに
固定されたコイルとを具えた駆動装置によって、回動ア
ームは回動軸線から比較的大きな距離を移動する。前述
の構造は、コイルと回動軸線との間の比較的大きな距離
を移動する結果本発明に係る装置とはほとんど無関係な
ものである。
以下、本発明に係る一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
図示されるように、光オーディオディスクプレーヤを
構成する本発明に係る装置はフレーム1を具え、光オー
ディオディスク4特にコンパクトディスクを支持する支
持部材3は、フレーム1内で支承されていると共に、垂
直な回転軸線2を中心に回転自在となしている。作動に
際して、支持部材3は駆動装置(図示せず)により既知
の方法で回転軸線2を中心に回転させることができる。
構成する本発明に係る装置はフレーム1を具え、光オー
ディオディスク4特にコンパクトディスクを支持する支
持部材3は、フレーム1内で支承されていると共に、垂
直な回転軸線2を中心に回転自在となしている。作動に
際して、支持部材3は駆動装置(図示せず)により既知
の方法で回転軸線2を中心に回転させることができる。
作動において、ディスク4は、回動アーム6の端部に
配置さた光走査ユニット5により既知の方法で読み取ら
れる。走査ユニット5は光軸55Aをもった対物レンズ55
を具えている。回動アーム6は回動軸線8を中心に回動
自在となし、この回動軸線8はアームを支持するスピン
ドル7の中心軸線と一致している。作動に際して、走査
ユニットは、ディスク4上のトラックに対して記録及び
/又は再生を行うために、回動末端位置B1とB2との間の
円弧Aに沿って一般的な方法で回動させられている。
配置さた光走査ユニット5により既知の方法で読み取ら
れる。走査ユニット5は光軸55Aをもった対物レンズ55
を具えている。回動アーム6は回動軸線8を中心に回動
自在となし、この回動軸線8はアームを支持するスピン
ドル7の中心軸線と一致している。作動に際して、走査
ユニットは、ディスク4上のトラックに対して記録及び
/又は再生を行うために、回動末端位置B1とB2との間の
円弧Aに沿って一般的な方法で回動させられている。
回動アームの回動は、作動中に電流を適切な制御手段
により供給する1個以上のコイルと1個以上の永久磁石
とを具えた回動素子により通常の方法で行われる。第2,
3図に示された実施例において、スピンドル7を構成す
るジャーナル7′と7″及び2個の軸受9は、相互に平
行な2板の支持プレート10内でアーム6を支持し、支持
プレート10はフレーム1の一部を構成していると共に、
お互いに向けて曲げられた縁部11及びお互いに固定され
たフランジ12を具えている。
により供給する1個以上のコイルと1個以上の永久磁石
とを具えた回動素子により通常の方法で行われる。第2,
3図に示された実施例において、スピンドル7を構成す
るジャーナル7′と7″及び2個の軸受9は、相互に平
行な2板の支持プレート10内でアーム6を支持し、支持
プレート10はフレーム1の一部を構成していると共に、
お互いに向けて曲げられた縁部11及びお互いに固定され
たフランジ12を具えている。
コイル13は、回動アーム6に連結されていると共に、
直線状の第1コイルセクション14とこのコイルセクショ
ン14の両端で相互に連結された弧状の第2コイルセクシ
ョン15とを具えている。コイルセクション14は、回動ア
ーム6の中央軸線すなわち対物レンズ55の光軸55Aと回
動軸線8との間を連結する線に対して垂直に延在してい
る。この目的を達成するために、第2図に示すように、
コイル13をアーム6内に形成された凹所内に配置する。
光走査ユニット5から遠い回動軸線の側で、コイルセク
ション15は、少なくとも概ね回動軸線8と同心状をなす
ようにコイルセクション14の両端間に延在している。コ
イルセクション15は走査ユニット5の均衡を保つための
ものである。
直線状の第1コイルセクション14とこのコイルセクショ
ン14の両端で相互に連結された弧状の第2コイルセクシ
ョン15とを具えている。コイルセクション14は、回動ア
ーム6の中央軸線すなわち対物レンズ55の光軸55Aと回
動軸線8との間を連結する線に対して垂直に延在してい
る。この目的を達成するために、第2図に示すように、
コイル13をアーム6内に形成された凹所内に配置する。
光走査ユニット5から遠い回動軸線の側で、コイルセク
ション15は、少なくとも概ね回動軸線8と同心状をなす
ようにコイルセクション14の両端間に延在している。コ
イルセクション15は走査ユニット5の均衡を保つための
ものである。
コイルの上方及び下方において、偏平な永久磁石16と
17は、支持プレート10の対向する接着面に固定されてい
ると共に、対立する極性を有している。第2,3図に示さ
れるように、磁気プレート16と17は正方形又は矩形をな
している。矩形の磁石を利用する利点としては、様々な
トルクをアームに与えて、制御ループ内のループゲイン
を一定に保つことができる点にある。回動アームの中央
位置すなわち回動末端位置B1とB2の中間の位置におい
て、2個の磁石16と17との間の境界線が回動アーム6の
長手軸線6Aと一致するように、磁石16と17は配置されて
いる。
17は、支持プレート10の対向する接着面に固定されてい
ると共に、対立する極性を有している。第2,3図に示さ
れるように、磁気プレート16と17は正方形又は矩形をな
している。矩形の磁石を利用する利点としては、様々な
トルクをアームに与えて、制御ループ内のループゲイン
を一定に保つことができる点にある。回動アームの中央
位置すなわち回動末端位置B1とB2の中間の位置におい
て、2個の磁石16と17との間の境界線が回動アーム6の
長手軸線6Aと一致するように、磁石16と17は配置されて
いる。
第4図は磁石及び上述したコイルを斜視図にかつ図解
的に示したものであるが、ここに示された磁石は、本発
明に係る装置に異なる形状の磁石も使用できることを示
すために、敢えて矩形としなかった。この図で更に示さ
れているように、金属製の支持プレート10は、対をなす
磁石の磁界つまり短い磁束通路を形成する鎖交磁束プレ
ートとして役立つと共に、磁気作用を促進し、その結
果、装置の効率を高めることとなる。磁束通路は第4図
の矢印によって示されている。
的に示したものであるが、ここに示された磁石は、本発
明に係る装置に異なる形状の磁石も使用できることを示
すために、敢えて矩形としなかった。この図で更に示さ
れているように、金属製の支持プレート10は、対をなす
磁石の磁界つまり短い磁束通路を形成する鎖交磁束プレ
ートとして役立つと共に、磁気作用を促進し、その結
果、装置の効率を高めることとなる。磁束通路は第4図
の矢印によって示されている。
コイル13に電流を流すと、矢印Kによって示されるよ
うに、回動軸線8を中心とするトルクがコイル13に発生
し、その後において、コイルに連結さた回動アームにト
ルクが伝わる。その際、望まない横方向の力はほとんど
発生しない。
うに、回動軸線8を中心とするトルクがコイル13に発生
し、その後において、コイルに連結さた回動アームにト
ルクが伝わる。その際、望まない横方向の力はほとんど
発生しない。
本発明に係る装置に矩形の磁石16と17を使用した場
合、回動アームに連結されたコイルに、磁界により加わ
る力は、回動アーム6の回動末端位置に比較して中央位
置の方が小さくなる。このことはアームの回動を正確に
制御するのに有利である。なぜなら、回動アームの中央
位置において、走査ユニット5は、トラック間で、連続
トラックの長手方向に対して少なくとも実質的に垂直に
移動し、その一方で、回動アームの回動末端位置におい
て、走査ユニット5は、トラック間で、トラックに対し
て90゜とならない角度で移動するからである。
合、回動アームに連結されたコイルに、磁界により加わ
る力は、回動アーム6の回動末端位置に比較して中央位
置の方が小さくなる。このことはアームの回動を正確に
制御するのに有利である。なぜなら、回動アームの中央
位置において、走査ユニット5は、トラック間で、連続
トラックの長手方向に対して少なくとも実質的に垂直に
移動し、その一方で、回動アームの回動末端位置におい
て、走査ユニット5は、トラック間で、トラックに対し
て90゜とならない角度で移動するからである。
第2〜4図に示された実施例において、マグネットコ
イルは回動アーム6に固定されており、永久磁石はマグ
ネットコイルの両側に配置されている。
イルは回動アーム6に固定されており、永久磁石はマグ
ネットコイルの両側に配置されている。
しかしながら、代案として第5,6図に示されているよ
うに、回動軸線8と同心をなす2個の偏平永久磁石18と
19が回動アーム6に固定さている。第6図から特に明ら
かなように、永久磁石18と19は、アーム6の長手軸線を
挟む両側において、90゜よりも僅かに大きな角度に形成
されていると共に、回動軸線8の周囲に同心的に延在し
ている。磁気プレート18,19を支持するアーム6の上方
及び下方において、磁気プレート18,19に対応するコイ
ル20と21が支持プレート10に固定されている。第6図に
示されているように、各コイルは、回動アーム6の長手
軸線を横切って延在する第1コイルセクション22を具
え、このコイルセクション22は、回動アームの中央位置
において、回動アーム6の長手軸線に対して対称的に配
置されている。コイルセクション22の両端はコイルセク
ション23によって相互に連結されており、このコイルセ
クション23は回動軸線8と概ね同心的に配置されている
と共に、光走査ユニット5から遠い回動軸線8の側に配
置されている。
うに、回動軸線8と同心をなす2個の偏平永久磁石18と
19が回動アーム6に固定さている。第6図から特に明ら
かなように、永久磁石18と19は、アーム6の長手軸線を
挟む両側において、90゜よりも僅かに大きな角度に形成
されていると共に、回動軸線8の周囲に同心的に延在し
ている。磁気プレート18,19を支持するアーム6の上方
及び下方において、磁気プレート18,19に対応するコイ
ル20と21が支持プレート10に固定されている。第6図に
示されているように、各コイルは、回動アーム6の長手
軸線を横切って延在する第1コイルセクション22を具
え、このコイルセクション22は、回動アームの中央位置
において、回動アーム6の長手軸線に対して対称的に配
置されている。コイルセクション22の両端はコイルセク
ション23によって相互に連結されており、このコイルセ
クション23は回動軸線8と概ね同心的に配置されている
と共に、光走査ユニット5から遠い回動軸線8の側に配
置されている。
上述した構造に関して、回動アームの長手軸線を横切
って延在するコイルセクション22を、回動軸線8の長手
方向に見た場合において、軸線8と一致させることは難
かしい技術ではあるが、コイルセクション22が回動軸線
から僅かに外れて配置された場合でも、満足のゆく範囲
内で本発明の効果を達成することができる。
って延在するコイルセクション22を、回動軸線8の長手
方向に見た場合において、軸線8と一致させることは難
かしい技術ではあるが、コイルセクション22が回動軸線
から僅かに外れて配置された場合でも、満足のゆく範囲
内で本発明の効果を達成することができる。
第5,6図に示された実施例において、コイル20,21に電
流が供給さた場合、回動軸線8を概ね中心にして回動ア
ーム6に効果的に作用するトルクを得ることができる。
この実施例の他の利点としては、フレームに対して不動
状態をなす支持プレート10にコイルが配置されているの
で、導電体を回動アームに連結させる必要がないことで
ある。
流が供給さた場合、回動軸線8を概ね中心にして回動ア
ーム6に効果的に作用するトルクを得ることができる。
この実施例の他の利点としては、フレームに対して不動
状態をなす支持プレート10にコイルが配置されているの
で、導電体を回動アームに連結させる必要がないことで
ある。
第1図は本発明に係る装置を概略的に示した平面図、 第2図は本発明の装置に利用するコイル付き回動アーム
を示す断面図、 第3図は第2図に示された回動アームと磁石との配置を
示す平面図、 第4図はコイルと磁石との配列を示した斜視図、 第5図は磁石付き回動アームとコイルとの配列の他の実
施例を示す断面図、 第6図は第5図に示された回動アームと磁石との配置を
示す平面図である。 1……フレーム、2……回転軸線 3……支持部材、4……光オーディオディスク 5……光走査ユニット、6……回動アーム 7……スピンドル、8……回動軸線 9……軸受、10……支持プレート 11……縁部、12……フランジ 13,20,21……コイル 14,15,22,23……コイルセクション 16,17,18,19……永久磁石(磁気プレート)
を示す断面図、 第3図は第2図に示された回動アームと磁石との配置を
示す平面図、 第4図はコイルと磁石との配列を示した斜視図、 第5図は磁石付き回動アームとコイルとの配列の他の実
施例を示す断面図、 第6図は第5図に示された回動アームと磁石との配置を
示す平面図である。 1……フレーム、2……回転軸線 3……支持部材、4……光オーディオディスク 5……光走査ユニット、6……回動アーム 7……スピンドル、8……回動軸線 9……軸受、10……支持プレート 11……縁部、12……フランジ 13,20,21……コイル 14,15,22,23……コイルセクション 16,17,18,19……永久磁石(磁気プレート)
Claims (8)
- 【請求項1】作動に際して、回転軸線を中心に回転する
ディスクの記録面上のトラックに対して走査ユニットに
より記録及び/又は再生を行うための装置であって、回
転軸線を中心に回転自在となすディスク支持部材をもっ
たフレームと、前記走査ユニットを支持し、少なくとも
一個のコイルと少なくとも一個の永久磁石本体とを具え
た2個の回動素子によって、前記回転軸線に対して平行
な回動軸線をもった回動スピンドルを中心に2つの回動
末端位置間で前記フレームに対して回動する回動アーム
とを具え、前記回動素子の一方を前記回動アームに連結
し、前記回動素子の他方を前記フレームに連結した情報
の記録/再生装置において、前記コイルは、少なくとも
概ね直線的な前記回動アームの回動軸線の近傍に配置さ
れ、且つ、前記回動アームが2つの回動末端位置間の途
中にある中央位置にあるとき、前記回動アームの前記回
動軸線と対物レンズの光軸との間の連結線に対して少な
くとも実質的に横方向にかつ対称的に延在する有効コイ
ルセクションを具え、この有効コイルセクションの両端
は、前記回動アームの回動軸線から離間してその周囲に
配置され、且つ、前記対物レンズから遠く離れる前記回
動軸線の側に載置された別個のコイルセクションによっ
て相互に連結され、前記有効コイルセクションを前記磁
石本体の極に対向して配置し、前記コイルを通電した場
合に、前記回動軸線を中心とするトルクを前記回動アー
ムに発生させることを特徴とする情報の記録/再生装
置。 - 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記磁石本
体は、前記回動アームが前記中央位置にある場合、前記
回動軸線と前記光軸との間の連結線と少なくとも実質的
に一致する共通の境界線をもった少なくとも一対の永久
磁石を具え、前記有効コイルセクションに向けて指向さ
れた前記対をなす磁石のうちの一方の磁石をN極とし、
他方の磁石をS極としたことを特徴とする装置。 - 【請求項3】請求項3記載の装置において、対をなし板
状の第2の永久磁石を設け、前記コイルを前記回動アー
ムに固定し、2対をなす前記磁石の間に前記有効コイル
セクションを介挿し、対面する前記極を対立する極性に
したことを特徴とする装置。 - 【請求項4】請求項2又は3記載の装置において、前記
磁石を磁性材料からなるプレートに対をなすように固定
したことを特徴とする装置。 - 【請求項5】請求項4記載の装置において、前記プレー
トを前記フレームの一部として構成することを特徴とす
る装置。 - 【請求項6】請求項2乃至5のいずれか一項に記載の装
置において、前記永久磁石をプレート状にかつ矩形にし
たことを特徴とする装置。 - 【請求項7】請求項2記載の装置において、前記回動ア
ームに前記磁石を固定し、前記回動アームの長手軸線に
対して対称的に且つ前記回動アームの軸線の周囲に同心
的に前記磁石を配置し、前記回動軸線に沿って見た場
合、不動状態に配置された有効コイルセクションを前記
回動アームの対向側に配置したことを特徴とする装置。 - 【請求項8】請求項7記載の装置において、前記各磁石
が実質的に90゜の角度を越えて延在することを特徴とす
る装置。
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