JPS5847779B2 - 回転記録媒体用信号ピツクアツプ装置 - Google Patents

回転記録媒体用信号ピツクアツプ装置

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JPS5847779B2
JPS5847779B2 JP52037080A JP3708077A JPS5847779B2 JP S5847779 B2 JPS5847779 B2 JP S5847779B2 JP 52037080 A JP52037080 A JP 52037080A JP 3708077 A JP3708077 A JP 3708077A JP S5847779 B2 JPS5847779 B2 JP S5847779B2
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permanent magnet
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cantilever
coil
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健史 塩入
修 田島
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転記録媒体用信号ピックアップ装置に係り、
特に回転記録媒体の情報トラックを再生走査子により相
対的に走査して情報信号を検知再生する装置において、
特にカンチレバーの基部側にカンチレバー軸方向を磁極
として永久磁石片を固定し、この永久磁石片の軸方向側
及び両側に夫夫端面に磁極を誘起させるコイル体又はヨ
ーク等のジツタ補償手段及びトラッキング制御手段を配
設した構成とすることにより、ジツタ補償動作及びトラ
ッキング制御動作を犬なるゲインで効率よく行ない得る
高性能を有する回転記録媒体用信号ピックアップ装置を
提供することを目的とする。
本出願人は、先に昭和52年3月15日付特許出願(特
開昭53−113505号公報参照)で「回転記録媒体
再生用信号ピックアップ装置」を提案した。
この装置は、カンチレバーの基部側に両側面を磁極とし
た永久磁石片を固定し、この永久磁石片の両側にこれに
近接する位置にコイル体を配設してなり、このコイル体
に電流を流すことにより永久磁石片に直動力及び回動力
を誘起させて、ジツタ補償及びトラッキング制御を行な
うよう構成してある。
この装置においては、上記各駆動力発生に寄与する部分
はコイル体中磁石片に対向する巻線部だけであるため、
上記制御動作のゲインが充分に犬とならない問題点があ
った。
本発明は上記問題点を解決したものであり、以下図面と
共にその各実施例について説明する。
第1図は本発明になる信号ピックアップ装置の第1実施
例の概略構成を示す分解針視図、第2図は第1図に示す
本発明装置の駆動機構部を示す図である。
第1図において、信号ピックアップ装置1は、装置筐体
(図示せず)内に装着され、回転記録媒体2(以下ディ
スクという)の回転に同期してこの半径方向に移動する
このとき、カンチレバー3の先端に固定してある再生走
査子4が、情報信号が幾伺学的形状の変化として記録さ
れている情報トラックを相対的に走査して、情報信号を
検知する。
この検知された情報信号は、極薄の金属リボン5を介し
て同軸共振器の中心導体(共に図示せず)に加えられ、
電気的処理が施されて画像及び音声として再生される。
上記装置1において、基台6には、ラーメン構造(矩形
状)のダンパ7及び二つの矩形を組合せた「ロロ」形状
のダンパ8が垂下固着してある。
カンチレバー3は、その基部側をダンパ8の中央垂直梁
8aの中央を貫通し、先端側をダンパ1の下側水平梁1
aの中央を貫通して各ダンパ8及び1の弾性力により把
持されて支持してあり、生端側に再生針4及び基部側に
永久磁石片9が夫々固着してある。
ダンパ1は、カンチレバー保持部が矢印X(ディスク半
径方向)、Y(垂直方向)及びZ(カンチレバー軸方向
)方向に所定のばね定数で変位可能に構成してある。
また、ダンパ8は、両側垂下腕部を変形しないように厚
く形成してなり、比較的薄いカンチレバー保持部(中央
垂直梁8a)がダ/パ枠面に対して垂直方向(Z方向)
には所望のはね定数で変位し、且つカンチレバー3のX
軸に関するa回動及びY軸に関するβ回動を許容するね
じれ方向に変形する構成としてある。
これにより、カンチレバー3は、その軸方向(矢印Z方
向)に変位可能で、且つダンパ3による支持点に関して
a回動及びβ回動可能に支持される。
またダンパ8の中央垂直梁8aはダンパ枠面に平行な方
向(矢印X及びY方向)には極めて変形しにくいため、
後述するカンチレバー3の揺動(トラッキング制御)と
直動(ジッタ補償)との相互影響が無くなる。
永久磁石片9は、直方体形状であり、その長手方向軸を
カンチレバー軸と一致させてカンチレバー3に固定して
ある。
また、この永久磁石片9は長手方向に着磁されて長手方
向端面をN極又はS極としてあり、磁力線をX−Z平面
(ディスク2と略平行)と平行に生ずる。
また更に、永久磁石片9は、その一端面をダンパ8に当
接させて配設してあり、その重心がダンパ8に近接して
いる。
これにより、カンチレバ−3が揺動ずる際の永久磁石片
9の慣性モーメントが相当小となり、揺動支点の枠面方
向の横振れがそれだけ制限され、再生走査子4がディス
ク面振れに正確に追従すると共に、後述するトラッキン
グ制御動作時での再生走査子4の情報トラック追従性能
が向上する。
10及び11は夫々トラッキング制御用コイル(トラッ
キング匍脚手段)であり、第2図に示すように、ダンパ
8の開口部8b及び8c内に嵌入してあり、永久磁石片
9に対して左右対称位置に固定してある。
このトラッキング制御用コイル10及び11は夫々の巻
軸線を永久磁石片9の長手方向軸に対して水平方向に直
交する矢印X方向に一致させて、永久磁石片9の所定角
度に亘るβ方向回動変位を許容する範囲においてその側
面に近接して配設してある。
また、各コイル10及び11は、巻線方向を同一方向と
して直列に接続してあり、夫々の中心を永久磁石片9の
一方の磁極(N極)と一致させて配置してある。
12はジツタ補償用コイル(ジツタ補償手段)であり、
第2図に示すように、その巻軸線を永久磁石片9の長手
方向軸線方向と一致させて配設してあり、その一部が磁
石片9に遊嵌しそのS極側を囲繞してある。
次に上記構或装置の動作について説明する。
ディスク再生演奏時、ディスク2が面振れを伴って高速
回転すると、カンチレバー3はダンパ1の変形を伴って
a方向に回動ずる。
このとき、永久磁石片9による慣性モーメントが小なる
ため、再生走査子4はディスク2を忠実に追従走査する
再生演奏時、トラッキングエラーが生ずると、これに応
じたトラッキングエラー補償電流がトラッキング制御用
コイル10及び11{こ加えられ、これに電流i1又は
12が流れる。
これにより、トラッキング制御用コイル10及び11に
は、永久磁石片9のN極に対向する端面側にN,S極又
はS,N極というように異種の磁極が誘起され、第2図
中細線で示す磁力線が生ずる。
こ\で例えばトラッキング制御用コイル10及び11中
永久磁石片9に対向する端面側にN極及びS極が誘起さ
れたとすると、永久磁石片9のN極側はコイル10に対
しては反撥力、コイル11に対しては吸引力が作用し、
所謂プッシュプル効果により、コイル11に近接する方
向の比較的犬なる変位力F1が作用する。
こへてカンチレバ−3はダンパ8により水平方向への変
位を制限されているため、この変位力F1により、カン
チレバー3はダンパ8による支持点に関して矢印β方向
回動力を附与されて同方向に回動変位し、再生走査子4
は情報トラックと直交するディスク内周方向に変位する
またこれとは逆に、トラッキング制御用コイル10及び
11の永久磁石片対向端面側にS極及びN極が誘起され
たとすると、永久磁石片9には上記とは逆方向の変位力
が作用し、カンチレバ−3が上記とは逆方向に回動し、
再生走査子4がディスク外周方向に変位する。
従って、コイル10及び11にトラッキングエラー補償
用電流を流すと、カンチレバ−3が矢印β方向に揺動し
、上記電流の方向及び大きさに応じて再生走査子4が情
報トラッキングと直交する方向に所定量変位し、トラッ
キング制御が行なわれる。
こ\で、永久磁石片9のN極は一対のコイル10及び1
1の内部に形成される磁力線と作用するため、犬なる変
位力F1を附与され、トラッキング制御が犬なるゲイン
で行なわれる。
また、再生演奏時、ジツタが生ずると、これに応じた相
対速度誤差補償電流がジツタ補償用コイル12に加えら
れ、コイル12に電流i3又はi4が流れる。
これにより、コイル12には各端面側に異種の磁極が誘
起され、第2図中細線で示す磁力線が生ずる。
コイル12の各端面にN極又はS極が生ずると、この起
磁力と永久磁石片9のN,S極の起磁力との間に吸引・
反撥力が生じ、磁石片9はその長手方向変位力が生ずる
これによりカンチレバ−3がダンパ7及び変形を伴って
軸方向(矢印Z方向に直動変位し、再生走査子4が上記
電流の方向及び大きさに応じて情報トラックと同方向に
所定量変位し、ジツタ補償が行なわれる。
こSで、特に永久磁石片9のS極はコイル12の内部に
形成される磁力線と作用するため、磁石片9には矢印Z
方向に大なる変位力が附与され、ジツタ補償が大なるゲ
インで行なわれる。
また、永久磁石片9は第2図に示すようにジツタ補償用
コイル12の長手方向上中心位置より一方に偏倚した位
置にあり、上記中心位置に一致していないため、コイル
12の端面に磁極が誘起された際に生ずる吸引一反撥力
が全く一致して、永久磁石片9が原理的には静止して直
動変位しなくなる不都合は生じない。
また、一対のコイル10及び11はコイル12の巻軸線
に関して対称位置に配設してあり、且つ各コイル10及
び11には電流が同一回転方向に流れるため、コイル1
0,11とコイル12との間の相互誘導は打ち消される
これにより、トラッキング制御動作及びジツタ補償動作
は、上記相互誘導による影饗を受けずに行なわれる。
次に本発明になる信号ピックアップ装置の第2実施例乃
至第7実施例について夫々第3図乃至第8図を併せ参照
して説明する。
各図中、第1図及び第2図に示す構成部分と同一構成部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。
第3図に示す第2実施例装置において、トラッキング制
御機構(図示せず)は第2図と同様に構成してある。
永久磁石片9に遊嵌しているジツタ補償コイル13は、
その軸方向長さlloを永久磁石片9の長手方向長さl
Mと等しく定めてあり、且つ静止状態においてその軸線
方向中心位置が永久磁石片9の自由端側磁極(第3図中
S極)の端面と一致させて配設してある。
コイル13に所定方向のジツタ補償電流を流しコイル1
3中図中下端面にN極及び上端面にS極が誘起され、細
線で示す磁力線が生じた場合には磁石片9のN極とコイ
ル13のS極、磁石片9のS極とコイル13のN極との
間に吸引力が作用し磁石片9のS極とコイル・13のS
極との間に上記吸引力を助長する方向の反撥力が作用す
る。
これにより、永久磁石片9にはこれを同一方向に変位さ
せるべく作用する上記二つの吸引力とーの反撥力とが加
算された相当大なる力F2が作用する。
また、上記とは逆にコイル13の上端面にS極、下端面
にN極が誘起された場合には、上記吸引力が作用する部
分に反撥力が作用し、上記反撥力が作用する部分に上記
反撥力を助長する方向の吸引力が作用し、永久磁石片9
にはこれを上記とは逆方向に変位させるべく作用する二
つの反撥力と一の吸引力とが加算された相当大なる力F
3が作用する。
こ\で上記力F2及びF3は相当大きく、且つ同一大き
さであるため、ジツタ補償動作が非常に効率よく行なわ
れる。
第4図は本発明装置の第3実施例のトラッキング制御及
びジツタ補償機構を示す。
永久磁石片9は、ほゾ中心(重心)位置をダンパ8の中
央垂直梁8aに支持してある。
これにより、カンチレバー3は永久磁石片9の重心に関
して揺動し、揺動時における永久磁石片9の慣性力によ
る影響が小となり、面振れ追従性能及びトラッキング制
御性能が共に向上する。
断面矩形状のトラッキング制御用コイル14及び15は
、夫々巻軸線方向を矢印X方向に一致させてダンパ8の
開口部内に嵌合している。
このコイル14及び15は、永久磁石片9に対向する開
口端の磁極力向幅寸法Wを、永久磁石片9の磁極方向長
さlMと磁石片9の矢印乙方向直動変位寸法との和寸法
以−上に定めてある。
また、上記コイル14及び15は夫々の巻軸線を静止時
における磁石片9の中心と一致させて、且つ磁石片9に
対して非接触態様としてある。
これにより、ジツタ補償用コイル12に制御電流を供給
してのジツタ補償動作時においても、永久磁石片9は全
体がコイル14及び15の開口端に対向する。
従って、コイル14及び15に電流を流すことによって
発生する磁力線を有効に利用し得、永久磁石片の回動効
率が後述するように向上する。
こ\で、コイル14及び15にトラッキング制御電流を
供給した場合の動作について説明する。
コイル14.15に電流が流れ、コイル14,15中永
久磁石片9に対向する端面側に例えばN極又はS極が誘
起されたとすると、永久磁石片9中N極側は、コイル1
4のN極に対して反撥しコイル15のS極に対して吸引
され、所謂プッシュプル効果により力F4が作用する。
また磁石片9中S極側は、コイル14のN極に対して吸
引しコイル15のS極に対して反撥し、力F,が作用す
る。
永久磁石片9は上記のようにその中心位置を支持されて
いるため、磁石片9は上記力F4及びF,が偶力として
作用して、即ち所謂ダブルプッシュプル効果により、支
持点を通るY軸に関して反時計方向に回動する。
また逆に、コイル14,15に上記とは逆方向の電流が
流れると、永久磁石片9は各磁極側に上記とは逆方向の
力を作用されて、所謂ダブルプッシュプル効果により、
時計方向に回動する。
永久磁石片9の上記回動により、カンチレバー3を介し
て再生走査子4が情報トラックと直交する方向に変位し
、トラッキング制御が行なわれる。
こ\で、永久磁石片9を回動させるに当って、両方の磁
極に作用する偶力として利用し、且つ各磁極に生ずる力
を吸引力と反撥力とを組合せてなる所謂プッシュプル効
果により得ているため磁石片9の回動効率が非常に向上
し、トラッキング制御動作を犬なるゲインで行ない得る
第5図は本発明装置の第4実施例を示す。
この実施例装置は、第4図に示す構成において、トラッ
キング制御用コイル14及び15内に夫々パーマロイ、
軟鉄等の高透磁率材16及び11を挿入させて構成して
ある。
この構成とすることにより各コイル14及び15に電流
を流した場合のコイル14.15の起磁力が更に強くな
り、中心を支持された永久磁石片9には、第4図に示す
構成装置の場合に比べて犬なる回動力が附与され、トラ
ッキング制御が犬なるゲインで行なわれる。
第6図は本発明装置の第4実施例を示し、永久磁石片9
を第1図の場合と同様にそのN極面をダンパ8に当接さ
せて配設し、高透磁率材18及び19が挿入されたトラ
ッキング制御用コイル20及び21を永久磁石片9の自
由端側であるS極に対向させて配置してある。
ジツタ補償用コイル12は、各コイル20及び21に対
向して永久磁石片9に遊嵌している。
コイル20.21に制御電流を流すと、永久磁石片9に
は、その支持点より離れた磁極側にプッシュプル効果に
より矢印X方向の力が附与される。
これにより、第1図及び第2図に示す実施例装置に比べ
て、トラッキング制御動作がより効率的に行なわれる。
第γ図は本発明装置の第6実施例を示す。
永久磁石片9は第1図に示すと同様にそのN極端面をダ
ンパ8に当接させて配設してある。
22は略コ字状のヨークであり、X−Z平面内に配設し
てあり、夫々鉤状に屈曲している腕部共端面22a ,
22bが永久磁石片9のN極位置においてその左右両側
に僅少離間して対向している。
23は、ジツタ補償用コイルであり、ヨーク22の一部
の周囲に設けてある。
コイル23にトラッキング制御用電流を供給すると、ヨ
ーク22の腕部共端面22a ,22bに互いに異なる
磁極が誘起され、永久磁石片9はそのN極部に矢印X方
向の力をプッシュプル的に作用される。
これにより、永久磁石片9がダンパ支持部を通るY軸に
関して回動し、トラッキング制御動作が行なわれる。
第8図に示す本発明装置の第7実施例において永久磁石
片9は、その重心位置をダンパ8により支持してあり、
ヨーク24は、コ字形腕部24a,24bを夫々ダンパ
8の開口部8a,8b内に挿入してある。
またヨーク24の腕部先端面24C,24bは、第4図
に示すコイルl4,15の場合と同様に、永久磁石片9
の長手方向全長及びジツタ補償時の移動範囲に亘って形
成してある。
これにより、コイル23にトラッキング制御電流を加え
ると、磁石片9は、第4図に示す装置の場合と同様に、
その磁極N及びSに逆方向の力を作用されて効率よく回
動し、トラッキング制御が大なるゲインで行なわれる。
なお、上記第7図及び第8図に示す実施例装置は、ヨー
ク22,24を用いることにより、ジツタ補償用コイル
を二個設けずに一個だけ設けた構成とし、更には、この
コイルはその巻軸線及び記設位置等を正確に定めずに単
にヨークの周囲に設けた構成としてあるため、第1図乃
至第6図に示す実施例装置に比べて構造が簡略化される
また、本発明装置は、ジツタ補償コイル内に鉄芯等の高
透磁率材を挿入した構成又は、ジツタ補償コイルの代り
にヨークを永久磁石片の自由端側磁甑面に対向させて配
設した構成とすることもできる。
上述の如く、本発明になる回転記録媒体用信号ピックア
ップ装置は、回転記録媒体の情報トラックをカンチレバ
一先端側の再生走査子により相対的に走査して情報信号
を検知再生する装置において、揺動及び軸方向変位可能
とされたカンチレバー基部側に、長手方向上両端面を磁
極とされた永久磁石片を設け、ジツタ補償用電流を供給
されて端面に磁極を誘起されるジツタ補償手段と永久磁
石片と同軸的に配設し、トラッキング制御用電流を供給
されて二つの端面に異種の磁極を誘起されるトラッキン
グ制御手段を夫々の端面を永久磁石片の両側対称位置で
永久磁石片に対向させて配設した構戒としてあるため、
強力な磁力線を永久磁石片に作用させて、永久磁石片に
犬なる変位力を附与せしめることが出来、これにより、
ジツタ補償動作及びトラッキング制御動作を犬なるゲイ
ンで効率よく行ない得、装置の高性能化を図り得る等の
優れた特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる回転記録媒体用信号ピツクアツフ
゛装置の第1実施例の分解斜視図、第2図は第1図に示
す装置の制御駆動部の構成を示す平面図、第3図乃至第
8図は夫々本発明信号ピックアップ装置の第2実施例乃
至第7実施例の制御駆動部の構成を示す平面図である。 1・・・・・・信号ピックアップ装置、2・・・・・・
回転記録媒体、3・・・・・・カンチレバー、4・・・
・・・再生走査子、7,8・・・・・・ダンパ、8a・
・・・・・中央垂直梁、8b,8c・・・・・・開口部
、9・・・・・・永久磁石片、10,11,14,15
,20,21 ,23・・・・・・トラッキング制御用
コイル、12,13・・・・・・ジツタ補償用コイル、
16,17,18,19・・・・・・高透磁率材、22
,24・・・・・・ヨーク。 笛り斯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転記録媒体の情報トラックをカンチレバ一先端側
    の再生走査子により相対的に走査して情報信号を検知再
    生する装置において、基部側を中心とする揺動変位及び
    軸方向変位を可能とされて支持された該カンチレバーの
    基部側に固定され、該カンチレバーの長手方向上両端面
    を磁極とされた永久磁石片と、該永久磁石片に対してそ
    の磁極方向軸線と同軸的に配設されジツタ補償用電流を
    供給されて軸方向端面に磁極を誘起するジツタ補償手段
    と、該永久磁石片に対向させて該回転記録媒体の面方向
    上その両側対称位置に配設されトラッキング制御用電流
    を供給されて該永久磁石片に対向する端面に異種の磁極
    を誘起するトラッキング制御手段とよりなり、該ジツタ
    補償手段により該永久磁石片に軸線方向の変位力を生ぜ
    しめ、該トラッキング制御手段により該永久磁石片の磁
    極部に該トラッキング制御手段に近接又は離間する方向
    の変位力を生ぜしめ、該再生走査子を該カンチレバーを
    介して該回転記録媒体上該情報トラックと同方向及びこ
    れを直交する方向に変位させるよう構成してなることを
    特徴とする回転記録媒体用信号ピックアップ装置。
JP52037080A 1977-04-01 1977-04-01 回転記録媒体用信号ピツクアツプ装置 Expired JPS5847779B2 (ja)

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