JPH0721954B2 - 光学式ディスクプレーヤ - Google Patents
光学式ディスクプレーヤInfo
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- JPH0721954B2 JPH0721954B2 JP63215107A JP21510788A JPH0721954B2 JP H0721954 B2 JPH0721954 B2 JP H0721954B2 JP 63215107 A JP63215107 A JP 63215107A JP 21510788 A JP21510788 A JP 21510788A JP H0721954 B2 JPH0721954 B2 JP H0721954B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
- G11B17/028—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
- G11B17/0284—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by clampers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/002—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
- G11B7/0037—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0925—Electromechanical actuators for lens positioning
- G11B7/093—Electromechanical actuators for lens positioning for focusing and tracking
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオディスク、コンパクトディスク等のよ
うに、音声や映像等の信号を記録したディスクを光学式
ピックアップによって再生するディスクプレーヤに関す
る。
うに、音声や映像等の信号を記録したディスクを光学式
ピックアップによって再生するディスクプレーヤに関す
る。
〔従来の技術〕 従来、この種の光学式ディスクプレーヤに用いられる光
学式ピックアップは、第6図のMM型と、第7図のMC型と
があり、現在はMC型のピックアップが主として用いられ
ている。
学式ピックアップは、第6図のMM型と、第7図のMC型と
があり、現在はMC型のピックアップが主として用いられ
ている。
この第7図に示すMC型の光学式ピックアップにおいて
は、対物レンズ1を有するアクチュエータの可動部2に
コイル4を取り付け、その外側に配設したマグネット3
との間で生ずる力により、可動部2をフォーカス方向、
トラッキング方向等に駆動するものである。
は、対物レンズ1を有するアクチュエータの可動部2に
コイル4を取り付け、その外側に配設したマグネット3
との間で生ずる力により、可動部2をフォーカス方向、
トラッキング方向等に駆動するものである。
又、第6図に示すMM型の光学式ピックアップは、対物レ
ンズ1を有するアクチュエータの可動部2の外周にマグ
ネット3を取り付け、更にその外側に設置したトラッキ
ング用、フォーカス用のコイル4にトラッキング制御電
流、フォーカス制御電流を流し、マグネット3との間に
生ずる力によってアクチュエータの可動部2をフォーカ
ス方向(対物レンズの光軸方向)、トラッキング方向
(対物レンズの光軸と直交方向)等に駆動するものであ
る。
ンズ1を有するアクチュエータの可動部2の外周にマグ
ネット3を取り付け、更にその外側に設置したトラッキ
ング用、フォーカス用のコイル4にトラッキング制御電
流、フォーカス制御電流を流し、マグネット3との間に
生ずる力によってアクチュエータの可動部2をフォーカ
ス方向(対物レンズの光軸方向)、トラッキング方向
(対物レンズの光軸と直交方向)等に駆動するものであ
る。
一方、ディスクをターンテーブルにクランプするディス
ククランプ装置としては、ターンテーブルにマグネット
を取り付け、ターンテーブルにディスクを圧着するクラ
ンパには鉄板等の磁性板を取り付けたもの、またはター
ンテーブルに磁性板、クランパにマグネットを取付けた
ものがある。
ククランプ装置としては、ターンテーブルにマグネット
を取り付け、ターンテーブルにディスクを圧着するクラ
ンパには鉄板等の磁性板を取り付けたもの、またはター
ンテーブルに磁性板、クランパにマグネットを取付けた
ものがある。
このディスククランプ装置は、マグネットに磁性板が吸
着されることによってディスクをクランパとターンテー
ブルとの間にクランプし、クランパはディスクの回転と
共に回転するものである。
着されることによってディスクをクランパとターンテー
ブルとの間にクランプし、クランパはディスクの回転と
共に回転するものである。
ところで、ディスククランプ装置に使用されるマグネッ
ト5は、一般的に第8図(b)に示すように2極着磁さ
れ(以降、2極着磁とはマグネットの表裏面のうち片方
の面の分割着磁数を示す)、かつ、ディスクを介して吸
引される磁性板に向かって磁界が発生するように着磁さ
れているので、磁性板吸着後でも洩れ磁界がマグネット
5より発生している。従って、クランパが回転すること
によって、この洩れ磁界は交番磁界となる。
ト5は、一般的に第8図(b)に示すように2極着磁さ
れ(以降、2極着磁とはマグネットの表裏面のうち片方
の面の分割着磁数を示す)、かつ、ディスクを介して吸
引される磁性板に向かって磁界が発生するように着磁さ
れているので、磁性板吸着後でも洩れ磁界がマグネット
5より発生している。従って、クランパが回転すること
によって、この洩れ磁界は交番磁界となる。
このようなディスククランプ装置を用いた光学式ディス
クプレーヤにおいて、MM型の光学式ピックアップを用い
ると、ディスクの内周部の記録を再生する時には、アク
チュエータの可動部2のマグネット3がディスクの中心
部に位置するクランパおよびターンテーブルの近傍にく
るので、アクチュエータの可動部2は前記のディスクク
ランプ装置のマグネット5の交番磁界による吸引、反撥
等の影響を受けることになる(第8図(a))。
クプレーヤにおいて、MM型の光学式ピックアップを用い
ると、ディスクの内周部の記録を再生する時には、アク
チュエータの可動部2のマグネット3がディスクの中心
部に位置するクランパおよびターンテーブルの近傍にく
るので、アクチュエータの可動部2は前記のディスクク
ランプ装置のマグネット5の交番磁界による吸引、反撥
等の影響を受けることになる(第8図(a))。
この影響は、アクチュエータの可動部2に対する、主と
してトラッキング方向の作用力となって現れる。
してトラッキング方向の作用力となって現れる。
しかも、この交番磁界によって生じるアクチュエータの
可動部2の振動は、交番磁界の周波数、即ちスピンドル
モータの回転数、若しくはターンテーブルのマグネット
5が発生する交番磁界の周波数にアクチュエータの可動
部2の共振周波数とが影響しあい、アクチュエータの可
動部2の振動は一層大きくなり、トラッキングエラー等
のエラーレートが増加する結果、再生能力の低下、ある
いはトラッキングサーボが不能等の再生不良に陥る。
可動部2の振動は、交番磁界の周波数、即ちスピンドル
モータの回転数、若しくはターンテーブルのマグネット
5が発生する交番磁界の周波数にアクチュエータの可動
部2の共振周波数とが影響しあい、アクチュエータの可
動部2の振動は一層大きくなり、トラッキングエラー等
のエラーレートが増加する結果、再生能力の低下、ある
いはトラッキングサーボが不能等の再生不良に陥る。
さらに、詳述すれば、例えば、コンパクトディスクの場
合にあっては、ディスクの線速度Vは、 V=1.2〜1.4(m/sec) と定められている。そして、プログラム目次情報(TO
C)は半径r=23〜25mmの範囲に記録されており、又、
実験からターンテーブルのマグネット5とアクチュエー
タの可動部2とによる吸引、反発の影響が実質的に無視
できる位置は、r=28.5mmである。従って、考慮すべき
アクチュエータの位置は、 r=23.0〜28.5mm となる。
合にあっては、ディスクの線速度Vは、 V=1.2〜1.4(m/sec) と定められている。そして、プログラム目次情報(TO
C)は半径r=23〜25mmの範囲に記録されており、又、
実験からターンテーブルのマグネット5とアクチュエー
タの可動部2とによる吸引、反発の影響が実質的に無視
できる位置は、r=28.5mmである。従って、考慮すべき
アクチュエータの位置は、 r=23.0〜28.5mm となる。
この時におけるディスクの線速度ワースト時のモータ回
転数(ターンテーブルのマグネット5)の回転数は、 r=23.0の時、f=1400/2πr=9.7Hz r=28.5の時、f=1200/2πr=6.7Hz となる。従って、マグネット5の回転周波数(交番磁界
の周波数)は、 f=6.7〜9.7Hzとなる。
転数(ターンテーブルのマグネット5)の回転数は、 r=23.0の時、f=1400/2πr=9.7Hz r=28.5の時、f=1200/2πr=6.7Hz となる。従って、マグネット5の回転周波数(交番磁界
の周波数)は、 f=6.7〜9.7Hzとなる。
一方、マグネットは一般的に着磁パターンが略矩形波で
あることにより、基本周波数以外の成分が発生する。
あることにより、基本周波数以外の成分が発生する。
すなわち、矩形波f(t)は、 f(t)=4k/π(sint+1/3・sin3t+1/5・sin5t+…
…) ……(1) で表される。第4図は、例えば、7.5Hzの基本波に対す
る3倍波、5倍波のスペクトラムを表したものである。
なお、kは振幅の大きさを表す。このように、基本周波
数に対して3倍波、5倍波……が表れるが、基本sin波
に対して3倍波はレベルが1/3に、また5倍波は1/5にな
り、高次奇数倍波ほどレベルは低くなり、実利では3倍
波までが影響し、5倍波以降は殆ど無視してもさしつか
えない。
…) ……(1) で表される。第4図は、例えば、7.5Hzの基本波に対す
る3倍波、5倍波のスペクトラムを表したものである。
なお、kは振幅の大きさを表す。このように、基本周波
数に対して3倍波、5倍波……が表れるが、基本sin波
に対して3倍波はレベルが1/3に、また5倍波は1/5にな
り、高次奇数倍波ほどレベルは低くなり、実利では3倍
波までが影響し、5倍波以降は殆ど無視してもさしつか
えない。
そこで、前記したターンテーブルのマグネット5(2極
着磁)について考えると、 基本波であるf=6.7〜9.7Hzのほかに3倍波であるf=
20.1〜29.1Hzに危険領域があることになる(第5図
(a))。
着磁)について考えると、 基本波であるf=6.7〜9.7Hzのほかに3倍波であるf=
20.1〜29.1Hzに危険領域があることになる(第5図
(a))。
すなわち、アクチュエータの低域共振周波数f0と、マグ
ネット5による吸引、反発の周波数とが一致するとアク
チュエータの可動部振動が増幅されて、前記した如く再
生能力の低下、再生不良が発生するという問題があっ
た。
ネット5による吸引、反発の周波数とが一致するとアク
チュエータの可動部振動が増幅されて、前記した如く再
生能力の低下、再生不良が発生するという問題があっ
た。
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その
目的とするところは、ターンテーブルのマグネットが発
生する交番磁界の周波数とアクチュエータの可動部の共
振周波数とが一致しないようにすることによって、トラ
ッキングやフォーカスサーボが不能になって再生能力が
低下したり、再生不能になったりしないようにした光学
式ディスクプレーヤを提供するにある。
目的とするところは、ターンテーブルのマグネットが発
生する交番磁界の周波数とアクチュエータの可動部の共
振周波数とが一致しないようにすることによって、トラ
ッキングやフォーカスサーボが不能になって再生能力が
低下したり、再生不能になったりしないようにした光学
式ディスクプレーヤを提供するにある。
前記した目的を達成するために、本発明においては、ピ
ックアップがディスクの内周に近接した状態において、
クランパ側に設けられたマグネットによりピックアップ
側のマグネットが、前記クランパ側のマグネットの回転
に応じて共振しないようにしたことを要旨とするもので
ある。
ックアップがディスクの内周に近接した状態において、
クランパ側に設けられたマグネットによりピックアップ
側のマグネットが、前記クランパ側のマグネットの回転
に応じて共振しないようにしたことを要旨とするもので
ある。
次に、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて、
以下に説明する。
以下に説明する。
6はスピンドルモータで、その軸6aには表面にリング状
のマグネット5の一部を露出させ埋設したターンテーブ
ル7が固着されている。
のマグネット5の一部を露出させ埋設したターンテーブ
ル7が固着されている。
ターンテーブル7にディスク8をクランプさせるクラン
パ9の下面には、鉄板10を露出させて埋設してある。
パ9の下面には、鉄板10を露出させて埋設してある。
なお、前記したマグネット5は、第2図(b)に示す如
く4極に着磁されている。
く4極に着磁されている。
一方、本実施例に用いられる光学式ピックアップAは、
いわゆる、MM型のアクチュエータを用いている。このMM
型ピックアップは、第2図に示すように、対物レンズ1
を保持する保持部材2aの外周に一対にのマグネット3が
固着され、その外周部(ピックアップAの本体側)にお
いてコイル4が配設されているものである。
いわゆる、MM型のアクチュエータを用いている。このMM
型ピックアップは、第2図に示すように、対物レンズ1
を保持する保持部材2aの外周に一対にのマグネット3が
固着され、その外周部(ピックアップAの本体側)にお
いてコイル4が配設されているものである。
さらに、ピックアップAの詳細を第3図と共に説明する
に、対物レンズ1を保持した保持部材2aに相対向して一
対のコの字状ヨーク11を取付けると共に、該ヨーク11の
内面保持部材2a側にマグネット3を固着する。そして、
この保持部材2aをアクチュエータベース12に一端が固定
されたサスペンション13の先端に固定する。
に、対物レンズ1を保持した保持部材2aに相対向して一
対のコの字状ヨーク11を取付けると共に、該ヨーク11の
内面保持部材2a側にマグネット3を固着する。そして、
この保持部材2aをアクチュエータベース12に一端が固定
されたサスペンション13の先端に固定する。
一方、アクチュエータベース12には、前記ヨーク11の一
部が挿入されるフォーカス用コイル14が取付けられると
共に、このフォーカス用コイル14にトラッキング用コイ
ル15が取付けられている。
部が挿入されるフォーカス用コイル14が取付けられると
共に、このフォーカス用コイル14にトラッキング用コイ
ル15が取付けられている。
而して、フォーカス用コイル14に電流を流すと、該フォ
ーカス用コイル14とヨーク11とによって保持部材2aはホ
ォーカス方向に移動し、また、トラッキング用コイル15
に電流を流すと、該トラッキング用コイル15とマグネッ
ト5とによって保持部材2aはトラッキング方向に移動す
るものである。なお、アクチュエータベース12はピック
アップボディ16に対してタンジェンシャル方向とラジア
ル方向に調整可能に取付けられている。
ーカス用コイル14とヨーク11とによって保持部材2aはホ
ォーカス方向に移動し、また、トラッキング用コイル15
に電流を流すと、該トラッキング用コイル15とマグネッ
ト5とによって保持部材2aはトラッキング方向に移動す
るものである。なお、アクチュエータベース12はピック
アップボディ16に対してタンジェンシャル方向とラジア
ル方向に調整可能に取付けられている。
ところで、今、アクチュエータの低域共振周波数(f0)
が、前記したf=6.7〜9.7Hzあるいはf=20.1〜29.1Hz
の間にある場合、前記した如くコンパクトディスク8に
おける半径23.0〜28.5mmの範囲内にピックアップAが近
接した時に、アクチュエータの可動部2が共振しないよ
うにするための手段の1つとして、ターンテーブル7の
マグネット5を4極着磁する方法がある。すなわち、マ
グネット5を4極着磁にすると、ターンテーブル7の1
回転で2回の吸引、反発を繰り返すため、前記した
(1)式より、 基本波では、f=13.4〜19.4(Hz) 3倍波では、f=40.2〜58.2(Hz) となり、前記した半径23.0〜28.5mmにおける危険周波数
である6.7〜9.7Hzおよび20.1〜29.1Hzを避けているので
(第5図(b))、アクチュエータの可動部2が共振す
ることがなくなる。従って、マグネット5の着磁極数を
変えることで、ピックアップAがディスクの内周に近接
しても共振することがなくなるものである。
が、前記したf=6.7〜9.7Hzあるいはf=20.1〜29.1Hz
の間にある場合、前記した如くコンパクトディスク8に
おける半径23.0〜28.5mmの範囲内にピックアップAが近
接した時に、アクチュエータの可動部2が共振しないよ
うにするための手段の1つとして、ターンテーブル7の
マグネット5を4極着磁する方法がある。すなわち、マ
グネット5を4極着磁にすると、ターンテーブル7の1
回転で2回の吸引、反発を繰り返すため、前記した
(1)式より、 基本波では、f=13.4〜19.4(Hz) 3倍波では、f=40.2〜58.2(Hz) となり、前記した半径23.0〜28.5mmにおける危険周波数
である6.7〜9.7Hzおよび20.1〜29.1Hzを避けているので
(第5図(b))、アクチュエータの可動部2が共振す
ることがなくなる。従って、マグネット5の着磁極数を
変えることで、ピックアップAがディスクの内周に近接
しても共振することがなくなるものである。
また、前記した実施例にあっては、マグネット5が矩形
波着磁によって着磁されたものであることによって、ア
クチュエータの可動部2が基本波以外においても共振す
る。従って、マグネット5を正弦波着磁して基本波成分
のみとすることにより共振を防止することが可能とな
る。
波着磁によって着磁されたものであることによって、ア
クチュエータの可動部2が基本波以外においても共振す
る。従って、マグネット5を正弦波着磁して基本波成分
のみとすることにより共振を防止することが可能とな
る。
さらに、前記した実施例にあっては、マグネット5の磁
極数を変えることによりアクチュエータの可動部2の共
振を防止するものについて説明したが、アクチュエータ
の共振を防止する他の手段としては、第3図に示すアク
チュエータの可動部2をアクチュエータベース12に支持
するサスペンション13の材質や形状を変えることによ
り、あるいはピックアップボディ16を支持するサーボメ
カのインシュレータの材質や形状を変えること等によっ
て前記した共振点を避けたf0となるように設計できる。
極数を変えることによりアクチュエータの可動部2の共
振を防止するものについて説明したが、アクチュエータ
の共振を防止する他の手段としては、第3図に示すアク
チュエータの可動部2をアクチュエータベース12に支持
するサスペンション13の材質や形状を変えることによ
り、あるいはピックアップボディ16を支持するサーボメ
カのインシュレータの材質や形状を変えること等によっ
て前記した共振点を避けたf0となるように設計できる。
なお、前記した実施例にあっては、ターンテーブル7側
にマグネット5を取付けたものについて説明したが、マ
グネット5はクランプ9側に取付けても良い。
にマグネット5を取付けたものについて説明したが、マ
グネット5はクランプ9側に取付けても良い。
また、前記した実施例はコンパクトディスクを例にとっ
て説明したが、光学式ビデオディスクのような非接触で
光学的に情報を読み取るものにも応用できることは勿論
のことである。
て説明したが、光学式ビデオディスクのような非接触で
光学的に情報を読み取るものにも応用できることは勿論
のことである。
本発明は叙上のように、ピックアップがディスクの内周
に近接した状態において、クランパ側に設けられたマグ
ネットによりピックアップ側のマグネットが、前記クラ
ンパ側のマグネットの回転に応じて共振しないようにし
たので、トラッキングエラー等のエラーレートが増加す
る結果、再生能力の低下を起こしたり、極端な場合とし
てトラッキングサーボが不能となってしまうような再生
不良に陥るのを防止できる等の効果を有するものであ
る。
に近接した状態において、クランパ側に設けられたマグ
ネットによりピックアップ側のマグネットが、前記クラ
ンパ側のマグネットの回転に応じて共振しないようにし
たので、トラッキングエラー等のエラーレートが増加す
る結果、再生能力の低下を起こしたり、極端な場合とし
てトラッキングサーボが不能となってしまうような再生
不良に陥るのを防止できる等の効果を有するものであ
る。
第1図はクランパ部分の断面図、 第2図(a)はクランパ部分とピックアップとの関係を
示す断面図、 第2図(b)はマグネットの着磁状態を示す斜視図、 第3図はピックアップの斜視図、 第4図はマグネットにおける交番磁界のスペクトル図、 第5図はマグネットによる危険周波数領域を示す周波数
特性図、 第6図は従来のMM型光学式ピックアップの略示図、 第7図は従来のMC型光学的ピックアップの略示図、 第8図(a)はマグネットの洩れ磁束の説明図、 第8図(b)はマグネットの着磁状態を示す斜視図であ
る。 A……ピックアップ、2……アクチュエータの可動部、
3,5……マグネット、7……ターンテーブル、8……デ
ィスク、9……クランパ、10……磁性体。
示す断面図、 第2図(b)はマグネットの着磁状態を示す斜視図、 第3図はピックアップの斜視図、 第4図はマグネットにおける交番磁界のスペクトル図、 第5図はマグネットによる危険周波数領域を示す周波数
特性図、 第6図は従来のMM型光学式ピックアップの略示図、 第7図は従来のMC型光学的ピックアップの略示図、 第8図(a)はマグネットの洩れ磁束の説明図、 第8図(b)はマグネットの着磁状態を示す斜視図であ
る。 A……ピックアップ、2……アクチュエータの可動部、
3,5……マグネット、7……ターンテーブル、8……デ
ィスク、9……クランパ、10……磁性体。
Claims (2)
- 【請求項1】情報を記録したディスクを担持して回転す
るターンテーブルと、該ターンテーブルに担持されたデ
ィスクから記録情報を読みとる光学式ピックアップと、
ターンテーブルと共働してディスクをターンテーブル上
に保持するクランパとを備え、前記光学式ピックアップ
は、磁気回路内に配されたコイルに制御電流を流すこと
により対物レンズを保持する保持部材を駆動するアクチ
ュエータを有し、前記クランパはターンテーブル、クラ
ンパのいずれか一方に取り付けられたマグネット及び他
方に取り付けられた磁性材との吸引力でクランプ力を得
るようにした光学式ディスクプレーヤにおいて、前記ピ
ックアップが前記ディスクの内周に近接した状態におい
て、前記マグネットによる交番磁界に対し前記アクチュ
エータの保持部材が共振しないように、該アクチュエー
タの共振周波数を設定したことを特徴とする光学式ディ
スクプレーヤ。 - 【請求項2】前記マグネットによる交番磁界に対し前記
アクチュエータの保持部材が共振しないようにするため
に、前記マグネットにおける着磁極数を増減し、あるい
は交番磁界の基本波を変化させて前記アクチュエータの
共振周波数とが一致しないようにしたことを特徴とする
請求項1記載の光学式ディスクプレーヤ。
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