JPH0321991B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321991B2 JPH0321991B2 JP8115582A JP8115582A JPH0321991B2 JP H0321991 B2 JPH0321991 B2 JP H0321991B2 JP 8115582 A JP8115582 A JP 8115582A JP 8115582 A JP8115582 A JP 8115582A JP H0321991 B2 JPH0321991 B2 JP H0321991B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- coil
- carriage
- pickup
- ceramics
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 3
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はピツクアツプ駆動装置に関し、特にデ
イジタルオーデイオデイスクプレーヤ等の記録情
報再生装置におけるピツクアツプ駆動装置に関す
るものである。
イジタルオーデイオデイスクプレーヤ等の記録情
報再生装置におけるピツクアツプ駆動装置に関す
るものである。
デイジタルオーデイオデイスクプレーヤ等にお
いて、デイスク(情報記録媒体)の記録情報を読
み取るためのピツクアツプの駆動には、当該ピツ
クアツプを搭載してデイスクの半径方向において
直線的に移動可能なキヤリツジにボビンを介して
取り付けられたコイルと、このコイルと鎖交する
磁界を発生する磁気回路部とからなる電磁駆動装
置が用いられている。
いて、デイスク(情報記録媒体)の記録情報を読
み取るためのピツクアツプの駆動には、当該ピツ
クアツプを搭載してデイスクの半径方向において
直線的に移動可能なキヤリツジにボビンを介して
取り付けられたコイルと、このコイルと鎖交する
磁界を発生する磁気回路部とからなる電磁駆動装
置が用いられている。
かかる駆動装置において、従来、ボビン材とし
てはアルミニウムや樹脂等の切削性、成形性の良
いものが使用されていた。ところが、最も振動し
やすい部分であるボビンの剛性が問題となつてい
た。すなわち、ボビン自体の共振周波数が2KHz
付近にあり、サーボ帯域に制限が生じるため安定
したサーボがかけられないという欠点があつた。
てはアルミニウムや樹脂等の切削性、成形性の良
いものが使用されていた。ところが、最も振動し
やすい部分であるボビンの剛性が問題となつてい
た。すなわち、ボビン自体の共振周波数が2KHz
付近にあり、サーボ帯域に制限が生じるため安定
したサーボがかけられないという欠点があつた。
本発明は可動部(キヤリツジ全体)の共振周波
数を10KHz以上にすることにより安定したサーボ
を可能とした記録情報再生装置におけるピツクア
ツプ駆動装置を提供することを目的とする。
数を10KHz以上にすることにより安定したサーボ
を可能とした記録情報再生装置におけるピツクア
ツプ駆動装置を提供することを目的とする。
本発明による記録情報再生装置におけるピツク
アツプ駆動装置は、ピツクアツプを搭載して直線
的に移動可能なキヤリツジを、ボビンに巻装され
たコイル及びこのコイルと鎖交する磁界を発生す
る磁気回路部の組み合わせからなる駆動手段によ
つて駆動する構成において、該ボビン材としてセ
ラミツクスを用いたことを特徴としている。
アツプ駆動装置は、ピツクアツプを搭載して直線
的に移動可能なキヤリツジを、ボビンに巻装され
たコイル及びこのコイルと鎖交する磁界を発生す
る磁気回路部の組み合わせからなる駆動手段によ
つて駆動する構成において、該ボビン材としてセ
ラミツクスを用いたことを特徴としている。
以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図、第2図及び第3図は本発明の一実施例
を示す一部断面を含む平面図、正面図及び左側面
図である。図において、1はキヤリツジであり、
このキヤリツジ1は軸2により回転自在に軸支さ
れた複数のベアリング3を介してレール4に係合
することによりデイスク9の半径方向において移
動可能となつている。キヤリツジ1には、対物レ
ンズ等の光学系やこの光学系の該デイスクに対す
る光軸方向の位置制御をなすフオーカスアクチユ
エータなどを含んでデイスクの記録情報を読み取
るためのピツクアツプ5が搭載されている。キヤ
リツジ1の一方の側面には駆動コイル6が取り付
けられており、当該コイル6は自身と鎖交する磁
界を発生する磁気回路部7と共に駆動手段を構成
し、キヤリツジ1のレール4に沿つたリニア運動
を行なわしめる。駆動コイル6は剛性の高いセラ
ミツクスからなるボビン8に巻装されている。1
0はデイスク9を回転駆動するためのスピンドル
モータ、11はこのモータ10の回転軸に固着さ
れたターンテーブル、12はこのターンテーブル
11にデイスク9をクランプするためのクランパ
ーである。
を示す一部断面を含む平面図、正面図及び左側面
図である。図において、1はキヤリツジであり、
このキヤリツジ1は軸2により回転自在に軸支さ
れた複数のベアリング3を介してレール4に係合
することによりデイスク9の半径方向において移
動可能となつている。キヤリツジ1には、対物レ
ンズ等の光学系やこの光学系の該デイスクに対す
る光軸方向の位置制御をなすフオーカスアクチユ
エータなどを含んでデイスクの記録情報を読み取
るためのピツクアツプ5が搭載されている。キヤ
リツジ1の一方の側面には駆動コイル6が取り付
けられており、当該コイル6は自身と鎖交する磁
界を発生する磁気回路部7と共に駆動手段を構成
し、キヤリツジ1のレール4に沿つたリニア運動
を行なわしめる。駆動コイル6は剛性の高いセラ
ミツクスからなるボビン8に巻装されている。1
0はデイスク9を回転駆動するためのスピンドル
モータ、11はこのモータ10の回転軸に固着さ
れたターンテーブル、12はこのターンテーブル
11にデイスク9をクランプするためのクランパ
ーである。
第4図乃至第6図には、ボビン材としてセラミ
ツクス、ポリカーボネート及びアルミニウムを用
いた場合の利得・位相一周波数特性がそれぞれ示
されている。各図において(a)は利得、(b)は位相を
示しており、第4図及び第5図から明らかな如
く、共振周波数がポリカーボネートの場合5.5K
Hzにあり、セラミツクスの場合第4図上ではピー
ク値が表記されていないが15KHz付近にある。こ
れからもセラミツクボビンの剛性の高さがうかが
える。また位相まわりも同様である。
ツクス、ポリカーボネート及びアルミニウムを用
いた場合の利得・位相一周波数特性がそれぞれ示
されている。各図において(a)は利得、(b)は位相を
示しており、第4図及び第5図から明らかな如
く、共振周波数がポリカーボネートの場合5.5K
Hzにあり、セラミツクスの場合第4図上ではピー
ク値が表記されていないが15KHz付近にある。こ
れからもセラミツクボビンの剛性の高さがうかが
える。また位相まわりも同様である。
一方、ボビン材としてアルミニウムを用いた場
合、共振周波数は約15KHzで、セラミツクボビン
とほぼ同値を示しているが、第6図から明らかな
如く、利得及び位相が共に周波数が高くなるにつ
れて徐々に低下する傾向を示している。結果とし
て、駆動装置の定電流駆動が行なえないためアル
ミニウムはボビン材としては不適であることが解
る。
合、共振周波数は約15KHzで、セラミツクボビン
とほぼ同値を示しているが、第6図から明らかな
如く、利得及び位相が共に周波数が高くなるにつ
れて徐々に低下する傾向を示している。結果とし
て、駆動装置の定電流駆動が行なえないためアル
ミニウムはボビン材としては不適であることが解
る。
なお、上記実施例では、スライド方向軸受にベ
アリング3を用いているが、スライドベアリング
等のすべり軸受に変えても同等の性能が得られ
る。
アリング3を用いているが、スライドベアリング
等のすべり軸受に変えても同等の性能が得られ
る。
以上詳述した如く、本発明によれば、ボビン材
としてセラミツクスを用いたことにより可動部
(キヤリツジ全体)の共振周波数を10KHz以上に
出来るため安定したサーボが可能となる。また、
駆動コイルが発した熱を良好に放熱出来るという
効果もある。
としてセラミツクスを用いたことにより可動部
(キヤリツジ全体)の共振周波数を10KHz以上に
出来るため安定したサーボが可能となる。また、
駆動コイルが発した熱を良好に放熱出来るという
効果もある。
なお、本発明によるピツクアツプ駆動装置は、
ピツクアツプから発せられる情報読取用スポツト
光がデイスクの記録トラツクに正適に追従するよ
うに制御するトラツキングアクチユエータとして
利用出来ると共に、デイスク半径方向におけるデ
イスクとピツクアツプの相対的位置を制御する手
段としても利用出来る。
ピツクアツプから発せられる情報読取用スポツト
光がデイスクの記録トラツクに正適に追従するよ
うに制御するトラツキングアクチユエータとして
利用出来ると共に、デイスク半径方向におけるデ
イスクとピツクアツプの相対的位置を制御する手
段としても利用出来る。
第1図、第2図及び第3図は本発明の一実施例
を示す一部断面を含む平面図、正面図及び左側面
図、第4図、第5図及び第6図はボビン材として
セラミツクス、ポリカーボネート及びアルミニウ
ムを用いた場合の利得・位相−周波数特性を示す
図である。 主要部分の符号の説明、1……キヤリツジ、4
……レール、5……ピツクアツプ、6……駆動コ
イル、7……磁気回路部、8……ボビン。
を示す一部断面を含む平面図、正面図及び左側面
図、第4図、第5図及び第6図はボビン材として
セラミツクス、ポリカーボネート及びアルミニウ
ムを用いた場合の利得・位相−周波数特性を示す
図である。 主要部分の符号の説明、1……キヤリツジ、4
……レール、5……ピツクアツプ、6……駆動コ
イル、7……磁気回路部、8……ボビン。
Claims (1)
- 1 情報記録媒体の記録情報を読み取るためのピ
ツクアツプを搭載して直線的に移動可能なキヤリ
ツジと、ボビンに巻装されたコイル及びこのコイ
ルと鎖交する磁界を発生する磁気回路部の組み合
わせからなる前記キヤリツジを駆動するための駆
動手段とを備え、前記ボビンがセラミツクスから
なることを特徴とする記録情報再生装置における
ピツクアツプ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8115582A JPS58199468A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 記録情報再生装置におけるピツクアツプ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8115582A JPS58199468A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 記録情報再生装置におけるピツクアツプ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58199468A JPS58199468A (ja) | 1983-11-19 |
JPH0321991B2 true JPH0321991B2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=13738543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8115582A Granted JPS58199468A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 記録情報再生装置におけるピツクアツプ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58199468A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60117457A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-24 | Hitachi Ltd | スウイングア−ム方式磁気デイスク装置 |
JPH02187946A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-24 | Nec Corp | 光磁気ディスク装置 |
-
1982
- 1982-05-14 JP JP8115582A patent/JPS58199468A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58199468A (ja) | 1983-11-19 |
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