JP2728218B2 - 光学ヘッド - Google Patents
光学ヘッドInfo
- Publication number
- JP2728218B2 JP2728218B2 JP1246539A JP24653989A JP2728218B2 JP 2728218 B2 JP2728218 B2 JP 2728218B2 JP 1246539 A JP1246539 A JP 1246539A JP 24653989 A JP24653989 A JP 24653989A JP 2728218 B2 JP2728218 B2 JP 2728218B2
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- Japan
- Prior art keywords
- objective lens
- recording medium
- opening
- optical head
- dust
- Prior art date
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- Optical Head (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光学的あるいは光磁気情報記録／再生装置に
おいて、情報記録媒体上に光ビームを集束させて記録／
再生を行なうための光学ヘッドに関するものである。
おいて、情報記録媒体上に光ビームを集束させて記録／
再生を行なうための光学ヘッドに関するものである。
（従来の技術） この種、情報記録／再生装置においては情報は記録媒
体上に幅１〜２μｍ、長さ１〜３μｍ程度のピットとし
て記録されている。この情報ピットから、情報を読み取
るためには先づ光ビームを対物レンズにより記録媒体上
で微小スポットになるように集光し、情報ピットに照射
する。そして、記録媒体からの反射光を光検出器で検出
することで再生信号を得るのである。この際の反射光か
ら光学ヘッドの位置検出を行い、オートトラッキング、
オートフォーカシングなどの制御も行なわれる。とくに
対物レンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に
動作制御するアクチュエータは高精度に加工された軸受
摺動部を持ち、また駆動用の強力な磁気回路をもってい
るので、空気中から塵埃を吸引する傾向が強いから、対
物レンズに対応する開口部を除いて全体を防塵カバーで
覆い、塵埃の侵入を防止するようにしている。
体上に幅１〜２μｍ、長さ１〜３μｍ程度のピットとし
て記録されている。この情報ピットから、情報を読み取
るためには先づ光ビームを対物レンズにより記録媒体上
で微小スポットになるように集光し、情報ピットに照射
する。そして、記録媒体からの反射光を光検出器で検出
することで再生信号を得るのである。この際の反射光か
ら光学ヘッドの位置検出を行い、オートトラッキング、
オートフォーカシングなどの制御も行なわれる。とくに
対物レンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に
動作制御するアクチュエータは高精度に加工された軸受
摺動部を持ち、また駆動用の強力な磁気回路をもってい
るので、空気中から塵埃を吸引する傾向が強いから、対
物レンズに対応する開口部を除いて全体を防塵カバーで
覆い、塵埃の侵入を防止するようにしている。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、対物レンズ上面およびトラッキング方
向の上記対物レンズ可動範囲については上記開口部が開
放されていなければならないから、記録／再生時、記録
媒体が回転することによって生起される空気流に乗って
塵埃が浮遊し、上記防塵カバーの開口部から内部へ侵入
し、対物レンズ表面に付着し、あるいは軸受摺動部に入
って動作を妨げるなど、情報の記録／再生を正確に行な
えなくするおそれがある。
向の上記対物レンズ可動範囲については上記開口部が開
放されていなければならないから、記録／再生時、記録
媒体が回転することによって生起される空気流に乗って
塵埃が浮遊し、上記防塵カバーの開口部から内部へ侵入
し、対物レンズ表面に付着し、あるいは軸受摺動部に入
って動作を妨げるなど、情報の記録／再生を正確に行な
えなくするおそれがある。
（発明の目的） 本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、対物
レンズに対応して防塵カバーに設けた開口部からの塵埃
の侵入を防止できるように開口部上を横切る空気流の方
向を規制した光学ヘッドを提供しようとするものであ
る。
レンズに対応して防塵カバーに設けた開口部からの塵埃
の侵入を防止できるように開口部上を横切る空気流の方
向を規制した光学ヘッドを提供しようとするものであ
る。
（課題を解決するための手段） そこで、本発明では、情報記録媒体上に対物レンズを
通過した光ビームを集束させて上記記録媒体に情報を記
録／再生するための光学ヘッドにおいて、上記対物レン
ズのアクチュエータに対して取り付けられる防塵カバー
には、対物レンズに対応する開口部の縁に位置して、前
記記録媒体の回転に伴う空気流を前記開口部からそらす
ためのディフレクター部分が形成されていることを特徴
とする。
通過した光ビームを集束させて上記記録媒体に情報を記
録／再生するための光学ヘッドにおいて、上記対物レン
ズのアクチュエータに対して取り付けられる防塵カバー
には、対物レンズに対応する開口部の縁に位置して、前
記記録媒体の回転に伴う空気流を前記開口部からそらす
ためのディフレクター部分が形成されていることを特徴
とする。
（作用） したがって、開口部上を通過する空気流は外向きにそ
らされているため、この空気流に乗った塵埃が開口部よ
り防塵カバー内に侵入するのを防止できる。このため、
光検出器による正確な反射光の検出ができ、またアクチ
ュエータの動作状態を良好に保ち、情報の記録／再生を
長期にわたって正確に実現できる。
らされているため、この空気流に乗った塵埃が開口部よ
り防塵カバー内に侵入するのを防止できる。このため、
光検出器による正確な反射光の検出ができ、またアクチ
ュエータの動作状態を良好に保ち、情報の記録／再生を
長期にわたって正確に実現できる。
（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して具体的に説
明する。図において符号32は光学ヘッドにおける対物レ
ンズ動作のためのアクチュエータユニットである。この
アクチュエータユニット32は対物レンズ33を保持するボ
ビン34の周囲に、対物レンズ33をフォーカシング方向お
よびトラッキング方向に移動させるためのフォーカシン
グ用コイル35とトラッキング用コイル36とを備えボビン
34の周辺に配置されたアクチュエータヨーク37には上記
コイル35,36にそれぞれ対応するように、フォーカシン
グ用永久磁石38およびトラッキング用永久磁石39が取付
けられている。そして、上記アクチュエータユニット32
は第２図に示すようにキャリッジ１に取付けられてい
て、レール５に沿って移動できるようになっている。ま
た、上記対物レンズ33の上面に対向して開口部42を開放
した防塵カバー40が上記アクチュエータユニット32をカ
バーしている。上記防塵カバー40には開口部42の一側縁
に外方にそり返る傾斜面を持ったディフレクター部分41
が一体的に設けられており、この位置は記録媒体として
の光ディスク２の回転方向とは逆側にある。なお、図
中、符号３は上記光ディスク２を駆動するスピンドルモ
ータであり、符号６はキャリッジ１をレール５に沿って
移動するためのリニアモータである。
明する。図において符号32は光学ヘッドにおける対物レ
ンズ動作のためのアクチュエータユニットである。この
アクチュエータユニット32は対物レンズ33を保持するボ
ビン34の周囲に、対物レンズ33をフォーカシング方向お
よびトラッキング方向に移動させるためのフォーカシン
グ用コイル35とトラッキング用コイル36とを備えボビン
34の周辺に配置されたアクチュエータヨーク37には上記
コイル35,36にそれぞれ対応するように、フォーカシン
グ用永久磁石38およびトラッキング用永久磁石39が取付
けられている。そして、上記アクチュエータユニット32
は第２図に示すようにキャリッジ１に取付けられてい
て、レール５に沿って移動できるようになっている。ま
た、上記対物レンズ33の上面に対向して開口部42を開放
した防塵カバー40が上記アクチュエータユニット32をカ
バーしている。上記防塵カバー40には開口部42の一側縁
に外方にそり返る傾斜面を持ったディフレクター部分41
が一体的に設けられており、この位置は記録媒体として
の光ディスク２の回転方向とは逆側にある。なお、図
中、符号３は上記光ディスク２を駆動するスピンドルモ
ータであり、符号６はキャリッジ１をレール５に沿って
移動するためのリニアモータである。
このような構成では、光ディスク２がスピンドルモー
タ３で矢印Ａ方向に回転される時、光ディスク２の面に
は空気流が生起され、上記矢印Ａ方向に流れる。この空
気流は防塵カバー40の開口部42を横切る形となるが、こ
の時、ディフレクター部分41の働きで、外方へとそらさ
れ、その結果、上記開口部42を介して防塵カバー40の内
側に入る空気流が大幅に減少あるいは回避できる。この
ため、空気流に載った塵埃が開口部42を介して対物レン
ズ表面に付着するなどの不都合を最小限にとどめ、ある
いは充分に防止できる。
タ３で矢印Ａ方向に回転される時、光ディスク２の面に
は空気流が生起され、上記矢印Ａ方向に流れる。この空
気流は防塵カバー40の開口部42を横切る形となるが、こ
の時、ディフレクター部分41の働きで、外方へとそらさ
れ、その結果、上記開口部42を介して防塵カバー40の内
側に入る空気流が大幅に減少あるいは回避できる。この
ため、空気流に載った塵埃が開口部42を介して対物レン
ズ表面に付着するなどの不都合を最小限にとどめ、ある
いは充分に防止できる。
（発明の効果） 本発明は以上詳述したようになり、防塵カバーに設け
たディフレクター部分によって、記録媒体の回転による
空気流を開口部を横切る時、外方にそらせることがで
き、これによって空気流に乗って浮遊する塵埃が防塵カ
バー内に侵入するのを減少あるいは防止でき、したがっ
て、対物レンズ表面への塵埃の付着、アクチュエータ可
動部への塵埃の侵入などを回避して、情報の記録／再生
を正確に行なえるようにできる。
たディフレクター部分によって、記録媒体の回転による
空気流を開口部を横切る時、外方にそらせることがで
き、これによって空気流に乗って浮遊する塵埃が防塵カ
バー内に侵入するのを減少あるいは防止でき、したがっ
て、対物レンズ表面への塵埃の付着、アクチュエータ可
動部への塵埃の侵入などを回避して、情報の記録／再生
を正確に行なえるようにできる。
第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は第１
図のａ−ａ線に沿う同縦断側面図、第３図はアクチュエ
ータユニットの斜視図である。 １……キャリッジ、２……光ディスク（記録媒体）、３
……スピンドルモータ、５……レール、６……リニアモ
ータ、32……アクチュエータユニット、33……対物レン
ズ、40……防塵カバー、41……ディフレクタ部分、42…
…開口部。
図のａ−ａ線に沿う同縦断側面図、第３図はアクチュエ
ータユニットの斜視図である。 １……キャリッジ、２……光ディスク（記録媒体）、３
……スピンドルモータ、５……レール、６……リニアモ
ータ、32……アクチュエータユニット、33……対物レン
ズ、40……防塵カバー、41……ディフレクタ部分、42…
…開口部。
Claims (1)
- 【請求項１】情報記録媒体上に対物レンズを通過した光
ビームを集束させて上記記録媒体に情報を記録／再生す
るための光学ヘッドにおいて、 上記対物レンズのアクチュエータに対して取り付けられ
る防塵カバーには、対物レンズに対応する開口部の縁に
位置して、前記記録媒体の回転に伴う空気流を前記開口
部からそらすためのディフレクター部分が形成されてい
ることを特徴とする光学ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1246539A JP2728218B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 光学ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1246539A JP2728218B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 光学ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03113734A JPH03113734A (ja) | 1991-05-15 |
| JP2728218B2 true JP2728218B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=17149915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1246539A Expired - Fee Related JP2728218B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 光学ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2728218B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07210889A (ja) * | 1994-01-19 | 1995-08-11 | Sharp Corp | 光ピックアップユニットの防塵構造 |
| KR100988098B1 (ko) * | 2005-12-20 | 2010-10-18 | 현대중공업 주식회사 | 수직사다리의 용접을 위한 이송장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60127540A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学式デイスクプレ−ヤの読出装置における対物レンズクリ−ナ− |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP1246539A patent/JP2728218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60127540A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学式デイスクプレ−ヤの読出装置における対物レンズクリ−ナ− |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03113734A (ja) | 1991-05-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |