JPH01112576A - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は光学式情報記録再生装置、特にリニアモータ
を用いた光学式ピックアップの精密駆動機構に関するも
のである。

［従来の技術］ 第３図から第１１図は従来の光学式情報記録再生装置を
示すもので、第３図は光学式情報記録再生装置本体の構
成を概略的に示す構成説明図、第４図は光ビームがディ
スク上に照射される構成説明図、第５図はディスクから
の反射光を電気信号に変換して得られる波形説明図であ
る。

第３図、第４図、第５図において、（１００）は光学式
情報記録再生装置本体（以下、光ピツクアップ本体と称
す）、（１）は光源、（２）はコリメートレンズ、（３
）はハーフミラ−１（４）は光源（１）から出射される
光ビームであり、この光ビーム（４）はコリメートレン
ズ（２）を通って平行光線となる。（５ａ）、（５ｂ）
、（５Ｃ）は焦点及びトラッキング制御装置を構成する
集光レンズ及びレンズ駆動装置である。

（６）は情報記録担体であるディスク、（７）はディス
クを載置するターンテーブル、（８）はディスク（６）
の回転駆動源であり、この回転駆動源（８）のスピンド
ル（８ａ）にターンテーブル（７）が押圧手段（８ｂ）
で抑圧固着されている。

（９）はディスク（６）上に情報内容に従って記録され
ている凹凸状のくぼみ（以下、ピットと称す）で、同心
円状あるいはスパイラル状に順次に情報トラックを形成
している。（１０）はディスク（６）からの反射光、（
１１）は反射光（１０）を受光する光検知器、（１２）
は光ビーム（４）の照射によりディスク（６）上に形成
された光スポットで、ディスク（６）上のピット（９）
の位置関係により第６図に示す電気信号に変換される。

（１３）は情報記録再生装置筐体である。

第６図は従来の装置全体を下面より見た斜視図、第７図
は第６図における矢印Ｃ方向からの平面図、第８図は第
６図における矢印り方向からの側面図、第９図は第６図
における８部（速度検出部）の拡大図である。

第６図から第９図において、（１４）は光ピツクアップ
本体（１００）を搭載し、直線運動を司どる移動体。（
１４ａ）、（１４ｂ）は移動体（１４）に設けた軸受部
であり、貫通穴となっている。（１５ａ）、（１５ｂ）
は前記軸受部（１４ａ）、（１４ｂ）をそれぞれ貫通す
る軌条杆であり、コノ軌条杆（１５ａ）、（１５ｂ）を
ガイドに移動体（１４）が摺動する。

（１６ａ）、（１６ｂ）、（１７ａ）、（１７ｂ）は軌
条杆（１５ａ）、（１５ｂ）を支持するホルダー、（１
８）は駆動コイルであり、移動体（１４）に固着されて
いる。（１９）はヨークであり、このヨーク（１９）の
一部を貫通するように、上記駆動コイル（１８）が設置
されている。

（２０ａ）、（２０ｂ）は単極着磁マクネットであり、
上記ヨーク（１９）に固着されている。

（２１）は速度検出コイルであり、上記移動体（１４）
に固着されている。（２２）はヨークであり、このヨー
ク（２２）の一部を上記速度検出コイル（２１）が貫通
している。（２３）は板厚方向単極着磁マグネットであ
り、上記ヨーク（２２）に固着されている。（２４）は
上記ホルダ（１６ａ）、（１６ｂ）、（１７ａ）、（１
７ｂ）、ヨーク（１９）、（２２）を固定しているベー
スである。

第１０図は従来の装置の光学式情報記録再生装置（１０
０）を駆動する回路ブロック図である。

第１０図において、（２５）はトラッキング信号検出器
であり、前記光検出器（１１）からの信号をトラッキン
グ信号に変換する。（２６）はトラッキング制御装置で
あり、上記トラッキング信号検出器（２５）からの信号
を処理し、トラッキングアクチュエータ駆動回路（２７
）を介して、前記レンズ駆動装置（５ｂ）を動作させる
とともに位置誤差増幅器（２８）と後記の切換スイッチ
（３３）及びリニアモータ駆動回路（２９）を介して前
記駆動コイル（１８）を励磁する。

（３０）は速度信号検出器であり、前記速度検出コイル
（２１）からの信号を検出する。（３１）はリニアモー
タ制御装置であり、速度信号検出器（３０）及びトラッ
キング制御装置（２６）からの信号を処理し、速度誤差
増幅器（３２）と後記の切換スイッチ（３３）及びリニ
アモータ駆動回路（２９）を介して前記駆動コイル（１
８）を励磁する。（３３）は位置誤差増幅器（２８）及
び速度誤差増幅器（３２）からの出力を切り換えるスイ
ッチである。

第１１図（ａ）は第１０図の速度信号検出器（３０）か
ら出力される速度センサ信号対速度の特性図、第１１図
（ｂ）は第１０図のトラッキング信号検出器（２５）か
ら出力されるトラッキング信号対時間の特性図である。

次に動作について説明する。第４．５．６図において、
光源（１）から出射された光ビーム（４）は、コリメー
トレンズ（２）、ハーフミラ−（３）、集光レンズ（５
ａ）を経て、回転駆動源（８）により回転駆動されるデ
ィスク（６）上に照射され、光スボッ１−（１２）を形
成する。

このディスク（６）上からの反射光（１０）は入射光路
を逆行し、ハーフミラ−（３）で反射して光検知器（１
１）に入射し電気信号に変換される。この光検知器（１
１）からの出力信号に電気的処理を施すことにより、デ
ィスク（６）上に記録された情報を再生するとともにデ
ィスク（６）上の光スポット（１２）の焦点位置ずれ信
号及びトラックからのずれ信号を取り出す。第１０図に
おけるトラッキング信号検出器（２５）からの出力が上
記トラックずれ信号であり、第５図及び第１１図（ｂ）
に示す波形となる。

以上の動作において、ディスク（６）の回転時には該デ
ィスクに直交する矢印入方向の上下振動と該ディスクと
平行な矢印Ｂ方向の偏芯が生じる。

このため、レンズ駆動装置（５ｂ）により集光レンズ（
５ａ）を矢印Ａ及びＢ方向に動作させ、ディスク（６）
上のピット（９）と光スポット（１２）の位置を制御す
る。第１０図に示すトラッキング信号検出器（２５）、
トラッキング制御装置（２６）、トラッキングアクチュ
エータ駆動回路（２７）は上記集光レンズ（５ａ）の矢
印Ｂ方向への動作を司どる。

また、ディスク（６）上の情報全域を再生する際には、
光ピツクアップ本体（１００）を搭載した移動体（１４
）を、第７．８．９図における軌条杆（１５ａ）、（１
５ｂ）上を図における矢印り、Ｌ一方向へ直線移動させ
る。駆動コイル（１８）が移動体（１４）上に固着され
、しかも、単極着磁マグネット（２０ａ）、（２０ｂ）
が両端に固着されたヨーク（１９）の一部が上記駆動コ
イル（１８）の内部を貫通するように構成されているの
で、第１１図におけるリニアモータ駆動回路（２９）よ
り駆動コイル（１８）に電流を印加すると、公知の電磁
力により移動体（１４）は矢印り、Ｌ”方向へ移動する
。この場合、印加電流が一定であると、移動体（１４）
は加速度運動をするので、速度検出コイル（２１）を用
いて移動体（１４）の速度制御をする必要がある。

上記速度検出コイル（２１）は移動体（１４）に固着さ
れ、その内部をヨーク（２２）の一部が貫通し、しかも
、ヨーク（２２）の−万端には板厚方向単極着磁された
マグネット（２３）を固着しているため、移動体（１４
）が矢印Ｌ゛方向移動すると、速度検出コイル（２１）
も移動し、公知の電磁誘導電流により、第１２図（ａ）
に示す移動速度に比例した速度センサ信号が出力され、
この速度センサ信号が速度制御に寄与する。

通常、ディスク（６）上のあるトラック上のピット（９
）から別なトラック上のピット（９）上に光ビーム（１
２）を移動させる時には、第１１図におけるトラッキン
グ制御装置（２６）　、リニアモータ制御装置（３１）
を用いて、まず、現在のピット（９）上から目標トラッ
ク上のピット（９）までのトラック数を演算し、トラッ
キング信号検出器（２５）からのトラッキング信号（Ｗ
）を計数することにより移動体（１４）の位置を検出し
、速度誤差増幅器（３２）、リニアモータ駆動回路（２
９）を用いて移動体（１４）を目標トラックの近傍まで
移動させる。

速度信号検出器（３０）からの速度センサ信号（Ｖ）を
リニアモータ制御装置（３１）が検出し、トラッキング
信号（Ｗ）の計数が可能な範囲に移動体（１４）の速度
を制御する。移動体（１４）が目標トラックの近傍まで
移動した後は、移動体（１４）に微小移動させるため、
切換スイッチ（３３）を切り換え、トラッキング信号（
Ｗ）を用いてトラッキング制御装置（２６）が、位置誤
差増幅器（２８）　、リニアモータ駆動回路（２９）を
介して移動体（１４）を微小移動させるとともに、トラ
ッキングアクチュエータ駆動回路（２７）を介してレン
ズ駆動装置（５ｂ）をも微小移動させる。この移動体（
１４）とレンズ駆動装置（５ｂ）との微小移動により、
光ビーム（１２）を目標のピット（９）上に位置決めす
る。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の光学式情報記録再生装置は以上のように構成され
ているので、光ピツクアップ本体を所定の情報トラック
位置に移動させる際の速度センサ信号を得るために、速
度検出コイル、ヨーク、単極岩礁マグネットから成る速
度検出手段を必要とし、構成部品点数が多く、ヨーク、
単極青磁マグネットの重量分だけ装置の重量が増えると
いう問題点があった。

また、駆動コイル（１８）が動作している際に発生する
逆起電力を速度センサ信号として利用する方法もあるが
、駆動コイル（１８）の動作電流が大きくなると、発熱
も大となり、逆起電力出力が発熱の影響により変化して
しまうなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たものであり、光ピツクアップ本体を直線移動させる駆
動手段を用いて速度センサ信号を検出できる光学式情報
記録再生装置を得ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る光学式情報記録再生装置は、光ピツクア
ップ本体を直線移動させるリニアモータ駆動手段のヨー
ク、単極着磁マグネットと共用して速度検出手段を構成
する速度検出コイルを設け、この速度検出コイルと前記
駆動手段駆動コイルとの間に磁気遮蔽板を設けたもので
ある。

［作用コ この発明における光学式情報記録再生装置は、リニアモ
ータ駆動手段のヨーク、単極着磁マグネットと共用する
検出コイルで速度検出手段を構成したことにより、構成
部品数を減らすことができ、装置全体を安価かつ軽量に
構成することを可能とする。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は本発明の光学式情報記録再生装置全体を示す斜視図
、第２図は第１図における矢印Ｃ方向からの平面図であ
る。なお、前記第３図から第１０図の従来技術と対応す
る部分には同一符号を付し説明を省略する。

第１図において、（４０）は速度検出コイルであり、移
動体（１４）に固着され、リニアモータ駆動手段の構成
部品であるヨーク（１９）の一部がその内部を貫通して
いる。（４１）は速度検出コイル（４０）とリニアモー
タ駆動手段の構成部品である駆動コイル（１８）との間
に設けた磁気遮蔽板である。

次に動作について説明する。ここで、光ピツクアップ本
体（１００）内の各部の動作、ディスク（６）上の情報
記録面全域を再生する際の光ピツクアップ本体（１００
）及び移動体（１４）の軌条杆（１５ａ）、（１５ｂ）
上の移動動作は前記従来装置と同一であるので説明を省
略する。

第１図、第２図において、移動体（１４）が矢印り、Ｌ
″方向へ直線移動すると、この移動体（１４）に固着さ
れている速度検出コイル（４０）とヨーク（１９）に設
けられた単極着磁マグネット（２０ａ）、（２０ｂ）と
の相対的移動により、公知の電磁誘導電流が速度に比例
して速度検出コイル（４０）から出力され、その電流が
速度センサ信号（Ｖ）として従来装置と同様に移動体（
１４）の速度制御に寄与する。

また、磁気遮蔽板（４１）は駆動コイル（１８）に駆動
電流が流れる時に発生する電磁誘導の影響が、速度検出
コイル（４０）におよぶのを軽減する作用をするもので
ある。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、光ピツクアップ本体
を直線移動させるリニアモータ駆動手段に速度検出コイ
ルを隣接して設け、リニアモータ駆動手段のヨーク、単
極着磁マグネットと共用して速度検出手段を構成するよ
うにしたので、構成部品数を減らすことができ、装置全
体を安価かつ軽量に構成できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光学式情報記録再生装置全体を示す斜
視図、第２図は第１図における矢印Ｃ方向からの平面図
、第３図は従来の光学式情報記録再生装置本体の構成を
概要的に示す構成説明図、第４図は光ビームがディスク
上に照射される構成説明図、第５図はディスクからの反
射光を電気信号に変換して得られる波形説明図、第６図
は従来の光学式情報記録再生装置全体を示す斜視図、第
７図は第６図における矢印Ｃ方向からの平面図、第８図
は第６図における矢印り方向からの側面図、第９図は第
６図における速度検出部（８部）の拡大図、第１０図は
従来の装置の光学式情報記録再生装置全体を駆動する回
路ブロック図、第１１図（ａ）は速度対速度センサ信号
の特性図、第１１図（ｂ）は時間対トラッキング信号出
力の特性図である。 図において、（６）はディスク（光学式情報記録担体）
、（９）は情報トラック、（１２）は光ビーム、（１０
０）は光ピツクアップ本体（情報記録再生装置本体）、
（１８）は駆動コイル、（１９）はヨーク、（２０ａ）
、（２０ｂ）は単極着磁マグネット、（２１）は速度検
出コイル、（２２）はヨーク、（４０）は速度検出コイ
ル、（４１）は磁気遮蔽板である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　大　岩　増　雄 （他　２名） 第１図 ６：ツ４スク 旧：、馬匹！々コイル ｔｏｏ：ｔごツクアラフジ枦−１ト 第３　図 ９：乙゛、７ト 第４図 第９　図 第１１　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光学式情報記録媒体の情報トラックに光ビームを照射し
   該光学式情報記録媒体からの反射光を受光する光学系を
   有した情報記録再生装置本体と、前記情報記録再生装置
   本体を搭載して直線運動を司どる移動体と、前記移動体
   と固定側の一方に駆動コイルを他方にヨーク及び単極着
   磁マグネットを設けて構成されたリニアモータ駆動手段
   とを有する光学式情報記録再生装置において、前記ヨー
   ク及び単極着磁マグネットと共用して速度検出手段を構
   成する速度検出コイルと、前記駆動コイルと前記速度検
   出コイルとの間に設けた磁気遮蔽板を具備したことを特
   徴とする光学式情報記録再生装置。