JPS596549Y2 - 回転記録媒体再生装置の信号ピツクアツプ装置 - Google Patents

回転記録媒体再生装置の信号ピツクアツプ装置

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JPS596549Y2
JPS596549Y2 JP10816978U JP10816978U JPS596549Y2 JP S596549 Y2 JPS596549 Y2 JP S596549Y2 JP 10816978 U JP10816978 U JP 10816978U JP 10816978 U JP10816978 U JP 10816978U JP S596549 Y2 JPS596549 Y2 JP S596549Y2
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JP
Japan
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magnet piece
permanent magnet
cantilever
signal pickup
coil
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JP10816978U
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JPS5528217U (ja
Inventor
修 田島
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日本ビクター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカンチレバーの自由端の走査子により回転記録
媒体の情報トラックを追従走査して情報信号を取り出す
回転記録媒体再生装置の信号ピックアップ装置に係り、
走査子を情報トラックと直交する方向に変位させるトラ
ッキング制御は勿論、走査子を情報トラック方向に変位
させるジツタ補償をも正確に且つ効率よく行ない得るよ
う構或してなる信号ピックアップ装置を提供することを
目白勺とする。
以下図面と共にその一実施例について説明する。
本考案になる信号ピックアップ装置を適用した回転記録
媒体再生装置の概略外観を第1図に示す。
映像信号を記録されているテ゛イスク1はターンテーブ
ル2上に載置されてクランパ3でクランプされターンテ
ーブル2と一体的に90O rpmの速度で矢印A方向
に回転される。
ディスク1上には螺旋状のトラックで1回転当り2フレ
ーム即ち4フィールド分の映像信号がその情報内容に応
じてピットを形威されて記録されている。
トラックはその両側に参照信号ピットを所定の配列で配
してなり、再生時にトラッキング制御信号が得られる。
信号ピックアップ装置4はキャリア5に設けた半同軸空
洞共振器6に取付けられておりその中心導体(第2図中
24)に接続されている。
キャリア5は一対のガイドバ−7 (一方は図示せず)
により案内され、駆動機構(図示せず)によりターンテ
ーブル2の回転に同期してターンテーブル2の1回転に
つき1トラックピッチ分宛の速度で連続的に直線的に移
送される。
これにより信号ピックアップ装置6の再生針は回転する
ディスク1に対しその半径方向上に直線的に移動し、そ
の螺旋状トラックを相対的に走査する。
次に本考案になる信号ピックアップ装置6について、第
2図及び第3図を併せ参照して、詳細に説明する。
先端に再生計10を設け、基部に永久磁石片11を設け
てなる比較的長いカンチレバ−12は、その先端近傍を
ラーメン構造(矩形状)のダンパ13により支持され、
その基部近傍をトラス構造(三角形状)のダンパ14に
より保持されている。
各ダンパ13, 14は支持板15の下面に固着してあ
る。
ダンパ13は、カンチレバー保持点が矢印X(ディスク
半径方向)、Y(垂直方向)、及びZ(カンチレバー軸
方向)方向に変位可能で、且つ各方向変位に対するばね
定数が所望の値に定められる。
また、ダンパ14は、その頂点であるカンチレバー保持
点が矢印X及びY方向には殆ど変位せず、矢印Z方向へ
の直動変位、及びX軸に関する回動α、及びY軸に関す
る回動βを許容し、且つ各変位及び回動に対するばね定
数が任意に定められる。
嵌入された支持板15を保持する保持体16の下面には
、矩形状のトラッキング制御用コイル17と、この両側
に位置し本考案の要部をなす一対の偏平状ジツタ補償用
コイル18及び19とが固定してある。
上記永久磁石片11はコイル17内に隙間を持たせて嵌
入している。
開閉蓋20は軸21に軸支されており、ネジ22により
ネジ止めされて閉蓋される。
この閉蓋状態において、保持体16は上記軸21に軸支
されて、コイルバネ23により反時計方向に回動附勢さ
れ、その先端側が同軸共振器の中心導体24の自由端に
当接している。
この状態で、再生針10がディスク1に当接し、この電
極が金属リボン25を介して中心導体24と電気的に接
続される。
信号ピックアップ装置の交換は、蓋20を二点鎖線で示
すように開蓋させた状態で容易に行なわれる。
上記永久磁石片11は直方体形状であり、例えばその左
側面がN極、右側面がS極となるように着磁してあり、
磁束φは第3図中矢印で示すように生ずる。
トラッキング用コイル17は、矩形状に巻回されてなり
、保持体16の下面中、永久磁石片11が所定の隙間を
有して嵌入する位置に、その軸線方向を矢印Z方向に一
致させて固着してある。
ジツタ補償用コイル18及び19は、偏平な形状として
あり、夫々一側の垂直方向に延在する巻線群よりなる偏
平部分18 a, 19 aをコイル17の両側に密着
させてY−Z面上に設けてあり、この幅広(コイル17
の軸方向寸法と略同寸法)の偏平部分18a,19aを
磁石片11の磁束φが交叉する。
また、両コイル1B及び19は、電流が例えば矢印B及
びC方向に流れるように、その巻回方向及び接続状態が
定めてある。
なお、上記コイル18. 19中、偏平部分18 a,
19 aと対向する垂直方向延在部分18 b, 1
9 bは永久磁石片11よりその軸線方向上に偏倚した
位置にあり、磁石片11よりの磁束φとは交叉しない。
また、コイル18. 19は全体としての巻線長さが短
くなるように、上記偏平部分19a,19a以外は厚み
を持たせた形状としてある。
次に上記構或装置の動作について説明する。
再生演奏時、トラッキングエラーが生ずると、トラッキ
ングサーボ回路よりこれに応じたトラッキング制御電流
が出力され、コイル17に加えられる。
トラッキング制御電流がコイル17に矢印D方向又はこ
れとは逆方向に流れると、フレミングの左手の法則によ
り、磁石片11のN極側とS極側にはコイル17の各側
壁部に生じた力の反力として夫々カンチレバー軸方向上
逆方向の力が作用する。
これにより磁石片11には上記二つの反力が偶力として
作用し、その重心を通る仮想垂直軸に関してβ方向のト
ルクが生ずる。
このトルクにより、カンチレバ−12はダンパ13の変
形を伴ってダンパ14との接合点を中心にβ方向に回動
し、再生針10は情報トラックと直交する矢印X1又は
X2方向に変位し、トラッキング制御が行なわれる。
また、再生演奏中、ジツタが生じていると、出力水平同
期信号と15.75 kHz基準信号発振器よりの基準
信号とを比較する構戊のジツタ補償用回路より、ジツタ
に応じたジツタ補償用電流が出力され、これがコイル1
8. 19に加えられる。
コイル1B, 19に上記電流が矢印B, C方向又は
これとは逆方向に流れると、偏平部分18 a, 19
Hに磁束φとの相互作用により再生針10に向く方向
又はこれとは逆方向の力が誘起され、永久磁石片11に
はこの反力が作用する。
これにより、カンチレバ−12が一対のダンパ13,
14の変形を伴なって軸方向に変位し、再生計10はト
ラック方向上矢印Z1又はZ2方向に変位し、ジツタ補
償が行なわれる。
こ・で、永久磁石片11よりの磁束φはコイル18.
19中、上記偏平部分18a,19aの個所とは逆方向
の電流が流れる部分18b,19bとは交叉しないため
、永久磁石片11に不要な力は作用せずジツタ補償動作
がより効率よく行なわれる。
なお、ディスク1が面振れを伴って高速回転すると、カ
ンチレバ−12はダンパ13の変形を伴ってβ方向に揺
動し、再生計10はディスク1に追従して走査する。
上述の如く、本考案になる回転記録媒体再生装置の信号
ピックアップ装置は、カンチレバーに設けた走査子によ
り回転記録媒体の情報トラックを相対的に走査して情報
信号を再生する装置において、カンチレバーにその長手
方向上両側面を磁極とされた永久磁石片を設け、この永
久磁石片を囲繞するコイル体を設け、且つ一対の偏平形
状のコイル体を夫々の垂直方向に延在する一側の偏平部
分を上記永久磁石片の両側面に対向させて設けた構或と
してあるため、上記囲繞コイル体にトラッキング制御電
流を流すことにより、永久磁石片よりの磁束との作用に
より駆動力を得てトラッキング制御を行なうことが出来
ると共に、一対の偏平形コイル体にジツタ補償用電流を
流すことにより、垂直方向に延在する偏平部分に流れる
電流と上記磁束との作用により駆動力を得てジツタ補償
を行ない得、且つ、上記偏平形コイル体中、上記偏平部
分に対向する別の垂直方向延在部に流れる電流は磁束と
は交叉せず、従って永久磁石片には不必要な力は誘起さ
れず、ジツタ補償を正確に且つ効率よく行なうことが出
来る等の優れた特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる信号ピックアップ装置を適用しう
る回転記録媒体再生装置の1列の概略斜視図、第2図は
本考案になる信号ピックアップ装置の一実施例の縦断側
面図、第3図は第2図に示す信号ピックアップ装置の要
部を拡大して示す分解斜視図である。 1・・・・・・ディスク、4・・・・・・信号ピックア
ップ装置、5・・・・・・キャリア、10・・・・・・
再生針、11・・・・・・永久磁石片、12・・・・・
・カンチレバー、13,14・・・・・・ダンパ、15
・・・・・・支持板、16・・・・・・保持体、17・
・・・・・矩形状のトラッキング制御用コイル、1B,
19・・・・・・偏平状のジッタ補償用コイル、18
a, 19 a・・・・・・垂直方向延在偏平部分、
18 b,19 b・・・・・・別の垂直方向延在部分
、20・・・・・・開閉蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カンチレバーに設けた走査子により回転記録媒体の情報
    トラックを相対的に走査して情報信号を再生する装置に
    おいて、回動可能に支持された該カンチレバーに固定さ
    れ、該カンチレバーの長手方向上両側面を磁極とされた
    永久磁石片と、該永久磁石片を囲繞して固定されトラッ
    キング制御電流を供給されるコイル体と、夫々の垂直方
    向に延在する一側の偏平部分だけを該永久磁石片の両側
    面に対向させて固定され、該垂直方向延在偏平部分につ
    いて同方向に流れるジツタ補償用電流を供給される一対
    の偏平コイル体とよりなる回転記録媒体再生装置の信号
    ピックアップ装置。
JP10816978U 1978-08-07 1978-08-07 回転記録媒体再生装置の信号ピツクアツプ装置 Expired JPS596549Y2 (ja)

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JP10816978U JPS596549Y2 (ja) 1978-08-07 1978-08-07 回転記録媒体再生装置の信号ピツクアツプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5528217U JPS5528217U (ja) 1980-02-23
JPS596549Y2 true JPS596549Y2 (ja) 1984-02-29

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