JP2753533B2 - 光学式記録再生装置 - Google Patents
光学式記録再生装置Info
- Publication number
- JP2753533B2 JP2753533B2 JP1221189A JP1221189A JP2753533B2 JP 2753533 B2 JP2753533 B2 JP 2753533B2 JP 1221189 A JP1221189 A JP 1221189A JP 1221189 A JP1221189 A JP 1221189A JP 2753533 B2 JP2753533 B2 JP 2753533B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving table
- optical recording
- main yoke
- frame
- guide shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ディスク状の情報記録媒体に光を照射して
情報の記録・再生を行う光学式記録再生装置に関するも
のである。
情報の記録・再生を行う光学式記録再生装置に関するも
のである。
［従来の技術］ 近年、記録再生装置の大容量化が進み、高密度記録媒
体として光ディスクメモリが注目されている。光ディス
クを用いて情報の記録又は再生を行うには、光学ヘッド
を搭載した移動台を光ディスクの径方向に移動させるこ
とが必要である。この駆動方法にはDCモータを駆動源と
してギヤ減速し、ラックで移動させるものや、DCモータ
を駆動源としてリードねじを回転させ、このリードねじ
にリードピンを係合して移動させるもの等がある。しか
し、大容量のデータを高速に処理するためには、高速ア
クセスが可能なボイスコイル型リニアモータが多く使用
される。
体として光ディスクメモリが注目されている。光ディス
クを用いて情報の記録又は再生を行うには、光学ヘッド
を搭載した移動台を光ディスクの径方向に移動させるこ
とが必要である。この駆動方法にはDCモータを駆動源と
してギヤ減速し、ラックで移動させるものや、DCモータ
を駆動源としてリードねじを回転させ、このリードねじ
にリードピンを係合して移動させるもの等がある。しか
し、大容量のデータを高速に処理するためには、高速ア
クセスが可能なボイスコイル型リニアモータが多く使用
される。
第３図、第４図はこのような光学式記録再生装置の従
来例であり、第３図において矩形状の枠体１は４個の辺
部1a〜1d及び底面1eから成り、辺部1aの中央にはディス
クＤを回転駆動するスピンドルモータ２が取り付けられ
ている。また、相対する辺部1a、1c上には、スピンドル
モータ２を挟んで２本の案内軸３が平行に配置され、こ
れらの案内軸３の両端はそれぞれ固定部材４により固定
されている。案内軸３間には光学ヘッド５を載置する移
動台６が軸受７、７を介して支持されており、案内軸３
に沿って摺動自在となっている。また、案内軸３と平行
でその両側には移動台６を駆動するリニアモータ部が設
置され、その主ヨーク８の両端は辺部1a、1cに固定され
ている。第４図に示すように、主ヨーク８は移動台６に
固定された駆動コイル９に挿通され、駆動コイル９の上
方及び下方には永久磁石10、11が取り付けられた対向ヨ
ーク12、13が設けられ、対向ヨーク12、13の両端は補助
ヨーク14により主ヨーク８に接続かつ固定されている。
来例であり、第３図において矩形状の枠体１は４個の辺
部1a〜1d及び底面1eから成り、辺部1aの中央にはディス
クＤを回転駆動するスピンドルモータ２が取り付けられ
ている。また、相対する辺部1a、1c上には、スピンドル
モータ２を挟んで２本の案内軸３が平行に配置され、こ
れらの案内軸３の両端はそれぞれ固定部材４により固定
されている。案内軸３間には光学ヘッド５を載置する移
動台６が軸受７、７を介して支持されており、案内軸３
に沿って摺動自在となっている。また、案内軸３と平行
でその両側には移動台６を駆動するリニアモータ部が設
置され、その主ヨーク８の両端は辺部1a、1cに固定され
ている。第４図に示すように、主ヨーク８は移動台６に
固定された駆動コイル９に挿通され、駆動コイル９の上
方及び下方には永久磁石10、11が取り付けられた対向ヨ
ーク12、13が設けられ、対向ヨーク12、13の両端は補助
ヨーク14により主ヨーク８に接続かつ固定されている。
上述の構成において、駆動コイル９に通電すると、永
久磁石10、11が形成する磁界との作用により案内軸３方
向への駆動力が生じ、光学ヘッド５は移動台６と共に移
動してディスクＤに対し情報の記録、再生を行う。
久磁石10、11が形成する磁界との作用により案内軸３方
向への駆動力が生じ、光学ヘッド５は移動台６と共に移
動してディスクＤに対し情報の記録、再生を行う。
［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、通常では枠体１は大型のダイキャスト
部品であり、型の製作、加工が容易でなく、また装置の
小型化、特に3.5インチサイズの光ディスクを使用する
ハーフハイトサイズ（高さ約41mm、幅101mm）と呼ばれ
る装置の実現には、スペース的に不利であるという問題
がある。
部品であり、型の製作、加工が容易でなく、また装置の
小型化、特に3.5インチサイズの光ディスクを使用する
ハーフハイトサイズ（高さ約41mm、幅101mm）と呼ばれ
る装置の実現には、スペース的に不利であるという問題
がある。
［発明の目的］ 本発明の目的は、機械的強度を低下させることなく枠
体を簡略化し、装置の小型化が可能な光学式記録再生装
置を提供することにある。
体を簡略化し、装置の小型化が可能な光学式記録再生装
置を提供することにある。
［発明の概要］ 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、光学ヘ
ッドを載置する移動台と、該移動台の軸受に嵌合して該
移動台を案内する案内軸と、４個の辺部から成り前記案
内軸の両端を支持固定する枠体と、前記移動台の両側に
配置し前記移動台を前記案内軸に沿って駆動する２台の
リニアモータとを備えた光学式記録再生装置において、
前記リニアモータのそれぞれは、主ヨークと該主ヨーク
と所定の間隙をおいて配置した永久磁石と前記移動台に
固定し前記主ヨークを移動可能に巻回する駆動コイルと
から構成すると共に、前記枠体の対向する２個の辺部を
前記２台のリニアモータのそれぞれの主ヨークに兼用し
たことを特徴とする光学式記録再生装置である。
ッドを載置する移動台と、該移動台の軸受に嵌合して該
移動台を案内する案内軸と、４個の辺部から成り前記案
内軸の両端を支持固定する枠体と、前記移動台の両側に
配置し前記移動台を前記案内軸に沿って駆動する２台の
リニアモータとを備えた光学式記録再生装置において、
前記リニアモータのそれぞれは、主ヨークと該主ヨーク
と所定の間隙をおいて配置した永久磁石と前記移動台に
固定し前記主ヨークを移動可能に巻回する駆動コイルと
から構成すると共に、前記枠体の対向する２個の辺部を
前記２台のリニアモータのそれぞれの主ヨークに兼用し
たことを特徴とする光学式記録再生装置である。
［発明の実施例］ 本発明を第１図、第２図に図示の実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図において、平行に配置された２個の辺部21、22
のそれぞれの両端間には、磁性体である鉄系の金属で形
成された厚さ数mmのリニアモータ部を構成する主ヨーク
23、24が掛け渡され、位置決めピン25により位置決めさ
れると共に、段付ねじ26により固定されており、辺部2
1、22及び主ヨーク23、24によって矩形状の枠体が構成
されている。なお、移動台６及びリニアモータ部の構成
は従来例と同様であり、第３図、第４図と同一の符号は
同一の部材を示している。
のそれぞれの両端間には、磁性体である鉄系の金属で形
成された厚さ数mmのリニアモータ部を構成する主ヨーク
23、24が掛け渡され、位置決めピン25により位置決めさ
れると共に、段付ねじ26により固定されており、辺部2
1、22及び主ヨーク23、24によって矩形状の枠体が構成
されている。なお、移動台６及びリニアモータ部の構成
は従来例と同様であり、第３図、第４図と同一の符号は
同一の部材を示している。
本実施例においては、第２図に示すように主ヨーク2
3、24が枠体の役割を兼ねているため、第４図の従来例
における側方の辺部1b、1d及び底面1eを設ける必要がな
い。また、主ヨーク23、24自体の機械的強度が大きいた
め、主ヨーク23、24を辺部21、22に対して位置決め固定
することにより、枠体としての剛性も十分に確保できる
ことになる。
3、24が枠体の役割を兼ねているため、第４図の従来例
における側方の辺部1b、1d及び底面1eを設ける必要がな
い。また、主ヨーク23、24自体の機械的強度が大きいた
め、主ヨーク23、24を辺部21、22に対して位置決め固定
することにより、枠体としての剛性も十分に確保できる
ことになる。
更に、従来では大型のダイキャスト部品となる枠体を
半分以下の小型部品に分割することができるので、型の
製作、加工が容易になると共に取付精度も向上する。
半分以下の小型部品に分割することができるので、型の
製作、加工が容易になると共に取付精度も向上する。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係る光学式記録再生装置
は、リニアモータのヨークに枠体の役割を兼任させるこ
とにより、枠体の強度を低下させることなく、装置を小
型化することが可能となる。
は、リニアモータのヨークに枠体の役割を兼任させるこ
とにより、枠体の強度を低下させることなく、装置を小
型化することが可能となる。
図面第１図、第２図は本発明に係る光学式記録再生装置
の実施例を示し、第１図は斜視図、第２図は断面図であ
り、第３図は従来例の斜視図、第４図は断面図である。 符号３は案内軸、５は光学ヘッド、６は移動台、９は駆
動コイル、10、11は永久磁石、12、13は対向ヨーク、14
は補助ヨーク、21、22は辺部、23、24は主ヨークであ
る。
の実施例を示し、第１図は斜視図、第２図は断面図であ
り、第３図は従来例の斜視図、第４図は断面図である。 符号３は案内軸、５は光学ヘッド、６は移動台、９は駆
動コイル、10、11は永久磁石、12、13は対向ヨーク、14
は補助ヨーク、21、22は辺部、23、24は主ヨークであ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】光学ヘッドを載置する移動台と、該移動台
の軸受に嵌合して該移動台を案内する案内軸と、４個の
辺部から成り前記案内軸の両端を支持固定する枠体と、
前記移動台の両側に配置し前記移動台を前記案内軸に沿
って駆動する２台のリニアモータとを備えた光学式記録
再生装置において、前記リニアモータのそれぞれは、主
ヨークと該主ヨークと所定の間隙をおいて配置した永久
磁石と前記移動台に固定し前記主ヨークを移動可能に巻
回する駆動コイルとから構成すると共に、前記枠体の対
向する２個の辺部を前記２台のリニアモータのそれぞれ
の主ヨークに兼用したことを特徴とする光学式記録再生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1221189A JP2753533B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 光学式記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1221189A JP2753533B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 光学式記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02193320A JPH02193320A (ja) | 1990-07-31 |
| JP2753533B2 true JP2753533B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=11799051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1221189A Expired - Fee Related JP2753533B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 光学式記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2753533B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2560960Y2 (ja) * | 1991-04-03 | 1998-01-26 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 光ヘッド送り駆動機構 |
| JPH04344329A (ja) * | 1991-05-22 | 1992-11-30 | Teac Corp | 光学ヘッドの傾き補正装置 |
| JP2561460Y2 (ja) * | 1991-08-13 | 1998-01-28 | 旭光学工業株式会社 | 光学式情報記録再生装置 |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1221189A patent/JP2753533B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02193320A (ja) | 1990-07-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |