JPH087306A - 光学式記録再生装置 - Google Patents
光学式記録再生装置Info
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- JPH087306A JPH087306A JP14037294A JP14037294A JPH087306A JP H087306 A JPH087306 A JP H087306A JP 14037294 A JP14037294 A JP 14037294A JP 14037294 A JP14037294 A JP 14037294A JP H087306 A JPH087306 A JP H087306A
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- Japan
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- tracking coil
- magnet
- coil
- objective lens
- focusing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 可動部の結線を廃止して、組立性の良い、断
線の危険性が少ない光学式記録再生装置を提供する。 【構成】 支持軸4の回りに回動可能でかつその軸芯に
沿って摺動可能な、対物レンズ2と少なくとも1個のマ
グネット3を搭載したレンズホルダー1と、マグネット
3に対向し、かつレンズホルダー1の外側に固定的に配
置したフォーカス/トラッキング用コイル5とを有する
対物レンズアクチュエータを具備し、フォーカス/トラ
ッキング用コイル5は、フォーカス用コイル5aとトラ
ッキング用コイル5bがヨーク6に互いに90度の角度
を持って巻回されている。
線の危険性が少ない光学式記録再生装置を提供する。 【構成】 支持軸4の回りに回動可能でかつその軸芯に
沿って摺動可能な、対物レンズ2と少なくとも1個のマ
グネット3を搭載したレンズホルダー1と、マグネット
3に対向し、かつレンズホルダー1の外側に固定的に配
置したフォーカス/トラッキング用コイル5とを有する
対物レンズアクチュエータを具備し、フォーカス/トラ
ッキング用コイル5は、フォーカス用コイル5aとトラ
ッキング用コイル5bがヨーク6に互いに90度の角度
を持って巻回されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対物レンズをフォーカ
ス及びトラッキングに移動させる対物レンズアクチュエ
ータを有する光学式記録再生装置に関する。
ス及びトラッキングに移動させる対物レンズアクチュエ
ータを有する光学式記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来技術に係る対物レンズアクチ
ュエータを示す断面図である。図9において、対物レン
ズ36を搭載した支持板37には、シャフト34が固定
的に取り付けられている。また、可動部であるシャフト
34にはフォーカス用コイル33とトラッキング用コイ
ル31とが固定的に取り付けられると共に、ベアリング
35を介して支持板37、シャフト34、フォーカス用
コイル33,トラッキング用コイル31が回動/摺動自
在となっている。また、フォーカス用コイル33,トラ
ッキング用コイル31と対向して、マグネット38,3
2が固定的に設けられており、フォーカス用コイル3
3,トラッキング用コイル31に電流を流すことにより
対物レンズ36をシャフト34回りに回動動作させ、及
び、シャフト34に沿って摺動動作させて微調整し、光
ディスクに対して確実に読み書きできるようになってい
る。
ュエータを示す断面図である。図9において、対物レン
ズ36を搭載した支持板37には、シャフト34が固定
的に取り付けられている。また、可動部であるシャフト
34にはフォーカス用コイル33とトラッキング用コイ
ル31とが固定的に取り付けられると共に、ベアリング
35を介して支持板37、シャフト34、フォーカス用
コイル33,トラッキング用コイル31が回動/摺動自
在となっている。また、フォーカス用コイル33,トラ
ッキング用コイル31と対向して、マグネット38,3
2が固定的に設けられており、フォーカス用コイル3
3,トラッキング用コイル31に電流を流すことにより
対物レンズ36をシャフト34回りに回動動作させ、及
び、シャフト34に沿って摺動動作させて微調整し、光
ディスクに対して確実に読み書きできるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術にあっては、フォーカス用コイル33、及び、ト
ラッキング用コイル31を可動部に配置しているので、
トラッキング用コイル31が動けるように結線する必要
があり、結線しずらく、組立性に問題があった。更に、
組立後、断線しやすく、信頼性に問題があった。
来技術にあっては、フォーカス用コイル33、及び、ト
ラッキング用コイル31を可動部に配置しているので、
トラッキング用コイル31が動けるように結線する必要
があり、結線しずらく、組立性に問題があった。更に、
組立後、断線しやすく、信頼性に問題があった。
【0004】本発明の第1の目的は、可動部の結線を廃
止して、組立性の良い、断線の危険性が少なく、また、
コストの低減並びに軽量化及び小型化を図れる光学式記
録再生装置を提供することにある。本発明の第2の目的
は、両コイルをコンパクトに配設することができ、かつ
両コイルとも同じ場所となるので、両コイルに対するマ
グネットが1つで済むと共に、フォーカス/トラッキン
グを確実に行える光学式記録再生装置を提供することに
ある。
止して、組立性の良い、断線の危険性が少なく、また、
コストの低減並びに軽量化及び小型化を図れる光学式記
録再生装置を提供することにある。本発明の第2の目的
は、両コイルをコンパクトに配設することができ、かつ
両コイルとも同じ場所となるので、両コイルに対するマ
グネットが1つで済むと共に、フォーカス/トラッキン
グを確実に行える光学式記録再生装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、ある
軸芯の回りに回動可能でかつ前記軸芯に沿って摺動可能
な、対物レンズと少なくとも1個のマグネットを搭載し
たレンズホルダーと、前記マグネットに対向し、かつ前
記レンズホルダーの外側に固定的に配置したフォーカス
/トラッキング用コイルとを有する対物レンズアクチュ
エータを具備する第1の手段により達成される。上記第
2の目的は、第1の手段において、前記フォーカス/ト
ラッキング用コイルは、フォーカス用コイルとトラッキ
ング用コイルがヨークに互いに90度の角度を持って巻
回されている第2の手段により達成される。
軸芯の回りに回動可能でかつ前記軸芯に沿って摺動可能
な、対物レンズと少なくとも1個のマグネットを搭載し
たレンズホルダーと、前記マグネットに対向し、かつ前
記レンズホルダーの外側に固定的に配置したフォーカス
/トラッキング用コイルとを有する対物レンズアクチュ
エータを具備する第1の手段により達成される。上記第
2の目的は、第1の手段において、前記フォーカス/ト
ラッキング用コイルは、フォーカス用コイルとトラッキ
ング用コイルがヨークに互いに90度の角度を持って巻
回されている第2の手段により達成される。
【0006】
【作用】上記第1の手段にあっては、マグネットを可動
部に配置すると共に、フォーカス/トラッキング用コイ
ルを固定部に配置する構成としたので、可動部の結線を
廃止することができ、組立性が良くなる。また、結線部
分が断線することもない。また、フォーカス用コイルと
トラッキング用コイルに対するマグネットは共用されて
いるので、コストの低減並びに軽量化及び小型化を図れ
る。
部に配置すると共に、フォーカス/トラッキング用コイ
ルを固定部に配置する構成としたので、可動部の結線を
廃止することができ、組立性が良くなる。また、結線部
分が断線することもない。また、フォーカス用コイルと
トラッキング用コイルに対するマグネットは共用されて
いるので、コストの低減並びに軽量化及び小型化を図れ
る。
【0007】上記第2の手段にあっては、両コイルをコ
ンパクトに配設することができ、かつ両コイルとも同じ
場所となるので、両コイルに対するマグネットが1つで
済むと共に、フォーカス/トラッキングを確実に行え
る。
ンパクトに配設することができ、かつ両コイルとも同じ
場所となるので、両コイルに対するマグネットが1つで
済むと共に、フォーカス/トラッキングを確実に行え
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の第1の実施例について図1〜図3を参照
して説明する。図1は光学式記録再生装置の対物レンズ
アクチュエータの平面図、図2は図1の一部切り欠き正
面図、図3はフォーカス/トラッキング用コイル部の斜
視図、図4(a),(b)はフォーカス/トラッキング
用コイル部の一部切欠き正面図及び一部切欠き側面図、
図5はフォーカス/トラッキング用コイル部のボビンの
正面図及び側面図、図6はフォーカス/トラッキング用
コイル部のヨークの正面図及び側面図である。
する。本発明の第1の実施例について図1〜図3を参照
して説明する。図1は光学式記録再生装置の対物レンズ
アクチュエータの平面図、図2は図1の一部切り欠き正
面図、図3はフォーカス/トラッキング用コイル部の斜
視図、図4(a),(b)はフォーカス/トラッキング
用コイル部の一部切欠き正面図及び一部切欠き側面図、
図5はフォーカス/トラッキング用コイル部のボビンの
正面図及び側面図、図6はフォーカス/トラッキング用
コイル部のヨークの正面図及び側面図である。
【0009】これらの図において、1は円盤状のレンズ
ホルダーであり、このレンズホルダー1には、対物レン
ズ2及び2個のマグネット3,3が固定して設けられて
いる。2個のマグネット3,3はレンズホルダー1の直
径上の外周部にそれぞれ配設され、対物レンズ2が90
°直交する直径上の外周部に配設されている。また、レ
ンズホルダー1の中心部には貫通孔1aが設けられ、貫
通孔1aに支持軸(スライドシャフト)4が挿通されて
おり、レンズホルダー1は支持軸4に対して回動及び摺
動自在となっている。レンズホルダー1の外周面の外方
には、両マグネット3,3に対向するように、すなわ
ち、レンズホルダー1の中心を対称にして2個のフォー
カス/トラッキング用コイル5,5がそれぞれ固定して
配置されている。
ホルダーであり、このレンズホルダー1には、対物レン
ズ2及び2個のマグネット3,3が固定して設けられて
いる。2個のマグネット3,3はレンズホルダー1の直
径上の外周部にそれぞれ配設され、対物レンズ2が90
°直交する直径上の外周部に配設されている。また、レ
ンズホルダー1の中心部には貫通孔1aが設けられ、貫
通孔1aに支持軸(スライドシャフト)4が挿通されて
おり、レンズホルダー1は支持軸4に対して回動及び摺
動自在となっている。レンズホルダー1の外周面の外方
には、両マグネット3,3に対向するように、すなわ
ち、レンズホルダー1の中心を対称にして2個のフォー
カス/トラッキング用コイル5,5がそれぞれ固定して
配置されている。
【0010】このように、マグネット3,3を可動部に
配置すると共にフォーカス/トラッキング用コイル5,
5を固定部(例えばキャリッジ)に配置した構成として
いる。
配置すると共にフォーカス/トラッキング用コイル5,
5を固定部(例えばキャリッジ)に配置した構成として
いる。
【0011】フォーカス/トラッキング用コイル5は、
図3〜図6に示すように、鉄等の強磁性材から成るヨー
ク6及びボビン7にトラッキング用コイル5a、及び、
フォーカス用コイル5bが互いに90度の角度を持つよ
うに巻回して構成されている。すなわち、ヨーク6の両
面のボビン7,7をそれぞれ配置し、まず、トラッキン
グ用コイル5aを上下方向に巻回し、さらに、トラッキ
ング用コイル5bをトラッキング用コイル5a上に左右
方向に巻回してある。このような各部材により、対物レ
ンズアクチュエータが構成されている。
図3〜図6に示すように、鉄等の強磁性材から成るヨー
ク6及びボビン7にトラッキング用コイル5a、及び、
フォーカス用コイル5bが互いに90度の角度を持つよ
うに巻回して構成されている。すなわち、ヨーク6の両
面のボビン7,7をそれぞれ配置し、まず、トラッキン
グ用コイル5aを上下方向に巻回し、さらに、トラッキ
ング用コイル5bをトラッキング用コイル5a上に左右
方向に巻回してある。このような各部材により、対物レ
ンズアクチュエータが構成されている。
【0012】次に、前記第1の実施例の動作について説
明する。対物レンズアクチュエータは図示しない駆動機
構により光ディスクの半径方向に移動され、目的のトラ
ックに達せられる。そして、対物レンズアクチュエータ
の対物レンズ2に対して光ディスクのピットがずれたと
き、対物レンズ2の位置を微調整する。すなわち、フォ
ーカス/トラッキング用コイル5の内のトラッキング用
コイル5aに電流を流すことにより、マグネット3とト
ラッキング用コイル5aのコイル電流との作用によって
レンズホルダー1をトラッキング方向(図1の矢印方
向)に回動させる力が発生する。この力により、レンズ
ホルダー1を支持軸4を中心にしてトラッキング方向に
回動させて対物レンズ2をトラッキング方向(図1の矢
印方向)に回動させる。この対物レンズ2のトラッキン
グ動作と同時にあるいは別に、フォーカス用コイル5b
に電流を流すことにより、マグネット3とフォーカス用
コイル5bのコイル電流との作用によってレンズホルダ
ー1を支持軸4に沿って上昇させる力が発生する。この
力により、レンズホルダー1を支持軸4に沿ってフォー
カス方向に移動させて対物レンズ2をフォーカス方向
(図2の矢印方向)に動かす。また、トラッキング用コ
イル5aあるいはフォーカス用コイル5bに、前述と逆
方向に電流を流すことにより、前述の動作と逆方向に、
つまり、対物レンズ2をトラッキング方向(図1の反矢
印方向)に回動させ、あるいは対物レンズ2をフォーカ
ス方向(図2の矢印方向)に動かせる。なお、図1に示
すマグネット3の磁極は逆でもよい。
明する。対物レンズアクチュエータは図示しない駆動機
構により光ディスクの半径方向に移動され、目的のトラ
ックに達せられる。そして、対物レンズアクチュエータ
の対物レンズ2に対して光ディスクのピットがずれたと
き、対物レンズ2の位置を微調整する。すなわち、フォ
ーカス/トラッキング用コイル5の内のトラッキング用
コイル5aに電流を流すことにより、マグネット3とト
ラッキング用コイル5aのコイル電流との作用によって
レンズホルダー1をトラッキング方向(図1の矢印方
向)に回動させる力が発生する。この力により、レンズ
ホルダー1を支持軸4を中心にしてトラッキング方向に
回動させて対物レンズ2をトラッキング方向(図1の矢
印方向)に回動させる。この対物レンズ2のトラッキン
グ動作と同時にあるいは別に、フォーカス用コイル5b
に電流を流すことにより、マグネット3とフォーカス用
コイル5bのコイル電流との作用によってレンズホルダ
ー1を支持軸4に沿って上昇させる力が発生する。この
力により、レンズホルダー1を支持軸4に沿ってフォー
カス方向に移動させて対物レンズ2をフォーカス方向
(図2の矢印方向)に動かす。また、トラッキング用コ
イル5aあるいはフォーカス用コイル5bに、前述と逆
方向に電流を流すことにより、前述の動作と逆方向に、
つまり、対物レンズ2をトラッキング方向(図1の反矢
印方向)に回動させ、あるいは対物レンズ2をフォーカ
ス方向(図2の矢印方向)に動かせる。なお、図1に示
すマグネット3の磁極は逆でもよい。
【0013】次に、第2の実施例について説明する。図
7(a)は光学式記録再生装置の対物レンズアクチュエ
ータの平面図、図7(b)は図7(a)の一部切り欠き
正面図である。前述の第1の実施例においては、マグネ
ット3を2個で構成する例について説明したが、第2の
実施例では、図7(a),(b)に示すように1個のマ
グネット13で構成してある。図7(a)に示すよう
に、1個のマグネット13はレンズホルダー1の直径部
分全体に渡って配設されそれぞれ外周部まで達してい
る。なお、図7に示すマグネット13の磁極は逆でもよ
い。また、特に説明しない部分は前記第1の実施例と同
様である。
7(a)は光学式記録再生装置の対物レンズアクチュエ
ータの平面図、図7(b)は図7(a)の一部切り欠き
正面図である。前述の第1の実施例においては、マグネ
ット3を2個で構成する例について説明したが、第2の
実施例では、図7(a),(b)に示すように1個のマ
グネット13で構成してある。図7(a)に示すよう
に、1個のマグネット13はレンズホルダー1の直径部
分全体に渡って配設されそれぞれ外周部まで達してい
る。なお、図7に示すマグネット13の磁極は逆でもよ
い。また、特に説明しない部分は前記第1の実施例と同
様である。
【0014】次に、第3の実施例について説明する。図
8(a)は光学式記録再生装置の対物レンズアクチュエ
ータの平面図、図8(b)は図8(a)の一部切り欠き
正面図である。第3の実施例も1個のマグネットで構成
してある。また、第3の実施例では、レンズホルダー2
1の中心から偏芯した位置に貫通孔21aが設けられ、
貫通孔21aに支持軸4が貫通されている。レンズホル
ダー21の貫通孔21aが偏芯した方には、その外周部
に1個のマグネット23が設けられている。一方、レン
ズホルダー21の反対側には対物レンズ2が配設されて
いる。また、対物レンズ2の設けられている側のレンズ
ホルダー21の下面は、支持軸4から遠くなるほど薄く
したテーパー部21bが形成されている。また、第3の
実施例では、1個のマグネット23に対向して1個のフ
ォーカス/トラッキング用コイル5が固定して配置され
ている。なお、図8に示すマグネット13の磁極は逆で
もよい。また、特に説明しない部分は前記第1の実施例
と同様である。
8(a)は光学式記録再生装置の対物レンズアクチュエ
ータの平面図、図8(b)は図8(a)の一部切り欠き
正面図である。第3の実施例も1個のマグネットで構成
してある。また、第3の実施例では、レンズホルダー2
1の中心から偏芯した位置に貫通孔21aが設けられ、
貫通孔21aに支持軸4が貫通されている。レンズホル
ダー21の貫通孔21aが偏芯した方には、その外周部
に1個のマグネット23が設けられている。一方、レン
ズホルダー21の反対側には対物レンズ2が配設されて
いる。また、対物レンズ2の設けられている側のレンズ
ホルダー21の下面は、支持軸4から遠くなるほど薄く
したテーパー部21bが形成されている。また、第3の
実施例では、1個のマグネット23に対向して1個のフ
ォーカス/トラッキング用コイル5が固定して配置され
ている。なお、図8に示すマグネット13の磁極は逆で
もよい。また、特に説明しない部分は前記第1の実施例
と同様である。
【0015】このように構成された前記各実施例にあっ
ては、支持軸4の回りに回動可能でかつその軸芯に沿っ
て摺動可能な、対物レンズ2と少なくとも1個のマグネ
ット3を搭載したレンズホルダー1と、マグネット3に
対向し、かつレンズホルダー1の外側に固定的に配置し
たフォーカス/トラッキング用コイル5とを有する対物
レンズアクチュエータを具備したため、マグネット3を
可動部に配置すると共に、フォーカス/トラッキング用
コイル5を固定部に配置する構成としたので、可動部の
結線を廃止することができ、組立性が良くなり、また、
結線部分が断線することもない。また、フォーカス用コ
イル5aとトラッキング用コイル5bに対するマグネッ
トは共用されているので、コストの低減並びに軽量化及
び小型化を図れる。また、フォーカス/トラッキング用
コイル5は、図3に示すように、鉄等の強磁性材から成
るヨーク6にトラッキング用コイル5a、及び、フォー
カス用コイル5bが互いに90度の角度を持つように巻
回して構成されているので、両コイルをコンパクトに配
設することができ、かつ両コイルとも同じ場所となるの
で、両コイルに対するマグネットが1つで済むと共に、
フォーカス/トラッキングを確実に行える。
ては、支持軸4の回りに回動可能でかつその軸芯に沿っ
て摺動可能な、対物レンズ2と少なくとも1個のマグネ
ット3を搭載したレンズホルダー1と、マグネット3に
対向し、かつレンズホルダー1の外側に固定的に配置し
たフォーカス/トラッキング用コイル5とを有する対物
レンズアクチュエータを具備したため、マグネット3を
可動部に配置すると共に、フォーカス/トラッキング用
コイル5を固定部に配置する構成としたので、可動部の
結線を廃止することができ、組立性が良くなり、また、
結線部分が断線することもない。また、フォーカス用コ
イル5aとトラッキング用コイル5bに対するマグネッ
トは共用されているので、コストの低減並びに軽量化及
び小型化を図れる。また、フォーカス/トラッキング用
コイル5は、図3に示すように、鉄等の強磁性材から成
るヨーク6にトラッキング用コイル5a、及び、フォー
カス用コイル5bが互いに90度の角度を持つように巻
回して構成されているので、両コイルをコンパクトに配
設することができ、かつ両コイルとも同じ場所となるの
で、両コイルに対するマグネットが1つで済むと共に、
フォーカス/トラッキングを確実に行える。
【0016】また、前記第3の実施例にあっては、マグ
ネットを削減し、レンズホルダー21の下面にテーパー
部21bを形成し、かつ、フォーカス/トラッキング用
コイル5を1つとしたので、更に、コストの低減並びに
軽量化及び小型化を図れる。
ネットを削減し、レンズホルダー21の下面にテーパー
部21bを形成し、かつ、フォーカス/トラッキング用
コイル5を1つとしたので、更に、コストの低減並びに
軽量化及び小型化を図れる。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、マグネッ
トを可動部に配置すると共に、フォーカス/トラッキン
グ用コイルを固定部に配置する構成としたので、可動部
の結線を廃止することができ、組立性が良くなる。ま
た、結線部分が断線することもない。また、フォーカス
用コイルとトラッキング用コイルに対するマグネットは
共用されているので、コストの低減並びに軽量化及び小
型化を図れる。
トを可動部に配置すると共に、フォーカス/トラッキン
グ用コイルを固定部に配置する構成としたので、可動部
の結線を廃止することができ、組立性が良くなる。ま
た、結線部分が断線することもない。また、フォーカス
用コイルとトラッキング用コイルに対するマグネットは
共用されているので、コストの低減並びに軽量化及び小
型化を図れる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、上記作用効
果に加えて、フォーカス/トラッキング用コイルは、成
るヨークにトラッキング用コイル、及び、フォーカス用
コイルが互いに90度の角度を持つように巻回して構成
されているので、両コイルをコンパクトに配設すること
ができ、かつ両コイルとも同じ場所となるので、両コイ
ルに対するマグネットが1つで済むと共に、フォーカス
/トラッキングを確実に行える。
果に加えて、フォーカス/トラッキング用コイルは、成
るヨークにトラッキング用コイル、及び、フォーカス用
コイルが互いに90度の角度を持つように巻回して構成
されているので、両コイルをコンパクトに配設すること
ができ、かつ両コイルとも同じ場所となるので、両コイ
ルに対するマグネットが1つで済むと共に、フォーカス
/トラッキングを確実に行える。
【図1】本発明の第1の実施例に係る光学式記録再生装
置の対物レンズアクチュエータの平面図である。
置の対物レンズアクチュエータの平面図である。
【図2】図1の一部切り欠き正面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る光学式記録再生装
置のフォーカス/トラッキング用コイル部の斜視図であ
る。
置のフォーカス/トラッキング用コイル部の斜視図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例に係る光学式記録再生装
置のフォーカス/トラッキング用コイル部の一部切欠き
正面図及び一部切欠き側面図である。
置のフォーカス/トラッキング用コイル部の一部切欠き
正面図及び一部切欠き側面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係る光学式記録再生装
置のフォーカス/トラッキング用コイル部のボビンの正
面図及び側面図である。
置のフォーカス/トラッキング用コイル部のボビンの正
面図及び側面図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係る光学式記録再生装
置のフォーカス/トラッキング用コイル部のヨークの正
面図及び側面図である。
置のフォーカス/トラッキング用コイル部のヨークの正
面図及び側面図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る光学式記録再生装
置の対物レンズアクチュエータの平面図及び一部切り欠
き正面図である。
置の対物レンズアクチュエータの平面図及び一部切り欠
き正面図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る光学式記録再生装
置の対物レンズアクチュエータの平面図及び一部切り欠
き正面図である。
置の対物レンズアクチュエータの平面図及び一部切り欠
き正面図である。
【図9】従来技術に係る対物レンズアクチュエータを示
す断面図である。
す断面図である。
1,21 レンズホルダー 2,22 対物レンズ 3,13,23 マグネット 4 支持軸 5 フォーカス/トラッキング用コイル 5a フォーカス用コイル 5b トラッキング用コイル
Claims (2)
- 【請求項1】 ある軸芯の回りに回動可能でかつ前記軸
芯に沿って摺動可能な、対物レンズと少なくとも1個の
マグネットを搭載したレンズホルダーと、 前記マグネットに対向し、かつ前記レンズホルダーの外
側に固定的に配置したフォーカス/トラッキング用コイ
ルとを有する対物レンズアクチュエータを具備すること
を特徴とする光学式記録再生装置。 - 【請求項2】 前記フォーカス/トラッキング用コイル
は、フォーカス用コイルとトラッキング用コイルがヨー
クに互いに90度の角度を持って巻回されていることを
特徴とする請求項1記載の光学式記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14037294A JPH087306A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 光学式記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14037294A JPH087306A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 光学式記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087306A true JPH087306A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15267299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14037294A Pending JPH087306A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 光学式記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087306A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100486285B1 (ko) * | 2002-11-26 | 2005-04-29 | 삼성전자주식회사 | 광픽업 액츄에이터 및 이를 채용한 광 기록 및/또는재생기기 |
US7239461B2 (en) | 2002-11-21 | 2007-07-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Objective lens drive device |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP14037294A patent/JPH087306A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7239461B2 (en) | 2002-11-21 | 2007-07-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Objective lens drive device |
KR100486285B1 (ko) * | 2002-11-26 | 2005-04-29 | 삼성전자주식회사 | 광픽업 액츄에이터 및 이를 채용한 광 기록 및/또는재생기기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000425 |