JP2677617B2 - 携帯可能電子装置 - Google Patents

携帯可能電子装置

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JP2677617B2
JP2677617B2 JP63168019A JP16801988A JP2677617B2 JP 2677617 B2 JP2677617 B2 JP 2677617B2 JP 63168019 A JP63168019 A JP 63168019A JP 16801988 A JP16801988 A JP 16801988A JP 2677617 B2 JP2677617 B2 JP 2677617B2
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誠 鴨井
長徳 細田
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえばクレジット機能を有するICカー
ドなどの携帯可能電子装置を取扱う携帯可能電子装置の
取扱装置に関する。
(従来の技術) 最近、分割機能を有するクレジットカードをICカード
化し、カード内にクレジット供与額、クレジット利用支
払残高、各売上の支払方法を保持することにより、その
クレジットカードを端末機に挿入した際、支払残高を月
毎に自動更新し、クレジットの利用可能残高を算出する
ようになっている。
たとえば、第8図に示すように、供与額「50万円」、
支払残高「20万円」、利用可能残高「30万円」、最終取
引年月「87年12月」となっている。
この場合、上記クレジットカードとしては、月単位で
の処理機能しかなく、クレジットの支払残高は、翌月以
降となると必ず「0」円となってしまう。
このため、分割払いがあるのにも係わらず、利用可能
残高は元(供与額と同じ)に戻ってしまうという問題が
あった。
たとえば、第8図に示すような取引が行われた後の2
か月後に、ICカードが端末に挿入された際、分割払いが
あっても、利用可能残高は元の50万円に戻ってしまう
(第9図参照)。
これにより、厳密な利用可能残高の管理を行うことが
できないという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、厳密な利用可能残高の管理を行うことが
できないという欠点を除去するもので、厳密な利用可能
残高の管理を行うことができる携帯可能電子装置の取扱
装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の携帯可能電子装置の取扱装置は、利用者が
利用可能な金額として予め供与されている供与額、支払
い残高、利用可能残高、最終取引年月、および取引金額
とこの取引金額が一括払いであるか、分割払いであるか
等の支払方法を含む複数の取引情報が記憶されるデータ
メモリを有する携帯可能電子装置を取扱うものにおい
て、上記携帯可能電子装置のデータメモリに対してデー
タの読出しおよび書込みを行うための手段、取引処理
時、上記データメモリ内の最終取引年月と現在の処理年
月とにより、利用可能残高を更新するか否かを判断する
判断手段、およびこの判断手段により利用可能残高を更
新すると判断しなかった場合、上記データメモリに記憶
されている利用可能残高を出力し、利用可能残高を更新
すると判断した場合、上記データメモリに記憶されてい
る取引情報の取引金額および支払い方法に基づき最終取
引年月から現在の処理年月に至るまでの支払い金額を算
出し、この支払い金額を支払い残額から差引いて支払い
残高を更新し、この更新された支払い残高を上記供与額
から差引いて利用可能残高を出力する処理手段から構成
されている。
(作用) この発明は、利用者が利用可能な金額として予め供与
されている供与額、支払い残高、利用可能残高、最終取
引年月、および取引金額とこの取引金額が一括払いであ
るか、分割払いであるか等の支払方法を含む複数の取引
情報が記憶されるデータメモリを有する携帯可能電子装
置を取扱うものにおいて、取引処理時、上記データメモ
リ内の最終取引年月と現在の処理年月とにより、利用可
能残高を更新するか否かを判断し、この判断により利用
可能残高を更新すると判断しなかった場合、上記データ
メモリに記憶されている利用可能残高を出力し、利用可
能残高を更新すると判断した場合、上記データメモリに
記憶されている取引情報の取引金額および支払い方法に
基づき最終取引年月から現在の処理年月に至るまでの支
払い金額を算出し、この支払い金額を支払い残額から差
引いて支払い残高を更新し、この更新された支払い残高
を上記供与額から差引いて利用可能残高を出力するよう
にしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第2図および第3図は、この発明に係わる端末機とし
て小売店に設置されるICカード取扱機30の構成を示すも
のである。すなわち、全体を制御するCPU(セントラル
・プロセッシング・ユニット)31、取引内容等のデータ
を入力するキーボード32、CRTディスプレイ装置33、制
御プログラムが格納されているROM(リード・オンリ・
メモリ)34、データが記憶されるRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)35、種々の印字データが出力されるドッ
トプリンタ36、フロッピーディスク挿入口38から挿入さ
れたフロッピーディスク39に対してデータの記憶再生を
行うフロッピーディスク装置37、カード挿入口41から挿
入されたICカード(携帯可能電子装置たとえばクレジッ
トカードとして用いられる多機能形のもの)Iにおける
メモリのデータを読取ったり、あるいはメモリ内にデー
タを書込むICカード読取書込部40、および暗証入力用の
キーボード42と照合結果等が表示される液晶表示部43と
が設けられている操作部44によって構成されている。
第4図は上記ICカードIの外観を示すもので、カード
本体1は、たとえば長方形の厚さの薄いプラスチックス
板によって構成されている。このカード本体1の表面部
位には、カード本体1内の埋設された集積回路(IC)2
と電気的に接続され、上記ICカード取扱機30のICカード
読取書込部40と電気的に通信するためのコンタクト部3
が設けられている。
第5図は上記しなICカードIの回路構成を示すもので
ある。すなわち、CPUなどの制御素子11は全体的な制御
を司るものであり、この制御素子11には前記コンタクト
部3が接続されるとともに、データを記憶するEEPROMな
どの消去可能な不揮発性メモリで構成されるデータメモ
リ12、制御素子11の制御プログラムなどを記憶するマス
クROMなどで構成されるプログラムメモリ13が接続され
ていて、これらのうち制御素子11、データメモリ12、お
よびプログラムメモリ13は集積回路2として1チップ
(あるいは複数チップ)で形成されている。
データメモリ12は、たとえば第6図に示すように、供
与額、支払残高、利用可能残高、最終取引年月日、およ
び複数の取引内容からなる取引情報などを記憶する。
上記取引情報は、買上年月日、買上金額、一括払い、
分割払い、リボルビング払い等の支払い方法、分割回数
等となっている。
次に、このような構成において、上記ICカードIを用
いてショッピングを行なう場合について、その要部の動
作を示す第1図のフローチャートを参照しつつ説明す
る。まず、カード所有者は、ICカードIをICカード読取
書込部40のカード挿入口41に挿入し、キーボード42によ
り暗証番号を投入する。
これにより、ICカードIは、上記キーボード42から供
給される暗証番号とデータメモリ12内に記憶されている
暗証番号とが一致しているか否かの照合を行い、一致し
ている場合、取引可信号を、不一致の場合、取引不可信
号をICカード取扱機30へ出力する。
また、一致している場合、取引可信号とともに、供与
額、支払残高、利用可能残高、最終取引年月および取引
情報もICカード取扱機30へ出力する。
これにより、ICカード取扱機30のCPU31は、供給され
る最終取引年月から今回の処理年月を差引いて決済処理
月数を算出する(ST1)。ついで、CPU31は上記決済処理
月数を参考として決済処理年月をセットする(ST2)。
さらに、CPU31は、上記取引情報内の取引内容を元に、
上記決済処理年月の請求金額を算出し(ST4)、その請
求金額の合計を算出する(ST5)。ついで、CPU31は決算
処理年月を1月分更新し(ST6)、決算処理月数も「−
1」ずつ更新する(ST7)。
そして、決済処理月数が「0」とならなかった場合
(ST3)、CPU31は、上記ステップ4からステップ7を繰
り返す。
そして、決済処理月数が「0」となった場合(ST
3)、CPU31は、支払処理後の支払残高、および利用可能
残高を算出する。
たとえば、CPU31は供給される最終取引年月「87年12
月」から今回の処理年月「88年4月」を差引いて決済処
理月数「4か月」を算出する。ついで、CPU31は上記決
済処理月数「4か月」を参照して、決済処理年月「87年
12月」をセットする。さらに、CPU31は、上記取引情報
内の取引内容として87年12月に5万円の品物を1回払い
で購入し、87年10月に10万円の品物を10回払いで購入し
ているため、月々の支払額は1万円で、初回支払が87年
11月で最終支払が88年8月と判断する。これにより、主
制御部は87年12月の請求金額として11万円を算出する。
ついで、CPU31は決算処理年月を88年1月に更新し、決
算処理月数を「3か月」に更新する。
そして、決算処理月数が「0」とならず、CPU31は、
上記ステップ4からステップ7を繰り返す。
そして、決済処理年月「88年3月」がセットされる
と、CPU31は、上記取引情報内の取引内容として87年10
月に10万円の品物を10回払いで購入しているため、月々
の支払額は1万円で、初回支払が87年11月で最終支払が
88年8月と判断する。これにより、主制御部は88年3月
の請求金額として1万円を算出する。ついで、CPU31は
決算処理年月を88年4月に更新し、決算処理月数を「0
か月」に更新する。
そして、決済処理月数が「0」となると、CPU31は、
支払処理後の支払残高「5万円」、および利用可能残高
「45万円」を算出する。
また、小売店の店員は端末側のキーボード32により買
上金額(3万円)、支払方法(一括払い)、分割回数
(1回)等を入力する。
これにより、CPU31は、上記ICカードIから取引可信
号が供給された際、買上金額(3万円)が上記算出され
た利用可能残高(45万円)よりも小さい金額であった場
合に、取引が可能であると判断し、その取引情報、およ
び更新した支払残高(8万円)、利用可能残高(42万
円)、最終取引年月(88年4月15日)をICカードI内の
制御素子11へ出力する。これにより、制御素子11はICカ
ード取扱機30のCPU31から供給される取引情報をデータ
メモリ12に記憶するとともに、データメモリ12の支払残
高、利用可能残高、および最終取引年月を更新する。
なお、上記処理における供与額に対する利用可能残高
と支払残高との関係は、第7図に示すようになってい
る。
上記したように、分割払い等により、月々に支払われ
た額(請求金)を支払残高から減算することにより、厳
密な利用可能残高の管理を行うことができる。つまり、
翌月になっても分割払いによる支払残があれば、利用可
能限度額が供与額からその支払額を差し引いたものとな
る。
また、利用可能残高のチェックをICカードIと端末機
とによる完全なオフラインで行なえ、センタ照合を必要
としないものとなっている。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、厳密な利用可
能残高の管理を行うことができる携帯可能電子装置の取
扱装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図は要部の動作を説明するためのフローチャート、
第2図はICカード取扱機の構成を示す外観図、第3図は
ICカード取扱機の構成を示すブロック図、第4図はICカ
ードの構成を示す平面図、第5図はICカードの回路構成
を示すブロック図、第6図はデータメモリの記憶例を示
す図、第7図は供与額に対する利用可能残高と支払残高
との関係を示す図であり、第8図および第9図は従来例
を示すもので、第8図はデータメモリの記憶例を示す
図、第9図は供与額に対する利用可能残高と支払残高と
の関係を示す図である。 I……ICカード(携帯可能電子装置)、11……制御素
子、12……データメモリ、30……ICカード取扱機、31…
…CPU、40……ICカード読取書込部、42……キーボー
ド。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−187989(JP,A) 特開 昭63−225885(JP,A) 実開 昭63−126978(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者が利用可能な金額として予め供与さ
    れている供与額、支払い残高、利用可能残高、最終取引
    年月、および取引金額とこの取引金額が一括払いである
    か、分割払いであるか等の支払方法を含む複数の取引情
    報が記憶されるデータメモリを有する携帯可能電子装置
    を取扱う携帯可能電子装置の取扱装置において、 上記携帯可能電子装置のデータメモリに対してデータの
    読出しおよび書込みを行うための手段と、 取引処理時、上記データメモリ内の最終取引年月と現在
    の処理年月とにより、利用可能残高を更新するか否かを
    判断する判断手段と、 この判断手段により利用可能残高を更新すると判断しな
    かった場合、上記データメモリに記憶されている利用可
    能残高を出力し、利用可能残高を更新すると判断した場
    合、上記データメモリに記憶されている取引情報の取引
    金額および支払い方法に基づき最終取引年月から現在の
    処理年月に至るまでの支払い金額を算出し、この支払い
    金額を支払い残額から差引いて支払い残高を更新し、こ
    の更新された支払い残高を上記供与額から差引いて利用
    可能残高を出力する処理手段と、 を具備したことを特徴とする携帯可能電子装置の取扱装
    置。
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JPH0217597A JPH0217597A (ja) 1990-01-22
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