JP2675617B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は加熱源により鍋を加熱する加熱調理器に関す
る。
(従来の技術) 従来、加熱源により被加熱物に入った鍋を加熱する場
合に、通常の煮炊調理の場合には連続加熱モードである
が、これ以外に鍋に油をを入れその油に温度センサーを
浸漬してその油の温度センサーで検知しながら加熱源の
オン・オフをコントロールすることにより、鍋内の油を
所定の温度範囲に保つ温度制御モードを設けることが考
えられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、温度センサーを調理器本体に常時接続
しておいてスイッチで連続加熱モードと温度制御モード
を切換得るような構成にすると、使用者が油を加熱する
場合に誤って通常の連続加熱モードを選択し、温度セン
サーを鍋にセットして温度制御モードに切換えたと使用
者が誤解する可能性があり、従って、この場合には温度
センサーがセットされているにもかかわらず加熱源が連
続オンされて油の温度を所定の温度範囲に保つ作用が行
なわれずに、油の温度が必要以上に高くなって発火点に
まで加熱されてしまう欠点がある。
従って、本発明の目的は、温度センサーを調理器本体
に着脱可能にして、その装着の有無により連続加熱モー
ドと温度制御モードとを自動的に選択し、使用者の誤解
により被加熱物の温度が必要以上に高くなることが生じ
無いようにできる加熱調理器を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は調理器本体に設けられた加熱源によりその加
熱源の上方の加熱領域に載置される鍋を加熱するものに
おいて、前記加熱源の加熱領域外の位置で前記調理器本
体に前記鍋内の油に浸漬される温度センサーを着脱可能
に設け、前記加熱源を連続オンさせる連続加熱モードと
前記温度センサーによって得られた温度情報に基いて前
記加熱源をオン・オフ制御する温度制御モードとを切換
えて制御する制御回路とを設け、前記制御回路は、前記
温度センサーが前記調理器本体に接続されていない状態
の時には前記連続加熱モードを自動的に選択し、前記温
度センサーが前記調理器本体に接続された状態の時には
前記温度制御モードを自動的に選択する事を特徴とする
ものである。
(作用) 上記した手段によれば、温度センサーを調理器本体に
接続するか否かによって連続加熱モードと温度制御モー
ドとが自動選択されて、選択されたモードにて鍋の加熱
が行なわれる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図乃至第10図に基いて説
明する。
まず第1図に示すように、電気調理器本体1は、偏平
な矩形箱状に形成されて調理台の天板Aの部分にセット
され、その内部の左右2箇所に加熱ユニット2が配設さ
れている。これら加熱ユニット2は、第3図に示すよう
に、加熱源としてのヒータ即ちハロゲンランプ3を複数
本、例えば4本ずつ長円形の上下両断熱体4、5により
挟んで、その有底の下断熱体5を受皿6により本体1の
内底面に固定して構成されている。そして、各加熱ユニ
ット2の上断熱体4の上面は、一枚の耐熱ガラス等の透
光性を有したトッププレート7により覆われており、そ
のトッププレート7は上断熱体4に密着されて加熱ユニ
ット2内を密閉している。この密閉された加熱ユニット
2内の温度、従ってハロンゲンランプ3の雰囲気温度は
温度検出手段としてのサーモスタット8により検出され
る。このサーモスタット8は、金属製の外管内に温度変
化により伸縮する金属棒(図示せず)を配設してなる感
熱部9と、この感熱部9の金属棒の伸縮によりオン・オ
フされるスイッチ部10とから構成されていて、感熱部9
は加熱ユニット2内に配置され、スイッチ部10は加熱ユ
ニット2外に配設されている。尚、このサーモスタット
8は設計上は750℃以上でオフするように構成されてい
る。また、本体1の前面左右には操作パネル11が設けら
れている。この操作パネル11左半部には、第2図に示す
ように、加熱開始及び停止のための「入」及び「切」の
各スイッチ12及び13、ハロゲンランプ3の発熱量(入力
量)調整用の「入力up」及び「入力down」の各スイッチ
14及び15と「油温調整」のスイッチ17が設けられている
と共に、ハロゲンランプ3への入力の大きさを表示する
ための複数個の発光ダイオード18及び油温の表示、てん
ぷらモード入/切の表示をするための発光ダイオード1
9,20が設けられている。本体1の左後方の隅部にはジャ
ック21が設けられ、ここに温度センサー11のプラグ23が
着脱可能に連結されるようになっている。そして、トッ
ププレート7上に載置される鍋24には、温度センサー22
を保持するためのホルダー25が設けられている。
尚、上記の各種スイッチ12〜15及び発光ダイオード18
は各加熱ユニット2に一対一の関係で操作パネル11の右
半部にも設けられているが、説明の便宜上以下操作パネ
ルの左半部に設けられた各スイッチにて操作される左側
の加熱ユニット2についてのみ説明する。
この電気調理器の左側の加熱ユニット2を制御する制
御回路の電気的な構成は第4図に示す通りで、加熱ユニ
ット2の4本のハロゲンランプ3は電源26に並列に接続
されており、該ハロゲンランプ3群は、マイクロコンピ
ュータ27により通断電制御される。
上記マイクロコンピュータ27は、電気調理器本体1が
備える各種の電気部品を制御するもので、前記サーモス
タット8及び各種スイッチ12〜17並びに温度センサー22
等からの信号を受け、この入力信号に応じて前記発光ダ
イオード18〜20を通断電すると共に、ハロゲンランプ3
群と直列に接続されたトライアック28を駆動回路30を介
してオン・オフ制御することによりハロゲンランプ3群
を通断電制御するようになっており、その通電期間巾の
ハロゲンランプ3の出力(発熱量)制御は、トライアッ
ク28の位相制御により行うようになっている。
この温度センサ22は定電圧回路31の出力に抵抗32と直
列に接続されて、その分圧をマイクロコンピュータ27の
A−Dコンバータ部27aに与えているが、周囲温度が90
℃を超えるとスイッチングトランジスタ33をオンさせて
抵抗32に抵抗34を並列に接続することにより、検出温度
の範囲の拡大を測っている。この場合抵抗32を100kΩに
設定し、抵抗34を3kΩに設定している。
温度センサー22の感温素子としては例えば第7図に示
すような負の温度特性のサーミスタが用いられるが、こ
れは周囲温度が20℃の時に375kΩで周囲温度が0℃の時
に975kΩに設定されている。
マイクロコンピュータ27の主要なフローチャートは第
5図に示す通りである。
次に上記構成の作用について説明する。先ず、被加熱
物を通常の連続加熱をする場合即ち「連続加熱モード」
を選択する場合には、温度センサー22のプラグ23をジャ
ック21から取り外した状態にして「入」のスイッチ12を
オンさせる。この場合に加熱源であるハロゲンランプ3
への入力をスイッチ14及び15の操作で調整するが、その
調整された状態は発光ダイオード18に表示される。
「入」のスイッチ12がオンされると、ステップ(ア)か
らステップ(イ)に移行し、「天ぶらモード」か否かが
判断される。この判断は、ジャック21の温度センサー22
のプラグ23が連結されているか否かで行ない、この場合
には、ジャック21に温度センサー22のプラグ23が連結さ
れていないから、「N」と判断されて「連続加熱モー
ド」となり、ステップ(イ)から(チ)、(ツ)のステ
ップを経てハロゲンランプ3に連続通電をするように作
動する。この「連続加熱モード」を選択した時に、ジャ
ック21に温度センサー22のプラグ23を連結すると、ステ
ップ(チ)で「Y」と判断されて、後述する「温度制御
モード」(天ぷらモード)に移行する。
次に、被加熱物として油を用いて、天ぷらを揚げる場
合には、温度センサー22を利用した「温度制御モード」
(天ぷらモード)を選択するが、以下この場合の作用に
ついて述べる。先ず、ジャック21にプラグ23を連結して
温度センサー22を油に入れた鍋24のホルダ25にセットす
る。この状態で「入」スイッチ12をオンさせる。すると
マイクロコンピュータ27はステップ(ア)を経てステッ
プ(イ)に移行した時に、ジャック21に温度センサー22
のプラグ23が連結されているから「Y」と判断して「温
度制御モード」(天ぷらモード)であると判断してステ
ップ(ウ)に移行する。ステップ(イ)の判断により発
光ダイオード20が点灯する。スイッチ17により油の設定
温度(160℃又は180℃)を選択すると選択された温度に
対応する発光ダイオード19が点灯する。ステップ(ウ)
に移行すると、「ジャックにセンサーが挿入してある
か」が判断される。即ち、ジャック21にプラグ23を連結
していない場合には、マイクロコンピュータ27はA−D
コンバータ部27aの入力端子27a-1と入力端子27a-2間の
抵抗が無限大であるために入力端子27a-2が入力端子27a
-3と等しい電圧になるが、この様な状態は第7図に示す
サーミスタの温度特性から周囲温度が0℃よりも遥かに
低い場合であり、従って、このステップ(ウ)に移行し
た時に、マイクロコンピュータ27はA−Dコンバータ部
27aに与えられる信号が0℃以下であるか否かの判断を
行なう事により「ジャックにセンサが挿入してあるか」
の判断を行うことができる。上記の「天ぷらモードか」
のステップ(イ)は、ステップ(ウ)の判断と同様の手
順で行なってジャック21に温度センサー22のプラグ23が
連結されていると判断する。このステップ(ウ)で
「Y」と判断された時はステップ(エ)に移行するが、
温度センサー(22)のプラグ23をジャック21から何等か
の原因で外れた場合には「N」と判断されて「エラー」
となりハロゲンランプ3への通電が行なわれない。
「入」のスイッチ12は、瞬時のオン操作では作動せ
ず、例えば700msオン操作を続けた場合に操作が有効化
されて作動するようになっている。マイクロコンピュー
タ27にはトランジスタ34からなる駆動回路を介して報知
器としてのブザー35が接続されており、第6図(a)に
示すようにスイッチ12のオン操作と同時に鳴動が開始さ
れ、操作が有効化されるための700msが経過するとその
鳴動が停止される。従って、ブザー35の鳴動の停止を確
認してオン操作を終了すれば良い。そして、上記ステッ
プ(イ)、(ウ)はブザー35の鳴動の完了に基いて行な
われる。ステップ(ウ)で「Y」と判断された時には、
ハロゲンランプ3がオンされる。また、ステップ(ウ)
で「N」と判断された場合には、上記した700msの鳴動
完了後に同第6図(b)に示すように80msの間隔で鳴動
と停止を5回続けて異常状態を使用者に報知し、ハロゲ
ンランプ3への通電は行なわれない。この異常状態の報
知はいずれのステップで「エラー」となった場合にも同
様に行なわれる。
温度センサー22の断線及びプラグ23がジャック21に接
続不良である場合でも、マイクロコンピュータ27のA−
Dコンバータ部27aに与えられる信号の状態がジャック2
1にプラグ23を連結していない場合と同じであるから、
ステップ(ウ)で温度センサー22の断線及びプラグ23が
ジャック21に接続不良の場合の判断も合わせて行なわれ
る。
スイッチ12の投入時の上記した異常状態の判断はステ
ップ(ウ)で判断しているが、その後の異常状態はステ
ップ(ウ)に合わせてステップ(ク)、(サ)でも行
う。これらのステップで判断する事により上記した異常
状態に合わせて鍋24の加熱中にプラグ23がジャック21か
ら抜け外れた場合の判断もでき、この様な場合には、ス
テップ(ウ)、(ク)、(サ)のいずれでも「N」と判
断されて「エラー」となりハロゲンランプ3がオフされ
る。
ステップ(エ)でハロンゲンランプ3をオンした後に
4分が経過すると、ステップ(オ)からステップ(カ)
に移行し、温度センサー22の検出温度が第1の設定温度
即ち45度以上であるか否かの判断を行なうが、この温度
は鍋24に対する温度センサー22の装着状態が正常である
時の検出温度の推移を基に定められている。第8図に示
す特性曲線は、室温が5℃、油の量が鍋24の定格容量の
120%、電源電圧が定格の95%の時、即ち一般に考えら
れる温度上昇率が最も良い状態の油の温度と温度センサ
ー22の検出温度との関係を示すもので、この条件で通電
開始後4分経過した時の温度センサー22の検出温度は50
℃であるから、ハロゲンランプ3に通電開始後に4分経
過した場合に温度センサー22の装着状態が正常であれ
ば、必ず50℃以上になるはずであるから、これよりも5
℃低い45℃にも達しない時には、温度センサー22の装着
状態に何等かの異常があるものと判断するもので、判断
が「N」の時には「エラー」となってハロゲンランプ3
がオフされる。
このステップ(カ)は、ハロゲンランプ3に通電後に
4分が経過してステップ(オ)で「Y」と判別されてか
ら、ステップ(ケ)で設定温度に達した(「Y」)と判
断される迄の間引続いて行なわれる。即ち、ハロゲンラ
ンプ3に通電開始後に4分経過した時から、温度センサ
ー22の検出温度が設定温度T(油の温度が160℃又は180
℃)に達する時刻t1迄の間の温度変化は、第10図に示す
ように常に45℃以上であるから、この期間にその温度が
45℃以下になる時には、温度センサー22の装着状態に何
等かの異常があるものと判断するもので、判断が「N」
の時には「エラー」となってハロゲンランプ3をオフす
る。
ステップ(キ)でハロゲンランプ3に通電後に12分以
上が経過しているか否かが判断される。このステップ
(キ)は、ステップ(ケ)で「Y」と判断される迄引続
いて行なわれる。この12分という時間は、鍋24に対する
温度センサー22の装着状態が正常である時の検出温度の
推移を基に定められている。即ち、第9図に示す特性曲
線は、室温が5℃、油の量が鍋24の定格容量の120%、
電源電圧が定格の95%の時、即ち一般に考えられる温度
上昇率が最も低い状態の時の油の温度を示すもので、こ
の条件で通電開始後11分30秒経過した時に油の温度は設
定温度(160℃)に達するから、通電開始後に12分経過
した場合には温度センサー22の装着状態が正常であれ
ば、必ず160℃以上になるはずであり、通電開始後に12
分経過しても設定温度に達しない時には、温度センサー
22の装着状態に何等かの異常があるものと判断するの
で、判断が「N」の時には「エラー」となってハロゲン
ランプ3をオフする。
ステップ(タ)でもハロゲンランプ3に通電後に12分
以上が経過しているか否かが判断される。室温が35℃、
油の量が鍋24の定格容量の80%、電源電圧が定格の120
%の時、即ち一般に考えられる温度上昇率が最も高い状
態の時に設定温度(160℃)から12分連続加熱しても油
の温度は340℃で、油の発火温度の370℃には達しないか
ら、温度センサー22の装着状態に何等かの異常がある場
合でも、12分の連続加熱を検知してハロゲンランプ3を
オフすれば油が発火温度に達するような事は生じない。
ステップ(ケ)で時刻t1に温度センサー22の検出温度
が設定温度Tに達した「Y」と判断されると、ステップ
(コ)に移行し、温度センサー22の検出温度が第2の設
定温度即ち110℃以上であるか否かの判断を行う。温度
センサー22が時刻t1に設定温度Tに達すると、温度セン
サー22が正常に装着されている場合の温度変化は、第10
図に示すように常に110℃以上であるから、時刻t1以降
にその温度が110℃以下になる時には、温度センサー22
の装着状態に何等かの異常があるものと判断するもの
で、判断が「N」の時には「エラー」となってハロゲン
ランプ3をオフする。
ステップ(ス)で「N」と判断されると、ステップ
(ソ)でハロゲンランプ3がオンされ、「Y」と判断さ
れると、ステップ(セ)でハロゲンランプ3がオフさ
れ、これにより鍋24内の油がスイッチ17で設定された所
定の温度に保たれる。
尚、マイクロコンピュータ27のフローチャートには記
述を省略したが、「切」のスイッチ13を操作すると、
「連続加熱モード」及び「室温制御モード」のいずれか
が選択されている場合でも、例えばステップ(チ)、
(オ)、(ケ)、(ス)が行なわれた後にハロゲンラン
プ3がオフされる。
このように本実施例によれば、スイッチ12をオン操作
した時に、温度センサー22のプラグ23をジャック21に装
着していない場合には、ステップ(イ)で「N」判断す
る事によりステップ(チ),(ツ)を実行する「連続加
熱モード」が自動的に選択され、スイッチ12をオン操作
した時に、温度センサー22のプラグ23をジャック21に装
着している場合には、ステップ(イ)で「Y」と判断す
る事によりステップ(ウ)以下を行なう「温度制御モー
ド」(天ぷらモード)が自動的に選択されるから、温度
センサー22のプラグ23をジャック21に装着したにもかか
わらず使用者が連続加熱モードを選択するとか、使用者
が「温度制御モード」(天ぷらモード)を選択した時に
温度センサー22のプラグ23をジャック21に装着すること
を忘れるという事が確実に防止される事になり、従っ
て、使用者の誤解或いは誤操作で油の温度が必要以上に
高くなることが生ずる虞は全く無く、油が発火点迄温度
上昇するような危険な状態を確実に回避できる。
第11図は本発明の他の実施例を示すもので、ジャック
21にはプラグ23に接触する2個の接点21a,21bが設けら
れているが、このうち一方の接点21aはばね21cで矢印G
方向に付勢されている。このために、ジャック21からプ
ラグ23が取り外された第11図(b)に示す状態では接点
21a,21b間が短絡されて、これらの間の抵抗値が0Ωに
なる。上記した実施例では、A−Dコンバータ部27の入
力端子27a-1と27a-2間の抵抗が無限大である時に、ステ
ップ(イ)で「Y」と判断する事により「連続加熱モー
ド」を選択し、(ウ)、(ク)、(サ)で夫々「N」と
判断する事によりハロゲンランプ3をオフするようにし
たが、この実施例では、A−Dコンバータ部27の入力端
子27a-1と27a-2間の抵抗が0である時に、ステップ
(イ)で「Y」と判断する事により「連続加熱モード」
を選択し、ステップ(ウ)、(ク)、(サ)で夫々
「N」と判断する事によりハロゲンランプ3をオフすれ
ば、上記した実施例と同様の作用効果を奏する。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、調理器本体
に設けられた加熱源によりその加熱源の上方の加熱領域
に載置される鍋を加熱するものにおいて、前記加熱源の
加熱領域外の位置で前記調理器本体に前記鍋内の油に浸
漬される温度センサーを着脱可能に設け、前記加熱源を
連続オンさせる連続加熱モードと前記温度センサーによ
って得られた温度情報に基いて前記加熱源をオン・オフ
制御する温度制御モードとを切換えて制御する制御回路
とを設け、前記制御回路は、前記温度センサーが前記調
理器本体に接続されていない状態の時には前記連続加熱
モードを自動的に選択し、前記温度センサーが前記調理
器本体に接続された状態の時には前記温度制御モードを
自動的に選択する事を特徴とするものであるから、温度
センサーを調理器本体に接続するか否かによって連続加
熱モードと温度制御モードとが自動選択されて、選択さ
れたモードにて鍋の加熱が行なわれ、使用者の誤解によ
り被加熱物の温度が必要以上に高くなることが生じ無い
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は一部を切欠して示す斜視図、第2図は操作パネル
部分の拡大正面図、第3図は第1図のIII−III線に沿っ
て示す断面図、第4図は制御回路の電気的な構成図、第
5図は制御回路のフローチャートを示す図、第6図はタ
イミングチャートを示す図、第7図乃至第10図は温度特
性を示す図、第11図は本発明の他の実施例を示す断面図
である。 図面中、1は加熱調理器本体、3はハロゲンランプ(加
熱源)、21はジャック、22は温度センサー、23はプラ
グ、24は鍋、25はホルダー、27はマイクロコンピュー
タ、35はブザー(報知器)である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理器本体に設けられた加熱源によりその
    加熱源の上方の加熱領域に載置される鍋を加熱するもの
    において、 前記加熱源の加熱領域外の位置で前記調理器本体に着脱
    可能に設けられて前記鍋内の油に浸漬される温度センサ
    ーと、 前記加熱源を連続オンさせる連続加熱モードと前記温度
    センサーによって得られた温度情報に基づいて前記加熱
    源をオン・オフ制御する温度制御モードとを切換えて制
    御する制御部とを備え、 前記制御部は、前記温度センサーが前記調理器本体に接
    続されていない状態の時には前記連続加熱モードを自動
    的に選択し、前記温度センサーが前記調理器本体に接続
    された状態の時には前記温度制御モードを自動的に選択
    する事を特徴とする加熱調理器。
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