JP2804074B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2804074B2 JP1111413A JP11141389A JP2804074B2 JP 2804074 B2 JP2804074 B2 JP 2804074B2 JP 1111413 A JP1111413 A JP 1111413A JP 11141389 A JP11141389 A JP 11141389A JP 2804074 B2 JP2804074 B2 JP 2804074B2
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    • H05B3/68Heating arrangements specially adapted for cooking plates or analogous hot-plates
    • H05B3/74Non-metallic plates, e.g. vitroceramic, ceramic or glassceramic hobs, also including power or control circuits
    • H05B3/744Lamps as heat source, i.e. heating elements with protective gas envelope, e.g. halogen lamps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B2213/04Heating plates with overheat protection means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2213/00Aspects relating both to resistive heating and to induction heating, covered by H05B3/00 and H05B6/00
    • H05B2213/07Heating plates with temperature control means

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は加熱源により被加熱物の入った鍋を加熱する
加熱調理器に関する。
(従来の技術) 従来、加熱源により被加熱物例えば油の入った鍋を加
熱する場合に、油に温度センサーを浸漬してその油の温
度を温度センサーで検知しながら加熱源のオン・オフを
コントロールすることにより、鍋内の油を所定の温度範
囲に保つことが考えられているが、通常の連続加熱によ
る煮炊調理の場合には温度センサーが不要であるから、
該温度センサーは調理器本体に着脱可能にするのが一般
的である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、温度センサーが着脱可能であると、今
度は油が入った鍋を加熱する場合に温度センサーを装着
することを忘れたり、或いは装着をしても途中で外れた
り、電気的な接続が不完全とか温度センサーの素子の断
線故障等の場合も考えられ、この様な場合には油の温度
を所定の温度範囲に保つ作用が行なわれないから、油の
温度が必要以上に高くなって発火点にまで加熱されてし
まう欠点がある。
従って、本発明の目的は、温度センサーを装着するこ
とを忘れたり、或いは装着をしても途中で外れたり、電
気的な接続が不完全とか温度センサーの素子の断線故障
等の場合に、被加熱物の温度が必要以上に高くなること
が生じ無いようにし、また、この様な場合に使用者に報
知することができる加熱調理器を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の第1の手段は、調理器本体に設けられた加熱
源によりその加熱源の上方の加熱領域に載置される鍋を
加熱するものにおいて、前記加熱源の加熱領域外の位置
で前記調理器本体に着脱可能に設けられて前記鍋内に収
容される油に浸漬される温度センサーと、前記鍋の油の
加熱時にこの温度センサーによって得られた温度情報に
基づいて前記加熱源を制御する機能とそれ以外の被加熱
物の加熱時に温度情報に無関係に前記加熱源を制御する
機能とを有する制御部とを備え、前記制御部は、前記温
度センサーと前記調理器本体との着脱部分の状態を検知
する検知手段を有し、前記加熱源がオンするように操作
された時に前記検知手段により着脱部分の接続が断たれ
ている事が検知されると前記加熱源の温度センサーによ
って得られた温度情報に基づいたオン動作を阻止すると
共に温度情報に無関係の加熱源を制御する加熱源のオン
動作は阻止しない事を特徴とするものであり、 第2の手段は、調理器本体に設けられた加熱源により
その加熱源の上方の加熱領域に載置される鍋を加熱する
ものを対象としたものであり、前記加熱源の加熱領域外
の位置で前記調理器本体に着脱可能に設けられて前記鍋
内に収容される油に浸漬される温度センサーと、前記鍋
の油の加熱時に前記調理器本体に装着した前記温度セン
サーによって得られた温度情報に基づいて前記加熱源を
制御する機能とそれ以外の被加熱物の加熱時に温度情報
に無関係に前記加熱源を制御する機能とを有する制御部
とを備え、前記制御部が、前記温度センサーと前記調理
器本体との着脱部分の温度センサーの取付状態を抵抗値
により検知する検知手段を有し、前記鍋の油の加熱時で
前記調理器本体に装着した前記温度センサーによって得
られた温度情報に基づいて前記加熱源を制御するオン動
作中にこの検知手段により着脱部分の接続が断たれたこ
とが検知されると前記加熱源をオフすることを特徴とす
るものであり、 第3の手段は、上記の制御部により加熱源がオン動作
しない時或いはオフした時に報知器を作動させることを
特徴とするものである。
(作用) 上記した第1の手段によれば、鍋に収容された油の加
熱時に、調理器本体に着脱可能な温度センサーの装着を
忘れた場合に、これを検知して加熱源のオン動作を阻止
するから、油の温度が必要以上に高くなることが生じ無
いようにでき、温度情報に無関係に加熱源を制御する加
熱源のオン動作については阻止がされないので、鍋の油
の加熱時以外の場合には通常の加熱動作を行わせること
ができる。
第2の手段によれば、鍋に収容された油の加熱時に、
加熱源のオン動作中に着脱部分の接続が断たれた事が検
知されると、加熱源をオフして、油の温度が必要以上に
高くなることが生じ無いようにできる。
また、第3の手段によれば、第1又は第2の手段によ
って加熱源がオン動作されない時或いはオフされた時
に、使用者に報知することができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図乃至第10図に基いて説
明する。
まず第1図に示すように、電気調理器本体1は、偏平
な矩形箱状に形成されて調理台の天板Aの部分にセット
され、その内部の左右2箇所に加熱ユニット2が配設さ
れている。これら加熱ユニット2は、第3図に示すよう
に、加熱源としてのヒータ即ちハロゲンランプ3を複数
本、例えば4本ずつ長円形の上下両断熱体4、5により
挟んで、その有底の下断熱体5を受皿6により本体1の
内底面に固定して構成されている。そして、各加熱ユニ
ット2の上断熱体4の上面は、一枚の耐熱ガラス等の透
光性を有したトッププレート7により覆われており、そ
のトッププレート7は上断熱体4に密着されて加熱ユニ
ット2内を密閉している。この密閉された加熱ユニット
2内の温度、従ってハロゲンランプ3の雰囲気温度は温
度検出手段としてのサーモスタット8により検出され
る。このサーモスタット8は、金属製の外管内に温度変
化により伸縮する金属棒(図示せず)を配設してなり感
熱部9と、この感熱部9の金属棒の伸縮によりオン・オ
フされるスイッチ部10とから構成されていて、感熱部9
は加熱ユニット2内に配置され、スイッチ部10は加熱ユ
ニット2外に配設されている。尚、このサーモスタット
8は設計上は750℃以上でオフするように構成されてい
る。また、本体1の前面左右には操作パネル11が設けら
れている。この操作パネル11左半部には、第2図に示す
ように、加熱開始及び停止のための「入」及び「切」の
各スイッチ12及び13、ハロゲンランプ3の発熱量(入力
量)調整用の「入力up」及び「入力down」の各スイッチ
14及び15と「てんぷらモード入/切」及び「油温調整」
の各スイッチ16及び17が設けられていると共に、ハロゲ
ンランプ3への入力の大きさを表示するための複数個の
発光ダイオード18及び油温の表示、てんぷらモード入/
切の表示をするための発光ダイオード19,20が設けられ
ている。本体1の加熱ユニット2の加熱領域よりも外の
位置で左後方の隅部にはジャック21が設けられ、ここに
温度センサー22のプラグ23が着脱可能に連結されるよう
になっている。そして、トッププレート7上に載置され
る鍋24には、温度センサー22を保持するためのホルダー
25が設けられている。
尚、上記の各種スイッチ12〜15及び発光ダイオード18
は各加熱ユニット2に一対一の関係で操作パネル11の右
半部にも設けられているが、説明の便宜上以下操作パネ
ルの左半部に設けられた各スイッチにて操作される左側
の加熱ユニット2についてのみ説明する。
この電気調理器の左側の加熱ユニット2を制御する制
御部としての制御回路の電気的な構成は第4図に示す通
りで、加熱ユニット2の4本のハロゲンランプ3は電源
26に並列に接続されており、該ハロゲンランプ3群は、
マイクロコンピュータ27により通断電制御される。
上記マイクロコンピュータ27は、電気調理器本体1が
備える各種の電気部品を制御するもので、前記サーモス
タット8及び各種のスイッチ12〜17並びに温度センサー
22等からの信号を受け、この入力信号に応じて前記発光
ダイオード18〜20を通断電すると共に、ハロゲンランプ
3群と直列に接続されたトライアック28を駆動回路30を
介してオン・オフ制御することによりハロゲンランプ3
群を通断電制御するようになっており、その通電期間中
のハロゲンランプ3の出力(発熱量)制御は、トライア
ック28の位相制御により行うようになっている。
この温度センサ22は定電圧回路31の出力に抵抗32と直
列に接続されて、その分圧をマイクロコンピュータ27の
A−Dコンバータ部27aに与えているが、周囲温度が90
℃を越えるとスイッチングトランジスタ33をオンさせて
抵抗32に抵抗34を並列に接続することにより、検出温度
の範囲の拡大を測っている。この場合抵抗32を100kΩに
設定し、抵抗34を3kΩに設定している。
温度センサー22の感温素子としては例えば第7図に示
すような負の温度特性のサーミスタが用いられるが、こ
れは周囲温度が20℃の時に375kΩで周囲温度が0℃の時
に975kΩに設定されている。
マイクロコンピュータ27の主要なフローチャートは第
5図に示す通りである。
次に上記構成の作用について説明する。先ず、被加熱
物を通常の連続加熱をする場合即ち「連続加熱モード」
を選択する場合には、温度センサー22のプラグ23をジャ
ック21から取り外した状態にして「入」のスイッチ12の
みをオンさせる。この場合に加熱源であるハロゲンラン
プ3への入力をスイッチ14及び15の操作で調整するが、
その調整された状態は発光ダイオード18に表示される。
このようにして「連続加熱モード」を選択するとマイク
ロコンピュータ27は(ア)、(イ)、(チ)、(ツ)の
ステップを経てハロゲンランプ3に連続通電をするよう
に作動する。この「連続加熱モード」を選択した時に、
ジャック21に温度センサー22のプラグ23が連結されてい
る場合には、ステップ(チ)で「Y」と判断されて「エ
ラー」となり、ハロゲンランプ3をオフする。また、連
続加熱の途中でジャック21に温度センサー22のプラグ23
が連結された場合にも上記したと同様に、ステップ
(チ)で「Y」と判断されて「エラー」となる。
次に、被加熱物として油を用いて、天ぷらを揚げる場
合には、温度センサー22を利用した「温度制御モード」
(天ぷらモード)を選択するが、以下この場合の作用つ
いて述べる。先ず、ジャック21にプラグ23を連結して温
度センサー22を油を入れた鍋24のホルダ25にセットす
る。次に、スイッチ16により「てんぷらモード」を選択
して発光ダイオード20が点灯した状態にし、且つ、スイ
ッチ17により油の設定温度(160℃又は180℃)を選択し
て選択された温度に対応する発光ダイオード19が点灯し
た状態にし、この状態で「入」スイッチ12をオンさせ
る。するとマイクロコンピュータ27はステップ(ア)を
経てステップ(イ)に移行した時に「Y」と判断してス
テップ(ウ)に移行する。ジャック21にプラグ23を連結
していない場合には、マイクロコンピュータ27はA−D
コンバータ部27aの入力端子27a-1と入力端子27a-2間の
抵抗が無限大であるために入力端子27a-2が入力端子27a
-3と等しい電圧になるが、この様な状態は第7図に示す
サーミスタの温度特性から周囲温度が0℃よりも遥かに
低い場合であり、従って、このステップ(ウ)に移行し
た時に、マイクロコンピュータ27はA−Dコンバータ27
aに与えられる信号が0℃以下であるか否かの判断を行
う事により「ジャックにセンサが挿入してあるか」の判
断を行うことができる。このステップで「Y」と判断さ
れた時はステップ(エ)に移行するが、温度センサー22
のプラグ23をジャック21に付け忘れた場合には「N」と
判断されて「エラー」となりハロゲンランプ3への通電
が行われない。
「入」のスイッチ12は、瞬時のオン操作では作動せ
ず、例えば700msオン操作を続けた場合に操作が有効化
されて作動するようになっている。マイクロコンピュー
タ27にはトランジスタ34からなる駆動回路を介して報知
器としてのブザー35が接続されており、第6図(a)に
示すようにスイッチ12のオン操作と同時に鳴動が開始さ
れ、操作が有効化されるための700msが経過するとその
鳴動が停止される。従って、ブザー35の鳴動の停止を確
認してオン操作を終了すれば良い。そして、上記ステッ
プ(イ)、(ウ)はブザー35の鳴動の完了に基いて行わ
れる。ステップ(ウ)で「Y」と判断された時には、ハ
ロゲンランプ3がオンされる。また、ステップ(ウ)で
「N」と判断された場合には、上記した700msの鳴動完
了後に同第6図(b)に示すように80msの間隔で鳴動と
停止を5回続けて異常状態を使用者に報知し、ハロゲン
ランプ3への通電は行われない。この異常状態の報知は
いずれのステップで「エラー」となった場合にも同様に
行われる。
上記のようにプラグ23をジャック21に付け忘れた場合
と、温度センサー22の断線及びプラグ23がジャック21に
接続不良である場合とのいずれの場合でも、マイクロコ
ンピュータ27のA−Dコンバータ部27aに与えられる信
号の状態が同じであるから、ステップ(ウ)で温度セン
サー22の断線及びプラグ23がジャック21に接続不良の場
合の判断も合わせて行われる。
スイッチ12の投入時の上記した異常状態の判断はステ
ップ(ウ)で判断しているが、その後の異常状態はステ
ップ(ウ)に合わせてステップ(ク)、(サ)でも行
う。これらのステップで判断する事により上記した異常
状態に合わせて鍋24の加熱中にプラグ23がジャック21か
ら抜け外れた場合の判断もでき、この様な場合には、ス
テップ(ウ)、(ク)、(サ)のいずれでも「N」と判
断されて「エラー」となりハロゲンランプ3がオフされ
る。
ステップ(エ)でハロゲンランプ3をオンした後に4
分が経過すると、ステップ(オ)からステップ(カ)に
移行し、温度センサー22の検出温度が第1の設定温度即
ち45℃以上であるか否かの判断を行なうが、この温度は
鍋24に対する温度センサー22の装着状態が正常である時
の検出温度の推移を基に定められている。第8図に示す
特性曲線は、室温が5℃、油の量が鍋24の定格容量の12
0%、電源電圧が定格の95%の時、即ち一般に考えられ
る温度上昇率が最も低い状態の油の温度と温度センサー
22の検出温度との関係を示すもので、この条件で通電開
始後4分経過した時の温度センサー22の検出温度は50℃
であるから、ハロゲンランプ3に通電開始後に4分経過
した場合に温度センサー22の装着状態が正常であれば、
必ず50℃以上になるはずであるから、これよりも5℃低
い45℃にも達しない時には、温度センサー22の装着状態
に何等かの異常があるものと判断するもので、判断が
「N」の時には「エラー」となってハロゲンランプ3が
オフされる。
このステップ(カ)は、ハロゲンランプ3に通電後に
4分が経過してステップ(オ)で「Y」と判別されてか
ら、ステップ(ケ)で設定温度に達した(「Y」)と判
断される迄の間引続いて行われる。即ち、ハロゲンラン
プ3に通電開始後に4分通過した時から、温度センサー
22の検出温度が設定温度T(油の温度が160℃又は180
℃)に達する時刻t1迄の間の温度変化は、第10図に示す
ように常に45℃以上であるから、この期間にその温度が
45℃以下になる時には、温度センサー22の装着状態に何
等かの異常があるものと判断するもので、判断が「N」
の時には「エラー」となってハロゲンランプ3をオフす
る。
ステップ(キ)でハロゲンランプ3に通電後に12分以
上が経過しているか否かが判断される。このステップ
(キ)は、ステップ(ケ)で「Y」と判断される迄引続
いて行われる。この12分という時間は、鍋24に対する温
度センサー22の装着状態が正常である時の検出温度の推
移を基に定められている。即ち、第9図に示す特性曲線
は、室温が5℃、油の量が鍋24の定格容量の120%、電
源電圧が定格の95%の時、即ち一般に考えられる温度上
昇率が最も低い状態の時の油の温度を示すもので、この
条件で通電開始後11分30秒経過した時に油の温度は設定
温度(160℃)に達するから、通電開始後に12分経過し
た場合に温度センサー22の装着状態が正常であれば、必
ず160℃以上になるはずであり、通電開始後に12分経過
しても設定温度に達しない時には、温度センサー22の装
着状態に何等かの異常があるものと判断するもので、判
断が「N」の時には「エラー」となってハロゲンランプ
3をオフする。
ステップ(タ)でもハロゲンランプ3に通電後に12分
以上が経過しているか否かが判断される。室温が35℃、
油の量が鍋24の定格容量の80%、電源電圧が定格の120
%の時、即ち一般に考えられる温度上昇率が最も高い状
態の時に設定温度(160℃)から12分連続加熱しても油
の温度は340℃で、油の発火温度の370℃には達しないか
ら、温度センサー22の装着状態に何らかの異常がある場
合でも、12分の連続加熱を検知してハロゲンランプ3を
オフすれば油が発火温度に達するような事は生じない。
ステップ(ケ)で時刻t1に温度センサー22の検出温度
が設定温度Tに達した「Y」と判断されると、ステップ
(コ)に移行し、温度センサー22の検出温度が第2の設
定温度即ち110℃以上であるか否かの判断を行う。温度
センサー22が時刻t1に設定温度Tに達すると、温度セン
サー22が正常に装着されている場合の温度変化は、第10
図に示すように常に110℃以上であるから、時刻t1以降
にその温度が110℃以下になる時には、温度センサー22
の装着状態に何等かの異常があるものと判断するもの
で、判断が「N」の時には「エラー」となってハロゲン
ランプ3をオフする。
ステップ(ス)で「N」と判断されると、ステップ
(ソ)でハロゲンランプ3がオンされ、「Y」と判断さ
れると、ステップ(セ)でハロゲンランプ3がオフさ
れ、これにより鍋24内の油がスイッチ17で設定された所
定の温度に保たれる。
尚、マイクロコンピュータ27のフローチャートには記
述を省略したが、「切」のスイッチ13を操作すると、
「連続加熱モード」及び「温度制御モード」のいずれが
選択されている場合でも、例えばステップ(チ)、
(オ)、(ケ)、(ス)が行われた後にハロゲンランプ
3がオフされる。
このように本実施例によれば、温度センサー22のプラ
グ23をジャック21に装着することを忘れて天ぷらモード
を選択した状態でスイッチ12を操作した場合には、ステ
ップ(ウ)で「N」と判断される事により「エラー」と
なり、加熱源であるハロゲンランプ3がオンされない。
また、温度センサー22のプラグ23をジャック21に装着し
ていても加熱中で外れたり、電気的な接続が不完全とか
温度センサー22の感温素子の断線等の故障が生じた場合
に、ステップ(ウ)、ステップ(ク)、ステップ(サ)
のいずれかで「N」と判断される事により「エラー」と
なり、加熱源であるハロゲンランプ3をオフして、被加
熱物である油の温度が必要以上に高くなることが生じ無
いようでき、油が発火点迄温度上昇するような危険な状
態を回避できるものであり、また、この様な場合に使用
者にブザー35で報知することができる。
第11図は本発明の他の実施例を示すもので、ジャック
21にはプラグ23に接触する2個の接点21a,21bが設けら
れているが、このうち一方の接点21aはばね21cで矢印G
方向に付勢されている。このために、ジャック21からプ
ラグ23が取り外された第11図(b)に示す状態では接点
21a,21b間が短絡されて、これらの間の抵抗値が0Ωに
なる。上記した実施例では、A−Dコンバータ部27の入
力端子27a-1と27a-2間の抵抗が無限大である時に、ステ
ップ(ウ)、(ク)、(サ)で夫々「N」と判断する事
によりハロゲンランプ3をオフするようにしたが、この
実施例では、A−Dコンバータ部27の入力端子27a-1と2
7a-2間の抵抗が0である時に、ステップ(ウ)、
(ク)、(サ)で夫々「N」と判断する事によりハロゲ
ンランプ3をオフすれば、上記した実施例と同様の作用
効果を奏する。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、第1の手段
によれば、鍋に収容された油の加熱時に、調理器本体に
着脱可能な温度センサーの装着を忘れた場合に、これを
検知して加熱源のオン動作を阻止するから、油の温度が
必要以上に高くなることが生じ無いようにできると共
に、温度情報に無関係に加熱源を制御する加熱源のオン
動作については阻止しないので、鍋の油の加熱時以外の
場合には通常の加熱動作を行わせることができ、 第2の手段によれば、鍋に収容された油の加熱時に、
加熱源のオン動作中に着脱部分の接続が断たれた事が検
知されると、加熱源をオフして、油の温度が必要以上に
高くなることが生じ無いようにでき、 また、第3の手段によれば、第1又は第2の手段によ
って加熱源がオン動作されない時或いはオフされた時
に、使用者に報知することができるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は一部を切欠して示す斜視図、第2図は操作パネル
部分の拡大正面図、第3図は第1図のIII−III線に沿っ
て示す断面図、第4図は制御回路の電気的な構成図、第
5図は制御回路のフローチャートを示す図、第6図はタ
イミングチャートを示す図、第7図乃至第10図は温度特
性を示す図、第11図は本発明の他の実施例を示す断面図
である。 図面中、1は加熱調理器本体、3はハロゲンランプ(加
熱源)、21はジャック、22は温度センサー、23はプラ
グ、24は鍋、25はホルダー、27はマイクロコンピュー
タ、35はブザー(報知器)である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理器本体に設けられた加熱源によりその
    加熱源の上方の加熱領域に載置される鍋を加熱するもの
    において、 前記加熱源の加熱領域外の位置で前記調理器本体に着脱
    可能に設けられて前記鍋内に収容される油に浸漬される
    温度センサーと、 前記鍋の油の加熱時にこの温度センサーによって得られ
    た温度情報に基づいて前記加熱源を制御する機能とそれ
    以外の被加熱物の加熱時に温度情報に無関係に前記加熱
    源を制御する機能とを有する制御部とを備え、 前記制御部は、前記温度センサーと前記調理器本体との
    着脱部分の状態を検知する検知手段を有し、前記加熱源
    がオンするように操作された時に前記検知手段により着
    脱部分の接続が断たれている事が検知されると前記加熱
    源の温度センサーによって得られた温度情報に基づいた
    オン動作を阻止すると共に温度情報に無関係の加熱源を
    制御する加熱源のオン動作は阻止しない事を特徴とする
    加熱調理器。
  2. 【請求項2】調理器本体に設けられた加熱源によりその
    加熱源の上方の加熱領域に載置される鍋を加熱するもの
    において、 前記加熱源の加熱領域外の位置で前記調理器本体に着脱
    可能に設けられて前記鍋内に収容される油に浸漬される
    温度センサーと、 前記鍋の油の加熱時に前記調理器本体に装着した前記温
    度センサーによって得られた温度情報に基づいて前記加
    熱源を制御する機能とそれ以外の被加熱物の加熱時に温
    度情報に無関係に前記加熱源を制御する機能とを有する
    制御部とを備え、 前記制御部は、前記温度センサーと前記調理器本体との
    着脱部分の温度センサーの取付状態を抵抗値により検知
    する検知手段を有し、前記鍋の油の加熱時で前記調理器
    本体に装着した前記温度センサーによって得られた温度
    情報に基づいて前記加熱源を制御するオン動作中にこの
    検知手段により着脱部分の接続が断たれたことが検知さ
    れると前記加熱源をオフする事を特徴とする加熱調理
    器。
  3. 【請求項3】制御部により加熱源がオン動作しない時或
    いはオフした時に報知器を作動させる事を特徴とする請
    求項1又は2記載の加熱調理器。
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