JP2675277B2 - メモリ・アレイ・セル読み出し回路 - Google Patents

メモリ・アレイ・セル読み出し回路

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JP2675277B2
JP2675277B2 JP8842895A JP8842895A JP2675277B2 JP 2675277 B2 JP2675277 B2 JP 2675277B2 JP 8842895 A JP8842895 A JP 8842895A JP 8842895 A JP8842895 A JP 8842895A JP 2675277 B2 JP2675277 B2 JP 2675277B2
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    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • G11C16/28Sensing or reading circuits; Data output circuits using differential sensing or reference cells, e.g. dummy cells
    • GPHYSICS
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    • G11C16/24Bit-line control circuits

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メモリ・アレイ・セ
ル読み出し回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、現在市販されている不揮
発性メモリでは、アレイ・セルはその内容を選択された
基準セルの既知内容と比較することで読み出される。も
う少し詳しく云うと、読み出されるべきセル(アレイの
同一列中の他のセルと一緒に)はアレイのビット・ライ
ンに接続されているが、基準セル(通常、バージン・セ
ル又は消去されたセル)は基準ラインに接続されている
(積極的には同一列中の他の基準セルと一緒に)。それ
ぞれのデコード回路を介してビット・ラインは電流/電
圧変換器(以後、アレイ変換器とも称する)に接続さ
れ、次にこの変換器が電源に接続される。
【0003】デコード回路(デコード信号によって制御
される)は、特定のビット・ラインをそれぞれの変換器
へ接続するか或はそれぞれの変換器から切り離すことに
よりこのビット・ラインを読み取り動作可能或は動作不
能にする。変換器は直列に接続された予備充電回路及び
負荷を備え、これらの間のノードが変換器の出力端子に
なり且つセンス増幅器の一方の入力端子に接続される。
センス増幅器の他方の入力端子は、基準ラインと電源の
間に置かれ且つアレイ変換器と同じ構造の基準電流/電
圧変換器の出力端子に接続される。
【0004】既知の1つの解決策によれば、負荷が2重
化されている以外、基準変換器はアレイ変換器と同じ構
造をしており、そして基準変換器及びアレイ変換器の負
荷は、読み出されるべきセルに供給される電流が基準セ
ルの電流の半分であるように接続されたカレント・ミラ
ーである。
【0005】従って、読み出しは最初の予備充電兼等化
ステップ[選択されたビット・ライン(読み出されるべ
きセルに接続された)及び基準ラインが所定電圧までバ
イアスされ、そして読み出されるべきセル及び基準セル
が制御端子にて適切にバイアスされる。]及び検出ステ
ップ(コンパレータの出力が読み出される)から成る。
【0006】等化ステップでは、基準変換器の出力電圧
は最初電源値から中間の基準値まで低下するが、アレイ
変換器の出力電圧は最初電源値から低い値まで低下す
る。もし読み出されるべきセルが消去されるならば、出
力電圧は、このセルが所要の電流(上述したように、読
み出されるべきセルに供給される電流は基準セルの電流
の半分である。)よりも小さい電流を受けるので、基準
値よりも低い値に固定される。逆に、もし読み出される
べきセルが書き込まれるならば、このセルは殆ど無電流
を吸収しそして出力電圧は電源電圧に近い高電圧に切り
換わる。従って、出力電圧は、書き込まれたセルの場合
には基準電圧よりも高く且つ消去されたセルの場合には
基準電圧よりも低く、よって変換器の出力電圧が一度固
定されるとコンパレータに書き込まれたセルと消去され
たセルとを区別させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した回路では、書
き込まれたセルと消去されたセルとを区別するのが重要
であるが、基準電流とアレイ電流の関係は読み出し速度
に関しては欠点となる。事実、書き込まれたセルの場合
には、アレイ変換器の出力ノードでの電圧の、最初の低
下に続く上昇は、供給された電流の量に依存する。これ
は基準電流の半分に等しく、上述した既知の回路は従っ
て遅く且つ変換器の出力電圧が正しい値に達してセルを
読み出させるのに若干の時間経過を伴う。その上、回路
が遅いので、出力電圧が上昇する速度は割り当てられた
時間内に部分的にプログラムされた(書き込まれた)セ
ルの読み出しを防ぐ程遅くて良く、その結果、セルは実
際には欠点が無く且つさもなければ速められた速度状態
下で使用可能であるのに、拒否されるか返されなければ
ならない。
【0008】この発明の目的は、上述した欠点を打破す
るように設計された高速の読み出し回路を得ることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明はによれば、特
許請求の範囲の請求項1に記載されたようなメモリ・ア
レイ・セル読み出し回路が提供される。
【0010】
【実施例】この発明の望ましい非制限実施例を、添付図
面について説明する。図1において、符号1は、多数個
のアレイ読み出し枝路2(1個だけ図示した)及び基準
枝路3を既知の態様で備えた読み出し回路を示す。アレ
イ読み出し枝路2は多数本のビット・ライン5(1本だ
け図示した)に(図示しないデコード回路を介して)接
続された予備充電回路4を含み、そしてビット・ライン
5は多数個のセル(そのうちの、或る一定時間に読み出
されるべきセル6だけを示す。)に接続されている。予
備充電回路4はPチャネルMOSトランジスタ8から成
る負荷を介して電圧VDDの電源ラインに接続され、そし
て予備充電回路4及びトランジスタ8は電流/電圧変換
器を形成し、その出力端子がトランジスタ8のドレイン
端子(ノード9)である。
【0011】同様に、基準枝路3は基準ライン11に接
続された予備充電回路10を含み、そして基準ライン1
1は基準セル12に接続されるか或はビット・ライン5
のように1列中の多数個の基準セルに接続されている。
負荷は、予備充電回路10と電源ライン7の間に置か
れ、そしてこの場合はトランジスタ8と同じサイズ及び
製造仕様であるがダイオード接続された2個のPチャネ
ルMOSトランジスタ13,15から成る。この場合
も、予備充電回路10及びトランジスタ13,15は電
流/電圧変換器を形成し、その出力端子がトランジスタ
13,15と予備充電回路10の間のノード16で形成
される。
【0012】もう少し詳しく云うと、トランジスタ1
3,15は、そのゲート端子が互いに接続され、それぞ
れのドレイン端子に接続され、アレイ読み出し枝路2の
トランジスタに接続され、且つノード16に接続されて
いる。基準枝路3のノード16、アレイ読み出し枝路2
のノード9はセンス増幅器17の各入力端子に接続さ
れ、センス増幅器17の出力端子18が読み出し回路1
の出力端子になる。
【0013】上述した例は1個の基準枝路3を提供し、
そしてトランジスタ13,15は消費電力が極めて少な
い簡単な解決策により各アレイ読み出し枝路2(各セン
ス増幅器17毎に1個)のトランジスタ8のゲート端子
を制御するマルチミラーを提供する。或は、基準枝路3
は各センス増幅器17毎に即ち各アレイ読み出し枝路2
毎に設けても良い。
【0014】予備充電回路4は、ノード9とビット・ラ
イン5の間に置かれたカスコード(cascode)段20、
ビット・ライン5での電圧オーバシュートを防止するた
めの一対の安定化トランジスタ21,22、及び速予備
充電トランジスタ28を含む。もう少し詳しく云うと、
カスコード段20は普通の即ち低閾値のNチャネル・ト
ランジスタ25及びNORゲート26から成り、トラン
ジスタ25はそのドレイン端子がノード9に接続され且
つソース端子(ノード23)がビット・ライン5に接続
され、そしてNORゲート26はその第1の入力端子が
ビット・ライン5に接続され、その第2の入力端子が論
理信号ENMの供給されるノード26aに接続され、且
つその出力端子(ノード27)がトランジスタ25のゲ
ート端子に接続されている。
【0015】第1の安定化トランジスタ21はP型であ
って、そのソース端子がノード9に接続され、そのドレ
イン端子がNORゲート26の出力端子に接続され、且
つそのゲート端子が論理信号BLDNの供給されるノー
ド29に接続されている。第2の安定化トランジスタ2
2はN型であって、そのソース端子がグランドに接続さ
れ、そのドレイン端子がビット・ライン5に接続され、
且つそのゲート端子が論理信号BLDNとは逆の論理信
号BLDの供給されるノード30に接続されている。速
予備充電トランジスタ28は、普通のNチャネル型であ
り、そのドレイン端子がVDD電源ライン7に接続され、
そのソース端子がノード9に接続され、且つそのゲート
端子がNORゲート26の出力端子に接続されている。
【0016】予備充電回路10は、付加的な電流枝路3
1を除けば、予備充電回路4と同じ構造をしている。予
備充電回路10は、従ってカスコード段32、第1及び
第2の安定化トランジスタ33,34、並びに速予備充
電トランジスタ39を含む。カスコード段32は普通の
Nチャネル・トランジスタ35及びNORゲート36か
ら成り、トランジスタ35は、そのドレイン端子がノー
ド16に接続され、且つそのソース端子(ノード41)
が基準ライン11に接続され、そしてNORゲート36
はその第1の入力端子が基準ライン11に接続され、そ
の第2の入力端子が論理信号ENRの供給されるノード
37に接続され、且つその出力端子(ノード38)がト
ランジスタ35のゲート端子に接続されている。
【0017】第1の安定化トランジスタ33はP型であ
って、そのソース端子がノード16に接続され、そのド
レイン端子がノード38に接続され、且つそのゲート端
子がノード40に接続されている。このノード40はノ
ード29に接続されるので、論理信号BLDNが供給さ
れる。第2の安定化トランジスタ34はN型であって、
そのソース端子がグランドに接続され、そのドレイン端
子が基準ライン11に接続され、且つそのゲート端子が
ノード30に接続されている。速予備充電トランジスタ
39は、普通のNチャネル型であり、そのドレイン端子
がVDD電源ライン7に接続され、そのソース端子がノー
ド16に接続され、且つそのゲート端子がノード38に
接続されている。
【0018】付加的な電流枝路31はN型の付加的な電
流トランジスタ43を含み、そのソース端子が基準ライ
ン11に接続され、そのゲート端子がノード38に接続
され、且つそのドレイン端子がスイッチ44を介してグ
ランドに接続されている。付加的な電流トランジスタ4
3は、カスコード段32により基準ライン11をバイア
スする時に基準セル12の電流に近似する電流を吸収す
るようなサイズである。もう少し詳しく云うと、スイッ
チ44はNチャネル・トランジスタによって形成され、
そのソース端子が付加的な電流トランジスタ43のドレ
イン端子に接続され、そのドレイン端子がグランドに接
続され、且つそのゲート端子がノード30に接続されて
いる。
【0019】図1の読み出し回路1は下記のように作動
する。論理信号ENM及びENRを低レベルに切り換え
ることにより等化ステップを動作可能にする時、論理信
号BLDが高レベルであるので、トランジスタ21,2
2,28,33,34,39及び43の時間を無視すれ
ば、カスコード段20,32は動作可能にされてビット
・ライン5及び基準ライン11を所定の電圧例えば1V
にもたらす。もう少し詳しく云うと、NORゲート26
及び36の従前の低出力は高出力に切り換わり(ビット
・ライン5及び基準ライン11は放電してグランド電位
になる)、従ってトランジスタ25及び35をターンオ
ンさせることによりトランジスタ8をビット・ライン5
へそしてトランジスタ13,15を基準ライン11へ接
続する。ビット・ライン5、基準ライン11(これらは
容量性である)は充電され始め従ってノード23,41
での電圧を上昇させ且つノード9,16での電圧を降下
させる。ノード23,41での電圧従ってNORゲート
26,36へ供給される電圧の上昇は、NORゲート2
6,36の出力端子での電圧従ってトランジスタ25,
35の制御端子での電圧の降下で達成され、従ってトラ
ンジスタ25,35は導通状態が減り且つノード23,
41からノード9,16を減結合しようとするので電圧
が降下する。換言すれば、この段階では、ビット・ライ
ン5、基準ライン11の電圧は上昇するとNORゲート
26,36によりトランジスタ25,36を少なくとも
部分的にターンオフすることによって降下され、またビ
ット・ライン5、基準ライン11の電圧は降下するとN
ORゲート26,36によりトランジスタ25,35を
より大きな範囲までターンオンすることによって上昇さ
れる。この逆方向の組み合わせ作用は平衡した状態(バ
イアス)を達成し、トランジスタ25,35は、ビット
・ライン5、基準ライン11の所定電圧を確保するのに
要する量だけターンオンされる。
【0020】速予備充電トランジスタ28,39は、ト
ランジスタ8,13,15がかなり抵抗性であり従って
ビット・ライン5の速い充電を防止する電流制限効果
(及び所望のバイアス状態の素早い達成)を有すること
を考慮して、上述したステップを加速する。ビット・ラ
イン5、基準ライン11(これらは上述したように容量
性である)の充電を速めるために、低抵抗の速予備充電
トランジスタ28,39は、最初ターンオンされて大電
流を供給し、そしてノード23,41での電圧が上昇す
る即ち所望のバイアス状態に近づいた時にNORゲート
26,36の出力電圧によって自動的にターンオフされ
る。この際、NORゲート26,36の出力電圧は上昇
し従って速予備充電トランジスタ28,39が最終的に
ターンオフされるまでそのゲート・ソース間電圧降下を
低減するのである。速予備充電トランジスタ28,39
は、従って上述したステップを加速するための等化フェ
ーズの始めだけターンオンされるにすぎない。
【0021】所望のバイアス状態を確保するために、第
1の安定化トランジスタ21,33もそれぞれトランジ
スタ25,35が決して完全にはターンオフされないこ
とを確保する補助機能を行う。事実、第1の安定化トラ
ンジスタ21及び33が無ければ、ノード23又は41
は所定レベル[例えばカスコード段20(又は32)の
固有の遅延を考慮するかアレイ中の他のラインとの不所
望な接続の存在で]を或る範囲[NORゲート26(又
は36)の出力がトランジスタ25(又は35)をター
ンオフしてノード9(又は16)を電源ライン7の電圧
に戻すような低いレベルに下降する]まで積極的にオー
バシュートさせ得る。その場合に、センス増幅器17は
消去されたセルを書き込まれたセルと間違えることもあ
る。しかしながら、これは、NORゲート26(又は3
6)の出力端子をノード9(又は16)に接続してこの
ノードが一定のレベル[トランジスタ25(又は35)
がオンに留るのを保証されるレベル]から降下しないよ
うにする第1の安定化トランジスタ21,33によって
防止される。
【0022】第2の安定化トランジスタ22(34)
も、もし高過ぎるレベルまで充電されるならば、ビット
・ライン5(基準ライン11)がトランジスタ25(3
5)をターンオフするのを防止する。このため、トラン
ジスタ8(13,15)からの過電流によりビット・ラ
イン5(基準ライン11)を過度に上昇させる傾向は、
過剰電流の一部を吸収する小サイズの第2の安定化トラ
ンジスタ22(34)によって反作用される。第2の安
定化トランジスタ22,34も、これらが浮遊している
時(読み出し回路1が読み出しモードにない時)、それ
ぞれビット・ライン5、基準ライン11をグランドに接
続する。
【0023】付加的な電流トランジスタ43は、読み出
されるべきセルが書き込まれる場合に、アレイ読み出し
枝路のノード9での電圧を素早くバックアップする。上
述したように、ビット・ライン5、基準ライン11の予
備充電(バイアス)が一度達成されると、書き込まれた
セル6が不導通従ってトランジスタ8によって供給され
た電流を吸収しないので、ノード9(アレイ読み出し枝
路2の出力端子)での電圧は今一度電源電圧まで上昇す
る。トランジスタ8によってビット・ライン5へ供給さ
れる電流がトランジスタ13,15によってビット・ラ
インへ供給された或はいずれにせよセル6によって要請
された電流より小さい(半分)ので、ノード9での電圧
上昇は、付加的な電流トランジスタ43が無ければ、ト
ランジスタ8によって供給される電流に依存して遅いの
で、予備充電の開始と出力電圧の定常値への到達との間
の時間は無視できず従って全体として読み出しを遅くす
る。
【0024】他方、図1の読み出し回路1では、書き込
まれたセルが有る場合のノード9での出力電圧の上昇
は、ビット・ライン5、基準ライン11の初期予備充電
中及びノード9での電圧が固定されているような短い期
間スイッチ44によってオンに維持される付加的な電流
トランジスタ43によって加速され、そしてこれは基準
セル12によって吸収された電流に加えてトランジスタ
13,15によって供給された電流を吸収する。トラン
ジスタ13,15によって供給される全電流は従って基
準セル12に要する電流よりも大きく、そしてもう少し
詳しく云うと各トランジスタ13,15は基準セル12
に要する電流に大体近い電流を供給する。各トランジス
タ13,15によって供給される電流がトランジスタ8
に反映されるので、ビット・ライン5へ供給される電流
は基準セル12へ供給される電流に大体等しく、従って
もしセル6が書き込まれて不導通であるならば、所定電
圧まで降下した後のノード9での電圧は電源電圧に大体
等しい値まで急速に回復される。
【0025】付加的な電流は、ノード9での出力電圧の
固定フェーズの一部の間だけ維持される。事実、書き込
まれたセル6に代わる消去されたセル6の場合には、ト
ランジスタ8によって供給される電流の増大はノード9
での出力電圧を上昇させ、この電圧上昇は、消去された
セルと書き込まれたセルとを安全に区別するためにアレ
イの出力電圧と基準電圧との間に充分な差を確保のに出
来るだけ離れて制限されなければならない。従って、付
加的な電流トランジスタ43は、書き込まれたセルの場
合にノード9での出力電圧を急速に上昇させるのに足り
る期間だけオンに維持され、そして論理信号BLDを低
レベルに切り換えるために出来るだけ速くターンオフさ
れる。従って、消去されたセル6の場合には、ノード9
での出力電圧は、常に基準電圧(ノード16での電圧)
より低く維持され、そしてその後基準電圧と正しく比較
させるための通常の低いレベルまで回復される。
【0026】換言すれば、付加的な電流トランジスタ4
3は、等化中のトランジスタ8によって供給される電流
Mとトランジスタ13,15によって供給される電流
Rとの比R1が評価中の同一電流の比R2より大きいこ
とを確保する。
【0027】書き込まれたか或は消去されたセル6の場
合の図1の読み出し回路1で得られる電圧の例はそれぞ
れ図2、図3に示され、ノード9,16,18,23,
27,38,41での電圧はそれぞれV9,V16,V
18,V23,V27,V38,V41で示されてい
る。図2に示したように(書き込まれたセル6に関す
る)、ノード9での出力電圧は、その初期降下に続き、
既知回路に比べて出力電圧V18が前もって定常値に達
するように急速に上昇する。
【0028】逆に、消去されたセル6の場合(図3)に
は、ノード9での出力電圧は、降下して所定値を中心に
振動した後、普通の回路の値より高い中間値まで上昇し
(それでも基準電圧V16の値より低い)、そして論理
信号BLDの切り換え後(付加的な電流トランジスタ4
3の固有のターンオフ時間による遅れを伴う)、その普
通の低いレベルに切り換わる。消去されたセルの場合に
出力電圧がその普通の値に達する遅れはどんな場合でも
付加的な電流による進みよりも小さく、そして出力電圧
V9が基準電圧V16を決して越えないことに注目すれ
ば、本読み出し回路1は、既知回路よりも進んでセンス
増幅器17の出力電圧V18を明白に読み出す。
【0029】
【発明の効果】上述した読み出し回路1はまた正しくプ
ログラムされたセルよりも遅い部分的にプログラムされ
たセルを読み出すので、アレイ読み出し枝路2のノード
9は通常割り当てられた読み出し時間内に定常値に達せ
ず、そしてこれは既知の回路では評価中拒否ないし返さ
れた。他方、上述した読み出し回路1では、電圧上昇を
加速することにより、そのようなセルの出力電圧は割り
当てられた読み出し時間内に定常値に達するように管理
し、従ってさもなければ役に立たないセルを利用させ
る。
【0030】従って、上述した読み出し回路1は、不規
則に消去ないし書き込まれたセルを含む最適状態以下の
状態でさえセルを読み出すことにより高度の信頼性を呈
する。トランジスタ21,22,28,39及び33,
34は、事実、そのような難しい状態下でさえビット・
ライン5及び基準ラ11を正しく値に予備充電する。例
えば過消去即ち高導通のセル6がビット・ライン5の電
圧を過度に降下させ且つNORゲート26の出力端子2
7での電圧を上昇させる場合に、速予備充電トランジス
タ28は、再びターンされて良く(ゲート・ソース間電
圧降下が閾値よりも大きい値に回復されるせいで)且つ
ビット・ライン5での電圧の降下を止めてもっと安定な
電圧レベルを達成するためにセル6へ供給される電流の
方へ寄与する。
【0031】その上、付加的な電流トランジスタ43
は、異なる電源電圧でさえ、その制御端子がノード38
に接続され、その電圧(予備充電の開始時に振動させら
れる)が電源電圧の変動と共にかなり安定しているの
で、高度の動作安定性を呈する。
【0032】しかしながら、この発明の範囲から逸脱す
ることなく、こゝに例示して説明したような読み出し回
路に種々変更を行えることは明らかである。特に、予備
充電中選択されたビット・ラインに大電流を供給し、そ
の後に電流を小さくして選択されたセルの出力電圧と基
準電圧を正しく比較させる解決策を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る読み出し回路を示す回路図であ
る。
【図2】書き込まれたセルの場合の図1の読み出し回路
の種々の点での電圧を示す図である。
【図3】消去されたセルの場合の図1の読み出し回路の
種々の点での電圧を示す図である。
【符号の説明】
1 読み出し回路 2 アレイ読み出し枝路 3 基準枝路 4,10 予備充電回路 5 ビット・ライン 6 セル 7 電源ライン 8;13,15 負荷トランジスタ 9,16 ノード 11 基準ライン 12 基準セル 20,32 カスコード段 21,33 第1の安定化トランジスタ 22,34 第2の安定化トランジスタ 25,35 予備充電トランジスタ 26,36 NORゲート 28,39 速予備充電トランジスタ 31 付加的な電流枝路 43 付加的な電流トランジスタ 44 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルラ・マリア・ゴッラ イタリア国、20099 セスト・サン・ジ ョヴァンニ、ヴィア・ベッカリーア 5 (72)発明者 マルコ・マッカロッネ イタリア国、27030 パレストロ、ヴィ ア・フォルナーチェ 8 (56)参考文献 特開 平6−259975(JP,A) 特開 平6−176585(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本のビット・ライン(5)
    に接続された少なくとも1個のアレイ読み出し枝路
    (2)と、基準ライン(11)に接続された基準枝路
    (3)とを備え、これらアレイ読み出し枝路及び基準枝
    路の各々が第1の基準電位ライン(7)とそれぞれ前記
    ビット・ライン(5)、前記基準ライン(11)との間
    に置かれた予備充電回路(4,10)及び負荷手段
    (8;13,15)を含み、少なくともメモリ・アレイ
    の評価中、前記基準負荷手段(13,15)が基準電流
    (IR)を生じ、そして前記アレイ負荷手段(8)が前
    記基準電流よりも小さいアレイ電流(IM)を生じるメ
    モリ・アレイ・セル読み出し回路(1)において、切り
    換え可能な電流源(43)を含み、等化ステップでは前
    記アレイ電流の第1値を、そして前記評価ステップでは
    前記アレイ電流の第2値を生じるように前記アレイ負荷
    手段(8)を制御するための電流制御手段(44)を設
    け、前記アレイ電流の第1値と前記基準電流の比(R
    1)が前記アレイ電流の第2値と前記基準電流の比(R
    2)よりも大きいことを特徴とする読み出し回路。
  2. 【請求項2】 前記電流源(43)が既知内容の基準セ
    ル(12)と並列に置かれ、前記基準ライン(11)に
    接続されていることを特徴とする請求項1の読み出し回
    路。
  3. 【請求項3】 前記電流源が第1及び第2の端子並びに
    制御端子を有する付加的な電流トランジスタ(43)で
    あって、その前記第1の端子が前記基準ライン(11)
    に接続され、前記第2の端子が第2の基準ライン(グラ
    ンド)に接続され、且つ前記制御端子が前記基準予備充
    電回路(10)に接続されていることを特徴とする請求
    項2の読み出し回路。
  4. 【請求項4】 前記基準予備充電回路(10)が、前記
    基準負荷手段(13,15)と前記基準ライン(11)
    の間に置かれた予備充電トランジスタ(35)、および
    この予備充電トランジスタ(35)の第1の端子と制御
    端子の間に接続された反転素子(36)から成るカスコ
    ード段(32)を含む請求項3の読み出し回路におい
    て、前記付加的な電流トランジスタ(43)の制御端子
    が前記予備充電トランジスタ(35)の制御端子に接続
    されていることを特徴とする請求 項3の読み出し回路。
  5. 【請求項5】 前記付加的な電流トランジスタ(43)
    の第2の端子と前記第2の基準ライン(グランド)との
    間に置かれた被制御スイッチ手段(44)を含み、この
    被制御スイッチ手段の制御端子に論理開/閉信号(BL
    D)が供給されることを特徴とする請求項3又は4の読
    み出し回路。
  6. 【請求項6】 前記アレイ予備充電回路(4)及び前記
    基準予備充電回路(10)の各々が予備充電トランジス
    タ(25,35)及び反転素子(26,36)から成る
    カスコード段(20,32)を含み、前記予備充電トラ
    ンジスタが前記負荷手段(8;13,15)とそれぞれ
    前記ビット・ライン(5)、前記基準ライン(11)と
    の間に置かれ、そして前記反転素子が前記予備充電トラ
    ンジスタの第1の端子と制御端子の間に接続されている
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかの読み出
    し回路。
  7. 【請求項7】 第2のアレイ及び基準安定化手段(2
    2,34)を含み、この第2のアレイ安定化手段(2
    2)が前記ビット・ライン(5)と第2の基準電位ライ
    ン(グランド)との間に接続され、そして前記第2の基
    準安定化手段(34)が前記基準ライン(11)と第2
    の基準電位ラインとの間に接続されていることを特徴と
    する請求項6の読み出し回路。
  8. 【請求項8】 前記第2のアレイ及び基準安定化手段
    (22,34)がそれぞれ切り換え可能なトランジスタ
    であることを特徴とする請求項7の読み出し回路。
  9. 【請求項9】 第1のアレイ及び基準安定化手段(2
    1,33)を含み、この第1の安定化手段が前記それぞ
    れの負荷手段(8;13,15)と前記それぞれの予備
    充電トランジスタ(25,35)の制御端子との間に接
    続されていることを特徴とする請求項6ないし8のいず
    れかの読み出し回路。
  10. 【請求項10】 前記アレイ及び基準予備充電回路
    (4、10)が、前記第1の基準電位ラインと、前記負
    荷手段(8;13,15)、前記予備充電回路(4,1
    0)間のノード(9,16)との間にそれぞれ置かれた
    速予備充電トランジスタ(28,39)を含むことを特
    徴とする請求項6ないし9のいずれかの読み出し回路。
  11. 【請求項11】 前記速予備充電トランジスタ(28,
    39)は、その制御端子が前記予備充電回路(4、1
    0)の前記予備充電トランジスタ(25,35)の制御
    端子に接続されていることを特徴とする請求項10の読
    み出し回路。
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