JPH06187792A - メモリの出力プリチャージ回路 - Google Patents

メモリの出力プリチャージ回路

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JPH06187792A
JPH06187792A JP20359793A JP20359793A JPH06187792A JP H06187792 A JPH06187792 A JP H06187792A JP 20359793 A JP20359793 A JP 20359793A JP 20359793 A JP20359793 A JP 20359793A JP H06187792 A JPH06187792 A JP H06187792A
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memory
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JP20359793A
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Inventor
Jean-Marie Gaultier
ゴーチエ ジャン−マリー
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SGS THOMSON MICROELECTRONICS
STMicroelectronics SA
Original Assignee
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
SGS Thomson Microelectronics SA
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits

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  • Dram (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、集積回路の形に製造されたメモ
リ、特に、アクセス時間が速いことが必要とされる大容
量メモリに関するものである。 【構成】 本発明は、読出を2つの段階、すなわち、プ
リチャージ、次に読出で実行する。プリチャージは、メ
モリで読み出された情報エレメントDATAが出現する
データ出力パッドIOPADの、論理ハイレベルと論理
ローレベルとの間の中間値で実施される。パッド上の論
理状態を記憶する回路I7、I8と閾値インバータIS
1、IS2によって、この結果を得ることが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路の形に形成さ
れたメモリに関するものである。更に詳しく言えば、電
気的に消去可能且つプログラム可能なメモリ(EEPR
OM及びフラッシュEPROM)に関するものである
が、これに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】集積回路のメモリの使用時の重要なファ
クタの1つは、メモリセルに内蔵される情報へのアクセ
ス速度である。しかし、現在の所、極めて多くのファク
タが、特に記憶容量の大きい(1メガバイト以上)メモ
リにおいて、この速度を制限しようとする。読出段階の
前に、ビット線プリチャージ操作を使用する公知の方法
がある。メモリセルの列が接続されているビット線は、
読出段階自体の前に、論理ハイレベルと論理ローレベル
の間の中間電圧にプリチャージされる。このビット線と
基準線との間に接続されている読出増幅器は、読み出さ
れるべきセルの状態によって1つの方向またはもう1つ
の方向にスイッチングされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、メモ
リの出力での情報転送速度を向上させることにある。本
発明は、メモリに内に含まれる論理情報エレメントがそ
の上に現れる集積回路チップの1つまたは複数の出力パ
ッドを論理ハイレベルと論理ローレベルとの間の中間値
にプリチャージすることが提案する。実際、情報へのア
クセスを減速させる1つの原因は、メモリの外部で起こ
ることの結果(例えば、メモリに外部接続された高い容
量性充電の存在)であり、この減速過程は、メモリチッ
プ内で行われる段階によって部分的に補正できることが
分かっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によると、読出差
動増幅器とメモリの外部データ入力/出力パッドとの間
に接続された出力増幅器と、その出力増幅器の出力を各
々論理ハイレベルと論理ローレベルに対応する2つの電
位レベル間の電位の中間値にプリチャージする手段とを
備えるメモリが提供される。プリチャージは、増幅器の
出力に情報を転送する段階の前に実施される。好ましく
は、プリチャージ手段は、プリチャージ段階の間アクテ
ィブであり、前段の読出中出力パッドが高い電位のまま
であった時はその出力パッドを低い電位供給端子の方に
放電し、前段の読出の後パッドが低い電位のままであっ
た時にはそのパッドを高い電位供給端子から充電する手
段を備える。パッドの電位をモニタし、プリチャージ段
階の間パッドの充電または放電を中間電位値に制限する
ために、入力がパッドに接続された少なくとも1つの閾
値検出器を備える。
【0005】本発明の1実施例によると、出力増幅器
は、どちらも出力パッドに接続された充電トランジスタ
と放電トランジスタと、充電トランジスタを制御する第
1の論理ゲートと、放電トランジスタを制御する第2の
論理ゲートとを備える。第1の論理ゲートは、第1に、
読出段階中、読み出されるべきデータエレメンが第1の
論理状態にあるとき、第2に、プリチャージ段階中、パ
ッドが中間値に充電されていない限り、充電トランジス
タを導通させることができる。また、第2の論理ゲート
は、第1に、読出段階中、読み出されるべき信号の第2
の論理状態にあるとき、第2にプリチャージ段階中、パ
ッドが中間電圧に放電されていない限り、放電トランジ
スタを導通させることがでる。各閾値検出器は、第1の
ゲートと第2のゲートを各々制御するためのものであ
る。
【0006】本発明のある実施例では、前段の読出中の
パッドの論理状態を記憶する回路とこの記憶回路の出力
と論理ゲートとの間の接続が備えられ、この接続はプリ
チャージ段階の間アクティブにされ、それによって、前
段の読出中のパッドの論理状態によってトランジスタの
導通を防ぐことができる。また、差動増幅器の出力と論
理ゲートの入力との間に、これらの論理ゲートの入力
に、読出段階の終了時と続くプリチャージ段階の開始時
との間に既に読み出された信号の状態を保持する保持回
路が備えられている。本発明のその他の特徴及び利点
は、添付図面を参照して行う以下の実施例の説明から明
らかになろう。
【0007】
【実施例】メモリは、メモリセルアレイを備える。同じ
列のメモリセルMCは、ビット線BLとして示す共通の
導体に接続されている。この導体は、列のセルの状態に
ついての情報エレメントを転送するために使用され、こ
のセルはワード線WLによって指示される。情報は、差
動増幅器ADによって読み出される。差動増幅器AD
は、読出段階中、1つの入力が、(図示しない)手段に
よって前もってプリチャージされているビット線BLに
接続され、もう1つの入力が基準線LRによって接続さ
れ、その基準線LR上に存在する電圧電位を受ける。
【0008】セルの状態についての情報は、差動増幅器
ADの出力で参照記号DATAで示した信号によって構
成されている。この信号DATAは、読出時に指定され
たセルから読み出された情報エレメントに応じてハイレ
ベルまたはローレベルの論理信号である。 この論理信
号DATAは、IOPADによって指示されたメモリの
外部パッドに転送されなければならない。メモリチップ
の外部に接続された回路に給電するのに十分な低い出力
インピーダンスと共に、信号DATAの論理値をパッド
IOPADであることがあるメモリの出力に転送するた
めに、出力増幅器または緩衝増幅器が使用される。
【0009】本発明によると、出力増幅器は2つの段階
で作動する。すなわち、最初に、プリチャージ段階、次
に、信号DATAの論理レベルを転送する段階である。
緩衝増幅器は、パッドIOPADに所望の論理レベルを
与えるために使用される2つの出力トランジスタを備え
る。これらのトランジスタは、各々、充電トランジスタ
T1及び放電トランジスタT2である。CMOS技術で
は、ソースが正の電源端子Aに接続されたPチャネル充
電トランジスタと、ソースが低い電源端子Bに接続され
たNチャネル放電トランジスタが使用される。信号DA
TAがパッドIOPADの論理ハイレベルへの設定に対
応する時、トランジスタT1はオンであり、トランジス
タT2はオフでなければならない。反対に、信号DAT
AがパッドIOPADの論理ローレベルへの設定に対応
する時、トランジスタT1はオフであり、トランジスタ
T2はオンでなければならない。
【0010】情報の第1の読出によって、パッドIOP
ADが高い電位にされる時、次に、第2の読出は、また
高いレベルにされなければならない時には速く情報エレ
メントを与えるが、低いレベルにされなければならない
時にはゆっくりと情報エレメントを読み出す。それは、
後者の場合、パッドとこのパッドに接続された外部線を
放電するのに必要な時間をかける必要があるからであ
る。逆に、上記の読出動作によってパッドが低いレベル
にされる時、新しい情報エレメントが論理ハイレベルに
対応すると情報エレメントを得るのは遅延される。
【0011】情報が2つの可能な場合(2つの同じレベ
ルの連続した供給または2つの異なるレベルの供給)で
供給される速度を平衡させるために、出力パッドは、読
出自体の直前に行われるプリチャージ段階中に、2つの
論理レベルの間の中間値にプリチャージされる。ここで
考えられる論理レベルは、使用される技術で許容される
標準レベルである。例えば、CMOS技術では、これら
のレベルは、低いレベルで 0.8Vであり、高いレベルで
2Vである。中間値は、約 1.4Vである。
【0012】読み出されるべき情報のアドレス(AD
R)の変化の検出によって決定されるt0時から開始さ
れる動作のシーケンスは、図2に示したように、プリチ
ャージ段階PRECH(t0〜t1、例えば約30ナノ秒
の期間) 、次に読出段階LECT(約10ナノ秒の期間の
t1〜t2)、及び次に読み出されるべき情報のアドレ
スの新しい変化を待つ段階を含む。この追加のプリチャ
ージ段階は、信号DATAの生成前に、ビット線BLの
プリチャージ段階と同時に実行できるので、時間の損失
を全く含まないことに注目すべきである。
【0013】第1の論理ゲートPL1はトランジスタT
1のゲートを制御し、第2の論理ゲートPL2はトラン
ジスタT2のゲートを制御する。図1に示した実施例で
は、論理ゲートPL1は2入力NANDゲートであり、
論理ゲートPL2は2入力NORゲートである。
【0014】読出段階中、NANDゲートPL1の第1
の入力は出力パッドに転送されるべき情報を示す信号D
ATAを受ける。NORゲートの第1の入力も同じ信号
を受ける。差動増幅器ADの出力は、プリチャージ段階
後、読出段階中にのみ開く転送ゲートPT1によってこ
れらの第1の入力に接続される。図1に示したある転送
ゲートを制御する信号LECTは、この読出段階を決定
する(図2を参照)。転送ゲートは、反転論理信号によ
って制御されたPチャネルMOSトランジスタに並列接
続された、論理信号によって制御されたNチャネルMO
Sトランジスタによって構成されている。
【0015】NANDゲートPL1の第2の入力は、ま
た、他の転送ゲートPT2を介して、信号DATAを受
ける。この転送ゲートPT2は、読出段階LECT中に
はオンである。同様に、NORゲートPL2の第1の入
力は、信号LECTによってオンにされる転送ゲートP
T3を介して信号DATAを受ける。
【0016】情報エレメントがパッドIOPADで完全
に安定化される前でさえ、新規な読出のために差動増幅
器ADを極めて急速に解放する必要性に関係した理由
で、信号DATAが消滅した後でさえ論理ゲートPL1
及びPL2の入力に信号DATAの値を記憶し、保持す
るための補助保持回路が備えられている。各転送ゲート
PT1、PT2、PT3の後には保持回路がある。各保
持回路CM1、CM2、CM3は、各々、転送ゲートに
直列な、2つの直列接続されたインバータを備えるサー
ボ制御ループを備える。第2のインバータの入力は第1
のインバータの出力に接続されており、第2のインバー
タの出力は転送ゲートの入力に接続されており、この転
送ゲートの出力は第1のインバータの入力に帰還されて
いる。保持回路の転送ゲートは、新規な読出動作に対応
する信号DATAが新しい値をとるとすぐに情報エレメ
ント(DATA)の保護のために提供される信号MEM
によって制御される。信号MEMは、読出段階(LEC
T)が終了するとすぐに出現し、次のプリチャージ段階
まで、すわなち、読み出されるべき情報のアドレスの変
化が検出されるまでの待機時間の間保持される。2つの
インバータI1、I2と転送ゲートPT4に対応する第
1の保持回路CM1は、ゲートPT1の出力に接続され
ており、すなわち、インバータI1の入力とゲートPT
4の出力はゲートPT1のこの出力に接続されている。
【0017】上記と同様に、第2の保持回路CM2(信
号MEMによって制御されるインバータI3、I4及び
転送ゲートPT5)は、転送ゲートPT2の出力に接続
されている。第3の保持回路CM3(信号MEMによっ
て制御されるインバータI5、I6及び転送ゲートPT
6)は、転送ゲートPT3に接続されている。信号LE
CTが送られて、ゲートPL1及びPL2に信号DAT
Aが入力される時、信号MEMは低い状態(ゲートPT
4、PT5、PT6はオフである)にある。
【0018】読出信号LECTがゲートPT1、PT
2、PT3を導通にする。信号DATAがゲートPL1
及びPL2の入力に出現し、次に、安定化される。次
に、信号LECTは低い状態に戻り、信号MEMがゲー
トPT4、PT5、PT6に入力され、それらのゲート
をオンにして、保持回路をアクティブにして、信号DA
TAを記憶させる。次に、信号DATAの論理値は、増
幅器ADの出力が信号DATAを与えるのを停止する時
でさえ論理ゲートPL1及びPL2の入力に入力された
ままである。
【0019】信号DATAが論理ハイレベル(1)であ
る時、NANDゲートの2つの入力は1であるので、そ
のNANDゲートの出力は0になる。この時、充電トラ
ンジスタT1は導通になり、パッドIOPADを高い電
源端子Aから高いレベルに充電する。トランジスタT2
はオフのままであり、NORゲートの2つの入力は1で
あるので、その出力は0である。反対に、信号DATA
が論理ローレベル(0)である時、NORゲートの出力
は1になり、放電トランジスタT2を導通させて、出力
パッドをレベル0にする。NANDゲートは、レベル1
を提供し、トランジスタT1をオフにする。
【0020】プリチャージのため、下記の特別な追加要
素が備えられる。すなわち、パッドIOPADの前段の
論理状態に応じてゲートPL1及びPL2の1つを阻止
する回路とパッドIOPADのプリチャージを所定の値
に制限する閾値検出器である。本発明の好ましい1実施
例によると、パッドIOPADの前段の論理値を記憶す
るための回路が備えられる。この回路は、例えば、イン
バータI7を備え、このインバータはそれより抵抗が高
い別のインバータI8に並列接続されている。この記憶
回路の入力(インバータI7の入力)は、読出段階LE
CT中にオンになる転送ゲートPT7によってパッドに
接続されている。従って、この記憶回路は、読出段階中
のパッドの状態を記憶する。記憶回路の出力(インバー
タI7の出力)は、プリチャージ段階PRECHの間オ
ンになる転送ゲートPT8によって、NANDゲートP
L1の第1の入力及びNORゲートPL2の第1の入力
に接続される。従って、インバータI7によって反転さ
れ、このインバータによって記憶されたパッドに存在す
る論理状態は、プリチャージ段階の間にNAND及びN
ORゲートの入力に転送される。
【0021】記憶回路の出力は、前段の読出時のパッド
の論理状態に応じてゲートPL1及びPL2のどちらか
1つの作動を阻止し、それによって、充電トランジスタ
または放電トランジスタの導通を禁止するためにのみ使
用される。すなわち、記憶された論理状態が1の時、次
のプリチャージ段階の間に0状態がNANDゲートの入
力に転送される。これによって、他の入力の状態とは関
係なく、トランジスタT1の導通が防止される。NOR
ゲートは全く影響を受けず、このゲートの他の入力の状
態に応じてトランジスタT2を導通にすることがある。
逆に、前段の読出時のパッドの状態が0の時、次のプリ
チャージ段階中に記憶回路によって状態1が転送され、
それによって、トランジスタT2の導通が禁止される。
トランジスタT1の導通は阻止されず、NANDゲート
の他の入力の状態による。
【0022】NANDゲートPL1の第2の入力は、転
送ゲートPT9の出力を受け、その転送ゲートはそれ自
体閾値インバータIS1の出力を受け、このインバータ
IS1の入力はパッドIOPADに接続されている。ま
た、NANDゲートの第2の入力は、保持回路CM2の
出力を介して信号DATAを受ける。しかしながら、プ
リチャージ段階PRECH中、信号LECT及び信号M
EMは0であり、ゲートPT2及びPT5を遮断する。
従って、信号DATAは、NAND及びNORゲートの
入力にもはやアクティブに転送されない。
【0023】同様に、NORゲートPL2の第2の入力
はもはやプリチャージ段階PRECH中に前段の読出の
信号DATAを受けず、信号PRECHによってアクテ
ィブにされる転送ゲートPT10によって閾値インバータ
IS2の出力を受ける。閾値インバータを使用して、ト
ランジスタT1またはT2の導通の状態に置くことを許
可する。その導通は、プリチャージ中に阻止回路によっ
て阻止されない。この導通は、パッドの電位が所望のプ
リチャージ中間値にならない限り許可され、所望の値に
達すると停止される。インバータIS1及びIS2の閾
値は、プリチャージ段階中パッドIOPADに印加され
るプリチャージ電位の値に直接関係する値に設定され
る。
【0024】回路は、下記のように作動する。前段の読
出の信号DATAが1の時、読出段階の終了時には、パ
ッドは約5Vに充電される。次の読出動作を用意するプ
リチャージ段階の間、NANDゲートは、ゲートPT8
の出力によって阻止されている。パッドは1なので、N
ORゲートは、ゲートPT8を介してその第1の入力に
論理状態0を受け、閾値インバータによって論理状態0
を受ける。NORゲートは、その出力に高いレベルを出
力する。その時、放電トランジスタT2は、導通にな
り、パッドIOPADの高い電位を放電する。このパッ
ドの電位は降下する。しかし、インバータIS2の閾値
によって決定された所望のプリチャージ値に達するとす
ぐに、インバータIS2は反転し、NORゲートの反転
を引き起こし、トランジスタT2をオフにする。従っ
て、パッドの放電が停止する。パッドは、論理ハイレベ
ルと論理ローレベルの中間レベルにある所望のプリチャ
ージ値に充電されたままである。次に、プリチャージ段
階PRECHの終了時まで、及び、新しい読出段階を決
定する信号LECTが出現するまで、この状態のままで
ある。
【0025】逆に、前段の読出の信号DATAが0の
時、パッドは、まず読出段階の終了時に0Vに放電され
る。次の読出動作を用意するプリチャージ段階の間、N
ORゲートは、ゲートPT8の出力によって阻止され
る。パッドは0であるので、NANDゲートは、ゲート
PT8を介してその第1の入力に論理状態1を受け、閾
値インバータIS1によって論理状態1を受ける。従っ
て、NANDゲートは、その出力に低いレベルを提供す
る。この時、充電トランジスタT1は導通になり、パッ
ドIOPADを充電する。このパッドの電位は上昇す
る。それが、インバータIS1の閾値によって決定され
た所望のプリチャージ値に達すると、インバータIS1
は反転し、NANDゲートの反転を引き起こし、トラン
ジスタT1をオフにする。従って、パッドの充電は停止
される。パッドは、論理ハイレベルと論理ローレベルの
間の中間値である所望のプリチャージ値に充電されたま
まである。
【0026】ヒステリシスなしに作動する閾値インバー
タ、すなわち、同じ入力電圧値で、上昇電圧の方向及び
下降電圧の方向の両方に反転するインバータを製造する
ことは難しいので、2つの別々のインバータIS1及び
IS2を使用するのが好ましいが、ヒステリシスが許容
できる時、2つのインバータは並列に接続されているの
で、その2つのインバータを単一のインバータに置き換
えることができることが理解されるであろう。
【0027】パッドがプリチャージされる中間電位のレ
ベルは、好ましくは、5V電圧電源で1〜2Vの範囲に
あり、適切な値は約 1.4Vである。電源は5V電源だ
が、論理ローレベルは 0.8Vより低い値であり、論理ハ
イレベルは約 2.2Vであるとみなされる。これは、増幅
器の出力のプリチャージに好ましい中間値の範囲として
示した値を説明するものである。
【0028】このように、本発明の1実施例を説明した
が、当業者には、様々な変更、修正及び改良が容易に行
なえるであろう。そのような変更、修正及び改良は、こ
の説明の一部分であり、本発明の範囲内であると考えら
れる。従って、上記の記載は、1実施例であり、何等限
定的なものではない。本発明は、請求の範囲に記載れれ
た範囲にのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施例を示す、概略的な部
分回路図である。
【図2】 図1の回路の動作の段階を示すクロック図で
ある。
【符号の説明】 BL ビット線 WL ワード線 LR 基準線 AD 差動増幅器 IOPAD パッド T1 充電トランジスタ T2 放電トランジスタ PL1、PL2 論理ゲート PT1〜PT8 転送ゲート CM1〜CM3 保持回路 I1〜I8 インバータ IS1、IS2 閾値インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6741−5L G11C 11/34 353 F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのビット線に接続された
    メモリセルネットワークを備え、そのビット線が、少な
    くとも1つの出力増幅器によって、メモリチップの出力
    パッドに接続されている、集積回路チップメモリであっ
    て、プリチャージ段階に続く読出段階の間に上記メモリ
    のセル内で読み出される情報エレメントに対応する論理
    レベルを上記出力増幅器によって上記出力パッドに入力
    する前のプリチャージ段階中に該増幅器の出力を所定の
    電圧値にプリチャージする手段を備え、その所定の値は
    論理ハイレベルに対応する電圧値と論理ローレベルに対
    応する電圧値の間の中間値であり、該出力増幅器は、放
    電トランジスタと直列の充電トランジスタと、これらの
    トランジスタの導通を制御する制御手段とを備え、それ
    らのトランジスタの共通接続点は、上記出力パッドに接
    続され、上記制御手段は、上記ビット線によって転送さ
    れた情報エレメントが論理ハイレベルに対応する時は上
    記充電トランジスタを導通にし且つ上記放電トランジス
    タをオフにする手段と、該ビット線によって転送された
    情報エレメントが論理ローレベルに対応する時には上記
    放電トランジスタを導通にし且つ上記充電トランジスタ
    をオフにする手段とを備え、上記メモリは、さらに、上
    記出力パッドに接続され、プリチャージ段階中に前段の
    読出段階中に該パッドに存在した論理レベルを記憶する
    ことのできる記憶回路を備え、この記憶回路は、プリチ
    ャージ段階中上記充電及び放電トランジスタの導通を制
    御する上記制御手段に接続された出力を備え、それによ
    って、記憶された論理レベルが高いレベルか低いレベル
    かによって、プリチャージ段階中に上記充電トランジス
    タまたは上記放電ドランジスタの導通を禁止することが
    できることを特徴とするメモリ。
  2. 【請求項2】 上記メモリは、5Vの電圧で給電されて
    おり、中間値は1〜2Vの範囲、好ましくは約 1.4Vで
    あることを特徴とする請求項1に記載のメモリ。
  3. 【請求項3】 上記充電トランジスタを導通にする手段
    は第1の論理ゲートを備え、上記放電トランジスタを導
    通にする手段は第2の論理ゲートを備え、上記記憶回路
    はプリチャージ段階中これらのゲートの入力に接続され
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のメモリ。
  4. 【請求項4】 1つの入力が上記出力パッドに接続さ
    れ、1つの出力がプリチャージ段階中上記論理ゲートの
    入力に接続され、該パッドの電位が所望のプリチャージ
    中間値に達していな限り、導通状態が禁止されていない
    上記トランジスタの1つを導通状態にすることを許可
    し、上記出力パッドの電位が上記所望の値に達するとす
    ぐにこの導通を停止させる閾値インバータを備えること
    を特徴とする請求項3に記載のメモリ。
  5. 【請求項5】 上記第1の論理ゲートはNANDゲート
    であり、上記第2の論理ゲートはNORゲートであり、
    これらの2つのゲートは各々2つの入力を有し、その2
    つのゲートは、プリチャージ段階に続く読出段階中、上
    記ビット線によって転送される情報を示す論理信号を受
    けることを特徴とする請求項3または4に記載のメモ
    リ。
  6. 【請求項6】 上記NANDゲート及び上記NORゲー
    トは、各々、プリチャージ段階中、上記記憶回路の出力
    を受ける第1の入力と、そのプリチャージ段階中閾値イ
    ンバータの出力を受ける第2の入力とを備えることを特
    徴とする請求項5に記載のメモリ。
  7. 【請求項7】 プリチャージ段階中、上記出力パッドと
    上記第1の論理ゲートとの間に接続される第1の閾値イ
    ンバータと、プリチャージ段階中に上記出力パッドと上
    記第2の論理ゲートとの間に接続される第2の閾値イン
    バータとを備えることを特徴とする請求項3〜6のいず
    れか1項に記載のメモリ。
  8. 【請求項8】 上記差動増幅器の出力と上記論理ゲート
    の入力との間に保持回路を備え、これらの保持回路は読
    出段階の終了時と次のプリチャージ段階の開始時の間ア
    クティブにされ、上記論理ゲートの入力に上記メモリセ
    ルで読み出された情報を保持することを特徴とする請求
    項1〜7のいずれか1項に記載のメモリ。
JP20359793A 1992-07-24 1993-07-26 メモリの出力プリチャージ回路 Pending JPH06187792A (ja)

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