JP2886472B2 - アクセス時間が改良された集積回路メモリ - Google Patents

アクセス時間が改良された集積回路メモリ

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JP2886472B2
JP2886472B2 JP33625894A JP33625894A JP2886472B2 JP 2886472 B2 JP2886472 B2 JP 2886472B2 JP 33625894 A JP33625894 A JP 33625894A JP 33625894 A JP33625894 A JP 33625894A JP 2886472 B2 JP2886472 B2 JP 2886472B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速化された読出サイ
クルを有する集積回路の形のランダムアクセスメモリに
関するものである。この高速化は、読出動作の新規な組
織によるものである。書込にもまた同じ原理を適用する
ことかできる。本発明は、特に、メモリセルがその記憶
要素としてフローティングゲートトランジスタを有する
EPROM型メモリの分野またはEEPROM型メモリ
の分野で使用される。これらの分野では、本発明は特に
フラッシュEPROM型メモリに適している。
【0002】
【従来の技術】EPROMメモリは、書込がセル毎に電
気的に行われるが、消去は全体的に、すなわち、紫外線
照射によって行われる不揮発性メモリである。EEPR
OMメモリもまた不揮発性メモリであるが、その書込及
び消去は電気的である。しかし、消去はメモリセルのブ
ロック単位で行われる。フラッシュEPROMメモリ
は、書込及び消去は電気的であるが、使用上特別な制約
がある不揮発性メモリである。本発明は、読出で得られ
る高速化の他に、これらの制約の作用を制限するので、
これらのメモリには特に大きく貢献する。
【0003】メモリのメモリセルは、行及び列の交点に
マトリクスの形に組織される。行はビット線と呼ばれ、
列はワード線と呼ばれる。メモリセルに含まれる情報に
アクセスするために、デコーダを使用して、読み出そう
とするメモリセルを指定するビット線及びワード線を選
択する。メモリセルの選択は、そのメモリセルを検出回
路に接続するためのものである。検出回路は、通常、電
流センサ回路である。そのとき、フローティングゲート
トランジスタによって構成されたメモリセルは、そのプ
ログラムされた状態に応じて、低い値の抵抗のようにま
たは開回路のように挙動する。抵抗の場合は、メモリセ
ルが属するビット線は、選択時に、メモリの回路のアー
スに接続される。従って、ビット線に放電電流が流れ
る。しかし、開回路の時は、ビット線に前もって印加さ
れた電圧が保持される。電流センサは、放電電流の通過
を検出するかまたは検出しない。従って、静的電気状態
すなわちメモリセルにプログラムされた電気状態は、動
的電気状態すなわち経時変化する状態に変換される。次
に、この状態の変化は、メモリに接続された異なる回路
内で使用される。
【0004】上記のように、その方法は、関係するメモ
リセルをビット線によって選択する前にビット線を或る
電圧にプリチャージすることを必要とする。電流センサ
回路は、少なくともこのプリチャージ動作の終りにビッ
ト線に接続される。関係するワード線が活動(アクティ
ブ)化されると直ちに、短絡または開回路の現象が生
じ、電流が電流センサを流れるかまたは流れない。この
ように電流センサは前もってビット線に接続されている
ので、ビット線のプリチャージ回路が電流センサに集積
化されているビット線をプリチャージする方法が開発さ
れた。
【0005】しかしながら、EERPOMメモリの場
合、プリチャージする前に、ビット線とワード線を零に
リセットして、プリチャージを適切に実施し、特にまず
第1にプリチャージが適切に開始され、第2に各ビット
線のプリチャージ電圧が同じになるようにすることが必
要である。EPROMメモリの場合、ワード線はセルに
影響しないようにアースにされるかまたは読出電圧より
低い電圧にされる。この場合、プリチャージの前に、ビ
ット線は高インピーダンスにされる。すなわち、ビット
線はセンサ回路から接続を切られる。実際、全ての接続
及び電圧の印加は、第1に選択された技術(EPROM
−EEPROM)及び第2に読出回路の具体的構成によ
って決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この型のメモリに見ら
れる問題は、一般にそのスピードに関するものである。
例えば、読出のため、ビット線をリセットし、ビット線
をプリチャージし、読み出し、読出を記憶する動作にか
かる時間は、回路の許容範囲について規定した定格時間
より短くなければならない。メモリのサイズが大きくな
る傾向があるので、この速度の要求を満たすことは次第
に困難になっている。従って、これらのビット線及びワ
ード線はより長く、信号の伝搬時間は大きくなる。これ
は、もはや定格時間に従うことができないことを意味す
る。これらの動作を高速化するために1989年10月
2日に出願されたフランス国特許出願(公開番号第2,
652,672号)が既に、ビット線プリチャージ動作
をより速くする提案をしている。1992年7月24日
に出願されたフランス国特許出願第92/09197号
では、出力増幅器をプリチャージして、この増幅器の立
ち上げ(build−up)時間が伝送時の遅延を受け
ないようにすることが提案されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明による
と、少なくとも1つの選択線に接続されるセルを有する
集積回路メモリにおいて、出力が前記少なくとも1つの
選択線に接続され、この少なくとも1つの選択線をプリ
アクティブ化(選択解除)状態にするプリアクティブ化
(選択解除)回路であって、このプリアクティブ化状態
は、高インピーダンスであるか又は第1の電圧に接続さ
れるかどちらかの状態であるプリアクティブ化(選択解
除)回路、出力が前記少なくとも1つの選択線に接続さ
れ、この少なくとも1つの選択線を前記第1の電圧とは
異なる第2の電圧にプリチャージすると共に、後記アク
セス回路によって活動化(アクティブに)されるプリチ
ャージ回路、アクセス信号によって制御され、前記セル
にアクセスするアクセス回路であって、該セルのアクセ
スには、そのセルの電気状態の読出、書込及び読出書込
の内の1つが含まれるアクセス回路、及び、アクセス信
号によって活動化され、出力が該プリアクティブ化回路
の入力に接続されて、前記プリアクティブ化回路によっ
て、前記セルのアクセスに続く較正された遅延時間を伴
って、前記少なくとも1つの選択線がプリアクティブ化
状態になるようにする遅延回路を具備する集積回路メモ
リが提供される。
【0008】さらに、本発明の一実施例では、メモリセ
ルがビット線及びワード線に接続されている集積回路に
おいて、前記ビット線及び/またはワード線に選択さ
れ、前記ビット線及び/またはワード線を高インピーダ
ンス状態にする及び/またはそれらを基本電圧に接続す
る回路、前記ビット線に接続され、前記ビット線を基本
電圧とは異なる読出電圧または書込電圧にプリチャージ
するプリチャージ回路、読出信号または書込信号によっ
て制御され、メモリセルの電気状態を読み出すまたは書
き込む読出または書込回路、及び、前記読出信号または
書込信号の印加に応答した前記ビット線及び/またはワ
ード線の電気状態の読出または書込に続いて、較正され
た遅延の後、前記読出または書込回路によって活動化さ
れて、前記ビット線及び/またはワード線を高インピー
ダンス状態にする及び/または基本電圧源に接続する遅
延回路を具備する集積回路が提供される。
【0009】本発明は、添付図面を参照して行う下記の
実施例の説明から明らかになろう。但し、これらの図面
は、本発明を例示するものであり、本発明の範囲を何ら
限定するものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、メモリ内の読出につい
ての種々の動作を異なるように組織することによって問
題を解決するものである。特に、或るシーケンス、すな
わち、ビット線またはワード線のリセット、これらの線
のプリチャージ、メモリセルの読出、及び、更に場合に
よっては、読出記憶を含むシーケンスを保持するより
は、むしろ、本発明では、逆のシーケンスが推奨され
る。この逆シーケンスでは、プリチャージが実行され、
次いで読出動作が実行される。必要ならば、読み出され
たものが記憶され、次に、読出後の較正された期間の後
に、選ばれた技術によって、ビット線またはワード線が
リセットされるか、或いは、高インピーダンス状態に再
度置かれる。
【0011】従って、最後に、読出の終りに、次の読出
に関係する動作の1つが予想されているので、シーケン
スをより速くすることが可能である。実際、メモリ内で
の連続した読出動作では、同じ動作が同じ順序で実施さ
れるが、これらの動作の1つ、すなわち、前に選択され
たビット線及びワード線の選択解除(deselect
ion)は、プリアクティブ化とも呼ばれ、読出サイク
ルの終りに実行され、従来技術のように読出サイクルの
開始時ではない。その時、例えば、次の読出を許可する
前に読出の終りを待つために、このリセット動作はそう
でなければ無効化されていた期間中に実行されるので、
読出サイクル全体で約5ナノ秒が得られることが分か
る。
【0012】さらに、このように動作することによっ
て、ビット線は、選択されない限り、非臨界的な電圧状
態にある。実際、従来技術では、ビット線が読み出され
ているがそのメモリセルのどれも短絡回路に等価ではな
いときは、このビット線の電圧は、高いままであり、例
えば3Vである。結局、そのような励起をフローティン
グゲートトランジスタのソース領域に印加することは、
このトランジスタを僅かにプログラミングすることにな
る。すなわち、メモリが自動的にプログラムされる。こ
れは、フラッシュEPROMの場合、これらのメモリ
が、フラッシュEPROMのように直列接続された制御
トランジスタを備えず、且つ、EERPOMメモリのよ
うに薄いゲート酸化物を備えているので、一層臨界的で
ある。従って、このようなメモリは永久的に作用をうけ
る。
【0013】また、ビット線をリセットすることは必ず
しも必須ではない。製造技術及び使用する読出回路によ
って、その動作をビット線を高インピーダンス状態に置
く動作に制限することが可能であり(従って、もはや回
路の高電圧源に接続されない)、一般的にこのリセット
動作の間、ワード線はアースに接続される。
【0014】図1は、メモリセル1がフローティングゲ
ートトランジスタを備え、ビット線BL0〜BLN−1
及びワード線WL0〜WLM−1に接続されている型の
本発明によるメモリを図示している。これらのビット線
及びワード線は、さらに、各々ビット線及びワード線の
デコーダBLDEC及びWLDECに接続されている。
メモリは、プリアクティブ化回路PA、つまり、所謂
「選択解除回路」を具備しており、選択解除回路PA
は、また、これらのビット線及び/またはワード線に接
続され、これらのビット線及び/またはワード線を高イ
ンピーダンス状態にするか或いは基本電圧源に接続する
というプリアクティブ化状態にする。例えば、この選択
解除回路PAは、第1にビット線に直列接続されたトラ
ンジスタ2等のNチャネル形トランジスタを備え、その
トランジスタはその制御ゲートに状態1の選択解除信号
DESELを受けるとデコーダBLDECの出力にこれ
らのビット線を接続する。状態0の信号DESELを受
けると、トランジスタはオフになる。ビット線は接続を
切られ、すなわち、デコーダBLDECから接続を切ら
れる。
【0015】選択解除回路PAは、更に、トランジスタ
3及び4等のNチャネル形トランジスタを備え、これら
のトランジスタはその制御ゲートにインバータIによっ
て生成される信号DESELの反転信号を受ける。これ
らのNチャネル形トランジスタのドレイン及びソース領
域はの一方が、ビット線に接続され、他方がアースに接
続される。この場合、基本電圧はアース電圧であるが、
これは必須ではない。トランジスタ3は、物理的にビッ
ト線側の位置に対応するデコーダBLDECの一方の側
に配置される。トランジスタ4は、センサD側の位置に
対応するデコーダBLDECのもう一方の側で同じビッ
ト線上に配置される。従って、DESELが0である
時、ビット線及びデコーダBLDECの入力及び出力は
アースされる。
【0016】選択解除回路PAは、更に、ワード線とア
ースとの間に接続されたNチャネル形トランジスタ5を
備え、このトランジスタはその制御ゲートに信号DES
ELの反転信号を受ける。選択解除の時、信号DESE
Lが1に等しいと、ワード線はアースされる。
【0017】反対の形の信号によって制御される、反対
のチャネル形のトランジスタを備える別の回路を設計す
ることもできる。また、リセット段階の間、動作をビッ
ト線を高インピーダンス状態にすることに制限すること
ができる。図2は、フローティングゲートトランジスタ
のドレインがビット線に直接接続され、そのソースがア
ースに接続されるEPROM型メモリセルを図示してい
る。このトランジスタの制御ゲートはワード線に接続さ
れる。読出の原理は同じである。
【0018】メモリは更に、これらのビット線を基本電
圧とは異なる読出または書込電圧にプリチャージするた
めにこれらのビット線に接続されたプリチャージ回路P
を備える。実際、回路の電源電圧Vccが3Vに等しい
時、読出プリチャージ電圧は約1.2Vである。またメ
モリは、これらの電気状態を読み出すために読出信号A
Mによって制御される読出回路Dを備える。信号AMは
実際にメモリのアドレッシングによって生成される信号
である。メモリのアドレスバスでアドレス遷移信号が受
け取られるとすぐに、公知の型の回路を使用して、信号
AMを生成する。この信号はまたメモリの標準の読出信
号であり、集積回路の外部で生成されることがある。従
って、セルの読出に参加する回路は、読出回路とされ
る。これは特にアドレス遷移検出回路(図示せず)が存
在する場合にそうである。
【0019】この実施例の特徴は、読出信号の印加の結
果生じるメモリセルの電気状態の読出に続いて、較正さ
れた遅延時間の後、これらのビット線及び/又はワード
線を高インピーダンス状態にする及び/又は基本電圧に
接続するために、読出回路によって(例えば、この読出
回路のために生成される信号AMによって)活動化され
る遅延回路Rを有することである。1実施例では、遅延
回路Rは、直列接続されたインバータセル6〜8によっ
て構成されたアナログ遅延線を有し、これらのインバー
タセルの接続ノードは、コンデンサ9,10を介して、
一定の電圧に、例えばアースに、接続される。このよう
な一連のインバータセルにパルスが伝送されると、この
パルスの出力は、並列に挿入されたコンデンサを充電す
るためにかかる時間だけ遅延される。この遅延回路は、
本実施例では、約40ナノ秒の遅延を提案することがで
きる。さらに、より短い遅延を得るために中間接続を備
えることが可能である。
【0020】図1には、さらに、ビット線をプリチャー
ジするためのセンサ回路D及びプリチャージ回路Pが示
されている。センサ回路D及びプリチャージ回路Pの動
作は、下記の通りである。始めに、信号DESELが1
に等しい時、任意に選択されたビット線をノードCに接
続する。関係するビット線の電位はその時Vssであ
り、0Vに等しい。このビット線をプリチャージするた
めに、センサDを、例えばPチャネル形トランジスタP
1のゲートに入力される信号VREFによって活動化す
る。トランジスタP1は一端がVcc(電源電圧)に他
端がノードAに接続されている。VREFによる制御
は、ノードAをVccの値にすることを目的とする。従
って、ドレインが電位Vccに接続されゲートにノード
Aの電位を受けるNチャネル形トランジスタN1が導通
する。更に、ゲートにノードAの電位を受けるPチャネ
ル形トランジスタP2を導通状態に置くことによって、
ドレインがVccに接続されるネーティブトランジスタ
NAT2も同様に導通する。トランジスタP2も同様に
制御電位VREFによって制御される。トランジスタN
1,NAT2は、これらのトランジスタのソースが接続
されているノードCに接続されるビット線を充電する。
ノードCの電圧は上昇する。ノードCの電圧の上昇によ
って、Nチャネル形トランジスタN2を導通状態にする
ことが促進される。トランジスタN2は、Vccとアー
スとの間に、トランジスタP1とNチャネル形トランジ
スタNAT1とを介して、直列接続されている。トラン
ジスタN2は、そのゲートにノードCからの電圧を受け
る。トランジスタNAT1は、そのゲートをそのドレイ
ンに接続することによってダイオードとして設けられて
いる。
【0021】それから、負のフィードバックがノードA
の電圧に作用する。従って、ノードAの電圧は、トラン
ジスタP1,N2,NAT1によって決定される中間電
圧に安定化される。トランジスタNAT1は、そのゲー
トがそのドレインに短絡されているので、ダイオードと
して挙動する。すなわち、電流がトランジスタN2及び
トランジスタNAT1を流れるとすぐに、ノードAの電
圧を大きくするように機能する。その時、ノードCの電
圧は、トランジスタNAT1の導通閾値電圧(VTNA
T1)にトランジスタN2の導通閾値電圧VT(VTN
2)を加算した電圧に等しく、すなわち、1.2Vであ
る。
【0022】実際、ノードCで電圧が上昇すると、トラ
ンジスタN2及びNAT1はより強く導通状態になろう
とし、ノードAの電圧の降下を引き起こす。次に、ノー
ドCの電圧はもちろんトランジスタN1及びNAT2が
導通でなくなることによって小さくなる。しかし、ノー
ドCの電圧が降下すると、こられの2つのトランジスタ
は導通でなくなくなろうとし、逆の現象が起きる。従っ
て、トランジスタN1及びNAT2は、電圧Cがこの値
に達するまでビット線を充電する。
【0023】読出時、読み出されるビット線は、このビ
ット線で読み出されるメモリセルのプログラミング状態
に応じて、ノードCとアースとのリンクの弱い抵抗であ
ってもなくてもよい。アースへのリンクが存在する時、
ノードCでの電圧は突然降下し、トランジスタNAT2
は大量の電流を通過させなければならない。トランジス
タNAT2の制御は変化しておらず、ノードAの電圧は
読出動作中同じ電位のままなので、その結果、トランジ
スタP2とトランジスタNAT2との間の中間ノードB
の電圧は急峻に上昇する。対照的に、読出時、短絡が検
出されないと、ノードBの電圧はその初期の低い値のま
まである。このノードBに接続された出力インバータ
(トランジスタP4及びN4からなる)は、各々、この
読出に応じてスイッチングされるかまたはされない。出
力Sは、各々、高レベル信号(Vcc)または低レベル
信号(Vss)を生成する。
【0024】ビット線の充電の緩慢性の主な部分は、ネ
ガティブフィードバック回路NAT2−N2−NAT1
から生じる。この欠点を解消するために、本発明の図示
した実施例は、また、センサD自体とは独立した、はる
かに強力なビット線のプリチャージ用回路Pを使用す
る。さらに、製造のばらつきを防止し、より強力な付加
プリチャージ回路による装置によって占める空間を制限
するために、プリチャージ時に、一緒にプリチャージさ
れる全ビット線を短絡させることが可能である。従っ
て、全てに下記の品質を備えるプリチャージが得られ
る。すなわち、速く、全ての線について同一であり、大
きい付加空間を占めない。プリチャージ回路Pは、差動
増幅器11を有する。この差動増幅器11は、ビット線
の効果的なプリチャージのために信号PREと比較され
なければならないビット線電圧基準信号BLREFを受
ける。この差動増幅器11は、ビット線プリチャージ制
御信号PRECHBLを出力して、ビット線のプリチャ
ージを制御する。このビット線プリチャージ制御信号
は、ビット線をプリチャージするためにビット線にノー
ドCで一端が接続されるパワートランジスタ12への制
御として入力される。トランジスタ12の他端は、回路
の電源Vccに接続される。
【0025】プリチャージ回路Pの構造を以下に説明す
る。2つのエンハンスメントPチャネル形トランジスタ
13及び14は、各々、2つのネーティブNチャネル形
トランジスタ15及び16に直列接続されている。この
2つのネーティブNチャネル形トランジスタのソース1
7及び18は一緒に接続されている。ソース17及び1
8の共通ノードはさらにNチャネル形トランジスタ19
を介してアースに接続されている。ネーティブトランジ
スタ15及び16は、差動段を形成している。それらの
トランジスタのゲートは各々信号PRE及びBLREF
を受ける。2つのPチャネル形トランジスタ13及び1
4の2つのゲートは互いに接続されており、同時にトラ
ンジスタ14のドレインに接続されている。トランジス
タ13及び14は、差動増幅器11の両方の電流路に比
例した電流を供給する電流ミラーを形成する。
【0026】プリチャージ動作の開始時、ビット線上の
ノードCで使用できる電圧は0である。従って、ビット
線プリチャージ信号PREは0である。プリチャージを
実行しなければならない時、正の信号AMをトランジス
タ19の制御ゲートに送る。その時、ネーティブトラン
ジスタ15及び16のソース18及び17はアースに接
続されると考えられる。このとき、差動増幅器11が作
動状態に置かれる。ソース17及び18がアースに接続
される時、トランジスタ14及び16は導通する。従っ
て、トランジスタ13はまた導通になる。しかし、その
時ネーティブトランジスタ15の制御ゲートに入力され
る有効プリチャージ信号PREは0なので、トランジス
タ15のドレイン−ソース電圧は大きい。従って、トラ
ンジスタ13のドレインは電源電位、すなわち、Vcc
にされる。トランジスタ13のドレイン電位及び差動増
幅器の動作の有効化命令AMはNANDゲート20の入
力に入力され、そのNANDゲート20は零論理状態を
出力する。この零論理状態はインバータ21の入力に導
入され、状態1であるビット線PRECHBLのプリチ
ャージを制御する信号を出力する。この状態1の命令に
よって、ビット線チャージトランジスタ12を導通にす
る。
【0027】ビット線プリチャージ信号が更にノードC
から取られ、トランジスタ22及びR’C’シミュレー
ション回路(トランジスタ22とネーティブトランジス
タ15の制御ゲートとの間に接続された抵抗R’と、ネ
ーティブトランジスタ15の制御ゲートとアースとの間
に接続されたコンデンサC’とからなるように図示して
ある)を介して信号PREとしてネーティブトランジス
タ15の制御ゲートに送られる。このR’C’回路はビ
ット線の充電をシミュレーションする回路であり、実際
に存在し、ここでは、単なる象徴的表示ではない。この
回路の目的は、その入力ではなく、ビット線の終りでビ
ット線をプリチャージするための有効電圧の情報を得る
ことである。従って、R’C’回路の中点はビット線の
有効なプリチャージのための信号PREを出力する。
【0028】R’C’回路は、例えば修理のために使用
される型の現実の付加ビット線によって置き換えられる
ことがある。しかし、R’C’回路の方が占める空間が
小さいので、R’C’回路を選択することが好ましい。
また、複数のビット線が同時にプリチャージされるの
で、同時に複数のビット線をプリチャージするシミュレ
ーションを形成することが必要なことがある。これは、
1本のビット線だけのプリチャージと等価であることは
不可能である。
【0029】1ビット線の有効なプリチャージのための
信号が基準信号BLREFによって定められたレベルに
達した時、トランジスタ15のドレイン/ソース電圧は
小さくなりはじめ、差動増幅器11はスイッチングし
て、ビット線プリチャージ制御信号PRECHBLは状
態を変化する。すなわち、零状態に戻る。その時、トラ
ンジスタ12はオフになる。この時、プリチャージは終
了し、読出自体のためにビット線が使用できる。さら
に、ノードCとR’C’回路との間に直列接続され、ま
たプリチャージ制御信号PRECHBLによって制御さ
れるトランジスタ22もまたオフになる。その時、その
トランジスタは22メモリ読出回路から差動増幅器11
の接続を切る。この動作は、インバータP4N4のスイ
ッチングを遅延させることがある差動増幅器11のコン
デンサの存在(及びR’C’回路のコンデンサの存在)
によりノードCでの電圧降下の測定のひずみを防止す
る。
【0030】ビット線プリチャージ制御信号の存在は、
全ビット線を共に短絡させるために効果的に使用でき
る。プリチャージ時にビット線を共に短絡させるという
事実は、全てのビット線が同じ1つの値にプリチャージ
され、従って、この値はセンサ自体のプリチャージトラ
ンシズタの特性のばらつきとは無関係であることを確実
にするという第2の利点がある。差動増幅器11が極め
て高速になるためには、Pチャネル形トランジスタ1
3,14は大きなトランジスタであることが好ましい。
また、比較トランジスタ15,16はネーティブトラン
ジスタであることが好ましい。実際、N形差動増幅器の
有効動作域は、2VTからVccの範囲にある。普通の
Nチャネル形トランジスタ(即ち、エンハンメントNチ
ャネル形トランジスタ)の閾値電圧VTは約1.5Vで
ある。従って、この形の差動増幅器は、比較すべき電圧
PRE及びBLRERFが3Vより大きく、Vccより
低い時良好に作動する。実際は、得るべきプリチャージ
電圧が1.2Vに等しいので、そうではない。導通閾値
電圧VTが約0.2Vのネイティブトランジスタを使用
することによって、満足できる動作範囲を得ることが容
易である。
【0031】差動増幅器11の存在によって、ビット線
がトランジスタ12によってVccのプリチャージ値に
達することが望ましいかのようにビット線をプリチャー
ジすることができる。一定のビット線プリチャージ時間
は変化しない。しかし、電圧について設定された目的値
はより大きいので、目的がまさにこの閾値を得ることで
あった時より急速にこの閾値に達する。この電圧に達す
るとすぐに、差動増幅器はプリチャージをオフにするこ
とができる。更に、差動増幅器11のために、負のフィ
ードバックNAT2、NAT1、N2はもはや優勢では
ない。
【0032】本発明の1実施例によると、出力増幅器A
Sは、2つの段階(フェイズ)で作動する。その2つの
段階とは、すなわち、最初にプリチャージ、次に、信号
Sの論理レベルの伝送である。その出力増幅器ASは、
パッドIOPADを所望の論理レベルにするために使用
される2つの出力トランジスタを有する。これらは、各
々、充電トランジスタT1及び放電トランジスタT2で
ある。CMOS技術では、使用されるトランジスタは、
ソースが正の電源端子Vccに接続されたPチャネル充
電トランジスタ及びソースが低い電源端子、例えばアー
スに接続されたNチャネル放電トランジスタである。両
トランジスタのドレインはパッドIOPADに接続され
る。信号SがパッドIOPADを高い論理レベルにする
ことに対応する時、トランジスタT1は導通でなければ
ならず、T2はオフでなければならない。逆に、信号S
がパッドを低い論理レベルにする時に対応する時トラン
ジスタT1はオフでなければならず、T2はオンでなけ
ればならない。
【0033】情報の第1の読出によりパッドIOPAD
が高い電位にされた時、第2の読出もまた高レベルにし
なければならない場合、第2の読出は高速の情報要素を
与えるが、低レベルにしなければならない時は、その場
合、パッドとこのパッドに接続された外部線を放電する
ために必要な時間をかけることが必要なので、低速の情
報要素を与えることが理解されよう。逆に、前の読出で
パッドを低レベルにした時、新しい情報要素が高い論理
レベルに対応すると、情報要素を得ることが遅延され
る。
【0034】2つの起こり得る場合(2つの同一レベル
の連続した供給、或いは、2つの異なるレベルの供給)
情報が与えられる速度を平衡化するために、出力パッド
は、読出そのもの直前のプリチャージ段階中に2つの論
理レベルの間の中間値にプリチャージする。ここで考え
られる論理レベルは、使用される技術において許される
標準的なレベルである。例えば、CMOS技術では、こ
れらのレベルは、低レベルについては0.8Vであり、
高レベルについては2Vである。中間値は、約1.4V
に等しい。従って、動作のシーケンスは、読み出す情報
のアドレスAMの変化の検出によって決定される時t0
から開始して、第1のプリチャージ段階PRECH(t
0〜t1、例えば30ナノ秒の期間)を、次に、読出段
階LECT(t1〜t2、約10ナノ秒)を、そしてさ
らに、読み出す情報のアドレスの新しい変化を待つ段階
を、含む。
【0035】この付加プリチャージ段階は、信号Sの生
成前にビット線BLのプリチャージ段階と同時に実施さ
れる時、全く損失時間を含むことがないことが注目され
る。本発明では、前段の読出の終りまでにプリチャージ
を活動化することによってプリチャージを予想すること
さえできる。
【0036】第1の論理ゲートPL1はトランジスタT
1を活動化し、第2の論理ゲートPL2はトランジスタ
T2を活動化する。図示した実施例では、論理ゲートP
L1は2入力NANDゲートであり、論理ゲートPL2
は2入力NORゲートである。読出段階中、NANDゲ
ートPL1の第1の入力は出力パッドに伝送ずべき情報
を示す信号Sを受ける。NORゲートPL2の第1の入
力も同一の信号を受ける。インバータ(N4−P4)の
出力は、プリチャージ段階後の読出段階中にだけ開く転
送ゲートPT1を介してこれらゲートの第1の入力に接
続される。図示の転送ゲートを活動化する信号LECT
は、この読出段階を決定する(図3を参照)。転送ゲー
トは、論理信号によって制御されるNチャネルMOSト
ランジスタと、そのNチャネルMOSトランジスタに並
列に接続されたその論理信号の反転論理信号によって制
御されるPチャネルMOSトランジスタとによって構成
される。
【0037】NANDゲートPL1の第2の入力は、ま
た読出段階LECT中オンである別の転送ゲートPT2
を介して信号Sを受ける。同様に、NORゲートPL2
の第1の入力はゲートPT1を介して信号Sを受け、第
2の入力は信号LECTによってオンになる転送ゲート
PT3を介して信号Sを受ける。
【0038】パッドIOPADにおいて情報が完全に安
定化される前でも新しい読出動作のために差動増幅器P
4−N4を極めて急速に解除する必要に関する理由のた
め、信号Sの消滅後でも論理ゲートPL1及びPL2の
入力で信号Sの値を記憶して保持する補助保持回路が備
えられる。更に、各転送ゲートPT1、PT2、PT3
の後に保持回路が存在する。各保持回路CM1、CM
2、CM3は各々転送ゲートに直列接続された2つの直
列インバータを備えるサーボ制御ループを有する。第2
のインバータの入力は第1のインバータの出力に接続さ
れており、第2のインバータの出力は転送ゲートの入力
に接続されており、この転送ゲートの出力は第1のイン
バータの入力に接続されて、ループを構成している。保
持回路の転送ゲートは、新しい読出に対応する信号Sが
その新しい値をとるとすぐに情報(S)をセーブする信
号MEMによって制御される。信号MEMは、読出段階
(LECT)が終了するとすぐに出現し、次のプリチャ
ージ段階まで、すなわち読み出される情報のアドレスで
の変化の検出前の待ち時間の間正常に保持される。
【0039】2つのインバータ11、12及び転送ゲー
トPT4に対応する第1の保持回路CM1はゲートPT
1の出力に接続され、すなわち、インバータ11の入力
及びゲートP4の出力はゲートPT1の出力に接続され
る。同様に、第2の保持回路CM2(信号MEMによっ
て制御されるインバータI3、I4、転送ゲートPT
5)は転送ゲートPT2の出力に接続される。第3の保
持回路CM3(信号MEMによって制御されるインバー
タ15、16、転送ゲートPT6)は転送ゲートPT3
の出力に接続される。
【0040】信号LECTが出力され、信号Sがゲート
PL1及びPL2に入力される時、信号MEMは低レベ
ル状態(ゲートPT4、PT5、PT6がオフ)であ
る。読出信号LECTによってゲートPT1、PT2、
PT3を導通にする。信号SがゲートPL1及びPL2
の入力に出現し、次に安定化される。次に、信号LEC
Tは低レベル状態に戻され、信号MEMはゲートPT
4、PT5、PT6に入力され、それらをオンにして、
保持回路を活動化して信号Sを記憶する。次に、信号S
の論理値は、増幅器P4−N4の出力が信号Sを出力す
ることを停止しても論理ゲートPL1及びPL2の入力
に入力され続ける。従って、この時以後、センサDを再
初期化する選択解除動作を実施することが可能である。
【0041】信号Sが高論理レベル(1)にある時、N
ANDゲートの入力はどちらも1なので、その出力は0
になる。その時、充電トランジスタT1は導通になり、
パッドIOPADを高い電源端子Aから高論理レベルに
充電する。トランジスタT2はオフのままであり、NO
Rゲートの入力はどちらも1なのでその出力は0であ
る。もし、反対に、信号Sが低論理レベル(0)にある
と、NORゲートの出力は1になり、放電トランジスタ
T2を導通にして、出力パッドをレベル0にする。NA
NDゲートは、トランジスタT1をオフにするレベル1
になる。
【0042】増幅器ASのプリチャージのため、好まし
くは下記の特殊な付加素子が構成される。すなわち、パ
ッドIOPADの前段の論理状態に応じてゲートPL1
及びPL2の内の1つを抑止するための抑止回路及びパ
ッドIOPADのプリチャージを所定の値に制限するた
めの閾値センサである。好ましい実施例では、パッドI
OPADの前段の論理値を記憶するための回路が備えら
れる。この回路は、例えば、インバータ17と、そのイ
ンバータ17より抵抗の高い別のインバータ18とから
なるループを有する。この記憶回路の入力(インバータ
17の入力)は読出段階LECT中オンになる転送ゲー
トP17を介してパッドに接続される。従って、記憶回
路は読出段階中パッドの状態を記憶する。記憶回路の出
力(インバータ17の出力)は、プリチャージ段階PR
ECH中オンになる転送ゲートPT8によってNAND
ゲートPL1の第1の入力及びNORゲートPL2の第
1の入力に接続される。従って、インバータ17によっ
て反転され、このインバータによって記憶されるパッド
に存在する論理状態は、プリチャージ段階中NAND及
びNORゲートの別の入力に伝送される。
【0043】記憶回路の出力は、単純にゲートPL1及
びPL2のどちらかの作動を抑止して、前段の読出時の
パッドの論理状態に応じて充電トランジスタまたは放電
トランジスタの導通を禁止するために使用される。すな
わち、記憶された論理状態が1の時、次のプリチャージ
段階中に0状態がNANDゲートの入力に伝送される。
これは、他の入力の状態とは無関係にトランジスタT1
の導通を禁止する。NORゲートは影響されず、従っ
て、このゲートの別の入力の状態の応じてトランジスタ
T2を導通にすることがある。逆に、前段の読出のパッ
ドの状態が0の時、次のプリチャージ段階中記憶回路に
よって1状態が伝送され、トランジスタT2の導通を禁
止する。トランジスタT1の導通は禁止されず、NAN
Dゲートの別の入力の状態による。
【0044】NANDゲートPL1の第2の入力はそれ
自体閾値インバータIS1の出力を受ける転送ゲートP
T9の出力を受け、このインバータの入力はパッドIO
PADに接続される。また、NANDゲートの第2の入
力は保持回路CM2の出力によって信号Sを受けること
が思い出される。しかし、プリチャージ段階PRECH
中、信号LECT及び信号MEMは0であり、ゲートP
T2及びPT5をオフにする。従って、信号SはNAN
Dゲート及びNORゲートの入力にもはやアクティブに
転送されることはない。同様に、プリチャージ段階PR
ECH中前段の読出信号Sをもはや受けないNORゲー
トPL2の第2の入力は、信号PRECHによって活動
化(アクティブ)状態になる転送ゲートPT10によっ
て閾値インバータIS2の出力を受ける。
【0045】閾値インバータは、プリチャージ段階中抑
止回路によって導通が禁止されていないトランジスタT
1またはT2を導通状態にすることができるように使用
される。この導通は、パッドの電位が所望の中間プリチ
ャージ値に達していない限り許可され、達すると停止さ
れる。
【0046】インバータIS1及びIS2の閾値は、プ
リチャージ段階中パッドIOPADに入力されるプリチ
ャージ電位の値に直接関係する値に設定される。
【0047】実際、回路は下記のように作動する。前段
の読出信号Sが1の時、パッドは読出段階の終りに約5
Vに充電される。次の読出動作を準備するプリチャージ
段階中、NANDゲートはゲートPT8の出力によって
抑止される。パッドが1なので、NORゲートはゲート
PT8によってその第1の入力に論理状態0を受け、閾
値インバータによって論理状態0を受ける。NORゲー
トはその出力に高いレベルを受ける。放電トランジスタ
T2は導通になり、パッドIOPADの高い電位を放電
する。このパッドの電位は降下する。しかし、インバー
タIS2の閾値によって決定される所望のプリチャージ
値に達するとすぐに、インバータIS2はスイッチング
し、NORゲートをスイッチングさせ、トランジスタT
2をオフにして、その結果、パッドの放電が停止され
る。パッドは高論理レベルと低論理レベルとの間の中間
値である所望のプリチャージ値に充電される。その後、
その状態はプリチャージ段階PRECHの終りまで及
び、新しい読出段階を決定する信号LECTの出現まで
そのままである。
【0048】反対に、上記の読出の信号Sが0の時、パ
ッドは読出段階の終わりに当初0Vに放電される。次の
読出動作を用意するプリチャージ段階中、ゲートPT8
の出力によってこの時間禁止されるのはNORゲートで
ある。パッドは0なので、NANDゲートはゲートPT
8を介してその第1の入力に論理状態1を受け、閾値イ
ンバータIS1によって論理状態1を受ける。従って、
NANDゲートは、その出力を低レベルにする。充電ト
ランジスタT1は導通になり、パッドIOPADを充電
する。このパッドの電位は上昇する。インバータIS1
閾値によって決定された所望のプリチャージ値に達する
とすぐに、インバータIS1はスイッチングされ、NA
NDゲートをスイッチングさせ、トランジスタT1をオ
フにして、その結果、パッドの充電が停止する。パッド
は高い論理状態と低い論理状態の間の中間値である所望
のプリチャージ値に充電されたままである。
【0049】ヒステリシスなしに作動する閾値インバー
タ、すなわち、電圧の大きくなる順番及び電圧の小さく
なる順番に同じ入力電圧値でスイッチングする閾値イン
バータを製造することは困難であるので、2つの独立し
たインバータIS1及びIS2を使用することが好まし
い。しかし、ヒステリシスが許容されるならば、2つの
インバータは並列接続されているので単一のインバータ
に置換することができる。
【0050】パッドがプリチャージされる中間電位のレ
ベルは、5Vの電源電圧の場合1〜2Vの範囲にあるこ
とが好ましく、適切な値は約1.4Vである。電源は5
Vなので、低論理レベルは約0.8Vより低い値を有す
るとみなされ、高論理レベルは約2.2Vの値に達する
とみなされる。これは、増幅器の出力のプリチャージの
ための好ましい値の中間範囲として与えられる値を説明
するものである。
【0051】図3のa〜fは、各々、上記の信号AM、
PRECHBL、SELWL、LECT、MEM及びD
ESELの波形を図示したものである。信号SELWL
は、ワード線デコーダの有効化を可能にして、メモリセ
ルの読出を具体的に実行する信号である。この信号がア
クティブである時、ワード線アドレスのデコートは関係
するワード線に印加される電圧を生成する。この信号
は、回路R内で信号DESELを生成する前に遅延が考
慮される信号であるとみなされることがある。これらの
信号は、下記のように生成する。アドレス遷移は、信号
AMを、場合によっては、公知の期間後信号SELWL
を生成する。信号AMの開始後、デコーダBLDECに
よって回路P及びCに接続されたビット線がプリチャー
ジされる。このプリチャージ後、信号SELWLはメモ
リセルの読出を促進する。公知の型の回路では、信号S
ELWLの期間に信号LECT及びMEMが生成され
る。次に、信号AMの開始から(または場合によっては
信号SELWLから)測定された較正された期間DC
後、一時的に0状態となる信号DESELが生成され
る。一時的に0状態となる信号DESELは、ビット線
の一時的なリセットと、その後のそれらのデコーダBL
DECとの再接続を促進する。この場合、メモリは再度
使用して、次のアドレス遷移を受けるとすくにビット線
のプリチャージを開始する。このプリチャージ動作を開
始させる前に予備リセットを待つ必要はもはや全くな
い。実際、十分に長い期間を有する信号AMを遅延させ
ると、ビット線またはワード線を有効にリセットするた
めにそのように使用することができるように処理するこ
とが可能である。従って、ここでは0状態の信号DES
ELは、1状態の信号AMと同じ期間を有する。
【0052】しかし、次のアドレス遷移まで信号DES
ELを0状態にすることが望ましい。この場合、信号D
ESELは、入力として信号DESELを受け、クロッ
ク入力として遅延された信号AMを受けるD型フリップ
フロップ回路によって生成される。この場合、信号DE
SELの期間は、その時好ましくは短い信号AMの期間
に制限されない。
【0053】上述のように本発明の特定の実施例を記載
したが、当業者は様々な変更、修正及び改良を容易に行
うことができる。そのような変更、修正及び改良は本明
細書の一部分であり、本発明の精神の範囲内である。従
って、上記の説明は単に例であり、本発明を何ら限定す
るものではない。本発明は、請求の範囲によってのみ限
定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるメモリの概略図であり、その複
雑な読出回路のためEPROMの実施例を図示してい
る。
【図2】 本発明によるメモリの概略図であり、EPR
OMセルを図示している。
【図3】 本発明で生成される信号のクロック図であ
る。
【符号の説明】
1 メモリセル 2〜5 トランジスタ 6〜8 インバータセル 9、10 コンデンサ 11 差動増幅器 12 パワートランジスタ 13、14 Pチャネル形トランジスタ 15、16、19 Nチャネル形トランジスタ 20 NANDゲート 21 インバータ BL0〜BLN−1 ビット線 WL0〜WLM−1 ワード線 BLDEC、WLDEC デコーダ P プリチャージ回路 R 遅延回路 PL1、PL2 論理ゲート PT1、PT2、PT3 転送ゲート Vcc 電源
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−224197(JP,A) 特開 昭53−117342(JP,A) 特開 昭62−214596(JP,A) 特開 昭62−31094(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 16/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの選択線(BL)に接続
    されるセルを有する集積回路メモリにおいて、 (1) 出力が前記の少なくとも1つの選択線に接続されて
    いて、選択線を高インピーダンスであるか第1の電圧に
    接続されるかのいずれかの状態であるプリアクティブ化
    状態にするプリアクティブ化回路(PA)と、 (2) 出力(C)が前記の少なくとも1つの選択線に接続
    されていて、選択線を前記第1の電圧とは異なる第2の
    電圧にプリチャージすると共に、後記アクセス回路によ
    って活動化されるプリチャージ回路(P)と、 (3) アクセス信号(AM)によって制御されセルにア
    クセスするアクセス回路であって、このアクセスにはセ
    ルの電気状態の読出、書込及び読出・書込の内の少なく
    とも読出が含まれる、アクセス回路(D,AS)と、 (4) 出力がプリアクティブ化回路の入力に接続されて遅
    延回路であって、読み出 しのためのアクセス信号によっ
    て活動化され、セルに読み出しアクセスした後に、前記
    プリアクティブ化回路によって、較正された遅延時間で
    前記の少なくとも1つの選択線をプリアクティブ化状態
    にする遅延回路(R)と、 (5) 読み出しアクセス後に、読み出しアクセス時に読み
    出されたセルの電気状態を保持する記憶回路であって、
    少なくとも1つの選択線がプリアクティブ化状態にある
    間は上記の電気状態を保持する記憶回路とを具備する集
    積回路メモリ。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの選択線が複数のビット
    線を備え、これらの複数のビット線にそれぞれ接続され
    る複数のセルを具備し、前記プリアクティブ化回路は、
    前記の少なくとも1つの選択線がプリアクティブ化状態
    にあるときに上記の複数のビット線を一緒に接続する請
    求項1に記載の集積回路メモリ。
  3. 【請求項3】 プリアクティブ化状態が高インピーダン
    ス状態であり、メモリセルがEPROMセルである請求
    に記載の集積回路メモリ。
  4. 【請求項4】 プリアクティブ化状態が第1の電圧に接
    続され状態であり、メモリセルがEEPROMセルで
    ある請求項に記載の集積回路メモリ。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの選択線が少なくとも1
    つのビット線また は少なくとも1つのワード線を有す
    請求項1に記載の集積回路メモリ。
  6. 【請求項6】 遅延回路が集積回路メモリの有する定格
    サイクル時間に等しい第1の較正された遅延時間を与え
    る請求項1又は2に記載の集積回路メモリ。
  7. 【請求項7】 遅延回路が読み出しアクセス中に上記の
    定格サイクル時間より長い第2の較正された遅延時間を
    与える請求項1又は6に記載の集積回路メモリ。
  8. 【請求項8】 遅延回路が直列接続されたインバータ回
    路とコンデンサを備え、このコンデンサが基準電圧と2
    つのインバータ回路の中点との間に接続されている請求
    1又は7に記載の集積回路メモリ。
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