JP2674772B2 - 窓口取引用端末装置 - Google Patents

窓口取引用端末装置

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JP2674772B2 JP498488A JP498488A JP2674772B2 JP 2674772 B2 JP2674772 B2 JP 2674772B2 JP 498488 A JP498488 A JP 498488A JP 498488 A JP498488 A JP 498488A JP 2674772 B2 JP2674772 B2 JP 2674772B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金融機関で使用される窓口取引用端末装
置、特に通帳記帳機を用いて記帳処理ができる窓口取引
用端末装置に関する。
〔従来の技術〕
銀行等の金融機関の窓口におけるテラー(オペレー
タ)業務の一つとして取引データを通帳に印字する通帳
記帳があり、従来の通帳記帳機による通帳記帳の一例を
以下に説明する。
すなわち、テラーは顧客から受け取った伝票を見て、
その伝票に記入されている取引科目等を確認し、表示部
に表示されている取引科目のメニュー画面から該当する
科目をキーボードのキー入力により選択する。
これによりその選択された科目に対応する画面が表示
部に表示されると、テラーは前記伝票と照合しつつキー
ボードのキーを操作して画面上の各入力エリアに口座番
号や店番及び金額等のデータを順に入力すると共に、通
帳の頁を開いて印字を開始する行を確認し、その印字開
始行を指定するデータを入力した後、前記通帳を通帳記
帳機の挿入口から挿入する。
ここで通帳記帳機は、挿入された通帳を印字部に取り
込み、そして前記の如くテラーのキー入力により指定さ
れた印字開始行が印字ヘッドと対応するように通帳を位
置決めする。
その後、所定の手続きを経て通帳記帳機に取引データ
が送られてくると、通帳記帳機は印字ヘッドにより通帳
にその取引データを印字し、印字終了後通帳を前記挿入
口から排出する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来の通帳記帳機では、テラ
ーが指定した印字開始行に基づいて通帳を印字ヘッドに
対応させて印字を行っているため、テラーが印字開始行
を誤入力すると、本来印字すべき行と異なる行に印字が
行われてしまい、また印字すべき頁をチェックする機能
もないので、テラーの不注意等により本来印字すべき頁
ではない他の頁を開いて通帳記帳機の挿入口に挿入して
しまうと、そのままその頁に印字が行われてしまうとい
う不都合がある。
つまり、従来の通帳記帳機においては、テラーによる
印字開始行の誤入力及び開くべき頁の間違いにより、印
字済の行への重ね印字や行飛ばし印字、あるいは頁飛ば
し印字等の印字ミスを生じるという問題を有している。
本発明はこのような問題を解決するためになされたも
ので、データの誤入力及び開くべき頁の間違いに起因す
る重ね印字や行飛ばし印字、あるいは頁飛ばし印字等の
印字ミスをなくすことができる通帳記帳機を実現するこ
とを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達するため、本発明は、オペレータが入力
操作部により入力するデータに基づいて通帳記帳機によ
り取引科目に応じて定められた行数だけ通帳に取引デー
タを印字する窓口取引用端末装置において、前記通帳記
帳機に設けられ、通帳の開かれた頁及び未印字の最初の
行を検出する頁/行検出手段と、普通預金や定期預金あ
るいは当座預金等の取引科目指定のためのデータ、及び
取引件数指定のためのデータを定めた複数のフィールド
を持ち、かつこのフィールド内のデータの組み合わせに
対応してチェックテーブル番号を設けたパターンテーブ
ルと、前記取引科目により定まる通帳の先頭頁の値Aと
最終頁の値B、及び取引科目により定まる取引1件当た
りの印字行数の値Cから成り、これらの値A,B,Cを前記
パターンテーブルのチェックテーブル番号に対応して設
定したチェックテーブルと、前記パターンテーブルのフ
ィールドに対応した画面や、前記入力操作部により入力
されるデータ等を表示する表示部とを備え、前記通帳記
帳機の頁/行検出手段で検出した頁の値をD、行の値を
E、印字すべき頁に対して何件目の取引かを指定するた
めにオペレータが前記入力操作部により入力する取引件
数指定値をFとし、前記パターンテーブルのフィールド
に対応して前記入力操作部により入力されるデータによ
りチェックテーブル番号を選択すると共に、前記取引件
数指定値の入力の有無により新規取引か否かを決定し、
新規取引でない場合は、前記DがA〜Bの範囲で、かつ
前記取引件数指定値Fから1を引いた値と前記取引1件
当たりの印字行数の値Cとの積がE〜E−(C−1)の
範囲のとき、前記通帳に前記取引件数値Fと前記取引1
件当たりの印字行数の値Cにより定まる印字範囲の最初
の行から取引データを印字し、新規取引の場合は、D=
Aで、かつE=0のとき、前記通帳の最初の行から取引
データを印字することを特徴とする。
〔作 用〕
上述した構成を有する本発明は、入力操作部により取
引のためのデータが入力され、印字すべき頁を開いた通
帳が挿入されると、その通帳の開かれた頁及び及び該頁
の最終印字済行を頁/行検出手段が検出する。
そして、印字すべき頁に対して何件目の取引かを指定
する取引件数指定値が入力操作部により入力されている
か否かにより新規取引か否かを決定し、新規取引でない
場合は、前記DがA〜Bの範囲で、かつ前記取引件数指
定値Fから1を引いた値と前記取引1件当たりの印字行
数の値Cとの積がE〜E−(C−1)の範囲のとき、前
記通帳に前記取引件数値Fと前記取引1件当たりの印字
行数の値Cにより定まる印字範囲の最初の行から取引デ
ータを印字する。
また、新規取引の場合は、前記頁/行検出手段で検出
した頁の値が取引科目により定まる通帳の先頭頁の値と
一致し、かつ印字済行が検出されないとき、当該頁の最
初の行から取引データを印字する。
つまり、D=Aで、かつE=0のとき通帳記帳機によ
り通帳に先頭の行から取引データを印字する。
従ってこれによれば、通帳の印字すべき頁と行のチェ
ックを確実に行うことができ、オペレータにより印字す
べき位置を指定して印字を行う場合の処理において、デ
ータの誤入力、及び開くべき頁の間違いに起因する重ね
印字や行飛ばし印字、あるいは頁飛ばし印字等の印字ミ
スをなくすことができので、取引科目に応じて正確な位
置に印字を行うことができる。
また、印字すべき頁に対して何件目の取引かを指定す
る取引件数指定値が入力操作部により入力されているか
否かにより新規取引か否かを判断して、新規取引の場合
にも印字を行えるようにしているため、通常のオペレー
タ処理にて通帳発行が可能になる。
〔実 施 例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による窓口取引用端末装置の一実施例
を示す機能ブロックである。
図において1は通帳記帳機、2はテラーが取引に必要
なデータの入力操作を行う入力操作部(以下キーボー
ド)、3はCRTディスプレイ等による表示部、4は後述
する取引特定用のパターンテーブルとこのパターンテー
ブルに対応するチェックテーブル等を格納したフロッピ
ーディスクドライブ(FDD)等のファイル部、5はこれ
ら通帳記帳機1と入力操作部2及びキーボード3やファ
イル部4等を制御する主制御部であり、これらにより窓
口取引用端末装置が構成されている。
ここで通帳記帳機1は以下の構成要素6〜12を備えて
いる。
すなわち、6は制御部で、この制御部6は前記主制御
部5に接続されている。
7は通帳記帳機1の制御プログラムや印字文字の文字
フォント等を格納したリードオンリメモリ(以下RO
M)、8は図示しない通帳に印字すべき取引データ等を
一時的に格納するランダムアクセスメモリ(以下RA
M)、9は通帳の磁気ストライプ部に対してデータの読
み取り及び書き込みを行う磁気ストライプリーダライタ
(以下磁気ストライプR/W)、10は通帳に取引データ等
を印字する印字ヘッド、11は通帳の頁を検出する頁検出
センサ及び行を検出する行検出センサから成る頁/行検
出手段、12は図示しない通帳挿入口及び前記9〜11の各
構成要素間で通帳を搬送する搬送手段であり、これらは
前記制御部6に接続されている。
第3図は第1図のファイル部4に格納されたパターン
テーブルの一例を示す説明図で、この図に見られるよう
に該パターンテーブルは、入力フィールド1,入力フィー
ルード2,及び入力フィールド3と、各フィールド内の設
定データの組み合わせに対応したチェックテーブル番号
により構成されている。
ここで入力フィールド1のデータは、例えば普通預金
や定期預金あるいは当座預金等の取引科目に対応し、例
えば取引科目データ“1"は普通預金、取引科目データ
“2"は定期預金、取引科目データ“3"は当座預金等とい
うように予め定められている また入力フィールド2及び入力フィールド3のデータ
は取引処理に必要な他のデータ、例えば普通預金の入金
や普通預金の支払い等の処理区分、何件目の取引かを指
定する取引件数指定値等の入力に対応するように定めら
れている。
尚、図中の入力フィールド3における「−」は任意デ
ータを示す。
第4図は上述した第3図のパターンテーブルと共にフ
ァイル部4に格納されたチェックテーブルの内容を示す
説明図で、この図に見られるように該チェックテーブル
は、取引科目により定まる通帳の先頭頁の値Aと、同じ
く取引科目により定まる通帳の最終頁の値Bと、更に同
じく取引科目により定まる取引1件当たりの印字行数の
値Cから成り、パターンテーブルのチェックテーブル番
号の数だけ設けられている。
ここで各チェックテーブルにおける前記の値A,B,Cは
前記パターンテーブルのチェックテーブル番号に対応し
てそれぞれ決められている。
すなわち、一般に普通預金の通帳と、定期預金の通帳
と、当座預金等の通帳はそれぞれ異なり、その通帳の種
類(形式)により各々頁数が定められていること、及び
普通預金の場合通常は取引1件当たりの取引データの印
字行が入金,出金に拘わらず、一行,定期預金や当座預
金等はある決められた複数行というように定められてい
るので、キーボード2によりテラーが入力するデータに
よって特定される取引に応じて各チェックテーブルのデ
ータ値A,B,Cが各々決められている。
次に、上述した構成の作用を前記第1図,第3図及び
第4図と共に、第2図に示したフローチャートを用いて
説明する。
尚、第2図中のSは処理のステップを示し、以下の説
明はこのステップに従って行う。
また、本実施例において表示部3には、第3図に示し
たパターンテーブルの入力フィールド1,2,3に対応する
データを入力するためのフォーマットを持つ初期画面が
表示されており、かつ第3図に示したパターンテーブル
と、第4図に示したチェックテーブルがファイル部4か
ら主制御部5の図示しないメインメモリに既に送られて
いるものとする。
まず、テラーが顧客から受け取った伝票を見て、その
伝票と前記初期画面とを照合しつつキーボード2のキー
を操作して前記入力フィールド1,2,3に対応するエリア
にデータを入力すると共に、口座番号や店番及び金額等
の他のデータを順次入力すると、この入力されたデータ
が主制御部5に送られて図示しないメインメモリに格納
される。
このとき、入力フィールド2または3に対応するエリ
アに何件目の取引かを指定する取引件数指定値のデータ
が入力された場合は、そのデータが取引件数指定値Fと
して格納される。
次にテラーは、新規取引の場合は窓口に予め用意され
ている新通帳を、また新規取引でない場合は前記伝票と
共に顧客から受け取った通帳を、その頁を開いて通帳記
帳機1の通帳挿入口へ挿入する。
挿入された通帳は制御部6の指示により駆動される通
帳搬送手段12によって印字ヘッド10が設けられている印
字部に搬送され、所定の位置に位置付けられる。
そして、この印字部において前記通帳の開かれている
頁と印字済の最終の行が頁マークや印字の有無等に基づ
いて頁/行検出手段11により検出され、その検出された
頁と行のデータが制御部6を介して主制御部5に転送さ
れて図示しないメインメモリに検出頁値D及び検出行値
Eとしてそれぞれ格納される。
但し、未印字の行が検出されなかった場合、通帳は通
帳搬送手段12によって通帳挿入口に戻される。
これは間違って使用済の通帳が挿入されたり、あるい
はすべての行に印字済の頁が開かれて挿入された場合に
重ね印字を防止するためである。
前記の如くメインメモリに検出頁値D及び検出行値E
を格納すると、主制御部5は既にメインメモリに格納し
てあるキーボード2からの入力データのうち前記入力フ
ィールド1,2,3に対応するデータを、第3図に示したパ
ターンテーブルと照合し、これにより取引を特定して対
応するチェックテーブル番号を選択する。
そして更に、主制御部5は前記フィールド2またはフ
ィールド3のデータに何件目の取引かを指定する取引件
数指定値Fのデータが含まれているか否かにより前記の
特定された取引が新規取引か否かを判断し(S1)、新規
取引ではないと判断した場合、続いて主制御部2は検出
頁値Dが、前記の如く選択されたチェックデータ番号に
対応するチェックテーブル(第4図参照)の値A〜Bの
範囲内であるか否かを判断する(S2)。
ここでの判断は、例えばテラーによるデータの誤入力
に起因して用いるべきチェックテーブルを間違えたり、
あるいは挿入する通帳を間違えたりすること等が考えら
れるので、それを防止するためである。
検出頁値DがA〜Bの範囲内であると判断した場合、
主制御部5は更に前記取引件数指定値Fから求められる
前回の取引件数値に該当する印字行が、「E〜E−(C
−1)」の範囲内であるか否かを判断する(S3)。
これはテラーにより入力された取引件数指定値Fによ
る印字開始行が正しいかどうかを見るための判断であ
る。
例えば、取引1件について行われる印字の行数値Cを
「C=3」とし、いま通帳が開かれている頁の行がn行
あるとして、このn行において既に取引4件分の印字つ
まり第12行目まで印字が行われているとする。
また、前記第12行目が印字済の最終行として前記頁/
行検出手段11により検出されたものとし、従ってEは
「E=12」とする。
そこで、テラーにより入力された今回の取引件数指定
値が「F=5」とすれば、前回の取引件数値は「F−
1」つまり「5−1」で「4」になり、この前回の取引
件数値により印字が行われた印字行は、「C=3」であ
るから、第10行〜第12行である。
これを、前記「E〜E−(C−1)」に当てはめる
と、 E〜E−(C−1)=12〜12−(3−1)=12〜10 つまり、第10行〜第12行となるので、テラーにより入力
された取引件数指定値Fは正しいと判断できる。
一方、テラーにより入力された取引件数指定値Fが
「F=4」とすれば、前回の取引件数の値は「3」にな
り、この前回の取引件数値により印字が行われた印字行
は第7行〜第9行となるが、前記のように「E〜E−
(C−1)」は第10行〜第12行であるので、この場合は
テラーにより入力された取引件数指定値Fは正しくない
つまりテラーが誤入力したと判断できる。
逆に、テラーにより入力された取引件数指定値Fが
「F=6」とすれば、前回の取引件数の値は「5」にな
り、この前回の取引件数により印字が行われた印字行は
第13行〜第15行となるが、前記のように「E〜E−(C
−1)」は第10行〜第12行であるので、この場合もテラ
ーにより入力された取引件数指定値Fは誤入力と判断で
きる。
このようにしてテラーが入力した取引件数指定値Fか
ら求められる前回の取引件数値に該当する印字行が「E
〜E−(C−1)」の範囲内と判断した場合は、印字ヘ
ッド10により通帳に前記取引件数指定値Fに該当する最
初の行つまり前記取引件数指定値Fが「F=5」の場
合、第13行目から取引データの印字が行われる(S4)。
この場合の印字は、キーボード2により入力されたデ
ータを主制御部5が予めホストに送り、これに基づいて
ホストから主制御部5に送られてくる印字データを通帳
記帳機1の制御部6に転送してRAM8に一度格納した後、
このRAM8から印字ヘッド10に印字データを送ることで実
行される。
一方、前記(S2)でDがA〜Bの範囲内ではないと判
断された場合、または前記(S3)でテラーが入力した取
引件数指定値Fから求められる前回の取引件数値に該当
する印字行が「E〜E−(C−1)」の範囲内ではない
と判断された場合は、テラーに対する所定のエラーメッ
セージが主制御部5の指示によって表示部3に表示され
ると主に、主制御部5から制御部6に通帳排出命令が送
られ、通帳搬送手段12により通帳が通帳挿入口に戻され
て排出される(S5)。
これによりテラーはエラーメッセージの内容を理解し
た上で、データを再入力したり、排出された通帳の頁を
開き直したり、通帳を取り替える等した後、再度通帳を
通帳挿入口に挿入する等、必要なエラー処理を行い、再
び前記(S1)〜(S4)の処理を実行させる。
さて前記(S1)において新規取引と判断した場合、続
いて主制御部2はメインメモリに格納してある頁/行検
出手段11からの頁データの値Dを、前記印字頁及び印字
行チェック用データのうちの先頭頁の値Aと照合して、
一致するか否かつまり「D=A」か否かを判断する(S
6)。
この場合の判断は、例えばテラーが通帳の開くべき頁
を間違えたりすること等が考えられるので、それを防止
するためである。
ここで、「D=A」であると判断した場合、更に主制
御部5はメインメモリに格納してある検出行値Eが「0
(零)」か否か、つまり「E=0」か否かを判断する
(S7)。
この判断は、新規取引の場合に通帳記帳機1に挿入さ
れる通帳が当然未印字のはずであるため、検出行値Eの
無条件「0」をチェックするものであり、「0」になら
ない理由としては、テラーが既に印字された通帳を挿入
したり、あるいは新通帳に汚れが付いている等のことが
考えられる。
そして、「E=0」であると判断した場合は、通帳記
帳機1の印字ヘッド10により前記と同様に通帳に取引デ
ータの印字が行われるが、この場合の印字は先頭の行か
ら開始され、そして印字終了後に通帳が通帳搬送手段12
により磁気ストライプR/W9の位置に搬送されて、この磁
気ストライプR/W9により通帳の磁気ストライプに所定の
磁気データが書き込まれる。
一方、前記(S6)で「D=A」ではないと判断された
場合、または前記(S7)で「E=0」ではないと判断さ
れた場合は、前記と同様にテラーに対する所定のエラー
メッセージが主制御部5の指示によって表示部3に表示
されると共に、主制御部5から通帳記帳機1の制御部6
に通帳排出命令が送られ、通帳搬送手段12により通帳が
通帳挿入口に戻されれて排出される。
従ってテラーはエラーメッセージの内容を理解した上
で排出された通帳の頁を開き直したり、通帳を取り替え
る等した後、再度通帳を通帳挿入口に挿入する等のエラ
ー処理を行い、再び前記(S6)からの処理を実行させ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、通帳記帳機に設けら
れ、通帳の開かれた頁及び未印字の最初の行を検出する
頁/行検出手段と、普通預金や定期預金あるいは当座預
金等の取引科目指定のためのデータ、及び取引件数指定
のためのデータを定めた複数のフィールドを持ち、かつ
このフィールド内のデータの組み合わせに対応してチェ
ックテーブル番号を設けたパターンテーブルと、前記取
引科目により定まる通帳の先頭頁の値Aと最終頁の値
B、及び取引科目により定まる取引1件当たりの印字行
数の値Cから成り、これらの値A,B,Cを前記パターンテ
ーブルのチェックテーブル番号に対応して設定したチェ
ックテーブルと、前記パターンテーブルのフィールドに
対応した画面や、前記入力操作部により入力されるデー
タ等を表示する表示部とを備え、前記通帳記帳機の頁/
行検出手段で検出した頁の値をD、行の値をE、印字す
べき頁に対して何件目の取引かを指定するためにオペレ
ータが前記入力操作部により入力する取引件数指定値を
Fとし、前記パターンテーブルのフィールドに対応して
前記入力操作部により入力されるデータによりチェック
テーブル番号を選択すると共に、前記取引件数指定値の
入力の有無により新規取引か否かを決定し、新規取引で
ない場合は、前記DがA〜Bの範囲で、かつ前記取引件
数指定値Fから1を引いた値と前記取引1件当たりの印
字行数の値Cとの積がE〜E−(C−1)の範囲のと
き、前記通帳に前記取引件数値Fと前記取引1件当たり
の印字行数の値Cにより定まる印字範囲の最初の行から
取引データを印字し、新規取引の場合は、D=Aで、か
つE=0のとき、前記通帳の最初の行から取引データを
印字するものとしている。
従ってこれによれば、通帳の印字すべき頁と行のチェ
ックを確実に行うことができ、オペレータにより印字す
べき位置を指定して印字を行う場合の処理において、デ
ータの誤入力、及び開くべき頁の間違いに起因する重ね
印字や行飛ばし印字、あるいは頁飛ばし印字等の印字ミ
スをなくすことができるので、取引科目に応じて正確な
位置に印字を行うことができるという効果が得られる。
また、印字すべき頁に対して何件目の取引かを指定す
る取引件数指定値が入力操作部により入力されているか
否かにより新規取引か否かを判断して、新規取引の場合
にも印字を行えるようにしているため、通常のオペレー
タ処理にて通帳発行が可能になるという効果も得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による窓口取引用端末装置の一実施例を
示す機能ブロック図、第2図は第1図の実施例の作用を
示すフローチャート、第3図は第1図のファイル部に格
納されたパターンテーブルの一例を示す説明図、第4図
は同じく第1図のファイル部に格納されたチェックテー
ブルの内容を示す説明図である。 1……通帳記帳機、2……キーボード 3……表示部、4……ファイル部 5……主制御部、6……制御部 10……印字ヘッド、11……頁/行検出手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレータが入力操作部により入力するデ
    ータに基づいて通帳記帳機により取引科目に応じて定め
    られた行数だけ通帳に取引データを印字する窓口取引用
    端末装置において、 前記通帳記帳機に設けられ、通帳の開かれた頁及び未印
    字の最初の行を検出する頁/行検出手段と、 普通預金や定期預金あるいは当座預金等の取引科目指定
    のためのデータ、及び取引件数指定のためのデータを定
    めた複数のフィールドを持ち、かつこのフィールド内の
    データの組み合わせに対応してチェックテーブル番号を
    設けたパターンテーブルと、 前記取引科目により定まる通帳の先頭頁の値Aと最終頁
    の値B、及び取引科目により定まる取引1件当たりの印
    字行数の値Cから成り、これらの値A,B,Cを前記パター
    ンテーブルのチェックテーブル番号に対応して設定した
    チェックテーブルと、 前記パターンテーブルのフィールドに対応した画面や、
    前記入力操作部により入力されるデータ等を表示する表
    示部とを備え、 前記通帳記帳機の頁/行検出手段で検出した頁の値を
    D、行の値をE、印字すべき頁に対して何件目の取引か
    を指定するためにオペレータが前記入力操作部により入
    力する取引件数指定値をFとし、 前記パターンテーブルのフィールドに対応して前記入力
    操作部により入力されるデータによりチェックテーブル
    番号を選択すると共に、前記取引件数指定値の入力の有
    無により新規取引か否かを決定し、 新規取引でない場合は、前記DがA〜Bの範囲で、かつ
    前記取引件数指定値Fから1を引いた値と前記取引1件
    当たりの印字行数の値Cとの積がE〜E−(C−1)の
    範囲のとき、前記通帳に前記取引件数値Fと前記取引1
    件当たりの印字行数の値Cにより定まる印字範囲の最初
    の行から取引データを印字し、 新規取引の場合は、D=Aで、かつE=0のとき、前記
    通帳の最初の行から取引データを印字することを特徴と
    する窓口取引用端末装置。
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