JP2671977B2 - データ抽出方法 - Google Patents

データ抽出方法

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JP2671977B2
JP2671977B2 JP60017054A JP1705485A JP2671977B2 JP 2671977 B2 JP2671977 B2 JP 2671977B2 JP 60017054 A JP60017054 A JP 60017054A JP 1705485 A JP1705485 A JP 1705485A JP 2671977 B2 JP2671977 B2 JP 2671977B2
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進 上月
正弘 武井
方秀 平沢
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、所定周期で到来する周期信号に基づいて入
力信号中からデータを抽出する方法、例えば、ブロック
・コード化された情報を所定周期で再生される周期信号
に基づいて抽出する際に用いて好適なデータ抽出方法に
関するものである。 〔背景技術〕 例えば、PCMオーデイオ信号等のデイジタル情報の記
録に際しては、記録媒体上での情報の記録密度が著しく
高くなるために再生時には所謂ジツタの影響を受け易
く、そしてジツタを生ずると良好なデータ再生が困難に
なるため、データを所定長のブロツクに区切って各ブロ
ツク毎にデータ同期信号、アドレス信号及びエラー訂正
用信号を附与した上で記録を行い、再生時にこのデータ
同期信号を利用することにより良好なデータ再生が可能
となる様にしている。 従ってこの様にして記録されたデータの再生に際して
は上述のデータ同期信号を正確に検出することが非常に
肝要となるものであるが、この場合、同期信号の近傍で
ノイズ等の影響で同期信号に類似した信号、即ち、偽信
号が生じたりすると、記録が非常に高密度であるがため
に同期信号の正確な検出が困難になる惧れがある。特に
シツター等の影響により同期信号のタイミングが本来の
タイミングからずれてしまい、しかも、その近傍に偽信
号が存在している様な場合には益々検出が困難になる。 〔目 的〕 本発明は斯かる事情に鑑みて為されたもので、所定周
期で到来する周期信号に基づいてデータを抽出するに当
り、本来検出されるべき周期信号の近傍に類似の信号が
存在している様な場合でも、そして又、周期信号のタイ
ミングが本来のタイミングからずれている様な場合で
も、偽信号を検出してしまう危険性を極力排して最も好
ましい信号を周期信号として用いてデータを抽出するこ
とができるデータ抽出方法を提供せんとするものであ
る。 〔実施例による説明〕 以下、上記の目的を達成するために本発明に於て講じ
た手段に就いて実施例により例示説明する。 先ず第1図を参照するに、同図はビデオ信号と共にPC
Mオーデイオ信号を記録再生する様に構成されたVTRに於
ける回転磁気ヘツド並びに磁気テープ案内ドラム附近の
概略を示すもので、1は記録媒体としての磁気テープ、
2は磁気テープ1を螺周案内するためのテープ案内ドラ
ムで、図では回転ドラムを示している。3は案内ドラム
2を図中の矢印a方向に回転させるための回転手段を構
成する回転駆動軸、4は該回転軸3により案内ドラム2
と共に回転させられるヘツド・バーで、その両端には夫
々磁気ヘツド5A及び5Bが取り付けられている。6A及び6B
は磁気テープ1を案内ドラム2の外周に約220度の範囲
に亘って巻付けるための一対のテープ・ローデイング・
ポストである。 尚、磁気テープ1は不図示の周知のテープ走行手段に
より図中の矢印b方向、即ち、案内ドラム2の回転に沿
った方向に走行させられる。 ここで上述した様な構成をそのまま信号に記録のため
に用いて、案内ドラム2に対する磁気テープ1の約220
度分の巻付け角の範囲に於て、ヘツド5A及び5Bの走査の
上流側の約30度分の巻付け角の範囲9を利用して符号化
情報信号としてPCMオーデイオ信号を記録し、これに続
く約180度分の巻付け角の範囲8を利用してビデオ信号
を記録したとすると、この時の磁気テープ1上の記録パ
ターンは、これを磁気テープ1の非記録面側から見た場
合、第2図の様になる、即ち、第2図に於て、7はヘツ
ド5A及び5Bのヘリカル走査(図中の矢印c方向)による
傾斜記録トラツクを示すもので、9は前述の巻付け角に
して約30度分のPCMオーデイオ信号記録領域であり、8
は同じく巻付け角にして約180度分のビデオ信号記録領
域である。 第3図に上記記録領域9に記録されているPCMオーデ
イオ信号のデータ配列の一例を示す。データ信号は全部
で132のブロツクに分られ、夫々にデータ同期信号、番
地信号、及びCRC信号が附随し、そしてその前後に指標
信号としてプリアンブル信号及びポストアンブル信号が
設けられている。 さて、第2図に示した様な記録パターンを有する磁気
テープ1の各記録トラツク7の記憶領域9に於けるオー
デイオ信号の再生に当っては同期信号の正確な検出が肝
要なものであるが、この場合、第3図に示す様にデータ
・ブロツク長をL、テープ1とヘツド5A及び5Bの相対速
度をvとすれば同期信号は周期 を有する周期信号となる。 以下、本発明を上に例示した様なPCMオーデイオ信号
の再生に当っての同期信号の検出に適用した場合の例に
ついて説明する。 先ず、以下に説明する実施例に於ける基本的な考え方
について説明するに、前述の周期Tで再生されるべき同
期信号Sについて、例えば第4図(a)に示す様に本
来、同期信号Sが得られるべき予定のタイミングτを含
む所定の検出期間△T内に於て同期信号Sに相当する複
数の信号、即ち、図示の如く、S′,S″1及びSの3
つの信号が得られた場合には上記本来得られるべきタイ
ミング“τ”よりも前で且つこれに最も近いタイミング
で得られた信号、即ち、図示の例ではτを基準にt′>
t>t″であるものとして、信号S″に応じて検出期
間の終了時期をτからt″経過時点にすることにより信
号S″を同期信号として出力するものである。因みに第
4図(b)に示す様に、上記の所定の期間△T内に於て
同期信号Sに相当する信号が何ら得られなかった場合に
は上記の本来得られるべきタイミングτに相当するタイ
ミングに於て偽似信号Soを形成し、これを同期信号とし
て出力するものである。 第5図は以上に説明した基本的な考え方に従う本発明
の一実施例の回路系を示すものである。 図に於て、11は所定周波数のクロツク・パルスCLKを
第4図に示す期間T−1/2△Tに対応した数だけカウン
トした時点でキヤリ信号CAを出力する様に設定されたカ
ウンタ、12は該カウンタ11のキヤリ信号CAを入力し、こ
れをクロツク・パルスCLKに応答して順次シフトして行
くシフト・レジスタで、第4図(b)に示す期間1/2△
Tに対応したステツプだけ入力キヤリ信号CAをシフトさ
せた時点でその出力Qoをハイにし、又、期間△Tに対応
したステツプだけシフトさせた時点でその出力Qnをハイ
にする。従って、カウンタ11のキヤリ信号CA、シフト・
レジスタ12の出力Qo及びQnにより夫々第4図(b)に示
すタイミングτ′,τ及びτ″が定められることにな
り、且つ、τ′からτ″までの期間△Tはn=△T/fck
(fckはクロツク・パルスCLKのクロツク周波数)のステ
ツプに分割されることになる。 13はセレクト入力に応じてシフト・レジスタ12の出力
Qo〜Qnの何れか1つを選択して出力するマルチプレク
サ、14はカウンタ11のキヤリ信号CAによってトリガされ
る様に為されたD−フリツプ・フロツプで、そのD入力
はハイ・レベル(+Vcc)に維持れ、且つ、クリア信号C
LR及びシフト・レジスタ12の出力Qo及びQnを受けるオア
・ゲート15からのハイ・レベル信号によりクリアされ
る。後の説明から理解される様に、フリツプ・フロツプ
14のQ出力は上述の期間T−1/2△Tの経過後、△Tを
最長、1/2△Tを最短とする可変ウインドウ(検出期
間)を規定するものである。 17は端子16に付与される、先に第1〜3図で説明した
磁気テープ1からの再生信号(勿論、これは増幅、スラ
イス等の処理を受けた後のものである)のうちから上記
のデータ同期信号Sを判別するための同期信号判別回
路、18は該判別回路17の出力をフリツプ・フロツプ14の
Q出力がハイである期間に限り通過させるアンド・ゲー
ト、19はクリア信号CLR、シフト・レジスタ12の出力Qn
及びアンド・ゲート18の出力を受けるオア・ゲート、20
はクロツク・パルスCLKをカウントすると共にオア・ゲ
ート19からのハイ・レベル信号によりクリアされる様に
為されたカウンタ、21はシフト・レジスタ12の出力Qoの
ハイに応答してカウンタ20の出力をラツチするラツチ回
路で、その出力はセレクト信号としてマルチプレクサ13
に附与される。 22は同期信号判別回路17の出力を微少時間、遅延させ
る遅延回路、23は該遅延回路22の出力によってトリガさ
れる様に為されたD−フリツプ・フロツプで、そのD入
力はハイ・レベル(+Vcc)に維持され、且つ、クリア
信号CLRによりクリアされる。24はフリツプ・フロツプ2
3の出力がハイの期間に限り同期信号判定回路17の出
力を通過させるアンド・ゲート、25は逆に該フリツプ・
フロツプ23のQ出力がハイの期間に限り後述のオア・ゲ
ート30の出力を通過させるアンド・ゲート、26はアンド
・ゲート24及び25の出力並びにクリア信号CLRを受ける
オア・ゲートで、上記カウンタ11は該オア・ゲート26か
らのハイ・レベル信号によりクリアされる。 27はカウンタ11からのキヤリ信号CAによってクリアさ
れると共にアンド・ゲート18の出力によってトリガされ
る様に為されたD−フリツプ・フロツプで、そのD入力
はハイ・レベル(+Vcc)に維持されている。28はフリ
ツプ・フロツプ27の出力がハイの場合にのみシフト・
レジスタ12の出力Qoを通過させるアンド・ゲート29は該
アンド・ゲート28の出力に応答して単パルスを出力する
モノ・マルチ・バイブレータ、30は該モノ・マルチ・バ
イブレータ29の出力及びアンド・ゲート18の出力を受け
るオア・ゲートで、その出力はアンド・ゲート25に附与
される。 31はオア・ゲート26の出力のハイによってクリアされ
る様に為された、上記クロツク・パルスCLKをカウント
する所定ビツト構成のカウンタ、32は該カウンタ31のカ
ウント出力Qo〜Qnをもとに入力端子16に附与される再生
信号からデータを抽出するデータ抽出回路である。 尚、オア・ゲート15,19及び26並びにフリツプ・フロ
ツプ23に対して附与されるクリア信号CLRは第3図で説
明したデータ配列中のプリアンブルの出端附近に於て適
宜の手段(例えばヘツド5A及び5Bに対する位相検出手段
等)を通じて出力されるものである。 以上の構成に於て、先ず、クリア信号CLRを附与され
ることによりカウンタ11,20及び31並びにフリツプ・フ
ロツプ14及び23がクリアされる。そして、その後、カウ
ンタ11,20及び31はクロツル・パルスCLKをカウントして
行く訳であるが、カウントの途中で同期信号判別回路17
より同期信号判別パルスが出力されると、この時点では
フリツプ・フロツプ23の出力がハイであるためにこの
判別パルスはアンド・ゲート24及びオア・ゲート26を通
じてカウンタ11及び27に附与され、従って、これらカウ
ンタ11及び31は再度クリアされる。その後、遅延回路22
からの出力信号によりフリツプ・フロツプ23がトリガさ
れてそのQ出力がハイ、出力がロウとなり、これによ
りアンド・ゲート24に代ってアンド・ゲート25がイネー
ブルとなる。 さて、カウンタ11及び31は上述の様にして判別回路17
の出力により一度クリアされた後、再びクロツク・パル
スCLKをカウントして行く訳であるが、ここで、期間T
−1/2△Tが経過するとカウンタ11はキヤリ信号CAを出
力し、これはシフト・レジスタ12に取り込まれ、同レジ
スタ12内でクロツク・パルスCLKに応じて順次シフトさ
せられて行く。一方、カウンタ11からのキヤリ信号CAに
よりフリツプ・フロツプ14がトリガされてそのQ出力は
ハイとなり、従って、アンド・ゲート18がイネーブルと
なる。これは第4図で説明した所定の検出期間、即ち、
ウインドウ期間△Tの始まりに相当する。又、この時、
キヤリ信号CAによりフリツプ・フロツプ27がクリアされ
てその出力はハイとなる。アンド・ゲート18がイネー
ブルとなることにより判別回路17の出力の通過が許され
る様になる。従って、アンド・ゲート18がイネーブルと
なった後に判別回路17から判別信号が出力されれば、こ
れによりオア・ゲート19を通じてカウンタ20が、又、オ
ア・ゲート30、アンド・ゲート25及びオア・ゲート26を
通じてカウンタ11及び31がクリアされることになり、一
方、フリツプ・フロツプ27はトリガされてその出力は
ロウになる。 さて、シフト・レジスタ12内でのキヤリ信号CAのシフ
トが進んで行って、キヤリ信号CAの取り込みから期間1/
2△T、即ち、カウンタ11がアンド・ゲート24の出力に
よってクリアされた後、期間Tが経過すると、シフト・
レジスタ12の出力Qoがハイとなり、これによりラツチ回
路21はその時点でのカウンタ20のカウント値をラツチす
る。ラツチ回路21の出力はマルチプレクサ13に附与さ
れ、マルチプレクサ13はラツチ回路21の出力に応じてシ
フト・レジスタ12の出力Qo〜Qnの何れかを選択し、従っ
て、マルチプレクサ13により選択されたシフト・レジス
タ12の出力がハイとなった時点でマルチプレクサ13の出
力がハイとなることによりフリツプ・フロツプ14はオア
・ゲート15を通じてクリアされ、従って、この時点でそ
のQ出力がロウとなることによりウインドウが閉じられ
ることになる。これに対しラツチ回路21の出力データが
セレクト信号として不適の場合にはマルチプレクサ13は
シフト・レジスタ12の出力Qo〜Qnの選択を行わず、従っ
て、この場合にはフリツプ・フロツプ14は期間T+1/2
△Tの経過と共にシフト・レジスタ12の出力Qnがハイと
なることによりオア・ゲート15を通じてクリアされるこ
とになる。 一方、以上に於て、フリツプ・フロツプ27がトリガさ
れることなくその出力がハイに維持されている場合に
は、アンド・ゲート28を通じてシフト・レジスタ11の出
力Qoが出力されるためにワンモノ・マルチ・バイブレー
タ29はこれに応答して単パルスを出力し、これによりオ
ア・ゲート30、アンド・ゲート25及びオア・ゲート26を
通じてカウンタ11及び31がクリアされる。 又、この時、データ抽出回路29はカウンタ31の出力Qo
〜Qnに基づいてデータの抽出を行う。 ここで以上に説明した作用について第6図を参照し乍
ら具体的な例に則して説明する。 先ず第1の例として、第6図(a)に示す様に例えば
期間T−1/2△Tの経過前に第1の判別信号S′が期間
Tの経過前t″(但しt″<1/2△T)の時点で第2の
判別信号S″が、そして、期間Tの経過後t(但し
t″<t<1/2△T)の時点で第3の判別信号Sが
判別回路17から出力された場合を考える。この場合に
は、先ず、第1の判別信号S′は第6図(b)に示すフ
リツプ・フロツプ14のQ出力によって規定されるウイン
ドウの発生前のものであるためアンド・ゲート18により
阻止される。一方、第2の判別信号S″は上記ウインド
ウの発生後のものであるためアンド・ゲート18より出力
される。そしてこれによりカウンタ11,20及び31がクリ
アされ、又、フリツプ・フロツプ27がトリガされその
出力はロウになる。その後、期間t″が経過して期間T
の終了時点でラツチ回路21はその時点でのカウンタ20の
出力をラツチし、これによりマルチプレクサ13はシフト
・レジスタ12の出力Qo〜Qnに於て期間t″に対応した出
力を選択する様になる。従って、フリツプ・フロツプ14
は期間Tの経過後、更に期間t″が経過した時点でクリ
アされ、結局、この場合のウインドウは第6図(b)に
示す期間T−1/2△Tの終了時点から期間T+t″の終
了時点迄の1/2△T+t″の期間となる。そして、この
場合、第3の判別信号Sは期間Tの経過後、期間t″
よりも長い期間tの経過と共に発生しているから、ウ
インドウ外となり、従って、アンド・ゲート18により阻
止されることになる。斯くしてこの場合には第6図
(c)に示す様に第2の判別信号S″が同期信号として
得られることになる。 次に第2の例として、第6図(a′)に示す様に時間
Tの経過前t′(但しt′<1/2△T)の時点で第1の
判別信号S′が、又、時間Tの経過後t″(但しt″<
t′)の時点で第2の判別信号S″が判別信号17から出
力された場合を考える。この場合には先ず第1の判別信
号S′はウインドウの発生後のものであるからアンド・
ゲート18を通過し、そして、この場合には第6図
(b′)に示す様にウインドウは期間Tの経過後、更に
期間t″よりも長い期間t′の位置時点で終了するか
ら、第2の判別信号S″もアンド・ゲート18を通過する
様になり、結局、同期信号としてS′及びS″が得られ
ることになる。この様に複数の同期信号が得られた場合
にはその都度カウンタ11,20及び31がクリアされ、そし
て、データ抽出回路32はカウンタ31のカウント出力Qo〜
Qnに応じて順次データ抽出を行うものであるから、結
局、回路上では最後に得られた、即ち、この場合には信
号S″が同期信号として有効なものとなる。 次に第3の例として、第6図(a″)に示す様に期間
T+1/2△Tの経過後に判別信号S′が判別信号17より
出力された場合を考える。この場合にはフリツプ・フロ
ツプ14はカウンタ11からのキヤリ信号CAによってトリガ
された後、シフト・レジスタ12の出力Qnによってクリア
されることになるからウインドウは第6図(b″)に示
す様に、期間T−1/2△Tの終了時点から期間T+1/2△
Tの終了時点迄の、最長の△Tの期間となり、従って、
判別信号S′は阻止されることになる。一方、この場合
にはフリツプ・フロツプ27はトリガされることなくその
出力がハイに維持されているからアンド・ゲート28は
シフト・レジスタ12の出力Qoを通過させ、これによりモ
ノ・マルチ・バイブレータ29は単パルスを出力し、結
局、第6図(c″)に示す様に期間Tの終了と共に発生
するこのパルス出力が同期信号S″となる。 最後に第4の例として、第6図(a)に示す様に期
間Tの終了時点から期間T+1/2△Tの終了時点迄の間
に判別信号S′が判別信号17より出力された場合を考え
る。この場合にはウインドウは第6図(b)に示す様
に、前述の第3の例の場合と同様、最長(△T)とな
り、従って、判別信号S′が出力される。また、併わせ
て前述第3の例に於けると同様、モノ・マルチ・バイブ
レータ29の出力パルスも得られ、結局、第6図(c)
に示す様にS″(モノ・マルチ・バイブレータ29出力)
及びS′の2つの信号が同期信号として得られる。そし
て、前述第2の場合と同様、結局、後者の信号S′が同
期信号として有効なものになる。 以上の様に本実施例にあっては本来同期信号が検出さ
れるべき予定の時期(第4図のτ)を中心に検出期間
(ウインドウ△T)を予め設定し、この検出期間内で、
上記予定の期間(τ)よりの前で且つ、これに最も近い
信号に応じて検出期間の終了時期を制御する様にしたこ
とにより偽式号を同期信号として検出してしまう危惧が
軽減されて、本来検出されるべき同期信号の近傍に類似
の信号が存在している様な場合でも、又、同期信号がタ
イミング的にずれている様な場合でも、タイミング的に
本来の同期信号に最も近い信号が同期信号として検出さ
れることになり、更に、ドロツプ・アウト等により同期
信号が完全に欠落している様な場合にあっては本来得ら
れるべき同期信号のタイミングで代替信号が発生される
ことになるからデータ再生を常に良好に行い得る様にな
るものである。 尚、以上に説明した実施例の変形として、例えば、第
6図(a′)〜(c′)で説明した第2の例及び第6図
(a)〜(c)で説明した第4の例において、期間
Tの経過後に初めて判別信号S″(第2の例)、S′
(第4の例)が得られた時点でウインドウを閉じること
によりそれ以後に発生ないし出力される判別信号による
該検出の危惧を更に軽減させることが出来る。そのため
の一構成例としては、例えば、シフト・レジスタ12の出
力Qoによってセツトされ、又、アンド・ゲート18の出力
によってリセツトされる様に為されたRS−フリツプ・フ
ロツプを設け、その出力をオア・ゲート15を通じてフ
リツプ・フロツプ14に附与することによりシフト・レジ
スタ12の出力Qoがハイになった後の最初のアンド・ゲー
ト18の出力、換言すれば、期間Tの経過後の最初の判別
信号17からの判別出力(勿論、これは期間Tの後、1/2T
△の期間内に得られるものである)によりフリツプ・フ
ロツプ14をクリアしてウインドウを閉じる様にすれば良
いものである。 〔効 果〕 以上詳述した様に本発明によれば、所定周期で到来す
る周期信号に基づいてデータを抽出するに当り、本来検
出されるべき周期信号の近傍に類似の信号が存在してい
る様な場合でも、そして又、周期信号のタミングが本来
のタイミングからずれている様な場合でも、偽信号を検
出してしまう危惧を極力排して最も好ましい信号を周期
信号として用いてデータを抽出することができるように
なり、データ抽出方法として極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】 第1図はビデオ信号と共にPCMオーデイオ信号を記録再
生する様に構成されたVTRに於ける回転磁気ヘツド並び
に磁気テープ案内ドラム付近の概略を示す図、 第2図は第1図中の磁気テープ上の記録パターンを非記
録面側から見た状態で示す図、 第3図は第2図中の磁気テープに於けるPCMオーデイオ
信号記録領域に於けるPCMオーデイオ信号のデータ配列
を示す図、 第4図は本発明を第3図に示すPCMオーデイオ信号のデ
ータ配列中のデータ同期信号の検出に適用した場合の一
実施例の基本的な考え方を説明するための図、 第5図は本発明の一実施例を示すブロツク図、 第6図は第5図示回路系の作用を説明するためのタイミ
ング・チヤートである。 11,20,31……カウンタ、 12……シフト・レジスタ、 13……マルチプレクサ、 14,23,27……D−フリツプ・フロツプ 17……同期信号判別回路、 21……ラツチ回路、 22……遅延回路、 29……モノ・マルチ・バイブレータ、 15,19,26,30……オア・ゲート、 18,24,25,28……アンド・ゲート、 32……データ抽出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武井 正弘 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内 (72)発明者 平沢 方秀 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内 (72)発明者 樫田 素一 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭57−60515(JP,A) 特開 昭59−33611(JP,A) 特開 昭60−256985(JP,A) 特開 昭59−221809(JP,A) 実開 昭57−49719(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.入力信号中に含まれ所定周期で到来する周期信号が
    本来得られるべき予定の時期内を含む検出期間内に得ら
    れる信号に応じて前記検出期間の長さを制御すると共
    に、前記周期信号に基づいて前記入力信号中からデータ
    を抽出する方法において、 前記検出期間に得られる複数の信号のうちの1つを前記
    周期信号として用いることにより前記入力信号中から前
    記データを抽出する ことを特徴とするデータ抽出方法。 2.前記検出期間内で前記予定の時期よりも前で且つ前
    記予定の時期に最も近いタイミングで得られる信号に応
    じて前記検出期間の終了を制御する ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載のデ
    ータ抽出方法。 3.前記検出期間内に得られる信号のうち、最後に得ら
    れた信号を前記周期信号として用いることにより前記入
    力信号中から前記データを抽出する る ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載のデ
    ータ抽出方法。
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