JP2670097B2 - ウイング車に於ける施錠装置 - Google Patents

ウイング車に於ける施錠装置

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JP2670097B2
JP2670097B2 JP19513788A JP19513788A JP2670097B2 JP 2670097 B2 JP2670097 B2 JP 2670097B2 JP 19513788 A JP19513788 A JP 19513788A JP 19513788 A JP19513788 A JP 19513788A JP 2670097 B2 JP2670097 B2 JP 2670097B2
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信 生越
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精工技研株式会社
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、荷台の両側を上部方向に開放し得るウイン
グ車の旋錠装置に係るものであって、荷物の集配、運搬
等に用いるトラック等に設置して使用するものである。
従来の技術 従来、荷台の両側を上部方向に開放し得るウイング車
の旋錠は、車体の振動等により不用意にウイングが開放
されることの無いよう、外部から閂、猿落とし等により
旋錠を行っていたが、これはウイングの不用意な開放を
防止するだけであって、防犯上の配慮等は全くなされて
いないものであった。
発明が解決しようとする問題点 本発明は上述のごとき問題点を解決しようとするもの
であって、荷台の両側を上部方向に開放し得るウイング
車に於いて、車体の振動等により不用意にウイングが開
放されることの無いようにするのは勿論、外部からのウ
イングの開放を困難とし防犯効果を高めるとともにウイ
ングの旋錠時には、ウイングの開放機構を停止状態と
し、ウイングの旋錠状態で誤って開放機構を作動し、旋
錠機構を破損することの無いようにしようとするもので
ある。
問題点を解決するための手段 本発明は上述のごとき問題点を解決するため、第1の
発明ではウイング車のウイング内面に押圧フックを固定
突出し、ウイングの閉止動作に伴ってこの押圧フックに
より先端方向を押圧され、回動軸を支点として一定角度
回動する係合体を形成し、この係合体は、長さ方向の中
間部適宜の位置を回動軸で本体に回動可能に軸支し、こ
の係合体の先端方向を、外面を弧状の滑動縁とする係合
フック部にて形成するとともに基端をソレノイドのシャ
フトに連結軸で回動可能に軸支し、このシャフトの励磁
作動方向とは逆方向に発条で係合体を付勢し、この発条
の引っ張り作動時に、押圧フックと係合フック部を係合
固定して旋錠可能とし、この旋錠機構に、旋錠時にはウ
イング作動機構を作動停止状態とする制御回路を接続す
るとともにシャフトの励磁作動時に、回動軸を支点とし
て係合体を回動作動し、押圧フックと係合フックの係合
固定を解除し、この解除を感知部で感知してウイング作
動機構を作動可能状態として成るものである。
また、第2の発明は、ウイング車のウイング内面に押
圧フックを固定突出し、ウイングの閉止動作に伴ってこ
の押圧フックにより先端方向を押圧され、回動軸を支点
として一定角度回動する係合体を形成し、この係合体
は、回動軸で本体に回動可能に軸支するとともに発条で
引き付け方向に付勢した一対の係合駒にて形成し、この
一対の係合駒の対向面に、押圧フック固定用の係合凹部
を形成し、この係合凹部とは回動軸を介した位置の対向
間隔に臨ませてソレノイドのシャフトを位置し、このシ
ャフトを回動軸間の対向間隔に付勢発条の付勢力で挿入
して、発条の復元力に抗した係合駒の対向間隔拡大を阻
止し、押圧フックを係合凹部間とに係合固定して旋錠
し、この旋錠機構に、旋錠時にはウイング作動機構を作
動停止状態とする制御回路を接続するとともにソレノイ
ドの励磁作動によるシャフトの対向間隔からの引抜き時
に、これを感知してウイング作動機構を作動可能状態と
して成るものである。
作 用 本発明は上述のごとく構成したものであるから、開放
状態に有るウイング車のウイングを閉止し旋錠するに
は、ウイング作動機構により通常の閉止動作でウイング
を閉止すれば、ウイング内面に固定突出した押圧フック
は、ウイングの閉止動作に伴って係合体に衝突押圧し、
係合体を回動軸を支点として一定角度回動する。
この係合体の回動に伴って、係合体は発条により旋錠
方向に付勢されているものであるから、押圧フックの係
合体への押圧に伴なって、係合体と押圧フックとを自動
旋錠する。そしてこの旋錠と同時にこの旋錠機構に接続
している制御回路で、ウイングの作動機構を作動停止状
態とし、旋錠中に於けるウイング作動機構の誤作動によ
り、旋錠機構が破損されることを防止している。
また、第1の発明では係合体を、回動軸で本体に回動
可能に軸支し、この係合体の先端方向を、外面の弧状の
滑動縁とする係合フック部にて形成したから、通常の閉
止動作によりウイングを閉止することにより、ウイング
内面に固定突出した押圧フックは、ウイングの閉止動作
に伴って係合体の弧状の滑動縁に衝突摺動する。そし
て、発条の復元力に抗して係合体を、回動軸を支点とし
て回動するとともに押圧フックが係合体の係合フック部
の先端を乗り越えると、発条の復元力でウイングの押圧
フックは、係合体の係合フックの内側に係合固定し旋錠
状態と成る。
また、この旋錠を解除するには、ウイング車の運転席
等の適宜の位置からソレノイドを電気的に励磁作動し、
シャフトを発条の復元力に抗して作動すれば、係合体は
基端を、ソレノイドのシャフトに連結軸で回動可能に軸
支しているから、押圧フックと係合フックの係合固定を
解除することができる。そしてこの解除を感知部で感知
して、ウイング作動機構を作動可能状態とする。
また、第2の発明では係合体を、回動軸で本体に回動
可能に軸支するとともに発条で引き付け方向に付勢した
一対の係合駒にて形成したから、この一対の係合駒の対
向面に設けた押圧フック固定用の係合凹部に係合凹部を
係合する事が可能となる。
この係合駒の対向部に、ウイングの閉止動作に伴って
押圧フックを衝突挿入すれば、係合駒の対向間隔を発条
の復元力に抗して拡開し、係合凹部に押圧フックを係合
することができる。
この状態で、予め励磁作動状態とし、シャフトを対向
間隔に挿入しないように位置しているソレノイドの励磁
状態を解除し、付勢発条の復元力でソレノイドのシャフ
トを引っ張り、係合凹部とは回動軸を介した位置の対向
間隔にシャフトを挿入する。この挿入により、発条の復
元力に抗した係合駒の対向間隔拡大は阻止され、押圧フ
ックを係合凹部間に係合固定して旋錠する。
この旋錠状態では、ウイング作動機構は制御回路によ
って制御され、作動することは出来ないが、ソレノイド
を励磁作動して、対向間隔からシャフトを引き抜けば、
この引き抜きを感知してウイング作動機構を作動可能状
態とするから、発条の復元力に抗して係合駒の対向間隔
を拡大し、押圧フック係合凹部から引き抜く事ができる
ものである。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に於いて説明すれば、
(1)はウイング車で、両側面を第3図に示すごとく、
翼状に開閉するウイング(2)により荷台(3)の両側
を開閉可能としている。また、荷台(3)の進行方向の
前後に荷室壁面(4)を立設形成するとともにウイング
(2)内面の複数箇所に、押圧フック(5)を固定突出
している。この押圧フック(5)は、ウイング(2)の
閉止動作に伴って、荷室壁面(4)に形成した係合体
(6)と係合可能に形成している。
この係合体(6)は、第1図、第2図に示すごとく、
長さ方向の中間部の適宜の位置を、回動軸(7)で荷室
壁面(4)の本体に回動可能に軸支し、この係合体
(6)の先端方向を、外面を弧状の滑動縁(10)とする
係合フック部(11)にて形成するとともに基端方向を、
ソレノイド(12)のシャフト(13)に連結軸(14)で回
動可能に軸支する。そして、このシャフト(13)の励磁
作動方向とは逆方向に、発条(8)で係合体(6)を引
っ張り付勢し、この発条(8)の引っ張り作動時に、押
圧フック(5)と係合フック部(11)を係合固定して旋
錠可能としている。
また、この旋錠機構には、旋錠時にウイング作動機構
の作動回路(15)を作動停止状態とする制御回路(16)
を接続している。この制御回路(16)は、バッテリー
(17)とウイング作動機構の作動回路(15)との間にメ
インスイッチ(18)を位置し、このメインスイッチ(1
8)と作動回路(15)との間に、係合体(6)の押圧フ
ック(5)との係合解除を感知して接続する、リミット
スイッチ等の感知スイッチ(20)を形成している。そし
て、この感知スイッチ(20)が接続しない限りメインス
イッチ(18)の接続によっても、作動回路(15)の作動
を生じることの無いようにし、旋錠機構の破壊を防止し
ている。
また、メインスイッチ(18)は、運転室(21)等の外
部から容易に立ち入る事の出来ない位置に設ける必要が
有るとともにバッテリー(17)とメインスイッチ(18)
間にエンジンキー(22)を接続している。また、旋錠
は、シャフト(13)の励磁作動時に、回動軸(7)を支
点として係合体(6)を旋錠解除方向に回動作動し、押
圧フック(5)と係合フック部(11)の係合固定を解除
し、この解除を感知部で感知して、ウイング作動機構の
作動回路(15)を作動可能状態としている。
また、上記実施例において係合体(6)は、先端部に
係合フック部(11)を形成したが、他の異なる実施例に
於いては、一対の係合駒(23)を、回動軸(7)で荷室
壁面(4)の本体に回動可能に軸支するとともに発条
(24)で引き付け方向に付勢した一対の係合駒(23)に
て形成する。そして、この一対の係合駒(23)の対向面
に、押圧フック(5)固定用の係合凹部(25)を形成し
ている。
この係合駒(23)の対向間隔に、ウイング(2)の閉
止動作に伴って押圧フック(5)を衝突挿入すれば、係
合駒(23)の対向間隔(26)を発条(24)の復元力に抗
して拡開し、係合凹部(25)に押圧フック(5)を係合
することができる。
この状態で、予め励磁作動状態とし、シャフト(13)
を対向間隔(26)に挿入しないように位置している、ソ
レノイド(12)の励磁状態を解除し、付勢発条(27)の
復元力で、ソレノイド(12)のシャフト(13)を引っ張
り、係合凹部(25)とは回動軸(7)を介した位置の対
向間隔(26)に、シャフト(13)挿入する。この挿入に
より、発条(24)の復元力に抗した、係合駒(23)の対
向間隔(26)の拡大は阻止され、係合体(6)と押圧フ
ック(5)の旋錠と成る。
この旋錠を解除するには、ソレノイド(12)を励磁作
動して、シャフト(13)を付勢発条(27)の復元力に抗
して対向間隔(26)から引抜くことにより、係合駒(2
3)の対向間隔(26)を拡大可能とし、押圧フック
(5)と係合駒(23)の旋錠を解除可能とするとともに
シャフト(13)の抜き取りを、シャフト(13)の後退部
に臨ませて位置する感知スイッチ(20)で感知してウイ
ング作動機構の作動回路(15)を作動可能状態とする。
発明の効果 本発明は上述のごとく構成したものであるから、荷台
の両側を上部方向に開放し得るウイング車に於いて、車
体の振動等により不用意にウイングが開放されることの
無いのは勿論、外部からのウイングの開放を困難とし防
犯効果を高めるとともにウイングの旋錠時には、ウイン
グの開放機構を停止状態とし、ウイングの旋錠状態で誤
って開放機構を作動し、旋錠機構を破損することが無い
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は本
発明の要部の斜視図で旋錠または旋錠解除の過程を示
し、第2図は旋錠状態の斜視図、第3図はウイング車の
斜視図、第4図はウイング作動機構の制御回路図、第5
図は他の異なる実施例の旋錠開始前の状態の斜視図、第
6図は旋錠状態の斜視図である。 (1)……ウイング車 (2)……ウイング (5)……押圧フック (6)……係合体 (7)……回動軸 (8)……発条 (10)……滑動縁 (11)……係合フック部 (12)……ソレノイド (13)……シャフト (16)……制御回路 (23)……係合駒 (24)……発条 (25)……係合凹部 (26)……対向間隔 (27)……付勢発条

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウイング車のウイング内面に押圧フックを
    固定突出し、ウイングの閉止動作に伴ってこの押圧フッ
    クにより先端方向を押圧され、回動軸を支点として一定
    角度回動する係合体を形成し、この係合体は、長さ方向
    の中間部適宜の位置を回動軸で本体に回動可能に軸支
    し、この係合体の先端方向を、外面を弧状の滑動縁とす
    る係合フック部にて形成するとともに基端をソレノイド
    のシャフトに連結軸で回動可能に軸支し、このシャフト
    の励磁作動方向とは逆方向に発条で係合体を付勢し、こ
    の発条の引っ張り作動時に、押圧フックと係合フック部
    を係合固定して旋錠可能とし、この旋錠機構に、旋錠時
    にはウイング作動機構を作動停止状態とする制御回路を
    接続するとともにシャフトの励磁作動時に、回動軸を支
    点として係合体を回動作動し、押圧フックと係合フック
    の係合固定を解除し、この解除を感知部で感知してウイ
    ング作動機構を作動可能状態とした事を特徴とするウイ
    ング車に於ける旋錠装置。
  2. 【請求項2】ウイング車のウイング内面に押圧フックを
    固定突出し、ウイングの閉止動作に伴ってこの押圧フッ
    クにより先端方向を押圧され、回動軸を支点として一定
    角度回動する係合体を形成し、この係合体は、回動軸で
    本体に回動可能に軸支するとともに発条で引き付け方向
    に付勢した一対の係合駒にて形成し、この一対の係合駒
    の対向面に、押圧フック固定用の係合凹部を形成し、こ
    の係合凹部とは回動軸を介した位置の対向間隔に臨ませ
    てソレノイドのシャフトを位置し、このシャフトを回動
    軸間の対向間隔に付勢発条の付勢力で挿入して、発条の
    復元力に抗した係合駒の対向間隔拡大を阻止し、押圧フ
    ックを係合凹部間とに係合固定して旋錠し、この旋錠機
    構に、旋錠時にはウイング作動機構を作動停止状態とす
    る制御回路を接続するとともにソレノイドの励磁作動に
    よるシャフトの対向間隔からの引抜き時に、これの感知
    してウイング作動機構を作動可能状態とした事を特徴と
    するウイング車に於ける旋錠装置。
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