JP2668774B2 - 変速操作レバー - Google Patents

変速操作レバー

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JP2668774B2
JP2668774B2 JP28597794A JP28597794A JP2668774B2 JP 2668774 B2 JP2668774 B2 JP 2668774B2 JP 28597794 A JP28597794 A JP 28597794A JP 28597794 A JP28597794 A JP 28597794A JP 2668774 B2 JP2668774 B2 JP 2668774B2
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清明 佐藤
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Keihin Seimitsu Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変速操作レバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から乗員が運転室内での移動を容易
にするため、上部レバーと下部レバーから成る1本付の
レバーの上部レバーを必要に応じ横倒し可能とする変速
操作レバーが知られている。従来例を図4〜9によって
説明する。図4は従来例の断面図、図5は従来例の上部
レバーを横倒した状態の側面図、図6は従来例の下部レ
バーの正面図、図7は従来例の下部レバー側面図、図8
は従来例の下部レバーの断面図、図9は図6におけるA
−A断面図である。図において上部レバー05の下端は
首状部017を経て球状部08が形成されている。下部
レバー03の上部は連結筒部06が形成され、該連結筒
部内の上部レバー05はその下部が首状部017の上付
近まで上下動可能に嵌挿されている。
【0003】連結筒部06の外側に支持部材09のスリ
ーブ012が嵌合されて居り、連結筒部06の上部と、
スリーブ012の下部とは枢支穴014を介して挿通さ
れた枢着ピン013,013により枢着されている。上
部レバー05の下部は支持部材09の上部の保持部01
1の保持穴010に挿通されている。
【0004】連結筒部06の上端部には図6〜9に示す
ように球状部08の外径に略等しい巾と高さのU字形の
切欠07が設けられている。支持部材09の保持部01
1の内側下面と、上部レバー05の連結筒部06との嵌
合部の上方に取付けられたばね受015との間にコイル
状のばね016が圧縮取付荷重をもって取付けられてい
る。又支持部材09のスリーブ012の両側面の枢着ピ
ン013,013の下方には弾性体で形成された膨出部
018,018の内面上に上部レバー05の横倒状態の
保持と円滑な起立操作とが行える突起020が対設され
ている。
【0005】前記従来例の作用を説明する。常時支持部
材09は枢着ピン013,013によって下部レバー0
3に枢着され、上部レバー05はばね016の取付荷重
によってばね受015を介して下方へ押圧され、下部レ
バー03の連結筒部06の内に嵌合し一本の棒状をなし
て変速操作レバーとして作用できる。上部レバー05の
先をばね016の力に抗して引上げると、下部レバー0
3は下部が装着されていて動かず、上部レバー05はば
ね016を圧縮して上昇する。首状部017が連結筒部
06の上端のU字状の切欠部07に達したとき、上部レ
バー05を切欠07の方向へ押すと枢着ピン013,0
13を軸にして回動して図5に示す横倒状態になり、同
時に突起020の膨出部018が弾性変形して連結筒部
06の外周の最高点を超えて圧着し、上部レバー05の
戻りを抑止する。
【0006】上部レバー05の横倒状態において、支持
部材09の上部の保持部011を上へ引くと支持部材0
9は枢着ピン013,013を軸にして回動し、同時に
突起020は膨出部018の弾性変形により最高点を乗
り越し上部レバー05はばね016に押されながら球状
部08に案内され、U字状の切欠07の縁を首状部01
7でさけ前記支持部材09とともに回動し下部レバー0
3の軸線に一致する位置に来るとばね016の付勢によ
り球状部08に案内されて連結筒部06の内へすべりこ
んで嵌合し変速レバーとし使用可能な起立状態になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例は球状部の加工
に手間がかかり且摩耗しやすく上部レバーと下部レバー
の間にがたを生じやすい不具合がある。
【0008】本発明の目的は前記不具合を解消し部品数
少く特別な精密加工を要せず耐久性がよく製作費の安い
変速操作レバーを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の変速操作レバー
は下端が変速装置に装着された変速レバーにおいて、下
端が変速装置に装着されその上部がホルダ3を形成し、
該ホルダ3の上部にはその上縁に上開きのV字形切欠7
を設けこれにつづく円弧8と該円弧の前記V字形切欠か
ら直角の位置に凹部を有し且前記V字形切欠の下方に該
切欠に平行な逆L字形穴10を有する下部レバー4と、
上端に握り取付け用ねじを有し下部が前記ホルダの内に
上部より挿入された上部レバー1と、前記上部レバーの
下方に嵌着され前記V字形切欠と係合する第1ピン5と
前記上部レバーの下端に嵌着され前記逆L字形穴に係合
する第2ピン6と、前記上部レバーと前記下部レバーと
の間に装着されたばね2とを有して成ることを特徴とし
ている。
【0010】
【作用】常時上部レバーはばねによって下部レバー側へ
付勢され、第1ピンがホルダ上縁のV字形切欠と係合
し、ホルダに設けられた逆L字形穴に嵌合する第2ピン
とによって下部レバーと固着され上部レバーと下部レバ
ーは1本の棒状になり、変速操作レバーとして作用す
る。ばねの力に抗して上部レバーを上へ引くと下部レバ
ーは、下部が装着されていて動かず上部レバーは上へ移
動する。そして十分移動すると第1ピンが前記V字形切
欠との係合が外れ第2ピンは逆L字形穴の角部に達す
る。
【0011】前記位置で上部レバーの先を横へ押すと、
上部レバーは第1ピンが前記ホルダ上縁の円弧に接して
すべりながら第2ピンを軸として90度回動すると前記
第1ピンが凹部に達し、ばねの付勢により凹部に落ち込
み、同時に第2ピンが逆L字形穴の水平部に入り上部レ
バーは横倒の姿勢となり、第1ピンがもとの姿勢に戻る
のを抑止する。
【0012】
【実施例】本発明に係る第1実施例を図1〜3によって
説明する。図1は第1実施例の正面図、図2は第1実施
例の側面図、図3は上部レバーを倒した状態図である。
図において、下部レバー4は下端が図示しない変速装置
に装着され上部はホルダ3が形成されている。ホルダ3
はその上縁が上開きV字形切欠7とこれにつづく円弧8
とその円弧上の前記V字形切欠7から図3で反時計方向
に角度90度の位置に凹部9が形成されている。ホルダ
3には更にV字形切欠7に平行に逆L字形穴10と円筒
形に突出たばね取付座11が設けられている。
【0013】ばね2は引きばねで上端が上部レバー1に
設けられた外径の段に係合し、下端はばね取付座11に
取付け荷重でもって緩く巻きつけられている。第1ピン
5は上部レバー1に取付けられV字形切欠7に係合す
る。第2ピン6は上部レバー1の下端に取付けられ逆L
字形穴10に嵌っている。
【0014】次に前記第1実施例の作用を説明する。常
時上部レバー1はホルダ3の内に挿入され、ばね2の付
勢力により第1ピン5がV字形切欠7に係合し、第2ピ
ン6は逆L字形穴11の下端に係合し、下部レバー4と
1体となって1本の棒状に形成され変速操作レバーとし
て作用する。次に上部レバー1をばね2の力に抗して引
上げると、下部レバー4は下部が装着されていて動か
ず、上部レバー1は上に移動し第1ピン5はV字形切欠
7から外れ、第2ピン6は逆L字形穴の角部に達する。
【0015】ここで上部レバー1を横へ倒すと第1ピン
5は円弧8に沿ってすべり、ばね2の下端はばね取付座
11の外周上をすべり第2ピン6を軸に回動し第1ピン
5が凹部9に達すると第1ピン5はばね2の付勢により
凹部9へ落ち込み同時に第2ピン6が逆L字形穴の水平
部に入り、上部レバー1は横倒の状態になり第1ピン5
が原形に戻ることがないようにしている(図3参照)。
【0016】次に前記横倒状態にある上部レバー1の先
をばね2の力に抗して上へ引上げると第1ピン5が凹部
9を上へ抜け出して円弧8上を摺動し又第2ピン6は逆
L字形穴の角部に来ると、上部レバー1は第2ピン6を
軸に回動し、下部レバー4の軸心に一致する位置にくる
とばね2の付勢力により第1ピンがV字形切欠7と係合
するとともに、第2ピン6は逆L字形穴の軸方向部の下
端に嵌り上部レバー1は下部レバー4と1本の棒状とな
り、変速操作レバーとして使用可能な状態となる。
【0017】
【発明の効果】本発明は前記のとおり構成されているの
で部品数が少く、又特別精密な加工を要せず、耐久性が
よく製作費の安い変速操作レバーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の正面図。
【図2】本発明に係る第1実施例の側面図。
【図3】本発明に係る第1実施例の第1レバーが倒れた
状態図。
【図4】従来例の断面図。
【図5】従来例の上部レバー横倒状態の側面図。
【図6】従来例の下部レバーの正面図。
【図7】従来例の下部レバーの側面図。
【図8】従来例の下部レバーの断面図。
【図9】図6におけるA−A断面図。
【符号の説明】
1…上部レバー、2…ばね、3…ホルダ、4…下部レバ
ー、5…第1ピン、6…第2ピン、7…V字形切欠、8
…円弧、9…凹部、10…逆L字形穴、11…ばね取付
座。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端が変速装置に装着された変速レバー
    において、下端が変速装置に装着されその上部がホルダ
    (3)を形成し、該ホルダ(3)の上部にはその上縁に
    上開きのV字形切欠(7)を設けこれにつづく円弧
    (8)と該円弧の前記V字形切欠から直角の位置に凹部
    を有し且前記V字形切欠の下方に該切欠に平行な逆L字
    形穴(10)を有する下部レバー(4)と、上端に握り
    取付け用ねじを有し下部が前記ホルダの内に上部より挿
    入された上部レバー(1)と、前記上部レバーの下方に
    嵌着され前記V字形切欠と係合する第1ピン(5)と前
    記上部レバーの下端に嵌着され前記逆L字形穴に係合す
    る第2ピン(6)と、前記上部レバーと前記下部レバー
    との間に装着されたばね(2)とを有して成ることを特
    徴とする変速操作レバー。
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AUPR782301A0 (en) * 2001-09-20 2001-10-18 M.T.M. Pty Ltd A shift lever assembly

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