JP2666062B2 - 帳表作成装置 - Google Patents

帳表作成装置

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JP2666062B2
JP2666062B2 JP62274970A JP27497087A JP2666062B2 JP 2666062 B2 JP2666062 B2 JP 2666062B2 JP 62274970 A JP62274970 A JP 62274970A JP 27497087 A JP27497087 A JP 27497087A JP 2666062 B2 JP2666062 B2 JP 2666062B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ファイル処理されたデータを任意の帳表
フォーマットで出力する帳表作成装置に関する。 [従来の技術] 従来、予め格納された帳表作成プログラムにより、帳
表作成処理を行う帳表作成装置が知られている。 [発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の帳表作成装置においては、帳表フォー
マットと帳表作成プログラムとは1対1に対応してお
り、フォーマットの異なる帳表を作成する場合は、その
都度、そのフォーマットに見合った帳表作成プログラム
を作る必要があり、不便であった。しかも、帳表作成プ
ログラムを作る場合、データ出力位置、罫線出力位置等
を座標位置として指定しなければならず、帳表作成プロ
グラムを作ること自体が大変な作業であるという事情も
あり、種々のフォーマットの帳表を作成するためには、
莫大の時間、労力、費用を要していた。 この発明の課題は、1つの項目欄に複数の項目欄を総
括して括る帳表フォーマットを簡単に指定し、指定され
た帳表フォーマットに基づいた帳表を出力できるように
することである。 [問題点を解決するための手段] 第1の発明の手段は、第1図(a)の機能ブロック図
に示すように、複数の項目欄を1つの項目欄に総括して
括る欄括を指定する欄括指定情報、欄括の大項目となる
項目を示す欄括項目データ、およびこの欄括項目データ
に続いて入力され且つ上記大項目内に括られる項目を示
す被欄括項目データを含む帳表フォーマット情報を入力
する入力手段と、この入力手段により入力された上記帳
表フォーマット情報を解析して、上記欄括指定情報を検
出する解析手段と、この解析手段により上記欄括指定情
報が検出された際に、上記欄括項目データ応じた大項目
の中に上記被欄括項目データに応じた複数の項目を総括
して括って配列した帳表を出力する出力手段と具備した
ことを特徴とする。 第2の発明は、第1図(b)の機能ブロック図に示す
ように、複数の項目欄を1つの項目欄に総括して括る欄
括を指定する欄括指定情報、欄括の大項目となる項目を
示す欄括項目データ、およびこの欄括項目データに続い
て入力され且つ上記大項目内に括られる項目を示す被欄
括項目データを含む帳表フォーマット情報を入力する入
力手段と、この入力手段により入力された上記帳表フォ
ーマット情報を解析して、上記欄括指定情報および上記
欄括項目データを検出する第1の解析手段と、この入力
手段により入力された上記帳表フォーマット情報を解析
して、上記欄括指定情報および上記欄括項目データの組
み合わせが複数連続することを検出する第2の解析手段
と、上記第1の解析手段によって上記欄括指定情報およ
び上記欄括項目データが検出された際に、上記欄括項目
データに応じた大項目の中に上記被欄括項目データに応
じた複数の項目を総括して括って配列した帳表を出力す
る第1の出力手段と、上記第2の解析手段によって上記
欄括指定情報および上記欄括項目データの組み合わせが
複数連続することが検出された際に、上記各欄括項目デ
ータを大項目として配列すると共に、各大項目の中に、
上記第1の解析手段で検出された上記欄括項目データに
続いて入力された被欄括項目データに応じた複数の項目
を総括して括って配列した帳表を出力する第2の出力手
段と 具備したことを特徴とする。 [作 用] 第1の発明の手段の作用は次の通りである。 入力手段は、複数の項目欄を1つの項目欄に総括して
括る欄括を指定する欄括指定情報、欄括の大項目となる
項目を示す欄括項目データ、およびこの欄括項目データ
に続いて入力され且つ大項目内に括られる項目を示す被
欄括項目データを含む帳表フォーマット情報を入力し、
解析手段が入力された帳表フォーマット情報を解析して
欄括指定情報を検出すると、出力手段は解析手段により
欄括指定情報が検出された際に、欄括項目データ応じた
大項目の中に被欄括項目データに応じた複数の項目を欄
括して括って配列した帳表を出力する。 第2の発明の手段の作用は次の通りである。 入力手段は、複数の項目欄を1つの項目欄に総括して
括る欄括を指定する欄括指定情報、欄括の大項目となる
項目を示す欄括項目データ、およびこの欄括項目データ
に続いて入力され且つ大項目内に括られる項目を示す被
欄括項目データを含む帳表フォーマット情報を入力し、
第1の解析手段が入力された上記帳表フォーマット情報
を解析して、欄括指定情報および上記欄括項目データを
検出すると共に、第2の解析手段が入力された帳表フォ
ーマット情報を解析して、欄括指定情報および欄括項目
データの組み合わせが複数連続することを検出する。 そして、第1の解析手段によって欄括指定情報および
欄括項目データが検出された際に、第1の出力手段は欄
括項目データに応じた大項目の中に被欄括項目データに
応じた複数の項目を総括して括って配列した帳表を出力
する。 また、第2の解析手段によって欄括指定情報および欄
括項目データの組み合わせが複数連続することが検出さ
れた際に、第2の出力手段は各欄括項目データを大項目
として配列すると共に、各大項目の中に第1の解析手段
で検出された欄括項目データに続いて入力された被欄括
項目データに応じた複数の項目を総括して括って配列し
た帳表を出力する。 従って、1つの項目欄に複数の項目欄を総括して括る
帳表フォーマットを簡単に指定し、指定された帳表フォ
ーマットに基づいた帳表を出力できるようになる。 [実施例] 以下、一実施例を第2図ないし第7図を参照しながら
説明する。 構 成 第2図は一実施例の構成図であり、キー入力部1は、
文字、記号等のデータを入力するデータ入力キーの他
に、帳表フォーマットの登録を行うための帳表フォーマ
ット登録モード、登録された帳表フォーマットに基づい
て帳表を印字するための帳表出力モード等を設定するモ
ード設定キーを有している。 帳表フォーマット登録モードのもとで、キー入力部1
よりデータが入力されると、登録エディタ2は、この入
力データを所定のプラグラムに基づいて読取り、登録書
ファイル3に帳表フォーマットを示すデータとして登録
する。 登録書解析部4は、帳表出力モードのもとで、登録書
ファイル3に登録された帳表フォーマット用のデータ
を、所定の解析プラグラムにしたがって解析する。フォ
ーマット決定部5は、登録書解析部4の解析結果に基づ
いて帳表のフォーマットを決定し、決定したフォーマッ
トにしたがって帳表印字部6による帳表印字動作を制御
する。また、ワードデータ読出部7は、登録書解析部4
の解析結果に基づいて、レコードファイル8からデータ
を読出し、帳表印字部6に出力する。演算部9は、登録
書解析部4での解析の結果、演算が必要な場合には、レ
コードファイル8から読出したデータを演算し、その演
算結果を帳表印字部6に出力する。 今、第3図に示したようなファイルNo.「01」、ファ
イル名「品目管理」というファイルがデータファイル8
に記憶されており、このファイルの内容を、第4図に示
したようなフォーマットで帳表出力を希望したとする。
このような場合は、第5図に示したような帳表登録書を
作成し、この帳表登録書の内容を入力部1から入力し、
登録書ファイル3に登録すれば良い。 次に帳表登録書について説明する。 帳表登録書には、帳表名と、この帳表に出力されるデ
ータがファイルされているファイルのファイル名および
ファイルNo.と、帳表用紙の向き、およびサイズを記入
する。 帳表仕様を示すデートとしては、データNo.、データ
内容、桁数、およびデータラベルを記入する。データN
o.は、データ内容、桁数、データラベルを1単位とする
データ群の区切りを示している。これらデータ群は、上
の行(レコード)から順次、登録書解析部4により解析
される。なお、記号「「」については後述する。 データラベルは、帳表に印字されるべき項目名を示す
ものである。 データ内容は、対応する項目名が、レコードファイル
8中のどのデータ項目に関連するかを示すものである。
第5図におけるデータNo.「01」対応のデータ内容「品
目コード」の前に示した「」は、「品目コード」がレ
コードファイル8を検索する際のキーワードであること
を示している(第3図参照)。 桁数は、対応する項目名に係る欄の大きさを示すもの
である。 前述の記号「「」は、対応するデータラベル(項目
名)が、第4図に示した例えば、「当月」のように、
「売数」、「売金」といった複数の欄が総括した欄括で
あることを示している。換言すれば、「「」に対応する
データラベルが、複数の小項目に対する大項目であるこ
とを示している。そして、「「」に対応するデータ内容
としての「=+0」は、対応するデータラベル「当月」
そのものを指示している。この場合の「当月」とは、帳
表出力処理を実行している時点に該当する「月」のこと
であり、この「当月」が具体的に何月であるかは、装置
内に設けられた時計回路(図示省略)によって知得され
る。また、「=−1」、「=−2」は、本実施例の場
合、「先月」、「先々月」を指示している。以上の説明
から推測できるように、「=+1」、「=−1」等の具
体的内容は、「=+0」に対応するデータラベルの内容
を基準として判断される。例えば、「=+0」に対応す
るデータレベルが「今週」の場合、「=+1」は「来
週」、「=−1」は「先週」として判断される。なお、
欄括の場合、その桁数は、対応する欄の桁数の総和によ
って決定されるので、記入する必要はない。 データNo.「06」のデーラベル「対当月比」に対応す
るデータ内容「05÷04」は、データNo.「05」対応のデ
ータ内容である売上金をデータNo.「04」対応のデータ
内容である売上金で割るべきことを示している。 動 作 次に、本実施例の動作を説明する。 帳表フォーマット登録モードのもとで、第5図に示し
たような帳表登録書の内容をキー入力部1から入力する
と、この内容は、登録エディタ2によりファイル処理さ
れ、登録書ファイル3に格納される。 帳表出力モードのもとで、キー入力部1により、登録
書ファイル3に格納された帳表名を指定すると、登録書
解析部4は、自己に内蔵された解析プログラムに基づい
て、指定に係る帳表名の登録書データを読出し、解析す
る。この解析結果に基づいて、フォーマット決定部5
は、帳表のフォーマットを決定する。 フォーマット決定部5での帳表フォーマットの決定の
仕方を、第5図に示した帳表登録書の例で説明する。こ
の例では、用紙の向きが縦であるので、データラベルで
示される帳表上の項目名を順次横方向に配列する。ただ
し、欄括の場合は、欄括の項目名の下に、対応する被欄
括の項目名を配列する。また、欄括記号「「」を有する
データ群が連続しているときは、それら欄括に対応する
被欄括の項目名、桁数、データ内容は、全て、連続する
欄括の最後の欄括に対応する被欄括のものと全く同様に
する。したがって、第5図の例では、欄括の項目名、
「先月」、「先々月」、「合計」に対応する被欄括の項
目名は、いずれも、「売金」と「対当月比」とになる
(第4図参照)。 また、フォーマット決定部5は、登録書解析部4で解
析された桁数に基づいて、罫線の位置を決定し、各項目
欄の大きさを確定する。この際、データ内容として
「」が有るときは、対応のデータラベルで示される項
目名「品目コード」の右隣の罫線として、2重罫線を指
定する。 このようにして、帳表フォーマットが決定されると、
帳表印字部6は、そのフォーマットにしたがって、帳表
用紙10に対し、項目名、および罫線を印字する。また、
帳表名と現在の年月をも印字する。この際、横罫線はす
べての区間にわたって印字されるが、縦罫線は、印字さ
れた項目名に対応する区間のみが印字される。 一方、ワードデータ読出部7は、登録書解析部4によ
り、ファイルNo.として「01」が解析されると、第3図
に示したようなファイルNo.「01」のデータをレコード
ファイル群8から読出す。この際、登録書解析部4の解
析結果に基づいて、まず、当月(本実施例では10月とす
る)の第1番目のレコードを読出し、そのレコード中の
品目コード(××××××)、品目名(即席ラーメ
ン)、売上数(240)、売上金(9600)を帳表印字部6
に出力する。そうすると、帳表印字部6は、フォーマッ
ト決定部5の制御のもとに、それらを対応する欄に印字
する(第4図参照)。次に、先月(9月)の第1番目の
品目名「即席ラーメン」に対応するレコードを読出し、
そのレコード中の売上金(8120)を帳表印字部6に出力
する。また、当月の売上金(9600)と先月の売上金(81
20)と、先月の売上金を当月の売上金で割るべき旨の指
令を演算部9に出力する。そうすると、演算部9は、指
令に基づいて演算を行い、その演算結果(0.846)を帳
表印字部6に出力する。そこで、帳表印字部6は、フォ
ーマット決定部5の制御のもとに、先月の売上金(812
0)を「先月」の「売金」の欄に印字し、上記の演算結
果(0.846)を「先月」の「対当月比」の欄に印字す
る。次に、先々月についても先月と同様の処理を行う。
先々月の処理が終ると、「合計」の欄について処理を行
うが、この際、データラベル「合計」は欄括であり、対
応するデータ内容は「=+0、−1、−2」となってい
るので、登録書解析部4は、このデータ内容を解析し
て、被欄括の項目「売金」のデータを得るべく、当月と
先月と先々月の売上金、9600、8120、5400を加算するよ
う、ワードデータ読出部4を介して演算部9に指令す
る。また、欄括「合計」に対応する被欄括「対当月比」
のデータを得るべく、登録書解析部4は、加算結果を当
月の売上金で割るよう演算部9に指令する。これら指令
に基づいて算出された加算結果(2312)と、除算結果
(2.468)は、フォーマット決定部5の制御のもとに、
帳表印字部6により、「合計」の「売金」の欄、「合
計」の「対当月比」の欄に、それぞれ印字される。な
お、各欄に対応するデータを印字する際、各データの右
側の縦罫線が、1文字区間分だけ印字される。ただし、
品目コードを印字する際は、品目コードの左右の縦罫線
が、1文字分だけ印字される。 上述のような処理の繰返しによって、第2レコード目
以降の「カンヅメ」等のデータについても、同様の帳表
データ印字が行われる。 このように、登録された帳表フォーマット情報を解析
することにより、帳表フォーマットが決定され、その帳
表フォーマットに従って帳表が作成されるので、例え
ば、対6図、第7図に示したような種々のフォーマット
の帳表を、対応する帳表フォーマット情報を登録するだ
けで、同一のプログラムによって作成することができ
る。 [発明の効果] この発明によれば、1つの項目欄に複数の項目欄を総
括して括る帳表フォーマットを簡単に指定し、指定され
た帳表フォーマットに基づいた帳表を出力できるので、
種々のフォーマットの帳表を簡単に作成できる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の機能ブロック図、第2図はこの発明
の一実施例の構成図、第3図は帳表出力の対象となるフ
ァイル情報の一例を示す図、第4図は帳表フォーマット
の第1の例を示す図、第5図は第4図の帳表フォーマッ
トを出力するための登録されるべき帳表フォーマット情
報(帳表登録書の内容)を示す図、第6図、第7図はそ
れぞれ、帳表フォーマットの第2、第3の例を示す図で
ある。 1……キー入力部、2……登録エディタ、3……登録書
ファイル、4……登録書解析部、5……フォーマット決
定部、6……帳表印字部、7……ワードデータ読出部、
8……レコードファイル。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の項目欄を1つの項目欄に総括して括る欄括を
    指定する欄括指定情報,欄括の大項目となる項目を示す
    欄括項目データ,およびこの欄括項目データに続いて入
    力され且つ上記大項目内に括られる項目を示す被欄括項
    目データを含む帳表フォーマット情報を入力する入力手
    段と、 この入力手段により入力された上記帳表フォーマット情
    報を解析して、上記欄括指定情報を検出する解析手段
    と、 この解析手段により上記欄括指定情報が検出された際
    に、上記欄括項目データ応じた大項目の中に上記被欄括
    項目データに応じた複数の項目を総括して括って配列し
    た帳表を出力する出力手段と 具備したことを特徴とする帳表作成装置。 2.複数の項目欄を1つの項目欄に総括して括る欄括を
    指定する欄括指定情報,欄括の大項目となる項目を示す
    欄括項目データ,およびこの欄括項目データに続いて入
    力され且つ上記大項目内に括られる項目を示す被欄括項
    目データを含む帳表フォーマット情報を入力する入力手
    段と、 この入力手段により入力された上記帳表フォーマット情
    報を解析して、上記欄括指定情報および上記欄括項目デ
    ータを検出する第1の解析手段と、 この入力手段により入力された上記帳表フォーマット情
    報を解析して、上記欄括指定情報および上記欄括項目デ
    ータの組み合わせが複数連続することを検出する第2の
    解析手段と、 上記第1の解析手段によって上記欄括指定情報および上
    記欄括項目データが検出された際に、上記欄括項目デー
    タに応じた大項目の中に上記被欄括項目データに応じた
    複数の項目を総括して括って配列した帳表を出力する第
    1の出力手段と、 上記第2の解析手段によって上記欄括指定情報および上
    記欄括項目データの組み合わせが複数連続することが検
    出された際に、上記各欄括項目データを大項目として配
    列すると共に、各大項目の中に、上記第1の解析手段で
    検出された上記欄括項目データに続いて入力された被欄
    括項目データに応じた複数の項目を総括して括って配列
    した帳表を出力する第2の出力手段と 具備したことを特徴とする帳表作成装置。
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