JP2663595B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2663595B2
JP2663595B2 JP63327438A JP32743888A JP2663595B2 JP 2663595 B2 JP2663595 B2 JP 2663595B2 JP 63327438 A JP63327438 A JP 63327438A JP 32743888 A JP32743888 A JP 32743888A JP 2663595 B2 JP2663595 B2 JP 2663595B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動原稿搬送装置を備えた複写装置に関す
る。
(従来の技術) 電子写真プロセスを用いる複写装置においては、原稿
ガラス上の所定の位置に原稿を載置してプリントキーを
押下すると、原稿の画像が感光体に投影され静電潜像が
形成される。この静電潜像が現像されて、用紙に複写さ
れる。
複写装置の原稿ガラスには、通常は開閉可能な原稿カ
バーが備えられている。
また、複写装置には、原稿を原稿ガラス上へ自動的に
搬送するための自動原稿搬送装置をオプションとして取
り付けることができるものがある。原稿カバーも自動原
稿搬送装置の一部になるように構成される。この場合、
使用者は一枚または複数の原稿を自動原稿搬送装置の原
稿トレイに載置すると、自動原稿搬送モードがセットさ
れ、プリントキーを押すと、原稿は順次原稿ガラス上に
搬送させ、走査されて複写され、複写後に原稿が排出さ
れる。
自動原稿搬送装置を用いて複写を行う場合、全ての原
稿の複写の終了の後にプリントキーが押されると、自動
原稿搬送モードが解除され、通常の複写モードが実行さ
れる。その場合、自動原稿搬送装置を用いた複写が終了
した直後においては、自動原稿搬送装置の原稿トレイに
も原稿ガラス上にも原稿が載置されていない状態であっ
てもプリントキーが押される限り複写が開始され、白紙
のコピーがとれてしまう。従って、このような誤操作に
よるむだな複写を防止することが望ましい。
特開昭60−184263号公報に開示された複写機における
制御装置においては、このような場合はプリントキーが
押されても複写を行わせないので、むだな複写を防止で
きる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、自動原稿搬送は、原稿カバーが閉じている
ときにのみ実行できる。ここで、原稿カバーの開閉を検
出するセンサが設けられている。
通常は、原稿カバーを開閉したことは、原稿を原稿ガ
ラス上に載置した状況であると考えてよい。そこで本出
願人は、別の出願において、自動原稿搬送装置を備えた
複写装置において原稿カバーの開閉により原稿がセット
されていないことを検出し、その場合に複写を開始させ
ない複写装置を開示した。
しかし、原稿が載置されていない状態でプリントキー
を押しても誤操作でない場合がある。たとえば、サービ
スマンがテストコピーをとる場合には、原稿を載置しな
くてもよいのに原稿カバーを開ける操作をしなければ複
写を行えないとすると、使い勝手が悪い。
本発明の目的は、原稿が載置されていない状態で複写
が指示されたときに、誤操作でない場合は複写を可能に
した複写装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る複写装置は、原稿ガラス上の原稿を外部
の光から遮蔽する開閉自在な原稿カバーを有し、原稿載
置台上に載置された原稿を原稿ガラス上に自動的に搬送
する自動原稿搬送装置を備えた複写装置において、自動
原稿搬送装置の原稿載置台における原稿の有無を検出す
る第1検出手段と、原稿カバーの開閉を検出する第2検
出手段と、複写を指示する指示手段と、警告を表示する
表示手段と、自動原稿搬送装置を用いた複写が終了した
後に、指示手段により複写が指示されたときに、第1検
出手段により原稿が検出されず、かつ、第2検出手段に
より原稿カバーの開放が検出されないときに表示手段に
警告を表示させ、複写を開始させず、指示手段により再
び複写が指示されたときに複写を開始させる複写制御手
段を備えたことを特徴とする。
(作用) 自動原稿搬送装置の原稿載置台における原稿の存在を
検出する第1検出手段と、原稿カバーの開閉を検出する
(原稿ガラス上の原稿の存在を間接的に検出する)第2
検出手段とを設ける。そして、複写終了後に複写が指示
されたときに、第1検出手段と第2検出手段により原稿
が存在しないことが検出されている場合は、表示手段に
警告を表示させる。警告は、たとえば、LED表示の点滅
や、液晶表示での警告メッセージの表示などにより行
う。しかし、再度複写が指示されたときは、複写動作を
開始させ、原稿がセットされていなくても複写を可能に
する。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して次の順序で本発明の実施
例を説明する。
(a)複写機の構成 第1図に本発明にかかる実施例の電子写真複写機の概
略断面図を示す。この電子写真複写機は、複写機本体
1、この複写機本体を載せる台700、オプションとして
設置される自動原稿搬送装置(ADF)300からなる。
複写機本体1の複写の機構は、従来の電子写真複写機
と同様である。複写機本体1の中央部には、反時計回り
方向に回転駆動可能な感光体ドラム2が配設され、この
感光体ドラム2の周囲には、メインイレーサランプ3、
サブ帯電チュージャ4、サブイレーサランプ5、メイン
帯電チャージャ6、現像装置7、転写チャージャ8、転
写紙の分離チャージャ9、ブレード方式のクリーナ装置
10などが順次配設される。感光体ドラム2は、表面に感
光体(たとえばセレン)を設けたドラムであり、一複写
ごとに、イレーサランプ3,5で光照射をうけ、帯電チャ
ージャ4,6を通過することにより帯電され、次いで、次
に説明する光学系からの画像露光をうける。モータM1
は、感光体ドラム2等を駆動する。
光学系は、原稿台ガラス11の下方において原稿像を走
査できるように設置される。光学系は、光源12、第1ミ
ラー13、第2ミラー14、第3ミラー15、投影レンズ16、
第4ミラー17とから構成される。原稿像は、線18で示さ
れるように各ミラー13,14,15,17を経て、感光体ドラム
2に達する。定位置スイッチSW500は、光学系が走査に
際し所定の定位置にあるか否かを検出するために設け
る。投影レンズ16の上方に自動露光センサー19を取り付
け、ミラー15からの反射光の強度を測定して原稿濃度を
検出する。倍率は、投影レンズ16をモーターM4で光軸方
向に移動して設定する。なお、モーターM3は、光学系を
駆動する。複写倍率がnの場合、光源12と第1ミラー13
とは、感光体ドラム2の周速度v(等倍、変倍にかかわ
らず一定)での回転に対応して、モーターM3により(v/
n)の速度で左方に移動し、同時に、第2ミラー14と第
3ミラー15とは、(v/2n)の速度で左方に移動する。画
像は、この移動に伴って、第4ミラー17から感光体ドラ
ム2上にスリット状に露光される。
複写機本体1の左側には、自動給紙カセット20が設置
され、さらに、手差し給紙部21が上部に設置される。自
動給紙カセット20または手差し給紙部21内の複写紙は、
選択的にそれぞれの給紙ローラ22,23にて複写機本体1
内へ供給され、各搬送ローラ対24,25を通り、圧着状態
にあるタイミングローラ26まで搬送され、ここで一旦待
機する。
転写時には、タイミングローラ26により給紙される複
写紙は、転写部において感光体ドラム2に密着し、転写
チャージャ8のコロナ放電によりトナー画像が転写さ
れ、次に、分離チャージャ9のコロナ放電と転写紙自身
の腰の強さにて感光体ドラム2上から分離される。続い
て、複写紙は、図示しないエアサクション手段を備えた
搬送ベルト27上に吸引されつつ、この搬送ベルト27の時
計回り方向の回転に従って左右へ搬送される。次に、定
着装置28を通過することによってトナー画像の溶融定着
が施される。そして、排出ローラ対29を通り、排出トレ
イ30に排出される。
自動原稿搬送装置(ADF)300は、原稿台ガラス11上に
設けた開閉可能な原稿カバー301と、原稿台ガラス11上
に原稿を搬送する搬送ユニット320からなる。
搬送ユニット320の原稿トレイ321に原稿が載置され
る。センサ322は、原稿トレイ上の原稿の存在を検出す
る。搬送時には、ローラ323が駆動され、原稿を原稿台
ガラス11上に送る。
原稿カバー301は、原稿搬送ローラ302によって駆動さ
れる原稿搬送用の継目無ベルト303を備える。センサ310
は、原稿カバー301内への原稿の搬送を検出する。ま
た、センサ311は、原稿の排出トレイ304への排出を検出
する。なお、原稿カバー301は開閉可能であり、通常の
複写モードでは、原稿カバー301を開いて原稿を原稿ガ
ラス11上に載置する。本体1内のセンサSE3は、原稿カ
バー301の開閉を検出する。センサSE3が原稿カバー301
が閉じていることを検出すると、自動原稿搬送モードで
の作動が可能になる。
(b)操作パネル 第2図に、本体1の上方の前端に設けた操作パネルを
示す。操作パネルには、以下の参照番号で示されるキー
が設けられている。
721:コピーを開始するためのプリントキー。723:コピー
モードを初期状態にするためのオールリセットキー。72
7:コピー枚数等を置数するためのテンキー。729:クリア
・ストップキー(マクチコピーをストップするためのス
トップキーの役目と、置数をクリアするための兼用キ
ー)。737:等倍、固定縮小2段、固定拡大1段の各コピ
ー倍率セレクトキー。738:コピー倍率をステップ単位で
アップ,ダウンする倍率アップ,ダウンキー。739:自動
露光の選択・解除キー。740:マニュアル露光時の露光量
ダウン,アップキー。
操作パネルには、各種の表示を行うための液晶表示70
0の他、さらに以下の参照番号で示される表示LEDを有す
る。801:倍率キーセレクト表示LED。802:プリントキー
表示LED。
プリントキー表示LED802は、プリントキー721の下方
に設けられ、プリントキー721の表面の半透部を通して
発光が見える。このプリントキー表示部802は、赤また
はグリーンの2色で表示でき、グリーンは点滅できる。
従って3つの状態で表示が行われる。グリーン点灯は、
複写可能(正常状態)であることを示し、グリーン点滅
は、自動原稿搬送モードで原稿が未セットであることの
警告を示し、赤点灯は、プリントキーの指示を受けつけ
ないことを示す。なお、警告は、液晶表示700でメッセ
ージを表示してもよい。
(c)複写機の制御部の構成 第3図は、複写機本体1をコントロールするCPU1(20
1)の入出力構成を示す。IC202〜205,207〜209は、入出
力拡張用のICである。IC202〜205は、入力用ICとして使
用されており、CPU1(201)とはデータラインで結ばれ
ている。又、IC202〜205はCPU1により、デコーダー206
を介してそれぞれコントロールされている。入力端子に
は、図に示す各種のキー、表示等が接続される。IC207
〜209は、出力用ICとして使用されており、コントロー
ルポートが、デコーダー211を介して、CPU1に接続され
ている。出力端子には、図に示す各種の部品の他、液晶
表示700とLEDマトリクス210(表示LED801,802を含む)
が接続され、CPU1によりデコーダー212を介してそれぞ
れコントロールされている。RAM213は、CPU1に接続され
ていて、電池によりメモリバックアップされている。バ
ス214は、他のCPU(CPU2)と接続するための通信ライン
である。CPU1は、調光回路215に対してマニュアル露光
の時は9ステップの露光値のうち選択された値を、自動
露光の時は自動露光の中央となる値を、データとして送
信する。
第4図に、自動原稿搬送装置(ADF)300を制御するCP
U2(350)の入出力構成を示す。CPU2には、搬送ベルト
モーター302と給紙モータ323へ信号を出力し、原稿給紙
センサー310および原稿検出センサー311,322からの信号
が入力される。又、CPU2は、バス214を介してCPU1と通
信を行う。
(d)複写機本体の動作 以下に、複写機本体1を制御するCPU1のプログラムの
内容の概略を説明する。
<d−1>メインルーチン 第5図に、CPU1の概略フローチャートを示す。CPU1に
リセットがかかり、プログラムがスタートすると、ま
ず、RAMのクリア、各種レジスタの設定等のCPU1のイニ
シャライズ及び装置を初期モードにするための処置設定
を行う(ステップS1、以下「ステップ]を略する)。
次に、CPU1に内蔵されており、その値はあらかじめ初
期設定でセットされた内部タイマーをスタートさせる
(S2)。次に、各種サブルーチン処理即ちコピー動作
(S3)とその他のルーチン(S4)を順次行う。次に、CP
U2とのデータ通信を行う(S5)。
すべてのサブルーチン処理が終わると、最初にセット
された内部タイマーの終了を待って(S6)、1ルーチン
を終了し、ステップS2に戻る。この1ルーチンの時間の
長さを使って、サブルーチンの中で登場してくる各種タ
イマーの計数を行う。(各種タイマー値は、この1ルー
チンを何回繰り返したかでそのタイマーの終了を判断す
る。) <d−2>プリント動作 第6図(a),(b)(c)にコピー動作ルーチン
(S3)のフローチャートを示す。
まず、プリントキー721の表示LED802の表示状態がフ
ラグにより判定される。表示状態には、複写可能状態
(待機状態)を示すグリーン点灯、警告を示すグリーン
点滅、複写不可能状態(複写中)であることを示す赤点
灯の3つがある。グリーン点滅は、自動原稿搬送モード
での複写が終了した後に原稿トレイ321上に原稿がない
ことを示す(S215参照)。グリーン点滅である場合は
(S101でYES)、次に原稿カバー301の開きを検出するセ
ンサSE3の検出信号がオフエッジであるか否かが判定さ
れる(S102)。オフエッジとはオン状態からオフ状態に
変わったことをいう。オフエッジならば、原稿カバー30
1が開けられて原稿が載置されたと考えられるので、グ
リーン点滅フラグを“0"とし、グリーン点灯フラグを立
て、プリントキーの表示LED802をグリーンに点灯する
(S103)。そして、S111に進む。オフエッジでないなら
ば(S102でNO)、次に搬送ユニットの原稿トレイ321に
原稿があるか否かがセンサ322により判定される(S10
4)。原稿があれば、S103に進み、表示LED802をグリー
ンに点灯する。原稿がなければ、原稿台ガラス11上と搬
送ユニット320の双方に原稿がセットされていない状態
でプリントキー721が押下されたので、グリーン点滅の
ままS121に進む。
プリントキーの表示LED802がグリーンに点灯している
場合は(S101でNO、S105でYES)、複写可能状態なの
で、直ちにS121に進む。
プリントキーの表示LED802が赤に点灯しているときは
(S101とS105でともにNO)、ADFモードフラグが“1"で
あり(S106でYES)かつ原稿定位置信号が“1"であると
きは(S107でYES)、複写中で新たにプリントキー721の
押下を受け付けないため赤に点灯しているので、コピー
開始フラグを“1"とする(S108)。そして、S141へ進み
複写を開始する。複写中でない場合は、直ちにS141に進
む(コピー開始フラグは立っていないので、複写は行わ
ない。) プリントキーの表示LED802がグリーンに点灯または点
滅しているときは、次にプリントキー721がオンエッジ
のタイミングにあるか否かが判定される(S121)。プリ
ントキー721の押下(オンエッジ)ならば、次に、グリ
ーン点滅フラグが立っているか否かが判定される(S12
2)。立っていない場合には、赤点灯フラグを立て、グ
リーン点灯フラグを“0"にし、表示LED802を赤に点灯し
て(S123)、複写中なのでプリントキー721の受付を禁
止する。そして、原稿トレイ321に原稿があると判定さ
れると(S124でYES)、自動原稿搬送モードであるのでA
DFモードフラグを“1"にし、ADFスタート信号を“1"に
する(S125)。次に、S141に進む。原稿トレイ321に原
稿がなければ(S124でON)、マニュアルモードであり、
ADFモードフラグを“0"とし、コピー開始フラグを立て
る(S130)。
表示LED802がグリーンに点滅している場合には(S122
でON)、次に強制コピーフラグが1であるか否かが判定
される(S126)。この強制コピーフラグは、原稿がセッ
トされていないときに(グリーン点滅状態)でプリント
キー721が押されたときにセットされるフラグである。
表示LED802がグリーン点滅した後にはじめてプリントキ
ー721を押下したときは強制コピーフラグ“0"であるの
で、最初の押下ではS127に進んで強制コピーフラグを立
てて(S127)、直ちにリターンする。従って、プリント
キーの押下は受け付けられず、複写は禁止される。しか
し、表示LED802がグリーンに点滅した状態でプリントキ
ー721が再び押下されると、強制コピーフラグは“1"で
あるので(S126でNO)S128に進み、強制コピーフラグを
“0"にし、次に、グリーン点滅フラグを“0"にし赤点灯
フラグを“1"にして、表示LED802を赤に点灯して(S12
9)、新たなプリントキー721の押下を禁止する。そし
て、ADFモードフラグを“0"とし、原稿トレイ321に原稿
がなくても複写を行うべき状況と考えられるので、コピ
ー開始フラグを立てる(S130)。次にS141に進む。
次に複写動作を行う。ステップS141においてコピー開
始フラグ“1"であると、複写を開始するため、メインモ
ーターM1、現像モーターをオンし、帯電チャージャ4,
6、転写チャージャ8等をオンさせ、コピー開始フラグ
を“0"にし、T−A(タイマーA)、T−B(タイマー
B)をセットする(ステップS142)。そして、選択され
た給紙口の給紙ローラを作動させる(S143)。
ステップS161において、タイマーAのジャッジをし、
タイマーAが終了するタイミングであると、作動してい
る給紙ローラクラッチをオフにし、給紙ローラを停止さ
せる(S162)。
ステップS171において、タイマーBのジャッジをす
る。タイマーBが終了するタイミングであると、スキャ
ン信号をオンにし(S172)、原稿の走査を開始する。
ステップS181において、タイミング信号が“1"になる
と、図示しないタイミングローラクラッチをオンにし、
タイミングローラ26を作動させ、T−C(タイマーC)
をセットする(S182)。
ステップS191において、タイマーCが終了するタイミ
ングにおいて、帯電、スキャン信号、タイミングローラ
クラッチをオフする(S192)。
ステップS201において、光学系のリターン信号が“1"
であるとき、即ち、リターンを開始すると、次に、マル
チコピー分のコピーを終了したかを判定し(S202)、終
了していなければ次のコピーを行うためコピー開始フラ
グ“1"にする(S203)。終了した場合には、一度定位置
を離れたスキャナーが戻ってきて、定位置センサSW500
をオンすると(S204)、現像モーターと転写チャージャ
8の作動を停止にし、T−D(タイマーD)をセットす
る(ステップS205)。
次に、タイマーDが終了するタイミングにおいて(S2
11)、複写が終了したのでメインモーターM1を停止する
(S212)。次に、ADFモードフラグを判定し(S213)、A
DFモードフラグが立っている場合に、原稿トレイ321に
原稿がなければ(S214でYES)、警告のため、グリーン
点灯フラグを“0"とし、グリーン点滅フラグを立て、プ
リントキーの表示LED802をグリーンに点滅する(S21
5)。そして、S221に進む。ADFモードフラグが立ってい
なければ(S213でNO)、マニュアルモードであり、グリ
ーン点灯フラグを立て、表示LED802をグリーンに点灯す
る(S216)。そして、S221に進む。そして、今までの処
理の結果を液晶表示パネル700等の表示へ出力する(ス
テップS221)。
(e)自動原稿搬送装置の動作 第7図に自動原稿搬送装置(ADF)300を制御するCPU2
の概略フローチャートを示す。CPU2にリセットがかかり
プログラムがスタートすると、RAMのクリア、各種レジ
スタの設定等のCPU2のイニシャライズ及び装置を初期モ
ードにするための初期設定を行う(S301)。
次に、CPU2に内蔵されており、その値はあらかじめ初
期設定でセットされた内部タイマーをスタートさせる
(ステップS302)。
次に、原稿コントロール(S303)、原稿サイズ検出
(S304)、CPU1との通信(S305)およびその他の処理
(S306)のサブルーチンを順次コールしていく。すべて
のサブルーチン処理が終わると、最初にセットされた内
部タイマーの終了をもって1ルーチンを終了する(S30
7)。この1ルーチンの時間の長さを使って、サブルー
チンの中で登場してくる各種タイマーのカウントを行
う。(各種タイマー値は、この1ルーチンを何回カウン
トしたかで、そのタイマーの終了を判断する。) 第8図に原稿コントロールルーチン(S303)のフロー
を示す。原稿トレイ321に原稿がある時、すなわち原稿
検出センサ322がオンの時(S311でYES)、CPU1から受信
したADFスタート信号が“1"であると(S312でYES、(第
6図(a)S125参照))、S315に進む。又は、原稿給紙
フラグが“1"であると(S313、第10図S392参照)、原稿
給紙フラグを“0"にし(S314)、ステップS315に進む。
そして、搬送ベルトモーター302を回転し、原稿ガラス1
1上の原稿を排出し、原稿給紙モーター323を起動して、
搬送ユニットの原稿トレイ321の原稿を給紙する(S31
5)。ステップS311またはS313で否である場合は、直ち
にステップS321に進む。
次に、原稿給紙処理ルーチン(S321、第9図参照)を
行う。そして、セットされた枚数分のスキャンを終了す
ると(S322でYES)、スキャン終了フラグを“1"にする
(S323)。
スキャンが終了した時(ステップS331でYES)、スキ
ャン終了フラグを“0"にし(S332)、原稿排出処理ルー
チンを行う(S333、第10図参照)。
第9図に原稿給紙処理ルーチンS321を示す。原稿が給
紙されて原稿給紙センサ310がオンであると(S341でYE
S)、フラグKを“1"にし、タイマーE1をスタートさせ
る(S342)。このタイマーE1は、前の原稿を給紙しおわ
って次の原稿まで給紙してしまうのを防するために原稿
給紙モーター323を停止するときに用い、原稿が搬送ベ
ルト302の駆動を受ける位置に来るまでのタイマー値が
セットされている。
次に、フラグKが“1"の時に(S343でYES)、原稿給
紙センサ310のオフエッジが来ると、即ち原稿の後端を
検出すると(S344でYES)、フラグKを“0"にしてタイ
マーE2をスタートする(S345)。タイマーE2の値は、原
稿の後端が原稿ガラス11の原稿先端定位置に達するまで
の値がセットされる。
タイマーE1の終了で(S351でYES)、原稿給紙モータ
ー323を停止する(S352)。タイマーE2の終了で(S353
でYES)、搬送ベルトモーター302を停止し(S354)、ま
た、CPU1へ原稿定位置信号を送る(S355)。
第10図に原稿排出処理ルーチンS333を示す。原稿検出
センサ322により原稿トレイ321にまだ次の原稿があると
判別される場合は(S391でYES)、原稿給紙フラグを
“1"にする(S392)。無い場合は、搬送ベルトモーター
302を回転させ原稿ガラス上の原稿を排出し(S393)、
タイマーFをスタートさせる(S394)。タイマーFは、
原稿ガラス11上の原稿(最長の場合)が排出できる時間
がセットされている。
タイマーFの終了で(S395でYES)、搬送ベルトモー
ター302を停止する(S396)。
(発明の効果) 原稿をセットしていない状態で複写動作開始操作を行
っても警告を表示し複写動作を開始させないので、誤操
作による白紙コピーを防止できる。一方、誤操作でない
場合は、再び複写動作開始操作を行うと複写動作を開始
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、複写機の概略断面図である。 第2図は、操作パネルの図である。 第3図は、複写機本体の制御回路図である。 第4図は、自動原稿搬送装置の制御回路図である。 第5図は、複写機本体の制御のメインフローチャートで
ある。 第6図(a),(b),(c)は、コピー動作ルーチン
のフローチャートである。 第7図は、自動原稿搬送装置制御のフローチャートであ
る。 第8図は、原稿コントロールルーチンのフローチャート
である。 第9図は、原稿給紙処理ルーチンのフローチャートであ
る。 第10図は、原稿排出処理ルーチンのフローチャートであ
る。 11……原稿ガラス、201……CPU1、 300……自動原稿搬送装置、 321……原稿トレイ、350……CPU2、 721……プリントキー、802……表示LED。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−95363(JP,A) 特開 昭60−184263(JP,A) 特開 昭60−156070(JP,A) 特開 昭62−30262(JP,A) 特開 昭62−80672(JP,A) 特開 昭63−85762(JP,A) 特開 昭55−111956(JP,A) 実開 昭63−170849(JP,U) 実開 昭64−4457(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿ガラス上の原稿を外部の光から遮蔽す
    る開閉自在な原稿カバーを有し、原稿載置台上に載置さ
    れた原稿を原稿ガラス上に自動的に搬送する自動原稿搬
    送装置を備えた複写装置において、 自動原稿搬送装置の原稿載置台における原稿の有無を検
    出する第1検出手段と、 原稿カバーの開閉を検出する第2検出手段と、 複写を指示する指示手段と、 警告を表示する表示手段と、 自動原稿搬送装置を用いた複写が終了した後に、指示手
    段により複写が指示されたときに、第1検出手段により
    原稿が検出されず、かつ、第2検出手段により原稿カバ
    ーの開放が検出されないときに表示手段に警告を表示さ
    せ、複写を開始させず、指示手段により再び複写が指示
    されたときに複写を開始させる複写制御手段を備えたこ
    とを特徴とする複写装置。
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