JP2662442B2 - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

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JP2662442B2
JP2662442B2 JP1237094A JP23709489A JP2662442B2 JP 2662442 B2 JP2662442 B2 JP 2662442B2 JP 1237094 A JP1237094 A JP 1237094A JP 23709489 A JP23709489 A JP 23709489A JP 2662442 B2 JP2662442 B2 JP 2662442B2
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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    • H04N1/032Details of scanning heads ; Means for illuminating the original for picture information reproduction
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はビデオプリンタ、とくに、映像信号から可視
画像のハードコピーを形成するビデオプリンタに関す
る。
背景技術 従来、ビデオプリンタとして知られている可視画像記
録装置は、装置サイズが大きいものが多い。たとえば、
本出願人と同じ出願人による係属中の特許出願、特開昭
62−16695には、電子スチルカメラで撮影された画像の
映像信号を受けてCRTにこれを再生し、このCRCT画像を
カラー印画紙に記録する画像記録装置が記載されてい
る。この装置は、主として業務用に適し、高い解像度の
カラーハードコピーが得られる。反面、CRT画像を印画
紙に結像するための光学系を必要とするため、装置が大
型化し、また画像記録に要する時間も長く、したがって
価格も高い。
同じくCRTを用いる画像記録装置として、インスタン
ト方式のものが知られている。これは、CRTの表示画像
でインスタント感光材料を露光する方式をとり、光ファ
イバまたレンズによる結像光学系を使用している。この
方式は、簡略でありプリント時も短いが、やはり結像の
ための光学系を必要とするので、装置サイズが大きい。
また、たとえば特公昭64−10991(特開昭58−21228
7)に記載のように、熱拡散性の染料を受像媒体に転写
させて画像のハードコピーを得る。サーマルプリンタも
提案されている。これは、発熱体が直状に配列されたサ
ーマルヘッドを使用し、光学系を必要としないので、装
置は比較的小さいが、たとえばポケットに入れて形態可
能なほどに小型化されてはいない。装置価格は比較的低
いが、長いプリント時間を必要としていた。
電子装置の小型化を要求する全般的な傾向は、ビデオ
プリンタにおいても認められる。つまり通常、得られる
映像信号から簡易に可視画像のハードコピーを得られる
小型のビデオプリンタの出現が要求されている。
目 的 本発明はこのような要求に鑑み、プリント時間が短
く、コンパクトで簡易で安価などビデオプリンタを提供
することを目的とする。
発明の開示 本発明によれば、画像を表わす映像信号を受けて画像
を感光記録媒体に可塑画像として記録するビデオプリン
タは、映像信号を入力する入力端子と、感光記録媒体を
収容する記録媒体収容部と、感光記録媒体の感光面に密
着して配設され、映像信号によって駆動されて画像を黒
白画像として表示する液晶パネルと、可視光を発生する
光源と、可視光を光源から液晶パネルへ実質的に平行な
光束として導く光学系と、入力端子、記録媒体収容部、
液晶パネル、光源および光学系を収容する筐体と、筐体
内に配設され、記録媒体収容部から感光記録媒体を導出
して現像し、筐体より排出させる現像手段と、筐体に収
容され、入力端子に映像信号を受け、映像信号に応じて
液晶パネルを駆動し、液晶パネルおよび光源を制御する
電気回路とを含み、電子回路は、入力端子に映像信号を
受けると、映像信号に応じて液晶パネルを駆動し、光源
を発光させて光学系および液晶パネルを介して感光記録
媒体の感光面を露光し、次に現像手段で感光記録媒体を
現像して排出する。
実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明によるビデオプリンタ
の実施例を詳細に説明する。
第1図、第2図および第3図を参照すると、実施例の
ビデオプリンタは、入力端子46にカラー映像信号を受
け、その表わすカラー画像をを記録媒体78のハードコピ
ーとして記録するカラー画像記録装置である。この装置
は基本的には、全体として直方体の筐体10の内部に光源
12、ミラー14および16、液晶パネル18、現像ローラ20お
よび電源76が図示のように配設されている。筐体10の上
部は、図示のように、その主要部分が開口し、これに開
閉可能な2つの蓋22および24が設けられている。蓋22お
よび24の内側には、ミラー14および16がそれぞれ装着さ
れている。両蓋22および24はジャバラ26で連結され、筐
体10の開口を光学的に遮光している。これによって筐体
10の内部空間は、暗箱に形成されている。
光源12は、図示のように筐体10の内部の左端部付近に
配設されている。液晶パネル18は、筐体10の内部空間の
ほぼ中央に位置し、パネル支持機構28によって筐体10に
支持されている。蓋22は、ヒンジ30によって手操作にて
回動可能に筐体10に支持され、第1図に示すように水平
に対して45゜よりやや大きめの所定の位置まで開放し、
その位置で保持される。同様に蓋24は、ヒンジ32によっ
てやはり手動で回動可能に筐体10に支持され、図示のよ
うに水平に対して45゜よりやや小さめの所定の位置まで
開放し、その位置で保持される。
光源12、ミラー14および16、ならびに液晶パネル18
は、蓋22および24を所定の角度位置まで開いて固定した
ときに、光源12から射出された光束34が図示のように2
つのミラー14および16で反射され、ほぼ平行光として液
晶パネル18の一の主面40にはほぼ垂直に近い角度で入射
するような位置関係にある。蓋22および24の所定の位置
までの開放に応動するスイッチ70が設けられている。こ
のスイッチ70は、第3図に示すように制御回路50に接続
され、蓋22および24の所定の位置までの開放を制御回路
50で検出することを可能にしている。
開閉の蓋22および24を閉じると、筐体10の全体の様子
は、第2図に示すような平坦な状態になる。これにより
本装置は、たとえば、少なくともポケットに入れて携帯
できる程度のコンパクトな形状に変化する。
液晶パネル18は、矩形のマトリクスアレイに多数の液
晶表示素子が2次元に配列され、映像信号に応じた駆動
入力36で駆動されると、黒白画像に可視化する画像可視
化デバイスである。この駆動入力36は、後述のように駆
動回路44から供給される。液晶パネル18は周知のよう
に、映像信に応じて駆動されると、映像信号の表わす画
素の濃度に対欧して光の透過率を変える。したがって、
パネル18の一方の主面に入射した光34は、映像信号の濃
度成分に応じて輝度変調され、他方の主面42から射出さ
れる。本実施例では、駆動回路44および液晶パネル18
は、いわゆるアクティブマトリクス駆動方式をとってい
る。そのための走査タイミング信号は、制御回路50より
制御線74を経て供給される。
液晶パネル18の入射光34の入射する側の主面40と反対
側42には、フィルムパック38が位置する。フィルムパッ
ク38は、たとえばインスタント写真の感光部材などの感
光性記録媒体78を複数収容したフィルムパック38が有利
に適用される。このタイプのフィルムパック38の感光部
材は、周知のように、感光シート78と、このシートの端
縁に設けられた現像剤を収納した袋とからなり、これが
複数、積み重ねられてパックに収容されている。感光シ
ート78に潜像を記録後、映像剤の袋を破壊して感光シー
ト78に現像剤を展開することによって潜像が可視化され
る。この現像剤の展開の目的で、本装置には1対の現像
ローラ20が設けられている。筐体10の側面に、フィルム
パック38を装填するための開口(図示せず)が開設さ
れ、フィルムパック38はこれを通して筐体10の内部に装
填され、また排出される。
感光記録媒体78は、このようなインスタント写真の感
光材料に限定されない。たとえば、通常のカラー印画紙
や、熱現像型銀塩感光材料が適用される。感光材料とし
ては熱現像型銀塩感光材料が好ましい。また、黒白画像
の記録の場合は、通常の黒白印画紙でもよい。これらの
印画紙を用いる場合には、現像剤を印画紙に施す適当な
現像機構が現像ローラ20の代りに設けられる。
第1図に示すように、フィルムパック38内に積み重ね
られた感光シート78の最上部のもの78は、矢印48で示す
ように、現像ローラ20の駆動によりパック38の一方の側
面から排出可能である。現像ローラ20は、1対のローラ
が接触して回動可能に筐体10に支持され、現像ローラ駆
動回路52によって制御回路50の制御の下に駆動される。
感光シート78の排出のため開口52が筐体10の側面に図示
のように設けられている。なお現像ローラ20は、このよ
うな自動駆動方式によらず、たとえば手操作によって感
光記録媒体78の端部を矢印48の方向に引き出すなどの手
操作駆動方式をとってもよい。液晶パネル18は、パネル
支持機構28を介して第1図の上下方向に移動可能に筐体
10に支持されている。支持機構28は、制御回路50によっ
て制御され、動作状態では、フィルムパック38内に積み
重ねられた感光シート78の最上部のもの78の感光記録面
にパネル18の下側の主面42が密着するように液晶パネル
を下降される。感光シート78はパック38内の押圧バネ
(図示せず)によって上方に常時押圧されている。フィ
ルムパック38から最上層の感光シート78を排出するとき
は、制御回路50の制御の下に支持機構28はパネル18を若
干の距離だけ上方に移動させることができるように構成
されている。液晶パネル18が常に感光シート78の表面に
接触するように構成してもよい。
液晶パネル18は、このように、少なくとも動作状態に
おいて最上部の記録媒体78の画像記録面と密着する。ま
た、光源12から発生された光34は、ミラー14および16を
含む光学系によってほぼ平行な光として液晶パネル18の
主面40に入射する。これによって、記録媒体78への明瞭
な画像の記録が保証される。
ところで光源12は、白色光またはそれに近い可視光34
を発生するタイプのものが有利に使用される。単一の光
源でもよく、または複数の光源を配設して白色光または
近似白色光を発生されてもよい。たとえば発光ダイオー
ド、ストロボ(キセノンランプ)タングステンランプ、
蛍光管、エレクトロルミネセンス素子またはブラズマ放
電管などのいずれでもよい。光源12は、制御回路50の制
御の下に、光源駆動回路66によって駆動される。
光源12の直前の光路34中には、図示のようにカラーフ
ィルタ54が配設されている。カラーフィルタ54は、たと
えば3原色RGBのうち、の異なる1つをそれぞれ透過す
る3枚のフィルタで構成されている。図の複雑化を避け
るため、3枚のフィルタのうちの1枚しか図示されてい
ないが、これらのフィルタ54は、フィルタ駆動機構56に
よって支持され、制御回路50の制御の下に、いずれか1
枚のみが選択的に光源12からの光路34中に挿入されるよ
うに構成されている。これによって、光源12から発生さ
れた白色光34は、RGBのいずれかの成分光として液晶パ
ネル18に入射することができる。
光源12は、このような単一の光源の構成とせず、3原
色成分RGBのそれぞれに対応する3つの光源を設けても
よい。たとえば、それら3つの光源を三角形の配置し
て、それぞれにRGBフィルタのいずれかを配設するよう
に構成してもよい。または、たとえば発光ダイオードま
たはエレクトロルミネセンス素子を用いて、光源12自体
より3原色光を発生させるように構成してもよい。その
場合、フィルタ54のようなフィルタと、フィルタ駆動機
構56は不要であり、光源駆動回路66はこれら3成分色の
光源を選択的に発光させる機能を有する。さらに、この
ような加色法の成分光を生成する方式をとらずに、減色
法でもよい。
第3図を参照すると、映像信号入力端子46は映像信号
回路58に接続されている。入力端子46に入力される映像
信号は、たとえばTV信号または電子スチルカメラの信号
形式のものでよい。映像信号回路58は、このような信号
形式の映像信号を3原色成分RGBのディジタルデータに
変換する信号処理回路である。その出力60はフレームメ
モリ62のデータ入力に接続されている。なお、入力端子
46に入力される映像信号は、勿論、3原色成分信号RGB
の形をとってもよく、またそのようなタイプのディジタ
ルデータであってもよい。後者の場合、映像信号回路58
は不要である。
フレームメモリ62は、このようなRGB成分データを1
フレーム分、蓄積する蓄積回路である。フレームメモリ
62は、制御回路50によってその読出しおよび書込みを制
御され、その読出しデータ出力64は液晶パレル回路44に
接続されている。駆動回路44は、フレームメモリ62から
読出される3原色成分データに従って面順次で液晶パネ
ル18の個々の画素セルをラスタ駆動す。
制御回路50は本装置全体の動作を統括、制御する機能
部である。制御回路50には操作表示部68が接続され、こ
れにより操作者が手操作により指示を入力し、また装置
の状態を操作者に表示することができる。電源76は、液
晶パネル18および光源12などを含む本装置内の電気回路
要素に供電する、たとえば乾電池や2次電池などの直流
電源である。
動作について説明する。
フィルムパック38を筐体10の内部に装填すると、液晶
パネル18は、制御回路50の制御の下にパネル支持機構28
によって第1図に示す位置まで下降する。これによっ
て、フィルムパック38内に積み重ねられた感光シートの
最上部のもの78は、その記録面がパネル18の下側の主面
42に密着する。蓋22および24を開いて第1図に示す所定
の位置で保持させる。この状態は、スイッチ70により制
御回路50で検出される。
たとえば電子スチルカメラ再生機などの映像信号源の
出力を映像信号入力端子46に接続する。操作表示部68を
操作して映像信号の読込みを指示すると、制御回路50
は、制御線71および72によりそれぞれ映像信号回路58お
よびフレームメモリ62を制御して、入力端子46に入力さ
れる映像信号を取り込む。映像信号回路58はこれを所定
の形式、たとえばRGB色成分信号のディジタルデータに
変換する。変換された色成分信号はフレームメモリ62に
供給される。
操作表示部68を操作して画像の記録指示を入力する
と、制御回路50はこれに応動して、まず、フィルタ駆動
機構56を制御し、フィルタ54のうちから特定の色成分、
たとえばR成分のフィルタを選択して光源12からの光路
34に挿入する。これとともに、フレームメモリ62にR成
分データの読み出しを指示する。フレームメモリ62から
はそこで、R成分データがラスタ走査の順に順次読み出
され、このデータは、駆動回路44により増幅され駆動信
号としてその出力36から液晶パネル18に供給される。こ
れによって液晶パネル18は、R成分信号によって駆動さ
れ、その白黒画像を可視化する。
液晶パネル18の駆動と同期して制御回路50は、光源駆
動回路66を制御し、光源12を所定の期間、発行させる。
たとえば、フィルムパック38の感光材料78にポジ型のイ
ンスタント写真用の記録紙を用い、光源12にタングステ
ン豆ランプを使用し、光源12を電圧1.5〜2.5ボルト、電
流0.5〜1.0アンペアで駆動した場合、光源12を発行させ
て感光シート78を露光する露光時間は、数ミリ秒ないし
数10ミリ秒の範囲が好ましい。また光源12に発行ダイオ
ードを使用し、光源12を電圧数ボルト、たとえば5ボル
ト、電流数10〜数100ミリアンペアで駆動した場合、露
光時間は数10ミリ秒ないし数100ミリ秒の範囲が好まし
い。こうして、R色成分の画像が感光シート78に潜像と
して記録される。
同様にして制御回路50は、残りの色成分、たとえばG
およびB成分の画像についても、フィルタ54を順次、そ
の色のフィルタにして、これとともにフレームメモリ62
から対応する色成分データを読出して液晶パネル18を駆
動し、同時に光源12を駆動することによって、それらの
画像を同じ感光シート78に重ねて記録する。制御回路50
は、RGB成分画像のそれぞれについて光源12による感光
シート78の露光時間を調整することによって、原画像の
色補正を行なうことができる。つまり、こうして感光シ
ート78に重畳露光されて完成したカラー画像は、色補正
を施されたものとなる。
3原色潜像の記録を終了すると、制御回路50は、パネ
ル支持機構28を制御して液晶ペネル18を若干距離だけ上
方に持ち上げ、現像ローラ駆動回路52を制御して現像ロ
ーラ52を駆動する。これによって、記録済みの感光サー
ト78は、フィルムパックか38から円滑に経路48に給送さ
れ、その途中で現像ローラ21によって現像される。感光
シート78がインスタント写真用のものであれば、この過
程で、現像剤が展開され、潜像が現像され、定着され
る。こうして、入力46の映像信号の表わすカラー画像が
記録媒体78に顕像化され、記録媒体78は開口80を通って
排出される。
使用しないときは、第2図に示すように、蓋22および
24を折り畳む、制御回路50は、スイッチ70によりこの状
態を検出して装置全体の機能を停止させる。
以上の実施例においてはネガ−ポジ型感光材料(以下
「ネガ型」という。)の感光シート78を液晶パネル18に
密着し映像信号のネガ画像を表わす可視画像を出力させ
た後、現像してもよいし、または、ポジ−ポジ型(以下
「ポジ型」という。)の感光シート78を液晶パネル18に
密着し映像信号のポジ画像を表わす可視画像を出力させ
露光した後現像してもよい。ただし、ポジ型シート78を
用いる場合とネガ型シート78を用いる場合とは画像特性
が異なる。
ネガ型シート78を用いる場合とポジ型シート78を用い
る場合の特性について第4図から第7図までを参照して
説明する。第4図および第5図は液晶ペネル18の断面の
略図を示す。第4図は液晶シャッタ100の遮断状態を示
し、第5図は液晶シャッタ100の透過状態を示す。液晶
パネル18には、液晶シャッタ100を駆動させるための駆
動素子や電極配線類が図示しないガラス支持基板の主面
上に設けられている。この駆動素子および配線類のある
駆動素子領域102は光源からの光を遮断する。したがっ
て駆動素子等のない非駆動素子領域104のみが光34を透
過可能である。液晶シャッタ100が駆動素子により遮断
状態に設定されているときは光34は通過しないが(第4
図)、液晶シャッタ100が透過状態に設定されていると
き光34は液晶シャッタ100および非駆動素子領域104を透
過する(第5図)。このとき、もし駆動素子領域102が
存在しなければ光34は液晶パネル18の全面ををそのまま
通過するから、感光シート78上の光量はその位置にかか
わらず一定である(第6A図)。
しかし、駆動素子領域102は光34を遮断するので、液
晶パネル18の一方の主面側におけるX軸方向の座標と光
量との関係は第6B図のようになるはずである。ところが
光34の回折、散乱、反射等によって非駆動素子領域104
の影の部分108もある程度露光されるため、第6C図のよ
うな光量分布になる。そのため、たとえばネガ−ポジ型
感光シート78を用いて液晶ペネル18に表示されたネガ画
像の白の部分は駆動素子領域102に対応する部分の感光
シートの現像後の画像濃度が低くなり全体的にDmaxが低
下して見える。同様にポジ−ポジ型感光シート78を用い
て液晶パネル18に表示されされたポジ画像の白の部分は
記録媒体の駆動素子領域102に対応する部分の画像濃度
が高くなるので全体として灰色に見える。このような現
像を回避するためには露光量を増すことが考えられる。
ここで露光量と画像濃度との関係を第7図に示すグラ
フを参照して説明する。
ポジ−ポジ型シート78の特性曲線より、露光量は液晶
シャッタ100が遮断状態のとき最小となるので、画像濃
度は最大になり、これをA点とする。一方、ポジ−ポジ
型シート78が完全に露光されたときの画像濃度は最小と
なり、これをB点とする。液晶シャッタ100が透過状態
の場合に、駆動素子領域102の影になる部分では、光34
が回折、散乱、反射等するため露光量が最小にはなら
ず、E点の表わす濃度になる。したがって白の部分を含
む画像を露光し、現像した感光シート78を肉眼で見た場
合に感じられる白の部分の濃度は、枠の影になる領域と
光が通過する領域との面積を考慮した平均濃度に略等し
くなるのでE点とB点の加重平均であるF点になる。
一方、ネガ−ポジ型シート78の特性曲線については、
液晶シャッタ100が遮断状態のとき画像濃度が最小とな
りこれをC点とする。一方、完全に露光したときの画像
濃度は最大になりこれをD点とする。液晶パネル18の駆
動素子領域102の影になる部分はポジ−ポジ型シート78
の場合と同様に濃度が最小とならず、G点の表わす量に
なる。したがって白の部分を含む画像を露光した感光シ
ート78の現像後の白の部分に対する平均濃度はH点を表
わす量となる。このように、ポジ−ポジ型もネガ−ポジ
型も駆動素子領域102の影響を受けるので、たとえばポ
ジ−ポジ型シート78の場合は白色が灰色(カブリの大き
な画像)になり、ネガ−ポジ型シート78の場合は黒色
(Dmax)の濃度がやや低下する。この場合、視覚的には
カブリの大きい画像よりDmaxがやや低くなるカブリが全
くない画像の方がはるかに美しいので、ネガ−ポジ型の
感光材料78の方が好ましい。
ポジ−ポジ型感光シート78を用いる場合白の画像を白
色に近く表現するには、露光量を増加すればよいわけで
あるが、露光量を増すとポジ−ポジ型シート78の曲線上
の点A、EおよびFが例えばそれぞれ点a、eおよびf
にシフトするので灰色の部分Fが白色Bに少し近づくだ
けである。
さらにカブリを小さくしようとして露光量を増すと、
Dmaxが低下し、から解像度が低下してしまう。
一方、ネガ−ポジ型では、カブリがあまり増加しない
範囲で、かつ解像度も低下せずにDmaxを十分に大きくす
ることができる範囲がある。実用上はDmaxが1.5以上、D
fog(カブリ濃度)が0.15以下の範囲が望ましく、第7
図のグラフにおいて曲線部との破線との交点を含む4個
所の実線部分がそれに相当する。
以上のことから、ネガ−ポジ型の感光材料を使用する
ことが好ましいことがわかる。また、いわゆる熱現像型
銀塩感光材料を用いるのも好ましい。
効 果 このように本発明によるビデオプリンタは、液晶表示
パネルに記録媒体を密着させてこれに画像を記録する構
成をとっているので、プリント時間が短く、たとえば携
帯できるほどコンパクトで、また量産化された液晶パネ
ルを使用できるので安価である。またネガ−ポジ型感光
材料に露光する場合は全くカブリが無くDmaxも十分に大
きな画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるビデオプリンタの実施例を使用状
態にて示す側断面図、 第2図は同実施例の非使用状態を示す側断面図、 第3図は同実施例の回路構成例を示す機能ブロック図、 第4図は遮断状態の液晶パネルを示す図、 第5図〜第6C図は透過状態の液晶パネルと光量の関係を
示す図、 第7図はポジ−ポジ型シートおよびネガ−ポジ型シート
の画像濃度と露光量との関係を示す図である。 主要部分の符号の説明 10……筐体 12……光源 14,16……ミラー 18……液晶パネル 20……現像ローラ 26……ジャバラ 38……フィルムパック 54……フィルタ 78……感光シート 100……液晶シャッタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を表わす映像信号を受けて該画像を感
    光記録媒体に可視画像として記録するビデオプリンタに
    おいて、該プリンタは、 前記映像信号を入力する入力端子と、 前記感光記録媒体を収容する記録媒体収容部と、 該感光記録媒体の感光面に密着して配設され、前記映像
    信号によって駆動されて前記画像を黒白画像として表示
    する液晶パネルと、 可視光を発生する光源と、 該光源から射出された該可視光を複数のミラーによって
    順次反射させることにより実質的に平行光とし、該平行
    光を前記液晶パネルの主面にほぼ垂直の角度で入射させ
    る光学系と、 前記入力端子、記録媒体収容部、液晶パネル、光源およ
    び光学系を収容する筐体と、 該筐体内に配設され、前記記録媒体収容部から前記感光
    記録媒体を導出して現像し、該筐体より排出させる現像
    手段と、 該筐体に収容され、前記入力端子に映像信号を受け、該
    映像信号に応じて前記液晶パネルを駆動し、該液晶パネ
    ルおよび光源を制御する電子回路とを含み、 前記電子回路は、前記入力端子に映像信号を受けると、
    該映像信号に応じて前記液晶パネルを駆動し、前記光源
    を発光させて前記光学系および液晶パネルを介して前記
    感光記録媒体の感光面を露光し、次に現像手段で該感光
    記録媒体を現像して排出することを特徴とするビデオプ
    リンタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のビデオプリンタにおい
    て、前記液晶パネルは、前記光源から発生された可視光
    が遮断される遮断領域を有し、前記感光記録媒体はネガ
    −ポジ型感光材料であることを特徴とするビデオプリン
    タ。
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