JP2748944B2 - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

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JP2748944B2
JP2748944B2 JP2029526A JP2952690A JP2748944B2 JP 2748944 B2 JP2748944 B2 JP 2748944B2 JP 2029526 A JP2029526 A JP 2029526A JP 2952690 A JP2952690 A JP 2952690A JP 2748944 B2 JP2748944 B2 JP 2748944B2
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crystal shutter
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正倫 佐藤
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はビデオプリンタに係り、特に映像信号から可
視画像のハードコピーを形成するビデオプリンタに関す
る。
背景技術 この種のビデオプリンタとして液晶シャッタ素子が直
線状に配列されてなる液晶リニアアレイと電子写真プロ
セスを要素技術として開発された電子写真プリンタの一
種である液晶プリンタがある。
電子写真プリンタは一般に、文字のように2値的な画
像を印刷するには適しているが、写真のような連続階調
の画像を記録するには適していない。しかし、潜像を形
成する感光記録媒体である、たとえば感光ドラムに印加
するバイアス電圧の設定値を適宜、選択することによ
り、いわゆる「カブリ」(白色であるべき画像が灰色と
なって記録される現像)を無くすことは可能である。
しかしながら液晶プリンタでは、液晶リニアアレイを
構成する各液晶シャッタ素子に配線、電極等のスペース
が必要であるために、各液晶シャッタ素子には光を透過
しない枠部が形成されている。このために液晶リニアア
レイを用いて写真感光材料に露光すると、筋状の線が記
録されてしまい、画質の低下は免れない。
目的 本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであ
り、写真のような連続階調の画像を記録する場合におい
て画質の向上を図ったビデオプリンタを提供することを
目的とするものである。
発明の開示 本発明によれば、画像を表わす映像信号を受けてこの
画像を感光記録媒体に可視画像として記録するビデオプ
リンタは、複数の液晶シャッタ素子が所定の間隔で直線
状に感光記録媒体のプリント幅の全幅にわたって感光記
録媒体に対向して配設されかつ固設されてなる液晶リニ
アアレイと、この液晶リニアアレイを駆動する液晶リニ
アアレイ駆動手段と、感光記録媒体が感光可能な波長領
域の感光用光を発生する光源と、この感光用光を光源よ
り液晶リニアアレイに実質的に平行な光束として導く光
学系と、1画面分の映像信号をディジタル化して得られ
る画像データを記憶する記憶手段と、感光記録媒体を所
定方向に移動させる感光記録媒体駆動手段と、記憶手段
より線順次に画像データを読み出し、この画像データに
基づいて液晶リニアアレイを駆動して感光記録媒体を1
画素づつ移動させるごとに露光するように液晶リニアア
レイ駆動手段および感光記録媒体駆動手段を制御する制
御手段とを有する。
また本発明によれば、上記プリンタにおいて、液晶リ
ニアアレイは複数の液晶シャッタ素子は、感光記録媒体
のプリント幅の全幅にわたってそのプリント幅方向に一
定間隔で配列され、その一定間隔は、上記複数の液晶シ
ャッタ素子のすべてが開時に開口率が実質的に50%とな
るように設定されている。
実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。第1図には本発明に係るビデオプリンタの一実施
例の構成が示されている。同図において、ビデオプリン
タ1は可視光を発生する光源10を有している。光源10よ
り射出された可視光11は集光レンズ12により平行光とさ
れ、光路中に配設されたミラー14により液晶リニアアレ
イ16に導かれるように構成されている。
液晶リニアアレイ16は後で詳述するが、複数の液晶シ
ャッタ素子が感光記録媒体(本実施例ではインスタント
写真用の感光記録シートである)22のプリント幅の幅方
向に直線状に配設され、映像信号に応じて各液晶シャッ
タ素子の光の透過度が制御されるようになっている。
一方、トレイ20には感光記録シート22が収容されてお
り、感光記録シート22は送り出しローラ24a,24bが回転
駆動されることによりトレイ20より送り出される。送り
出しローラ24a,24bにより送り出された感光記録シート2
2はガイドローラ26a,26b,ガイド28,ガイドローラ30a,30
b,を介して画像記録開始位置まで移送されると共に、そ
の画像記録開始位置より1画素分ずつ図上、矢印F方向
に移送されながら線順次に、液晶リニアアレイ16を介し
て露光され、画像が記録される。
また感光記録シート22は液晶リニアアレイ16を介して
露光され、潜像が形成された後に現像ローラ32a,32bに
より図示してない現像剤の袋を破壊して感光記録媒体22
に現像剤を展開することにより現像され、潜像が可視化
される。
なお、本実施例では後述するように感光記録シート22
の一画面分の領域を矢印F方向に1画素分づつ、移送し
ながら液晶リニアアレイ16を介して露光することにより
1画面分の画像の記録が行われる。
なお、感光記録媒体22は、このようなインスタント写
真の感光材料に限定されない。たとえば通常の白黒印画
紙でもよい。白黒印画紙を用いる場合には現像剤を印画
紙に施す適当な現像機構が現像ローラ32a,32bの代りに
設けられる。
次に本発明によるブデオプリンタの電気的構成例を第
2図に示す。同図において、本発明によるビデオプリン
タでは入力端子、100に映像信号が入力され、その映像
信号の示す画像が感光記録媒体22にハードコピーとして
記録される。映像信号入力端子100は映像信号回路40に
接続されている。入力端子100に入力される映像信号
は、たとえばTV信号または電子スチルカメラの信号形式
のものでよい。映像信号回路40は、このような信号形式
の映像信号をディジタル化された画像データに変換する
信号処理回路である。その出力端はフレームメモリ42の
データ入力端子に接続されている。なお、入力端子100
に入力される信号は、映像信号をディジタル化して得ら
れる画像データであってもよく、この場合には映像信号
回路40は不要である。
フレームメモリ42は、映像信号回路40より出力される
画像データを1フレーム分(1画面分)、蓄積する蓄積
回路である。
フレームメモリ42は、制御回路50によってその読出し
および書込みを制御され、その読出しデータ出力104は
液晶リニアアレイ駆動回路44に接続されている。液晶リ
ニアアレイ駆動回路44は、フレームメモリ42から読み出
される画像データに従って線順次で液晶リニアアレイ16
の各液晶シャッタ素子を駆動する。
制御回路50は本装置全体の動作を統括、制御する機能
部である。制御回路50には操作表示部46が接続され、こ
れにより操作者が手動操作により指示を入力し、また装
置の状態を操作者に表示することができる。
電源48は、液晶リニアアレイ16および光源10などを含
む本装置内の電気回路要素に給電する、たとえば乾電池
や2次電池などの直流電源である。
液晶リニアアレイ16は、第3図(A)に示すように複
数の液晶シャッタ素子160が一定間隔、たとえば本実施
例では1ピッチが距離Dの間隔で直線状にかつ2列に千
鳥状に配設されるように形成されている。この液晶リニ
アアレイ16は感光記録媒体22を挟んでガイド18に対向し
てこの感光記録媒体22のプリント幅の方向、すなわち感
光記録媒体22の移送方向に直交する方向に感光記録媒体
22の記録面に密着するように固設されている。因みに各
液晶シャッタ素子160の長手方向(感光記録媒体22の移
送方向と直交する方向)の幅はdであり、本実施例の場
合にはD=2dとなるように、形成されている。したがっ
て列(I),(II)のそれぞれについてその列の各液晶
シャッタ素子160たすべて開状態となった時にはその列
方向の開口率は50%となる。また枠部162の内部には電
極、配線等が収容されている。第3図(A)におけるII
IB−IIIB切断線による断面図を第3図(B)に、また第
3図(B)におけるIIIC−IIIC切断線による断面図を第
3図(C)にそれぞれ示す。これらの図において各液晶
シャッタ素子160は液晶素子170が信号電極166、共通電
極168により挟持され、更にその外側にガラス基板164,1
64により挟持されるように積層されて形成されている。
各液晶シャッタ素子160は、フレームメモリ42から読
み出された画像データに応じた液晶リニアアレイ駆動回
路44より出力される駆動信号106が信号電極166と共通電
極168との間に印加されることにより駆動される。
液晶シャッタ素子160は、周知のように、映像信号に
応じて駆動されると、映像信号の表わす画素の濃度に対
応して光の透過率を変える。したがって各液晶シャッタ
素子160の一方の主面に入射した光11は、映像信号の濃
度成分に応じて輝度変調され、他方の主面から射出され
る。
液晶リニアアレイ16の各液晶シャッタ素子160を駆動
するための走査タイミング信号は制御回路50より制御線
112を経て液晶リニアアレイ駆動回路44に供給される。
また光源10は、白色光またはそれに近い可視光11を発
生するタイプのものが有利に使用される。単一の光源で
もよく、または複数の光源を配設して白色光または近似
白色光を発生させてもよい。たとえば発光ダイオード、
ストロボ(キセノンランプ)、タングステンランプ、蛍
光管、エレクトロルミネセンス素子またはプラズマ放電
管などのいずれでもよい。光源10は、制御回路50の制御
の下に、光源駆動回路54によって駆動される。
現像ローラ32a,32bは、相互に接触して回動可能に図
示してない筐体に支持され、現像ローラ駆動回路52によ
って制御回路50の制御下に駆動される。
また第1図に示した送り出しローラ24a,24b,ガイドロ
ーラ26a,26b,30a,30bはローラ駆動回路56によって制御
回路50の制御下にこれらのローラを駆動するモータ等を
含む駆動装置を作動させることにより回転駆動されるよ
うになっている。
次に上記構成からなるビデオプリンタの動作を説明す
る。まず、たとえば電子スチルカメラ再生機などの映像
信号源の出力端子を映像信号回路40の入力端子100に接
続する。次に操作表示部46を操作して映像信号の読込み
を指示すると、制御回路50は、制御線108および110によ
りそれぞれ映像信号回路40およびフレームメモリ42を制
御して、入力端子100に入力される映像信号を取り込
む。映像信号回路40はこれを所定の形式、たとえばディ
ジタル化された画像データに変換する。変換された画像
データはフレームメモリ42に格納される。
次に操作表示部46を操作して画像の記録指示を入力す
ると、制御回路50はこれに応動してまず、ローラ駆動回
路56を制御して送り出しローラ24a,24b,ガイドローラ26
a,26b,30a,30bを駆動し、感光記録シート22を液晶エニ
アアレイ16直下の画像記録開始位置まで移送させる。こ
れと同時に制御回路50は光源駆動回路54を駆動し、光源
10を画像記録(露光)に必要な期間、点灯させる。この
結果、光源10からの射出光11は集光レンズ12、ミラー14
を介して平行光束として液晶リニアアレイ16に導かれ
る。
次いで液晶リニアアレイ16における感光記録シート22
の移送方向(矢印F方向)の前列に位置する列(I)の
液晶シャッタ素子群に対して、制御回路50はフレームメ
モリ42より1画面分の第1列目に相当する1列分の画像
データを読み出し、これらの画像データに応じて駆動信
号106を液晶リニアアレイ駆動回路44より液晶リニアア
レイ16の上記液晶シャッタ素子群の各々に出力させる。
次に制御回路50はローラ駆動回路56を制御して感光記
録シート22を1画素分づつ、矢印F方向に移動させる。
そして画像記録開始位置で1画面分の領域の第1列目に
相当する画像データに応じて液晶リニアアレイ16を介し
て感光記録シー22が露光された後、感光記録シート22は
1画素、矢印F方向に移送され、この時点で液晶リニア
アレイ16の列(I)に属する液晶シャッタ素子群には1
画面分の領域の第2列目に相当する画像データがフレー
ムメモリ42より読み出される。この読み出された第2列
目に相当する画像データに応じた駆動信号106が前述と
同様に液晶リニアアレイ駆動回路44より液晶リニアアレ
イ16の列(I)に属する液晶シャッタ素子群の各々に出
力され、感光記録シート22に露光される。
これと同時に液晶リニアアレイ16の列(II)に属する
液晶シャッタ素子群にはフレームメモリ42より1画面分
の領域の第1列目に相当する画像データが読み出され、
これらの画像データに応じた駆動信号106が出力され、
感光記録シート22に露光される。この結果、感光記録シ
ート22における1画面分の領域のうちの第1列目の領域
にはプリント幅方向で開口率が100%の状態で露光され
ることとなる。
次に液晶リニアアレイ16の列(I)に属する液晶シュ
ッタ素子群には1画面分の領域の第3列目に相当する画
像データに応じた駆動信号106が、また液晶リニアアレ
イ16の列(II)に属する液晶シャッタ素子群には1画面
分の領域の第2列目に相当する画像データに応じた駆動
信号106が、それぞれ液晶リニアアレイ駆動回路44より
出力され、感光記録シート22に露光される。
このような動作を1画面分、繰り返すことにより、た
とえば感光記録紙の1画面分の領域が液晶リニアアレイ
16の液晶シャッタ群により構成される列((I),(I
I))に換算してn列分(走査線としてn本)、有ると
すれば、液晶リニアアレイ16の各列(I),(II)につ
いてそれぞれ、第1列から第n列までフレームメモリ42
より読み出された画像データに応じて感光記録シート22
に露光されることとなる。
このようにして感光記録シート22上に1画面分の画像
が潜像として記録される。
記録済みの感光記録シート22は、現像ローラ32a,32b
により現像され、図示してない定着装置により定着され
白黒画像が可視化される。
なお、本実施例では感光記録媒体22に液晶リニアアレ
イ16を密着させるように配設したが、これに限定され
ず、液晶リニアアレイ16と感光記録媒体22との間に一定
の距離を保ち、結像光学系を介在させるように構成して
もよい。
また送り出しローラ24a,24b,ガイドローラ26a,26b,30
a,30bを回転駆動する図示してないモータは定速回転す
るDCモータでも、ステッピングモータのいずれでもよ
い。
更に本実施例では白黒画像を記録するビデオプリンタ
について説明したが、カラー画像を記録するビデオプリ
ンタについても適用可能である。この場合には、たとえ
ば光源10からの射出光をR,G,Bの各色成分に分解するフ
ィルタが必要となる。また映像信号回路40は入力端子10
0から入力される映像信号をR,G,Bのディジタル画像デー
タに変換する機能を持たせ、かつ液晶リニアアレイ16を
R,G,Bの各色成分光に応じて露光できるように3種類、
用意して既述した露光動作をR,G,Bの3色成分光につい
て重ねて露光することによりカラー画像の記録が可能と
なる。カラー画像記録用の液晶リニアアレイの構成例を
第4図に示す。同図において、液晶リニアアレイ200は
第3図に示した液晶リニアアレイ16を3個分、一体化し
てR,G,Bの各色成分について露光できるように構成され
ている。すなわち、液晶リニアアレイ200は、それぞれ
千鳥状に液晶シャッタ素子が配設されたR用液晶シャッ
タ部200R,G用液晶シャッタ部200G、B用液晶シャッタ部
200Bを有している。
これら液晶シャッタ部200R、200G、200Bを各々、構成
する液晶シャッタ素子160R、160G、160Bの表面にはそれ
ぞれ、R光、G光、B光のみを透過する色フィルタが形
成されている。
このような液晶リニアアレイ200を用いてカラー画像
を記録する場合における露光制御について第1図,第2
図,第4図および第5図を参照して説明する。第1図に
示すビデオプリンタにおいて液晶リニアアレイ16の代り
に液晶リニアアレイ200を使用することを前提にして説
明する。第5図は制御回路50より液晶リニアアレイ駆動
回路44に出力される走査タイミング信号の出力状態を示
している。まず制御回路50の制御下にローラ駆動回路56
により送り出しローラ24a,24b、ガイドローラ26a,26b,3
0a,30bが駆動され、感光記録シート22が矢印F方向(第
4図)に液晶リニアアレイ200直下の記録開始位置まで
移送される。これと同時に制御回路50は光源駆動回路54
を駆動し、光源10を画像記録(露光)に必要な期間、点
灯させる。この結果、光源10からの射出光11は集光レン
ズ12、ミラー14を介して平行光束として液晶リニアアレ
イ200に導かれる。
次いで時刻t1で制御回路50より液晶リニアアレイ駆動
回路44に対して液晶リニアアレイ200の液晶シャッタ部2
00Rにおける列R(I)に属する液晶シャッタ素子群を
能動状態にする走査タイミング信号R1が出力される。更
に制御回路50はフレームメモリ42より1画面分の第1列
目に相当する1列分の画像データを読み出し、これらの
画像データに応じた駆動信号106を液晶リニアアレイ駆
動回路44より液晶リニアアレイ200における感光記録シ
ート22の移送方向(矢印F方向)の最前列に位置するR
用液晶シャッタ部200Rの列R(I)に属する液晶シャッ
タ素子群に対して出力する。この結果、画像記録開始位
置で1画面分の領域の第1列目に相当する画像データに
応じて液晶リニアアレイ200におけるR用液晶シャッタ
部200Rの列R(I)を介して感光記録シート22が露光さ
れる。
次に制御回路50はローラ駆動回路56を制御して感光記
録シート22を矢印F方向に距離Hづつ、すなわち隣接す
るG用液晶シャッタ部200Gに属する液晶シャッタ素子16
0Gまでの1ピッチ分の距離だけ移動させる。この時点t2
で制御回路50より液晶リニアアレイ駆動回路44に液晶リ
ニアアレイ200におけるR用液晶シャッタ部200Rの列R
(I)、G用液晶シャッタ部200Gの列G(I)に属する
液晶シャッタ素子群を能動状態にする走査タイミング信
号R2、G1が出力され、これら列R(I)、列G(I)に
属する各液晶シャッタ素子160R、160Gは能動状態とな
る。次いで制御回路50の制御下にフレームメモリ42より
列R(I)に属する液晶シャッタ素子群に対して1画面
分の第2列目に相当する1列分の画像データが、また列
G(I)に属する液晶シャッタ素子群に対して1画面分
の第1列目に相当する1列分の画像データが順次、読み
出される。この読み出された前記第2列目に相当する1
列分の画像データがR用液晶シャッタ部200Rの列R
(I)に属する液晶シャッタ素子群に、また読み出され
た前記第1列目に相当する1列分の画像データがG用液
晶シャッタ部200Gの列G(I)に属する液晶シャッタ素
子群にそれぞれ出力され、感光記録シート22に露光され
る。
次に制御回路50はローラ駆動回路56を制御して感光記
録シート22を矢印F方向に1ピッチ分の距離だけ移動さ
せる。この時点t3で制御回路50より液晶リニアアレイ駆
動回路44に液晶リニアアレイ200におけるR用液晶シャ
ッタ部200Rの列R(I)、G用液晶シャッタ部200Gの列
G(I)およびB用液晶シャッタ部200Bの列B(I)に
属する液晶シャッタ素子群をそれぞれ、能動状態にする
走査タイミング信号R3、G2、B1が出力される。
次いでフレームメモリ42より列R(I)に属する液晶
シャッタ素子群に対して1画面分の領域の第3列目に相
当する画像データが、列G(I)に属する液晶シャッタ
素子群に対して1画面分の領域の第2列目に相当する画
像データが、列B(I)に属する液晶シャッタ素子群に
対して1画面分の領域の第1列目に相当する画像データ
がそれぞれ読み出される。この読み出された前記第3列
目、第2列目、第1列目の各画像データが液晶シャッタ
部200R、200G、200Bにおける列R(I)、列G(I)、
列B(I)にそれぞれ属する各液晶シャッタ素子群に出
力され、感光記録シート22に露光される。
以下、同様の動作を最終記録位置まで繰り返すことに
より1画面分の領域が液晶リニアアレイ200の各液晶シ
ャッタ素子群により構成される列に換算してn列分(走
査線としてn本)有るとして各液晶シャッタ部200R、20
0G、200Bにおける列R(I)、列G(I)、列B(I)
の各々について第1列から第n列までフレームメモリ42
より読み出された画像データに応じてR、G、Bの各色
成分が重畳された状態で感光記録シート22に露光され
る。次に1画面分の領域の最終記録位置(第n列目)か
ら逆方向(矢印R方向)に感光記録シート22を1ピッチ
分づつ、移動させながら液晶シャッタ部200B、200G、20
0Rにおける列B(II)、列G(II)、列R(II)の各々
について上述した動作を第n列目から第1列目までの画
像データをフレームメモリ42から読み出し、感光記録シ
ート22に露光させる。この結果、感光記録シート22上に
1画面分のカラー画像が潜像としてプリント幅方向に見
掛上、開口率が100%の状態で記録される。
効果 以上に説明したように本発明によるビデオプリンタで
は、感光記録媒体のプリント幅方向(感光記録媒体の移
送方向に直交する方向)に配設される液晶リニアアレイ
のプリント幅方向の開口率が走査線単位で実質的に100
%となるように構成されているので、液晶リニアアレイ
に形成される枠部の影響を無くすことができ、写真等の
ような連続階調の画像を記録する場合においても画質の
向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるビデオプリンタの一実施例を示す
構成図、 第2図は第1図に示したビデオプリンタの電気的構成を
示すブロック図、 第3図は第2図における液晶リニアアレイの構造を示
し、第3図(A)は液晶リニアアレイの平面図、第3図
(B)は第3図(A)におけるIIIB−IIIB線矢視断面
図、第3図(C)は第3図(B)におけるIIIC−IIIC線
矢視断面図、第4図はカラー画像記録用の液晶リニアア
レイの平面図、第5図は液晶リニアアレイの液晶シャッ
タ素子を能動状態にする走査タイミング信号の出力状態
を示すタイミングチャートである。 主要部分の符号の説明 10……光源 12……集光レンズ 14……ミラー 16、200……液晶リニアアレイ 22……感光記録媒体 42……フレームメモリ 44……液晶リニアアレイ駆動回路 50……制御回路 160……液晶シャッタ素子 162……枠部 164……ガラス基板 166……信号電極 168……共通電極

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を表わす映像信号を受けて該画像を感
    光記録媒体に可視画像として記録するビデオプリンタに
    おいて、 該プリンタは、 赤用液晶シャッタ部、緑用液晶シャッタ部および青用液
    晶シャッタ部の各々の複数の液晶シャッタ素子が感光記
    録媒体のプリント幅の全幅にわたって該プリント幅方向
    に一定間隔で直線状に2列に千鳥状に該感光記録媒体に
    対向して配列されかつ固設される液晶リニアアレイを有
    し、 該赤用液晶シャッタ部の第1列目の液晶シャッタ素子と
    該緑用液晶シャッタ部の第1列目の液晶シャッタ素子
    間、該緑用液晶シャッタ部の第1列目の液晶シャッタ素
    子と該青用液晶シャッタ部の第1列目の液晶シャッタ素
    子間、該赤用液晶シャッタ部の第2列目の液晶シャッタ
    素子と該緑用液晶シャッタ部の第2列目の液晶シャッタ
    素子間および該緑用液晶シャッタ部の第2列目の液晶シ
    ャッタ素子と該青用液晶シャッタ部の第2列目の液晶シ
    ャッタ素子間は前記感光記録媒体の移動方向に距離Hに
    設定され、該赤用液晶シャッタ部の液晶シャッタ素子の
    表面には赤光のみを透過する色フィルタが形成され、該
    緑用液晶シャッタ部の液晶シャッタ素子の表面には緑光
    のみを透過する色フィルタが形成され、該青用液晶シャ
    ッタ部の液晶シャッタ素子の表面には青光のみを透過す
    る色フィルタが形成され、該一定間隔は直線状に1列に
    配列された複数の液晶シャッタ素子のすべてが開時に開
    口率が実質的に50%となるように設定され、 該プリンタはさらに、 該液晶リニアアレイを駆動する液晶リニアアレイ駆動手
    段と、 前記感光記録媒体が感光可能な波長領域の感光用光を発
    生する光源と、 該感光用光を該光源より前記液晶リニアアレイに実質的
    に平行な光束として導く光学系と、 1画面分の前記映像信号をディジタル化して得られる画
    像データを記憶する記憶手段と、 前記感光記録媒体を所定方向に移動させる感光記録媒体
    駆動手段と、 前記記憶手段、液晶リニアアレイ駆動手段および感光記
    録媒体駆動手段を制御する制御手段とを有し、 該制御手段は、前記記憶手段より1画面分の第1列目に
    相当する1列分の赤用画像データを読み出させ、該読み
    出される1列分の赤用画像データに基づく駆動信号を前
    記液晶リニアアレイ駆動手段より前記赤用液晶シャッタ
    部の1列目の液晶シャッタ素子に出力させて感光記録媒
    体に該1列分の赤用画像データを露光させ、続いて前記
    感光記録媒体駆動手段を制御して前記感光記録媒体を前
    記距離H分移動させ、前記記憶手段より1画面分の第2
    列目に相当する1列分の赤用画像データを読み出させ、
    該読み出される1列分の赤用画像データに基づく駆動信
    号を前記液晶リニアアレイ駆動手段より前記赤用液晶シ
    ャッタ部の前記1列目の液晶シャッタ素子に出力させて
    感光記録媒体に該1列分の赤用画像データを露光させ、
    前記記憶手段より1画面分の第1列目に相当する1列分
    の緑用画像データを読み出させ、該読み出される1列分
    の緑用画像データに基づく駆動信号を前記液晶リニアア
    レイ駆動手段より前記緑用液晶シャッタ部の前記1列目
    の液晶シャッタ素子に出力させて感光記録媒体に該1列
    分の緑用画像データを露光させ、続いて前記感光記録媒
    体駆動手段を抑制して前記感光記録媒体を前記距離H分
    移動させ、前記記憶手段より1画面分の第3列目に相当
    する1列分の赤用画像データを読み出させ、該読み出さ
    れる1列分の赤用画像データに基づく駆動信号を前記液
    晶リニアアレイ駆動手段より前記赤用液晶シャッタ部の
    前記1列目の液晶シャッタ素子に出力させて感光記録媒
    体に該1列分の赤用画像データを露光させ、前記記憶手
    段より1画面分の第2列目に相当する1列分の緑用画像
    データを読み出させ、該読み出される1列分の緑用画像
    データに基づく駆動信号を前記液晶リニアアレイ駆動手
    段より前記緑用液晶シャッタ部の前記1列目の液晶シャ
    ッタ素子に出力させて感光記録媒体に該1列分の緑用画
    像データを露光させ、前記記憶手段より1画面分の第1
    列目に相当する1列分の青用画像データを読み出させ、
    該読み出される1列分の青用画像データに基づく駆動信
    号を前記液晶リニアアレイ駆動手段より前記青用液晶シ
    ャッタ部の前記1列目の液晶シャッタ素子に出力させて
    感光記録媒体に該1列分の青用画像データを露光させ、
    該露光動作を最終記録位置である1画面分の第n列目ま
    で繰り返させ、続いて前記感光記録媒体駆動手段を制御
    して前記感光記録媒体を前記移動させた方向とは逆の方
    向に1画素分移動させ、次に前記記憶手段より1画面分
    の第n列目に相当する1列分の青用画像データを読み出
    させ、該読み出される1列分の青用画像データに基づく
    駆動信号を前記液晶リニアアレイ駆動手段より前記青用
    液晶シャッタ部の2列目の液晶シャッタ素子に出力させ
    て感光記録媒体に該1列分の青用画像データを露光さ
    せ、続いて前記感光記録媒体駆動手段を制御して前記感
    光記録媒体を前記逆方向と同じ方向に前記距離H分移動
    させ、次に前記記憶手段より1画面分の第n−1列目に
    相当する1列分の青用画像データを読み出させ、該読み
    出される1列分の青用画像データに基づく駆動信号を前
    記液晶リニアアレイ駆動手段より前記青用液晶シャッタ
    部の前記2列目の液晶シャッタ素子に出力させて感光記
    録媒体に該1列分の青用画像データを露光させ、前記記
    憶手段より1画面分の第n列目に相当する1列分の緑用
    画像データを読み出させ、該読み出される1列分の緑用
    画像データに基づく駆動信号を前記液晶リニアアレイ駆
    動手段より前記緑用液晶シャッタ部の前記2列目の液晶
    シャッタ素子に出力させて感光記録媒体に該1列分の緑
    用画像データを露光させ、続いて前記感光記録媒体駆動
    手段を制御して前記感光記録媒体を前記逆方向と同じ方
    向に前記距離H分移動させ、次に前記記憶手段より1画
    面分の第n−2列目に相当する1列分の青用画像データ
    を読み出させ、該読み出される1列分の青用画像データ
    に基づく駆動信号を前記液晶リニアアレイ駆動手段より
    前記青用液晶シャッタ部の前記2列目の液晶シャッタ素
    子に出力させて感光記録媒体に該1列分の青用画像デー
    タを露光させ、前記記憶手段より1画面分の第n−1列
    目に相当する1列分の緑用画像データを読み出させ、該
    読み出される1列分の緑用画像データに基づく駆動信号
    を前記液晶リニアアレイ駆動手段より前記緑用液晶シャ
    ッタ部の前記2列目の液晶シャッタ素子に出力させて感
    光記録媒体に該1列分の緑用画像データを露光させ、前
    記記憶手段より1画面分の第n列目に相当する1列分の
    赤用画像データを読み出させ、該読み出される1列分の
    赤用画像データに基づく駆動信号を前記液晶リニアアレ
    イ駆動手段より前記赤用液晶シャッタ部の前記2列目の
    液晶シャッタ素子に出力させて感光記録媒体に該1列分
    の赤用画像データを露光させ、該露光動作を最初の記録
    位置である1画面分の第1列目まで繰り返させることを
    特徴とするビデオプリンタ。
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