JP2695030B2 - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

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JP2695030B2
JP2695030B2 JP2100411A JP10041190A JP2695030B2 JP 2695030 B2 JP2695030 B2 JP 2695030B2 JP 2100411 A JP2100411 A JP 2100411A JP 10041190 A JP10041190 A JP 10041190A JP 2695030 B2 JP2695030 B2 JP 2695030B2
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正倫 佐藤
斉藤  均
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はビデオプリンタ、とくに、映像信号から可視
画像のハードコピーを形成するビデオプリンタに関す
る。
背景技術 従来、ビデオプリンタとして知られている可視画像記
録装置は、次のようなものがある。
たとえば、本出願人の係属中の特許出願、特開昭62−
16695には、電子スチルカメラで撮影された画像の映像
信号を受けてCRTにこれを再生し、このCRT画像をカラー
印画紙に記録する画像記録装置が記載されている。ま
た、CRTの表示画像でインスタント感光材料を露光する
方式をとり、光ファイバまたはレンズによる結像光学系
を使用する装置もある。さらに、たとえば特公昭64−10
991(特開昭58−212287)に記載のように、熱拡散性の
染料を受像媒体に転写させて画像のハードコピーを得る
サーマルプリンタも提案されている。
しかし、これらのいずれの装置も、簡易な装置ではな
く、たとえばポケットに入れて携帯可能なほどに小型化
されてはいない。
本出願人は、このような問題を解消し、映像信号から
簡易に可視画像のハードコピーを得られる小型のビデオ
プリンタを、たとえば特願平1−237094により提案して
いる。このプリンタは、映像信号によって駆動され、白
黒画像が表示される液晶パネルを感光記録媒体に密着
し、光源からの光をフィルタを通して液晶パネルに導い
て表示画像を感光記録媒体に露光し、その後、現像して
ハードコピーのプリントを得るものである。このような
プリンタによれば、簡易にハードコピーを得ることがで
き、装置も小型化できる。
ところで、上記のように映像信号に応じた画像を液晶
パネルに表示し、この画像を感光記録媒体に露光する場
合には、得られるハードコピーの画質を高品質とするた
めに液晶パネルの画素数が問題となる。現在市販されて
いる液晶の画素数はたとえば7、8、9、21万画素であ
り、多画素の液晶パネルは入手が困難または高価であ
る。したがって画素数の多い十分に高品質の画像のハー
ドコピーを得ることが難しいという問題があった。
また、上記のように映像信号に応じた画像を液晶パネ
ルに表示し、この画像を感光記録媒体に露光する場合に
は、露光が不十分となる問題がある。すなわち、液晶パ
ネルには液晶電極の駆動用の配線等を収容するための光
遮断領域を設けられている(開口率が100%以下にな
る)。したがって、光源からの光を液晶パネルに導いて
表示画像を感光記録媒体に露光する場合に、液晶パネル
の光遮断領域に対応する部分は感光記録媒体が露光され
ないため、たとえばポジ−ポジ型の感光材料により露光
した場合に、白い部分が完全な白とならず灰色となる、
いわゆるかぶりの大きい画像となってしまう。このよう
に、液晶パネルを用いて露光を行う場合には、光遮断領
域によって露光量が不十分となる問題がある。
目的 本発明はこのような問題を解消し、画素数の少ない液
晶パネルを用いて高品質のハードコピーを得るととも
に、適切な露光量を得ることのできるビデオプリンタを
提供することを目的とする。
発明の開示 本発明によれば、画像を表わす映像信号を受けて映像
信号に応じて画像を黒白画像として液晶パネルに表示
し、表示された画像を感光記録媒体に可視画像として記
録するビデオプリンタは、映像信号を入力する入力端子
と、感光記録媒体を収容する記録媒体収容部と、感光記
録媒体の感光面に対応して配設され、単位画素領域がそ
れぞれ矩形に形成された液晶パネルと、感光記録媒体が
感光可能な波長域の感光用光を発生する光源と、感光用
光を光源から液晶パネルへ実質的に平行な光束として導
く光学系と、入力端子に映像信号を受け、映像信号に応
じて液晶パネルに画像を表示させるとともに、液晶パネ
ルと感光記録媒体との位置を移動させ、かつ光源を制御
する制御手段とを有し、液晶パネルは、光源から発生さ
れた感光用光により映像信号に応じた画像を露光可能な
透過領域が、単位画素領域の縦および横方向のそれぞれ
整数分の1の長さに形成され、単位画素領域のその他の
部分は光源から発生された感光用光が遮断される光遮断
領域とされ、制御手段は、入力端子に映像信号を受ける
と、単位画素領域を構成する透過領域の数に応じて映像
信号を構成する画素データを透過領域の数の隣接する画
素データごとに分割し、分割された画素データを液晶パ
ネルの単位画素領域に対応させ、分割された画素データ
からそれぞれ1つの画素データを読み出して液晶パネル
に画像を表示させ、光源を発光させて液晶パネルに表示
された画像を感光記録媒体の感光面に露光する動作を、
単位画素領域を構成する透過領域の数に応じて液晶パネ
ルと感光記録媒体との位置を移動させることにより、複
数回行わせ、映像信号の表す画像を感光記録媒体に露光
するものである。
実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明によるビデオプリンタ
の実施例を詳細に説明する。
第1図、第2図および第3図を参照すると、本発明に
よるビデオプリンタをコンパクトな筐体に収納されたプ
リンタに適用した実施例が示されている。
このプリンタは、入力端子46にカラー映像信号を受
け、その表わす画像を3原色成分信号RGBごとに液晶パ
ネル18に表示し、カラーフィルタ54を用いてRGBの成分
光を液晶パネル18に入射させることにより、記録媒体78
にハードコピーとして記録するカラー画像記録装置であ
る。
本プリンタの特徴とするところは、ハードコピーを得
るための画像を構成する画素データを、たとえば縦横に
隣接する4つの画素データごとにグループ化することで
ある。各グループの4つの画素データの中から、1つの
画素データをそれぞれ読み出して液晶パネル18に表示
し、記録媒体78を露光する。次に液晶パネル18を記録媒
体78に対して隣接する画素の位置に移動し、各グループ
の4つの画素データの中から、次の画素データをそれぞ
れ読み出して液晶パネル18に表示し、記録媒体78を露光
する。このような動作を4回繰り返すことにより、各グ
ループの隣接する4つの画素データを順次読み出し、液
晶パネルの画素数の4倍の画素数のハードコピーを得る
ものである。なお、隣接する画素データのグループ化は
4つの画素に限らず、後述する透過領域の大きさに応じ
て任意の数とすることができる。
液晶パネル18は第8図に示すように、矩形のマトリク
スアレイに多数の液晶表示素子が2次元に配列され、映
像信号に応じた駆動入力36で駆動されると、階調を有す
る黒白画像に可視化する画像可視化デバイスである。こ
の駆動入力36は、後述のように駆動回路44から供給され
る。液晶パネル18は周知のように、映像信号に応じて駆
動されると、映像信号の表わす画素の濃度に対応して光
の透過率を変える。したがって、パネル18の一方の主面
に入射した光34は、映像信号の濃度成分に応じて輝度変
調され、他方の主面42から射出される。本実施例では、
駆動回路44および液晶パネル18は、いわゆるアクティブ
マトリクス駆動方式をとっている。そのための走査タイ
ミング信号は、制御回路50より制御線74を経て供給され
る。
このような液晶パネル18を用いて液晶パネル18の画素
数よりも多い画素数の画像を記録媒体78に露光するた
め、また、後述する光遮断領域102に対応する部分をも
露光するため、本装置には、パネル移動機構28が設けら
れている。パネル移動機構28は、制御回路50から送られ
る制御信号に応じて、液晶パネル18の記録媒体78に対す
る位置を後述のように移動させる。パネル移動機構28
は、制御回路50からの制御信号によって液晶パネル18を
記録媒体78に対して所定の距離だけ移動できるものであ
ればよい。
パネル移動機構28としては、たとえば第4図に示すよ
うに、電歪効果を有する圧電素子を用いた移動機構が使
用される。同図に示すように、制御回路70からの制御信
号がトランジスタQ1に入力されると、これに応じて圧電
素子128に流れる電流が変化し、圧電素子128に歪が生じ
る。圧電素子128の歪に応じて、液晶パネル18が移動さ
れる。このようなパネル移動機構28が液晶パネル18の縦
および横方向に設けられ、液晶パネル18が後述するよう
に移動される。このように、印加された電圧に応じて圧
電素子128に生じた伸び縮みによって液晶パネル18を移
動する。
なお、パネル移動機構28としては、圧電素子に変え
て、バイメタルを用いて生じた歪により液晶パネル18を
移動してもよい。さらに、磁歪効果を有する材料による
移動機構を使用してもよいし、ステップモータ、ネジ送
り機構、カム、くさび等を用いた移動機構を利用しても
よい。
液晶パネル18は、入力端子46から入力されたカラー映
像信号を3原色成分信号RGBごとに次のようにフレーム
メモリ62から読み出す。
第9図に示すように1つの画像を構成する画素データ
において、たとえば縦横に隣接する4つの画素データA
1,A2,A3,A4により1つのグループを構成する。同様に4
つの画素データB1,B2,B3,B4により次のグループを構成
し、以下同様に4つずつのデータによってグループを形
成する。
このような4つの画素データは、例えば画素データA
1,A2,A3,A4の場合、第10図に示すようにA1,A2,A3,A4の
順でフレームメモリ62から読み出される。最初のグルー
プから画素データA1が読み出されている時には他のグル
ープから画素データB1,C1,…が読み出される。次に、画
素データA2が読み出されている時には他のグループから
画素データB2,C2,…が読み出される。
このように読み出された画素データA1,B1,C1…、A2,B
2,C2,…、A3,B3,C3,…、A4,B4,C4…は、それぞれ液晶パ
ネル18に表示し、後述するように液晶パネル18を記録媒
体78に対して移動し、4つの位置で4回露光することに
よって、すべての画素データを露光し、元の画像を形成
する。また、後述する4つの位置で露光することによっ
て後述の光遮断領域102による影響をなくすことができ
る。
液晶パネル18には、第5図および第6図に示すよう
に、液晶シャッタ100を駆動させるための駆動素子や電
極配線類のある光遮断領域102が、ガラス支持基板の主
面上に設けられている。第5図および第6図は液晶パネ
ル18の断面の略図を示す。第5図は液晶シャッタ100の
遮断状態を示し、第6図は液晶シャッタ100の透過状態
を示す。
光遮断領域102は光源12からの光を遮断する。したが
って駆動素子等のない透過領域104のみが光34を透過可
能である。液晶シャッタ100が駆動素子により遮断状態
に設定されているときは光34は通過しないが(第5
図)、液晶シャッタ100が透過状態に設定されていると
き光34は液晶シャッタ100および透過領域104を透過する
(第6図)。本実施例においては、それぞれの液晶シャ
ッタ100領域ごとに、光が透過可能な透過領域104は光遮
断領域102に囲まれ、透過領域104の縦横の各辺の長さ
は、その周囲の光遮断領域102を含んだ各液晶シャッタ1
00領域の縦横の長さの2分の1にされている。したがっ
て、記録媒体78に画像を露光可能な透過領域104の面積
は、液晶パネル18全体の面積の4分の1にされている
(開口率25%)。液晶そのものの開口率が25%以上ある
ときは、マスクを配置して25%にしてもよい。
このように液晶パネル18の開口率が25%の場合には、
次のように液晶パネル18を移動し、光遮断領域102に対
応する部分をも露光する。
第12A図〜第12C図に示すように、液晶パネル18は各透
過領域104の長さ分、すなわち各液晶シャッタ100領域の
2分の1の長さずつ、縦横に移動される。
すなわち、第11図に示すように、まず透過領域104が
位置301に置かれ、画素データA1,B1,C1…によって駆動
され、液晶パネル18に画像が表示され、露光が行われ
る。次に透過領域104が同図の位置302にくるように、す
なわち位置301の右方において位置301に接する位置302
にくるように、液晶パネル18が移動され、画素データA
2,B2,C2…によって画像が表示され、露光が行われる。
この時の液晶パネル18の位置は第12A図に一点鎖線で示
されている。
さらに、液晶パネル18は第11図の位置303にくるよう
に、すなわち位置302の下方において位置302に接する位
置にくるように移動され、画素データA3,B3,C3,…によ
って画像が表示され、露光が行われる。この時の液晶パ
ネル18の位置は第12B図に二点鎖線で示されている。
同様に、液晶パネル18は第11図の位置304にくるよう
に、すなわち位置301の下方において位置301に接する位
置にくるように移動され、画素データA4,B4,C4,…によ
って画像が表示され、露光が行われる。この時の液晶パ
ネル18の位置は第12C図に点線で示されている。
このように液晶パネル18の位置を移動し、4種類の画
素データによって4回露光することにより、光遮断領域
102に対応する部分をも露光する。
上記のように液晶パネル18を移動させることなく、1
つの位置でのみ露光を行った場合には、駆動素子等の配
置された光遮断領域102が光34を遮断するので、液晶パ
ネル18の一方の主面側におけるX軸方向の座標と光量と
の関係は第7図のようになる。したがって、たとえばポ
ジ画像の白い画像を表す場合に、露光量が十分となら
ず、画像が灰色となる欠点がある。
これに対して本実施例のプリンタによれば、液晶パネ
ル18の位置を移動し、光遮断領域102によって遮断され
る部分が残らないように4回露光するから、露光量が不
十分となることがなく、たとえばポジ画像の白い画像が
灰色となる欠点が生じない。
第13図に、ネガ−ポジ型感光材料(ネガ型)およびポ
ジ−ポジ型(ポジ型)感光材料の感光シート78の感光特
性が示されている。
ポジ−ポジ型シート78の特性曲線より、露光量は液晶
シャッタ100が遮断状態のとき最小となるので、画像濃
度は最大になり、これをA点とする。一方、ポジ−ポジ
型シート78が完全に露光されたときの画像濃度は最小と
なり、これをB点とする。液晶シャッタ100が透過状態
の場合に、駆動素子領域102の影になる部分では光34が
回折、散乱、反射等するため露光量が最小にはならず、
E点の表わす濃度になる。したがって白の部分を含む画
像を露光し、現像した感光シート78を肉眼で見た場合に
感じられる白の部分の濃度は、枠の影になる領域と光が
通過する領域との面積を考慮した平均濃度に略等しくな
るのでE点とB点の加重平均であるF点になる。
一方、ネガ−ポジ型シート78の特性曲線については、
液晶シャッタ100が遮断状態のとき画像濃度が最小とな
りこれをC点とする。一方、完全に露光したときの画像
濃度は最大になりこれをD点とする。液晶パネル18の駆
動素子領域102の影になる部分はポジ−ポジ型シート78
の場合と同様に濃度が最小とはならず、G点の表わす量
になる。したがって白の部分を含む画像を露光した感光
シート78の現像後の白の部分に対する平均濃度はH点の
表わす量となる。
このように、ポジ−ポジ型もネガーポジ型も光遮断領
域102の影響を受けるので、たとえばポジ−ポジ型シー
ト78の場合は白色が灰色(カブリの大きな画像)にな
り、ネガ−ポジ型シート78の場合は黒色(Dmax)の濃度
がやや低下する。この場合、視覚的にはポジ−ポジ型シ
ート78によるカブリの大きい画像の方が画質が低い。し
たがって、本プリンタによって光遮断領域の影響を除去
し、完全な露光を行った場合には、ポジ−ポジ型シート
78を用いるプリントの場合に特に効果が大きい。なお、
ネガ−ポジ型シート78に対しても効果はあり、Dmaxが十
分に大きくなる(第13図のD点になる)。
また、本実施例によれば、上記のように液晶パネル18
の位置を移動し、隣接する4つの画素をそれぞれ露光す
るから、液晶パネル18の画素数の4倍の画素数の画像を
露光することができ、高品質の画像を得ることができ
る。
第1図〜第3図に示す本実施例のプリンタの他の機構
部について説明する。
この装置は基本的には、全体として直方体の筐体10の
内部に光源12、ミラー14および16、液晶パネル18、現像
ローラ20および電源76が図示のように配設されて構成さ
れている。筐体10の上部は、図示のように、その主要部
分が開口し、これに開閉可能な2つの蓋22および24が設
けられている。蓋22および24の内側には、ミラー14およ
び16がそれぞれ装着されている。両蓋22および24はジャ
バラ26で連結され、筐体10の開口を光学的に遮光してい
る。これによって筐体10の内部空間は、暗箱に形成され
ている。
光源12は、図示のように筐体10の内部の左端部付近に
配設されている。液晶パネル18は、筐体10の内部空間の
ほぼ中央に位置し、パネル移動機構28によって筐体10に
支持されるとともに、前述のように感光シート78に対し
て位置を変えるように移動される。蓋22は、ヒンジ30に
よって手操作にて回動可能に筐体10に支持され、第2図
に示すように水平に対して45°よりやや大きめの所定の
位置まで開放し、その位置で保持される。同様に蓋24
は、ヒンジ32によってやはり手動で回動可能に筐体10に
支持され、図示のように水平に対して45°よりやや小さ
めの所定の位置まで開放し、その位置で保持される。
光源12、ミラー14および16、ならびに液晶パネル18
は、蓋22および24を所定の角度位置まで開いて固定した
ときに、光源12から射出された光束34が図示のように2
つのミラー14および16で反射され、ほぼ平行光として液
晶パネル18の一つの主面40にほぼ垂直に近い角度で入射
するような位置関係にある。蓋22および24の所定の位置
までの開放に応動するスイッチ70が設けられている。こ
のスイッチ70は、第1図に示すように制御回路50に接続
され、蓋22および24の所定の位置までの開放を制御回路
50で検出することを可能にしている。
開閉の蓋22および24を閉じると、筐体10の全体の様子
は、第3図に示すような平坦な状態になる。これにより
本装置は、たとえば、少なくともポケットに入れて携帯
できる程度のコンパクトな形状に変化する。
フィルムパック38は、たとえばインスタント写真の感
光部材などの感光性記録媒体78を複数収容したフィルム
パック38が有利に適用される。このタイプのフィルムパ
ック38の感光部材は、周知のように、感光シート78と、
このシートの端縁に設けられた現像剤を収納した袋とか
らなり、これが複数、積み重ねられてパックに収容され
ている。感光シート78に潜像を記録後、現像剤の袋を破
壊して感光シート78に現像剤を展開することによって潜
像が可視化される。この現像剤の展開の目的で、本装置
には1対の現像ローラ20が設けられている。筐体10の側
面には、フィルムパック38を装填するための開口(図示
せず)が開設され、フィルムパック38はこれを通して筐
体10の内部に装填され、また排出される。
感光記録媒体78は、このようなインスタント写真の感
光材料に限定されない。たとえば、通常のカラー印画紙
や、熱現像型銀塩感光材料が適用される。感光材料とし
ては熱現像型銀塩感光材料が好ましい。また、黒白画像
の記録の場合は、通常の黒白印画紙でもよい。これらの
印画紙を用いる場合は、現像剤を印画紙に施す適当な現
像機構が現像ローラ20の代りに設けられる。
第2図に示すように、フィルムパック38内に積み重ね
られた感光シート78の最上部のもの78は、矢印48で示す
ように、現像ローラ20の駆動によりパック38の一方の側
面から排出可能である。現像ローラ20は、1対のローラ
が接触して回動可能に筐体10に支持され、現像ローラ駆
動回路52によって制御回路50の制御の下に駆動される。
感光シート78の排出のための開口80が筐体10の側面に図
示のように設けられている。なお現像ローラ20は、この
ような自動駆動方式によらず、たとえば手操作にて感光
記録媒体78の端部を矢印48の方向に引き出すなどの手操
作駆動方式をとってもよい。
液晶パネル18は、パネル移動機構28により前述のよう
に移動されるとともに、図示しない支持機構によって第
2図の上下方向にも移動可能に筐体10に支持されてい
る。動作状態では、フィルムパック38内に積み重ねられ
た感光シート78の最上部のもの78の感光記録面にパネル
18の下側の主面42が密着するように液晶パネル18を下降
させる。感光シート78はパック38内の押圧バネ(図示せ
ず)によって上方に常時押圧されている。フィルムパッ
ク38から最上層の感光シート78を排出するときは、制御
回路50の制御の下に支持機構はパネル18を若干の距離だ
け上方に移動させることができるように構成されてい
る。液晶パネル18が常に感光シート78の表面に接触する
ように構成してもよい。
感光材料と液晶パネルが接触した状態で相対移動させ
てもよい。また、両者は露光時に必ずしも密着している
必要はなく、数十μm〜数百μmのギャップがあっても
よい。露光の光線の平行度が良いほど、ギャップは大き
くてもよい。
液晶パネル18は、このように、少なくとも動作状態に
おいて最上部の記録媒体78の画像記録面と密着する。ま
た、光源12から発生された光34は、ミラー14および16を
含む光学系によってほぼ平行な光として液晶パネル18の
主面40に入射する。これによって、記録媒体78への明瞭
な画像の記録が保証される。
ところで光源12は、白色光またはそれに近い可視光34
を発生するタイプのものが有利に使用される。単一の光
源でもよく、または複数の光源を配設して白色光または
近似白色光を発生させてもよい。たとえば発光ダイオー
ド、ストロボ(キセノンランプ)、タングステンラン
プ、蛍光管、エレクトロルミネセンス素子またはプラズ
マ放電管などのいずれでもよい。光源12は、制御回路50
の制御の下に、光源駆動回路66によって駆動される。
光源12の直前の光路34中には、図示のようにカラーフ
ィルタ54が配設されている。カラーフィルタ54は、たと
えば3原色RGBのうちの異なる1つをそれぞれ透過する
3枚のフィルタで構成されている。図の複雑化を避ける
ため、3枚のフィルタのうちの1枚しか図示されていな
いが、これらのフィルタ54は、フィルタ駆動機構56によ
って支持され、制御回路50の制御の下に、いずれか1枚
のみが選択的に光源12からの光路34中に挿入されるよう
に構成されている。これによって、光源12から発生され
た白色光34は、RGBのいずれかの成分光として液晶パネ
ル18に入射することができる。
光源12は、このような単一の光源の構成とせず、3原
色成分RGBのそれぞれに対応する3つの光源を設けても
よい。たとえば、それら3つの光源を三角形に配置し
て、それぞれにRGBフィルタのいずれかを配設するよう
に構成してもよい。または、たとえば発光ダイオードま
たはエレクトロルミネセンス素子を用いて、光源12自体
より3原色光を発生させるように構成してもよい。その
場合、フィルタ54のようなフィルタと、フィルタ駆動機
構56は不要であり、光源駆動回路56はこれら3成分色の
光源を選択的に発光させる機能を有する。さらに、この
ような加色法の成分光を生成する方式をとらず、減色法
でもよい。
第1図を参照すると、映像信号入力端子46はAD変換回
路82に接続されている。入力端子46に入力される映像信
号は、たとえばTV信号または電子スチルカメラの信号形
式のものでよい。AD変換回路82は、入力端子46から入力
される映像信号をディジタルデータに変換する。AD変換
回路82からの出力は、映像信号回路58に接続されてい
る。現像信号回路58は、入力される映像信号を3原色成
分RGBのデータに変換する信号処理回路である。その出
力60はフレームメモリ62のデータ入力に接続されてい
る。なお、映像信号回路58においてAD変換を合わせて行
うようにしてもよい。入力端子46に入力される映像信号
は、勿論、3原色成分信号RGBの形をとってもよく、ま
たそのようなタイプのディジタルデータであってもよ
い。このような場合、AD変換回路82または映像信号回路
58は不要である。
フレームメモリ62は、このようなRGB成分データを1
フレーム分、蓄積する蓄積回路である。フレームメモリ
62は、制御回路50によってその読出しおよび書込みを制
御され、その読出しデータ出力64は液晶パネル駆動回路
44に接続されている。本装置においては特に、第8図の
画素データA1,B1,C1,…、A2,B2,C2,…、A3,B3,C3,…、A
4,B4,C4,…、がそれぞれフレームメモリ62から読み出さ
れる。駆動回路44は、フレームメモリ62から読み出され
る上記4種類のデータの3原色成分データに従って面順
次で液晶パネル18の個々の画素セルをラスタ駆動する。
制御回路50は本装置全体の動作を統括、制御する機能
部である。制御回路50には操作表示部68が接続され、こ
れにより操作者が手操作により指示を入力し、また装置
の状態を操作者に表示することができる。制御回路50は
特に、前述のように4種類の画素データがフレームメモ
リ62から読み出されるのに対応して、液晶パネル18を第
11図の4つの位置111,112,113,114に移動させるための
制御信号をパネル移動機構28へ出力する。電源76は、液
晶パネル18および光源12などを含む本装置内の電気回路
要素に給電する、たとえば乾電池や2次電池などの直流
電源である。
動作について説明する。
フィルムパック38を筐体10の内部に装填すると、液晶
パネル18は、制御回路50の制御の下にパネル移動機構28
によって第2図に示す位置まで下降する。これによっ
て、フィルムパック38内に積み重ねられた感光シートの
最上部のもの78は、その記録面がパネル18の下側の主面
42に密着する。蓋22および24を開いて第2図に示す所定
の位置で保持させる。この状態は、スイッチ70により制
御回路50で検出される。
たとえば電子スチルカメラ再生機などの映像信号源の
出力を映像信号入力端子46に接続する。操作表示部68を
操作して映像信号の読込みを指示すると、制御回路50
は、制御線73、71および72によりそれぞれAD変換回路8
2、映像信号回路58およびフレームメモリ62を制御し
て、入力端子46に入力される映像信号を取り込む。AD変
換回路82は入力される映像信号をディジタルデータに変
換し、映像信号回路58はこれを所定の形式、たとえばRG
B色成分信号のデータに変換する。変換された色成分信
号はフレームメモリ62に格納される。
操作表示部68を操作して画像のプリント指示を入力す
ると、制御回路50はこれに応動して、まず、フィルタ駆
動機構56を制御し、フィルタ54のうちから特定の色成
分、たとえばR成分のフィルタを選択して光源12からの
光路34に挿入する。これとともに、フレームメモリ62に
制御信号を出力し、R成分データの第1の画素、すなわ
ち第8図の画素データA1,B1,C1…の読み出しを指示す
る。フレームメモリ62からはそこで、画素データA1,B1,
C1…のR成分データが読み出され、このデータは、駆動
回路44により増幅され駆動信号としてその出力36から液
晶パネル18に供給される。これによって液晶パネル18
は、上記画素データのR成分信号によって駆動され、そ
の白黒画像を可視化する。液晶パネル18は、この時、感
光シート78に対して第11図の位置111に置かれている。
液晶パネル18の駆動と同期して制御回路50は、光源駆
動回路66を制御し、光源12を所定の期間、発光させる。
こうして、画素データA1,B1,C1…のR色成分の画像が液
晶パネル18を位置111に置いた状態で感光シート78に潜
像として記録される。
次に制御回路50はパネル移動機構28に制御信号を送
り、液晶パネル18を感光シート78に対して位置112に移
動させる。また、フレームメモリ62に制御信号を出力
し、R成分データの第2の画素、すなわち第9図の画素
データA2,B2,C2,…の読み出しを指示する。フレームメ
モリ62からはそこで、画素データA2,B2,C2,…のR成分
データが読み出され、このデータは、駆動回路44により
増幅され液晶パネル18に供給される。これによって液晶
パネル18は、領域202のR成分データによって駆動さ
れ、その白黒画像を可視化する。制御回路50は、光源駆
動回路66を制御し、光源12を所定の期間、発光させる。
こうして、画素データA2,B2,C2…のR色成分の画像が液
晶パネル18を位置112に置いた状態で感光シート78に潜
像として記録される。
同様にして液晶パネル18を感光シート78に対して位置
113,114に移動させ、画素データA3,B3,C3…およびA4,B
4,C4…のR成分を読み出して液晶パネル18に表示し、そ
れぞれ感光シート78に露光し、潜像を形成する。このよ
うにしてR成分データの画像の潜像が感光シート78に形
成される。
R色成分の画像の記録が終了すると、制御回路50は、
残りの色成分、たとえばGおよびB成分の画像について
も、フィルタ54を順次、その色のフィルタにして、これ
とともにフレームメモリ62から対応する色成分データを
4種類の画素ごとに読み出し、液晶パネル18の位置を前
記と同様に4種類の画素ごとに対応させて移動して液晶
パネル18を駆動し、同時に光源12を駆動することによっ
て、それらの画像を同じ感光シート78に重ねて記録す
る。制御回路50は、RGB成分画像のそれぞれについて光
源12による感光シート78の露光時間を調整することによ
って、原画像の色補正を行なうことができる。つまり、
こうして感光シート78に重畳露光されて完成したカラー
画像は、色補正を施されたものとなる。
3原色潜像の記録を終了すると、制御回路50は、パネ
ル移動機構28を制御して液晶パネル18を若干距離だけ上
方に持ち上げ、現像ローラ駆動回路52を制御して現像ロ
ーラ52を駆動する。これによって、記録済みの感光シー
ト78はフィルムパック38から円滑に経路48に給送され、
その途中で現像ローラ20によって現像される。感光シー
ト78がインスタント写真用のものであれば、この過程で
現像剤が展開され、潜像が現像され、定着される。こう
して、入力46の映像信号の表わすカラー画像が記録媒体
78に顕像化され、記録媒体78は、開口80を通って排出さ
れる。
使用しないときは、第3図に示すように、蓋22および
24を折り畳む。制御回路50は、スイッチ70によりこの状
態を検出して装置全体の機能を停止させる。
以上の説明では1つの色(R)について、液晶パネル
18の位置を変えて4つの位置(111,112,113,114)で4
回露光し、これを3つの色成分について繰り返している
が、1回の露光(111)についてR,G,Bと露光の色を変え
てもよい。この場合には他の3回の露光(112,113,11
4)についてもR,G,Bと切り換えて露光する。この方法に
よれば、液晶パネル18を機械的に移動させる回数は4回
で済むが、前述の方法では12回の移動が必要である。
上記のように色成分R,G,Bの4つの位置の画素データ
ごとに、液晶パネル18の位置111,112,113,114における
感光シート78の露光を行うことにより、液晶パネル18の
光遮断領域の影響をなくすことができる。
前述のように液晶パネル18の透過領域の各辺の長さは
光遮断領域を含む単位画素領域(各液晶シャッタ)の長
さの2分の1に形成され、透過領域の面積は単位画素領
域の4分の1にされている。したがって、このような液
晶パネル18を前述のように4回移動して同一の映像信号
により露光を行えば、光遮断領域によって本来露光でき
ない部分についても露光を行うことができる。したがっ
て、露光不足によるカブリなどのない美しいプリントを
得ることができる。しかも、4回の露光によって、光遮
断領域を含む単位画素領域全体を重複することなく露光
するから、複数回露光による過露光の弊害もない。すな
わち、液晶パネル18の透過領域の面積が単位画素領域の
4分の1にされているから、単位画素領域で露光されな
い部分は発生せず、また、重複して露光される部分も生
じない。
しかも、液晶パネル18の位置を変えて4種類の画素デ
ータによって4回露光を行っているから、液晶パネル18
の画素数の4倍の画素数の画像を形成でき、高品質のハ
ードコピーを得ることができる。したがって、たとえば
オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用またはカラース
ライド用の透明フィルムへの画像形成のように、高画
素、高品質を要求されるハードコピー画像の形成に適し
ている。
なお、上記の実施例においては、液晶パネル18の透過
領域および単位画素領域を正方形としているが、これら
が長方形のものについても本発明のプリンタは適用でき
る。その場合には透過領域の長辺および短辺の長さをそ
れぞれ単位画素領域の長辺および短辺の長さの2分の1
とすればよい。
もちろん、厳密に2分の1である必要はなく、略2分
の1であれば十分に本発明の効果がある。また、開口部
は完全な矩形である必要はなく、各画素ごとに設けられ
ている駆動用回路素子の部分が突出していてもよい。こ
の突出部分が開口部の10〜20%程度であれば、この部分
を除外した矩形を考えてもよい。
また、液晶パネル18として量産品を流用し、開口率が
25%より大きい場合には、液晶パネル18にマスクを配置
して25%の開口率になるようにしてもよい。また、液晶
パネル18の量産品の開口率が25%以下の場合には、mxn
回の露光ができるようにマスクの開口率を選ぶことがで
きる。ただし、m、nはm≧2、n≧2の整数である。
たとえばm=3、n=2とすれば、これは開口率16.7%
に相当する。m=4、n=2ならば、開口率12.5%とな
る。
このように透過領域の単位画素領域に対する面積、す
なわち開口率に応じて液晶パネル18の移動回数および露
光回数を変化させれば、液晶パネル18の画素の整数倍の
画素の画像をプリントすることができる。
なお、上記の実施例においては4つずつの画素により
グループ化されたものをフレームメモリ62から順次読み
出して液晶パネル18を駆動しているが、フレームメモリ
62からの読み出しの制御に換えて、入力端子46へ入力さ
れる画素データが順次4種類のデータとなるようにして
もよい。このように入力端子に入力される画素データを
4種類のデータとなるようにするには、たとえば、被写
体を撮像デバイスで撮像する際に、被写体または撮像デ
バイスの位置を移動させることにより第9図の画素デー
タA1,B1,C1…、A2,B2,C2…、A3,B3,C3…、A4,B4,C4…が
順次入力端子46に入力されるようにすればよい。
さらに、上記の実施例はコンパクトな筐体に収納され
たプリンタであるが、本発明は液晶パネルを用いて露光
するプリンタであればよく、このような筐体に収納され
たプリンタに限られない。たとえば液晶パネルに表示さ
れた画像をレンズを通して感光材料に露光し、プリント
する装置、たとえば引き延ばし機能(拡大、縮小)を有
するプリント装置にも適用できる。
また、上記の実施例のように、液晶パネルを介してハ
ードコピーを形成する感光材料を直接露光するものの
他、光導電性の材料に露光を行い、形成された潜像を記
録媒体に転写することによって記録を行うものにも適用
できる。
さらに上記の種々の実施例において、液晶パネルを移
動させるかわりに感光材料の方を移動させてもよい。
以上の説明においては、感光材料は可視域にのみ感度
を有する場合であるが、感光材料は必ずしも可視域のみ
が感光波長域である必要はない。たとえば出願人が販売
しているピクトログラフィーという商品名のハードコピ
ーシステムに使用されている感光材料は、イエロー、
赤、赤外光に感光し、それぞれイエロー、マゼンタ、シ
アンの染料を放出する。このような感光材料を用いた実
施例も本発明に含まれる。
上記の各実施例においては、カラー映像信号を用いて
カラー画像をプリントしているが、本発明は白黒画像の
プリントにも適用できることはもちろんである。白黒画
像のプリントの場合にはフレームメモリ62から白黒画像
の映像信号を液晶パネル18に送ればよく、フィルタ54は
不要である。
効果 このように本発明によるビデオプリンタは、液晶表示
パネルと記録媒体との位置関係を移動させ、これに対応
する画素データによって複数回露光し、記録媒体に画像
を記録する構成をとっているので、液晶表示パネルの画
素数に比較して画素数の多い画像を形成でき、高品質の
画像を得ることができる。また、液晶表示パネルにより
露光しているから、プリント時間も短く、コンパクトな
装置とすることも容易であり、また量産化された液晶パ
ネルを使用できるので安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるビデオプリンタの回路構成例を示
す機能ブロック図、 第2図は同実施例を使用状態にて示す側断面図、 第3図は同実施例の非使用状態を示す側断面図、 第4図は第1図のパネル移動機構部の一例を示す回路
図、 第5図は遮断状態の液晶パネルを示す図、 第6図は透過状態の液晶パネルを示す図、 第7図は透過状態の液晶パネルの光量を示す図、 第8図は液晶パネルの画素領域の配置を示す図、 第9図は第1図のフレームメモリから読み出される画素
データを示す図、 第10図は読み出される1組の画素データを示す図、 第11図は液晶パネルの透過領域の移動順序を示す図、 第12A図〜第12C図は液晶パネルの透過領域の移動位置を
示す図、 第13図はポジ−ポジ型シートおよびネガ−ポジ型シート
の画像濃度と露光量との関係を示す図である。 主要部分の符号の説明 12……光源 18……液晶パネル 20……現像ローラ 28……パネル移動機構 54……フィルタ 78……感光シート 100……液晶シャッタ 128……圧電素子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を表わす映像信号を受けて該映像信号
    に応じて前記画像を黒白画像として液晶パネルに表示
    し、表示された該画像を感光記録媒体に可視画像として
    記録するビデオプリンタにおいて、該プリンタは、 前記映像信号を入力する入力端子と、 前記感光記録媒体を収容する記録媒体収容部と、 前記感光記録媒体の感光面に対応して複数の記録画素が
    配設された液晶パネルであって、1つの記録画素を含む
    単位画素領域がそれぞれ矩形に形成されてそれぞれ隣接
    して配列された液晶パネルと、 前記感光記録媒体が感光可能な波長域の感光用光を発生
    する光源と、 該感光用光を該光源から前記液晶パネルへ実質的に平行
    な光束として導く光学系と、 前記入力端子に映像信号を受け、該映像信号に応じた画
    像を前記液晶パネルに表示させるとともに、前記液晶パ
    ネルと前記感光記録媒体との位置を移動させ、かつ前記
    光源を制御する制御手段とを有し、 前記単位画素領域は、前記感光用光を遮断する光遮断領
    域であって、該単位画素領域と該光遮断領域との面積に
    応じた開口率の透過領域にて前記感光用光を透過させて
    該単位画素領域の縦および横方向のそれぞれ整数分の1
    の長さの前記記録画素を形成する光遮断領域を含み、前
    記透過領域は、前記感光用光を透過させて、前記映像信
    号に応じた画像を前記感光記録媒体に露光させる領域で
    あり、 前記制御手段は、前記入力端子に映像信号を受けると、
    前記映像信号を構成する画素データを前記透過領域の開
    口率に応じて複数のブロックに分割し、該分割されたブ
    ロックを前記単位画素領域にそれぞれ対応させ、 該分割された複数のブロックの画素データからそれぞれ
    1つの画素データを読み出して前記液晶パネルに画像を
    表示させ、前記光源を発光させて前記液晶パネルに表示
    された画像を前記感光記録媒体の感光面に露光する動作
    を、前記液晶パネルと前記感光記録媒体との位置を該単
    位画素領域の縦および横方向の整数分の1の長さずつ相
    対的に移動させ、該透過領域の位置に応じて前記液晶パ
    ネルへの表示画像をそれぞれ切り換えて複数回行なわせ
    て、前記分割されたブロックの複数の画素を前記単位画
    素領域にそれぞれ形成することを特徴とするビデオプリ
    ンタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のビデオプリンタにおい
    て、 前記液晶パネルは、前記単位画素領域の縦および横方向
    のそれぞれ2分の1の長さの透過領域を形成するように
    前記光遮断領域が形成され、 前記制御手段は、前記映像信号を構成する画素データ
    を、隣接する4つの画素データごとに前記単位画素領域
    に対応させ、該4つの画素データのうち1つの画素デー
    タを読み出して前記露光を行う動作を、前記液晶パネル
    と前記感光記録媒体との位置を該単位画素領域の縦およ
    び横方向の2分の1の長さずつ相対的に移動させ、前記
    読み出す1つの画素データをそれぞれの位置にて切り換
    えて、4回行うことを特徴とするビデオプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のビデオプリンタにおい
    て、前記入力端子、記録媒体収容部、液晶パネル、光源
    および光学系が筐体に収容され、前記液晶パネルは前記
    感光記録媒体の感光面に密着して配設されることを特徴
    とするビデオプリンタ。
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