JP4793040B2 - 車両用音楽自動取得装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に備えられ、一方向無線放送から音楽を自動的に取得する車両用音楽自動取得装置に関する。
近年、サーバに対してユーザが取得したい音楽を要求し、それに基づいてサーバからその音楽がダウンロードできる技術、所謂、オンデマンド配信技術が実用化されている。これは、双方向通信が可能であることが必要である。
一方で、通常のFM放送のように、一方向の無線放送によっても音楽は送信されている。家庭内に設置される据え置き型の音楽取得装置を用いて、一方向無線放送からユーザが必要な音楽を録音することも、従来から行われている。音楽取得装置は、通常、音楽再生装置としても機能しており、取得した音楽を再生することができる。
音楽再生装置としては、車両に搭載されるものも知られている。車両用の音楽再生装置内の記憶装置に音楽を取り込む手段としては、EEPROMのような記憶媒体に音楽データを記憶させ、その記憶媒体を音楽再生装置に接続して、記憶媒体内の音楽データを音楽再生装置内の記憶装置に転送することが一般的である。また、通常、ディスク型の記憶媒体から音楽データを音楽再生装置内の記憶媒体に転送することもできる。
このようにして、音楽再生装置内の記憶装置に転送された音楽データは、その記憶装置に記憶されている音楽認識データベースと照合させられることにより、タイトル、アーティストなどが認識される。認識できた場合には、記憶装置内にすでに記憶されていた楽曲であるか否かを判断することができる。
さらに、FMラジオ放送などの一方向無線放送から自動的に音楽を取得できる機能を備えた車両用自動音楽取得装置も知られている。この機能を備えた従来の車両用自動音楽取得装置は、予め音楽取得開始時間をユーザが設定しておき、その時間に、アクセサリースイッチ、または、イグニッションスイッチをオンとして音楽自動取得装置に電源が供給される状態にしておけば、特定のFM放送局から特定の時間に放送される音楽を自動的に取得できるというものである。
前述のように、従来の車両用自動音楽取得装置は、一方向無線放送から音楽を自動的に取得するためには、音楽を取得しようとする時間に、アクセサリースイッチ、または、イグニッションスイッチをオンとして音楽自動取得装置に電源が供給される状態にしておく必要がある。しかしながら、アクセサリースイッチ、または、イグニッションスイッチをオンしているのは、乗員が車両に乗っているときだけであり、音楽を取得したい時間に乗員が車両に乗っているとは限らない。従って、従来の車両用自動音楽取得装置は、一方向無線放送から自動的に音楽を取得できる場合が少なかった。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、一方向無線放送から、より確実に自動的に音楽を取得できる車両用自動音楽取得装置を提供することにある。
その目的を達成するための請求項1記載の発明は、現在位置を検出する現在位置検出装置を備えた車両に備えられ、一方向無線放送を受信する無線受信装置と、ユーザによって設定された音楽取得時間に基づいて、前記無線受信装置によって受信された一方向無線放送に含まれる音楽を取得して、記憶装置に記憶する音楽取得処理装置とを備えた車両用音楽自動取得装置であって、
現在時間を取得する現在時間取得手段と、電源が常時供給され、前記現在時間取得手段で取得された現在時間が前記音楽取得時間となったときに、前記音楽取得処理装置が起動状態であるか否かを判断して、起動状態にない場合にはその音楽取得処理装置を起動させる起動制御手段と、前記無線受信装置によって受信される受信感度が、良好に音楽を受信できる感度であるか否かを判定する受信感度判定手段と、地図上の位置とその位置における受信感度の良否との関係が予め定まっている地図データを記憶した記憶装置とを備え、前記受信感度判定手段は、前記記憶装置に記憶されている地図データと、前記現在位置検出装置によって検出された現在位置とに基づいて、受信感度を判定し、前記起動制御手段は、現在時間が前記音楽取得時間となったとしても、前記受信感度判定手段によって受信感度が良好に音楽を受信できる感度ではないと判定された場合には、前記音楽取得処理装置を起動させないようになっていることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明によれば、音楽取得処理装置が起動状態になくても、常時電源が供給される起動制御手段により、現在時間が音楽取得時間になったときに、音楽取得処理装置が起動させられる。従って、音楽を取得するために、アクセサリースイッチまたはイグニッションスイッチをオンしておく必要がなくなるので、より確実に自動的に音楽を取得できる。
また、無線放送が良好に受信できないにもかかわらず、音楽取得処理装置を起動させて、不十分な受信感度で受信された音楽を取得してしまうことが防止できる。また、受信感度を判定するために、実際に無線受信装置によって電波を受信する必要がない。従って、たとえば、現在位置検出装置により、逐次、現在位置を検出している状態にあるときには、効率的に受信感度を判定することができる。
請求項記載の発明は、前記起動制御手段は、前記音楽取得処理装置を起動させた後、所定の音楽開始信号が受信されないままに現在時間が音楽取得終了時間となった場合には前記音楽取得処理装置を起動状態からオフ状態とする。
請求項に係る発明は、前記起動制御手段は、前記音楽取得処理装置を起動させた後、前記音楽開始信号を受信した場合には、前記音楽取得終了時間となっても、前記音楽終了信号を受信するまでの間、音楽取得処理装置の起動状態を継続させることを特徴とする。
上記受信感度判定手段は、請求項記載のように、前記無線受信装置によって実際に受信された電波強度に基づいて受信感度を判定することができる。このようにすれば、正確に受信感度を判定することができる。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の車両用音楽自動取得装置において、前記受信感度判定手段は、前記音楽取得時間が設定されている場合には、車両がキーオフ状態となる直前に受信感度を判定するものであり、前記起動制御手段は、前記音楽取得時間までキーオフ状態が継続されていれば、キーオフ状態となる直前に前記受信感度判定手段によって判定された受信感度に基づいて、前記音楽取得処理装置を起動させるか否かを決定するようになっていることを特徴とする。
車両がキーオフとされれば車両位置は不変となることから、キーオフ直前の受信感度と音楽取得時間の受信感度とはほぼ同じであると考えられる。従って、キーオフ直前の受信感度から音楽取得時の受信感度の良否を判定することができるのである。そして、このようにキーオフ直前に受信感度を判定するようにすれば、受信感度を判定するために装置を起動させる必要がなくなる。
また、前記音楽自動取得装置は、請求項記載のようにして音楽取得の開始を判断し、また、請求項記載のようにして音楽取得の終了を判断することが好ましい。
すなわち、請求項記載の発明は、請求項またはに記載の車両用音楽自動取得装置において、前記音楽自動取得装置は、前記無線受信装置によって所定の音楽開始信号が受信されたことに基づいて、音楽の取得を開始することを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、請求項に記載の車両用音楽自動取得装置において、前記音楽自動取得装置は、前記無線受信装置によって所定の音楽終了信号が受信されたことに基づいて、音楽の取得を終了することを特徴とする。
一方向無線放送においては、所望の音楽の放送開始および終了時間を正確に設定することは困難であるが、上記請求項記載のようにすれば、音楽が放送される時間を正確に設定する必要はなく、たとえば、番組の開始時間など、音楽が放送される時間よりも前の時間を音楽取得の開始時間として設定しておけばよく、また、請求項記載のようにすれば、音楽が放送される時間よりも後の時間を音楽取得の終了時間として設定しておけばよい。従って、所望の音楽を確実に取得できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の音楽自動取得装置としての機能を備えた車載複合システム10の構成を示すブロック図である。
車載複合システム10は、オーディオユニット部20、カーナビゲーション部30、システムコントロール部40、現在時間取得部50、起動制御部60、およびアンテナ70を備えている。
オーディオユニット部20は、FMチューナ部21、復調部22、オーディオ制御部23、音声出力回路24、およびメモリ部25を備えており、アナログ信号とデジタル信号とが多重化されたFM多重放送が受信できる機能を備えている。このオーディオユニット20が無線受信装置として機能する。また、図示していないが、オーディオユニット部20は、コンパクトディスクなどのディスク型の記憶媒体に記憶されている音楽を再生するディスク再生装置およびEEPROMが挿入されるインターフェースも備えている。
FMチューナ部21は、アンテナ70によって受信された電波から、ユーザによって設定された周波数に基づいて、FM帯域に属する所定の周波数帯域の電波を抽出する。復調部23は、FMチューナ部21によって抽出された周波数帯域の電波を復調して音声信号およびデジタル信号を取り出す。そして、その音声信号を音声出力回路24に出力する。また、オーディオ制御部23から要求信号が入力された場合には、オーディオ制御部23に音声信号やデジタル信号を出力する。なお、所定のFM放送局からは、通常の音声がアナログ信号として放送され、音楽データがデジタル信号として、そのアナログ信号に多重化されて放送されている。
音声出力回路24は、復調部22から供給された音声信号をシステムコントロール部40に出力する。システムコントロール部40は、その音声信号をスピーカ80から出力させる。
オーディオ制御部23は、図示しない内部にCPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータであり、FMチューナ部21、復調部22、音声出力部24、メモリ部25を制御する。また、システムコントロール部40との間で信号の送受信が可能とされている。
このオーディオ制御部23は、FMチューナ部21における抽出周波数帯域を制御したり、復調部22からデジタル信号すなわち音楽データを取得して、メモリ部25に記憶させたりする。従って、このオーディオ制御部23が音楽取得処理装置として機能する。また、ディスク再生装置やEEPROMから読み出した音楽データをメモリ部25に記憶させる制御も実行する。
カーナビゲーション部30は、自車位置検出部31、地図情報記憶部32、カーナビゲーション制御部33などを備えている。自車位置検出部31は、現在位置検出装置として機能するものであり、車両の絶対方位を検出する地磁気センサ、車両の相対方位を検出するジャイロスコープ、車輪や車軸の回転速度から車両の移動距離を検出する距離センサ、GPS衛星から送信される位置測定用のGPS信号を受信するGPS受信機などの公知の位置検出装置を一つまたは複数備えて、車両の現在位置を逐次検出する。
地図情報記憶部32は、例えば記憶媒体としてハードディスクを有し、そのハードディスクに、道路データ、背景データ、文字データ、施設データ、受信感度データなどを含んだ地図データが記憶されている。上記受信感度データは、地図上の所定範囲毎、且つ、FM放送局別に、FM放送の受信感度の良否が記憶されたデータであり、地下駐車場は、入口付近の一部分を除いて、全てのFM局の受信感度が不十分である範囲とされている。
カーナビゲーション制御部33もコンピュータによって構成され、地図情報記憶部32に記憶されている地図データに基づいて、出発地から目的地までの経路を探索する。また、探索した経路および自車位置検出部31によって逐次検出される自車の現在位置に基づいて、経路案内を実行する。このカーナビゲーション制御部33は、システムコントロール部40と信号の送受信が可能となっている。
そのシステムコントロール部40もコンピュータによって構成されている。このシステムコントロール部40は、オーディオユニット部20、カーナビゲーション部30の電源のオンオフ制御を行う。また、システムコントロール部40は、オーディオユニット部20からの音声やカーナビゲーション部30で作成される経路案内音声などをスピーカ80から出力させ、オーディオユニット部20で再生中の音楽に関する楽曲情報(曲名、アーティスト名など)やナビゲーション部30で決定される自車位置周辺の地図画像をディスプレイ82に表示させる。
また、このシステムコントロール部40には、車両情報検出部84(車速センサ、シフト位置センサなど)から種々の車両情報が供給されるとともに、モード切替スイッチ86からの信号が供給される。このモード切替スイッチ86は、車載複合システム10の処理モードを、経路案内モード、FMラジオ受信モード、AMラジオ受信モードなどの複数のモードから選択するためにユーザによって操作されるものである。
このシステムコントロール部40は、アクセサリスイッチまたはイグニッションスイッチがオン状態である場合には、バッテリBから電源が供給されてオン状態となる。一方、アクセサリスイッチ、イグニッションスイッチがオフとなると、システムコントロール部40もオフとなり、その状態では、起動制御部60によってオンオフ状態が制御される。
現在時間取得部50は、時計回路88からの信号に基づいて、現在時間を逐次取得する。起動制御部60は、ユーザによって設定される音楽取得情報(音楽取得開始時間、音楽取得終了時間、および音楽取得FM局)を一時的に記憶する図示しない記憶装置を備えている。そして、上記現在時間取得部50によって取得された現在時間と上記記憶装置に記憶された音楽取得開始時間および音楽取得終了時間とに基づいてシステムコントロール部40のオンオフ状態を制御する。なお、現在時間取得部50および起動制御部60には、バッテリBから常時電源が供給されている。
図2は、システムコントロール部40において実行される受信感度判定ルーチンを示すフローチャートである。なお、この処理は、カーナビゲーション部30が起動状態にあるときであって、前述の音楽取得情報が設定されているときに、所定周期で逐次実行するものである。
まず、ステップS10では、自車位置検出部31によって車両の現在位置を検出する。続くステップS20では、地図情報記憶部32に記憶されている地図データを参照して、ステップ10で検出した現在位置が、音楽取得情報として記憶されているFM局に関して受信感度良好地点であるか否かを判断する。この判断が肯定判断である場合には、ステップS30を実行して、受信感度が良好であり、音楽取得可能状態であると決定する。一方、否定判断である場合には、受信感度が不十分であり、音楽取得不能状態であると決定する。このステップS30、S40で決定した状態は、起動制御部60内の記憶装置に記憶される。
前述のように、この受信感度判定ルーチンは、イグニッションスイッチがオン状態のときに動作するシステムコントロール部40において所定周期で繰り返し実行するようになっている。従って、イグニッションスイッチがオフ状態とされた場合には、イグニッションスイッチがオフされる直前の状態が起動制御部60内の記憶装置に記憶されることになる。
図3は、FM多重放送から音楽を取得する音楽取得制御ルーチンを示すフローチャートである。この処理は、前述の音楽取得情報が設定されている場合に実行する。なお、図3において、ステップS180およびS200がオーディオ制御部23における処理、他のステップは起動制御部60における処理である。
ステップS100では、現在時間が音楽取得開始時間となったか否かを判断する。この判断が否定判断である場合には、このステップS100を繰り返し実行することにより待機する。一方、肯定判断となった場合には、ステップS110にて、システムコントロール部40が電源オンの状態であるか否かを判断する。電源がオフ状態でありステップS110が否定判断となった場合には、ステップS120へ進む。
ステップS120では、前述の図2の受信感度判定ルーチンにて受信感度を判定した状態であるか否かを判断する。図2の処理は、カーナビゲーション部30が起動状態にあるときにのみ実行するものであることから、感度判定ができておらず、ステップS120が否定判断となることもある。この場合には、ステップS140を直接実行する。
一方、ステップS120が肯定判断である場合には、ステップS130において、キーオフされてから現在まで継続して電源がオフ状態であるか否かをさらに判断する。この判断が否定判断である場合、すなわち、受信感度が判定されてから現在までの間にキーオフ状態が中断されたことがある場合には、感度判定後に車両位置が移動した可能性があることから、ステップS140にて、システムコントロール部40およびオーディオユニット部20をオンさせ、さらに、ステップS150にて受信感度を実際に判定する。
ステップS150では、オーディオユニット部20にて、前述の音楽情報に含まれている音楽取得FM局の電波を実際に受信し、その実際に受信した感度に基づいて受信感度を判定する。このステップS150も受信感度判定手段に相当する。
ステップS130が肯定判断である場合またはステップS150を実行した場合には、ステップS160にて、音楽取得可能状態に決定されているか否かを判断する。この判断が否定判断である場合には、本ルーチンを終了する。一方、肯定判断である場合には、ステップS170にて、システムコントロール部40およびオーディオユニット部20をオンさせる。次いで、ステップS180にて、実際に音楽を取得する処理である音楽取得ルーチンを実行する。この音楽取得ルーチンについては後述する。
ステップS180を実行してFM放送から音楽を取得したら、ステップS190にてシステムコントロール部40およびオーディオユニット部20をオフした後に、本ルーチンを終了する。
また、前述のステップ110が肯定判断である場合には、ステップS200において受信感度を判定する。このステップS200における処理はステップS150と同じである。従って、ステップS200も受信感度判定手段に相当する処理である。
続くステップS210では、上記ステップS200にて感度良好と判定されたか否かを判断する。この判断が否定判断である場合には、本ルーチンを終了する。一方、肯定判断である場合には、ステップS220の音楽取得ルーチンを実行する。このステップS220の処理は、ステップS180と同じである。
図4は、図3のステップS180またはS220で実行する音楽取得ルーチンを示すフローチャートである。まず、ステップS300では、オーディオユニット部20がデジタル信号(すなわち音楽データ)を受信したか否かを判断する。この判断が否定判断である場合には、ステップS310にて、音楽取得終了時間となったか否かをさらに判断する。
ステップS310の判断が否定判断となった場合には、前述のステップS300以下を繰り返す。一方、肯定判断となった場合には、本ルーチンを終了する。このステップS310の判断は、設定間違いや番組変更などで、予定したデジタル信号が送信されない場合にも、図4の処理を終了できるようにするためである。
ステップS300が肯定判断となった場合には、ステップ320にて、デジタル信号をメモリ部25に取り込む。そして、ステップS330において、デジタル信号が終了したか否かを判断する。ステップS330が否定判断である場合には、ステップS320を繰り返して、デジタル信号の取り込みを継続する。一方、ステップS330が肯定判断となった場合には、本ルーチンを終了する。なお、図4の処理においては、先頭のデジタル信号が音楽開始信号であり、最後のデジタル信号が音楽終了信号である。
以上、説明した本実施形態によれば、システムコントロール部40およびオーディオユニット部20が起動状態になくても、常時電源が供給される起動制御部60により、現在時間が音楽取得時間になったときに、システムコントロール部40およびオーディオユニット部20が起動させられる。従って、音楽を取得するために、アクセサリースイッチまたはイグニッションスイッチをオンしておく必要がなくなるので、より確実に自動的に音楽を取得できる。
また、本実施形態によれば、音楽の取得前に受信感度を判定しているので、受信感度が不十分である場合には、システムコントロール部40やオーディオユニット部20をオンしないようになっている。従って、オーディオユニット部20にてFM多重放送が良好に受信できないにもかかわらず、そのオーディオユニット部20を起動させて、不十分な受信感度で受信された音楽を取得してしまうことが防止される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、前述の実施形態では、現在時間取得部50は、時計回路88から逐次現在時間を取得していたが、カーナビゲーション部30にGPS受信機が備えられている場合には、そのGPS受信機を介してGPS衛星から送信される現在時間を取得するようにしてもよい。このようにすれば、より正確な現在時間を取得できることから、一層確実に所望の音楽を取得できる。
また、前述の実施形態では、前述の実施形態では、自車位置と地図データとに基づいてキーオフ状態となる前の受信感度を判定していたが、実際に逐次、所定のFM放送を受信して感度を判定してもよい。また、ステップS150、S200において図2の処理を実行して受信感度を判定してもよい。
本発明の音楽自動取得装置としての機能を備えた車載複合システム10の構成を示すブロック図である。 システムコントロール部40において実行される受信感度判定ルーチンを示すフローチャートである。 FM多重放送から音楽を取得する音楽取得制御ルーチンを示すフローチャートである。 図3のステップS180またはS220で実行する音楽取得ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
10:車載複合システム(音楽自動取得装置)
20:オーディオユニット部(無線受信装置)
23:オーディオ制御部(音楽取得処理装置)
25:メモリ部(記憶装置)
31:自車位置検出部(現在位置検出装置)
32:地図情報記憶部(記憶装置)
50:現在時間取得部(現在時間取得手段)
60:起動制御部(起動制御手段)
ステップS10乃至S40:受信感度判定手段
S150:受信感度判定手段
S200:受信感度判定手段

Claims (6)

  1. 現在位置を検出する現在位置検出装置を備えた車両に備えられ、一方向無線放送を受信する無線受信装置と、ユーザによって設定された音楽取得時間に基づいて、前記無線受信装置によって受信された一方向無線放送に含まれる音楽を取得して、記憶装置に記憶する音楽取得処理装置とを備えた車両用音楽自動取得装置であって、
    現在時間を取得する現在時間取得手段と、
    電源が常時供給され、前記現在時間取得手段で取得された現在時間が前記音楽取得時間となったときに、前記音楽取得処理装置が起動状態であるか否かを判断して、起動状態にない場合にはその音楽取得処理装置を起動させる起動制御手段と、
    前記無線受信装置によって受信される受信感度が、良好に音楽を受信できる感度であるか否かを判定する受信感度判定手段と、
    地図上の位置とその位置における受信感度の良否との関係が予め定まっている地図データを記憶した記憶装置とを備え、
    前記受信感度判定手段は、前記記憶装置に記憶されている地図データと、前記現在位置検出装置によって検出された現在位置とに基づいて、受信感度を判定し、
    前記起動制御手段は、現在時間が前記音楽取得時間となったとしても、前記受信感度判定手段によって受信感度が良好に音楽を受信できる感度ではないと判定された場合には、前記音楽取得処理装置を起動させないようになっており、
    前記起動制御手段は、前記音楽取得処理装置を起動させた後、所定の音楽開始信号が受信されないままに現在時間が音楽取得終了時間となった場合には前記音楽取得処理装置を起動状態からオフ状態とすることを特徴とする車両用音楽自動取得装置。
  2. 前記起動制御手段は、前記音楽取得処理装置を起動させた後、前記音楽開始信号を受信した場合には、前記音楽取得終了時間となっても、所定の音楽終了信号を受信するまでの間、音楽取得処理装置の起動状態を継続させることを特徴とする請求項に記載の載用音楽自動取得装置。
  3. 前記受信感度判定手段は、前記無線受信装置によって実際に受信された電波強度に基づいて受信感度を判定するものであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の車両用音楽自動取得装置。
  4. 前記受信感度判定手段は、前記音楽取得時間が設定されている場合には、車両がキーオフ状態となる直前に受信感度を判定するものであり、
    前記起動制御手段は、前記音楽取得時間までキーオフ状態が継続されていれば、キーオフ状態となる直前に前記受信感度判定手段によって判定された受信感度に基づいて、前記音楽取得処理装置を起動させるか否かを決定するようになっていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の車両用音楽自動取得装置。
  5. 前記音楽取得処理装置は、前記無線受信装置によって前記音楽開始信号が受信されたことに基づいて、音楽の取得を開始することを特徴とする請求項またはに記載の車両用音楽自動取得装置。
  6. 前記音楽取得処理装置は、前記無線受信装置によって前記音楽終了信号が受信されたことに基づいて、音楽の取得を終了することを特徴とする請求項に記載の車両用音楽自動取得装置。
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