JPH10154965A - 受信装置及び受信処理方法 - Google Patents

受信装置及び受信処理方法

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JPH10154965A
JPH10154965A JP32778496A JP32778496A JPH10154965A JP H10154965 A JPH10154965 A JP H10154965A JP 32778496 A JP32778496 A JP 32778496A JP 32778496 A JP32778496 A JP 32778496A JP H10154965 A JPH10154965 A JP H10154965A
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JP
Japan
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information
reception
receiving
time
setting
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JP32778496A
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English (en)
Inventor
Hironobu Hotari
博信 甫足
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者を落胆させることなく情報の予約受信
を行い得るようにした受信装置を提供する。 【解決手段】 ステップB2では、現在時刻が、「設定
時刻(−設定時刻(1))」となったか否か、つまり受
信開始時刻よりも、設定時間(1)前となったか否か
(例えば10分前となったか否か)を判別する。そし
て、設定時刻よりも10分前になると、多重情報受信部
の電源をオンにし(ステップB3)、FMチューナを、
タイマー設定されている周波数にチューニングする(ス
テップB4)。引き続き、このチューニングした周波数
の多重放送を受信可能であるか否かを判別し(ステップ
B5)、受信不可能であるならば、アラーム音(0)を
発生させる(ステップB7)。したがって、このステッ
プB7の処理によりタイマー設定時には受信可能であっ
たが、移動に伴う受信環境の変化により、受信不可能と
なったことが報知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信されてくる情
報を受信する受信装置及び受信処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、FM放送電波に文字情報等の表示
情報を多重化して送信し、この多重化して送信した情報
を受信側に設けた表示手段に表示させるFM放送電波を
媒体としたサービスが行われている。このサービスは、
いわゆる移動体FM文字多重放送とも称され、見えるラ
ジオ(Visual Information Radio)として実用化されてい
る。具体的には、送信側のFM放送局から通常のFM放
送電波に文字や数字等の表示情報を多重化させた電波を
送信し、液晶ディスプレイ付きの多重情報受信装置によ
り前記電波を受信して、FM放送電波と文字や数字等の
情報とを分離する。そして、この分離した情報をメモリ
に蓄積した後、液晶ディスプレイに表示し利用者の視認
に供するようにしたものであり、これにより、利用者は
例えば天気予報、交通情報等を文字により視認すること
が可能となる。
【0003】また、タイマー受信機能を備えた多重情報
受信装置も出現するに至っており、この装置においては
使用者がタイマー受信する時間を予め設定しておくと、
受信開始時刻になった時点で多重情報が自動受信され、
この自動受信された情報がメモリに記憶される。そし
て、使用者が任意の時点で、読み出し操作を行うと、メ
モリに記憶されている情報が読み出されて、ディスプレ
イに表示され、これにより、受信予約した情報を任意の
時点で視認することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにタイマー受信機能を備えた情報受信装置にあって
は、情報を受信予約した時点と、この受信予約され情報
を実際に受信する時点とで受信環境が異なる場合が生ず
る。特に、この種情報受信装置はその殆どが携帯型であ
ることから、受信予約時と受信時とでその存在地点が異
なることにより、受信エリア外となる等受信環境が大き
く変化してしまう。このため、タイマー受信予約した情
報を受信できない場合が生じて、受信予約した情報を視
認すべく読み出し操作を行った使用者を落胆させてしま
う。また、受信環境に変化がない場合であっても、元々
受信不可能な情報をタイマー受信予約してしまう場合も
想定され、この場合も受信予約した情報を視認すべく読
み出し操作を行った使用者を落胆させてしまう。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、使用者を落胆させることなく情報
の予約受信を行い得るようにした受信装置及び受信処理
方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1記載の発明にあっては、送信されてくる情報を
受信する受信手段と、前記情報を受信する時間を予約設
定する設定手段と、この設定手段により予約設定された
時間に前記受信手段に情報を受信させる制御手段とを具
備する受信装置において、前記設定手段により予約設定
された場合に受信可能性を判別する判別手段と、この判
別手段による判別の結果を報知する報知手段とを有して
いる。かかる構成において、設定手段により受信する時
間が予約設定されると、判別手段がその受信可能性を判
別し、報知手段がその判別の結果を報知する。したがっ
て、使用者は予約設定に基づく情報が実際に受信可能で
あるか否かを報知手段の報知により予め知ることがで
き、受信不可能であることが報知された場合には、受信
を可能にするための対策の機会を与えられることとな
る。
【0007】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記設定手段は、さらに受信する情報を設定する手段を有
し、前記判別手段は、前記設定手段により予約設定され
た情報の受信可能性を判別するように構成されている。
かかる構成において、設定手段により受信する情報を予
約設定すると、判別手段がこの予約設定された情報が受
信可能であるか否かを判別し、報知手段がその判別の結
果を報知する。したがって、使用者は予約設定した情報
が実際に受信可能であるか否かを報知手段の報知により
予め知ることができ、受信不可能であることが報知され
た場合には、当該情報を受信を可能にするための対策の
機会を与えられることとなる。
【0008】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記判別手段と前記報知手段とが、前記設定手段の予約設
定時に、各々前記判別と前記報知とを行うように構成さ
れている。したがって、情報の受信を予約設定した際
に、当該情報が受信可能であるか否かを使用者が知るこ
とができ、使用者が受信不可能な情報を受信可能と誤認
して予約設定する誤認設定の防止効果が期待できる。
【0009】また、請求項4記載の発明にあっては、前
記判別手段と前記報知手段とは、予約設定後であって受
信開始時間よりも前の受信待機中に、前記判別と前記報
知とを行うように構成されている。したがって、この受
信装置が携帯型であって、予約設定時と受信時とでその
存在地点が異なることにより、受信環境が大きく変化し
てしまう場合には、この大きく変化した受信環境に応じ
た判別が行われて、当該受信環境にての受信可能性が報
知される。なお、請求項5記載の発明にあっては、前記
判別と前記報知とを行う時間は、使用者により設定可能
であることから、使用者は受信不可能であると報知され
た場合に自己が行うべき対策に要する時間等を考慮し
て、前記所定時間を設定し得る。
【0010】また、請求項6記載の発明にあっては、前
記受信手段は、FM放送波に多重化されて送信されてく
る番組情報を受信し、前記制御手段は、この受信手段に
より受信された番組情報を記憶手段に記憶させるととも
に、この記憶手段に記憶させた番組情報を所定の操作に
応じて表示手段に表示させるように構成されている。し
たがって、使用者は、予約設定した情報が記憶手段に記
憶されているか否かを、前記報知手段の報知により予め
知ることができ、所定の操作を行っても当該情報が表示
手段に表示されない場合に落胆することもなく、また、
記憶されていないにも拘わらず所定の操作を行ってしま
う無駄な操作が未然に防止される。
【0011】さらに、請求項7記載の発明にあっては、
送信されてくる情報を受信する受信手段と、前記情報を
受信する時間を予約設定する設定手段と、この設定手段
により予約設定された時間に前記受信手段に情報を受信
させる制御手段とを具備する受信装置の受信処理方法に
おいて、前記設定手段により予約設定された場合に受信
可能性を判別する判別処理と、この判別処理による判別
の結果を報知する報知処理とを実行するように構成され
ている。かかる構成において、設定手段により受信する
時間が予約設定されると、その受信可能性が判別され、
この判別の結果が報知される。したがって、使用者は予
約設定に基づく情報が実際に受信可能であるか否かを報
知手段の報知により予め知ることができ、受信不可能で
あることが報知された場合には、受信を可能にするため
の対策の機会を与えられることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面に従って説明する。図1は、本実施の形態にか
かる多重放送受信装置の構成を示すブロック図である。
この多重放送受信装置は、FM放送電波を受信し対応す
る音声を発音するFMラジオ部1Aと、このFMラジオ
部1Aにより受信したFM放送電波に多重化されている
多重情報の受信に対する各種の処理を行う多重情報受信
部1Bとを有している。FMラジオ部1Aは、FM放送
電波を受信するアンテナ2と、FM放送電波のチューニ
ングを行うFMチューナ3と、FM信号の復調を行うF
M復調器4と、復調されたFM信号をステレオ信号にす
るステレオ復調器5と、このステレオ復調器5の出力信
号を増幅する一対のアンプ6a,6bと、アンプ6a,
6bで増幅された信号を音声として出力する一対のスピ
ーカ7a,7bとを具備している。なお、図示しないス
テレオヘッドホン用ジャックにステレオヘッドホンを装
着して、FMステレオ放送を聴取することも勿論可能で
ある。
【0013】前記多重情報受信部1Bは、前記FM復調
器4に接続され、前記FMステレオ放送のL、R信号の
変調度に対して多重信号の大きさ(レベル)を4〜10
%まで変化させるデジタル変調を行いFM放送電波に多
重化されている多重情報を分離するL−MSK(Level C
ontrolled Minimum Shift Keying)復調器8と、誤り訂
正復調器9と、この多重放送受信装置において必要とな
る全ての処理及び制御を実行する受信処理部10とを有
している。
【0014】この受信処理部10は、CPUからなり後
述するフローに従って動作することにより、本実施の形
態において制御手段及び判別手段を構成するものであ
る。この受信処理部10に対して、処理プログラム等を
格納したROM11と、時計部15、複数のキーが設け
られたキー入力部12、表示手段としての表示部13、
記憶手段としてのメモリ14、報知手段として放音部1
7及び前記キー入力部12におけるチューニングキーの
操作に応じて前記FMチューナ3の受信チューニングを
行う受信制御部16とが接続されている。放音部17
は、アラーム(0)〜(3)の異なるアラーム音を発生
可能であり、キー入力部12には、電源スイッチやタイ
マー受信予約するに必要なキー、後述する設定時間
(1)及び設定時間(2)を入力するに必要なキー、ア
ラーム音を停止させるためのキー、読み出しキーあるい
は後述するフロー中に示した終了キーやカーソルキー等
の各種キーが設けられている。なお、この多重放送受信
装置は、FMラジオ部1Aと多重情報受信部1Bとが各
々独立して、電源をオン・オフできるように構成され、
さらに受信処理部10は、多重情報受信部1Bがオフで
ある場合も、電源が与えられて動作可能に構成されてい
る。
【0015】前記メモリ14には、図2に示すように、
設定時間(1)エリア14a、設定時間(2)エリア1
4b、タイマー設定時刻エリア14c、タイマーON/
OFF設定エリア14d、タイマー設定受信周波数エリ
ア14e、複数のタイマー設定番組エリア14f、及び
受信バッファー14gが設けられている。設定時間
(1)エリア14aには、タイマー設定時刻エリア14
cに記憶されたタイマー設定時刻(受信開始時刻)より
もどのくらい前から、多重情報を受信可能か否かの判別
を開始するのかを示す時間(使用者により設定される設
定時間(1))が記憶され、設定時間(2)エリア14
bには、タイマー受信開始時刻からどのくらい後まで受
信を継続するのかを示す時間(使用者により設定される
設定時間(2))が記憶される。タイマー設定時刻エリ
ア14cには、前述のように受信開始時刻が記憶され、
タイマーON/OFF設定エリア14dには、タイマー
受信予約モードが設定されている場合には“1”が、さ
れていない場合には“0”が格納される。設定受信周波
数エリア14eには、タイマー受信予約された放送局の
受信周波数が記憶され、タイマー設定番組エリア14f
には、タイマー受信予約した多重番組の番組番号が記憶
される。また受信バッファー14gには、後述するタイ
マー受信した多重情報、あるいは通常受信した多重情報
が記憶される。このとき、タイマー受信した多重情報
は、通常受信した多重情報と識別するために、識別コー
ドが付加されて記憶される。
【0016】前記ROM11には、制御プログラムとと
もに図3に示す番組対応テーブルが記憶されている。こ
の番組対応テーブルは、複数の情報種別エリア11aと
この情報種別エリア11a毎に複数対ずつ設けられた周
波数エリア11bと番組番号エリア11cとで構成され
ている。番組種別エリア11aには、「天気予報」「交
通情報」等の番組情報の種別を示すデータが記憶されて
おり、周波数エリア11bと番組番号エリア11cに
は、このデータが示す種別の番組を送信する放送局の周
波数と番組番号とが対応して記憶されている。なお、本
実施の形態においては、このようにROM11に番組対
応テーブルを設けるようにしたが、メモリ14にこれを
設け、番組の種別と周波数及び番組番号を使用者に入力
させるようにしてもよい。
【0017】次に、以上の構成にかかる本実施の形態の
動作を、受信処理部10の処理手順を示したフローチャ
ート等に従って説明する。すなわち受信処理部10は、
FMラジオ部1Aと多重情報受信部1Bとが共にオンの
状態において、図4に示すフローに従って動作し、多重
タイマー設定処理を実行する(ステップA1)。この多
重タイマー設定処理においては、キー入力部12での操
作により入力された受信開始時刻(タイマー設定時
刻)、タイマー受信予約された放送局の受信周波数(タ
イマー受信周波数)、タイマー受信予約した多重番組の
番組番号(タイマー設定番組)を、メモリ14の対応す
るエリア14c、14e、14fに記憶させる。次に、
これらの記憶処理からなる多重タイマー設定処理が終了
したか否かを判別し(ステップA2)、終了したなら
ば、受信制御部16に指示してFMチューナ3を、タイ
マー設定した周波数つまりタイマー設定受信周波数エリ
ア14eに記憶された周波数にチューニングする(ステ
ップA3)。
【0018】引き続き、このチューニングした周波数の
多重放送が受信可能であるか否かを判別する(ステップ
A4)。この判別は、当該周波数を受信中において、L
−MSK復調器8と誤り訂正復調器9とを介して、多重
情報が受信処理部10に送られてくるか否かにより行
い、送られてくる場合には、受信可能であるとしてステ
ップA4からステップA5に進み、表示部13に受信可
能である旨を表示させる。したがって、この表示を見る
ことにより、使用者は現在予約設定している場所で予約
設定した多重情報を受信可能であることを確認すること
ができるとともに、多重情報を受信可能な周波数を誤り
なく設定したことをも確認することができる。そして、
しかる後に、多重情報受信部1Bの電源をオフにして
(ステップA7)、タイマー受信待機状態を形成する。
【0019】しかし、多重情報が受信処理部10に送ら
れず、受信不可能であるならば、警告画面を表示部13
に表示させるとともに、受信不可能であることを報知す
るアラーム音(0)を放音部17から発生させる(ステ
ップA6)。したがって、このステップA6の処理によ
り、使用者は多重番組のタイマー設定を行った際に、現
在の場所では当該多重番組の受信が不可能であることを
知ることができ、場所を移動して受信環境を変化させた
り、再設定を行う等の対策が可能となり、使用者が受信
不可能な周波数の多重番組を、受信可能と誤認してタイ
マー設定する誤認設定の防止効果が発生することにもな
る。そして、このステップA6の処理を行ったならば、
先述したステップA7で多重情報受信部1Bをオフにす
る。
【0020】また、多重情報受信部1Bの電源オフの状
態となっても、前述のように受信処理部10は電源を与
えられて、図5に示すフローに従って処理を実行する。
すなわち、タイマー時刻設定があるか否か、つまりタイ
マー設定時刻エリア14cに時刻データが記憶され且つ
タイマーON/OFF設定エリア14dに“1”がセッ
トされているか否かを判別し(ステップB1)、このタ
イマー時刻設定がない場合には、以降の処理を行うこと
なく待機状態を維持し続ける。また、タイマー設定時刻
エリア14cに時刻データが記憶され且つタイマーON
/OFF設定エリア14dに“1”がセットされている
ならば、時計部15の現在時刻が、「タイマー設定時刻
(−設定時間1)」となったか否か、すなわちタイマー
設定時刻エリア14cに記憶されている受信開始時刻よ
りも、設定時間(1)エリア14に記憶されている時間
前(例えば10分前)となったか否かを判別する(ステ
ップB2)。そして、設定時刻よりも例えば10分前に
なると、多重情報受信部1Bの電源をオンにし(ステッ
プB3)、このときFMラジオ部1Aがオフ状態にある
場合は、該FMラジオ部1Aの電源もオンにする。
【0021】しかる後に、受信制御部16に指示してF
Mチューナ3を、タイマー設定されている周波数(タイ
マー設定受信周波数エリア14eに記憶されている周波
数)にチューニングする(ステップB4)。引き続き、
前述したステップA4と同様の処理によりこのチューニ
ングした周波数の多重放送を受信可能であるか否かを判
別し(ステップB5)、受信可能であるならば、表示部
13に受信可能である旨を表示させる(ステップB
6)。しかる後に、タイマー設定時刻となったか否か、
つまり現在時刻がタイマー設定時刻エリア14cに記憶
されている時刻となったか否かを判別し(ステップB
8)、未だタイマー設定時刻になっていない場合には、
ステップB5に戻る。また、ステップB5での判別の結
果、チューニングした周波数の多重放送を受信不可能で
あるならば、前述したステップA6と同様に、警告画面
を表示部13に表示させるとともに、受信不可能である
ことを報知するアラーム音(0)を放音部17から発生
させる(ステップB7)。
【0022】したがって、このステップB7の処理によ
り、例えばこの多重放送受信装置を携帯して移動してい
る者は、タイマー設定時には受信可能であったが、移動
に伴う受信環境の変化により、タイマー設定した番組を
受信することが不可能となったことを知ることができ
る。よって、アラーム音(0)により受信不可能である
ことを知った使用者は、受信状況の良い場所へ移動した
り、アンテナ1の向きや可能であれば長さを調整する等
により、受信可能にするための対策を行う機会を得るこ
とができる。また、仮に、受信不可能な状態がこのまま
継続して、受信バッファー14gにタイマー設定した番
組の多重情報が記憶されなかったとしても、使用者は予
めアラーム音(0)により受信不可能であることを予め
知らされていることから、落胆することはない。なお、
このアラーム音(0)は、キー入力部12に設けられて
いる所定のキーを操作することにより停止させることが
可能である。また、アラーム音(0)により現在の場所
が受信不可能であることを知った使用者が、この多重放
送受信装置を携帯して場所を移動すれれば、受信環境の
変化に伴って、逆に受信可能となる場合もある。そし
て、その場合には、ステップB5からステップB6に進
み、受信可能表示が行われることから、この受信可能表
示の有無を確認しながら移動することにより、確実に受
信可能な場所への移動が可能となる。
【0023】そして、現在時刻がタイマー設定時刻とな
ると、ステップB8から図6のステップB9に進み、こ
のタイマー設定時刻の時点で再度、タイマー設定されて
いる周波数の多重放送を受信可能であるか否かを判別
し、受信不可能であるならば、後述するステップB19
へジャンプする。また、受信可能であれば、タイマー設
定されている多重番組の受信蓄積開始、つまりタイマー
設定番組エリア14fに記憶されている番組番号が示す
番組の多重情報を、受信バッファー14gに蓄積する処
理を開始する(ステップB10)。次に、使用者が予め
設定時間(2)エリア14bに記憶させた設定時間
(2)を計時すべくタイマーをスタートさせるとともに
(ステップB11)、受信バッファー14gへの多重情
報の蓄積度合を、表示部13に表示させる(ステップB
12)。
【0024】次に、ステップB11でスタートさせて設
定時間(2)を計時中のタイマーがタイムアウトとなっ
たか否かを判別し(ステップB13)、タイムアウトと
なっていなければ、タイマー設定番組エリア14fに記
憶されている番組番号の番組の多重情報が全て受信バッ
ファー14gに蓄積されたか否かを判別し(ステップB
14)、全て蓄積されていない場合には、ステップB1
2に戻って該ステップB12からの処理を繰り返す。し
たがって、設定時間(2)が経過するか又はタイマー設
定されている全ての番組の多重情報が、受信バッファー
14gに蓄積し終わるまで、ステップB12→B13→
B14→B12のループが繰り返されることとなる。
【0025】そして、設定時間(2)が経過する前に、
タイマー設定された全ての番組の多重情報を蓄積し終え
たならば、放音部17を鳴動させてこれを報知するアラ
ーム音(1)を発生させ(ステップB15)、しかる後
に、多重情報受信部1Bの電源をオフにする(ステップ
B16)。したがって、電源のオフにより無用な電池消
費が防止され、また使用者は、このアラーム音(1)を
受聴することより、受信予約した全ての番組が滞りなく
受信蓄積されたことを知ることができるのみならず、こ
の受信蓄積された情報を失念することなく見ることを促
される。なお、このステップB16では、多重情報受信
部1Bの電源をオフにするようにしたが、オフにするこ
となく、受信バッファー14gに記憶された多重情報に
基づき、タイマー受信した番組の先頭ページを表示する
ようにし、タイマー設定した番組が確実に受信されてい
ることを視覚的に確認可能としてもよい。
【0026】また、タイマー受信した番組の多重情報が
全て受信バッファー14gに蓄積されずに、設定時間
(2)が経過してタイムアウトとなった場合には、ステ
ップB13からステップB17に進む。そして、このス
テップB17で、放音部17を鳴動させてタイマー受信
した番組の多重情報が完全に蓄積されなかったこと、及
び後述するように他の周波数でも同様の番組の多重情報
が完全に蓄積されなかったことを報知するアラーム音
(2)を発生させ、さらにその旨を報知する警告画面を
表示部13に表示させる(ステップB18)。しかる後
に、図3に示した対応テーブルに基づき、他の周波数に
同様の番組(同一種別の番組)があるか否かを判別する
(ステップB19)。そして、他の周波数に同様の番組
がある場合、例えば今回多重情報の蓄積ができなかった
番組「天気予報」に対応して他の周波数が記憶されいる
場合には、受信制御部16に指示して、FMチューナ3
を当該周波数に切り替える(ステップB20)。しかる
後に、この切り替えた周波数において多重放送を受信可
能であるか否かを判別し(ステップB21)、受信不可
能であるならば、対応する多重番組(対応する番組番号
の番組)の受信蓄積を開始し(ステップB22)、前述
したステップB11と同様に、設定時間(2)を計時す
るためのタイマーをスタートさせて(ステップB2
3)、ステップB12からの処理を行う。
【0027】しかし、ステップB21での判別の結果、
多重放送を受信不可能であれば、ステップB19に戻
る。したがって、例えば図3の対応テーブルに「天気予
報」に対応して3組の周波数と番組番号とが記憶されて
おり、そのいずれの周波数にチューニングしても、設定
時間(2)内に「天気予報」の多重情報を完全に蓄積で
きなかった場合には、ステップB19→B20→B21
→B19のループが3回繰り返されることとなる。そし
て、このループが繰り返されることにより、他の周波数
に同様の番組がなくなると、ステップB19からステッ
プB24に進み、放音部17を駆動して、タイマー設定
した番組の多重情報と他の周波数で受信した同一種の番
組の多重情報の何れもが完全に蓄積されなかったことを
報知するアラーム音(3)を発生させた後、多重情報受
信部1Bの電源をオフにする(ステップB16)。しか
し、前記ループを繰り返している際に、タイマー設定さ
れた全ての番組の多重情報が完全に蓄積されれば、ステ
ップB14の判別がYESとなって、ステップB14→
B15→B16と進むこととなる。よって、前記ループ
を実行するこのフローにより、タイマー設定した情報
(同一種の情報)の受信可能性を高めることができ、特
に携帯型や車載型であるこの種多重放送受信機のように
タイマー設定時と受信時とにおいて受信環境が大きく異
なる場合であっても、高い確率をもってタイマー設定し
た情報の蓄積が可能となる。
【0028】他方、受信処理部10は、手動により電源
がオンにされると、図7及び図8に示す一連のフローに
従って処理を開始する。すなわち、前述のようにタイマ
ー受信した多重情報は、通常受信した多重情報と識別す
るために、識別コードが付加されて記憶されていること
から、この識別コードが付加されて記憶されている多重
情報が受信バッファー14gに蓄積されているか否かに
より、タイマー蓄積があるか否かを判別し(ステップC
1)、タイマー蓄積がある場合には、後述する図8のス
テップC23に進む。しかし、タイマー蓄積がない場合
には、多重情報受信部1Bを起動させて多重情報の受信
を開始し(ステップC2)、設定時間(2)を計時すべ
くタイマーをスタートさせる(ステップC3)。次に、
表示部13に「天気予報」「交通情報」等の選択可能な
複数の番組種別を示すメニュー画面を表示し(ステップ
C4)、このメニュー画面が表示された状態で、使用者
が所望の番組種別を反転表示させて実行キーを操作する
等の所定の選択操作を行うと、この操作を取り込んで番
組を選択する処理を実行する(ステップC5)。
【0029】次に、この選択された番組の多重情報が既
に受信バッファー14gに蓄積されているか否かを判別
し(ステップC6)、例えばステップC2で多重情報の
受信を開始してからステップC5で番組選択を行うまで
にある程度の時間が経過して、選択された番組の多重情
報が既に受信バッファー14gに蓄積されているなら
ば、ステップC11にジャンプして選択された番組の先
頭ページを表示部13に表示させる。しかし、選択され
た番組の多重情報が未だ蓄積されていない場合には、蓄
積度合を表示部13に表示させる。このとき、前述した
図6のステップB12で蓄積度合を表示した場合は、タ
イマー受信であるため使用者が表示部13を注視してい
ないと想定されるが、このフローのステップC7で蓄積
度合を表示する場合には、使用者は番組選択を行った後
そのまま表示部13を注視し、多重情報の蓄積を待って
いるものと想定される。したがって、このステップC7
での蓄積度合の表示では、ページ総数データを受信する
までは受信ページを表示し、その後は蓄積率を%表示す
る等、その度合表示をステップB12の場合よりも詳細
に行う。
【0030】次に、ステップC3でスタートさせた設定
時間(2)を計時するタイマーがタイムアウトとなった
か否かを判別し(ステップC8)、タイムアウトとなっ
ていなければ、前述のステップC5で選択された番組
(選択番組)の多重情報が全て受信バッファー14gに
蓄積されたか否かを判別し(ステップC9)、全て蓄積
されていない場合には、ステップC7に戻って該ステッ
プC7からの処理を繰り返す。したがって、設定時間
(2)が経過するか又は選択番組の多重情報を、受信バ
ッファー14gに蓄積し終わるまで、ステップC7→C
8→C9→C7のループが繰り返されることとなる。こ
のとき設定時間(2)は、使用者が任意に設定可能であ
ることから、使用者は自己の多忙性等を考慮して蓄積を
継続する時間を適切に設定することができ、また、ステ
ップC8でタイムアウトとなれば、次の処理に進むこと
から、受信できないにも拘わらず長時間に亙って受信を
継続することもなく、無用な電池消費も防止される。そ
して、設定時間(2)が経過する前に、選択番組の全て
の多重情報を蓄積し終えたならば、放音部17を鳴動さ
せてこれを報知するアラーム音(1)を発生させる(ス
テップC10)。したがって、使用者はアラーム音
(1)により、表示部13を注視し続けなくとも、情報
を視認可能となったことを知ることができるとともに、
引き続き選択番組の先頭ページが表示部13に表示され
ることにより(ステップC11)、スムーズに情報の視
認動作に移行することができる。
【0031】そして、キー入力部12に設けられている
カーソルキーが操作されたならば(ステップC12がY
ES)、これに応答して次のページを表示し(ステップ
C13)、終了キーが操作された場合には(ステップC
14がYES)、選択番組の表示を終了する。したがっ
て、使用者はカーソルキーの操作により、自己の読む速
度に合わせた任意の表示速度で、選択番組の各ページを
順次表示部13に表示させることができるとともに、任
意の時点で選択番組の表示を終了させることができる。
【0032】一方、選択番組の多重情報が全て受信バッ
ファー14gに蓄積されずに、設定時間(2)が経過し
てタイムアウトとなった場合には、ステップC8からス
テップC15に進み、前述した図6のステップB17〜
B23と同様の処理を、ステップC15〜C21で実行
する。すなわち、放音部17を鳴動させて選択番組の多
重情報が完全に蓄積されなかったことを報知するアラー
ム音(2)を発生させ(ステップC15)、さらにその
旨を報知する警告画面を表示部13に表示させる(ステ
ップC16)。これにより、使用者は選択番組が完全に
蓄積されなずにタイムアウトとなったことを知ることが
できる。次に、図3に示した対応テーブルに基づき、他
の周波数に選択番組と同様の番組があるか否かを判別し
(ステップC17)、他の周波数に同様の番組がある場
合には、受信制御部16に指示して、FMチューナ3を
当該周波数に切り替える(ステップC18)。しかる後
に、この切り替えた周波数にて多重情報が受信可能か否
かを判別し(ステップC19)、受信可能であるならば
同様の番組の多重情報の受信を開始し(ステップC2
0)、設定時間(2)を計時するためのタイマーをスタ
ートさせて(ステップC21)、前述したステップC7
からの処理を開始する。
【0033】また、ステップC19での判別の結果、多
重情報の受信が不可能であればステップC17に戻り、
したがって、図3の対応テーブルに選択番組及びこれと
同様の番組の周波数と番組番号とが3組記憶されてお
り、そのいずれの周波数にチューニングしても、設定時
間(2)内に選択番組及びこれと同様の番組の多重情報
を完全に蓄積できなかった場合には、前述と同様にステ
ップC17→C18→C19→C17のループが3回繰
り返されることとなる。そして、このループが繰り返さ
れることにより、選択番組が受信されず且つ他の周波数
に選択番組と同様の番組がなくなると、ステップC17
からステップC22に進み、放音部17を駆動して、受
信終了を報知するアラーム音を発生させて、このフロー
に従った処理を終了する。しかし、前記ループを繰り返
している際に、選択番組と同様の番組の多重情報が受信
バッファー14gに全て蓄積されれば、ステップC9の
判別がYESとなって、ステップC10〜C14の処理
が実行されることとなる。よって、前記ループを実行す
るこの処理手順により、使用者は自分でチューニング操
作を行わずに、選択した番組と同様の情報を視認するこ
とができ、煩雑な操作を伴うことなく迅速に所望の情報
を視認することが可能となる。
【0034】他方、ステップC1での判別、タイマー受
信されて識別コードが付加された多重情報が受信バッフ
ァー14gに蓄積されており、このタイマー蓄積がある
場合には、ステップC1から図8のステップC23に進
み、複数の番組のタイマー蓄積があるか否かを判別す
る。そして、受信バッファー14gに識別コードが付加
された複数の番組の多重情報が蓄積されていて、複数の
番組のタイマー蓄積がある場合には、該複数の番組を一
巡するようにオートページ送りを実行する(ステップC
24)。すなわち、設定番組(1)〜(3)までの3つ
の番組の多重情報が蓄積されている場合には、例えば最
初に設定番組(1)の各ページを一定時間間隔で表示部
13に表示させ、次に設定番組(2)及び設定番組
(3)の各ページを同様にして一定時間間隔で表示部1
3に表示させ、設定番組(3)の最終ページを表示させ
てから一定時間間隔をおいて、このフローに従った処理
を終了する。このとき、表示される複数の番組は、全て
使用者が予め設定し視認を必要とする情報であることか
ら、必要とする情報のみがオートページ送りにより、次
々と表示部13に表示され、これにより使用者は、必要
な情報を効率的に得ることができる。また、ステップC
23での判別の結果、1つの番組のタイマー蓄積のみが
ある場合には、当該1つの番組に対してオートページ送
りを実行し(ステップC25)、このステップC25の
処理によっても、効率的な情報視認が可能となる。
【0035】なお、このステップC24及びステップC
25においても、前述したステップC12及びC13の
通常受信の場合と同様に、カーソルキーが操作される都
度次のページを表示させるようにしてもよく、これによ
り使用者は任意の表示変化速度でタイマー受信した番組
の各ページを表示部13に表示させることができる。無
論、通常受信の場合もステップC24やステップC25
と同様に、複数の番組が一巡するようにオートページ送
りを行ったり、1つの番組に対してオートページ送りを
実行するようにしてよく、これにより煩雑なカーソルキ
ー操作を伴うことなく情報の視認が可能となる。
【0036】また、この実施の形態においては、電源ス
イッチの手動によるオンに応答して、タイマー蓄積され
ていれば(ステップC1がYES)、このタイマー蓄積
された多重情報を読み出して表示させるようにしたが
(ステップC24,C25)、キー入力部12に別途読
み出しキーを設けておき、この読み出しキーの操作によ
りタイマー蓄積された情報を読み出して表示するように
してもよい。かかる構成の場合、タイマー蓄積されてい
なければ、ステップB24でのアラーム音により、タイ
マー蓄積されていないことが予め使用者に報知されてい
ることから、情報を読み出すことができないにも拘わら
ず、使用者が読み出しキーを操作してしまう無駄な操作
を未然に防止することができる。また、この実施の形態
では、FM多重放送受信装置に本発明を適用した場合を
示したが、FM多重放送受信装置以外にラジオやテレ
ビ、文字放送、携帯型パソコンのインターネット受信等
に適用することができ、制御部プログラムに関しても、
装置本体に着脱可能なICカード等の記憶媒体に記憶さ
せるようにしてもよい。
【0037】さらに、実施の形態においては、タイマー
設定されている番組の多重情報を実際に受信可能である
か否かを判別するようにしたが、例えば電子定期と称さ
れるICカードを装置本体を脱着自在に装着し、このI
Cカードに予め設定されている受信有効期間においての
み多重放送の受信を許容する多重放送受信装置において
は、装着されたICカードが有効期間内のものであるか
否かを、予約設定された情報の受信可能性を判別する内
容とし、その判別結果を報知する構成であっても、本発
明の適用範囲内となることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、予約設定
された情報を受信する受信装置において、予約設定され
た場合には受信可能性を判別し、その判別の結果を報知
するようにしたことから、使用者は予約設定している場
所で受信可能であるか否かを予め知ることができる。よ
って、予約設定した情報が受信されなかったことに起因
して使用者が落胆する不都合を防止し得るとともに、受
信が可能となる場所に移動する等の、受信不可能である
場合の対策を行う機会を実際の受信に先行して使用者に
与えることができる。また、予約設定された情報の受信
可能性を判別するようにしたことから、使用者は予約設
定している場所で予約設定した情報が実際に受信可能で
あるか否かを予め知ることができ、受信が可能となる場
所に移動する等の対策を行う機会を与えられることによ
り、予約設定した情報の受信確実性を向上させることが
できる。
【0039】また、情報の予約設定時に前記判別と前記
報知とを行うようにしたことから、使用者が元々受信不
可能である情報を受信可能と誤認して予約設定する誤認
設定の防止し得るとともに、使用者は予約再設定をスム
ーズに行うことができる。また、前記判別と前記報知と
を、予約設定された情報の受信開始時刻の所定時間前か
ら行うようにしたことから、携帯型であって予約設定時
と受信時とでその存在地点が異なることにより、受信環
境が変化してしまう場合には、この変化した受信環境に
応じた判別が行われて、当該受信環境にての受信可能性
を報知することが可能となる。よって、この報知に基づ
き使用者は、受信可能な場所に移動する等の対策を受信
開始前に行うことができ、これにより予約設定した情報
の確実な受信を担保することできる。さらに、前記所定
時間を、使用者により設定可能としたことから、使用者
は受信不可能であると報知された場合に行うべき対策に
要する時間等を考慮して、前記所定時間を設定すること
ができ、当該使用者にとって適切な受信対策時間を与え
ることができる。
【0040】また、FM放送波に多重化されて送信され
てくる番組情報を受信して記憶し、この記憶手段に記憶
した前記情報を表示させる受信装置において、前記判別
や報知を行うことにより、使用者は、予約設定した情報
が記憶されているか否かを、報知により予め知ることが
できる。よって、当該情報が記憶されていない場合に使
用者が落胆する不都合を防止できるのみならず、記憶さ
れていないのにも拘わらず読み出して表示させるための
操作を行ってしまったり、表示されないことにより装置
の故障と誤認する不都合を防止することもできる。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる多重情報受信装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】メモリの一部の構成を示す概念図である。
【図3】ROMに設けられている対応テーブルの構成を
示す概念図である。
【図4】タイマー設定時の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図5】タイマー受信前の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図6】図5に続くタイマー受信時の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】手動で電源を投入した場合の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】図7のステップC1に続くフローチャートであ
る。
【符号の説明】 10 受信処理部 12 キー入力部 14 メモリ 17 放音部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 1/26 H04B 1/26 G T

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信されてくる情報を受信する受信手段
    と、前記情報を受信する時間を予約設定する設定手段
    と、この設定手段により予約設定された時間に前記受信
    手段に情報を受信させる制御手段とを具備する受信装置
    において、 前記設定手段により予約設定された場合に受信可能性を
    判別する判別手段と、 この判別手段による判別の結果を報知する報知手段と、 を具備することを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、さらに受信する情報を
    設定する手段を有し、前記判別手段は、前記設定手段に
    より予約設定された情報の受信可能性を判別することを
    特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段と前記報知手段とが、前記
    設定手段の予約設定時に、各々前記判別と前記報知とを
    行うことを特徴とする請求項1又は2記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段と前記報知手段とは、予約
    設定後であって受信開始時間よりも前の受信待機中に、
    前記判別と前記報知とを行うことを特徴とする請求項1
    又は2記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記判別と前記報知とを行う時間は、使
    用者により設定可能であることを特徴とする請求項4記
    載の受信装置。
  6. 【請求項6】 前記受信手段は、FM放送波に多重化さ
    れて送信されてくる番組情報を受信し、前記制御手段
    は、この受信手段により受信された番組情報を記憶手段
    に記憶させるとともに、この記憶手段に記憶させた番組
    情報を所定の操作に応じて表示手段に表示させることを
    特徴とする請求項1から5にいずれか記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 送信されてくる情報を受信する受信手段
    と、前記情報を受信する時間を予約設定する設定手段
    と、この設定手段により予約設定された時間に前記受信
    手段に情報を受信させる制御手段とを具備する受信装置
    の受信処理方法において、 前記設定手段により予約設定された場合に受信可能性を
    判別する判別処理と、 この判別処理による判別の結果を報知する報知処理と、
    を実行することを特徴とする受信処理方法。
JP32778496A 1996-11-22 1996-11-22 受信装置及び受信処理方法 Pending JPH10154965A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005083892A1 (ja) * 2004-02-26 2005-09-09 Sanyo Electric Co., Ltd. 携帯電話機および携帯電話機のアラーム出力方法並びにそのプログラム
JP2006186673A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Toshiba Corp 携帯型電子機器および同機器の記録制御方法
JP2007251744A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Denso Corp 車両用音楽自動取得装置
JP2007306184A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Denso Corp 車載放送受信装置

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