JP2660611B2 - ヒンジ - Google Patents
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Classifications
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D7/00—Hinges or pivots of special construction
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D7/00—Hinges or pivots of special construction
- E05D7/12—Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame
- E05D7/123—Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame specially adapted for cabinets or furniture
- E05D7/125—Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame specially adapted for cabinets or furniture the hinge having two or more pins
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D5/00—Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
- E05D5/02—Parts for attachment, e.g. flaps
- E05D5/0276—Parts for attachment, e.g. flaps for attachment to cabinets or furniture, the hinge having two or more pins
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2600/00—Mounting or coupling arrangements for elements provided for in this subclass
- E05Y2600/50—Mounting methods; Positioning
- E05Y2600/52—Toolless
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/20—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for furniture, e.g. cabinets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hinges (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
Description
に詳しくは、躯体に取り付けられるべきドアの深さ方向
位置および横方向位置が中間部材を介して基板に取り付
けたヒンジアームのネジを調整することにより容易に行
える形式の所謂「隠しヒンジ」に関するものである。
オーストリア特許第384,270号明細書に開示され
ている。このヒンジの場合に、係止フツクを支持する旋
回部材は金属中間部材上に回転可能に取り付けられる。
ばねは旋回部材をその係止フツクにより係止位置に押圧
する。旋回部材は中間部材が基板から解放されるのを許
容するグリツプを備えている。組み立てのために、前記
中間部材はその前方端により、すなわち、ヒンジの回転
軸線に最も近い端部により、基板の溝形状凹所に懸架さ
れかつ旋回部材のフツクがその後方端で基板に係合する
までこのようにして形成された枢動ベアリングのまわり
に枢動される。ここで中間部材はギヤツプ調整ネジおよ
び深さ調整ネジによつてヒンジアームに接続される。
に対応するヒンジは家具躯体への家具ドアの実際の組み
立てに工具を必要としないという利点を有する。基板上
にヒンジアームを固定するために、中間部材とともにヒ
ンジアームが基板にあてがわれかつ該基板に押圧される
だけで十分である。
いては、さらに、ヒンジアームの着脱に関して簡単化さ
れ、かくして組み立ての可能性が広げられることが望ま
れていた。
とともに前方端で基板に懸架されかつこのように形成さ
れた枢動ベアリングのまわりに枢動されることができる
だけでなく、中間部材とともにヒンジアームがまた後方
端で基板に懸架されかつこの枢動ベアリングのまわりに
枢動されることができるか、または基板上に、すなわち
それと平行にそのまま押圧されることで固着できるよう
にヒンジの着脱を簡素化することにある。
題は、家具本体側に取り付けられる基板と、家具のドア
側に取り付けられる細長いヒンジアームと、U形状断面
を有しかつヒンジアームに調整可能に取り付けられる中
間部材と、ヒンジアームと共に中間部材を基板に対して
該ヒンジアームの長さ方向に離間した2つの支持点にお
いて係止可能に取り付ける弾性スナップ機構とから構成
され、前記弾性スナップ機構が、前記2つの各支持点に
位置する2つのばね負荷係止部材を有し、さらに、前記
ばね負荷係止部材を前記2つの支持点から同時に解放す
るための該係止部材とは別個の部材である手動操作可能
な解放装置とから成ることを特徴とするヒンジを提供す
ることによつて解決される。
ために、好都合には係止部材が各々反対方向に移動可能
であることが提案される。
係止部材が、弾性を有しかつ両端にそれぞれアームを備
えて対向配置された2つのレバーにより形成され、その
さい一方のアームが前記中間部材に枢支されている。
において、前記ばね負荷係止部材が、弾性を有しかつ両
端にそれぞれアームを備えて対向配置された2つのレバ
ーにより形成され、そのさい一方のアームが前記中間部
材に枢支されている。
置が、ロツカーアームと、前記ばね負荷係止部材に対し
て係合しかつ該ロッカーアームに関節運動可能に懸架さ
れたプツシユロツドとから構成され、それによりばね負
荷係止部材が係止位置から解除されるように構成されて
いる。
荷係止部材が一対の互いに平行に該ピンが前記中間部材
の横方向部材のスロツト内に配置されたピンによつて形
成され、前記ヒンジの長さ方向に沿って移動可能に受容
されかつ双方のピンがばねの両端に保持されている。こ
こでばねが係止部材の両方に作用することが必須であ
る。もちろん、ばね作用を増幅するために複数のばねが
使用可能である。
ばねが、前記ピンを取り巻くように保持していることが
提案される。
正確な位置決めを容易にするために、好都合には中間部
材の横方向部材が基板のスロツトに受容される突起を含
むか、または前記基板がクサビ形状肩部を備え、該肩部
が、取り付けられた状態において、前記中間部材の前記
横方向部材のクサビ形状凹所に突出することが提案され
る。
記弾性スナップ機構を構成すると同時に手動操作可能な
前記解放装置が、前記ヒンジアームの長手方向に沿って
前後にかつ交互にずれて前記中間部材の内部に整列して
設けられた2本のプツシユロツドを有し、かつ、それに
よりばね負荷係止部材を形成する一対のピンが、前記基
板に対して該プッシュロッド双方の係合位置から左右に
ずれた位置で、ヒンジアームの長手方向軸線を横切って
同一軸線上に離間方向に弾性偏倚されて配置した一対の
スライドにより、離反方向に該軸線に沿って押圧され
る。この構成において、ヒンジアームが取り外されると
き、前記スライドに取り付けられかつヒンジアーム側板
を貫通して延在する押しボタン形状の突起によつて係止
を解放しかつ同時にヒンジアームを把持かつそれを基板
から除去することが容易に可能である。
添付図面を参照して詳細に説明する。
ツプおよびこのヒンジキヤツプをヒンジアーム1に枢着
する屈曲したリンクアームのごとき本発明に関係のない
ヒンジ部品は図面の各図に示していない。それらは公知
の技術にしたがつて設計される。ヒンジはまた従来の閉
止機構を備えることができる。
ジアーム1、中間部材4および基板11である。基板1
1は通常の方法においてネジまたはドエルにより家具躯
体の側壁12に取着される。
向取り付け位置を調整するためのギヤツプ調整ネジ2お
よびドアの躯体に対する深さ方向取り付け位置を調整す
る締め付けネジ3によつて全体的にU形断面形状を有す
る中間部材4に取り付けられる。
前方にヒンジアーム1の長さ方向に沿って開口したスロ
ツト14を通って内部に突出し、かつ締め付けネジ3は
中間部材4の後方に螺着されかつヒンジアーム1の後方
に開口した同じくその長さ方向に沿って開口したスロツ
ト15を通って該アームの上面に突出する。ギヤツプ調
整ネジ2を回転することにより、家具ドアギヤツプに関
連して不図示の屈曲リンクアームの一端側を枢着するヒ
ンジピン16の横方向位置を調整することができる。締
め付けネジ3が解放されるならば、ヒンジアーム1はス
ロツト15の長さ(スロツト14と好ましくは等しい長
さからなる)に沿って家具躯体に対するドアの深さ方向
位置を調整することができる。
よび後方にそれぞれ水平方向に伸びる突起17を有す
る。ばね負荷係止部材を形成する2本のアーム6aおよ
び6bを両端に備えて対向配置されたレバー6は枢軸7
上で中間部材4に枢着される。2本のアームを備えたレ
バー6は中間部材4の平行に垂下する側板である横方向
部材4aを垂直に貫通する枢軸7にアーム6aによつて
支持される。
のアーム6bは基板11の支持点を形成する突起17を
取り付け状態において貫通させるための開口18が穿設
されている。2本のアームを備えたレバー6は可撓性を
有する材料から製造され、例えば板鋼から作られ、かく
して突起17および基板11に対して一定の弾性力で押
圧される。
の横方向部材4aに基板11の長さ方向に延びる2つの
スロツト10を貫通する2つの突起9を備えている。こ
の方法において中間部材4は長さ方向に無遊状態で基板
11に位置決めされる。
カーアーム5が枢軸8に取り付けられる。ロツカーアー
ム5は一方のレバー6の下方のアーム6bが貫通する枢
軸8の後方において上下方向に穿設された漏斗形状開口
19を穿設されている。ロツカーアーム5の漏斗状開口
19の前方の壁面はストツパ面20として形成されてお
り、該ストツパ面は中間部材4が基板11から解放され
るときこのレバー6の下方アーム6bの前方面に当接す
る。
枢軸8を挟んだ斜め上方反対側に互いに平行に延びる二
股突起により画成されたスロツト21を含んでおり、こ
のスロット内にプツシユロツド13の一方の端部が枢動
可能に遊嵌される。即ち、プツシユロツド13はスロッ
ト21を画成する下方の突起23が貫通する開口22を
有しかつ他方の端部には突起24を有している。それに
よりこの突起24は、前方のレバー6の下方のアーム6
aの上部に穿設された開口25を貫通して係合する。図
3に示された如く、プツシユロツド13は突起24の付
け根部分を形成する肩部26によつて下方のアーム6a
に当接されかつ支持される。
端において操作可能であるグリツプ部材27を備えてい
る。ロツカーアーム5が矢印Oの方向にグリツプ部材2
7によつて枢動されるならば、一方でストツパ面20は
後方のレバー6の下方のアーム6bに押接し弾性力に抗
して枢動し後方に移動させる。このことにより、アーム
6bは基板11の突起17から開口18が離脱する。ま
た他方では、プツシユロツド13が矢印Oaの方向に動
かされそれにより前方のレバーのアーム6aがプッシュ
ロッド13の肩部26により前方に押しやられて基板1
1の突起17から開口18が離脱する。かかる状態にお
いて、ヒンジアーム1は、いまや中間部材4と一体に基
板11から完全に係合状態から解放されて基板11の上
方に向けて取り外すことができる。従って、これらロッ
カーアーム5とプッシュロッド13とは、ばね負荷係止
部材を構成する2本のレバー6の下方のアーム6bに対
する手動操作可能な解放装置を構成している。なお、こ
れら各部材は、この実施形態においては、全体として弾
性スナップ機構を形成している。
て、ヒンジアーム1は、前の実施形態と同一の方法にお
いて、ギヤツプ調整ネジ2および締め付けネジ3によつ
て中間部材4に取り付けられる。再び、プツシユロツド
13が枢着されるロツカーアーム5は中間部材4に回転
可能に取り付けられる。しかしながら、この場合に、プ
ツシユロツド13はロツカーアームの開放スロツト21
に係合されないが、ロツカーアームに枢軸28によつて
接続される。
が逆方向に行われ、すなわち、基板11は中間部材4の
横方向部材4aの対応するクサビ形凹所30内に突出す
るクサビ形状肩部29を備えている。従って、このクサ
ビ形肩部29は取り付けられた状態において、中間部材
4のクサビ形凹所30に突出している。
場合にばね負荷係止部材は基板11の上部を形成してい
るブロック状の突出部分の前後端部にヒンジアームの長
さ方向に対して直角に横断するようにそれぞれ互いに平
行に穿設された溝34に係合可能なピン31によつて形
成され、該ピンは中間部材4の互いに平行に垂下する2
枚の横方向部材4aに穿設されたスロツト32内に長さ
方向に遊びを持って受容される。
1は、「かすがい状」或いは「コの字状」を有するばね
33の両端部により、それぞれ外側を取り巻かれるよう
にして両方のピンが一体的に抱え込まれるように弾性的
に保持されている。
板11上に押圧されるならば、ピン31は基板11の溝
34に係合する。ピン31の押圧は基板11上のブロッ
ク状の突出部分における溝34の上方に形成されたピン
案内用の傾斜面を伝って容易に前記溝34に嵌合せしめ
る。従って、この実施形態において溝34は2つの支持
点を形成している。
に沿って互いに平行に配置された2つのばね33が設け
られる。ヒンジアーム1が取り付けられるとき、ばね3
3はピン31と係合する位置に連続して押圧される。中
間部材4を基板1から解放するために、ロツカーアーム
5は再び矢印Oの方向にグリツプ部材27の枢動によつ
て行われる。ストツパ面20はいまや後方ピン31を基
板11の後方溝34から押し出し、中間部材4の横方向
部材4aに長さ方向に沿って細長く穿設された後方スロ
ット32内を後方に移動し、そして前方ピン31はまた
プツシユロツド13によつて基板11の前方溝34から
押し出される。前方ピン31もまた横方向部材4aに穿
設されたスロツト35内を前方に向けて移動する。
れるとき、中間部材4の基板11との係止は前後位置に
おいて同時に解放される。ピン31は相互に反対方向に
拡張され基板11の前後方向の溝34から離れる。その
結果、中間部材4とともにヒンジアーム1は基板11か
ら取り外されることができる。従って、この実施形態に
おいてピン31、ばね33、ロッカーアーム5およびプ
ッシュロッド13は弾性スナップ機構を形成しており、
さらにこれら部材の内、ピン31がばね負荷係止部材を
形成し、また、ロッカーアーム5およびプッシュロッド
13が前記した実施形態の場合と同様に手動操作可能な
解放装置を形成している。
いて、前述した2つの実施形態におけるように、ヒンジ
アーム1はギヤツプ調整ネジ2および締め付けネジ3に
よつて中間部材4に取り付けられる。ばね負荷係止要素
は再びピン31によつて形成され、該ピン31は基板1
1の支持点を形成する溝34に係合しかつ中間部材4の
横方向部材4aの長さ方向に伸びる細長いスロツト32
に受容される。
は前述した実施例におけるように行われる。すなわちヒ
ンジアーム1は、中間部材4により、ピン31が溝34
に係合するように基板11上に押圧される。ここでピン
31が同時に係合するかどうかまたは前方または後方ピ
ンが基板11の対応する溝34に最初に係合するかどう
かは重要でない。
受容される基板11の溝34に整合する溝38を先端部
または後端部に位置付けられるするように配置された同
一形状の2つの部品から成り、かつヒンジアーム1の長
手方向に沿って前後にかつ交互にずらされてU字形断面
を有する中間部材4の内部に整列して配置される。さら
に、各プツシユロツド37は溝38から長さ方向に離れ
た位置に窓39を備えている。
1を有するスライド40はヒンジアーム1の長手方向軸
線を横切って同一軸線上に対を成して配置されている。
また、これら対を成すスライド40はプツシユロツド3
7の窓39通って突出する。スライド40は中間部材の
横方向部材4aに形成される開口42に受容される。改
善された案内のために、スライド40はヒンジアームが
取り付けられた状態にあるとき窓39を通って突出する
肩部43を備え、引き続き突起45に向けて傾斜するク
サビ形状面41を前記横断方向軸線を含む同一平面上で
互いに反対方向に向くように形成されている。
倚力によつてスライド40は互いに離間してかつヒンジ
アーム1の横方向部材4aに対してそれぞれ押圧された
状態となっている。
部材4aの開口47を通って延在する押しボタン形状の
突起45を備えている。
1から解放するために、双方のスライド40は押しボタ
ン形状の突起45を相互に近接する方向に圧縮される。
それにより傾斜したクサビ形状面41は各々のプッシュ
ロッド37の窓39の対応する縁部に当接し、その結
果、プツシユロツド37はヒンジアーム1の長手方向軸
線に沿って前方および後方端に向かって離反方向に動
く。かくしてばね負荷係止部材を形成するピン31は、
ばね33の弾性保持力に抗して離間方向に移動され基板
11の溝34から外れてヒンジアーム1とともに、中間
部材4は基板11から解放される。
縮されるとき、ヒンジアーム1が手指により同時に横方
向に取り巻かれかつしたがつて基板11から片手の単純
な手指動作により容易に取り外すことができる点にあ
る。かかる実施形態において、ピン31、ばね33、プ
ッシュロッド37およびスライド40は弾性スナップ機
構を形成しており、そのうち、ピン31は、ばね負荷係
止部材を形成し、さらに、プッシュロッド37およびス
ライド40は手動操作可能な解放装置を形成しており、
また、この実施形態においても2つの支持点が基板11
の前後端部に穿設された溝34により形成されている点
は上記した2つの実施形態と同様の作用を発揮する点か
ら共通の構成要件として理解れるところである。
ジは、家具本体側に取り付けられる基板と、家具のドア
側に取り付けられる細長いヒンジアームと、U形状断面
を有しかつヒンジアームに調整可能に取り付けられる中
間部材と、ヒンジアームと共に中間部材を基板に対して
該ヒンジアームの長さ方向に離間した2つの支持点にお
いて係止可能に取り付ける弾性スナップ機構とから構成
され、前記弾性スナップ機構が、前記2つの各支持点に
位置する2つのばね負荷係止部材を有し、さらに、前記
ばね負荷係止部材を前記2つの支持点から同時に解放す
るための該係止部材とは別個の部材である手動操作可能
な解放装置とから成るように構成したので、ヒンジアー
ムが中間部材とともに前方端で基板に取着されかつこの
ように形成された枢動ベアリングのまわりに枢動される
ことができるだけでなく、中間部材とともにヒンジアー
ムがまた後方端で基板に取着されかつこの枢動ベアリン
グのまわりに枢動されることができるか、または基板上
に、すなわちそれと平行に押圧されることができるよう
にヒンジの取着を簡単化することができるヒンジを提供
することができる。
アームを示す長手方向断面図である。
たヒンジアームを示す長手方向断面図である。
けられたヒンジアームを示す長手方向断面図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 家具本体(12)側に取り付けられる基
板(11)と、 家具のドア側に取り付けられる細長いヒンジアーム
(1)と、 U形状断面を有しかつヒンジアーム(1)に調整可能に
取り付けられる中間部材(4)と、 ヒンジアーム(1)と共に中間部材(4)を基板(1
1)に対して該ヒンジアームの長さ方向に離間した2つ
の支持点(17;34)において係止可能に取り付ける
弾性スナップ機構(6a,6b;31、6;33、5,
13、37,40)とから構成され、 前記弾性スナップ機構が、前記2つの各支持点に位置す
る2つのばね負荷係止部材(6b;31)を有し、 さらに、前記ばね負荷係止部材を前記2つの支持点から
同時に解放するための該係止部材とは別個の部材である
手動操作可能な解放装置(5,13;37,40)とか
ら成ることを特徴とするヒンジ。 - 【請求項2】 前記ばね負荷係止部材(6b;31)が
各々反対方向に移動可能であることを特徴とする請求項
1に記載のヒンジ。 - 【請求項3】 前記ばね負荷係止部材(6b)が、弾性
を有しかつ両端にそれぞれアーム(6a,6b)を備え
て対向配置された2つのレバー(6)により形成され、
そのさい一方のアーム(6a)が前記中間部材(4)に
枢支されることを特徴とする請求項1または2に記載の
ヒンジ。 - 【請求項4】 前記支持点が、前記基板(11)の両端
部に長さ方向に突出した突起(17)によって形成さ
れ、かつ該突起が、前記レバー(6)の他方のアーム
(6b)が貫通する開口(18)を有することを特徴と
する請求項3に記載のヒンジ。 - 【請求項5】 前記解放装置が、ロツカーアーム(5)
と、前記ばね負荷係止部材(6b)に対して係合しかつ
該ロッカーアームに関節運動可能に懸架されたプツシユ
ロツド(13)とから構成され、それによりばね負荷係
止部材が係止位置から解除されることを特徴とする請求
項1〜4の内の少なくとも1項に記載のヒンジ。 - 【請求項6】 前記プツシユロツド(13)が突起(2
4)を一端に有し、それにより前記プツシユロツド(1
3)が前記2本のアーム(6a,6b)を備えたレバー
(6)の一方に穿設された開口(25)に懸架されるこ
とを特徴とする請求項5に記載のヒンジ。 - 【請求項7】 前記ロツカーアーム(5)が、一方の端
部に穿設されたスロツト(21)を含み、該スロツト
(21)に前記プツシユロツド(13)の他端が懸架さ
れることを特徴とする請求項5に記載のヒンジ。 - 【請求項8】 前記中間部材(4)が、前記基板(1
1)のスロツト(10)に受容される突起(9)をその
横方向部材(4a)上に有しており、それにより前記中
間部材が前記基板に位置決めされることを特徴とする請
求項1〜7の内のいずれか1項に記載のヒンジ。 - 【請求項9】 前記突起(9)がクサビ形状であること
を特徴とする請求項8に記載のヒンジ。 - 【請求項10】 前記ロツカーアーム(5)が、前記2
本のアームを備えたレバー(6)の一方がそれを通って
突出する貫通開口(19)を含むことを特徴とする請求
項および5に記載のヒンジ。 - 【請求項11】 前記開口(19)が漏斗形状であるこ
とを特徴とする請求項10に記載のヒンジ。 - 【請求項12】 前記ばね負荷係止部材が一対の互いに
平行に該ピンが前記中間部材(4)の横方向部材(4
a)のスロツト(32)内に配置されたピン(31)に
よつて形成され、前記ヒンジ(1)の長さ方向に沿って
移動可能に受容されかつ双方のピンがばね(33)の両
端に保持されていることを特徴とする請求項1〜11の
内のいづれか1項に記載のヒンジ。 - 【請求項13】 前記ばね(33)が、前記ピンを取り
巻くように保持していることを特徴とする請求項12に
記載のヒンジ。 - 【請求項14】 前記基板(11)が、クサビ形状肩部
(29)を備え、該肩部は、取り付けられた状態におい
て、前記中間部材(4)の前記横方向部材(4a)のク
サビ形状凹所(30)に突出することを特徴とする請求
項12に記載のヒンジ。 - 【請求項15】 前記弾性スナップ機構を構成すると同
時に手動操作可能な前記解放装置が、前記ヒンジアーム
(1)の長手方向に沿って前後にかつ交互にずれて前記
中間部材(4)の内部に整列して設けられた2本のプツ
シユロツド(37)を有し、かつ、それによりばね負荷
係止部材を形成する一対のピン(31)が、前記基板
(11)に対して該プッシュロッド双方の係合位置から
左右にずれた位置で、ヒンジアームの長手方向軸線を横
切って同一軸線上に離間方向に弾性偏倚されて配置した
一対のスライド(40)により、離反方向に該軸線に沿
って押圧されることを特徴とする請求項1〜14の内の
いづれか1項に記載のヒンジ。 - 【請求項16】 前記スライド(40)が、互いに反対
方向に傾斜した前記プッシュロッド(37)のおのおの
と係合可能なクサビ形状面(41)をそれぞれ有するこ
とを特徴とする請求項15に記載のヒンジ。 - 【請求項17】 前記プツシユロツド(37)が、前記
スライド(40)を貫通する窓(39)を含み、これに
より前記スライドのクサビ形状面(41)と係合して2
つの前記プッシュロッド(37)を前記長さ方向軸線に
沿って互いに離反する方向に移動させるようにしたこと
を特徴とする請求項16に記載のヒンジ。 - 【請求項18】 前記スライド(40)が、前記ヒンジ
アーム(1)の側板を貫通して延在する押しボタン形状
の突起(45)を備えていることを特徴とする請求項1
7に記載のヒンジ。 - 【請求項19】 前記スライド(40)が、前記中間部
材(4)の前記横方向部材(4a)の開口(42)に受
容されることを特徴とする請求項16に記載のヒンジ。
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