JP2660525B2 - 車体修理装置及びその方法 - Google Patents
車体修理装置及びその方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D1/00—Straightening, restoring form or removing local distortions of sheet metal or specific articles made therefrom; Stretching sheet metal combined with rolling
- B21D1/12—Straightening vehicle body parts or bodies
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- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21D1/14—Straightening frame structures
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明の目的は、車体修理作業における手順であ
り、この手順において、車輌は、車体修理手段の修理テ
ーブルへ乗り上げられ、該修理テーブルに設けられたス
カートアタッチメントに固定される。 この発明は、また、修理手段機構に関するもので、該
機構は、修理作業のため、車輌または均等物を修理テー
ブルに固定するスカートアタッチメントをもつ少なくと
も一つの修理テーブルを備える。 従来技術の修理手段においては、修理テーブルを持ち
上げるリフト手段が修理テーブルに関連して固定的に配
置されている。前記リフトユニットは、存在する問題解
決策においては、取外すことができて、どの場所におい
ても直ちに使用できるように移動することができるよう
にはなっていない。 この発明の目的は、修理すべき複数台の車輌または均
等物の同時の修理に用いられるに適した車体修理手段で
ある。この発明の目的は、安い装置コストでありながら
高い修理作業能力を与える装置構成である。 この発明の目的は、この発明に教示された手順と装置
構成により達成される。 この発明の手順は、車輌が修理テーブル上にある間、
車輌が修理作業のための所望の高さへ車輌修理手段のリ
フト手段により持ち上げられ：該リフト手段が車輌の下
から及び修理テーブルとの機能的結合から除去され、車
輌が修理テーブルに接続された支持脚により支持される
ことを特徴とする。 この発明の装置機構は、修理テーブルに機能的に接続
し、修理テーブルの下で動き、そこから突出できるリフ
ト手段からなり、前記手段は、修理テーブルに接続する
支持脚を備え、該リフト手段が修理テーブルから離れた
とき、修理テーブルが前記支持脚に載置される装置機構
を主たる特徴とするものである。 この発明の方法において、車輌は、車体修理手段の修
理テーブルへ駆動され、該修理テーブルのスカートアッ
タチメントへ取付けられる。車輌が修理テーブルに載せ
られている間、修理作業のため、車体修理手段のリフト
手段で与えられた所望の高さへ上昇される。その後、リ
フト手段は、車輌の下から離れ、修理テーブルとの機能
的接続から離脱する。車輌は、修理テーブルの支持脚に
支持されて、修理テーブルの上に残される。この発明の
教示によれば、支持脚は、修理テーブルに対し個々に着
脱自由になっている。この発明の修理手段機構は、修理
作業のため、車輌または均等物を修理テーブルに固定す
るためのスカートアタッチメントが設けられている少な
くとも一つの修理テーブルを備える。装置機構は、修理
テーブルと修理テーブルと機能的に接続し、修理テーブ
ルの移動できるリフト手段を備え、前記装置は、さら
に、修理テーブルと接続した支持脚を備え、リフト手段
が修理テーブルから離れたとき、該修理テーブルが支持
脚に載置される。この発明の教示によれば、支持脚の長
さは、調節でき、同様に、支持脚の幅寸法における位置
は、修理テーブルに関連させて調節可能である。支持脚
は、適当な長さに伸ばせるよう伸縮可能である。勿論、
このような機構には、異なった長さの支持脚が異なった
高さのために使用されるということが考えられる。 この発明の方法と装置により、莫大な資金の節約が達
成され、これは、修理工場で一基のリフトユニットが複
数の修理テーブルに使用することができるからである。
修理テーブルそれ自体と支持脚機構は、有利なものであ
る。設備の最も費用の高いものは、リフト手段である
が、この発明の問題解決においては、一基のリフト手段
の投資が同時に複数の修理物に利用できる。 この発明は、貼付図面の図に示された、発明のある有
利な実施例を参照しながら下記に詳細に記載されるが、
この発明がこれに限定されることを意味するものではな
い。 第１図において、この発明による装置が一つの修理位
置において示されている。図は、立面図で、車輌または
均等物が修理テーブルの上に置かれ、これは、点線で示
されている。 第2A図から第2C図において、この発明の修理装置と方
法が異なった段階で示されれいる。 第３図において、駆動プレートをリフトユニットのフ
レームへ取付ける一つの有利な手段が示されている。図
は、軸側投影図である。 第４図において、駆動プレートアタッチメントの他の
有利な例が示されている。 第６図において、支持脚に支持されている修理テーブ
ルの平面図が示されている。 第１図において、修理対象物、即ち、車輌Ａは、修理
手段10の修理テーブル11の上に載せられており、スカー
トアタッチメント12′,12″,12,12′により固定さ
れている。スカートアタッチメントは、フレーム11aか
ら突出しているビーム13′,13″,13,13′に配置さ
れていることが最も好ましく、各場合における車幅に応
じて前記ビーム13の上を移動できるように配置されてい
る。さらに、修理手段は、修理ヘッド14を備え、これ
は、ここでは、部品、好ましくはビーム状の部品と理解
すべきであって、補修力発生または補修力を仲介するも
ので、ジッブ腕14aおよび／または引張り体14cまたは均
等物を備え、補修が望まれる部分において引張り、また
は押す作用をなす。前記修理ヘッド14は、修理テーブル
11に位置し、これとそのフレーム11aに取付けられ、前
記フレーム11の伸縮ビームを可動に配置されていること
が好ましい。 この発明の車体修理手段10は、さらに、駆動プレート
15を備え、これらの内、図の実施例では、３個のもの15
a,15b,15cが修理手段の長さ方向軸の両側にある。駆動
プレート15b,15cは、同じレベルに位置するよう配置さ
れているが、修理テーブルのビーム13は最下位置に配置
されていて、駆動プレート15a,15bの間に残された間隙
を通過する。同様に、他のビーム13の駆動プレート15に
間隙があるか、または、前記駆動プレートは、ビーム13
のための間隙と通路を形成するために、互いに分離され
て配置されている。第１図に示すように、駆動プレート
15a,15bの間にもそのような間隙がある。この発明のリ
フトユニット16は、ハイドロリックシリンダーであるリ
フトシリンダー17を備える。前記リフトユニット16は、
修理テーブル11上の車輌Ａを第１図に示す矢印Ｌ方向に
昇降させ、即ち、リフトユニット16は、修理テーブル11
を昇降させるように構成されている。 この発明の有利な実施例によれば、リフトユニット16
は、さすまた起重機機構であることが好ましい。リフト
シリンダー17は、リフトユニット16の水平アッパビーム
19とフレーム20の間で、例えば、グランドに最も接近し
た一端、シリンダ体17を下位の水平ビーム20に、他端、
ピストンロッド端を上位のフレームビームに接続させ
て、接続される。さらに、水平ビーム20には、アーム18
a,18bが連結される。アーム18aは、一端がビーム20に、
他端がビーム19に連結され、同様に、アーム18bは、一
端がビーム20に、他端がビーム19に連結されている。ア
ーム18a,18bは、それらの中心で、枢支点C1において互
いに回転できるように枢着されている。前記連結部は、
ピボット連結部であり、これによってアーム18をそれら
の枢支点C2,C3,C4,C5においてビーム19,20に関連して回
転可能としている。操作可能な機構とするため、一方の
アームの下端と他方のアームの上端は、水平方向に可動
なように配置されている。 リフトユニット16は、車輌Ａを昇降させるように配置
されている。この発明の教示によれば、リフトユニット
16は、修理テーブル11の下方から外へ移動し、さらに修
理テーブル11の下方へと戻る。リフトユニット16がロッ
クピン40または均等物を取外すことによって修理テーブ
ル11から離れたとき、駆動プレート15が除去され、つい
で支持脚30が修理テーブル11に取付けられる。支持脚30
には、４本の支持脚30′,30″,30,30′が有利であ
る。この発明の教示によれば、リフトユニット16が複数
の修理テーブル11に関連して使用され、これは、修理テ
ーブル11にそれぞれ支持脚30が取付けられたときに行な
えることができる。この発明の問題解決策は、一つの修
理店での修理作業を複数の修理対象物に対し只一つのリ
フトユニット16により行なえることを可能とした。前記
リフトユニット16は、このように複数の修理テーブル11
に適用させることができる。 修理テーブル11の脚30は、長さが調節可能で、及び／
あるいは幅の位置が調節可能であり、該脚が修理テーブ
ル11に関連した所望の支持位置で取付けられることが最
も好ましく、かくして、幅方向において充分な広がりを
とれる。 第2A図から第2C図においては、この発明の修理手順が
段階的に示されている。第2A図には、所望の修理位置に
上昇された車輌Ａが示されている。支持脚30は、未だ修
理テーブル11に固定されていない。 第2b図においては、支持脚30、好ましくは４本の支持
脚30が修理テーブル11に固定されている段階を示す。ピ
ン40は、取外されるか、または、位置が変えられ、リフ
トユニット16を修理テーブル11から外れるようにし、ロ
ッド25を引張り、離去させる。ビーム20には、車輪2
4′,24″または均等手段が設けられていて、修理テーブ
ル11の下側からリフトユニット16を離去させ易くなって
いる。好ましくは、４個の車輪24′,24″がある。ロッ
ド25または棒は、枢支点C6によりビーム20に枢着されて
いる。第2B図に示された段階に続いて、リフトユニット
16は、車輌の下から離去され、修理テーブル11のスカー
トアタッチメント12により固定され、支持脚30に載置さ
れた車輌の修理作業が継続される。 第2A図から第2C図に示された発明の手順において、車
輌は、先ず修理テーブル11に乗り上げられる。次の段階
で、修理テーブル11は、リフトユニット16により持ち上
げられ、この結果、スカートアタッチメント12が車輌Ａ
に接触する。ついでスカートアタッチメントは、好まし
くは、ネジ作用によりクランプされ、その結果、車輌Ａ
は、修理テーブル11の上にしっかり保持される。その
後、車輌Ａは、第１図と第2A図にＧで示されている所望
の修理高さ位置または修理レベルまで持ち上げられる。
所望の修理レベルＧに達すると、脚、好ましくは、４本
の支持脚30′,30″,30,30′が修理テーブル11に接
触させて配置される。支持脚30は、所望の支持位置にお
いて、修理テーブル11に固着される。その後、ピン40ま
たは均等のロック部材が取外され、第2C図に示すよう
に、リフトユニット16が修理テーブル11の下側から離去
される。この移動の後、リフトユニット16は、修理すべ
き新たな車輌Ａの修理場所へ運ばれ、新たな修理テーブ
ル11′の下側の新たな位置へ置かれる。 この発明の装置と方法によるこの方法で、一つの店に
おいて複数台の車輌を一基のリフトユニット16で昇降さ
せることが可能となる。一基のリフトユニットまたはリ
フト手段16のみが必要で、店の各修理ステーションに
は、支持脚30が設けられた修理テーブル11が別個に配置
されていればよい。かくして、資金の節約は、顕著なも
のである。 第３図においては、駆動プレート15b,15cをリフトユ
ニット16の支持脚21に取付けることが示されている。車
輌が修理テーブル11に乗せられて所望の修理高さまで持
ち上げられた後、駆動プレート15が取外され、除去され
て、修理作業の妨害にならなくなる。この発明におい
て、これは、駆動プレート15をリフトユニット16に取付
けられている支持脚21に対し着脱自由に配置することに
よって行なわれる。支持脚21は、凹所または孔22を有
し、これにドライビングプレート15がそれらの支持脚23
とそれらの端部を介して嵌合する。リフトユニット16の
支持脚21には、駆動プレート15のための複数の受け凹部
22が設けられている。したがって、駆動プレート15の支
持脚23または均等物は、所望の幅に応じて、異なった受
け凹部に嵌まることができる。 支持脚21は、好ましくは、断面Ｌ型棒であり、この場
合、Ｌ型の底部は、最大の接触面積をもってグランドに
当接し、広い支持幅と安定した支持が得られるようにな
っている。第３図に示すように、支持脚は、矢印L2方向
へビーム20の中を伸縮し、これによって、リフトユニッ
ト16が修理テーブル11から離去したとき、支持脚21は、
展開した位置から移動し、運搬の邪魔をしないようにな
っている。 第３図の例においては、一本の支持脚21が示されてい
る。複数の支持脚21があってもよく、これらは、第３図
の例においては、リフトユニット16の下位水平ビーム20
に連結され、これらの下面がグランドに接地し、修理テ
ーブルと車輌のリフト状態を支持する。好ましくは、４
本の脚21であるが、本数は、これより少なくても多くて
もよい。 第４図には、支持脚21の他の例が示されている。この
例では、支持脚は、一つの受け凹部22′のみを有し、駆
動プレート15cの一本の支持脚23′が該受け凹部22′に
嵌まるよう配置され、隣接する支持脚23′は、単に接地
するのみである。 第５図には、この発明の有利な実施例が示されてい
る。図には、修理テーブル11とそのフレーム11aに対す
る修理テーブル11の一本の支持脚30の連結のみが示され
ている。この例では、他の支持脚30の場合も同様であ
る。第５図には、支持脚30′が示されている。支持脚30
は、好ましくは、水平ビーム部30aと、これに続く垂直
脚として機能するビーム部30b1を備える。ビーム部30a
は、修理テーブル11のフレームに対し移動可能に配置さ
れ、これは、好ましくは、フレーム11aに接続している
ビーム13′の内部を修理テーブル11のフレーム11aに対
して移動可能となるようになっている。リフトユニット
11から突出しているビーム13′の上面には、可動のスカ
ートアタッチメント12が位置している。脚30は、水平方
向に移動可能で、リフトユニット11に対し、好ましく
は、フレームビーム11aに対し幅方向における異なった
位置をとる。 前記移動は、ビーム部30aに固定部材37または均等物
を取付けて種々の幅位置をとるようにして行なうのが最
も好ましい。第５図の例において、ビーム13′は、受け
孔を有し、これに対応して、ビーム30もその水平部分30
aにおいて対応する孔を有する。コッターピン37または
均等の手早く固定できる手段がこれらの孔に通され、こ
れによって脚30′がフレーム11aに関連した水平位置に
確実に保持される。 この発明の教示によれば、脚30は、長さが調節できる
ように配置されている。したがって、脚30′の垂直部分
30bにおいては、伸縮部分30b1,30b2が設けられており、
これらは、互いに関連しながら移動できるように配置さ
れており、一方または他方が相手に対し異なった固定位
置へと可動でスライド可能である態様が好ましい。好ま
しくは、ビーム部分30b1は、ビーム部分30b2内部におい
て、ビーム部分30b1が受け孔34a1,34a2,34a3などを有
し、同様に、ビーム部分30b2が受け孔35a1,35a2などを
有する態様でもって、可動に配置されている。ピン38ま
たは均等の手早く固定できる部材がこれらの受け孔に通
され、これによって、脚30′は、所定の位置にロックさ
れる。第５図には、この発明の脚30を修理テーブル11に
取付ける一つの態様のみ示されている。複数の伸縮部分
があるか、または、脚30が一定の長さをもつものでもよ
い。 第６図には、修理テーブルに取付けられた支持脚をも
つ、この発明の装置を上方から見たものが示されてい
る。
り、この手順において、車輌は、車体修理手段の修理テ
ーブルへ乗り上げられ、該修理テーブルに設けられたス
カートアタッチメントに固定される。 この発明は、また、修理手段機構に関するもので、該
機構は、修理作業のため、車輌または均等物を修理テー
ブルに固定するスカートアタッチメントをもつ少なくと
も一つの修理テーブルを備える。 従来技術の修理手段においては、修理テーブルを持ち
上げるリフト手段が修理テーブルに関連して固定的に配
置されている。前記リフトユニットは、存在する問題解
決策においては、取外すことができて、どの場所におい
ても直ちに使用できるように移動することができるよう
にはなっていない。 この発明の目的は、修理すべき複数台の車輌または均
等物の同時の修理に用いられるに適した車体修理手段で
ある。この発明の目的は、安い装置コストでありながら
高い修理作業能力を与える装置構成である。 この発明の目的は、この発明に教示された手順と装置
構成により達成される。 この発明の手順は、車輌が修理テーブル上にある間、
車輌が修理作業のための所望の高さへ車輌修理手段のリ
フト手段により持ち上げられ：該リフト手段が車輌の下
から及び修理テーブルとの機能的結合から除去され、車
輌が修理テーブルに接続された支持脚により支持される
ことを特徴とする。 この発明の装置機構は、修理テーブルに機能的に接続
し、修理テーブルの下で動き、そこから突出できるリフ
ト手段からなり、前記手段は、修理テーブルに接続する
支持脚を備え、該リフト手段が修理テーブルから離れた
とき、修理テーブルが前記支持脚に載置される装置機構
を主たる特徴とするものである。 この発明の方法において、車輌は、車体修理手段の修
理テーブルへ駆動され、該修理テーブルのスカートアッ
タチメントへ取付けられる。車輌が修理テーブルに載せ
られている間、修理作業のため、車体修理手段のリフト
手段で与えられた所望の高さへ上昇される。その後、リ
フト手段は、車輌の下から離れ、修理テーブルとの機能
的接続から離脱する。車輌は、修理テーブルの支持脚に
支持されて、修理テーブルの上に残される。この発明の
教示によれば、支持脚は、修理テーブルに対し個々に着
脱自由になっている。この発明の修理手段機構は、修理
作業のため、車輌または均等物を修理テーブルに固定す
るためのスカートアタッチメントが設けられている少な
くとも一つの修理テーブルを備える。装置機構は、修理
テーブルと修理テーブルと機能的に接続し、修理テーブ
ルの移動できるリフト手段を備え、前記装置は、さら
に、修理テーブルと接続した支持脚を備え、リフト手段
が修理テーブルから離れたとき、該修理テーブルが支持
脚に載置される。この発明の教示によれば、支持脚の長
さは、調節でき、同様に、支持脚の幅寸法における位置
は、修理テーブルに関連させて調節可能である。支持脚
は、適当な長さに伸ばせるよう伸縮可能である。勿論、
このような機構には、異なった長さの支持脚が異なった
高さのために使用されるということが考えられる。 この発明の方法と装置により、莫大な資金の節約が達
成され、これは、修理工場で一基のリフトユニットが複
数の修理テーブルに使用することができるからである。
修理テーブルそれ自体と支持脚機構は、有利なものであ
る。設備の最も費用の高いものは、リフト手段である
が、この発明の問題解決においては、一基のリフト手段
の投資が同時に複数の修理物に利用できる。 この発明は、貼付図面の図に示された、発明のある有
利な実施例を参照しながら下記に詳細に記載されるが、
この発明がこれに限定されることを意味するものではな
い。 第１図において、この発明による装置が一つの修理位
置において示されている。図は、立面図で、車輌または
均等物が修理テーブルの上に置かれ、これは、点線で示
されている。 第2A図から第2C図において、この発明の修理装置と方
法が異なった段階で示されれいる。 第３図において、駆動プレートをリフトユニットのフ
レームへ取付ける一つの有利な手段が示されている。図
は、軸側投影図である。 第４図において、駆動プレートアタッチメントの他の
有利な例が示されている。 第６図において、支持脚に支持されている修理テーブ
ルの平面図が示されている。 第１図において、修理対象物、即ち、車輌Ａは、修理
手段10の修理テーブル11の上に載せられており、スカー
トアタッチメント12′,12″,12,12′により固定さ
れている。スカートアタッチメントは、フレーム11aか
ら突出しているビーム13′,13″,13,13′に配置さ
れていることが最も好ましく、各場合における車幅に応
じて前記ビーム13の上を移動できるように配置されてい
る。さらに、修理手段は、修理ヘッド14を備え、これ
は、ここでは、部品、好ましくはビーム状の部品と理解
すべきであって、補修力発生または補修力を仲介するも
ので、ジッブ腕14aおよび／または引張り体14cまたは均
等物を備え、補修が望まれる部分において引張り、また
は押す作用をなす。前記修理ヘッド14は、修理テーブル
11に位置し、これとそのフレーム11aに取付けられ、前
記フレーム11の伸縮ビームを可動に配置されていること
が好ましい。 この発明の車体修理手段10は、さらに、駆動プレート
15を備え、これらの内、図の実施例では、３個のもの15
a,15b,15cが修理手段の長さ方向軸の両側にある。駆動
プレート15b,15cは、同じレベルに位置するよう配置さ
れているが、修理テーブルのビーム13は最下位置に配置
されていて、駆動プレート15a,15bの間に残された間隙
を通過する。同様に、他のビーム13の駆動プレート15に
間隙があるか、または、前記駆動プレートは、ビーム13
のための間隙と通路を形成するために、互いに分離され
て配置されている。第１図に示すように、駆動プレート
15a,15bの間にもそのような間隙がある。この発明のリ
フトユニット16は、ハイドロリックシリンダーであるリ
フトシリンダー17を備える。前記リフトユニット16は、
修理テーブル11上の車輌Ａを第１図に示す矢印Ｌ方向に
昇降させ、即ち、リフトユニット16は、修理テーブル11
を昇降させるように構成されている。 この発明の有利な実施例によれば、リフトユニット16
は、さすまた起重機機構であることが好ましい。リフト
シリンダー17は、リフトユニット16の水平アッパビーム
19とフレーム20の間で、例えば、グランドに最も接近し
た一端、シリンダ体17を下位の水平ビーム20に、他端、
ピストンロッド端を上位のフレームビームに接続させ
て、接続される。さらに、水平ビーム20には、アーム18
a,18bが連結される。アーム18aは、一端がビーム20に、
他端がビーム19に連結され、同様に、アーム18bは、一
端がビーム20に、他端がビーム19に連結されている。ア
ーム18a,18bは、それらの中心で、枢支点C1において互
いに回転できるように枢着されている。前記連結部は、
ピボット連結部であり、これによってアーム18をそれら
の枢支点C2,C3,C4,C5においてビーム19,20に関連して回
転可能としている。操作可能な機構とするため、一方の
アームの下端と他方のアームの上端は、水平方向に可動
なように配置されている。 リフトユニット16は、車輌Ａを昇降させるように配置
されている。この発明の教示によれば、リフトユニット
16は、修理テーブル11の下方から外へ移動し、さらに修
理テーブル11の下方へと戻る。リフトユニット16がロッ
クピン40または均等物を取外すことによって修理テーブ
ル11から離れたとき、駆動プレート15が除去され、つい
で支持脚30が修理テーブル11に取付けられる。支持脚30
には、４本の支持脚30′,30″,30,30′が有利であ
る。この発明の教示によれば、リフトユニット16が複数
の修理テーブル11に関連して使用され、これは、修理テ
ーブル11にそれぞれ支持脚30が取付けられたときに行な
えることができる。この発明の問題解決策は、一つの修
理店での修理作業を複数の修理対象物に対し只一つのリ
フトユニット16により行なえることを可能とした。前記
リフトユニット16は、このように複数の修理テーブル11
に適用させることができる。 修理テーブル11の脚30は、長さが調節可能で、及び／
あるいは幅の位置が調節可能であり、該脚が修理テーブ
ル11に関連した所望の支持位置で取付けられることが最
も好ましく、かくして、幅方向において充分な広がりを
とれる。 第2A図から第2C図においては、この発明の修理手順が
段階的に示されている。第2A図には、所望の修理位置に
上昇された車輌Ａが示されている。支持脚30は、未だ修
理テーブル11に固定されていない。 第2b図においては、支持脚30、好ましくは４本の支持
脚30が修理テーブル11に固定されている段階を示す。ピ
ン40は、取外されるか、または、位置が変えられ、リフ
トユニット16を修理テーブル11から外れるようにし、ロ
ッド25を引張り、離去させる。ビーム20には、車輪2
4′,24″または均等手段が設けられていて、修理テーブ
ル11の下側からリフトユニット16を離去させ易くなって
いる。好ましくは、４個の車輪24′,24″がある。ロッ
ド25または棒は、枢支点C6によりビーム20に枢着されて
いる。第2B図に示された段階に続いて、リフトユニット
16は、車輌の下から離去され、修理テーブル11のスカー
トアタッチメント12により固定され、支持脚30に載置さ
れた車輌の修理作業が継続される。 第2A図から第2C図に示された発明の手順において、車
輌は、先ず修理テーブル11に乗り上げられる。次の段階
で、修理テーブル11は、リフトユニット16により持ち上
げられ、この結果、スカートアタッチメント12が車輌Ａ
に接触する。ついでスカートアタッチメントは、好まし
くは、ネジ作用によりクランプされ、その結果、車輌Ａ
は、修理テーブル11の上にしっかり保持される。その
後、車輌Ａは、第１図と第2A図にＧで示されている所望
の修理高さ位置または修理レベルまで持ち上げられる。
所望の修理レベルＧに達すると、脚、好ましくは、４本
の支持脚30′,30″,30,30′が修理テーブル11に接
触させて配置される。支持脚30は、所望の支持位置にお
いて、修理テーブル11に固着される。その後、ピン40ま
たは均等のロック部材が取外され、第2C図に示すよう
に、リフトユニット16が修理テーブル11の下側から離去
される。この移動の後、リフトユニット16は、修理すべ
き新たな車輌Ａの修理場所へ運ばれ、新たな修理テーブ
ル11′の下側の新たな位置へ置かれる。 この発明の装置と方法によるこの方法で、一つの店に
おいて複数台の車輌を一基のリフトユニット16で昇降さ
せることが可能となる。一基のリフトユニットまたはリ
フト手段16のみが必要で、店の各修理ステーションに
は、支持脚30が設けられた修理テーブル11が別個に配置
されていればよい。かくして、資金の節約は、顕著なも
のである。 第３図においては、駆動プレート15b,15cをリフトユ
ニット16の支持脚21に取付けることが示されている。車
輌が修理テーブル11に乗せられて所望の修理高さまで持
ち上げられた後、駆動プレート15が取外され、除去され
て、修理作業の妨害にならなくなる。この発明におい
て、これは、駆動プレート15をリフトユニット16に取付
けられている支持脚21に対し着脱自由に配置することに
よって行なわれる。支持脚21は、凹所または孔22を有
し、これにドライビングプレート15がそれらの支持脚23
とそれらの端部を介して嵌合する。リフトユニット16の
支持脚21には、駆動プレート15のための複数の受け凹部
22が設けられている。したがって、駆動プレート15の支
持脚23または均等物は、所望の幅に応じて、異なった受
け凹部に嵌まることができる。 支持脚21は、好ましくは、断面Ｌ型棒であり、この場
合、Ｌ型の底部は、最大の接触面積をもってグランドに
当接し、広い支持幅と安定した支持が得られるようにな
っている。第３図に示すように、支持脚は、矢印L2方向
へビーム20の中を伸縮し、これによって、リフトユニッ
ト16が修理テーブル11から離去したとき、支持脚21は、
展開した位置から移動し、運搬の邪魔をしないようにな
っている。 第３図の例においては、一本の支持脚21が示されてい
る。複数の支持脚21があってもよく、これらは、第３図
の例においては、リフトユニット16の下位水平ビーム20
に連結され、これらの下面がグランドに接地し、修理テ
ーブルと車輌のリフト状態を支持する。好ましくは、４
本の脚21であるが、本数は、これより少なくても多くて
もよい。 第４図には、支持脚21の他の例が示されている。この
例では、支持脚は、一つの受け凹部22′のみを有し、駆
動プレート15cの一本の支持脚23′が該受け凹部22′に
嵌まるよう配置され、隣接する支持脚23′は、単に接地
するのみである。 第５図には、この発明の有利な実施例が示されてい
る。図には、修理テーブル11とそのフレーム11aに対す
る修理テーブル11の一本の支持脚30の連結のみが示され
ている。この例では、他の支持脚30の場合も同様であ
る。第５図には、支持脚30′が示されている。支持脚30
は、好ましくは、水平ビーム部30aと、これに続く垂直
脚として機能するビーム部30b1を備える。ビーム部30a
は、修理テーブル11のフレームに対し移動可能に配置さ
れ、これは、好ましくは、フレーム11aに接続している
ビーム13′の内部を修理テーブル11のフレーム11aに対
して移動可能となるようになっている。リフトユニット
11から突出しているビーム13′の上面には、可動のスカ
ートアタッチメント12が位置している。脚30は、水平方
向に移動可能で、リフトユニット11に対し、好ましく
は、フレームビーム11aに対し幅方向における異なった
位置をとる。 前記移動は、ビーム部30aに固定部材37または均等物
を取付けて種々の幅位置をとるようにして行なうのが最
も好ましい。第５図の例において、ビーム13′は、受け
孔を有し、これに対応して、ビーム30もその水平部分30
aにおいて対応する孔を有する。コッターピン37または
均等の手早く固定できる手段がこれらの孔に通され、こ
れによって脚30′がフレーム11aに関連した水平位置に
確実に保持される。 この発明の教示によれば、脚30は、長さが調節できる
ように配置されている。したがって、脚30′の垂直部分
30bにおいては、伸縮部分30b1,30b2が設けられており、
これらは、互いに関連しながら移動できるように配置さ
れており、一方または他方が相手に対し異なった固定位
置へと可動でスライド可能である態様が好ましい。好ま
しくは、ビーム部分30b1は、ビーム部分30b2内部におい
て、ビーム部分30b1が受け孔34a1,34a2,34a3などを有
し、同様に、ビーム部分30b2が受け孔35a1,35a2などを
有する態様でもって、可動に配置されている。ピン38ま
たは均等の手早く固定できる部材がこれらの受け孔に通
され、これによって、脚30′は、所定の位置にロックさ
れる。第５図には、この発明の脚30を修理テーブル11に
取付ける一つの態様のみ示されている。複数の伸縮部分
があるか、または、脚30が一定の長さをもつものでもよ
い。 第６図には、修理テーブルに取付けられた支持脚をも
つ、この発明の装置を上方から見たものが示されてい
る。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．車輌（Ａ）を持ち上げて修理作業が行なわれるよう
に支持してなる車体修理装置であって、複数の修理テー
ブル（11）と、これらの修理テーブル（11）の下側に撤
去可能に据え付けられて該修理テーブル（11）の一つを
昇降可能にする一基の可動自在なリフトユニット（16）
とからなり、前記修理テーブル（11）は、車輌（Ａ）が
固定可能なスカートアタッチメント（12′,12″,12,1
2′）と、支持脚（30′,30″,30,30′）とを備
え、前記リフトユニット（16）にて前記修理テーブル
（11）が所望の修理高さに持ち上げられたときに前記支
持脚（30′,30″,30,30′）にて前記修理テーブル
（11）をグランド上に接地させて支持してなるととも
に、前記リフトユニット（16）を前記修理テーブル（1
1）の下側から撤去可能にしたことを特徴とする車体修
理装置。 ２．リフトユニット（16）上に固定部材としてのピン
（40）の少なくとも１個の設け、このピン（40）にて修
理テーブル（11）に前記リフトユニット（16）を着脱可
能に結合してなることを特徴とする請求の範囲第１項に
記載の車体修理装置。 ３．支持脚（30）が各修理テーブル（11）に着脱可能に
取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第１項
もしくは第２項のいずれかに記載の車体修理装置。 ４．支持脚（30′,30″,30,30′）の長さが調整可
能であり、それらの支持脚を、固定部材（38）を用いて
各種の長さ方向位置に取付けることが可能であることを
特徴とす請求の範囲第１項乃至第３項のいずれか一つに
記載の車体修理装置。 ５．支持脚（30）がそれぞれの修理テーブル（11）に対
する幅方向位置を調整可能であることを特徴とする請求
の範囲第１項乃至第４項のいずれか一つに記載の車体修
理装置。 ６．支持脚（30）のビーム（30a）を修理テーブル（1
1）のフレーム（11a）から横方向に突出させてなるカン
チレバービーム（13′,13″,13,13′）に対して伸
縮可能に結合させたことを特徴とする請求の範囲第１項
乃至第５項のいずれか一つに記載の車体修理装置。 ７．リフトユニット（16）に車輪（24′,24″）を備え
ていることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第６項の
いずれか一つに記載の車体修理装置。 ８．車輌（Ａ）を持ち上げて修理作業が行なわれる車体
修理方法であって、支持脚（30′,30″,30,30′）
がそれぞれ設けられた車輌（Ａ）を支持する複数の修理
テーブル（11）を備えてなり、これらの一つの修理テー
ブル（11）の下側に可動自在なリフトユニット（16）を
据え付けて固定部材（40）にて互いにロックし、このリ
フトユニット（16）が据え付けられた前記修理テーブル
（11）上に車輌（Ａ）を配置し、この修理テーブル（1
1）上に配置された車輌（Ａ）をスカートアタッチメン
ト（12′,12″,12,12′）にて固定し、この車輌
（Ａ）が固定された前記修理テーブル（11）を前記リフ
トユニット（16）にて所望の修理高さに持ち上げ、この
リフトユニット（16）にて所望の修理高さに持ち上げら
れた前記修理テーブル（11）を前記支持脚（30′,30″,
30,30′）にてグランド上に接地させて支持し、こ
の支持脚（30′,30″,30,30′）にて修理テーブル
（11）がグランド上に接地させて支持されたときに、前
記リフトユニット（16）を撤去する一方、この撤去され
たリフトユニット（16）を次の修理テーブル（11）の下
側に据え付ける作業手順からなることを特徴とする車体
修理方法。 ９．支持脚（30）が所望の長さに調整可能されることを
特徴とする請求の範囲第８項に記載の車体修理方法。 １０．支持脚（30）の幅方向位置が、修理テーブル（1
1）上での車体支持を最も安定化させるように調整され
ることを特徴とする請求の範囲第８項もしくは第９項の
いずれかに記載の車体修理方法。 １１．リフトユニット（16）にＸ字形リフト機構が使用
されることを特徴とする請求の範囲第８項乃至第10項の
いずれか一つに記載の車体修理方法。 １２．リフトユニット（16）が車輪（24′,24″）によ
って移動可能であることを特徴とする請求の範囲第８項
乃至第11項のいずれか一つに記載の車体修理方法。
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