JP2660274B2 - アスファルト組成物、及びアスファルト改質用ブロック共重合体組成物 - Google Patents

アスファルト組成物、及びアスファルト改質用ブロック共重合体組成物

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JP2660274B2 JP34941991A JP34941991A JP2660274B2 JP 2660274 B2 JP2660274 B2 JP 2660274B2 JP 34941991 A JP34941991 A JP 34941991A JP 34941991 A JP34941991 A JP 34941991A JP 2660274 B2 JP2660274 B2 JP 2660274B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なスチレン−ブタ
ジエンブロック共重合体組成物に関するものである。特
に、本発明は、特定の構造を有するアスファルト改質用
ブロック共重合体組成物、及びこのブロック共重合体組
成物を改質剤とする、高い軟化点を有し、機械的強度、
低温での伸度等の耐寒性などの物性と加工性とのバラン
スに優れるアスファルト組成物、例えば排水舗装用に適
したアスファルト組成物を提供する。
【0002】
【従来の技術】従来、アスファルト組成物は、道路舗
装、防水シート、遮音シート、ルーフィング等の用途に
広く使用されている。その際、アスファルトに種々のポ
リマーを添加して、その性質を改良しようとする試みが
多くなされている。そのポリマーの具体例としては、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリ
レート共重合体、ゴムラテックス、共役ジエンとビニル
芳香族炭化水素とからなるブロック共重合体等が使用さ
れている。
【0003】しかしながら、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体をアスフ
ァルトに添加したアスファルト組成物は低温特性に劣
り、冬場のひび割れ等が発生して好ましくない。また、
伸度特性も劣り、そのために粘結力(テナシテイー)も
劣ることから、特に道路舗装の場合には骨材の把握特性
に劣る。
【0004】また、ゴムラテックスの場合、アスファル
トと混合する際の取扱作業性は良好であるものの、ラテ
ックス中の水を蒸発させるために、余分な加熱も必要で
あるなどの経済的或いはプロセス上の問題がある。一
方、ラテックスゴムの困難性を解決するものとして、ア
ルケニル芳香族化合物と共役ジエン化合物とからなるブ
ロック共重合体を添加したアスファルト組成物は、低温
特性に優れ、弾性率が低いために加工性に優れる等の利
点があった(特公昭47−17319号公報、特公昭5
9−36949号公報)。
【0005】しかしながら、近年、道路通行車両の増
大、或いは高速化といった事情に伴って、更に優れた強
度、耐磨耗性を保持しつつ、こういった高速路での排水
性改良や騒音低減化を目的として、開粒度の高いアスフ
ァルト混合物(排水舗装用アスファルト)の要求が高ま
っている。このために、より高い軟化点やタフネス、テ
ナシテイーなどの機械的強度が必要とされ、例えば上記
ブロック共重合体の分子量を上げることにより改良する
ことが試みられているが、反面、溶融粘度が高くなり、
道路舗装等の加工性が著しく犠牲になる等の問題があっ
た。このように、従来の各ポリマーを添加したアスファ
ルト組成物は、その特性として必要な高い軟化点、針入
度、伸度と耐寒性能や、加工性との高度なバランスを同
時に満足しうるものは存在しなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来のアスファルト組成物が有する課題を解決し、高い
軟化点と機械的強度、更に耐寒性等の物性と、加工性と
の高度なバランスに優れたアスファルト組成物、及びこ
のアスファルト組成物を提供するためのアスファルト改
質剤としてのブロック共重合体組成物を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の好
ましい物性を有するアスファルト組成物を開発するため
に、鋭意検討を重ねた結果、特定の構造を有するアルケ
ニル芳香族化合物とブロックとのブロック共重合体組成
物が、特定された範囲で含有されてなるアスファルト組
成物によりその目的が達成されることを見出し、本発明
を完成させるに至った。
【0008】すなわち、本発明は; 少なくとも2個のモノアルケニル芳香族化合物を主
体とする重合体ブロックと少なくとも1個のブタジエン
を主体とする重合体ブロックよりなるブロック共重合体
(A)と、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)で測定されるピーク分子量が、標準ポリスチ
レン換算で、ブロック共重合体(A)の1/3〜2/3
に相当する、少なくとも1個のモノアルケニル芳香族化
合物と少なくとも1個のブタジエンよりなるブロック共
重合体(B)よりなるブロック共重合体組成物3〜15
部と、アスファルト85〜97部よりなり、ブロック共
重合体(A)及びブロック共重合体(B)中の、全結合
アルケニル芳香族化合物の含有量が20〜40重量%、
ブタジエン中のビニル結合含有量が50重量%以下であ
り、ブロック共重合体中における(A)の含有量が85
〜40重量%、(B)の含有量が15〜60重量%であ
り、かつブロック共重合体組成物のMI(G)が0.8
〜5.0であって、更に静的熱機械分析(TMA)で測
定したブロック共重合体組成物の軟化温度が80〜13
0℃である、アスファルト組成物に関する。
【0009】 少なくとも2個のモノアルケニル芳香
族化合物を主体とする重合体ブロックと少なくとも1個
のブタジエンを主体とする重合体ブロックよりなるブロ
ック共重合体(A)と、ゲルパーミエーションクロマト
グラフィー(GPC)で測定されるピーク分子量が、標
準ポリスチレン換算で、ブロック共重合体(A)の1/
3〜2/3に相当する、少なくとも1個のモノアルケニ
ル芳香族化合物と少なくとも1個のブタジエンよりなる
ブロック共重合体(B)よりなるブロック共重合体組成
物よりなり、 ブロック共重合体(A)及びブロック共重
合体(B)中の、全結合アルケニル芳香族化合物の含有
量が20〜40重量%、ブタジエン中のビニル結合含有
量が50重量%以下であり、ブロック共重合体中におけ
る(A)の含有量が85〜40重量%、(B)の含有量
が15〜60重量%であり、かつブロック共重合体組成
物のMI(G)が0.8〜5.0であって、更に静的熱
機械分析(TMA)で測定したブロック共重合体組成物
の軟化温度が80〜130℃である、アスファルト改質
用ブロック共重合体組成物に関する
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明を
構成する(A)成分は、少なくとも2個のモノアルケニ
ル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと少なくと
も1個のブタジエンを主体とする重合体ブロックとの共
重合体ブロックからなるブロック共重合体である。モノ
アルケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと
は、モノアルケニル芳香族化合物を50〜100重量%
含有するモノアルケニル芳香族化合物単独又は共役ジエ
ン化合物との共重合体ブロックである。また、ブタジエ
を主体とする重合体ブロックとは、ブタジエンを50
〜100重量%含有する共役ジエン化合物単独又はモノ
アルケニル芳香族化合物との共重合体ブロックである。
【0011】共重合体ブロック中のモノアルケニル芳香
族炭化水素は均一に分布していても、またテーパー状に
分布していてもよい。更に、本発明を構成する(B)成
分は、少なくとも1個のモノアルケニル芳香族化合物を
主体とする重合体ブロックと、少なくとも1個のブタジ
エンを主体とする重合体ブロックとの共重合体ブロック
からなるブロック共重合体である。
【0012】モノアルケニル芳香族化合物を主体とする
重合体ブロックとは、モノアルケニル芳香族化合物を5
0〜100重量%含有するモノアルケニル芳香族化合物
単独又はブタジエンとの共重合体ブロックである。ま
た、ブタジエンを主体とする重合体ブロックとは、ブタ
ジエンを50〜100重量%含有するブタジエン単独又
はモノアルケニル芳香族化合物との共重合体ブロックで
ある。共重合体ブロック中のモノアルケニル芳香族炭化
水素は均一に分布していても、又はテーパー状に分布し
ていてもよい。
【0013】また、(A)及び(B)のブロック共重合
体成分のモノアルケニル芳香族炭化水素の含有量は20
〜40%である。モノアルケニル芳香族炭化水素の含有
量が20%未満の場合、モノアルケニル芳香族炭化水素
重合体ブロックの凝集力が不足し、タフネス・テナシテ
イー等の機械強度に劣る。また、40%を越える場合
は、ブロック共重合体の静的熱機械分析での軟化温度が
高すぎて、アスファルト配合物を製造する際に、アスフ
ァルト中への溶解分散時間が長くなり、加工性が困難と
なって好ましくない。また、アスファルト配合物の溶融
粘度は低くなるものの、低温特性に劣り好ましくない。
好ましくは、モノアルケニル芳香族炭化水素が25〜3
5重量%の範囲にある場合である。
【0014】本発明を構成するブロック共重合体成分
(A)及び(B)のモノアルケニル芳香族化合物として
は、例えばスチレン、P−メチルスチレン、第三級ブチ
ルスチレン、α−メチルスチレン、1,1−ジフェニル
エチレンなどの単量体が挙げられ、中でもスチレンが好
ましい。これらの単量体は、単独でも2種以上の併用で
もよい。
【0015】一方、ブタジエン)としては、例えば
1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−
1,3−ブタジエン、ピペリレン、3−ブチル−1,3
−オクタジエン、フェニル−1,3−ブタジエンなどの
単量体が挙げられ、中でも1,3−ブタジエン及びイソ
プレンが好ましい。これらの単量体は、単独でも2種以
上の併用でもよい。
【0016】本発明を構成する(B)成分のゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー(GPC)で測定される
ピーク分子量は、(A)成分の同様にして測定されるピ
ーク分子量の1/3〜2/3の範囲である。この範囲
外、即ち1/3未満の場合には、溶融粘度が低くなり加
工性は優れるものの、凝集力や軟化点の点で劣り、また
伸度も劣ったものとなる。また、2/3を越える場合、
軟化点は高くなるものの、アスファルト組成物の溶融粘
度が高くなって、加工性の点で好ましくない。更に、ブ
ロック共重合体成分(A)及び(B)中における(A)
成分の含有量は85〜40重量%、(B)成分の含有量
は15〜60重量%であることを必要とする。これらの
範囲外の場合、溶融粘度、軟化点、伸度の高度な物性バ
ランスが発現しない。
【0017】本発明を構成する(A)成分は、例えば不
活性炭化水素溶媒中で、有機リチウム化合物を重合開始
剤としてスチレンを重合させ、次いで、ブタジエンを重
合させ、再度スチレンを重合させ、場合により、更に、
スチレンとブタジエンを交互に重合させてゆく逐次重合
法により、GPCにおけるピーク分子量が、標準ポリス
チレン換算で5×104 〜50×104 の範囲になるよ
うに、有機リチウム化合物量を制御し調製される。
【0018】また、本発明を構成する(B)成分は、例
えば不活性炭化水素溶媒中で、有機リチウム化合物を重
合開始剤としてスチレンを重合させ、次いで、ブタジエ
ンを重合させ、場合により、更にスチレンとブタジエン
を交互に重合させてゆく逐次重合法により、GPCにお
けるピーク分子量が(A)成分のピーク分子量の1/3
〜2/3倍の範囲になるように、有機リチウム化合物量
を制御し調製される。(A)成分及び(B)成分は、反
応終了後、水、アルコール、酸などを添加して、活性種
を失活させ、各成分の溶液を所定の組成でブレンドした
後、例えばスチームストリッピングなどを行って得るこ
とができる。
【0019】本発明を構成する(A)成分および(B)
成分からなるブロック共重合体混合物は、上記とは別の
手法によっても得ることができる。即ち、上記と同様な
手法で、(B)成分を重合した後重合系内に、適当なカ
ップリング剤を有機リチウム化合物に対して、所定量添
加することにより得られる共重合体生成物を(A)成分
とし、同一反応系内で所期の混合物を得る。この手法を
用いると、(A)成分のピーク分子量は(B)成分のピ
ーク分子量の整数倍に限定されるが、上記の方法に比べ
工業的に有利である。
【0020】カップリング剤としては、2官能性又は3
官能性のものを用いることが可能であるが、好ましくは
2官能性カップリング剤が使用される。そのようなもの
としては、例えばジクロルジメチルシランのようなケイ
素化合物、ジクロルジメチルスズのようなスズ化合物、
安息香酸メチルのようなエステル化合物、ジビニルベン
ゼンなどのようなビニルアレン類、そして2官能性のエ
ポキシ化合物などがあるが、得られるブロック共重合体
組成物の熱安定性や副生成物の点から、最も好ましいの
は2官能性エポキシ化合物である。
【0021】また、本発明を構成する(A)及び(B)
成分のブタジエン重合体ブロック中のビニル結合含率は
50重量%以下である。ビニル結合含率が50重量%を
越えると、ブロック共重合体の溶融温度が高くなり、ア
スファルトを配合する際の溶解性が困難となって好まし
くない。また、アスファルト組成物の低温特性も劣った
ものとなる。より好ましくは、ビニル結合含率が10〜
40重量%の範囲にある場合である。
【0022】そのようなブタジエン重合体ブロック中の
ビニル結合含率は、例えば有機リチウム化合物を開始剤
として重合体を得る際に、n−ヘキサン、シクロヘキサ
ン、ベンゼン、トルエン、オクタンなどの不活性炭化水
素溶媒中に少量のエーテル類や第三級アミン類などの極
性化合物、例えばエチレングリコールジメチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、α−メトキシテトラヒドロフ
ラン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジア
ミンなど、好ましくはテトラヒドロフランやN,N,
N’,N’−テトラメチルエチレンジアミンを所定量共
存させることにより可変である。
【0023】本発明を構成するブロック共重合体成分
(A)及び(B)が上記の範囲で混合されてなる混合物
の溶融粘度(MI)は、G条件(200℃、5kgf)
で測定して0.5〜10であり、好ましくは、0.8〜
5.0である。MIが0.5未満の場合はアスファルト
配合物の溶融粘度が高すぎ、加工性の点で好ましくな
い。また、MIが10を越える場合、加工性は優れるも
のの、軟化点は低いものとなって、(A)及び(B)成
分の高度なアスファルト改質効果が発現されず、好まし
くない。
【0024】更に、(A)及び(B)成分を混合してな
るブロック共重合体混合物の静的熱機械分析(TMA)
で計られる軟化温度は、80〜130℃であることを必
要とする。軟化温度が80℃未満の場合、凝集力に乏し
く、アスファルト組成物の高い軟化点が発現せず、また
タフネス・テナシテイーにも劣る。一方、軟化温度が1
30℃を越える場合、アスファルト組成物の溶融粘度が
高くなりすぎ、アスファルトとの分散相溶性が悪くなっ
て、好ましい物性効果を発現できない。より好ましく
は、95〜115℃の場合である。
【0025】本発明は、アスファルト改質用のブロック
共重合体組成物及び、これを用いて改質したアスファル
ト組成物を開示しているが、この時に、成分(A)及び
(B)よりなるブロック共重合体混合物が3〜15重量
部とアスファルト85〜97重量部とが含有される場合
に、アスファルト組成物の効果が有効に発現される。ア
スファルト組成物中における共重合体の配合量が3重量
部未満の場合は、満足なアスファルト改質効果を得るこ
とができない。また、15重量部を越えて配合した場
合、アスファルト組成物の溶融粘度が高くなって、加工
性が損なわれるばかりか、経済的にも不利である。より
好ましくは、共重合体成分が5〜10重量部、アスファ
ルトが90〜95重量部配合されてなる場合である。
【0026】本発明で使用されるアスファルトは、特に
制限されるものでなく、慣用されているアスファルト、
例えば、ストレートアスファルト、(セミ)ブローンア
スファルト、及びこれらの混合物などが挙げられる。好
適には、針入度40〜120のストレートアスファル
ト、針入度10〜30のブローンアスファルト及びこれ
らの混合物が挙げられる。本発明のアスファルト組成物
には、必要に応じて、酸化防止剤、光安定剤などの安定
剤を添加することもできる。
【0027】該安定剤としては、例えば2,6−ジ−t
−ブチル−4−メチルフェノール、n−オクタデシル−
3−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチル
フェニル)プロピオネート、2,2’−メチレンビス
(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’
−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、2,4−ビス〔(オクチルチオ)メチル〕−o−
クレゾール、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−
2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフ
ェニルアクリレート、2,4−ジ−t−アミル−6−
〔1−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキシフェ
ニル)エチル〕フェニルアクリレートなどのヒンダード
フェノール系酸化防止剤;ジラウリルチオジプロピオネ
ート、ラウリルステアリルチオジプロピオネート、ペン
タエリスリトール−テトラキス(β−ラウリルチオプロ
ピオネート)などのイオウ系酸化防止剤;トリス(ノニ
ルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)ホスファイトなどのリン系酸化防止剤
などを挙げることができる。
【0028】また、光安定剤としては、例えば2−
(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−t
−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−
5−クロロベンゾトリアゾールなどのベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤や2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノンなどのベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ある
いはヒンダードアミン系光安定剤などを挙げることがで
きる。
【0029】上記安定剤以外に、本発明のアスファルト
組成物には、必要により従来アスファルト組成物に慣用
されている各種添加剤、例えばシリカ、タルク、炭酸カ
ルシウム、鉱物質粉末、ガラス繊維などの充填剤や補強
剤、鉱物質の骨材、顔料あるいはパラフィン系、ナフテ
ン系及びアロマ系のプロセスオイルなどの軟化剤、クマ
ロンインデン樹脂、テルペン樹脂などの粘着付与性樹
脂、アゾジカルボンアミドなどの発泡剤、アタクチック
ポリプロピレン、エチレン−エチルアクリレート共重合
体などのポリオレフィン系又は低分子量のビニル芳香族
系熱可塑性樹脂;天然ゴム;ポリイソプレンゴム、ポリ
ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、エチレン
−プロピレンゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム、
イソプレン−イソブチレンゴム、ポリペンテナマーゴ
ム、及び本発明以外のスチレン−ブタジエン系ブロック
共重合体、スチレン−イソプレン系ブロック共重合体な
どの合成ゴムを添加しても良い。特に、道路舗装用とし
て用いられる場合には、通常該アスファルト組成物は、
鉱物質の石、砂、スラグなどの骨材と混合して使用され
る。
【0030】本発明のアスファルト組成物を混合する方
法は特に限定されるものでなく、所望により前記の各種
添加剤を、例えば熱溶融釜、ロール、ニーダー、バンバ
リーミキサー、押出機などにより加熱溶融混練すること
により調製することができる。
【0031】
【実施例】 以下、実施例によって本発明を説明するが、
これらの実施例は本発明を限定するものでない。なお、
各種測定は下記の方法に従った。 線状ブロック共重合体組成物の物性測定; 1)全スチレン含量: 紫外線分光光度計(日立UV 200)を用いて、26
2nmの吸収強度より算出した。 2)ブロックスチレン含量: 四酸化オスミウムとt−ブチルハイドロパーオキシドに
よる酸化分解法〔「ジャーナル・オブ・ポリマー・サイ
エンス」第1巻、第429頁(1946年)に記載〕に
従って求めた。なお、スチレン重合体ブロックの重量測
定は、紫外線分光光度計(日立UV200)を用いて、
262nmの吸収強度より算出した。 3)ブタジエンブロック部のミクロ構造: 赤外線分光光度計(パーキングエルマー製モデル171
0)を用いて測定し、ハンプトン法により測定した。 4)静的熱機械分析: 熱機械分析装置(島津製作所(株)製、TMA−40)
を使用し、ブロック共重合体を2mm厚に圧縮成形した
シートをピン径0.5φmmの円柱状先端を持つ石英棒
を検出棒に用いて、針入度法によって温度変化を測定
し、針入度が急激に変化する温度を外挿して求め、図1
に示すように軟化温度とした(荷重10g、昇温速度5
℃/分)。 5)ピーク分子量及び組成比: GPC〔装置は、ウオーターズ製であり、カラムは、デ
ュポン製のZORBAX PSM 1000−Sを2本
とPSM 60−Sの計3本の組合せである。溶媒には
テトラヒドロフランを用い、測定条件は、温度35℃、
流速0.7ml/分、試料濃度0.1重量%、注入量5
0μlである〕のクロマトグラムより、ピーク分子量及
び組成比を求めた。なお、ピーク分子量は、以下の標準
ポリスチレン(ウオーターズ製)検量線からの換算値で
ある。 1.75×10、4.1×10、1.12×1
、3.5×10、8.5×10
【0032】 アスファルト組成物の物性測定; 1)溶融粘度:180℃でブルックフィールド型粘度計
により測定した。 2)タフネス、テナシテイ:舗装工事に関する試験方法
(日本道路建設業協会編)に準じて測定した。 3)伸度、針入度、軟化点:JIS−K 2207に準
拠して測定した。 4)耐寒性:180℃で圧縮成形したサンプル(厚さ2
mm、幅20mm、長さ100mm)を所定温度に保持したド
ライアイス・メタノール冷媒中に15分間浸漬し、素早
く直径15mmの金属棒に沿って折り曲げて、クラックが
発生しないものを○、完全に割れるものを×、その中間
を△とし、3ランクで評価した。
【0033】(実施例1)ジャケットと攪拌機の付いた
40Lステンレス製反応器を充分窒素置換した後、シク
ロヘキサン17,480g、テトラヒドロフラン3.5
g、スチレン960gを仕込み、ジャケットに温水を通
水して内容物を約65℃に設定した。この後、n−ブチ
ルリチウムシクロヘキサン溶液(純分で5.2g)を添
加し、スチレンの重合を開始した。スチレンがほぼ完全
に重合してから3分後に、ブタジエン(1,3−ブタジ
エン)2,240gを添加し重合を継続し、ブタジエン
がほぼ完全に重合して最高温度約95℃に達してから4
分後に、カップリング剤として下記の構造式(イ)と
(ロ)とを1:1に混合したものを添加し、カップリン
グさせた。
【0034】
【化1】
【0035】(ただし、n=0の場合の構造体を98重
量%以上含有する。)カップリング剤添加より10分後
に、水1.6gを加えた。スチレンを仕込んだ直後よ
り、この間、攪拌機により系内を連続的に攪拌した。こ
の後、線状ブロック共重合体組成物の溶液を抜き出し、
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール6.4
g、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト4gを添加
し、得られた該溶液をスチームストリッピングすること
により溶媒を除去し、引き続き、熱ロール(120℃)
により脱水乾燥して、線状ブロック共重合体を得た。
【0036】このようにして得られた該線状ブロック共
重合体をGPCで測定し、低分子量成分を(B)、高分
子量成分を(A)とした。その物性値を表1〜2に示し
た。また、該外線状重合体組成物6gとストレートアス
ファルト〔日本石油(株)製、ストアス60/80〕1
00gを、180℃で90分間溶融混練してアスファル
ト組成物を調製した。その特性を表1〜2に示す。
【0037】(実施例2、4及び比較例1〜4、6、
7)実施例2、4及び比較例1〜4、6、7は、実施例
1で用いたカップリング剤を使用し、全スチレン含量、
ブロック共重合体(A)成分及び(B)成分の組成比、
MIを変量とした。アスファルトは実施例1と同じもの
を用い、アスファルト配合、組成も実施例1と同等の
量、方法で行った。
【0038】(実施例3、比較例5)実施例3、及び比
較例5では、実施例1と同様な重合を行う際、シクロヘ
キサン中へ、テトラメチルエチレンジアミンを適当量添
加共存させることにより、ブタジエン中のビニル含量を
変化させた。アスファルトは実施例1と同じものを用
い、アスファルト組成及び配合方法も実施例1と同様に
行った。実施例2〜4、比較例1〜7の物性値を表1〜
2に示した。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】この表から、ブロック共重合体混合物が、
特定された範囲の構造である場合、アスファルト組成物
物性は、低い溶融粘度を保持しつつ、高い軟化点及び高
いタフネス、テナシテイーを示し、かつ低温特性にも優
れていることが分かる。
【0042】(実施例5、6) (ブロック共重合体成分(A)の製法)ジャケットと攪
拌機の付いた40Lステンレス製反応器を十分に窒素置
換した後、所定量のシクロヘキサン、テトラヒドロフラ
ン、スチレン(第1スチレンと称する)を仕込み、ジャ
ケットに温水を通水し、内容物を約70℃に設定した。
【0043】この後、n−ブチルリチウムシクロヘキサ
ン溶液を所定量添加し、第1スチレンの重合を開始し
た。第1スチレンがほぼ完全に重合してから10分後
に、ブタジエン(1,3−ブタジエン)を所定量添加し
て重合を継続し、ブタジエンがほぼ完全に重合して最高
温度に達してから15分後に、再度、スチレン(第2ス
チレンと称する)を所定量添加して重合を続け、第2ス
チレンがほぼ完全に重合してから、更に15分間保持し
て重合を完結させた後、水を加えて活性種を完全に失活
させた。この後、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチル
フェノールとトリス(ノニルフェノール)ホスファイト
(シクロヘキサン溶液)を添加した。
【0044】(ブロック共重合体成分(B)の製法)ジ
ャケットと攪拌機の付いた40Lステンレス製反応器を
十分に窒素置換した後、所定量のシクロヘキサン、テト
ラヒドロフラン、スチレン(第1スチレンと称する)を
仕込み、ジャケットに温水を通水し、内容物を約70℃
に設定した。この後、n−ブチルリチウムシクロヘキサ
ン溶液を所定量添加し、第1スチレンの重合を開始し
た。第1スチレンがほぼ完全に重合してから10分後
に、ブタジエン(1,3−ブタジエン)を所定量添加し
て重合を継続し、ブタジエンがほぼ完全に重合して最高
温度に達してから15分間保持し、重合を完結させた
後、水を加えて活性種を完全に失活させた。
【0045】この後、2,6−ジ−t−ブチル−4−メ
チルフェノールとトリス(ノニルフェノール)ホスファ
イト(シクロヘキサン溶液)を添加した。以上の方法で
得られた(A)成分及び(B)成分のポリマー溶液は、
所定の組成比となるよう、溶液で混合し、得られた該溶
液をスチームストリッピングすることにより溶媒を除去
し、引き続き、熱ロール(120℃)により脱水乾燥し
て、線状ブロック共重合体を得た。このようにして得た
ブロック共重合体組成物を、実施例1と同様のアスファ
ルトを用い、同様の配合量で、アスファルト組成物とし
た。以上の物性値を表3に示した。
【0046】(実施例7、比較例8)実施例1と同様な
重合を行って、ブロック共重合体混合物を得る際、実施
例7ではジクロルジメチルシラン、比較例8では四塩化
ケイ素をカップリング剤として所定量用いた。アスファ
ルト組成物は、実施例1と同じアスファルトを用い、同
じ配合量とした。その物性値を表3に示した。
【0047】(比較例9)比較例9では、実施例5、6
で示したブロック共重合体成分(A)の製法と同様な方
法で作成した単一成分の線状ブロック共重合体を用い
て、実施例1と同様のアスファルト、配合量でアスファ
ルト組成物とした。以上の物性値を表3に示した。
【0048】
【表3】
【0049】表3から、ブロック共重合体単一成分
(A)は、(A)に対し、特定された分子量範囲にある
ブロック共重合体単一成分(B)との混合物である場合
に、優れえたアスファルト改質効果を有することが分か
る。また、表1〜2及び表3に示した物性値から、ブロ
ック共重合体成分(A)及び(B)がブレンドされてな
る共重合体混合物は、特定された範囲であれば、共重合
体組成物の製造方法の如何にかかわらず、優れた効果が
発現されていることが分かる。
【0050】(実施例8、9及び比較例10)実施例
8、9、比較例10では、実施例1で作成したブロック
共重合体混合物と、実施例1で使用したアスファルトと
の配合組成比を変量とした。それらの物性を表4に示し
た。
【0051】
【表4】
【0052】表4から、ブロック共重合体混合物が、特
定された配合量にあるときに優れた改質効果を発揮する
ことが分かる。
【0053】
【発明の効果】本発明のアスファルト組成物は、機械的
強度、軟化点、伸度、耐寒性等の物性に優れ、かつ加工
性にも優れた高度のバランスを有しており、道路舗装用
としては勿論、防水シート、遮音シート、止水材などの
用途に利用でき、その工業的意義は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られたブロック共重合体混合物
の、静的熱機械分析(TMA)で測定した軟化温度を示
すグラフである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個のモノアルケニル芳香族
    化合物を主体とする重合体ブロックと少なくとも1個の
    ブタジエンを主体とする重合体ブロックよりなるブロッ
    ク共重合体(A)と、ゲルパーミエーションクロマトグ
    ラフィー(GPC)で測定されるピーク分子量が、標準
    ポリスチレン換算で、ブロック共重合体(A)の1/3
    〜2/3に相当する、少なくとも1個のモノアルケニル
    芳香族化合物と少なくとも1個のブタジエンよりなるブ
    ロック共重合体(B)よりなるブロック共重合体組成物
    3〜15部と、アスファルト85〜97部よりなり、 ブロック共重合体(A)及びブロック共重合体(B)中
    の、全結合アルケニル芳香族化合物の含有量が20〜4
    0重量%、ブタジエン中のビニル結合含有量が50重量
    %以下であり、ブロック共重合体中における(A)の含
    有量が85〜40重量%、(B)の含有量が15〜60
    重量%であり、かつブロック共重合体組成物のMI
    (G)が0.8〜5.0であって、更に静的熱機械分析
    (TMA)で測定したブロック共重合体組成物の軟化温
    度が80〜130℃であることを特徴とする、アスファ
    ルト組成物
  2. 【請求項2】 少なくとも2個のモノアルケニル芳香族
    化合物を主体とする重合体ブロックと少なくとも1個の
    ブタジエンを主体とする重合体ブロックよりなるブロッ
    ク共重合体(A)と、ゲルパーミエーションクロマトグ
    ラフィー(GPC)で測定されるピーク分子量が、標準
    ポリスチレン換算で、ブロック共重合体(A)の1/3
    〜2/3に相当する、少なくとも1個のモノアルケニル
    芳香族化合物と少なくとも1個のブタジエンよりなるブ
    ロック共重合体(B)よりなるブロック共重合体組成物
    よりなり、 ブロック共重合体(A)及びブロック共重合体(B)中
    の、全結合アルケニル芳香族化合物の含有量が20〜4
    0重量%、ブタジエン中のビニル結合含有量が50重量
    %以下であり、ブロック共重合体中における(A)の含
    有量が85〜40重量%、(B)の含有量が15〜60
    重量%であり、かつブロック共重合体組成物のMI
    (G)が0.8〜5.0であって、更に静的熱機械分析
    (TMA)で測定したブロック共重合体組成物の軟化温
    度が80〜130℃であることを特徴とする、アスファ
    ルト改質用ブロック共重合体組成物
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