JP2660056B2 - 相補型mos半導体装置 - Google Patents

相補型mos半導体装置

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JP2660056B2
JP2660056B2 JP1236269A JP23626989A JP2660056B2 JP 2660056 B2 JP2660056 B2 JP 2660056B2 JP 1236269 A JP1236269 A JP 1236269A JP 23626989 A JP23626989 A JP 23626989A JP 2660056 B2 JP2660056 B2 JP 2660056B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は相補型MOS半導体装置の構造に関するもの
である。
〔従来の技術〕
同一半導体基板上にPチヤネルトランジスタとnチヤ
ネルトランジスタとで構成された相補型MOS半導体装置
(以下CMOSと略す)には、低消費電力という特徴と生か
しつつ、高密度、高集積化に伴なう微細化技術の確立が
要求されている。
ところで、CMOSは構造上内部にバイポーラの寄生トラ
ンジスタ回路が構成され、それがサイリスタと同じ構成
になるため、外部からのサージ等によりトリガされる
と、電源端子から接地端子に過大電流が流れ、サージ等
がなくなつても電流が流れ続けるラツチアツプと呼ばれ
る現象を起こし過電流により破壊されることがある。CM
OSはその微細化と共により厳しくなるラツチアツプ耐量
を高めていく上で、新たな構造を要求されている。その
1つとして、リトログレードウエル構造があるが、第11
図は最も簡単なCMOSインバーターを構成した場合の構造
及び寄生サイリスタ等価回路を示す構造断面回路図であ
る。
第11図において、(1)は濃度1×1015cm-3、比抵抗
10Ω・cmのp型シリコン半導体基板、(2)は上記p型
シリコン半導体基板(1)の一主面に形成された素子分
離領域としてのフイールド酸化膜、(3)は上記フイー
ルド酸化膜(2)により分離された島状領域に、リンを
加速電圧700kev、ドーズ量1×1013cm-2の条件で1回目
のイオン注入を、加速電圧200kev、ドーズ量1×1012cm
-2の条件で2回目のイオン注入を行ない形成されたnウ
エル領域、(4)は上記nウエル領域(3)内の不純物
濃度の高い(1×1016〜1×1017cm-3)底部分、(5)
は上記フイールド酸化膜(2)により分離された島状領
域のうちの上記nウエル領域(3)と隣り合う領域に、
ボロンを加速電圧400kev、ドーズ量1×1013cm-2の条件
で1回目のイオン注入を、加速電圧100kev、ドーズ量1
×1012cm-2の条件で2回目のイオン注入を行ない形成さ
れたpウエル領域、(6)は上記pウエル領域(5)内
の不純物濃度の高い(1×1016〜1×1017cm-3)底部
分、(7)は上記nウエル領域(3)に電位を供給する
n+型ウエルコンタクト領域、(8)は上記pウエル領域
(5)に電位を供給するp+型ウエルコンタクト領域、
(9a)はCMOSインバーターのpチヤネルトランジスタを
構成する上記nウエル領域(3)内に形成されたp+型ソ
ース領域、(9b)は上記p+型ソース領域(9a)と共にCM
OSインバーターのpチヤネルトランジスタを構成する上
記nウエル領域(3)内に形成されたp+型ドレイン領
域、(10a)はCMOSインバーターのnチヤネルトランジ
スタを構成する上記pウエル領域(5)内に形成された
n+型ソース領域、(10b)は上記n+型ソース領域(10a)
と共にCMOSインバーターのnチヤネルトランジスタを構
成する上記pウエル領域(5)内に形成されたn+型ドレ
イン領域、(11a)はCMOSインバーターのpチヤネルト
ランジスタのゲート電極、(11b)はCMOSインバーター
のnチヤネルトランジスタのゲート電極、(12)は上記
p+型ソース領域(9a)をエミツタ、上記nウエル領域
(3)をベース、上記p型シリコン半導体基板(1)を
コレクタとする寄生PNPトランジスタ、(13)は上記n+
型ソース領域(10a)をエミツタ、上記pウエル領域
(5)をベース、上記nウエル領域(3)をコレクタと
する寄生NPNトランジスタで、上記寄生PNPトランジスタ
(12)とで寄生サイリスタを構成している。(14)は上
記nウエル領域(3)の寄生抵抗、(15)は上記pウエ
ル領域(5)の寄生抵抗である。
従来のCMOSは上記のように構成され、nウエル領域
(3)内の不純物濃度の高い底部分(4)の形成により
寄生抵抗(14)が下がり、寄生PNPトランジスタ(12)
はベース、エミツタ間電位差が小さくなるためターンオ
ンしにくくなる。しかも、寄生PNPトランジスタ(12)
のベースに相当する領域の濃度が高くなることから、ベ
ースでの再結合が多くなり、寄生PNPトランジスタ(1
2)の電流増幅率を小さくすることができる。
一方、pウエル領域(5)内の不純物濃度の高い底部
分(6)の形成により寄生抵抗(15)が下がり、寄生NP
Nトランジスタ(13)はベース・エミツタ間電位差が小
さくなるためターンオンしにくくなる。
しかも、寄生NPNトランジスタ(13)のベースに相当す
る領域の濃度が高くなることから、ベースでの再結合が
多くなり、寄生NPNトランジスタ(13)の電流増幅率を
小さくすることができる。
ゆえに、寄生PNPトランジスタ(12)と寄生NPNトラン
ジスタ(13)とで構成される寄生サイリスタのループゲ
インを抑え、ラツチアツプ耐量は増大する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のCMOSでは、寄生NPNトランジスタ
(13)のベース幅に相当するn+型ソース領域(10a)と
nウエル領域(3)間の距離にも依存するが、一般にラ
ツチアツプ耐量は底部を高濃度にしていないものに対し
て2〜3倍強化される。
しかしながら、例えば、半導体チツプの外部で発生す
る電子機器のノイズの内、負方向成分のノイズを受け、
n+型ドレイン領域(10b)に接地電位(GND)よりも低い
電圧が印加されると、pウエル領域(5)を経由してp
型シリコン半導体基板(1)に電子が注入され、その一
部は寄生NPNトランジスタ(13)のコレクタ領域に相当
するnウエル領域(3)に集められ、nウエル領域
(3)内を通つてn+型ウエルコンタクト領域(7)に達
することがある。その結果電流が流れることになり、寄
生抵抗(14)による電圧降下が生じ、p+型ソース領域
(9a)とnウエル領域(3)とのpn接合が順バイアスさ
れて、寄生PNPトランジスタ(12)がターンオン状態と
なり、コレクタ電流が流れることになる。
この電流が寄生抵抗(15)による電圧降下により、n+
型ソース領域(10a)とpウエル領域(5)とのpn接合
が順バイアスされるほど大きいと、今度は寄生NPNトラ
ンジスタ(13)がターンオン状態となり、そのコレクタ
電流が寄生PNPトランジスタ(12)をより深い導通状態
にする。
このようにして正帰還が加わつた状態では、はじめにト
リガとなつたn+型ドレイン領域(10b)からの電流とは
無関係にVccとGND間に大電流が流れたままの状態にな
り、チツプそれ自身を熱的に破壊してしまうという問題
点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたものであり、ラツチアツプ耐量を十分に高めること
ができるCMOSを得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の装置は、第1導電型の半導体基板を備え、
この半導体基板内にこの半導体基板よりも高い不純物濃
度を有する第1導電型の高濃度埋め込み層が形成されて
おり、この高濃度埋め込み層の上部に位置した上記半導
体基板の一主面に、第2導電型のMOSトランジスタが形
成される第1導電型の第1ウエル領域が設けられ、上記
高濃度埋め込み層の上部に位置した上記半導体基板の一
主面に、第1導電型のMOSトランジスタが形成される第
2導電型の第2ウエル領域が設けられている相補型MOS
半導体装置において、前記第1および第2ウエル領域の
双方の底部が前記高濃度埋め込み層に接しており、しか
も、前記高濃度埋め込み層が、前記第1および第2ウエ
ル領域の境界側に位置する双方の底部の湾曲した辺縁部
にも接するように、湾曲して形成されていることを特徴
とする。
〔作用〕
上記のように構成された相補型MOS半導体装置におい
て、高濃度埋め込み層が半導体基板の寄生抵抗を下げ、
内外部から印加されるサージ等により半導体基板に注入
される或いは発生するキヤリアの移動を抑制し、寄生PN
Pトランジスタ及び寄生NPNトランジスタのターンオンを
抑制せしめる。しかも、高濃度埋め込み層が第1および
第2ウエルの双方の底部に、それらの境界側の湾曲した
辺縁部をも含めて接しているので、寄生トランジスタの
ターンオンが効果的に抑制され、ラッチアップ耐量がさ
らに高められる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す構造断面図であ
る。図において、(16)はボロンを加速電圧1.5〜3Me
v、ドーズ量2×1012〜1×1015cm-2の条件でイオン注
入を行ない、p型シリコン半導体基板(1)の主面より
1〜2μmの深さで、pウエル領域(5)の底面と接
し、かつ、nウエル領域(3)の底面より0.5μmの範
囲内で下方部位に平担に形成された濃度3×1016〜1×
1020cm-3、比抵抗10-4〜1Ωcm、厚さ1〜4μm程度の
高濃度埋め込み層で、この実施例ではp+型埋め込み層を
用いている。
次に上記の様に構成されたCMOSの製造方法を第3図
(a)〜(r)を用いて説明する。
まず、第3図(a)に示すように、濃度1×1015c
m-3、比抵抗10Ω・cm程度のp型シリコン半導体基板
(1)の表面に、ボロンを加速電圧1.5〜3Mev、ドーズ
量2×1012〜1×1015cm-2の条件でイオン注入して、p
型シリコン半導体基板(1)にp型シリコン半導体基板
(1)の表面から1〜2μmの深さで、濃度3×1016
1×1020cm-3、比抵抗10-4〜1Ωcm、厚さ1〜4μm程
度のp+型埋め込み層(16)を形成する。
次に、第3図(b)に示すように、p型シリコン半導
体基板(1)上に熱酸化膜(18)を形成する。
次に、第3図(c)に示すように、熱酸化膜(18)上
にシリコン窒化膜(19)を形成する。
次に、第3図(d)に示すように、シリコン窒化膜
(19)上にレジスト(20)を形成する。
次に、第3図(e)に示すように素子を形成する領域
(ウエル)上にレジスト(20)のパターンが残るよう
に、レジスト(20)を写真蝕刻法によりパターニングす
る。続いて、レジスト(20)のパターンを用いて、シリ
コン窒化膜(19)のパターニングを行なう。
次に、第3図(f)に示すように、レジスト(20)の
パターンを除去する。
次に、第3図(g)に示すように、パターニングされ
たシリコン窒化膜(19)をマスクにして、p型シリコン
半導体基板(1)の一部に900〜1100℃の低温で選択的
に酸化を行ない、膜厚約5000Åのフイールド酸化膜
(2)を形成する。
次に、第3図(h)に示すように、シリコン窒化膜
(19)を除去する。
次に、第3図(i)に示すように形成すべきnウエル
領域を覆う位置にレジスト(21)のパターンを形成す
る。続いて、レジスト(21)のパターンをマスクにし
て、露出している半導体基板(1)のpウエルを形成す
べき部分の主表面に、ボロンを加速電圧400kev、ドーズ
量1×1013cm-2の条件で1回目のイオン注入を行なう。
加速電圧を350〜450kevの範囲に選ぶと、厚いフイール
ド酸化膜(2)内をイオンが通り抜けて、フイールド酸
化膜(2)の下方領域(22)にもボロンが注入される。
その後、引き続き、加速電圧100kev、ドーズ量1×10
12cm-2の条件で、同じマスク(レジスト(21))を用い
て、同じ位置に2回目のボロンのイオン注入を行なう。
2回目のイオン注入を行なうための加速電圧は、フイー
ルド酸化膜(2)内を通るイオンがフイールド酸化膜
(2)内に捕捉されてしまう程度の低い加速電圧(50〜
150kev)でよい。この2回のイオン注入によつて、半導
体基板(1)にその底部がp+型埋め込み層(16)と接し
たpウエル領域(5)が形成される。
pウエル(5)の深さは約1.2μmであり、底部分
(6)は表面部分より不純物濃度が高くなつている(1
×1016〜1×1017cm-3)とともに、フイールド酸化膜
(2)の下方領域(22)の不純物濃度も高くなつている
(1×1016〜1×1017cm-3)。
引き続き、同じマスク(レジスト(21))を用いて、
同じ位置に、加速電圧50kev、ドーズ量2.5×1012cm-2
条件でボロンをイオン注入する。このイオン注入はnチ
ヤネルトランジスタのパンチスルー防止及びしきい値電
圧を制御するためのものであり、チヤネル領域(23)に
ボロンが注入されることになる。このnチヤネルトラン
ジスタのチヤネル領域(23)の不純物濃度は1×1016cm
-3程度となり、底部分(6)の濃度と比較して低い。
その後、レジスト(21)のパターンを除去した後、第
3図(j)に示すように、pウエル領域(5)を覆う位
置にレジスト(24)のパターンを形成する。続いて、レ
ジスト(24)のパターンをマスクにして、露出している
半導体基板(1)のnウエルを形成すべき部分の主表面
に、リンを加速電圧700kev、ドーズ量1×1013cm-2の条
件で1回目のイオン注入を行なう。加速電圧を400〜120
0kevの範囲に選ぶと、厚いフイールド酸化膜(2)内を
イオンが通り抜けて、フイールド酸化膜(2)の下方領
域(25)にもリンが注入される。
その後、引き続き加速電圧200kev、ドーズ量1×1012
cm-2の条件で、同じマスク(レジスト(24))を用い
て、同じ位置に2回目のリンのイオン注入を行なう。2
回目のイオン注入を行なうための加速電圧は100〜300ke
vでよい。
この2回のイオン注入によつて、半導体基板(1)にn
ウエル領域(3)が形成される。このnウエル(3)の
深さは約1.2μmであり、底部分(4)は不純物濃度が
高くなつている(1×1016〜1×1017cm-3)とともに、
フイールド酸化膜(2)の下方領域(25)の不純物濃度
も高くなつている(1×1016〜1×1017cm-3)。
引き続き、同じマスク(レジスト(24))を用いて、
同じ位置に、加速電圧20kev、ドーズ量2.5×1012cm-2
条件でボロンをイオン注入し、同時に、加速電圧180ke
v、ドーズ量1.5×1012cm-2の条件で砒素をイオン注入す
る。このイオン注入は、pチヤネルトランジスタのパン
チスルー防止及びしきい値電圧を制御するためのもので
あり、チヤネル領域(26)にボロン及び砒素が注入され
ることになる。このpチヤネルトランジスタのチヤネル
領域(26)の不純物濃度は1×1016cm-3程度となり、底
部分(4)の濃度と比較して低い。
なお、ボロンを併用するのは、pウエル領域(3)及
びnウエル領域(5)に形成される各々のトランジスタ
のしきい値電圧のバランスをとるためである。
その後、第3図(k)に示すように、レジスト(24)
のパターンを除去する。
次に、第3図(l)に示すように、pウエル領域
(5)上及びnウエル領域(3)上の熱酸化膜(18)を
除去する。
次に、第3図(m)に示すように、pウエル領域
(5)及びnウエル領域(3)の主表面上にゲート酸化
膜(27)を形成する。
その後、ゲート酸化膜(27)を含む半導体基板(1)
の全面にゲート電極となるべきポリシリコン層(28)を
形成する。
次に、第3図(n)に示すように、ポリシリコン層
(28)をパターニングし、nウエル領域(3)上にゲー
ト電極(11a)をpウエル領域(5)上にゲート電極(1
1b)を形成する。
次に、第3図(o)に示すように、pウエル領域
(5)上をレジスト(29)のパターンで覆い、このレジ
スト(29)のパターンをマスクにして、nウエル領域
(3)にゲート電極(11a)と自己整合的にしてボロン
のイオン注入を行なう。これにより、nウエル領域
(3)内に、p+型ソース領域(9a)及びp+型ドレイン領
域(9b)が形成され、結果として、pチヤネルトランジ
スタが形成される。
その後、レジスト(29)のパターンを除去する。
次に、第3図(p)に示すように、nウエル領域
(3)上をレジスト(30)のパターンで覆い、このレジ
スト(30)のパターンをマスクにして、pウエル領域
(5)にゲート電極(11b)と自己整合的に砒素のイオ
ン注入を行なう。これにより、pウエル領域(5)内
に、n+型ソース領域(10a)及びn+型ドレイン領域(10
b)が形成され、結果として、nチヤネルトランジスタ
が形成される。
その後、レジスト(30)のパターンを除去する。
次に、第3図(q)に示すように、ゲート電極(11
a)(11b)を含む半導体基板(1)の主面上全面に、シ
リコン酸化膜からなる絶縁膜(31)を形成する。
その後、第3図(r)に示すように、絶縁膜(31)に
コンタクトホール(32)を設け、アルミニウム金属(3
3)で配線を行なうと、CMOSインバーターが完成する。
上記のように構成されたCMOSにおいては、nウエル領
域(3)及びpウエル領域(5)の下部に形成されたp+
型埋め込み層(16)は第2図に示すようにp型シリコン
半導体基板(1)の寄生抵抗(17)を下げることにな
る。
したがつて、今、例えば、半導体チツプの外部で発生
する電子機器のノイズの内、負方向成分のノイズを受
け、n+型ドレイン領域(10b)にGNDよりも低い電圧が印
加されたとしても、そのほとんどはpウエル領域(5)
を経由してp+型埋め込み層(16)に注入され、p+型埋め
込み層(16)の多数キヤリアであるホールと再結合する
ため、電子のライフタイムは短くなり、その移動は抑制
される。ゆえに、nウエル領域(3)に集められ、nウ
エル領域(3)内を通つてn+型ウエルコンタクト領域
(7)に達する電流は十分に小さく、寄生抵抗(14)で
の電圧降下による寄生PNPトランジスタ(12)のターン
オン状態には到らない。
また、フイールド酸化膜(2)とn+型ドレイン領域
(10b)とが近接している場合には、n+型ドレイン領域
(10b)にGNDよりも低い電圧が印加されると、pウエル
領域(5)を経由して、pウエル領域(5)及びnウエ
ル領域(3)とp+型埋め込み層(16)との間のp型シリ
コン半導体基板(1)に電子が注入され、p+型埋め込み
層(16)には注入されないことがある。
その一部はnウエル領域(3)に集められ、nウエル
領域(3)内を通つてn+型ウエルコンタクト領域(7)
に達するが、寄生抵抗(17)の低下により、寄生NPNト
ランジスタ(13)はp+型埋め込み層(16)を形成してい
ないものに対してベース・エミツタ間電位差が小さくな
るため、ターンオン状態には到らない。
しかも、寄生NPNトランジスタ(13)のベースに相当
する領域の濃度がp+型埋め込み層(16)を形成していな
いものに対して高くなることから、ベースでの再結合が
多くなり、寄生NPNトランジスタ(13)の電流増幅率を
より小さくすることができる。
すなわち、寄生PNPトランジスタ(12)及び寄生NPNト
ランジスタ(13)とで構成される寄生サイリスタはター
ンオンすることなく、ラツチアツプ耐量は増大する。
また、図1あるいは図2に示したように、pウエル領
域(5)の底部とp+型埋め込み層(16)とが接している
ために、pウエル領域(5)をベースとする寄生NPNト
ランジスタ(13)のベース・エミツタ間に並列に存在す
る寄生抵抗(寄生抵抗(15)を含む抵抗)の中に、不純
物濃度の低い半導体基板の抵抗成分が含まれないので、
寄生抵抗が低くなる。その結果、寄生NPNトランジスタ
(13)がオンしにくくなり、ラッチアップ耐量がさらに
高まるという利点が得られる。
なお、上記実施例ではp+型埋め込み層(16)は第3図
(a)のようにp型シリコン半導体基板(1)の表面に
直接ボロンをイオン注入して平担に形成しているが、第
3図(b)に示したp型シリコン半導体基板(1)上に
熱酸化膜(18)を形成した後、ボロンをイオン注入しp+
型埋め込み層(16)を平担に形成したとしても良くま
た、第3図(c)に示したp型シリコン半導体基板
(1)上に熱酸化膜(18)、シリコン窒化膜(19)を順
次形成した後、ボロンをイオン注入しp+型埋め込み層
(16)を平担に形成したとしても、上記実施例と同様の
効果を得られるものである。
さらに、第3図(f)に示したレジスト(20)のパタ
ーンを除去した後、ボロンをイオン注入しp+型埋め込み
層(16)を形成したとしても、上記実施例と同様の効果
を得られるものである。この場合、熱酸化膜(18)とシ
リコン窒化膜(19)との間に段差が生じるが、シリコン
窒化膜(19)の膜厚は数100Å程度なので、この段差は
無視でき、p+型埋め込み層(16)は平担に形成される。
また、さらに、第3図(g)に示したフイールド酸化
膜(2)を形成した後、ボロンをイオン注入しp+型埋め
込み層(16)を形成したとしても、上記実施例と同様の
効果を得られるものである。この場合熱酸化膜(18)と
シリコン窒化膜(19)との間に段差が生じるが、シリコ
ン窒化膜(19)の膜厚は数100Å程度なので、この段差
は無視でき、第4図に示すように、p+型埋め込み層(1
6)はフイールド酸化膜(2)の形状を反映し、フイー
ルド酸化膜(2)の平担部及び熱酸化膜(18)の平担部
の直下では平担に、フイールド酸化膜(2)と熱酸化膜
(18)との接続部(平担でない部分)の直下では傾斜を
もつように形成される。
さらに、第3図(h)に示したシリコン窒化膜(19)
を除去した後、ボロンをイオン注入しp+型埋め込み層
(16)を形成したとしても、上記実施例と同様の効果を
得られるものである。この場合、第5図に示すように、
p+型埋め込み層(16)はフイールド酸化膜(2)の形状
を反映し、フイールド酸化膜(2)の平担部及び熱酸化
膜(18)の平担部の直下では平担に、フイールド酸化膜
(2)と熱酸化膜(18)との接続部(平担でない部分)
の直下では傾斜をもつように形成される。
第6図はこの発明の第2の実施例を示すものであり、
p型シリコン半導体基板(1)の主面より1〜2μmの
深さで、nウエル領域(3)の底面と接し、かつ、pウ
エル領域(5)の底面より0.5μmの範囲内で下方部位
に厚さ1〜4μm程度のp+型埋め込み層(16)を平担に
形成したものであり、このものにあつても上記実施例と
同様の効果を奏する。
特に、図6に示したように、nウエル領域(3)とp+
型埋め込み層(16)とが接しているために、nウエル領
域(3)をベースとする寄生PNPトランジスタ(12)
が、外部からの電気的雑音等によってオンしても、寄生
PNPトランジスタ(12)は飽和しにくく、nウエル領域
(3)の底部の電位の上昇が低く抑えられる。その結
果、寄生NPNトランジスタ(13)のオン状態への遷移が
抑えられるので、ラッチアップ耐量がさらに向上すると
いう利点が、第1の実施例と同様に得られる。
第7図はこの発明の第3の実施例を示すものであり、
p型シリコン半導体基板(1)の主面より1〜2μmの
深さで、nウエル領域(3)の底面及びpウエル領域
(5)の底面と接するように厚さ1〜4μm程度のp+
埋め込み層(16)を平担に形成したものであり、上記実
施例と同様の効果を奏するものである。
特に、p+型埋め込み層(16)が、nウエル領域(3)
とpウエル領域(5)の双方の底部に接しているので、
寄生NPNトランジスタ(13)のベース・エミツタ間に並
列に存在する抵抗の低減効果と、nウエル領域(3)の
底部の電位の上昇を抑える効果との双方が現れる。その
結果、第1および第2の実施例のいずれに比べても、ラ
ッチアップ耐量がさらに向上する。
第8図はこの発明の第4の実施例を示すものであり、
p型シリコン半導体基板(1)の主面より1〜15μmの
深さで、nウエル領域(3)の底面及びpウエル領域
(5)の底面とより10μmの範囲内で下方部位に厚さ1
〜4μm程度のp+型埋め込み層(16)を平担に形成した
ものであり、上記実施例と同様の効果を奏するものであ
る。第9図はこの発明の第5の実施例を示すものであ
り、p型シリコン半導体基板(1)の主面より0.5〜2
μmの深さで、nウエル領域(3)の底面及びpウエル
領域(5)の下部にnウエル領域(3)及びpウエル領
域(5)に沿つて、かつ、接するように厚さ1〜4μm
程度のp+型埋め込み層(16)を形成したものであり、上
記実施例と同様の効果を奏するものである。
特に、双方のウエル領域(3),(5)の底部ととも
に、その湾曲した辺縁部にもp+型埋め込み層(16)が接
しているために、寄生NPNトランジスタ(13)のベース
・エミツタ間に並列に存在する抵抗の低減効果、nウエ
ル領域(3)の底部の電位の上昇を抑える効果の、いず
れもがより顕著に現れる。
さらに加えて、寄生NPNトランジスタ(13)のコレク
タ電流を担う電子の中で、双方のウエル領域(3),
(5)の境界部に位置する湾曲した辺縁部を避けて第1
ウエル領域(5)を通過した成分が消滅し易いために、
寄生NPNトランジスタ(13)のコレクタ電流が小さくな
る。このため、寄生NPNトランジスタ(13)の増幅率が
低くなり、その結果として、ラッチアップ耐量のさらな
る向上がもたらされるという利点がある。
第10図はこの効果の優位性を示すものであり、p型シ
リコン半導体基板(1)の主面より0.5〜15μmの深さ
で、nウエル領域(3)及びpウエル領域(5)の下部
にnウエル領域(3)及びpウエル領域(5)に沿つ
て、かつ、10μmの範囲内で下方部位に厚さ1〜4μm
程度のp+型埋め込み層(16)を形成したものである。第
5の実施例は第10図に示された場合と比較して、寄生NP
Nトランジスタ(13)のベースからコレクタに向かう電
子は双方のウエル領域(3,5)の辺縁部を避けて移動
し、寄生NPNトランジスタ(13)の電流増幅度が低くな
る。
さらに、上記各実施例においては、nウエル領域
(3)内のpチヤネルトランジスタのチヤネル領域(2
6)に、加速電圧20kev、ドーズ量2.5×1012cm-2の条件
でボロンがイオン注入され、同時に、加速電圧180kev、
ドーズ量1.5×1012cm-2の条件で砒素がイオン注入され
たものとしたが、砒素の代わりにリンを用いてもよく、
加速電圧20kev、ドーズ量2.5×1012cm-2の条件でボロン
がイオン注入し、同時に、加速電圧180kev、ドーズ量1.
5×1012cm-2の条件でリンをイオン注入したものであつ
てもよく、同様の効果を奏するものである。
〔発明の効果〕
この発明は以上述べたように、高濃度埋め込み層を第
1導電型のウエル領域及び第2導電型のウエル領域の下
部に形成したので、半導体基板の内外部からのサージ等
による寄生サイリスタのターンオンを抑制でき、ラツチ
アツプ耐量の高いCMOSが得られるという効果を有するも
のである。しかも、高濃度埋め込み層が湾曲して形成さ
れることによって、高濃度埋め込み層が第1および第2
ウエル領域の双方の底部と、それらの境界側の湾曲した
辺縁部に接しているので、ラッチアップ耐量の一層の向
上がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構造断面図、第2図
は第1図に示したものの寄生バイポーラトランジスタを
考慮した寄生サイリスタ等価回路図、第3図(a)ない
し第3図(r)は第1図に示したものの製造工程を示す
断面図、第4図ないし第9図はそれぞれこの発明の第2
ないし第5の実施例を示す構造断面図、第10図は第5の
実施例と比較される構造断面図、第11図は従来のCMOSの
構造及び寄生サイリスタ等価回路を示す構造断面回路図
である。 図において、(1)はp型シリコン半導体基板、(3)
はnウエル領域、(4)はnウエル領域内の不純物濃度
の高い底部分、(5)はpウエル領域、(6)はpウエ
ル領域内の不純物濃度の高い底部分、(16)は高濃度埋
め込み層(p+型埋め込み層)である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板を備え、この半導
    体基板内にこの半導体基板よりも高い不純物濃度を有す
    る第1導電型の高濃度埋め込み層が形成されており、こ
    の高濃度埋め込み層の上部に位置した上記半導体基板の
    一主面に、第2導電型のMOSトランジスタが形成される
    第1導電型の第1ウエル領域が設けられ、上記高濃度埋
    め込み層の上部に位置した上記半導体基板の一主面に、
    第1導電型のMOSトランジスタが形成される第2導電型
    の第2ウエル領域が設けられている相補型MOS半導体装
    置において、 前記第1および第2ウエル領域の双方の底部が前記高濃
    度埋め込み層に接しており、しかも、前記高濃度埋め込
    み層が、前記第1および第2ウエル領域の境界側に位置
    する双方の底部の湾曲した辺縁部にも接するように、湾
    曲して形成されていることを特徴とする相補型MOS半導
    体装置。
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