JP2658696B2 - 単相ダイオードブリッジを用いた装置の基板構造 - Google Patents

単相ダイオードブリッジを用いた装置の基板構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファストン端子を使用
した単相ダイオードブリッジを用いた装置の基板構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開昭63ー150879
号公報に開示されているインバータ制御方式の高周波加
熱装置の基板構造を示した斜視図で、整流用の単相ダイ
オードブリッジ20とパワートランジスタ21を放熱板
22にそれぞれビス止めし、平滑コンデンサ、雑音防止
用コンデンサ,共振用コンデンサをそれぞれプリント基
板23上に載置して、放熱板22上の絶縁体からなる箱
枠24内に収納している。回路部品を載置したプリント
基板23は単相ダイオードブリッジ20及びパワートラ
ンジスタ21が設置されている部分以外の放熱板22上
に置かれている。
【0003】上記構成のインバータ制御方式の高周波加
熱装置、即ち単相ダイオードブリッジを用いた装置の基
板構造では、放熱板22の面積をプリント基板23に全
ての回路部品を実装するより大きく採ることができ、効
率的な放熱効果が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の基
板構造においては、プリント基板23が放熱板22に取
り付ける単相ダイオードブリッジ20やパワートランジ
スタ21を避ける形状を採る必要から異形になるうえ、
基板面積が制約を被る。また、中央にビス取り付けのた
めの取付穴が一つ設けられている形態を一般とする単相
ダイオードブリッジ20を放熱板22にビス止めする際
にビスの締め付けに伴って単相ダイオードブリッジ20
が回転しやすく、取付位置が不安定になりやすい。単相
ダイオードブリッジ20が回転により誤って90度とか
180度の変位をもった姿勢のまま取り付けられると、
誤った結線を誘起することになりかねない。さらに、単
相ダイオードブリッジ20の端子とリード線を半田付け
にせず、ファストン端子で接続する場合に、その接続操
作や離脱操作に伴なって端子に応力が加わり変形等を招
くなど、解決すべきいくつかの課題を含んでいる。
【0005】この発明は係る従来の課題を解決するため
になされたもので、その第1の目的は単相ダイオードブ
リッジの取付が容易かつ確実で、誤結線を未然に防止す
ることができる単相ダイオードブリッジを用いた装置の
基板構造を得ることであり、第2の目的は接続操作など
に伴う端子の変形を防止できる単相ダイオードブリッジ
を用いた装置の基板構造を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る単相ダイ
オードブリッジを用いた装置の基板構造は、単相ダイオ
ードブリッジを用いた装置における放熱機能を持つ本体
と、この本体に対向して設けられ、該本体に対してビス
止めするために設けられた単相ダイオードブリッジの取
付穴に対応する通穴と、単相ダイオードブリッジから突
き出した複数の端子にそれぞれ対応し、それらの各端子
をそれぞれ通り抜けさせうる複数の端子穴とを備えた基
板との間に、単相ダイオードブリッジを装着し、基板
端子穴から単相ダイオードブリッジの端子を通り抜け
させて通穴から取付穴によりダイオードブリッジをビス
止めするようにしたものである。
【0007】またこの発明に係る他の単相ダイオードブ
リッジを用いた装置の基板構造は、特に各端子穴を、単
相ダイオードブリッジの各端子に接続するファストン端
子に被着された絶縁ビニルチューブの通り抜けを許容す
る大きさの長方形の角穴にしたものである。
【0008】
【作用】この発明における単相ダイオードブリッジを用
いた装置の基板構造においては、単相ダイオードブリッ
ジを避ける必要がないため基板が異形にならず、基板面
積を十分に確保できるうえ、単相ダイオードブリッジを
基板の通穴から本体へ取り付けることができる。そし
て、単相ダイオードブリッジの取り付けに際しては各端
子が端子穴に通り抜けているので単相ダイオードブリッ
ジが回転することはなく、誤結線を招くような変位状態
の取り付けはなくなる。
【0009】またこの発明における他の単相ダイオード
ブリッジを用いた装置の基板構造は、特に各端子穴が、
単相ダイオードブリッジの各端子に接続するファストン
端子に被着された絶縁ビニルチューブの通り抜けを許容
する大きさの長方形の角穴であるため、端子へのファス
トン端子の接続及び切り離し操作によっても端子が曲が
ったりしにくくなる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す単相ダイオ
ードブリッジを用いた装置の基板構造の斜視図、図2は
同じく図1のA矢印方向からの正面図、図3は同じく要
部の平面図である。
【0011】図示の単相ダイオードブリッジを用いた装
置の基板構造は、放熱板を兼ねる放熱機能を持つ本体1
にビス止めするための取付穴2を中央に一つ有する単相
ダイオードブリッジ3と回路部品を載置した基板4とを
中核として構成されている。単相ダイオードブリッジ3
は取付け面の反対面に四本の端子5が突き出していて、
それぞれにファストン端子6によりリード線7が接続さ
れ、ファストン端子6による接続部には絶縁ビニルチュ
ーブ8が被着される。基板4には単相ダイオードブリッ
ジ3の取付穴2に対応する位置に通穴9が、また各端子
5にそれぞれ対応する位置には各端子5をそれぞれ通り
抜けさせうる複数の端子穴10がそれぞれ設けられてい
る。端子穴10は端子5の向き(単相ダイオードブリッ
ジでは一般に正極端子が図示のように他の端子と異なっ
た向きにしてある)に対応していて、各端子5に接続す
るファストン端子6に被着された絶縁ビニルチューブ8
の通り抜けを許容する大きさの長方形の角穴に形成され
ている。
【0012】上記の構成の単相ダイオードブリッジを用
いた装置の基板構造において、単相ダイオードブリッジ
3は、本体1に取付面を合わせておいて、本体1と基板
4との間に通穴9に取付穴2を対応させ、各端子5を端
子穴10を通り抜けさせた状態に挟み込んで、基板4の
通穴9からビスを通して本体1へ固定することにより取
り付けられる。即ち、基板4と単相ダイオードブリッジ
3の端子5とは半田付けによらず一体化される。各端子
穴10を通り抜けた各端子5には、それぞれリード線7
がファストン端子6により抜き差しによる離脱装着を可
能に接続され、接続部分には端子穴10に元側を差し込
んだ状態に絶縁ビニルチューブ8が被着される。
【0013】ビスによる単相ダイオードブリッジ3の固
定に際しては、ビスの締め増しに伴い単相ダイオードブ
リッジ3にも回転する力が作用するが、単相ダイオード
ブリッジ3の各端子5が端子穴10にそれぞれ係合して
いて回転及び位置ずれが規制されているので単相ダイオ
ードブリッジ3が回転変位することはない。従って、誤
結線を招くような90度又は180度変位した姿勢に取
り付けられることはなくなる。基板4は単相ダイオード
ブリッジ3を避ける必要がないため、異形にならず、基
板面積は十分に確保できる。単相ダイオードブリッジ3
を基板4の通穴9を使って本体1へ取り付けることがで
き、半田付けにより固定されていないので単相ダイオー
ドブリッジ3の交換が容易に実施できる。特に実施例で
は各端子穴10が、単相ダイオードブリッジ3の各端子
5に接続するファストン端子6に被着された絶縁ビニル
チューブ8の通り抜けを許容する大きさの長方形の角穴
であるため、端子5へのファストン端子6の接続及び切
り離し操作によっても端子5が曲がったりしにくくな
り、端子5の変形が防止される。
【0014】なお、単相ダイオードブリッジは、ファス
トン端子を使う電力半導体モジュールとしての例示であ
って、単相ダイオードブリッジと同様な構成の他の電力
半導体モジュールによる場合も同様の作用効果が得られ
る。
【0015】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、この発明によればビスによる単相ダイオードブリ
ッジの固定に際して、単相ダイオードブリッジが回転変
位することはなく、単相ダイオードブリッジが誤結線を
招くような変位した姿勢で取り付けられることが防止さ
れるうえ、基板が単相ダイオードブリッジを避ける必要
がないため、異形にならず、基板面積が十分に確保で
き、単相ダイオードブリッジの交換も容易になる。
【0016】また他の発明によれば、特に各端子穴が、
単相ダイオードブリッジの各端子に接続するファストン
端子に被着された絶縁ビニルチューブの通り抜けを許容
する大きさの長方形の角穴であるため、端子へのファス
トン端子の接続及び切り離し操作によっても端子が曲が
ったりしにくくなり、端子の変形を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す単相ダイオードブリ
ッジを用いた装置の基板構造の斜視図である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】この発明の一実施例を示す基板のみの平面図で
ある。
【図4】従来例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 取付穴 3 単相ダイオードブリッジ 4 基板 5 端子 6 ファストン端子 リード線 8 絶縁ビニルチューブ 9 通穴 10 端子穴

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相ダイオードブリッジを用いた装置に
    おける放熱機能を持つ本体と、この本体に対向して設け
    られ、該本体に対してビス止めするために設けられた
    相ダイオードブリッジの取付穴に対応する通穴と、上記
    単相ダイオードブリッジから突き出した複数の端子にそ
    れぞれ対応し、それらの各端子をそれぞれ通り抜けさせ
    うる複数の端子穴とを備えた基板との間に、上記単相ダ
    イオードブリッジを装着し、上記基板の各端子穴から
    相ダイオードブリッジの端子を通り抜けさせて上記通
    穴から上記取付穴により上記ダイオードブリッジをビス
    止めしたことを特徴とする単相ダイオードブリッジを用
    いた装置の基板構造。
  2. 【請求項2】 各端子穴が、単相ダイオードブリッジの
    各端子に接続するファストン端子に被着された絶縁ビニ
    ルチューブの通り抜けを許容する大きさの長方形の角穴
    である請求項1に記載の単相ダイオードブリッジを用い
    た装置の基板構造。
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