JP2509277Y2 - 放熱部品の取付構造 - Google Patents

放熱部品の取付構造

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JP2509277Y2
JP2509277Y2 JP3518091U JP3518091U JP2509277Y2 JP 2509277 Y2 JP2509277 Y2 JP 2509277Y2 JP 3518091 U JP3518091 U JP 3518091U JP 3518091 U JP3518091 U JP 3518091U JP 2509277 Y2 JP2509277 Y2 JP 2509277Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種電気電子機器にお
いて、内装された発熱部品の過熱を防止する為に用いら
れる放熱部品の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来例の斜視図であり、プリント
基板4上のパワーICやパワートランジスタなどの発熱
部品1は、アルミ板などからなる放熱板3に取り付けら
れ、熱を逃がし、過熱することを防止するようにしてい
た。そして、この放熱板3はプリント基板4にビス止め
されると共に、キャビネットなどの裏面に突設したボス
6にもビス止めされ、確実に固定されるようになってい
た。ここにおいて、該キャビネットは通常、合成樹脂成
形品であるので、直接放熱板3をビス止めすると、熱に
より変形する恐れがある為、従来は図8の断面図に示す
ように耐熱性に優れたファイバーワッシャー7を放熱板
3の表裏に介在させてビス止めすることとしていた。
尚、図面中符号5は上記ビス止め用のビスを示す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の放熱板
の取り付けでは、小さなファイバーワッシャーを介在さ
せてビス止めをしなくてはならず、作業が困難であると
共に、作業能率も悪いという問題点を有していた。本考
案は上記従来の問題点を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本考案では、放熱部品が取
り付けられるプリント基板の一部に、ビス挿通孔を有
し、ジャンパー線で連結された割り基板を設け、該割り
基板を放熱部品の表裏に介在させてビス止めすることに
より、上記従来の問題点を解決した。
【0005】
【作用】プリント基板から切除された割り基板は、放熱
部品とボスとの間並びに該放熱部品とビスとの間に位置
し、放熱部品からの熱を遮断する断熱材として作用する
ものである。
【0006】
【実施例】図1は実施例の組立前の状態を示す斜視図で
あり、プリント基板4上のパワーICやパワートランジ
スタなどの発熱部品1は、従来と同様に該プリント基板
4にその裏面からビス5で固定されたアルミ板など製の
放熱板3(放熱部品)に取り付けられている。又、該放
熱板3のボス6に対応する位置には、ビス挿通孔2が設
けられている。ここにおいて本考案では、上記プリント
基板4の一部(プリント配線のない隅角の不要部)にビ
ス挿通孔10,10を有し、ジャンパー線11が埋設さ
れた割り基板4’を設けている。該割り基板4’は、図
3に示すように切欠溝8から切除され、図4に示すよう
に割り溝9に沿って折り重ね合わせられるようになって
いる。尚、図1に示すようにこの割り基板4’のビス挿
通孔10とジャンパー線11との距離Bは、上記放熱板
3の上端からビス挿通孔2までの距離Aとほぼ等しいも
のとする。又、図2に示すように上記ボス6と放熱板3
との間隙Cは、プリント基板4の厚さとほぼ等しいもの
とする。
【0007】このようにしてプリント基板4から切除さ
れ、ジャンパー線11で連結された割り基板4’は、図
5に示すように放熱板3の上方からその前後に差し込む
と、後方(図中右方)の割り基板4’は、放熱板3とボ
ス6との間に侵入し、やがてジャンパー線11が放熱板
3の上端に当接する位置で、それ以上の下降は阻止され
る。この時、ジャンパー線11からビス挿通孔10まで
の距離Bは、上述したように放熱板3の上端からビス挿
通孔2までの距離Aにほぼ等しいので、両ビス挿通孔
2,10は連通状態に重ね合わせられることとなる。よ
って、容易にビス5を両ビス挿通孔2,10に挿通させ
て、図6に示すようにボス6にねじ込むことができ、こ
のことにより、放熱板3はキャビネット側にも固定され
るものである。
【0008】尚、本実施例では放熱板の固定例を示した
が、取り付けられるのは他の放熱部品であっても良く、
放熱板に限定されるものではない。又、実施例では、割
り基板のビス挿通孔の上側に2本のジャンパー線を設け
た例を示したが、ジャンパー線は何本であっても良く、
又、設ける位置もビス挿通孔の両側に設けることとして
も良く、この場合、割り溝からビス挿通孔までの距離を
放熱部品の上端から該放熱部品のビス挿通孔までの距離
と等しく形成し、横にして放熱部品を跨がらせるように
すれば良い。
【0009】
【考案の効果】以上のように本考案の放熱部品の取付構
造では、プリント基板の不要部を切除し、ビス止め部の
断熱材として用いているので、従来のファイバーワッシ
ャーのような別部品は不要であり、またその取り付けも
ジャンパー線で連結された割り基板を放熱部品に跨がら
せることにより、互いのビス挿通孔の位置合わせが行え
るので極めて容易であり、作業が簡素化されると共に、
作業能率が向上し、製品のコストダウンに優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】割り基板を切除した状態を示す要部平面図であ
る。
【図4】割り基板の斜視図である。
【図5】割り基板の取付前の状態を示す要部断面図であ
る。
【図6】ビス止め状態の要部断面図である。
【図7】従来例の斜視図である。
【図8】図7の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 発熱部品 3 放熱板 4 プリント基板 4’ 割り基板 5 ビス 6 ボス 8 切欠溝 9 割り溝 10 ビス挿通孔 11 ジャンパー線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱部品が取り付けられるプリント基板
    の隅角の不要部に、切欠溝で区画され、中央に割り溝を
    設けると共に、該割り溝と直交状にジャンパー線を埋設
    し、該割り溝の左右の対称位置にビス挿通孔を設けた割
    り基板を設け、該割り基板をビス止め部に介在させて放
    熱部品を固定することを特徴とする放熱部品の取付構
    造。
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