JP2657481B2 - ゴルフカー - Google Patents
ゴルフカーInfo
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- JP2657481B2 JP2657481B2 JP60059578A JP5957885A JP2657481B2 JP 2657481 B2 JP2657481 B2 JP 2657481B2 JP 60059578 A JP60059578 A JP 60059578A JP 5957885 A JP5957885 A JP 5957885A JP 2657481 B2 JP2657481 B2 JP 2657481B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- muffler
- cover
- cooling
- cooling air
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K13/00—Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
- B60K13/04—Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning exhaust
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は強制空冷エンジンを搭載したゴルフカーに関
するものである。
するものである。
ゴルフカーにはエンジンによって駆動するようにした
ものがある。従来のエンジン駆動のゴルフカーは、後輪
へ動力を減速伝達するためのトランスミッションがエン
ジン本体とは独立に設けられ、このトランスミッション
のケース上にマフラが固定されていた。このため、エン
ジンとマフラとは振動系が異なり、この異なる振動系の
間に排気管が接続されているため、排気管に無理な応力
がかかり、破損しやすくなっていた。
ものがある。従来のエンジン駆動のゴルフカーは、後輪
へ動力を減速伝達するためのトランスミッションがエン
ジン本体とは独立に設けられ、このトランスミッション
のケース上にマフラが固定されていた。このため、エン
ジンとマフラとは振動系が異なり、この異なる振動系の
間に排気管が接続されているため、排気管に無理な応力
がかかり、破損しやすくなっていた。
また、ゴルフカーの乗心地を良好にするには、エンジ
ンを柔らかく車体に支持し、エンジンから車体へ伝わる
振動を絶縁することが望ましい。しかし、このように柔
らかく支持すると、排気管にかかる応力をますます大き
くしてしまうため、エンジンを柔らかく支持することに
は限界があった。
ンを柔らかく車体に支持し、エンジンから車体へ伝わる
振動を絶縁することが望ましい。しかし、このように柔
らかく支持すると、排気管にかかる応力をますます大き
くしてしまうため、エンジンを柔らかく支持することに
は限界があった。
さらに、ゴルフカーは、その使用目的から走行、停止
を繰り返すことが多いためマフラ中に未燃ガスが溜ま
り、それによってマフラが高温になりやすくなっている
という特性がある。特に、4サイクルエンジンの場合
に、この傾向が顕著に現れる。このため、マフラを断熱
構造にしておかないと、樹脂製の車体カバーが溶けてし
まうことになる。
を繰り返すことが多いためマフラ中に未燃ガスが溜ま
り、それによってマフラが高温になりやすくなっている
という特性がある。特に、4サイクルエンジンの場合
に、この傾向が顕著に現れる。このため、マフラを断熱
構造にしておかないと、樹脂製の車体カバーが溶けてし
まうことになる。
一般にマフラの断熱構造としては、内壁に断熱材を設
けるのが普通であるが、このような断熱材を設けた構造
では、マフラの清浄を行うときの汚れ落としを難しく
し、メンテナンス作業を面倒にするという問題があっ
た。
けるのが普通であるが、このような断熱材を設けた構造
では、マフラの清浄を行うときの汚れ落としを難しく
し、メンテナンス作業を面倒にするという問題があっ
た。
本発明の目的は、排気管に無理な応力をかけることな
くエンジンを柔らかく支持し、乗心地を良好にすること
ができ、かつマフラの清浄を容易にしながら、マフラの
冷却による断熱を効果的に行えるようにしたゴルフカー
を提供することにある。
くエンジンを柔らかく支持し、乗心地を良好にすること
ができ、かつマフラの清浄を容易にしながら、マフラの
冷却による断熱を効果的に行えるようにしたゴルフカー
を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のゴルフカーは樹脂製の車
体カバー内の車体に強制空冷エンジンをそのクランク軸
を車体幅方向にして横置きにするとともに、クランク軸
を挟んで前後に配置したラバーを介して搭載し、前記ク
ランク軸の一端に冷却ファンを設けると共に他端にプー
リを取付け、該プーリをベルトを介して車体後方の後輪
を駆動する前記エンジンの後方に配設されたトランスミ
ッションに接続し、前記エンジンの前方に空気清浄器を
配置する一方、該エンジン本体上の後部位置にマフラを
固定すると共に、該マフラを水平方向に長くなる偏平形
状にして前記トランスミッションの上方に配設し、前記
エンジンに冷却風を通す空間を介してカバーを設け、前
記冷却ファンの側方に前記カバー内に冷却風を取入れる
吸気ダクトを設け、前記プーリ上方で前記カバーの冷却
風排気口に前記エンジンを冷却した後の冷却風を前記マ
フラに導き該マフラを冷却する冷却風の通路を設けたこ
とを特徴とするものである。
体カバー内の車体に強制空冷エンジンをそのクランク軸
を車体幅方向にして横置きにするとともに、クランク軸
を挟んで前後に配置したラバーを介して搭載し、前記ク
ランク軸の一端に冷却ファンを設けると共に他端にプー
リを取付け、該プーリをベルトを介して車体後方の後輪
を駆動する前記エンジンの後方に配設されたトランスミ
ッションに接続し、前記エンジンの前方に空気清浄器を
配置する一方、該エンジン本体上の後部位置にマフラを
固定すると共に、該マフラを水平方向に長くなる偏平形
状にして前記トランスミッションの上方に配設し、前記
エンジンに冷却風を通す空間を介してカバーを設け、前
記冷却ファンの側方に前記カバー内に冷却風を取入れる
吸気ダクトを設け、前記プーリ上方で前記カバーの冷却
風排気口に前記エンジンを冷却した後の冷却風を前記マ
フラに導き該マフラを冷却する冷却風の通路を設けたこ
とを特徴とするものである。
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
図において、1は車体を構成する本体フレーム、2,2
は前輪、3,3は後輪である。本体フレーム1の中間部に
は横フレーム4が固定され、この横フレーム4に、揺動
フレーム5,5の前端が枢支されると共に、後端が緩衝器
6,6を介して本体フレーム1の後端に弾性支持されてい
る。
は前輪、3,3は後輪である。本体フレーム1の中間部に
は横フレーム4が固定され、この横フレーム4に、揺動
フレーム5,5の前端が枢支されると共に、後端が緩衝器
6,6を介して本体フレーム1の後端に弾性支持されてい
る。
揺動フレーム5,5には、それぞれ前後に固定したラバ
ー23,23を介して空冷式の4サイクルエンジン8が支持
されている。このエンジン8の吸気側には空気清浄器9
が取りつけられ、また排気側には排気管10を介してマフ
ラ11が取りつけられている。このマフラ11は、ステー12
を介してエンジン8の本体の後部の位置に固定されてい
る。
ー23,23を介して空冷式の4サイクルエンジン8が支持
されている。このエンジン8の吸気側には空気清浄器9
が取りつけられ、また排気側には排気管10を介してマフ
ラ11が取りつけられている。このマフラ11は、ステー12
を介してエンジン8の本体の後部の位置に固定されてい
る。
また、エンジン8はクランク軸の一端に冷却ファン13
を取りつけ、他端にプーリ14を取りつけている。プーリ
14はベルト15を介して、エンジン8の後方に配設された
トランスミッション17の入力プーリ16に動力を伝達する
ようしている。上述した各機器は、樹脂製の車体カバー
18によって覆われている。
を取りつけ、他端にプーリ14を取りつけている。プーリ
14はベルト15を介して、エンジン8の後方に配設された
トランスミッション17の入力プーリ16に動力を伝達する
ようしている。上述した各機器は、樹脂製の車体カバー
18によって覆われている。
上記エンジン8は、外側部分を空間を介してカバー19
で覆われている。このカバー19は、一方を冷却ファン13
を介して冷却風の吸気ダクト20に接続され、またエンジ
ン8を挟んだ他方に排気ダクト21を取りつけている。冷
却ファン13は、吸気ダクト20から吸引した空気を冷却風
としてカバー19内の空間に強制通風させ、エンジン8を
冷却したのち排気ダクト21に排気させるようにする。
で覆われている。このカバー19は、一方を冷却ファン13
を介して冷却風の吸気ダクト20に接続され、またエンジ
ン8を挟んだ他方に排気ダクト21を取りつけている。冷
却ファン13は、吸気ダクト20から吸引した空気を冷却風
としてカバー19内の空間に強制通風させ、エンジン8を
冷却したのち排気ダクト21に排気させるようにする。
また、上記マフラ11は、水平方向に長くなる偏平形状
に形成され、その外側が空間を介してカバー22によって
覆われている。カバー22は前端側に設けた開口22aを上
記カバー19の排気ダクト21に連通させ、かつ後端側に開
口22bを設けている。このため、上記排気ダクト21から
排気された冷却風は、開口22aを介してカバー22内に入
り、空間内を強制通風しながら、後端の開口22bから排
気される。このカバー22内を冷却風が通風することによ
りマフラ11は冷却される。このような冷却効果の一例を
示すと、吸気ダクト20から約50℃で吸引された冷却風は
排気ダクト21の出口で約100℃になり、さらにカバー22
の出口22bで約200℃になる。
に形成され、その外側が空間を介してカバー22によって
覆われている。カバー22は前端側に設けた開口22aを上
記カバー19の排気ダクト21に連通させ、かつ後端側に開
口22bを設けている。このため、上記排気ダクト21から
排気された冷却風は、開口22aを介してカバー22内に入
り、空間内を強制通風しながら、後端の開口22bから排
気される。このカバー22内を冷却風が通風することによ
りマフラ11は冷却される。このような冷却効果の一例を
示すと、吸気ダクト20から約50℃で吸引された冷却風は
排気ダクト21の出口で約100℃になり、さらにカバー22
の出口22bで約200℃になる。
上述したように、上記ゴルフカーでは、エンジン8本
体の後部位置に、ステー12を介してマフラ11が直接固定
されているため、マフラ11の振動系がエンジン8の振動
系と同一になり、それによってエンジン8とマフラ11と
を接続する排気管10にかかる応力を低減し、排気管10を
破損し難くし、また、排気管10の長さを短くすることが
でき、余分の継手を設ける必要がないためますます強度
上有利になる。さらに部品低減によって組立性も向上す
る。
体の後部位置に、ステー12を介してマフラ11が直接固定
されているため、マフラ11の振動系がエンジン8の振動
系と同一になり、それによってエンジン8とマフラ11と
を接続する排気管10にかかる応力を低減し、排気管10を
破損し難くし、また、排気管10の長さを短くすることが
でき、余分の継手を設ける必要がないためますます強度
上有利になる。さらに部品低減によって組立性も向上す
る。
また、上述のように排気管10にかかる応力を低減する
ため、エンジン8を車体に対し柔らかく搭載することが
でき、乗り心地を良好にすることができる。
ため、エンジン8を車体に対し柔らかく搭載することが
でき、乗り心地を良好にすることができる。
またさらに、重量物たるマフラ11をエンジン8本体上
の後部位置に直接固定したことによって、クランク軸ま
わりの慣性モーメントを大きくし、この振動系の固有振
動数を低減することができ、この状態でエンジン8をク
ランク軸を挟んで前後に配置したラバーを介して支持す
るようにしたので、乗り心地を一層良好にすることがで
きる。
の後部位置に直接固定したことによって、クランク軸ま
わりの慣性モーメントを大きくし、この振動系の固有振
動数を低減することができ、この状態でエンジン8をク
ランク軸を挟んで前後に配置したラバーを介して支持す
るようにしたので、乗り心地を一層良好にすることがで
きる。
さらに上述したように、上記ゴルフカーでは、エンジ
ン8に冷却風案内用のカバー19を設けるとともに、マフ
ラ11にも同じく冷却風案内用のカバー22を設け、このカ
バー22内に、エンジン8を強制冷却後の冷却風を通風さ
せることによって、マフラ11を効果的に冷却するように
なっている。そのため、上記マフラ11は従来一般のマフ
ラに設けられるような断熱材を内壁に設ける必要はな
く、そのためマフラ11の清浄をするときの作業を容易に
することができる。
ン8に冷却風案内用のカバー19を設けるとともに、マフ
ラ11にも同じく冷却風案内用のカバー22を設け、このカ
バー22内に、エンジン8を強制冷却後の冷却風を通風さ
せることによって、マフラ11を効果的に冷却するように
なっている。そのため、上記マフラ11は従来一般のマフ
ラに設けられるような断熱材を内壁に設ける必要はな
く、そのためマフラ11の清浄をするときの作業を容易に
することができる。
さらに上述したように、上記ゴルフカーでは、マフラ
11がエンジン8本体に固定されていることにより、前述
の冷却風をマフラ11に導く際、エンジン8の振動等でマ
フラ11がエンジン8本体にたいして相対的に変位するこ
とによって、冷却風がマフラ11に直接当たらなくなり冷
却効果が弱まることを防止する。このためマフラ変位対
策の複雑な機構が不必要となり、簡単な構成となる。
11がエンジン8本体に固定されていることにより、前述
の冷却風をマフラ11に導く際、エンジン8の振動等でマ
フラ11がエンジン8本体にたいして相対的に変位するこ
とによって、冷却風がマフラ11に直接当たらなくなり冷
却効果が弱まることを防止する。このためマフラ変位対
策の複雑な機構が不必要となり、簡単な構成となる。
さらに、上述したように、上記ゴルフカーでは、車体
の前側から空気清浄器9、エンジン8、マフラ11の順に
設けられ、走行中、高温の冷却風は車体カバー18内をマ
フラ11後方に向かって流れるので、車体カバー18内前部
には比較的低温の空気があり、その空気を空気清浄器9
に導入するため、エンジン8の良好な空気充填効率を確
保することができる。
の前側から空気清浄器9、エンジン8、マフラ11の順に
設けられ、走行中、高温の冷却風は車体カバー18内をマ
フラ11後方に向かって流れるので、車体カバー18内前部
には比較的低温の空気があり、その空気を空気清浄器9
に導入するため、エンジン8の良好な空気充填効率を確
保することができる。
また、エンジン8本体上の後部位置に固定したマフラ
11を水平方向に長くした偏平状にすることにより、トラ
ンスミッション17と車体カバー18との間にマフラ11を配
置しても、車高を高くすることなく、マフラ11の容量を
確保しなからトランスミッション17と車体カバー18との
間に十分な隙間を得ることができる。そのため、マフラ
11がエンジン8と共にそのクランク軸周りに振動して
も、トランスミッション17及び車体カバー18にマフラ11
が干渉することがない。
11を水平方向に長くした偏平状にすることにより、トラ
ンスミッション17と車体カバー18との間にマフラ11を配
置しても、車高を高くすることなく、マフラ11の容量を
確保しなからトランスミッション17と車体カバー18との
間に十分な隙間を得ることができる。そのため、マフラ
11がエンジン8と共にそのクランク軸周りに振動して
も、トランスミッション17及び車体カバー18にマフラ11
が干渉することがない。
上述したように、本発明は、樹脂製の車体カバー内の
車体に強制空冷エンジンをそのクランク軸を車体幅方向
の横置きにするとともに、クランク軸を挟んで前後に配
置したラバーを介して搭載し、前記クランク軸の一端に
冷却ファンを設けると共に他端にプーリを取付け、該プ
ーリをベルトを介して車体後方の後輪を駆動する前記エ
ンジンの後方に配設されたトランスミッションに接続
し、前記エンジンの前方に空気清浄器を配置する一方、
該エンジン本体上の後部位置にマフラを固定すると共
に、該マフラを水平方向に長くなる偏平形状にして前記
トランスミッションの上方に配設し、前記エンジンに冷
却風を通す空間を介してカバーを設け、前記冷却ファン
の側方に前記カバー内に冷却風を取入れる吸気ダクトを
設け、前記プーリ上方で前記カバーの冷却風排気口に前
記エンジンを冷却した後の冷却風を前記マフラに導き該
マフラを冷却する冷却風の通路を設ける構成にしたので
次のような優れた効果を奏するものである。
車体に強制空冷エンジンをそのクランク軸を車体幅方向
の横置きにするとともに、クランク軸を挟んで前後に配
置したラバーを介して搭載し、前記クランク軸の一端に
冷却ファンを設けると共に他端にプーリを取付け、該プ
ーリをベルトを介して車体後方の後輪を駆動する前記エ
ンジンの後方に配設されたトランスミッションに接続
し、前記エンジンの前方に空気清浄器を配置する一方、
該エンジン本体上の後部位置にマフラを固定すると共
に、該マフラを水平方向に長くなる偏平形状にして前記
トランスミッションの上方に配設し、前記エンジンに冷
却風を通す空間を介してカバーを設け、前記冷却ファン
の側方に前記カバー内に冷却風を取入れる吸気ダクトを
設け、前記プーリ上方で前記カバーの冷却風排気口に前
記エンジンを冷却した後の冷却風を前記マフラに導き該
マフラを冷却する冷却風の通路を設ける構成にしたので
次のような優れた効果を奏するものである。
すなわち、マフラとエンジンの振動系を同一にし、両
者を接続する排気管にかかる応力を低減し、その破損を
回避するとともに、クランク軸まわりの慣性モーメント
を大きくすることにより、この振動系の固有振動数を低
減し、この状態でエンジンをクランク軸を挟んで前後に
配置したラバーを介して支持するようにしたので、乗り
心地を一層良好にすることができる。
者を接続する排気管にかかる応力を低減し、その破損を
回避するとともに、クランク軸まわりの慣性モーメント
を大きくすることにより、この振動系の固有振動数を低
減し、この状態でエンジンをクランク軸を挟んで前後に
配置したラバーを介して支持するようにしたので、乗り
心地を一層良好にすることができる。
また、エンジンを冷却した冷却風により、マフラを冷
却する構成になっているので、その内壁に断熱材を設け
る必要がなる、そのためマフラの清浄をするときの作業
を容易にすることができ、さらに、前述の冷却風をマフ
ラに導く際、エンジンの振動等でマフラがエンジン本体
にたいして相対的に変位することによって、冷却風がマ
フラに直接当たらなくなり冷却効果が弱まることを防止
し、マフラ変位対策の複雑な機構を不必要とし、簡単な
構成とすることができる。
却する構成になっているので、その内壁に断熱材を設け
る必要がなる、そのためマフラの清浄をするときの作業
を容易にすることができ、さらに、前述の冷却風をマフ
ラに導く際、エンジンの振動等でマフラがエンジン本体
にたいして相対的に変位することによって、冷却風がマ
フラに直接当たらなくなり冷却効果が弱まることを防止
し、マフラ変位対策の複雑な機構を不必要とし、簡単な
構成とすることができる。
またさらに、車体の前側から空気清浄器、エンジン、
マフラの順に設けられているので、走行中、高温の冷却
風は車体カバー内をマフラ後方に向かって流れ、車体カ
バー内前部の比較的低温の空気を空気清浄器に導入する
ため、エンジンの良好な空気充填効率を確保することが
できる。
マフラの順に設けられているので、走行中、高温の冷却
風は車体カバー内をマフラ後方に向かって流れ、車体カ
バー内前部の比較的低温の空気を空気清浄器に導入する
ため、エンジンの良好な空気充填効率を確保することが
できる。
また、エンジン本体上の後部位置に固定したマフラを
トランスミッションと車体カバーとの間に配置するよう
にしても、該マフラを水平方向に長くした偏平形状にす
るため、車高を高くすることなくマフラ容量を十分に確
保しつつ、トランスミッションと車体カバーとの間に隙
間を十分に確保することができ、従って、マフラがエン
ジンと共にそのクランク軸周りに振動しても、トランス
ミッション及び車体カバーに干渉するのを車高を高くせ
ずにマフラ機能を十分に発揮させながら回避し、それら
機器の干渉による損傷を防ぐことができる。
トランスミッションと車体カバーとの間に配置するよう
にしても、該マフラを水平方向に長くした偏平形状にす
るため、車高を高くすることなくマフラ容量を十分に確
保しつつ、トランスミッションと車体カバーとの間に隙
間を十分に確保することができ、従って、マフラがエン
ジンと共にそのクランク軸周りに振動しても、トランス
ミッション及び車体カバーに干渉するのを車高を高くせ
ずにマフラ機能を十分に発揮させながら回避し、それら
機器の干渉による損傷を防ぐことができる。
第1図は本発明の実施例によるマフラ取付構造を有する
ゴルフカーを一部切除して示す側面図、第2図は同ゴル
フカーを車体カバーを取り除いた状態で示す平面図であ
る。 1……本体フレーム、5……揺動フレーム、8……エン
ジン、10……排気管、11……マフラ、12……ステー、23
……ラバー。
ゴルフカーを一部切除して示す側面図、第2図は同ゴル
フカーを車体カバーを取り除いた状態で示す平面図であ
る。 1……本体フレーム、5……揺動フレーム、8……エン
ジン、10……排気管、11……マフラ、12……ステー、23
……ラバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−59725(JP,A) 実開 昭57−117221(JP,U) 実開 昭56−50894(JP,U) 実開 昭59−54710(JP,U) 実開 昭51−153309(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】樹脂製の車体カバー(18)内の車体に強制
空冷エンジン(8)をそのクランク軸を車体幅方向にし
て横置きにするとともに、クランク軸を挟んで前後に配
置したラバー(23,23)を介して搭載し、前記クランク
軸の一端に冷却ファン(13)を設けると共に他端にプー
リ(14)を取付け、該プーリ(14)をベルト(15)を介
して車体後方の後輪(3)を駆動する前記エンジン
(8)の後方に配設されたトランスミッション(17)に
接続し、前記エンジン(8)の前方に空気清浄器(9)
を配置する一方、該エンジン(8)本体上の後部位置に
マフラ(11)を固定すると共に、該マフラ(11)を水平
方向に長くなる偏平形状にして前記トランスミッション
(17)の上方に配設し、前記エンジン(8)に冷却風を
通す空間を介してカバー(19)を設け、前記冷却ファン
(13)の側方に前記カバー(19)内に冷却風を取入れる
吸気ダクト(20)を設け、前記プーリ(14)上方で前記
カバー(19)の冷却風排気口に前記エンジン(8)を冷
却した後の冷却風を前記マフラ(22)に導き該マフラ
(22)を冷却する冷却風の通路を設けたことを特徴とす
るゴルフカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60059578A JP2657481B2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | ゴルフカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60059578A JP2657481B2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | ゴルフカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61220928A JPS61220928A (ja) | 1986-10-01 |
JP2657481B2 true JP2657481B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=13117250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60059578A Expired - Lifetime JP2657481B2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | ゴルフカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657481B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4783108B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-09-28 | 本田技研工業株式会社 | 車両のシート下構造 |
JP6583386B2 (ja) * | 2017-10-31 | 2019-10-02 | マツダ株式会社 | 車体後部構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5459725A (en) * | 1977-10-20 | 1979-05-14 | Yamaha Motor Co Ltd | Small size car |
JPH0239856Y2 (ja) * | 1981-01-16 | 1990-10-25 |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP60059578A patent/JP2657481B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61220928A (ja) | 1986-10-01 |
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