JP2656633B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2656633B2
JP2656633B2 JP1281430A JP28143089A JP2656633B2 JP 2656633 B2 JP2656633 B2 JP 2656633B2 JP 1281430 A JP1281430 A JP 1281430A JP 28143089 A JP28143089 A JP 28143089A JP 2656633 B2 JP2656633 B2 JP 2656633B2
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JP
Japan
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vacuum cleaner
hose
caster base
main body
tank
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JP1281430A
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隆 恵谷
昭 岩尾
久央 須賀
吉太郎 石井
文夫 常楽
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モーターと集じん部を縦形配置にし、深さ
寸法の深いタンクによって集じん部を形成した電気掃除
機に係り、さらに詳細には、移動用車輪を取り付けたキ
ャスターベースが本体傾き時の支えとなって転倒を防止
する構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、電気掃除機のキャスターまたは車輪(以下、車
輪と総称する)のダストケースへの取付けは、直接ダス
トケースに取り付けるか、キャスターを個々に取り付け
たキャスター台を複数個ダストケースに取り付けていた
が、本体が傾いた時の転倒角度は重心高さとキャスター
の配置寸法によって決定され、本体転倒を防止するため
に床面に当接する部分を設けた構造の電気掃除機はみら
れなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
すなわち、前記従来技術は車輪の取付間隔と重心高さ
で決まる転倒角度以外に2次的な転倒防止構造の点につ
いて配慮がされておらず、通常起こり得る転倒を防止す
るためには車輪の取付間隔を大きくする必要があり、本
体を縦長のコンパクトな寸法にすることができない問題
があった。
本発明の目的は、車輪の取付間隔を特別に大きくする
ことなく本体寸法をコンパクトにし、かつ本体が傾いた
時の転倒防止をはかることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために本発明の特徴とするところ
は、吸込気流を発生させる電動送風機を内蔵する本体ケ
ースと、該本体ケースの下方に位置するとともに前記電
動送風機によって吸い込んだ塵埃を集塵するタンクと、
該タンクの側面に設けられたホースを接続するためのホ
ース接続部と、前記タンクの下方に位置するとともに該
タンクの外周より突出して設けられたキャスターベース
と、該キャスターベースの下面に配設されるとともに前
記ホース接続部側の左右に位置する前車輪及び前記ホー
ス接続部と逆方向に位置する後車輪とを有し、前記ホー
ス接続部側にある前記キャスターベースの端部と前記前
車輪の外周部とを直線的に結ぶ線に対し、前記キャスタ
ーベースの端部の位置で直交する垂線より前記ホース接
続部と逆方向側に、掃除機の重心を設定した電気掃除機
にある。
〔作用〕
すなわち、掃除機本体が傾いた時にキャスターベース
の端部が床面に当る時点では、掃除機本体の重心位置を
転倒復帰方向に位置させておけば、掃除機本体に転倒力
が働いてもキャスターベースの端部が床面に当ってその
転倒を回避する。それ以上の転倒力が掃除機本体に加わ
った場合でも、一度キャスターベースの端部により転倒
阻止力が働き、力が弱められているから掃除機本体は転
倒するので、これに強い衝撃力が加わることはない。こ
のため、掃除機本体の破損、故障が防止され、また掃除
機本体がホース接続部側に転倒した場合には、ホースが
床面に当接するが、前記構成よりなる本発明によれば、
ホースの当接力は弱められ、強く曲げられることもない
ので、ホースの寿命にも悪影響を与えることが少ない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面によって説明する。
第1図から第6図の全体構成を示す断面図および斜視図
において、電気掃除機は、電動送風機1を内蔵する本体
ケース2と、車輪3の取り付けられたキャスターベース
4に固定のタンク5からなるダスケース6、および布フ
ィルター52を主要部品とするものである。
タンク5の側面には、ホース62が着脱挿入される吸引
口(A)18が外面に、内面には吸引口(B)38が口パッ
キン37を挟着するようにしてネジ40によって取り付けら
れている。
キャスターベース4の上面外周には、複数個の部品収
納穴22が設けられ、この部品収納穴22内には、隙間用吸
口23や棚用吸口24を挿入嵌合することにより着脱自在に
支持することができる。
本体ケース2は、電動送風機1を収納するモーターベ
ース9と上ケース10とからなり、これらの各部には、図
示のごとく、ハンドル11が取り付けられている。
キャスターベース4に取り付けられた下部コードフッ
ク20と、ハンドル11により回動自在に支持された上部コ
ードフック21とは、電気掃除機後部上下に対向して設け
られ、第6図のごとく、電源コード14を巻き付けて収納
することができる。この電源コード14の収納解除、取出
しは、第7図のごとく、キャスターベース4に回動可能
に軸支された下部コードフック20を180゜回転させ、巻
回された電源コード14の下部を持って引き出すことによ
り一時に取り出すことができる。
キャスターベース24の形状は、第3図、第4図のごと
く、下部コードフック20を囲むように左右が突き出る形
状にしてあり、次のような効果が得られる。
掃除機本体を後方に転倒させた場合、下部コードフッ
ク20の最外端は、キャスターベース4の後方突部111よ
りも内側となるようにしてあり、電源コード14の収納時
とそうでない場合とにかかわらず、常にキャスターベー
ス4により保護することができる。
また、第9図のごとく、部品収納穴22に取り付けた隙
間用吸口23等、応用部品が直接床面にぶつかることを防
止できる。これは、他の実施例として示す第10図のよう
に、後方突部111の代りに、固定車輪112を最後部に突き
出るように取り付けても前述と同様の効果が得られる。
第9図のごとく、車輪3を、より重心から遠い位置で
ある後方突部111の下部に取り付ければ、掃除機本体の
後方への転倒開始角度を大きくすることができ、より安
定性を増すことができる。
第11図は掃除機本体の前方への転倒例を示したもので
ある。掃除機本体の重心位置Gは、転倒復帰方向に(l
寸法だけ)位置すうようにしてあり、キャスターベース
4の前端113が床面に当る時点では、転倒力が働いても
キャスターベース24の前端が床面に当ってその転倒を回
避することができる。
それ以上の転倒力が掃除機本体に加わった場合でも、
一度、前端113部により転倒阻止力が働き、力が弱めら
れてから掃除機本体は転倒するので、これに強い衝撃力
が加わることはない。このため第11図のごとく、ホース
62の床面当接部114が強く当ったり、強く曲げられるこ
とがないのでホース62の寿命にも悪影響を与えることが
少ない。
〔発明の効果〕 本発明によれば、日常的に起こり得る電気掃除機の転
倒を防止し、さらに掃除機本体に強い力を受けて転倒し
ても衝撃力が弱められるので、掃除機本体、ホース等の
破損、故障を防止し、電気掃除機の長寿命化をはかるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気掃除機本体の全体構成
を示す縦断面図、第2図は同じく前方向からみた斜視
図、第3図は後方向から見た斜視図である。第4図は布
フィルター組立体55およびダストケース6、キャスター
ベース4を示す構成説明図である。 第5図は本発明の一実施例の電気掃除機における使用状
態および全体構成を示す構成説明図である。 第6図および第7図は電源コード14の収納および解除方
法を示す説明図である。 第8図および第9図は下部コードフック20、さらには部
品収納時の付属吸口23の保護に関する説明図、第10図は
下部コードフック20および付属吸口23の保護に関する他
実施例を示す斜視図である。 第11図は電気掃除機本体の安定性に関する説明図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 吉太郎 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 常楽 文夫 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (56)参考文献 特開 昭56−49130(JP,A) 特開 昭48−100973(JP,A) 特開 昭59−20134(JP,A) 実開 昭58−112261(JP,U) 実開 昭55−167345(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込気流を発生させる電動送風機を内蔵す
    る本体ケースと、該本体ケースの下方に位置するととも
    に前記電動送風機によって吸い込んだ塵埃を集塵するタ
    ンクと、該タンクの側面に設けられたホースを接続する
    ためのホース接続部と、前記タンクの下方に位置すると
    ともに該タンクの外周より突出して設けられたキャスタ
    ーベースと、該キャスターベースの下面に配設されると
    ともに前記ホース接続部側の左右に位置する前車輪及び
    前記ホース接続部と逆方向側に位置する後車輪とを有
    し、 前記ホース接続部側にある前記キャスターベースの端部
    と前記前車輪の外周部とを直線的に結ぶ線に対し、前記
    キャスターベースの端部の位置で直交する垂線より前記
    ホース接続部と逆方向側に、掃除機の重心を設定したこ
    とを特徴とする電気掃除機。
JP1281430A 1989-10-28 1989-10-28 電気掃除機 Expired - Lifetime JP2656633B2 (ja)

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JPH0315427A JPH0315427A (ja) 1991-01-23
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