JP3146665B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3146665B2 JP22963392A JP22963392A JP3146665B2 JP 3146665 B2 JP3146665 B2 JP 3146665B2 JP 22963392 A JP22963392 A JP 22963392A JP 22963392 A JP22963392 A JP 22963392A JP 3146665 B2 JP3146665 B2 JP 3146665B2
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征之 上野
雄一 清水
和馬 周防
真一 星出
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は特開昭59
−75028号公報に示す構成が一般的であった。
【0003】以下、この構成を図5〜図6に基づいて説
明する。掃除機本体1(以下、本体という)は、本体上
ケース2、本体下ケース3、集塵室蓋4とから成り、前
記本体下ケース3の前方には、集塵袋5を内蔵する集塵
室6を有し、後方には、電動送風機7、コード巻取装置
(図示せず)を内蔵するモーター室8を有している。
【0004】前記集塵室蓋4は、本体上ケース2に回動
自在に取り付けられ、集塵袋5の着脱時に開閉するもの
である。
【0005】フロントカバー9は、本体下ケース3の前
方に配設され、ホース10の一端に形成されるホース接
続パイプ11を着脱自在に取着できる差し込み口12
と、前記ホース10の他端に形成されるホース先端パイ
プ13に接続される延長管14に移動可能に取り付けら
れた保持体15を着脱自在に取着できる取付け穴16を
有している。
【0006】前記延長管14の先端には、着脱自在に取
着できる床用吸込具17を有している。
【0007】前記ホース先端パイプ13の一部には、ホ
ース10を保持する移動可能なホース掛け18を引っ掛
ける取付け部19が形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術で
は、収納状態にした時、本体の底面と延長管とは平行
で、且つ収納時の接地面に対してほぼ直角になり、また
延長管と床面走行時の接地面も平行になっていた。
【0009】また、保持体は延長管上を移動可能に取付
けられている為、常に一定の位置にはなく、これによ
り、床用吸込具が床面より浮いて収納される場合があっ
た。
【0010】このような条件において収納状態にした
時、ホース接続パイプより先の部品の荷重は延長管側に
かかり、また本体と床用吸込具との距離が短く、安定性
が悪くなり、本体が倒れやすいという問題を有してい
た。
【0011】本発明は、上記問題を解決するもので、収
納状態において安定性の良い電気掃除機を提供すること
を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段は、延長管を掃除機本体の前方に設けられ
た保持部に保持具を介して係合し、掃除機本体の収納時
の接地面に対してほぼ垂直に立てた状態において、掃除
機本体の前方に設けられ、ホースの一端に形成されるホ
ース接続パイプを着脱自在に取着できる差し込み口を、
前記延長管より遠ざかるような傾斜を設けて収納するも
のである。
【0013】第2の手段は、延長管とホースと掃除機本
体とを接続した状態で掃除機本体の後面部を床面に載置
した収納状態において、延長管の途中部分を掃除機本体
の前方に設けられた保持部に保持具を介して係合し、前
記ホースに接続された延長管と掃除機本体の底面との間
隔が前記係合部分より下方に向かうに従って広がるよう
に構成し、延長管先端の床用吸込具と掃除機本体の後面
部を接地させることにより床用吸込具と掃除機本体の接
地部分との間隔を幅広くとるようにしたものである。
【0014】
【作用】本発明の上記した第1の手段による作用は、延
長管を掃除機本体の前方に設けられた保持部に、収納時
の接地面に対してほぼ垂直に立てた状態において、掃除
機本体の前方に設けられ、ホースの一端に形成されるホ
ース接続パイプを着脱自在に取着できる差し込み口を、
前記延長管より遠ざかるような傾斜を設けて収納するこ
とにより、ホース接続パイプより先の部品の荷重は延長
管側とは反対にかかるものである。
【0015】第2の手段による作用は、収納状態におい
て、前記延長管と掃除機本体の底面との間隔が前記係合
部分より下方に向かうに従って広がるように構成し、床
用吸込具と掃除機本体の接地部分との間隔を幅広くとる
ことにより、収納時の安定性が向上するものである。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図4に基づいて説
明する。
【0017】まず本発明の第1の実施例を図1,図2を
用いて説明する。電気掃除機本体21(以下、本体とい
う)は、本体上ケース22、本体下ケース23、集塵室
蓋24とから成り、前記本体下ケース23の前方には、
集塵袋25を内蔵する集塵室26を有し、後方には、電
動送風機27、コード巻取装置(図示せず)を内蔵する
モーター室28を有している。
【0018】前記集塵室蓋24は、本体上ケース22に
回動自在に取り付けられ、集塵袋25の着脱時に開閉す
るものである。
【0019】フロントカバー29は、本体下ケース23
の前方に配設され、ホース30の一端に形成されるホー
ス接続パイプ31を着脱自在に取着できる差し込み口3
2とホース30の他端に形成されるホース先端パイプ3
3に着脱自在に取着できる延長管34に取り付けられた
保持体35を着脱自在に取着できる凹部36を有してい
る。
【0020】前記延長管34の先端には、着脱自在に取
着できる床用吸込具37が接続されている。
【0021】本体21を立てて、延長管34が本体底面
41および床面走行時の接地面38と平行で、且つ収納
時の接地面39と垂直になるように保持体35を凹部3
6に差し込んだ収納状態で、前記差し込み口32は延長
管34より遠ざかるような傾斜を設けて形成されてい
る。そのため、ホース延長パイプ31を前記差し込み口
32に差し込んだ状態では、ホース延長パイプ31が延
長管34より遠ざかる方向に傾斜する。また、ホース延
長パイプ31は本体天面43から突出しないように形成
されている。
【0022】このことにより、ホース接続パイプ31お
よびホース30の荷重が延長管34とは反対側にかか
り、本体21を立てて収納する際に安定状態を維持でき
るものである。また、ホース延長パイプ31は本体天面
43から突出しないため省スペースにて収納が可能であ
る。
【0023】又、第2の実施例は図3に示す構成で、収
納時の接地面39に対して延長管が垂直になるように保
持具35を本体21の前方に設けた保持部36に差し込
んだ状態で、床面吸込具37と本体接地部分40の間隔
を幅広くとるように本体21を形成している。また、本
体の底面前方42が床面走行時における接地面38から
離れる方向に傾斜を設けて形成している。
【0024】第3の発明の実施例は図4に示す構成で、
延長管34を保持部36に保持具35を介して係合した
ときに、床用吸込具37と本体接地部分40の間隔が幅
広くなるように保持部36と延長管34を傾斜させて形
成している。
【0025】上記構成においての作用は、本体21、ホ
ース30、延長管34、床用吸込具37を接続した状態
で本体21を立て、延長管34に取り付けられた保持体
35を本体21の前方に形成された凹部36に差し込ん
だ時に、第1の実施例ではホース接続パイプ31より先
の部品の荷重が延長管34とは反対側にかかるものであ
る。
【0026】第2の実施例では、床用吸込具37と本体
接地部分40との間隔が広くとれるものである。また、
本体21の前部底面42と床面走行時の接地面38との
距離が大きく取れるものである。
【0027】第3の実施例では、本体接地部分40と床
用吸込具37との間隔が広くとれるものである。
【0028】
【発明の効果】本発明の第1の手段による効果は、収納
状態においてホース接続パイプより先の部品の荷重が延
長管側とは反対にかかるもので、掃除機本体が延長管側
に倒れにくくなり、安定性が向上するものである。ま
た、ホース接続パイプが掃除機本体の天面より突出しな
いため、省スペースで収納できるものである。
【0029】第2の手段による効果は、収納状態におい
て床用吸込具と掃除機本体の接地部分との間隔を幅広く
とることにより、収納時の安定性が向上するものであ
る。
【0030】また、第2の実施例に示したように、床面
走行時において掃除機本体の底面前方が床面から離れる
方向に傾斜させることにより、床面走行時で段差を乗り
越す際に本体の底面前方が段差の角に当たりにくくな
り、傷をつけずに走行できるものである。
【0031】本発明は、以上のような効果を得、安定性
の良い電気掃除機を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気掃除機の中央断面
【図2】本発明の一実施例を示す電気掃除機の外観図
【図3】本発明の一実施例を示す電気掃除機の外観図
【図4】本発明の一実施例を示す電気掃除機の外観図
【図5】本発明の従来例を示す電気掃除機の中央断面図
【図6】本発明の従来例を示す電気掃除機の外観図
【符号の説明】
21 掃除機本体 30 ホース 31 ホース接続パイプ 32 差し込み口 34 延長管 36 凹部 38 床面走行時の接地面 39 収納時の接地面40 本体接地部分 41 本体底面 42 本体底面前方 43 本体天面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星出 真一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−70530(JP,A) 特開 平2−228926(JP,A) 特開 平4−97722(JP,A) 実開 平4−68752(JP,U) 実開 平4−83154(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00,9/24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 延長管とホースと掃除機本体とを接続し
    た状態で掃除機本体の後面部を床面に載置し,掃除機本
    体の底面を床面に対してほぼ垂直に立てた収納状態にお
    いて、延長管を前記掃除機本体の前方に設けられた保持
    部に保持具を介して係合することにより床面に対してほ
    ぼ垂直に立設し、ホースの一端に形成される直状のホー
    ス接続パイプを着脱自在に取着できる差し込み口を前記
    延長管より遠ざかる方向に傾斜を設けて掃除機本体の前
    方に形成し、ホース装着時には前記ホース接続パイプが
    掃除機本体の天面より突出しないことを特徴とする電気
    掃除機。
  2. 【請求項2】 延長管とホースと掃除機本体とを接続し
    た状態で掃除機本体の後面部を床面に載置した収納状態
    において、延長管の途中部分を掃除機本体の前方に設け
    られた保持部に保持具を介して係合し、前記ホースに接
    続された延長管と掃除機本体の底面との間隔が前記係合
    部分より下方に向かうに従って広がるように構成し、前
    記ホースに接続された延長管先端の吸込具と掃除機本体
    の後面部を接地させることにより立設することを特徴と
    する電気掃除機。
  3. 【請求項3】 前記収納状態において、延長管が床面に
    対してほぼ垂直に立った状態で、掃除機本体の底面が前
    記延長管から遠ざかる方向に傾斜して立設することを特
    徴とする請求項2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 前記収納状態において、延長管が下方に
    行くに従い掃除機本体から離れる方向に傾斜するように
    前記保持部を傾斜させて形成したことを特徴とする請求
    項2記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 掃除機本体の底面前方が床面走行時にお
    ける接地面から離れる方向に傾斜し、そこに前記係合部
    を設けたことを特徴とする請求項2,3,4のいずれか
    1項に記載の電気掃除機。
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JPS62260472A (ja) * 1986-05-06 1987-11-12 Tokyo Electric Co Ltd 通信端末装置
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