JP2655741B2 - 投射型自動車用ヘッドランプ - Google Patents
投射型自動車用ヘッドランプInfo
- Publication number
- JP2655741B2 JP2655741B2 JP2164141A JP16414190A JP2655741B2 JP 2655741 B2 JP2655741 B2 JP 2655741B2 JP 2164141 A JP2164141 A JP 2164141A JP 16414190 A JP16414190 A JP 16414190A JP 2655741 B2 JP2655741 B2 JP 2655741B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection
- light
- lens
- diffusion step
- headlamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/28—Cover glass
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車，自動二輪車，原付自動車（以下これ
らを総称して自動車という）餅のヘッドランプに係り、
特にリフレクターで光源光を反射し投射レンズによって
投射する投射型の自動車用ヘッドランプに関する。
らを総称して自動車という）餅のヘッドランプに係り、
特にリフレクターで光源光を反射し投射レンズによって
投射する投射型の自動車用ヘッドランプに関する。
この種のヘッドランプは、第７図に示されるように、
光源であるバルブ２の光をリフレクター３で反射し、さ
らにこの光を投射レンズ４で投射して配光する構造で、
バルブ２を内蔵するリフレクター３と投射レンズ４を保
持するレンズホルダー５が組み付けられて投射ユニット
１として一体化されている。レンズホルダー５内にはク
リアカット形成用のシェード６が設けられている。そし
てこの種のヘッドランプは、放物面反射鏡を使ったヘッ
ドランプに比べ、コンパクトにして大きな光量が得られ
るとともに、鮮明なカットオフラインが得られることか
ら最近特に注目されている。
光源であるバルブ２の光をリフレクター３で反射し、さ
らにこの光を投射レンズ４で投射して配光する構造で、
バルブ２を内蔵するリフレクター３と投射レンズ４を保
持するレンズホルダー５が組み付けられて投射ユニット
１として一体化されている。レンズホルダー５内にはク
リアカット形成用のシェード６が設けられている。そし
てこの種のヘッドランプは、放物面反射鏡を使ったヘッ
ドランプに比べ、コンパクトにして大きな光量が得られ
るとともに、鮮明なカットオフラインが得られることか
ら最近特に注目されている。
しかし前記した投射型ヘッドランプを例えば自動二輪
車用のランプとして用いた場合には、ランプの光量が大
きすぎるため、第８図に示すように、車体50の前方に形
成される照射エリアＡと非照射エリアＢとの明暗差が大
きすぎて、特にＣで示す境界領域（第８図斜線で示す）
における視認性が悪いという問題があった。
車用のランプとして用いた場合には、ランプの光量が大
きすぎるため、第８図に示すように、車体50の前方に形
成される照射エリアＡと非照射エリアＢとの明暗差が大
きすぎて、特にＣで示す境界領域（第８図斜線で示す）
における視認性が悪いという問題があった。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、その目的は投射光による照射エリアと非照射エリア
の境界域における視認性の良好な自動車用ヘッドランプ
を提供することにある。
で、その目的は投射光による照射エリアと非照射エリア
の境界域における視認性の良好な自動車用ヘッドランプ
を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る投射型自動
車用ヘッドランプにおいては、ランプボディとアウター
レンズとからなる灯室空間に、光源を内蔵するリフレク
ターにレンズホルダーを介して投射レンズを組付一体化
した投射ユニットが設けられ、前記アウターレンズの投
射レンズからの投射光通過領域と他の領域との境界に投
射光制御用の拡散ステップが形成された投射型自動車用
ヘッドランプであって、前記投射レンズからの投射光通
過領域を除いたアウターレンズの前面全体に第２の拡散
ステップを形成するとともに、前記第２の拡散ステップ
によって配光制御される光を反射供給するリフレクター
を前記投射ユニットに隣接して設けるようにしたもので
ある。
車用ヘッドランプにおいては、ランプボディとアウター
レンズとからなる灯室空間に、光源を内蔵するリフレク
ターにレンズホルダーを介して投射レンズを組付一体化
した投射ユニットが設けられ、前記アウターレンズの投
射レンズからの投射光通過領域と他の領域との境界に投
射光制御用の拡散ステップが形成された投射型自動車用
ヘッドランプであって、前記投射レンズからの投射光通
過領域を除いたアウターレンズの前面全体に第２の拡散
ステップを形成するとともに、前記第２の拡散ステップ
によって配光制御される光を反射供給するリフレクター
を前記投射ユニットに隣接して設けるようにしたもので
ある。
アウターレンズの投射レンズからの投射光通過領域と
他の領域との境界に形成されている投射光制御用の拡散
ステップが投射光の一部を拡散し、投射光照射エリアと
非照射エリアの境界における明暗差を緩和する。
他の領域との境界に形成されている投射光制御用の拡散
ステップが投射光の一部を拡散し、投射光照射エリアと
非照射エリアの境界における明暗差を緩和する。
アウターレンズにおける投射レンズからの投射光通過
領域と他の領域との境界に形成された投射光制御用の拡
散ステップと、投射レンズ通過領域を除いたアウターレ
ンズ前面全体に形成された第２の拡散ステップとは、ウ
アターレンズ上に略同一模様となって現出し、意匠上の
統一が生じる。
領域と他の領域との境界に形成された投射光制御用の拡
散ステップと、投射レンズ通過領域を除いたアウターレ
ンズ前面全体に形成された第２の拡散ステップとは、ウ
アターレンズ上に略同一模様となって現出し、意匠上の
統一が生じる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図〜第６図は本発明の一実施例である投射型の自
動二輪車用ヘッドランプを示すもので、第１図は同ヘッ
ドランプの正面図、第２図は一部を破断して示す同ヘッ
ドランプ水平断面図（第１図に示す線II−IIに沿う断面
図）、第３図は同ヘッドランプの縦断面図（第１図に示
す線III−IIIに沿う断面図）、第４図はウアターレンズ
に形成されている拡散ステップを示すアウターレンズの
正面図、第５図は同ヘッドランプの配光パターンを示す
図、第６図は同ヘッドランプの照射エリアを示す平面図
である。
動二輪車用ヘッドランプを示すもので、第１図は同ヘッ
ドランプの正面図、第２図は一部を破断して示す同ヘッ
ドランプ水平断面図（第１図に示す線II−IIに沿う断面
図）、第３図は同ヘッドランプの縦断面図（第１図に示
す線III−IIIに沿う断面図）、第４図はウアターレンズ
に形成されている拡散ステップを示すアウターレンズの
正面図、第５図は同ヘッドランプの配光パターンを示す
図、第６図は同ヘッドランプの照射エリアを示す平面図
である。
これらの図において、符号10は容器状のランプボディ
で、ランプボディ10の前面開口部にはアウターレンズ12
が組み付けられて灯室空間14が形成されている。ランプ
ボディ10内にはバルブ22が挿着されたリフレクター20
と、光を投射する投射ユニット30とが左右に並設されて
いる。
で、ランプボディ10の前面開口部にはアウターレンズ12
が組み付けられて灯室空間14が形成されている。ランプ
ボディ10内にはバルブ22が挿着されたリフレクター20
と、光を投射する投射ユニット30とが左右に並設されて
いる。
リフレクター20の内側には放物面形状の光反射面24が
形成され、リフレクターの後頂部に形成されたバルブ挿
着孔にはリフレクター後方よりバルブ22が挿着されてい
る。そしてバルブ22のフィラメント23の発光が光反射面
24で反射され、平行光となってアウターレンズ12に入射
し、アウターレンズ12に形成されている拡散ステップS1
（第４図参照）によって所定の方向に拡散して配光され
る。なおアウターレンズ12のバルブ22に対峙する位置の
左右斜め上方位置には左右方向斜め上方外側に光を拡散
して配光するための拡散ステップS11が形成されてお
り、第５図に示されるように、拡散ステップS11が他の
拡散ステップS1と同様のステップである場合の照射領域
P1に比べて、水平レベルＨより上方の照明領域が符号P2
のように左右方向に拡大されている。従って、バンク走
行時におけるドライバーからの視認性や、ドライバーか
らの遠方における視認性が良好となっている。
形成され、リフレクターの後頂部に形成されたバルブ挿
着孔にはリフレクター後方よりバルブ22が挿着されてい
る。そしてバルブ22のフィラメント23の発光が光反射面
24で反射され、平行光となってアウターレンズ12に入射
し、アウターレンズ12に形成されている拡散ステップS1
（第４図参照）によって所定の方向に拡散して配光され
る。なおアウターレンズ12のバルブ22に対峙する位置の
左右斜め上方位置には左右方向斜め上方外側に光を拡散
して配光するための拡散ステップS11が形成されてお
り、第５図に示されるように、拡散ステップS11が他の
拡散ステップS1と同様のステップである場合の照射領域
P1に比べて、水平レベルＨより上方の照明領域が符号P2
のように左右方向に拡大されている。従って、バンク走
行時におけるドライバーからの視認性や、ドライバーか
らの遠方における視認性が良好となっている。
また第１図に示すように、リフレクター20は、ランプ
ボディ背面壁に支承されて前後に延出する２本のエイミ
ングスクリュー16,17とランプボディ背面壁から前方に
突出する玉継手構造の揺動支点18の３点において支持さ
れており、エイミングスクリュー16,17の回動操作によ
ってリフレクター20を傾動させ、これによって照射軸L1
を上下左右方向に調整できる。
ボディ背面壁に支承されて前後に延出する２本のエイミ
ングスクリュー16,17とランプボディ背面壁から前方に
突出する玉継手構造の揺動支点18の３点において支持さ
れており、エイミングスクリュー16,17の回動操作によ
ってリフレクター20を傾動させ、これによって照射軸L1
を上下左右方向に調整できる。
投射ユニット30は、バルブ32の内蔵された楕円体形状
のリフレクター31と、投射レンズ36を保持しリフレクタ
ー31の前面開口部に組み付けられたレンズホルダー37と
が一体化された構造となっている。リフレクター31の内
側にはアルミ蒸着された光反射面34が形成され、リフレ
クター31の後頂部に形成されたバルブ挿着孔にはリフレ
クター後方よりバルブ32が挿着されている。バルブ32の
フィラメント33は光反射面34の第１焦点f1に位置し、光
反射面34での反射光は、第３図に示されるように、光反
射面の第２焦点f2位置において照射軸（光軸）L2と交差
して前方の投射レンズ36に導かれる。
のリフレクター31と、投射レンズ36を保持しリフレクタ
ー31の前面開口部に組み付けられたレンズホルダー37と
が一体化された構造となっている。リフレクター31の内
側にはアルミ蒸着された光反射面34が形成され、リフレ
クター31の後頂部に形成されたバルブ挿着孔にはリフレ
クター後方よりバルブ32が挿着されている。バルブ32の
フィラメント33は光反射面34の第１焦点f1に位置し、光
反射面34での反射光は、第３図に示されるように、光反
射面の第２焦点f2位置において照射軸（光軸）L2と交差
して前方の投射レンズ36に導かれる。
レンズホルダー37の前端部には内フランジ状の係合凹
部37aが形成され、接着用シリコンを介してここにレン
ズ36のフランジ状外周縁部36aが係合され、円環状の金
属製バンド42によってレンズ36がレンズホルダー前端部
にカシメ固定されている。レンズホルダー37内には、ホ
ルダーに一体化されたクリアカット形成用のシェード38
が光路の略下半分を塞いでいる。レンズホルダー37とシ
ェード38は一体成形されたアルミダイキャスト製で、シ
ェード下方領域にはシェードの前後の空間領域39a,39b
間の空気の流通を確保するための開口部39が形成されて
いる。そしてこの開口部39を介して投射ユニット30内の
対流の形成が活発化されて、放熱効果が高められるよう
になっている。シェード38の上端部はリフレクターの光
反射面34の第２の焦点f2の近傍であって、投射レンズ36
からレンズ36の焦点距離だけ隔てた位置に位置してい
る。さらにアウターレンズ12の投射ユニット30に対峙す
る領域には、投射レンズ36の口径より一回り大きい円形
状で、ステップの形成されていない投射光通過領域12A
（第４図参照）が形成されている。光反射面34で反射さ
れて投射レンズ36に入射した光はこの投射レンズ36によ
って前方に投射され、この投射光による配光パターンに
はシェード上端部に倣った鮮明なクリアカットラインが
形成される。なお符号40は開口部39の下側縁部から上方
に立ち上がるシェード部で、レンズホルダー37の内周面
での反射光がこの開口部39を介して投射レンズ36に入射
し、クリアカットラインの上方に現われるおそれのある
有害光を遮蔽するための部位である。またアウターレン
ズ12の投射光通過領域12A以外の領域には、第４図左半
分のアウターレンズ領域に形成されている拡散ステップ
S1に対応する形状の拡散ステップS2が形成されて、レン
ズ12の前面全体に模様上の統一があり、ランプ非点灯時
におけるランプの一体感が強調されている。
部37aが形成され、接着用シリコンを介してここにレン
ズ36のフランジ状外周縁部36aが係合され、円環状の金
属製バンド42によってレンズ36がレンズホルダー前端部
にカシメ固定されている。レンズホルダー37内には、ホ
ルダーに一体化されたクリアカット形成用のシェード38
が光路の略下半分を塞いでいる。レンズホルダー37とシ
ェード38は一体成形されたアルミダイキャスト製で、シ
ェード下方領域にはシェードの前後の空間領域39a,39b
間の空気の流通を確保するための開口部39が形成されて
いる。そしてこの開口部39を介して投射ユニット30内の
対流の形成が活発化されて、放熱効果が高められるよう
になっている。シェード38の上端部はリフレクターの光
反射面34の第２の焦点f2の近傍であって、投射レンズ36
からレンズ36の焦点距離だけ隔てた位置に位置してい
る。さらにアウターレンズ12の投射ユニット30に対峙す
る領域には、投射レンズ36の口径より一回り大きい円形
状で、ステップの形成されていない投射光通過領域12A
（第４図参照）が形成されている。光反射面34で反射さ
れて投射レンズ36に入射した光はこの投射レンズ36によ
って前方に投射され、この投射光による配光パターンに
はシェード上端部に倣った鮮明なクリアカットラインが
形成される。なお符号40は開口部39の下側縁部から上方
に立ち上がるシェード部で、レンズホルダー37の内周面
での反射光がこの開口部39を介して投射レンズ36に入射
し、クリアカットラインの上方に現われるおそれのある
有害光を遮蔽するための部位である。またアウターレン
ズ12の投射光通過領域12A以外の領域には、第４図左半
分のアウターレンズ領域に形成されている拡散ステップ
S1に対応する形状の拡散ステップS2が形成されて、レン
ズ12の前面全体に模様上の統一があり、ランプ非点灯時
におけるランプの一体感が強調されている。
またアウターレンズ12の投射光通過領域12A内の円弧
状下方領域12Bには、光を上下方向に拡散する拡散ステ
ップS3（第３図及び第４図参照）が形成されている。拡
散ステップS3のステップ面の鉛直面に対する曲率は下方
ほど大きくされ、この拡散ステップ形成領域12Bに入射
した光は、出射時に第３図符号l1のように下方向に拡散
して配光され、照射エリアと非照射エリア間の境界領域
における過度の明暗差が減ぜられている。即ち、第６図
は本実施例に示すヘッドランプの照射エリアを示すもの
で、符号50は車体で、照射エリアＡと非照射エリアＢと
の間に放物線形状に延びる境界領域Ｃが形成されるが、
拡散ステップS3によって投射光の一部が境界領域Ｃに拡
散されて配光されるので、この境界領域Ｃにおける照度
は照射エリアＡから非照射エリアＢに向かって徐々に減
じ、境界領域Ｃにおける明暗差が従来と比べて緩和され
たものとなっている。従ってドライバーにとって境界領
域Ｃにおける照度の急変がなく、かつ非照射エリアＢで
も車体50の手前近くまである程度明るいので、ドライバ
ーにとっての視認性が良好となっている。
状下方領域12Bには、光を上下方向に拡散する拡散ステ
ップS3（第３図及び第４図参照）が形成されている。拡
散ステップS3のステップ面の鉛直面に対する曲率は下方
ほど大きくされ、この拡散ステップ形成領域12Bに入射
した光は、出射時に第３図符号l1のように下方向に拡散
して配光され、照射エリアと非照射エリア間の境界領域
における過度の明暗差が減ぜられている。即ち、第６図
は本実施例に示すヘッドランプの照射エリアを示すもの
で、符号50は車体で、照射エリアＡと非照射エリアＢと
の間に放物線形状に延びる境界領域Ｃが形成されるが、
拡散ステップS3によって投射光の一部が境界領域Ｃに拡
散されて配光されるので、この境界領域Ｃにおける照度
は照射エリアＡから非照射エリアＢに向かって徐々に減
じ、境界領域Ｃにおける明暗差が従来と比べて緩和され
たものとなっている。従ってドライバーにとって境界領
域Ｃにおける照度の急変がなく、かつ非照射エリアＢで
も車体50の手前近くまである程度明るいので、ドライバ
ーにとっての視認性が良好となっている。
またアウターレンズ12のリフレクター20に対応する領
域に形成された拡散ステップS1と、投射光通過領域12A
の周りに形成された拡散ステップS2とは、アウターレン
ズ12における投射光通過領域12Aの円弧状下方領域12Bに
形成された投射光配光制御用の拡散ステップS3に対し第
２の拡散ステップを構成して、アウターレンズ12の投射
光通過領域12Aを除いたすべての領域が略同一のステッ
プ模様となって、ヘッドランプの非点灯時の見栄えが良
好となっている。
域に形成された拡散ステップS1と、投射光通過領域12A
の周りに形成された拡散ステップS2とは、アウターレン
ズ12における投射光通過領域12Aの円弧状下方領域12Bに
形成された投射光配光制御用の拡散ステップS3に対し第
２の拡散ステップを構成して、アウターレンズ12の投射
光通過領域12Aを除いたすべての領域が略同一のステッ
プ模様となって、ヘッドランプの非点灯時の見栄えが良
好となっている。
なお投射ユニット30は、ランプボディ背面壁に支承さ
れて前後に延びる２本のエイミングスクリュー46,47
と、揺動支点48の３点によって支持されており、エイミ
ングスクリュー46,47の回転操作によって、リフレクタ
ー20とは独立して投射ユニット30の照射軸L2を上下左右
方向に調整することができる。
れて前後に延びる２本のエイミングスクリュー46,47
と、揺動支点48の３点によって支持されており、エイミ
ングスクリュー46,47の回転操作によって、リフレクタ
ー20とは独立して投射ユニット30の照射軸L2を上下左右
方向に調整することができる。
なお前記実施例では本発明を自動二輪車用ヘッドラン
プとして説明したが、本発明は原動機付自転車やその他
の一般的自動車にも適用できる。
プとして説明したが、本発明は原動機付自転車やその他
の一般的自動車にも適用できる。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る投射型
自動車用ヘッドランプにおいては、アウターレンズの、
投射レンズからの投射光通過領域と他の領域との境界に
形成されている投射光制御用の拡散ステップが投射光の
一部を拡散し、投射光照射エリアと非照射エリアの境界
における明暗差を緩和するので、ドライバーにとっての
視認性が良好なものとなり、自動車走行上の安全性が高
められている。
自動車用ヘッドランプにおいては、アウターレンズの、
投射レンズからの投射光通過領域と他の領域との境界に
形成されている投射光制御用の拡散ステップが投射光の
一部を拡散し、投射光照射エリアと非照射エリアの境界
における明暗差を緩和するので、ドライバーにとっての
視認性が良好なものとなり、自動車走行上の安全性が高
められている。
ウアターレンズにおける投射光透過領域との他の領域
との境界に形成されている投射光制御用の拡散ステップ
と、投射光透過領域を除いたアウターレンズ前面全体に
形成されている第２の拡散ステップとによって、アウタ
ーレンズ全体が略同一の拡散ステップ模様に統一される
ので、ヘッドランプの非点灯時に、投射光制御用の拡散
ステップだけが目立つようなことがなく、ヘッドランプ
の非点灯時の見栄えが良好となっている。
との境界に形成されている投射光制御用の拡散ステップ
と、投射光透過領域を除いたアウターレンズ前面全体に
形成されている第２の拡散ステップとによって、アウタ
ーレンズ全体が略同一の拡散ステップ模様に統一される
ので、ヘッドランプの非点灯時に、投射光制御用の拡散
ステップだけが目立つようなことがなく、ヘッドランプ
の非点灯時の見栄えが良好となっている。
第１図は本発明の一実施例である投射型自動二輪車用ヘ
ッドランプの正面図、第２図は同ヘッドランプの水平断
面図（第１図に示す線II−IIに沿う断面図）、第３図は
同ヘッドランプの縦断面図（第１図に示す線III−IIIに
沿う断面図）、第４図はアウターレンズに形成されてい
る拡散ステップを示すアウターレンズの正面図、第５図
は同ヘッドランプによる配光パターンを示す図、第６図
は同ヘッドランプにおける照射エリアと非照射エリアを
示す図、第７図は従来の投射型ヘッドランプの縦断面
図、第８図は従来のヘッドランプよる照射エリアと非照
射エリアを示す図である。 10……ランプボディ、12……アウターレンズ、 14……灯室空間、30……投射ユニット、 31……リフレクター、32……光源であるバルブ、 36……投射レンズ、S3……拡散ステップ、 12A……アウターレンズに形成されている投射レンズか
らの投射光通過領域。
ッドランプの正面図、第２図は同ヘッドランプの水平断
面図（第１図に示す線II−IIに沿う断面図）、第３図は
同ヘッドランプの縦断面図（第１図に示す線III−IIIに
沿う断面図）、第４図はアウターレンズに形成されてい
る拡散ステップを示すアウターレンズの正面図、第５図
は同ヘッドランプによる配光パターンを示す図、第６図
は同ヘッドランプにおける照射エリアと非照射エリアを
示す図、第７図は従来の投射型ヘッドランプの縦断面
図、第８図は従来のヘッドランプよる照射エリアと非照
射エリアを示す図である。 10……ランプボディ、12……アウターレンズ、 14……灯室空間、30……投射ユニット、 31……リフレクター、32……光源であるバルブ、 36……投射レンズ、S3……拡散ステップ、 12A……アウターレンズに形成されている投射レンズか
らの投射光通過領域。
Claims (1)
- 【請求項１】ランプボディとアウターレンズとからなる
灯室空間に、光源を内蔵するリフレクターにレンズホル
ダーを介して投射レンズを組付一体化した投射ユニット
が設けられ、前記アウターレンズの投射レンズからの投
射光通過領域と他の領域との境界に投射光制御用の拡散
ステップが形成された投射型自動者用ヘッドランプであ
って、前記投射レンズからの投射光通過領域を除いたア
ウターレンズの前面全体に第２の拡散ステップが形成さ
れるとともに、前記第２の拡散ステップによって配光制
御される光を反射供給するリフレクターが前記投射ユニ
ットに隣接して設けられたことを特徴とする投射型自動
者用ヘッドランプ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2164141A JP2655741B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 投射型自動車用ヘッドランプ |
| US07/713,482 US5211465A (en) | 1990-06-25 | 1991-06-11 | Projection type vehicular headlamp |
| GB9112688A GB2245700B (en) | 1990-06-25 | 1991-06-13 | Projection type vehicular headlamp |
| DE4120786A DE4120786C2 (de) | 1990-06-25 | 1991-06-24 | Abdeckscheibe für eine Fahrzeugleuchte nach dem Projektionsprinzip |
| FR919107722A FR2663716B1 (fr) | 1990-06-25 | 1991-06-24 | Phare pour vehicule du type projecteur. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2164141A JP2655741B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 投射型自動車用ヘッドランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0458401A JPH0458401A (ja) | 1992-02-25 |
| JP2655741B2 true JP2655741B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=15787531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2164141A Expired - Lifetime JP2655741B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 投射型自動車用ヘッドランプ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5211465A (ja) |
| JP (1) | JP2655741B2 (ja) |
| DE (1) | DE4120786C2 (ja) |
| FR (1) | FR2663716B1 (ja) |
| GB (1) | GB2245700B (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5414601A (en) * | 1992-12-16 | 1995-05-09 | General Electric Company | Projection headlamp lighting system for projecting a wide spread controlled pattern of light |
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