JP2654891B2 - アルミニウム箔の製造方法 - Google Patents

アルミニウム箔の製造方法

Info

Publication number
JP2654891B2
JP2654891B2 JP4206008A JP20600892A JP2654891B2 JP 2654891 B2 JP2654891 B2 JP 2654891B2 JP 4206008 A JP4206008 A JP 4206008A JP 20600892 A JP20600892 A JP 20600892A JP 2654891 B2 JP2654891 B2 JP 2654891B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foil
hours
rolling
annealing
aluminum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4206008A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0625781A (ja
Inventor
岡本好雄
星野晃三
豊 永倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP4206008A priority Critical patent/JP2654891B2/ja
Publication of JPH0625781A publication Critical patent/JPH0625781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2654891B2 publication Critical patent/JP2654891B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミニウム箔の製造方
に係わり、特に強度と成形加工性に優れ、且つピンホ
ールの少ないアルミニウム箔の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、アルミニウム箔は、用途により5〜100μm程度
の範囲の箔厚で使い分けられている。従来、1N30
(JIS H4160)の純アルミニウムが一般に用い
られてきた。しかし、近年、包装用アルミニウム箔にお
いて成形加工が必要とされるものには、8011、80
79のようなAl−Fe合金や、Feの他にMnを添加
した8006等の合金も使用されつつある。
【0003】また、最近、コストダウンの要望から、薄
箔化が指向されているが、薄箔になるほど指数関数的に
ピンホールが増加し、アルミニウム箔の特性である水分
や空気などの遮断性が劣り、使用上問題となる。
【0004】そこで、ピンホールを低減するために、箔
地の製造工程の検討(特公昭60−56786号公報)
のほか、上記のAl−Fe合金、Al−Fe−Mn合金
を15μm以下の薄箔に適用し、成形性及び強度と共に
ピンホール特性に優れるアルミニウム箔を製造する試み
がなされている(特開昭63−26322号公報)。
【0005】しかしながら、これらのAl−Fe合金或
いはAl−Fe−Mn合金を用いて箔製品を製造する場
合には、次のような問題点がある。
【0006】すなわち、これらの合金は、1N30に比
較して、合金元素及び不純物が多いため、晶出物の分布
密度が高いことに起因して、熱処理後の再結晶粒が微細
化されるが、反面、高速圧延中の発熱の影響を受け、箔
製品の成形性・強度が変動し易く、これらの機械的性質
の変動から箔の圧延性が低下し、ピンホール数の増加を
もたらすことがあり、品質が安定しない。
【0007】本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、
薄厚箔においても、強度及び成形性に優れ、ピンホール
の少ないアルミニウム箔を提供し、またその製造方法を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明者は、種々の成分系及び組成について鋭意研
究を重ねた結果、特定組成のアルミニウムとすることに
より、薄厚箔でも優れた特性が得られることを見い出
し、また同時に固有の製造条件を見い出すに至り、ここ
に本発明を完成したものである。
【0009】すなわち、本発明は、Fe:0.35〜
0.60%、Cu:0.01〜0.020%、Si:
0.10〜0.20%、Ti:0.003〜0.03
%、B:0.0001〜0.001%を含有し、残部が
Al及び不可避的不純物からなり、200℃×2hrの
焼鈍後の耐力が100N/mm2以上の優れた耐軟化性
を有するアルミニウム箔を得ようというもので、上記化
学成分を有するアルミニウムにつき、500〜590℃
×2〜24時間の均質化熱処理後、熱間圧延を450〜
500℃にて開始し、更に冷間圧延を行い、400〜4
50℃×0.5〜24時間の条件で中間焼鈍を行い、更
に冷間圧延を行うことを特徴とするアルミニウム箔の製
造方法である。
【0010】以下に本発明を更に詳細に説明する。
【0011】
【作用】本発明は前述の組成のアルミニウムを用いる
が、その化学成分等の限定理由は以下の通りである。
【0012】 Fe:0.35〜0.60% Feの添加は結晶粒の微細化にも有効であり、強度、成
形性の向上に対して効果があり、このためには0.35
%以上添加する必要がある。しかしながら、0.60%
を超えるとAl−Fe系の金属間化合物が増加・粗大化
し易く、高速箔圧延中の発熱により強度等のバラツキが
発生し易く、かえってピンホールに対し悪影響をもたら
す。したがって、Fe量は0.35〜0.60%とす
る。
【0013】 Cu:0.01〜0.02% Cuは薄箔の焼鈍後の強度、特に200℃前後での焼鈍
後の強度を保持するために添加する。この目的のために
は0.01%以上の添加が必要である。しかし、0.0
20%超の添加をすると、圧延時の強度が高くなりす
ぎ、かえって圧延性を低下する。したがって、Cu量は
0.01〜0.02%とする。なお、このCu添加は、
単に添加するだけでは効果が少なく、中間焼鈍温度条件
との組み合せにて最も効果を発揮する。
【0014】 Si:0.10〜0.20% Siは造塊時の晶出物の形態に大きな影響をもたらし、
Si量が多いと晶出物の大きさが大きくなると共に、再
結晶粒の発生核となる晶出物の数が少なくなり、結果的
に再結晶粒径が大きくなるため、箔製品の強度、成形性
及びピンホールに対して悪影響を及ぼすので、0.20
%以下に抑制する必要がある。しかし、少なすぎると、
圧延時の発熱の影響を受け圧延時の品質が安定せず、焼
鈍時に急激に軟化する等の問題が発生し易いので、0.
10%以上含有していることが必要である。よって、S
i量は0.10〜0.20%とする。
【0015】 Ti:0.003〜0.03% B:0.0001〜0.001% 鋳塊組織が粗大であると、箔でのストリーク模様等の問
題が発生し易く、鋳塊組織は微細化する必要がある。こ
のためには、Al−Ti−Bの中間合金の形で添加する
ことが有効であり、Ti量にて0.003%以上、B量
にて1ppm以上の添加が必要である。しかし、Ti量
が0.03%超、B量が10ppm超では効果が飽和す
ると共に、かえってピンホール欠陥の原因となる。よっ
て、Ti量は0.003〜0.03%、B量は0.00
01〜0.001%とする。
【0016】なお、他の不純物も、熱処理後の再結晶粒
が変動し、箔製品の成形性や強度に対して変動をもたら
すほか、機械的性質の変動から箔の圧延成形性が劣り、
ピンホール数の増加をもたらすことがあるために、極力
少ない方がよく、それぞれ0.05%以下に抑制するの
が好ましい。
【0017】次に本発明の製造条件について説明する。
【0018】上記化学成分を有するアルミニウムは、成
分調整後に鋳塊組織微細化剤を添加後、フィルター処理
後に造塊し、均質化熱処理し、熱間圧延、更に冷間圧延
(中間焼鈍を含む)されるが、以下に説明するように、
均質化熱処理条件、熱間圧延開始温度、中間焼鈍条件を
規制する必要がある。
【0019】フィルター処理は、アルミニウム溶湯中の
介在物、粗大なTi系粒子を除去し、ピンホールの発生
をできる限り少なくするために実施される。
【0020】均質化熱処理を施すのは、晶出物の形態・
分布調整及び析出状態の調整により、冷間圧延後の再結
晶粒の微細化を図ること、圧延時の加工硬化の程度の調
整を行うことが目的である。このためには、500〜5
90℃×2〜24時間の条件で均質化熱処理を行うこと
が必要である。500℃未満×2時間未満ではその硬化
が不十分であり、また590℃超×24hr超では鋳塊
の結晶粒組織が粗大化し易いために好ましくない。
【0021】熱間圧延開始温度は、450〜500℃と
均質化熱処理よりも若干低くすることが必要である。な
お、熱間圧延の順番待ち等がある場合には、実質的な保
持時間は1.5時間以下と短時間に管理することが好ま
しい。保持時間が1.5時間超になると、析出が進む結
果、冷間圧延後の再結晶粒が粗大化し易く、極薄厚箔
(60.μm以下)でのピンホールが増加する傾向とな
る。
【0022】冷間圧延中に中間焼鈍を施すのは、熱間圧
延での粗大な結晶粒組織を微細化するため、並びに固溶
・析出の程度を調整するためである。中間焼鈍温度が4
00℃未満ではこの効果が充分でなく、圧延時の加工硬
化が進み易く、焼鈍時の軟化の抑制効果が十分でない。
また480℃超では、粗大結晶粒が形成され易く、薄厚
箔(6.0μm以下)のピンホール特性を悪化させる。
また、加熱時間が0.5時間未満では軟化硬化が不十分
であるとともに、焼鈍コイル全体としての温度の均質性
が実質的には得がたい。また24時間超では粗大結晶粒
が形成され始めるため好ましくない。したがって、中間
焼鈍条件は400〜480℃×0.5〜24時間とす
る。なお、480℃超でピンホール特性が悪化するの
は、冷間圧延時の加工硬化の程度が大きいためである。
【0023】中間焼鈍までの加工率は、中間焼鈍時の再
結晶粒を微細にするために大きい方がよい。概ね60%
以上が好ましいが、望ましくは70%以上である。
【0024】このようにして製造されたアルミニウム箔
は、例えば、200℃前後の温度で低温軟化焼鈍が行わ
れる。この焼鈍は、箔製品の包装用印刷インキの乾燥焼
付き及び樹脂フィルムとの貼合せのために行うものであ
るが、この焼鈍による強度低下は小さい方が望ましい。
【0025】次に本発明の実施例を示す。
【0026】
【実施例1】アルミニウム溶湯にAl−Ti−Bの中間
合金(鋳塊組織微細化剤)を添加し、脱ガス処理後にフ
ィルターにて濾過処理し、アルミニウム鋳塊を得た。そ
の化学成分を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】次いで、得られたアルミニウム鋳塊に、5
40℃×5時間の均質化処理を施した後、熱間圧延を4
80℃にて開始し、4mm厚で熱間圧延を終了した。更
に、0.7mm厚まで冷間圧延を行った後、表1に示し
た条件で中間焼鈍を行った。各々の材料の80μm厚で
の圧延のままでの強度、並びに200℃×2時間の焼鈍
後の強度を表2に示す。表2より、本発明例で得られた
アルミニウム箔は耐軟化が優れていることが明らかで
ある。
【0029】
【表2】
【0030】
【実施例2】表3に示す化学成分を有するアルミニウム
につき、脱ガス、フィルター処理後にスラブを作製し、
表3に示す均質化熱処理条件、熱間圧延開始温度にて
3.5mm厚まで熱間圧延を行った。次いで冷間圧延を
行い、同表の条件で中間焼鈍を施した後、6μm厚まで
冷間圧延を行った時の性能を表4に示す。表4より、本
発明例は、特にピンホール数が非常に少なく、したがっ
て、水分及び光の遮断性が非常に優れており、また圧延
性(成形加工性)も優れていることが分かる。
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】なお、上記各実施例での評価方法・基準は
以下のとおりである。 結晶粒径:光学顕微鏡により観察し、ASTM比較法
にて平均粒径を測定。5箇所観察し、5箇所の平均値に
て示した。 強度、伸び:インストロン式の引張試験機により引張
強さ及び全伸びを測定。引張試験片は幅15mm、有効
長さ100mmの短冊状とした。 ピンホール数:6.0μm箔についてピンホール検知
機によりピンホール数(5μm以上の大きさのピンホー
ルにつき測定)をカウントした。 圧延性:○・・・圧延時にトラブルなく円滑に圧延で
きる。×・・・同一圧延条件では箔厚が落ち難い・幅方
向でのフラットネスが悪い等のトラブルが発生する傾向
が強い。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
極薄厚箔においても軟化焼鈍後の強度低下が抑えられ、
成形箔の用途にも適し、また、ピンホールの発生が抑え
られるので現状よりも薄厚化が可能になり、コスト低減
が可能になる。なお、成形加工性の向上から圧延し易く
生産性向上にもつながり、歩留りの向上が得られる等、
優れた効果を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−64754(JP,A) 特開 昭57−51247(JP,A) 特開 昭54−98960(JP,A) 特開 平4−337043(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で(以下、同じ)、Fe:0.3
    5〜0.60%、Cu:0.01〜0.020%、S
    i:0.10〜0.20%、Ti:0.003〜0.0
    3%、B:0.0001〜0.001%を含有し、残部
    がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウムにつ
    き、500〜590℃×2〜24時間の均質化熱処理
    後、熱間圧延を450〜500℃にて開始し、更に冷間
    圧延を行い、400〜450℃×0.5〜24時間の条
    件で中間焼鈍を行い、更に冷間圧延を行うことを特徴と
    する、200℃×2hrの焼鈍後の耐力が100N/m
    2 以上の優れた耐軟化性を有するアルミニウム箔の製
    造方法。
JP4206008A 1992-07-09 1992-07-09 アルミニウム箔の製造方法 Expired - Fee Related JP2654891B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4206008A JP2654891B2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 アルミニウム箔の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4206008A JP2654891B2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 アルミニウム箔の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0625781A JPH0625781A (ja) 1994-02-01
JP2654891B2 true JP2654891B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=16516384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4206008A Expired - Fee Related JP2654891B2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 アルミニウム箔の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2654891B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311364A (ja) * 1986-07-02 1988-01-18 Mitsubishi Electric Corp 熱転写式印字方法
JP4644020B2 (ja) * 2005-03-31 2011-03-02 株式会社神戸製鋼所 多孔加工用アルミニウムはく、およびその製造方法
CN106424134B (zh) * 2016-10-10 2018-03-16 广西南南铝加工有限公司 一种铝合金冷轧卷材的高效生产方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4164434A (en) * 1977-11-02 1979-08-14 Swiss Aluminium Ltd. Aluminum alloy capacitor foil and method of making
JPS5919186B2 (ja) * 1980-08-14 1984-05-02 株式会社神戸製鋼所 箔圧延性に優れた箔地の製造法
JPS6056786B2 (ja) * 1982-10-01 1985-12-11 株式会社神戸製鋼所 箔圧延性に優れた箔地の製造方法
JPH04337043A (ja) * 1991-05-14 1992-11-25 Furukawa Alum Co Ltd 箔圧延性に優れたアルミニウム箔地

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0625781A (ja) 1994-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0480402B1 (en) Process for manufacturing aluminium alloy material with excellent formability, shape fixability and bake hardenability
JPS59159961A (ja) 超塑性Al合金
JPS61119658A (ja) アルミニウム箔地の製造方法
JP3734317B2 (ja) Al−Mg−Si系合金板の製造方法
JP2754263B2 (ja) アルミニウム箔とその製造方法
JP2003239052A (ja) アルミニウム箔地の製造方法およびアルミニウム箔の製造方法
JP2000054093A (ja) アルミニウム箔の製造方法
JP2654891B2 (ja) アルミニウム箔の製造方法
JPH0693397A (ja) 強度および箔圧延性に優れるアルミニウム箔地の製造方法
JP4001059B2 (ja) 耐焼付軟化性に優れたアルミニウム合金板の製造方法
JP2686093B2 (ja) 成形性に優れたアルミニウム合金箔及びその製造方法
EP0846781B1 (en) Process of forming an aluminium sheet with excellent high speed superplastic formability
JP3529273B2 (ja) 薄箔用アルミニウム箔地及びその製造方法
JP6857535B2 (ja) 成形性、曲げ加工性および耐デント性に優れた高強度アルミニウム合金板及びその製造方法
JP3737744B2 (ja) アルミニウム箔地の製造方法
JPS5919186B2 (ja) 箔圧延性に優れた箔地の製造法
JP3286119B2 (ja) アルミニウム合金箔地及びその製造方法
JP3808276B2 (ja) アルミニウム合金箔地及びその製造方法
JPH0320455B2 (ja)
JPH0978168A (ja) アルミニウム合金板
JP2814877B2 (ja) 箔圧延性とベーキング性に優れたアルミニウム合金箔地
JPH0547616B2 (ja)
JP2872784B2 (ja) アルミニウム箔の製造方法
JPH0582461B2 (ja)
JP2956038B2 (ja) ひずみ模様の抑制に優れた絞りカップ用Al合金板とその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080530

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees