JP2652262B2 - 天井下地材用支持金具 - Google Patents

天井下地材用支持金具

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JP2652262B2
JP2652262B2 JP2156660A JP15666090A JP2652262B2 JP 2652262 B2 JP2652262 B2 JP 2652262B2 JP 2156660 A JP2156660 A JP 2156660A JP 15666090 A JP15666090 A JP 15666090A JP 2652262 B2 JP2652262 B2 JP 2652262B2
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茂 佐山
秀則 宍戸
哲生 飛川
昇 岡田
有弘 永谷
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Naka Corp
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    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B9/00Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation
    • E04B9/18Means for suspending the supporting construction
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B9/00Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation
    • E04B9/06Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation characterised by constructional features of the supporting construction, e.g. cross section or material of framework members
    • E04B9/12Connections between non-parallel members of the supporting construction
    • E04B9/14Connections between non-parallel members of the supporting construction all the members being discontinuous and laying at least partly in the same plane

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は天井下地材用支持金具に関するもので、更
に詳細には、吊り天井における天井下地部の位置決めを
容易にすると共に、天井下地部に面剛性をもたせるよう
にしたいわゆるシステム天井における天井下地材用支持
金具に関するものである。
【従来の技術】
一般の吊り天井として、天井スラブに垂下される吊り
ボルトに支持金具をもってチャンネル状の天井下地材を
支持すると共に、この天井下地材にクリップ等の吊持手
段をもって天井仕上げ材を並設し、天井仕上げ材間に天
井パネルを順次架設した構造のものが知られている。 この場合、天井下地材を位置決めした状態で連結固定
する必要があり、一般に支持金具と天井下地材とを嵌合
させてボルト締めしたり(実公昭51−12015号公報参
照)、あるいは、支持金具上に天井下地材を載置させる
と共に天井下地材に設けられた開口部内に支持金具の切
起し片を貫通させるようにしたもの(実公昭51−35133
号公報参照)等が知られている。また、耐震性を持たせ
るために十字状の支持金具を用いて天井下地材を格子状
に組み付けるようにしたもの(特開昭59−158856号公
報、実開昭60−130914号公報参照)等が開発されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種の天井下地材用支持金具
においては、天井下地材を所定の高さ位置に調整するこ
とが難しいため、天井下地部を正確に位置決めした状態
に形成することができないという問題があり、そのため
に天井パネルの取付作業に手間がかかると共に熟練を要
するという問題があった。また、耐震性を持たせるため
に複雑な構造を有すると共に取付が面倒となり、ひいて
は正確な位置決めが難しい等の問題もあった。 この発明は上記事情に鑑みなされたもので、簡単な構
造で、しかも、簡単な組み付け作業により、天井下地材
を位置調整可能に同一平面状に連結支持する天井下地材
用支持金具を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の支持金具は、
天井下地材を載置する受部材と、天井スラブから垂下さ
れた吊りボルトに高さ及び水平位置調整部をもって仮止
めされ、かつ、上記天井下地材の上面を押圧する押圧部
を有する固定部材と、上記固定部材の押圧部と受部材間
に上記天井下地材を挾持すべく押圧部と受部材とを連結
する固定ボルトと、上記吊りボルトにねじ結合されて上
記固定部材の上面を固定する固定ナットとを具備し、上
記固定部材を、略長方形状の上部水平片と、上記固定ボ
ルトの挿通用貫通孔を有する下部水平片と、上部水平片
の長手方向の一側と下部水平片の一側とを繋ぐ垂直片と
で構成し、上記高さ及び水平位置調整部を、上記固定部
材の上部水平片の長手方向に穿設される長孔と、この長
孔内に移動可能に貫挿される上記吊りボルトの下端突出
部にねじ結合する調整ナットとで構成し、かつ、上記固
定部材の上部水平片に穿設される長孔の縁部と、上部水
平片、下部水平片及び垂直片の縁部にそれぞれフランジ
を形成してなる、ことを特徴とする。 この発明の支持金具において、上記受部材は天井下地
材を載置する面を有するものであれば、任意のものでよ
く、また、天井下地材を直線状あるいは交差状に載置す
るもののいずれであってもよい。
【作 用】
上記のように構成することにより、天井スラブの基準
位置から垂下された吊りボルトに固定部材を予め仮止め
した状態で受部材にて天井下地材を直線状又は交差状に
支持すると共に、高さ調整部によって天井下地材の高さ
を調整することができ、規格化された同一平面状の剛性
を有する天井下地部を形成することができる。また、高
さ及び水平位置調整部により、吊りボルトの天井スラブ
取付位置と支持金具の基準位置とに誤差が生じるような
場合でも、その誤差を吸収して支持金具すなわち天井下
地部を基準位置に配設することができる。
【実施例】
以下にこの発明の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。 第1図は、この発明の支持金具の一実施例を示す分解
斜視図である。 上記支持金具10は、天井スラブ1におけるアンカ2の
取付位置の誤差を吸収できるようにした場合である。す
なわち、支持金具10は、直線状に二つのチャンネル状の
天井下地材(以下にメインランナー4Aという。)の被載
置部である水平上片4aを載置支持する連結受部材11と、
この連結受部材11に支持されたメインランナー4Aに選択
的に交差状に支持されるチャンネル状の天井下地材(サ
ブランナー4Bという。)を載置係合する断面U字状の受
部12aを有する一対の取付受部材12,12と、天井スラブ1
から垂下された吊りボルト3に高さ及び水平位置調整部
17をもって仮止めされ、かつ、連結受部材11及び取付受
部材12の上方からランナー4A,4Bの上面を押圧する押圧
段部16a(押圧部)を有する固定部材16と、固定部材16
の押圧段部16aと連結受部材11間にメインランナー4A,4A
を挾持すべく押圧段部16aと連結受部材11とを連結する
固定ボルト18と、吊りボルト3にねじ結合されて固定部
材16の上面を固定する固定ナット15とで構成されてい
る。 この支持金具10は、メインランナー4A,4A‥‥を直線
状に連結支持する場合には、連結受部材11と、固定部材
16と、固定ボルト18と、調整部17及び固定ナット15を用
いればよく、また、ランナー4A,4BをL字状、T字状あ
るいは十字状に連結支持する場合には取付受部材12を用
いて任意の形態に連結支持する。 この場合、連結受部材11は、その中央に固定部材16の
固定ボルト18をねじ結合するねじ受部11fを設けたボス
部11bから対向する方向にメインランナー4Aの水平上片4
aの下面側に挿入される段面がほぼ逆U字状の水平腕部1
1c,11cを有し、各水平腕部11cの水平受面上には、メイ
ンランナー4Aの水平上片4aに穿設された位置決め用切欠
4b,4bと嵌合する位置決め用突部11d,11dがバーリング加
工により形成されると共に、位置決め用突部11d,11dの
中間位置に取付受部材12を係止するための係止スリット
11eが穿設されている。また、水平腕部11cの側面にはメ
インランナー4Aの側面4jに穿設された窓孔4kと係合し得
るコ字状の切起し舌片11gが外方に向って切り起こされ
ている(第7図及び第9図参照)。 なお、メインランナー4Aを直状に連結する部分におい
ては、連結受部材11は、少なくともねじ受部11fとメイ
ンランナー4Aの受面を有するものであればよく、例えば
ナットにて連結受部材を形成することも可能である。 固定部材16は、吊りボルト3を嵌挿する補強用のフラ
ンジ16g付き長孔16bを有する略長方形状の上部水平片16
cと、受部材11を支持する固定ボルト18挿通用の貫通孔1
6fを有する下部水平片16eと、上部水平片16cの長手方向
の一側と下部水平片16eの一側を繋ぐ垂直片16dとで構成
され、全体がほぼコ字状に一体成形されている。この場
合、長孔16bは上部水平片16cの長手方向に沿って設けら
れている。また、図面では長孔16bの縁部に設けられる
補強用のフランジ16gは下方に向って設けられている
が、長孔16bの縁部から上方に向けてフランジ16gを設け
てもよい。また、実施例では貫通孔16fの周囲にドーナ
ツ状の押圧段部16aを設けているが、段部16aを設けず
に、平坦状にして押圧部を形成することも可能である。
なお、この固定部材16はその両側端部を折曲してフラン
ジ16hが設けられ断面がほぼ逆U字状に形成されて、強
度面の向上が図られている。 取付受部材12は、サブランナー4Bを載置する断面ほぼ
U字状の受部12aの一側上端に外方に向かって水平に突
出する三角状の水平翼片12b,12bを設けると共に、これ
ら水平翼片12b,12bにメインランナー4Aの水平上片4aに
穿設された係止スリット4c及び連結受部材11に穿設され
た係止スリット11eに係合する上部係止爪12cを折曲し、
また、受部12aの一側端にメインランナー4Aの側面に当
接する垂直翼片12dを設けると共に、この垂直翼片12dの
下端から直角状に折曲されてメインランナー4Aの下面に
当接する下部係止爪12e,12eを設けた構造となってい
る。また、受部12aの受面12fにはサブランナー4Bの下面
4dに穿設された位置決め用切欠4e,4eに嵌合する位置決
め用突部12g,12gが設けられている。 高さ及び水平位置調整部17は、固定部材16の上部水平
片16cに穿設されたフランジ16g付き長孔16bと、この長
孔16b内に移動可能に嵌挿される吊りボルト3の下部突
出部にねじ結合されて固定ナット15と共働して上部水平
片16cを挾持固定する調整ナット19とで構成されてい
る。 上記支持金具10によりメインランナー4A,4Aを直線状
に連結支持するには、第2図に示すように、固定部材16
のフランジ16g付き長孔16b内に吊りボルト3を嵌挿させ
てその下部突出部に調整ナット19を仮締めすると共に、
貫通孔16fを貫通する固定ボルト18を連結受部材11のね
じ受部11fにねじ止めした状態で固定部材16と連結受部
材11を仮止め状態にする。 次に、連結受部材11の両水平腕部11c,11cの位置決め
用突部11d,11dにメインランナー4Aの端部付近に穿設さ
れた位置決め用切欠4b,4bを嵌合させてメインランナー4
Aの水平上片4aを載置支持する。このとき、切起し舌片1
1gと窓孔4kとが係合しているので、メインランナー4Aの
仮止め時の傾斜が防止される(第7図及び第9図参
照)。 さらに、連結受部材11に載置されたメインランナー4A
の水平上片4a上に固定部材16の押圧段部16aを当接係合
させて固定ボルト18を締結し、調整ナット19を吊りボル
ト3にねじ込んでメインランナー4A,4の高さ調整を行い
つつメインランナー4A,4を同一平面において直線状に支
持して天井下地列5aを形成する。 この際、固定部材16を回転させることにより、天井ス
ラブ1におけるデッキプレート1cの突部1dの存在による
打設誤差を吸収することができ、さらに、メインランナ
ー4Aの支持側端部と天井スラブ1とに傾斜状に張架され
る張架手段20により支持金具10を所定の位置に固定する
ことができる(第7図参照)。この誤差吸収及び位置調
整できる調整範囲は、長孔16bを半径とする円内全域で
あるので、広い範囲に亘って誤差吸収及び位置調整を行
うことができる。 ランナー4A,4BをL字状に連結支持する場合には、第
3図に示すように、上述と同様に固定部材16と連結受部
材11を仮止めした状態で、この連結受部材11の一方の水
平腕部11cの位置決め用突部11d,11dにメインランナー4A
の水平上片4aに穿設された位置決め用切欠4b,4bを嵌合
させてメインランナー4Aの水平上片4aを載置し、次に、
取付受部材12の上部係止爪12cをメインランナー4Aの係
止スリット4c及び連結受部材11に穿設された係止スリッ
ト11eに係合させつつ取付受部材12の下部係止爪12eをメ
インランナー4Aの水平下片4d下面に係合させて取付受部
材12を固定する。 なお、係止スリット4i,11e間に段差が生じた場合に
は、メインランナー4Aを短く切断したスペーサ(図示せ
ず)を介在させてレベル合わせを行う。 さらに、取付受部材12の位置決め用突部12g,12gにサ
ブランナー4Bの水平下片4d下面に穿設された位置決め用
切欠4e,4eを嵌合させて取付受部材12にサブランナー4B
を載置した後、連結受部材11に載置されたメインランナ
ー4Aの水平上片4aと取付受部材12に載置されたサブラン
ナー4Bの水平上片4a上に固定部材16の押圧段部16aを当
接係合させて固定ボルト18を締結してランナー4A,4Bを
連結支持する。そして、調整ナット19を吊りボルト3に
ねじ込んでランナー4A,4Bの高さ及び水平位置調整を行
って同一平面においてL字状に連結支持して天井下地交
差列5cを形成する。 また、ランナー4A,4Bを十字状に連結支持する場合に
は、第4図に示すように、上述と同様に固定部材16と連
結受部材11を仮止めして、連結受部材11の両水平腕部11
c,11cの位置決め用突部11d,11dにメインランナー4Aの水
平上片4aに穿設された位置決め用切欠4b,4bを嵌合させ
てメインランナー4Aを載置支持する。 次に、取付受部材12の上部係止爪12cをメインランナ
ー4Aの係止スリット4c及び連結受部材11に穿設された係
止スリット11eに係合させつつ取付受部材12の下部係止
爪12eをメインランナー4Aの水平下片4d下面に係合させ
て取付受部材12,12を固定する。さらに、各取付受部材1
2の位置決め用突部12g,12gにサブランナー4Bの水平下片
4dに穿設された位置決め用切欠4e,4eを嵌合させて取付
受部材12,12にサブランナー4B,4Bを載置した後、連結受
部材11及び取付受部材12に載置されたメインランナー4A
の水平上片4aに固定部材16の押圧段部16aを当接係合さ
せて固定ボルト18を締結する。そして、調整ナット19を
吊りボルト3にねじ込んでランナー4A,4Bの高さ及び水
平位置調整を行って同一平面において十字状に連結支持
して天井下地交差列5dを形成する。 したがって、固定部材13によってサブランナー4B,4B
が取付受部材12,12に押圧され、これによって取付受部
材12も同時に押圧され、この取付受部材12を介して連結
受部材11上のメインランナー4A,4も締め付け固定され
る。 さらに、ランナー4A,4BをT字状に連結支持する場合
には、第5図、第8図及び第9図に示すように、T字状
連結部位において取付受部材12の一つを用いれば同一平
面においてT字状に連結支持して天井下地交差列5eを形
成することができる。 次に、上記実施例の支持金具を用いた天井下地部の組
立手順について説明する。 まず、天井スラブ1の基準位置から垂下された吊りボ
ルト3に支持手段10の固定部材16と連結受部材11を予め
仮止めし、連結受部材11の水平腕部11cの位置決め用突
部11d,11dに天井下地材4A,4Bの水平上片4aに穿設された
位置決め用切欠4b,4bを嵌合させてメインランナー4A,4A
を直線状に連結支持、あるいは、取付受部材12を連結受
部材11に対して直交状に取付けると共に、取付受部材12
にサブランナー4Bを載置してT字状、十字状に連結支持
した後、ランナー4A,4Bを所定の高さに調整し、固定ナ
ット15を締め付けて固定し、さらに固定ボルト18を締め
付けることにより、剛性を有する天井下地列5a、天井下
地交差列5c,5d,5eが形成されると共に、複数の天井下地
列5a、天井下地交差列5c,5d,5eを互いに平行に配設して
天井下地グリッド部5bが形成される(第6図参照)。こ
の際、天井下地材4A,4Bの水平上片4aの支持側端部に張
架手段20のブレス金具22を固着すると共に、一端が天井
スラブ1に固定されたブレスボルト24の他端部をブレス
金具22の取付片26の取付孔28内に挿入させた後、固定ナ
ット23を締め付けて、天井下地材4A,4Bの支持部側端部
と天井下地材4A,4Bの長手方向における斜め上方の天井
スラブ1とに張架手段20を連結することにより、天井下
地部の水平位置調整が行えると共に、耐震性の向上が図
られる(第6図及び第7図)。 なお、上記ランナー4A,4Bは、第1図に示すように、
それぞれ鋼製のC形チャンネル状の形材にて形成されて
おり、ランナー4A,4B(図面ではメインランナー4Aの場
合を示す。)の支持部側端部の水平上片4aには張架手段
20を取付けるための矩形状窓穴4f、懸架手段20の固定ね
じ21の貫通孔4gが穿設され、また、サブランナー4Bの水
平下片4dには支持金具10の取付受部材12の位置決め用突
部12g,12gに嵌合する位置決め用切欠4e,4eが穿設されて
いる。また、第10図に示すように、ランナー4A,4B(図
面ではサブランナー4Bの場合を示す。)における所定位
置の水平上片4a及び側面4jには、Tバー6の吊持位置を
決定する位置決め用切欠4h,4h,4iが穿設されている。 上記のように構成されるこの発明の支持金具を用いて
形成される天井構造は、第6図及び第7図に示すよう
に、天井スラブ1にアンカ2をもって垂下される吊りボ
ルト3に取付けられる高さ調整可能な支持金具10にてラ
ンナー4A,4Bを直線状又は交差状に、すなわちT字状又
は十字状等に支持して同一平面状の天井下地列5a、天井
下地交差列5c,5d,5e又は天井下地グリッド部5bを形成
し、ランナー4A,4Bの支持側端部とこのランナー4A,4Bの
長手方向における斜め上方の天井スラブ1とに張架手段
20を連結してなる。そして、吊持手段30をもってランナ
ー4A,4Bの下方に天井仕上げ材6,6…(具体的には、Tバ
ー6、Hバー7等であるが、ここではTバー6で代表す
る。)を並設すると共に、天井仕上げ材6,6間に複数に
分割された天井パネル9を架設した構造となっている。 張架手段20は、ランナー4A,4Bの支持側端部上面に固
着されるブレス金具22と、一端が天井スラブ1に固定さ
れると共に他端が固定ナット23をもってブレス金具22に
連結されるブレスボルト24とで構成されている(第7図
参照)。 吊持手段30は、第10図に示すように、ランナー4A,4B
(図面ではサブランナー4Bの場合を示す。)を跨架して
両側に垂下された脚部31,31に設けられた脚部爪32,32が
天井仕上げ材6の上辺に設けられた鍔部6aに係合する吊
持金具33と、この吊持金具33とランナー4Bとの間に介在
されると共にランナー4Bの水平上片4aに設けられた位置
決め用切欠4h,4hに係合する上部爪部34と、ランナー4B
の側面に穿設された位置決め用切欠4iに係合する側部爪
部35とを有するプラスチック製の位置決め部材36と、吊
持金具33の上面に設けられたねじ孔37にねじ結合される
と共に位置決め部材36の上面に穿設された貫通孔38を貫
通してランナー4Bの上面に圧接するつまみ付き固定ねじ
39とで構成されている。 天井仕上げ材6は、第10図に示すように、上端の両側
辺に鍔部6a,6aを有すると共に、垂直方6bの両側には狭
隘開口状の係止溝6c,6cを有し、かつ、下端両側には天
井パネル9を載置する係止受部6d,6dを有する断面ほぼ
逆T字状のアルミニウム合金押出し形材製のTバーにて
形成されており、両鍔部6a,6aに吊持金具33の脚部爪32,
32が係合した状態でランナー4A,4Bの下方に吊持され
る。なお、係止溝6cに挿入される連結部材40によってT
バー6,6同士が連結されている。この場合、連結部材40
は、第10図に示すように、Tバー6の係止溝6c内に嵌挿
される板状基部41の上辺に凹所42を有し、かつ、下辺に
は係止溝6cの底面に当接する突起43を設けると共に、こ
の突起43の近傍位置に軸結方向に沿う弾性変形用スリッ
ト44を穿設した構造となっている。したがって、連結部
材40をTバー6の係止溝6c内に嵌挿させると弾性変形用
スリット44による変形によって弾発力を保持した状態で
連結部材40がTバー6に取付けられてTバー6,6同士を
強固に連結することができる。 上記のように組み立てられた天井下地部に吊持手段30
によって並設されるTバー6間に天井パネル9が架設さ
れると共に、下端の係止受部6dに天井パネル9の取付溝
(図示せず)が嵌合されたTバー6の鍔部6aを吊持金具
33の脚部爪32にて吊持して天井仕上げ部が形成される。
また、天井端部側におけるランナー4A,4Bは吊りボルト
3に取付けられるハンガー3aにて吊持され、天井パネル
9は側壁1aに固設された端部枠材1bにて支持されている
(第11図参照)。 なお、天井パネルの一部に設備プレートが配設され、
この設備プレートに空調用吹出口50、照明機器51、煙探
知器52あるいはスピーカ(図示せず)等が取付けられて
いる(第6図参照)。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の支持金具によれば上
記のように構成されているので、以下のような効果が得
られる。 1)天井下地材を直線状又は交差状に高さ調整及び水平
位置調整可能に連結支持することができるので、正確な
位置に天井下地部を配設することができると共に、天井
スラブにおけるアンカーの取付位置と天井下地材の支持
位置との誤差を吸収することができ、しかも、剛性を有
する天井下地列又は天井下地グリッド部を構成すること
ができる。 2)高さ及び水平移動調整部を、固定部材の水平部に穿
設される長孔と、この長孔内に移動可能に嵌挿される吊
りボルトの下端突出部にねじ結合する調整ナットとで構
成してなるので、簡単な構造で天井下地材の高さ及び水
平位置調整を行うことができる。 3)固定部材を、長孔を有する略長方形状の上部水平片
と、受部材を支持する固定ボルト挿通用の貫通孔を有す
る下部水平片と、上部水平片の長手方向の一側と下部水
平片の一側を繋ぐ垂直片とで構成するので、天井スラブ
におけるアンカの取付位置と天井下地材の支持位置との
誤差を吸収する固定部材を簡単かつ強固な形状とするこ
とができ、構成部材の削減を図ることができる。 4)固定部材の上部水平片に穿設される長孔の縁部と、
上部水平片、下部水平片及び垂直片の縁部にそれぞれフ
ランジを形成することにより、上部水平片の剛性を高め
ることができると共に、固定部材全体の剛性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の支持金具の一実施例を示す分解斜視
図、 第2図は上記実施例における直線状連結部の斜視図、 第3図は上記実施例におけるL字状連結部の斜視図、 第4図は上記実施例における十字状連結部の斜視図、 第5図は上記実施例におけるT字状連結部の斜視図、 第6図は上記実施例における支持金具を使用した天井構
造の裏面側斜視図、 第7図は上記実施例における支持金具の取付状態の断面
図、 第8図はT字状連結部の要部平面図、 第9図は第8図の側面図、 第10図は天井仕上げ材の吊持部を示すの分解斜視図、 第11図は天井パネルの端部の支持状態の断面図である。 符号説明 3……吊りボルト、 4A……メインランナー(天井下地材)、 4B……サブランナー(天井下地材) 5a……天井下地列、 5b……天井下地グリッド部、 5c,5d,5e……天井下地交差列、 11……連結受部材、 12……取付受部材、 15……固定ナット、 16……固定部材、 16a……押圧段部、 16b……長孔、 16g,16h……フランジ 17……高さ調整部、 18……固定ボルト、 19……調整ナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 昇 東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 株式会社ナカ技術研究所内 (72)発明者 永谷 有弘 東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 株式会社ナカ技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−170343(JP,A) 実開 平2−27420(JP,U) 実公 昭53−4651(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井下地材を載置する受部材と、 天井スラブから垂下された吊りボルトに高さ及び水平位
    置調整部をもって仮止めされ、かつ、上記天井下地材の
    上面を押圧する押圧部を有する固定部材と、 上記固定部材の押圧部と受部材間に上記天井下地材を挾
    持すべく押圧部と受部材とを連結する固定ボルトと、 上記吊りボルトにねじ結合されて上記固定部材の上面を
    固定する固定ナットとを具備し、 上記固定部材を、略長方形状の上部水平片と、上記固定
    ボルトの挿通用貫通孔を有する下部水平片と、上部水平
    片の長手方向の一側と下部水平片の一側とを繋ぐ垂直片
    とで構成し、 上記高さ及び水平位置調整部を、上記固定部材の上部水
    平片の長手方向に穿設される長孔と、この長孔内に移動
    可能に貫挿される上記吊りボルトの下端突出部にねじ結
    合する調整ナットとで構成し、 かつ、上記固定部材の上部水平片に穿設される長孔の縁
    部と、上部水平片、下部水平片及び垂直片の縁部にそれ
    ぞれフランジを形成してなる、 ことを特徴とする天井下地用支持金具。
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