JP2650988B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2650988B2
JP2650988B2 JP63286633A JP28663388A JP2650988B2 JP 2650988 B2 JP2650988 B2 JP 2650988B2 JP 63286633 A JP63286633 A JP 63286633A JP 28663388 A JP28663388 A JP 28663388A JP 2650988 B2 JP2650988 B2 JP 2650988B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2値画像データにより表わされる2値画像
と該濃淡画像データにより表わされる濃淡画像とを重畳
してモニタに表示する画像表示装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、この種の装置においては、一画素を1ビツト分
の2値画像データで表現するようにしている。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上述の従来例においては、n×nの領
域の文字等の2値データを1画素に圧縮し、表示する技
術がほとんど考えられていなかつた。またこのような機
能を備えたとしても表示モニタが2値表示の2階調の能
力しかなかつたり、単に文字データ等の2値データを1/
nに縮小処理して表示しているに過ぎなかつた。さら
に、空間的に2値化データを1/nのサイズに圧縮された
画像データと他の圧縮されていない画像データとを重畳
してモニタ上に合成表示するような技術に関しては、全
く考えられていないという現状である。
また、単に圧縮された2値画像と他の画像とを合成し
た場合、出力画像の色あい等が忠実に再現できない可能
性がある。
例えば、第11図中のa,b,c,d,e,…はそれぞれがモニタ
上の1画素を示しており、黒画素を示すc,g,i,l,m,n,p,
q,s,t,u,yを2値表現のモニタに表示するときには、
“1"または“0"にして表示するしか方法がなかつた。
また背景のa,b,d,e,h,j,k,o,r,v,w,xの色や輝度によ
つてc,g,i等の表示データが変わらないために忠実な色
再現ができないという欠点がある。例えば、背景の輝度
が暗ければ、c,g,i等のデータも暗くなければならず、
背景の輝度か明るければc,g,i等のデータも明るいデー
タでなければならなくなつてしまう。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたも
ので、その目的とするところは、2値画像データにより
表わされる高解像度の2値画像と濃淡画像データにより
表わされる低解像度の濃淡画像とを重畳した重畳画像を
良好にモニタに表示することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上述した課題を解決し、上述の目的を達成
するため、例えば以下の構成を備える。
即ち、n×nビットの2値画像データにより表わされ
るn×n画素が濃淡画像データにより表わされる1画素
に対応し、該2値画像データにより表わされる2値画像
と該濃淡画像データにより表わされる濃淡画像とを重畳
してモニタに表示する画像表示装置において、n×n画
素の2値画像を表わすn×nビットの2値画像データ
を、該n×n画素の2値画像に重畳すべき1画素の濃淡
画像を表わす濃淡画像データとともに入力する入力手段
と、前記入力手段から入力されたn×n画素の2値画像
を表わすn×nビットの2値画像データを、濃淡画像の
1画素に対応する多値画像データに変換する変換手段
と、前記入力手段から入力されたn×n画素の2値画像
に重畳すべき1画素の濃淡画像を表わす濃淡画像データ
と前記変換手段から出力された濃淡画像の1画素に対応
する多値画像データとに基づいて、平均輝度データを演
算する演算手段とを有し、前記演算手段により演算され
た平均輝度データに基づいて、2値画像と濃淡画像との
重畳画像をモニタに表示することを特徴とする。
[作用] 以上の構成によれば、n×n画素の2値画像を表わす
n×nビットの2値画像データを、濃淡画像の1画素に
対応する多値画像データに変換するとともに、n×n画
素の2値画像に重畳すべき1画素の濃淡画像を表わす濃
淡画像データと濃淡画像の1画素に対応する多値画像デ
ータとに基づいて、平均輝度データを演算し、演算され
た平均輝度データに基づいて、2値画像と濃淡画像との
重畳画像をモニタに表示することができ、n×n画素の
2値画像を表わすn×nビットの2値画像データを濃淡
画像の1画素に対応する多値画像データに変換して重畳
すべき2値画像と濃淡画像の解像度を合わせることがで
きる。
また、n×n画素の2値画像に重畳すべき1画素の濃
淡画像を表わす濃淡画像データと濃淡画像の1画素に対
応する多値画像データとに基づいて、平均輝度データを
演算し、演算された平均輝度データに基づいて、2値画
像と濃淡画像との重畳画像をモニタに表示するので、重
畳画像の輝度が重畳すべき2値画像と濃淡画像の両方の
輝度が反映された良好なものとなる。
従って、2値画像データにより表わされる高解像度の
2値画像と濃淡画像データにより表わされる低解像度の
濃淡画像とを重畳した重畳画像を良好にモニタに表示す
ることが可能となる。
[実施例] 以下に添付図面を参照して本発明に係わる好適な実施
例を詳細に説明する。
<第1の実施例の説明> まず、第1の実施例について説明する。
第1図は本実施例の画像表示装置の構成を示すブロツ
ク図である。図において、1−1〜1−mは通常の一画
素分の濃淡画像データまたは一画素に対応するn×nビ
ツトの領域の2値画像を圧縮してコード化した2値画像
データを格納するフレームメモリ群(以下、「FM」と称
す)を示している。なお、FM1−1〜FM1−mを総称して
FMs(s=1−1,1−2,…,1−m)とする。2はFMsの出
力を優先順位の高い順に重畳する合成器を示し、3は合
成器2で重畳されたれた重畳画像データを表示するモニ
タを示している。4は本装置全体を制御するCPUを示
し、5はCPU4を動作させるための制御プログラム,エラ
ー処理プログラム,そして後述の第7図に示されるフロ
ーチヤートに従つたプログラム等を格納しているROMを
示している。6はROM5に格納されている各種プログラム
のワークエリアおよびエラー処理時の一時退避エリアと
して用いるRAMを示している。7は交換可能なフロツピ
ーデイスクに対してデータの読み出し/書き込みを行う
フロツピーデイスクドライブ(以下、「FDD」と称す)
を示し、8は固定されたハードデイスクに対してデータ
の読み出し/書き込みを行うハードデイスクドライブ
(以下、「HDD」と称す)を示している。そして9は装
置内の各ユニツトがCPU4の命令に従つて制御信号,アド
レス信号,そしてデータ等を伝送するためのCPUバスを
示し、10は合成器2とFMsとの間で画像データを交換す
るための画像データバスを示している。また11は複数の
画像の重畳表示の指示等を行うための各種キーを備えて
いる操作部を示している。
ここで、n×nビツトの領域毎の2値画像データのコ
ード情報において、平均輝度情報は合成器2に入力され
たFMsのデータから算出される。その結果、平均輝度情
報は画像データバス10に出力され、n×nビツトの領域
の2値画像データが格納されているFMsの平均輝度情報
に相当するビツトの位置に書き込まれる。FMsからは常
に濃淡画像データまたは2画像のコードデータが出力さ
れ、その出力データが合成器2に供給される。次に、FM
sのデータ構造について説明する。第3図(a)は本実
施例のFMsの2値画像データ構造を説明する図であり、
第3図(b)は本実施例のFMsの濃淡画像データ構造を
説明する図である。
まず、内容がn×nビツトの領域の2値画像コードの
場合には、第3図(a)のように、n×nビツト分の2
値情報、例えば、n=4の場合は42=16(ビツト)の情
報がそのまま書き込まれている。さらにデータ構造の中
には色コードが含まれており、その2値情報が何色であ
るかを示している。この色コードが、例えば、3ビツト
で示される場合、レツド(R),グリーン(G),ブル
ー(B),イエロー(Y),マゼンダ(M),シアン
(C),ホワイト(White),そしてブラツク(BK)の
8色の中から色指定を行うことができる。さらに平均輝
度情報を書き込む欄には、n×nビツトの2値領域中の
2値画像データとこの2値画像の背景に該当する画像デ
ータの輝度レベルとの平均値が書き込まれる。ここで、
第8図,第9図は本実施例の1画素分の2値画像コード
を説明する図である。第8図,第9図において、a
ij(i:行番号,j:列番号)は4×4ビツト領域中の“1"
または“0"を示す2値データを示してる。この第8図,
第9図を参照してさらに、補足すると、第3図(a)に
示される2値画像データ構造において、2値情報の部分
がn=4の場合には、第8図に示されるような4×4ビ
ツトのマトリクスから成る2値画像に対して、後述の第
9図に示されるような16ビツトで示される2値画像の圧
縮コードが生成される。
また、FMsの内容が通常の濃淡画像データの場合に
は、第3図(b)に示されるように、レツド(R),グ
リーン(G),そしてブルー(B)の3原色の輝度デー
タが書き込まれる。
ここで、FMsの内容においては、2値画像のコード情
報或は通常の濃淡画像データにかかわらず、フレームメ
モリのデータ構造内に第3図(a)及び(b)のように
マスクビツトが置かれている。このマスクビツトが示す
“1"、“0"のビツトの状態により、FMsの内容をモニタ
3に表示するか否かが決定される。ここで、例えば、マ
スクビツトが“1"のときをモニタ3への表示可とする。
次に、本実施例の合成器2について説明する。
第4図は本実施例の合成器2の構成を詳細に示す回路
図である。図において、11はROMを示し、このROM11はFM
1−1〜FM1−mのマスクビツト(mask1〜maskm)と重ね
順位コード0codeとを入力し、mask1〜maskmの内、表示
することを示す番号t1,t2,t3,…(t1=1〜m,t2=1〜
m,t3=1〜m)を求め、その内の重ね順位コード0code
に応じてフレームメモリのFMt1,FMt2,FMt3,…より一番
上に重なるべきフレームメモリの番号t(t=1〜m)
を後段のマルチプレクサ(以下、「MPX」と称す)に出
力する機能を有している。ここで、重ね順位コード0cod
eはCPU4が設定するコードであり、FM1−1〜FM1−mの
中のどの画面を表示するのか、また重ね合せの優先順位
をどのようにするのかを決定するためのコードである。
従つて任意の複数のフレームメモリを任意の重なり順で
モニタに表示させることができる。
そして、im1,im2,…,immはFM1−1〜FM1−mのデータ
をそれぞれ示し、各々のデータim1〜immはそれぞれルツ
クアツプテーブル(以下、「LUT」と称す)12−1〜12
−mに入力される。またBCONTはCPU4からLUT12〜14に入
力される信号を示し、このBCONT信号はデータim1〜imm
のそれぞれが2値のコード信号か通常の画像信号かをセ
ツトする。LUT12−1〜12−mはBCONT信号に応じて、も
し入力される信号が通常の濃淡画像信号の場合には、単
なるγ変換等の処理のみを行い、また、入力される信号
が2値コード情報の場合には、平均輝度と色コードに応
じて多値(本実施例では8ビツト)のR,G,B信号に変換
する。
そして、1im1,1im2,…,1immはLUT12−1〜12−mで完
全に8ビツトのR,G,Bに生成されたデータを示し、この
データ1im1〜1immはMPX15に入力される。そしてMPX15で
は、一番上に重なるFMtの画像に応じたデータ1imtが選
択されモニタに出力されて所定の画像が表示される。以
上の処理は画像データの1画素毎に繰り返される。
次に、FMsが2値画像のコードデータである場合の平
均輝度情報をFMsに書き込む処理について説明する。
ここで、第6図は本実施例による色コードと色成分と
の対応関係をテーブル化して説明する図であり、第2図
は本実施例による合成画像に重畳する文字の表示画像を
説明する図である。
第11図に示した従来例では、モニタ3上の一画素に対
して“1"または“0"で表現していたが、第1の実施例で
は第2図のように、一画素に対して例えば4×4ビツト
の領域を形成するものである。
そこで、まず、FM1−1〜FM1−mのデータim1〜immが
LUT12−1〜12−mに入力される。そこでLUT12−1〜12
−mにおいてはBCONTの状態によりその入力信号が通常
の画像信号の場合には、単なるγ変換等の処理を行う。
または2値画像のコード信号の場合には、imsのデータ
が入力されるLUTにおいて第3図(a)に示すデータ構
造の内の2値情報の部分と色コードの部分のみを参照
し、2値のn×nビツトの領域の内のビツトが“1"とな
る面積比率から、第1の実施例の8ビツトコードへの変
換を行う。例えば色コードがレツド(R)を示し、面積
率1/4の場合、すなわち、2値情報16bitの内の4ビツト
が“1"の場合は、R,G,Bはそれぞれ“63",“0",“0"のデ
ータが出力される。また別の例として色コードがシアン
(C)色で“1"の面背比率1/2の場合、すなわち、2値
情報16ビツトの内の8ビツトが“1"の場合は、R,G,Bの
出力データは“0",“127",“127"のように出力される。
ここで、補足すると色コードに応じてR,G,Bの8ビツト
中の成分を出し、それに“1"の面積率をかけ合せてRGB
のデータを決定する。このような出力1im1…1ims…1imm
はマルチプレクサ16に入力されて2値画像コードに対応
する1imsのR,G,BデータLが選択される。これはCPU6が
セツトするBFMNO信号で制御される。またこのFMsの画像
の背景色または重畳される画像データはマルチプレクサ
15より出力される。ここではROM11に入力する重ね順位
コード0codeを操作し、FMsを重畳した時にFMsの真下の
画面を選択するように0codeをセツトする。すなわちFMs
の下の画面を重なりの一番上となるように優先順位をセ
ツトし直す。例えば、重なり優先順位がFMs1,FMs2,FM
s3,FMs4…の場合にはFMs3,FMs4…の優先順位のコードに
置き換えれば、1画素毎にFMsの真下にくるフレームメ
モリの番号がROM11より出力され、MPX15より、そのデー
タが出力される。また複数画像の重畳を行わない場合に
は、MPX15より背景色im(m+1)が出力されるような
コードがROM11から出力される様に0codeをCPU6が置き換
える。MPX15からのR,G,Bの出力KとMPX16からの出力L
は、ともに演算回路17に入力される。この17はK,LのR,
G,B成分毎に以下に示す計算を行う演算回路を示してい
る。
J(R)=L(R)+(1−L(R)/255)×K(R) …(1) J(G)=L(G)+(1−L(G)/255)×K(G) …(2) J(B)=L(B)+(1−L(B)/255)×K(B) …(3) 以上の(1)〜(3)式のように、R,G,B成分毎に演
算されたデータは平均値J=J(R)+J(G)+J(B))/3が計
算されたデータは画像データバス10に出力される。
ここで、第1図に示される画像データバスにはFMsが
接続されているが、2値コードデータを持ち平均輝度情
報を書き込まれるべくスタンバイしているFMsは、この
画像データバス10上のデータを取り込む。FMsの内部は
第5図のように構成されている。
第5図は本実施例のFMsの構成を示すブロツク図であ
る。図において、21はレジスタ、222はMPX,23はメモリ
をそれぞれ示している。画像データバス10とCPUバス9
との内いずれか一方がMPX22を介してメモリ23に接続さ
れる。すなわち、FMsでは、CPU4がレジスタ21をセツト
してMPX22を制御し、画像データバス10中の平均輝度デ
ータがメモリ23に書き込まれる。メモリ23はライトマス
ク機能があり、第3図(a)に示すようなデータ構造
中、任意のビツトを書き込み不可とする事ができ平均輝
度のみ書き込みを行うことができる。
ここで、簡単に第1の実施例による画像表示処理につ
いて説明する。
第7図は本実施例のCPU4の動作を説明するフローチヤ
ートである。
まず、操作部11から合成表示の指示があると(ステツ
プS1)、2画像データまたは濃淡画像データかに応じて
重ね合わせコード0code,BCONT信号,そしてBFMNO信号を
設定し、合成器2に送出する(ステップS2,ステツプS
3)。そして1画素分の画素データをFMsに出力し、FMs
から合成器2に対して1画素分の構造データが送出され
ると(ステツプS5)、次の1画素分の構造データをFMs
に生成させるため、再びステツプS2に進み、モニタ3へ
の1画面分の重畳表示が完了するまで、上述の処理を繰
り返す(ステツプS6)。
以上説明したように第1の実施例によれば、空間的に
1/nに圧縮されている2値画像と他の画像を同一モニタ
上に重畳表示可能にすることで色再現を忠実に行い、ま
た背景色や複数フレームメモリの重畳時の背景画像とマ
ツチしない色再現を防止し、忠実な色再現を行うことが
できる。
<第2の実施例の説明> 次に、第2の実施例について説明する。
ここで、第2の実施例においては、第1の実施例で説
明した構成において、第4図中のMPX16及び演算回路17
を必要としない構成である。
第10図は第2の実施例のCPU4の2値画像データの内の
平均輝度情報の演算動作を説明するフローチヤートであ
る。
まず、2値画像が格納されているフレームメモリをFM
1−1〜FM1−mの中でFMsとし、このFMsの次に最優先の
フレームメモリをFMt′とする。そこで、ステツプ20に
おいて各FMの一番端の部分のアドレスをスタートアドレ
スとしてNoに設定する(ステツプS20)。
次に、FM1−1〜FM1−mのフレームメモリ中でFMsの
次に表示上の優先順位が高い順にステツプ20で設定した
アドレスのデータを読み込み、そのデータがはじめてマ
スクビツトが“1"となるフレームメモリをFMt′とする
(ステツプS21,ステツプS22)。このFMt′は2値画像FM
sの真下に表示されるフレームメモリである。ステツプ
4ではFMsからNoで示されるアドレスのデータを読み出
す(ステツプS23)。次に、ステツプS22,ステツプS23で
読み出したFMs,FMt′の2つのデータよりFMsの平均輝度
を求める(ステツプS24)。この平均輝度の算出では、F
Msから読み出したデータの内2値情報の部分のデータの
内の“1"の数をカウントする。第1の実施例と同様に2
値画像データは4×4ビツトの連続領域の圧縮コードで
あるので、合計16bitの内の“1"となるビツトの数をカ
ウントする。また第2の実施例では濃淡画像データは8b
itで扱うのでFMs単独での仮の平均輝度をLとすると、
次の式が成り立つ。即ち、 L=28×B/16×色成分(B:“1"の数) …(4) となる。ここで、色成分は第6図に示される。以上の式
(4)において、色毎にL(R),L(G),L(B)が求められる。
実際の平均輝度はFMsの輝度LとFMt′の輝度の合成なの
で、FMtのデータ値をKとすると、平均輝度は、対式の
ようになる。即ち、 J=L×(1−L/255)×K …(5) となる。以上の式(5)においても、同様に、色毎にJ
(R),J(G),J(B)が求められ、最終的な平均輝度において
は、次式で示される。即ち、 J=(J(R)+J(G)+J(B))/3 …(6) となる。
次に、ステツプS25では、式(6)で求めたJの値をF
Msの平均輝度の成分の部分にのみ書き込む。そしてNoを
一つインクリメントして、そのNoがFMsの処理の最終ア
ドレスか否かを判断し(ステツプS26,ステツプS27)、
最終アドレスとなるまで上述のステツプS21〜ステツプS
27までの処理を繰り返す。
以上の第2の実施例での前述の第1の実施例と同様の
作用・効果を得ることは勿論、簡単な構成による安価な
画像表示装置を提供できる。
<第3の実施例の説明> 次に、第3の実施例について説明する。
第1,第2の実施例では、平均輝度を求める式をJ=
(J(R)+J(G)+J(B))/3としたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、J(R):J(G):J(B)の色成分の比が第
6図の色コード表において一番近くのコードを検出す
る。そして検出した色コードを第2の色コードとし、そ
の第2の色コードのR成分C(R)に対し、J′=J(R)/C
(R)×28の計算を行う。さらに求めたJ′を平均輝度情
報とすると、さらに忠実な色再現がモニタ3上で行うこ
とができる。この演算はCPU4または演算回路17上で行わ
せれば良い。ただし、J′と第2の色コードとを1セツ
トとし、これを平均輝度情報としてFMsのメモリに書き
込まれなければならない。この場合には、第4図のLUT1
2−1〜12−mはBCONT信号が2値コードを示す場合に第
2の色コードとJ′とを参照して1im1,1im2,…1immを出
力するようにする。
このようにして、第3の実施例においても前述の第1,
第2の実施例と同様の作用・効果を得ることができる。
<第4の実施例の説明> 次に、第4の実施例について説明する。
さらに、第1,第2の実施例とともに演算回路17または
CPU4で演算されたJ(R),J(G),J(B)を第3図(b)に示さ
れる濃淡画像データに並びかえて、FMs以外のフレーム
メモリを用いて濃淡画像として書き込んでも良い。
このようにしても、前述の第1の実施例と同様の作用
・効果を得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、n×n画素の2
値画像を表わすn×nビットの2値画像データを濃淡画
像の1画素に対応する多値画像データに変換することに
より、重畳すべき2値画像と濃淡画像の解像度を合わせ
ることができ、 またn×n画素の2値画像に重畳すべき1画素の濃淡
画像を表わす濃淡画像データと濃淡画像の1画素に対応
する多値画像データとに基づいて、平均輝度データを演
算し、演算された平均輝度データに基づいて、2値画像
と濃淡画像との重畳画像をモニタに表示するので、重畳
画像の輝度が重畳すべき2値画像と濃淡画像の両方の輝
度が反映された良好なものとなる。
従って、2値画像データにより表わされる高解像度の
2値画像と濃淡画像データにより表わされる低解像度の
濃淡画像とを重畳した重畳画像を良好にモニタに表示す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の画像表示装置の構成を示すブロツク
図、 第2図は本実施例による2値表現の画像を説明する図、 第3図(a)は本実施例のFMsの2値画像データ構造を
説明する図、 第3図(b)は本実施例のFMsの濃淡画像データ構造を
説明する図、 第4図は本実施例の合成器2の構成を詳細に示す回路
図、 第5図は本実施例のFMsの構成を示すブロツク図、 第6図は本実施例による色コードと色成分との対応関係
をテーブル化して説明する図、 第7図は本実施例のCPU4の動作を説明するフローチヤー
ト、 第8図,第9図は本実施例の1画素分の2値画像コード
を説明する図、 第10図は第2の実施例のCPU4の2値画像データの内の平
均輝度情報を演算動作を説明するフロチヤート、 第11図は従来の2値表現の画像を説明する図である。 図中、1−1〜1−m……FM、2……合成器、3……モ
ニタ、4……CPU、5,11……ROM、6……RAM、7……FD
D、8……HDD、9……CPUバス、10……画像データバ
ス、12〜14……LUT、15,16,22……MPX、17……演算回
路、21……レジスタ、23……メモリである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宍塚 順一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−60489(JP,A) 特開 昭60−88987(JP,A) 特開 昭62−24297(JP,A) 特開 昭62−151896(JP,A) 特開 昭60−17483(JP,A) 特開 昭58−83885(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n×nビットの2値画像データにより表わ
    されるn×n画素が濃淡画像データにより表わされる1
    画素に対応し、該2値画像データにより表わされる2値
    画像と該濃淡画像データにより表わされる濃淡画像とを
    重畳してモニタに表示する画像表示装置において、 n×n画素の2値画像を表わすn×nビットの2値画像
    データを、該n×n画素の2値画像に重畳すべき1画素
    の濃淡画像を表わす濃淡画像データとともに入力する入
    力手段と、 前記入力手段から入力されたn×n画素の2値画像を表
    わすn×nビットの2値画像データを、濃淡画像の1画
    素に対応する多値画像データに変換する変換手段と、 前記入力手段から入力されたn×n画素の2値画像に重
    畳すべき1画素の濃淡画像を表わす濃淡画像データと前
    記変換手段から出力された濃淡画像の1画素に対応する
    多値画像データとに基づいて、平均輝度データを演算す
    る演算手段とを有し、 前記演算手段により演算された平均輝度データに基づい
    て、2値画像と濃淡画像との重畳画像をモニタに表示す
    ることを特徴とする画像表示装置。
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