JPH01272280A - 画像データ伝送方式及び表示方法 - Google Patents

画像データ伝送方式及び表示方法

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JPH01272280A
JPH01272280A JP9934588A JP9934588A JPH01272280A JP H01272280 A JPH01272280 A JP H01272280A JP 9934588 A JP9934588 A JP 9934588A JP 9934588 A JP9934588 A JP 9934588A JP H01272280 A JPH01272280 A JP H01272280A
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Kiyoshi Kuroda
清 黒田
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MYUKOMU KK
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MYUKOMU KK
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分″f!f) 本発明は、有線、無線通信により行われるテレビ電話等
の画像データ伝送におけるデータ伝送の方式およびその
表示方式に関するものである。
(従来の技術) 従来より、コンピュータ通信等においては画像データの
伝送を行5方法として、電話回線により一般的なデータ
進展用のモデムを用い、伝送を行う方法が使われており
、その伝送に必要とする伝送時間の短縮化(高速化)を
計るため、画像データをコンピュータ等により処理を行
いデータを一旦符合化し、データ量を少ないものとして
伝送する等の画像データ圧縮技術が考案され用いられて
きた。このコンピュータ通信に用いられているモデムは
基本的には、電話回線に対して甲又はlotのデータを
シリアルデータとして伝送するものであり高い精度での
データ伝送が可能な反面、伝送速度に関しては電話回線
の性能から一般に使用されるのは4800bps程度の
ものとなっている。
(発明の解決しようとする問題点) これに対し、一般の電話回線を用いるテレビ電話機では
モデム部の回路を、データのエラーレートよりも伝送レ
ートを重視したものとして画像データの伝送時間の高速
化を行っているものがあり、この方式のモデムでは画像
のデータをIll又は101でな(4bit〜6bit
 (相当)のデータを1データとする。つまり4bit
〜6bit(相当)の並列データの変復調を行う様な構
成となっているため、伝送速度は高速化するものの、基
本的にビットデータを正確に伝送するという方式ではな
いために、前記のコンピータ通信の時に行われる方法に
より圧縮したデータを伝送してもそのデータを確実に伝
送出来ないため、もとの画像データの復元が出来ない状
態となってしまう。
(問題を解決するだめの手段) そこで、本発明では画像データを並列データとして伝送
を行う方式のモデム部を使用した場合でも確実に効率良
く画像データの伝送を行う方法を発明した。
この方法はテレビ電話等の時間的に連続した画像を順次
に伝送する場合には、次に送ろうとする画像と、前に送
った画像には高い相関性があり、例えばテレビ電話の場
合には、主に人物の顔などを送る場合が多いが、この様
な時には顔の輪郭や位置、表情などは変化しても、その
背景は一定となる時が多い。そこで前の画面と新しく取
り込んだ画面とを比較して変化のあった部分を検出し、
変化のあった部分が全てその中に含まれるエリアを設定
して、そのエリア内のみのデータ伝送を行う事により、
送るデータの量そのものを減らす方法を発明した。
また、画像データを表示する方法として人間の目のもつ
性質を利用し、少ないデータ量でも良質の画像の表示が
行える方法を発明する事により、実質的な画像データの
数を少ないものとして伝送する事を可能とした事により
、画像データ伝送の高速化を計った。
(実施例) 以下、実施例について説明を行う。
先に説明した様に、時間的に連続した画像を取り込んで
いく場合、前の画面との間には相関性がある。例えば、
前の画面を第1図−1、新しく取り込んだ画面を第1図
−2とすると、この差分を検出すると第1図−3の黒で
示された部分が検出でき、この差のあった部分は第1図
−3の点線で示された部分に全て含まれているため、こ
の点線外の画像のデータは伝送を行っても、行わな(で
も同じ事になる。
この図の例では画像を単純な白か黒で表わされたものと
しているが、実際の画像では4bit〜6bit (1
6〜64階調)程度の明暗をもった画像であるから、こ
の検出を行う時に何階調か以上の差がある時に差があっ
たとする方法を用いた方が効率の良い圧縮を行える。
次に、この差分を検出して変化のあった部分(エリア)
の伝送を行うための位置の決定法について説明を行う。
例えば第2図が差分を検出したものであるとし、黒で示
された部分を差のあった所とすれば、例えばこれを画面
の上側の画素から (0,9)、 (1,9)、 (2,9)・・−・・(
19,9)・・−・・(0,8)、(1,8)、(2,
8)・・・・・・(19,8)・・−・・(0,7)・
・・・・・という具合に1画素ごとにチエツクを行って
最初に差分があった所のY軸の値をYlとする。(この
例ではY1=6 ) 次に画面の下側の画素から (0,0)、 (1,0)、 (2,0)・・−・・(
19,0)・・・・・・(0,1)、(1,1)、(2
,1)・・−・・(19,1)・・−・・(C’、2)
・・−・・と上記と同様にチエツクを行っていき最初に
差分りあった所のY軸の値をY2とする。(この例では
Y2=1 ) 同じ様に今度は (0,9)、(0,8)、(0,7)・・−・・(0,
0)・・・・・・(1,9)、(1,8)、(1,7)
・・−・・(i、o)・・−・・(2,9)・・−・・
とチエツクを行い最初に差分があった所のY軸の値をX
lとする(例ではX1=3 )。
次も同様に (19,9)、 (19,8)、 (19,7)・・−
・・(19,0)(18,9)、 (18,8)、 (
18,7)・・・・・・(18,0)・・−・・(17
,9)・・・・・・とチエツクを行っていき最初に差分
のあった所のY軸の値をXlとする(例ではX2=15
)。
これにより、前の画面に対し℃変化のあった部分が全て
含まれるエリアの決定できる。
このエリアは(XI、Yl)、(XI、Y2)、(Xl
Yl)、(Xl、Y2)  で囲まれたエリアである。
画面のチエツクを行っていく方向は、最終的にこのエリ
アの決定が行えればどの位置、又は方向から行っても良
い。
この方法はカラー画像データの時にも応用できる。
カラー画像の場合には、カラー画像の輝度信号成分(Y
)を取り出し白黒画像と同等の信号としてしまい、これ
と前の画像データの輝度信号成分と比較をしていく事に
より差分を検出しエリア決定を行う事も出来、新しく取
り込んだカラー画像を記憶するフレームメモリーは、カ
ラー画像1画面分のメモリー(白黒画像の3倍)を用い
て赤(R)緑(G)、青(B)のデータとして記憶し、
このR,G、Bのデータから輝度信号成分を作っても良
いが、輝度信号Y1色差信号(R−Y)、(B−Y)と
して記憶させておけば差分の検出が簡単になる。
画像の伝送を行う時点では、エリア内の画像データのみ
を伝送する事により、一画面分すべての画像データを伝
送したのと同じ結果となるが、画像データの量そのもの
が少なくなるため短時間で伝送を行う事が出来る。この
例では1画面すべてのデータを送ると20000画素デ
ータ伝送を必要とするのに対してエリア内のデータのみ
の伝送を行う時には、78画素分のデータ伝送を行えば
良この方法では、エリア内の画像を伝送する間のデータ
の精度は特に問題とならないが、前記のエリアを示す、
エリア指定値は送信側から受信側に対して確実にエラー
なく伝送する必要がある。
以下、この方法について説明を行う。
画像データを並列データとして扱い変復調を行う方式の
モデム回路では、その精度がビットデータを正確に伝達
する事が出来ない事は先の説明の通りであるが、例えば
4bit相当(16階調)のデータを変復調可能なモデ
ム回路を使い、送信側では116を送る時はデー・夕の
最大値15を送り、101を送る時はデータの最小値O
を送る事として、受信側では例えば10以上のデータを
受信した時は甲、5以下のデータを受信した時は101
のデータを受信した事にするという使い方を行えば通常
のシリアルデータの伝送を行うそデムと膣]等の使い方
となり十分低いエラー率で甲又はlO′のデータの伝送
を行う事が可能となる。
この方法を用いてエリアの指定データや特にデータの精
度が要求されるコマンドデータ等の伝達を行い、エリア
内の画像データの伝送を行う間は、画像のデータを並列
データとして伝送を行5gにより前記の方法が使用可能
となる。
第4図に、この方法を用いた時のデータの送り方の例を
示す。
これを簡単に説明すると、一画面ごとに指定されたエリ
ア内の画像データのみを送るため、T1の間はモデム部
の変復調の方法を先に説明を行った甲又は101のデー
タを正確に伝達できる動作方法で動作させる。T1の中
に「無効データ又はエリア指定以外のコマンド」を付加
しているのは、エリア指定データをより安定した状態で
送る目的の他、画像のモード(画素数、縦横比)等の切
り換えを行う事や、コンビーータ等の外部機器に対して
コマンドを送れる様にするためである。この部分の使用
例を説明すると、伝送を行う画像の一部に文字を入れた
い場合等は、その文字部分をキャラクタ−コードとして
伝送した方が効率良い伝送が行え、その表示位置や大き
さ、色等の指定を行う事も出来る。この様な場合には当
然キャラクタ−コード等のデータはエラーのない状態で
伝達する必要があるためT1の間にこれらのデータの伝
送を行い文字と画像が混在した画像の伝送を効率良く行
える事により、画像伝送システムとしてのグレードをよ
り高いものとする事が出来る。
次にXi、X2.Yl、Y2のエリア指定データが続い
て送られるこのデータもエラーなく伝達する必要がある
ため甲又はI□aのデータとして送る。この後に続く、
画像データスタートコマンドは、このコマンド以後のデ
ータは先に指定されたエリア内の画像データであるとい
う事を示すと共に、データの伝送を並列データの伝送と
して行う事を示すものである。このスタートコマンドを
入れる事により同期の安定した画像データの伝送を行え
る。
なお、この中で必ず必要となるのはエリア指定データと
エリア内データのみであり、他はデータの胴外を変える
事や場合によっては省略する事も出来る。T2の間のモ
デムの動作は速度を重視した並列データの変復調を行う
方法により伝送を行い、画像データを全て伝送した後は
、再度モデムの動作を111又は10′のデータを送る
方法に切り換えるという事を(り返して伝送を行う事に
より、安定した状態で画像データを効率良く高速で伝送
する事が可能となる。
次に、画面の差分の比較検出とエリアの決定の具体的な
方法について説明を行う。
第3図は、この方法を説明するためのブロック図である
が、信号の流れ及び処理を説明する為の図であり、実際
の回路とする時には、TVカメラ等からの画像信号を取
り込める様にし、制御部にマイクロコンピュータ等の処
理機能を持つものを内蔵する事により、図中の比較検出
器もCPUによる処理で行え、フレームメモリー差分メ
モリーもマイクロコンピュータな構成するメモリーの一
部を用いる事が出来る。当然、この時にはメモリーに対
する読み出し、書き込み、アドレスのコントロール等は
全て内蔵のソフトウェア−によるものとなる。
この図により説明を行うと、まずフレームメモリーには
一画面前の画像データが記憶されているものとし、次の
画面をカメラから取り込んだ時、この画像信号はA−+
D変換回路によりデジタル信号に変換される。このデジ
タルデータと同期してフレームメモリー内の画像データ
を読み出す。つまり、新しく取り込んだ画像と前の画像
の同じ位置関係に対応するデータを読み出し、比較検出
器によりこの2つのデータ間に差があるか否かを判断す
る。
この判断を行う時、先にも説明した通りあらかじめ設定
を行ったレベル差(データの差)があった時にのみの検
出を行った方が良く、この処理判断もCPU処理により
行える。
この差分データは、新しく取り込んだ画像と前の画像と
に差があったか否かを表わせれば良く、もとの画像の様
な階調数を表わすデータとする必要がなく、1画素につ
いて1ビツトあれば良い。
この差分データを、差分データメモリーに書き込んだ後
でフレームメモリーに新しく取り込んだ画像の1画素の
データとして書き込み、これを1画素ごとに順次くり返
して行う事により、1画面分の新しい画像データが書き
込まれ差分データメモリーには前の画像データと新しい
画像データの差のあった部分を表わすデータが書き込ま
れる。
一画面分のデータを取り込んだ後、フレームメモリー内
に取り込まれている画像データの、どれだけのエリアを
送信(伝送)するかを決めるための処理判断を行う。こ
の判断方法は先に説明した方法により差分データメモリ
ーの内部を順次チエツクする事により行い、変化のあっ
た部分がその範囲内に納まるXl、X2.Yl、Y2 
 を決定するもので、これもCPHにより処理判断を行
う事が出来る。
これにより決定されたエリア内の画像データをフレーム
メモリーから読み出して伝送を行い、これを受は取った
側では第3図で示された様な方法により送られてきたエ
リア指定データにより送られて来る画像データのエリア
を認知し、すでに受信済となっている一画面前の画像デ
ータのそのエリアのデータを新しく送られてくる画像デ
ータに書き換える事により次の1画面として表示を行う
事が出来る。
上記の説明では各部の制御及び処理、判断を内蔵のマイ
クロコンビエータにより行う方法により説明を行ったが
、これらの処理及び判断を外部のコンピュータにより行
う事も尚然可能であり、この程度の処理ならば特にコン
ピュータを用いない構成で行う事も出来る。
なお、前記説明による画像取り込みに始まる一連の処理
動作に必要な時間は、実際の画像データを伝送するのに
必要な時間に比較し、非常に短いものとなってしまうた
め、この画1象伝送中に次の画像データの伝送に必要と
する検出、処理判断を終えてしまう事は十二分に可能で
ある事から、この処理時間のために伝送速度が低下する
事はない。
以下余白 少ないデータ量の画像データで、良好な画像(画5!j
)を表示する方法。
画像データの伝送においては、一画面を構成する画素数
とその階調数により画質が変化する。当然、画素数及び
階調数は多い程、良好な画質が得られるが、これは一画
面を構成する画像のデータ量が大きいという事であるた
め、良好な画質の画像伝送を行うためには大きなデータ
の伝送を必要とし伝送時間が長くなる事を意味する。
そこで、本考案ではデータ量を大きくする事なくブラウ
ン管、液晶表示器などの実際の表示器に表示された時の
画質が良好なものとなる方法を発明しまた。
画像データの取り込みを行う場合、−船釣な方法ではカ
メラ等の信号をメモリーに記憶可能な形、つまりデジタ
ル信号データとするためにA→D変換を行うが、この時
に行うサンプリングのタイミングにより画像データの画
素の並びは第5図の様なものとなっている。
この場合でもある程度以上の画素数により一画面が構成
されている場合は問題ないが、少ない画素数で一画面を
構成して表示を行った場合には、各々の画素がかなり目
ざわりなものとなってくる。
そこで本発明ではこの画素の並びを第6図の様なものと
する事により、一画面を口じ画素数として表示を行った
場合でも従来の画素の配列(第5図)K比較し、人間の
目で見た時に画質が向上しまたと感じるものとし、画質
の向上効果を得た。
第6図の様な画素の並びの画像表示を行うには、画像デ
ータの取り込み時点でも同じ状態でこれを行う必要があ
る。
この方法はA−D変換を行う時に、水平方向−列のサン
プリングを終るごとにサンプリング用のクロックの位相
を180°ずらせる又は反転する事により行う方法や、
画像信号の方をデイレイライン等により遅らせてこれを
サンプリングする事により行える。表示を行う時はこれ
とは逆に画像データをメモリーから読み出す時に水平方
向一部分の画素のデータを読み出すごとに、読み出しク
ロックを180°ずらせる又は反転する方法又は画像信
号をデイレイライン等で遅らせて、表示を行えば良い。
この方法による画素の並びは、人間の視覚特性の1つで
ある縦方向の線よりも横方向の線の方が視認性が低いと
いう事を利用したものであるため、この画素の並びを9
0°回転した時には視覚上の画質向上効果は薄れてしま
う。
次に、他の方法による場合を説明する。
一画面を少ない画素数で表示する時、画素そのものが目
立つものとなって(ろのは先に説明した通りであるが、
これは画面を構成している各々の画素そのものの輪郭が
認識できる様になるからである。そこで本発明では、こ
れを見えニくクシてしまう事により視覚上の画質向上効
果を得る方法を発明し、た。
これは、画像をブラウン管などの表示器Ki示を行う時
に表示を行う画素(画面)を、人間の目で判別出来ない
速度で各画素の大きさの一部が重なり合う様に、表示位
置を移動し表示を行う方法である。例えば表示器として
テレビを用いるとすれば、テレビでは1秒間に60コマ
の画像を表示しているが人間の目で見て、この1画面ご
との切り捨えは判別で鎗ないものどなっている。このた
め、例えば一画面ごとに水平方向へ画素の大きさの5%
が重なり合う様に位置をずらせた画面と正規の位置で表
示を行っている画面とを交互に表示する事により画素の
輪郭の縦方向の線は、はぼ見えなくなってしまう。
となり合りた画素と重なり合う割合が大きくなる程、画
素の輪郭は見えにくくなるが、あまり割合を大きくする
と画像全体のピントがずれた様な状態となるために適当
な値を選ぶ必要がある。
画像の表示位置をずらせる方法にはいくつか考えられる
がテレビの内部回路を何ら変更せずに、簡単かつ安定し
た状態でこれを行える方法としては、デイレイライン等
を用いて画像信号を遅らせる方法が使用できる。この遅
らされた画像信号ともとの画像信号とを1フレームごと
に切り換えて表示を行えば良い。又、メモリーの読み出
しクロックの位相を1フレームごとに変えて読み出しを
行う事によっても行える。
正規の位置の表示と、位置をずらせた画像との切り換え
は人間の目で見て判別できなければ良く、特に1秒間に
60回と限定するものでないのは当然の事であり、各画
素の重なり合う割合も上記の例の5%に限られるもので
はない。又、位置の移動方向も、水平方向のみでなく、
垂直方向、水平方向と垂直方向の両方で行う、又は円形
に移動を行う事も可能である。この方法は前に説明を行
った、第6図の画素の並びの時も一般的な第5図の画素
の並び、又はこれ以外の場合についても画素の並び方に
関係なく応用でき、画素数の大きい場合にも又カラー画
像の場合にも応用できる方法である。
次にカッ−画像の表示を、少ない画像データ量で行う方
法について説明を行う。
カラー画像を同じ画素数の白黒画像と比較した時、視覚
上の画質(解像度)はカラー画像の方が良いと感じるが
、これは画像の中に写っている物体の色により輪郭が判
別しやすくなるためである。
人間の目で色の違いを感じるのは、その光の波長と明る
さによるものであり、すべての色は赤青緑の光の3原色
の混合により表現できる奥や、この光の点の色は一定の
面積以上にならないと人間の目では色として判別できな
い事がわかりている。
この事を利用し、て面積の小さな表示器によりカラー画
像を表示する場合に、白黒画像と同じデータ量(画素数
)で、カラー画像を伝送又は表示する方法がある。以下
、この方法の説明を行う。
この方法は、カラー画像信号をデジタルデータとするた
めにサンプリングを行う時に、一画素ごとのサンプリン
グを画像信号の赤色成分(R)。
緑色成分(G)、青色成分(B)と順次、違う色成分の
サンプリングを行い、画像データとする方法である。こ
の方法により得た画像データを小さな面積の表示器、例
えば1〜1.5インチ程度のカラーの液晶表示器やブラ
ウン管などで表示を行うとすると、例えば横方向120
ドツト×縦方向50ドツトの6000画素で構成された
画像を1インチの表示器で表示した場合の各画素の間か
くは、水平方向は約0.166mg、垂直方向は0,3
朋となるため、画面から数10cWL程度離れた所から
見た時には、各画素そのものの色と1.てよりも。
となり合った画素との色の混ざり合ったものとして見え
てしまう事により白黒と同じ画素数で、同等の画質を持
つカラー画像の表示をする率が出来る。上記の説明から
れかる通り、通常のカラー画像表示では各々の画素がそ
れぞれ全色の表示を行うのに対し、本方式では各々の画
素は赤、緑、青のうちのいずれか1つの明暗しか表わさ
ない。
この方法による画像表示を行う表示器に画像信号を入力
する時、−船釣なコンポジットビデオ信号として入力す
る場合には表示器自体の解像度を、入力される画像(画
素)に対して十分に高(しておく必要がある。つまり液
晶表示器の時には画素数を多くする又はブラウン管の場
合にはド・・・トピッチを小さくする。これは画像デー
タの色の並びを正確に表示可能なものとする事から要求
されるものである。
しかしながら表示器の画素数を多(する。又はドントピ
ッチを小さくするという事は表示器のコストアップにつ
ながるため、この対応策として、表示器への画像信号の
入力方法を変える事により表示器の画素数を最少限のも
のとする方法がある。
この方法は特に液晶表示器を使用する場合に有効となる
ものであり、以下その方法について説明を行う。
これは液晶表示器のドライブ方式の特徴を生かし、一画
面を構成する画素をすべてムダなく使用する方法である
第5図にカラー液晶表示器の例を示す。この図で示され
た構造は単純マトリクス方式と呼ばれるものであり、縦
横に配置された電極に信号を加え、その交点の画素を選
択する事により表示を行うものである。他にアクティブ
マトリクス方式と呼ばれるもの等があるが画素を選択し
て表示を行う点で基本的には同じである。この画素を選
択し5て表示を行うという事から、表示したいカラーI
[llI像の画素数とカラー液晶表示器の画素数を同じ
数とする事が出来る。先に説明を行った各画素ごとに違
う色成分をサンプリングして得た画像データが第6図の
様なものだったとする。この第6図の画像データを第5
図の表示器で表示を行うとすると、画素1を選択しデー
タ1を表示、画素2を選択してデータ2を表示・・・・
・・画素24を選択しデータ24を表示する事により、
表示器の各画素はその位置及び色に対応したデータを表
示する事になり、画像データの画素数と表示器の画素数
を同じ数で良くなるため、コンポジットビデオ信号入力
とした時には先の例の6000画素で1画面を構成して
いるカラー画像を表示するのに1インチあたり3万〜4
万画素程度の表示器を必要とするのに対し、本発明によ
る場合には6000画素の液晶カラー表示器で良いため
大巾なコスト低減を計る裏が出来る、 なお、この方法はカラーブラウン管を表示器として用い
る場合も可能である。この場合ンこは電子ビームを画像
データに同期して、そのデータの位置及び色の螢光体に
当る様に偏向制御を行うと共に輝度変調を行えば良い。
これまでに説明を行りた方法は各種の有線、無線通信及
び記憶媒体への記録等において応用する事が出来、これ
らの方法を単独で又は組合せて用いる事により画像デー
タ及び、これに対陣するデータの伝送を高速かつ安定し
て行える事から、テレビ電話又は、これに相当するシス
テム等に応用すればアナログ回線を用いた場合でも高い
性能をもつシステムとする事が出来るため、この普及知
おいて大きく貢献する。
【図面の簡単な説明】
第1図−1〜3は、画像データの例及び、これを比較検
出した時のデータ例を示した図。 第2図は、画像データを比較検出した時のデータ例でエ
リア設定の方法を詣1明するための図。 第3図は、画像取込に始まる一連の画像データの処理方
法及びその流れを説明するための図。 第4図は、本発明による伝送方法を用いた時のデータ形
式の例を示した図。 第5図【工、カラー液晶表示器の例を示した図。 第6図は、本発明による方法で作成したカラー画像デー
タの構造と、その表示方法を説明するための図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、画像データの伝送において、順次伝送を行う画像の
    差を比較検出し、差のあった部分を包括するエリアの設
    定を行い、このエリア内のみのデータを伝送し、それ以
    前に伝送されている画像の、対応するエリア内のデータ
    をこれと入れ換える事により、伝送する画像データ量を
    減少させる事を特徴とする画像データ伝送方法。 2、特許請求の範囲第1項において、データの伝送を行
    うモデム部の動作を、伝送上必要とされるデータ精度に
    より切り換える事により伝送の速度と精度の両立を計っ
    た事を特徴とする画像データ伝送方法。 3、画像を画素により表示を行う場合において、その画
    素の配列を垂直方向には一直線に並ばないものとした事
    を特徴とする画像表示方法及び画像データ作成方法。 4、画素により構成された画像を表示する場合において
    、隣り合った画素の一部が重なり合う範囲内で表示位置
    の異る画像を一定速度以上で切り換えて表示を行う事を
    特徴とする画像表示方法。 5、カラー画像のデータ化を行う場合において順次、異
    る色成分のサンプリングを行い、これを画素データとす
    る事を特徴とする、カラー画像データ作成方法及びその
    表示方法。 6、特許請求の範囲第5項において、色成分は1画素内
    の赤、緑、青のいずれか1つの色成分である事を特徴と
    するカラー画像データ作成方法。 7、特許請求の範囲第5項において、作成されたカラー
    画像データはこれを表示器に表示した時、隣接した画素
    との関連により全ての色の再現を行うものである事を特
    徴とするカラー画像データ作成方法。 8、特許請求の範囲第5項において、得られた画像デー
    タを構成する画素データ数と、これの表示を行うための
    表示器の画素数を同数とし、画像データに同期して表示
    器の画素の位置(色)を選択して出力する事により、こ
    の画素データの表示を最少限の画素数の表示器で行う事
    を特徴とするカラー画像表示方法。
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