JP2000165908A - カラリメトリ変換装置 - Google Patents

カラリメトリ変換装置

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JP2000165908A
JP2000165908A JP10334443A JP33444398A JP2000165908A JP 2000165908 A JP2000165908 A JP 2000165908A JP 10334443 A JP10334443 A JP 10334443A JP 33444398 A JP33444398 A JP 33444398A JP 2000165908 A JP2000165908 A JP 2000165908A
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラリメトリの異なる複数の画像信号を表示
装置上に正しい色で表示することを可能とするカラリメ
トリ変換装置を提供する。 【解決手段】 カラリメトリの異なる画像信号が画像源
11〜14から供給される。YCrCb→RGB変換部
51,52は、少なくとも2つのカラリメトリに対応し
たマトリクスを切り換えて変換処理を実行する。スイッ
チ回路41,42は、切換制御信号CTL2,CTL3
により切換制御される。YCrCb信号変換部51,5
2は、選択された画像信号S41,S42のカラリメト
リに対応したマトリクスを用いて変換処理を実行し、Y
CrCb信号をRGB信号に変換する。RGB→YCr
Cb変換部81は、入力されるRGB信号を出力端子9
1に接続される表示装置に適したカラリメトリでYCr
Cb信号に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RGB信号から輝
度信号及び色差信号を生成する際の変換特性(カラリメ
トリ:colorimetric)が異なる複数の画像信号を表示装
置に表示する際に、前記変換特性の違いに起因する色表
示のずれを防止するためのカラリメトリ変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年我が国においてもディジタル衛星放
送が開始され、さらに米国では地上波によるディジタル
放送も開始されており、ディジタル放送が徐々に立ち上
がりつつある。このディジタル放送の最大の特徴は、い
ろいろなメディアを統合的に扱えることである。例えば
動画や静止画、文字、図形及び音声などを同じチャンネ
ルのデータとして放送することが可能である。ところで
これらのデータは既存のデータとの互換性などの理由か
ら特定のフォーマットになっていたり、圧縮されて送ら
れてくることも多い。例えば動画はMPEG(Motion P
icture Expert Group)2、静止画はJPEG(Joint P
hotographic Expert Group)、文字はキャラクタコー
ド、図形はPNG(Portable Network Graphics)フォ
ーマット、音声はAAC(Advanced Audio Coding)に
代表されるような圧縮方式やフォーマットが用いられ
る。
【0003】画像について見てみると動画のMPEG2
と静止画のJPEGは両方とも、輝度信号Yと色差信号
Cr,Cbとからなる画像信号(以下「YCrCb信
号」という)を基本として情報圧縮処理が施された信号
である。一方PNGフォーマットなどグラフィックス用
のデータは一般的に赤、緑、青の三原色に対応したRG
B信号を用いて表現されている。しかしながら、これら
の圧縮方式の違いにより、カラリメトリ、すなわちYC
rCb信号からRGB信号への変換式(変換マトリク
ス)が異なっていることがある。
【0004】また画像を表示するモニタ側では、RGB
信号からYCrCb信号へ変換する処理を行うが、その
場合の変換式は、入力される各種のデータに対応したY
CrCb信号の変換式と異なることがある。
【0005】例えば衛星を介して配信される放送は、日
本の場合すべてITU(International Telecommunicat
ion Union)勧告BT709に準拠しているのに対し、
米国では、有効走査線数1080本のインタレース走査
方式(1080I)及び有効走査線数720本の順次走
査方式(720P)は、BT709に準拠しているが、
有効走査線数480本の方式(480P、480I)
は、BT709またはBT601に準拠している。
【0006】またモニタは、日本、米国とも1080I
及び720Pが、BT709に準拠し、480P、48
0IがBT601に準拠している。またJPEGのカラ
リメトリは、SMPTE 240M(SMPTE:Soci
ety of Motion Picture and Television Engineers)に
準拠していることが多い。
【0007】以下に示す数式1,2及び3は、それぞれ
BT601,BT709及びSMPTE 240MのR
GB信号からYCrCb信号への変換式であり、数式
4,5及び6は、それぞれBT601,BT709及び
SMPTE 240MのYCrCb信号からRGB信号
への変換式(逆変換式)である。
【数1】
【数2】
【数3】
【数4】
【数5】
【数6】
【0008】上記各数式において、Eyはアナログ値
で、0から1のまでの値をとり、Ecr,Ecbはアナ
ログ値で、−0.5から0.5までの値をとり、Er,
Eg,Ebは、いずれもアナログ値で0から1までの値
をとる。
【0009】また実際にMPEGで使われるディジタル
のY,Cr,Cbの各値は、下記数式7により算出され
る。
【数7】Y=219×Ey+16 Cr=224×Ecr+128 Cb=224×Ecb+128
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のアナログ放送で
は、異なるカラリメトリの画像信号が送信されることが
ないので、従来の受信装置ないし受信表示装置は、単一
のカラリメトリに対応していれば十分であった。これに
対し、ディジタル放送では、上述したようにカラリメト
リが異なる画像信号が送信される場合が想定されるの
で、それら画像信号を正しくモニタ上に表示するために
は、それら信号の変換特性に対応した逆変換を行う必要
がある。
【0011】例えば図5に示すように1つの画面上の領
域AとBとで、異なるカラリメトリの画像信号を表示す
る場合には、それぞれの領域に対応する画像信号のカラ
リメトリを合わせて表示しないとモニタ上に正しい色を
表示することができない。同図(a)は、1つの画面の
一部をなす2つの領域A,Bに異なる画像を表示する場
合であり、同図(b)は、画面全部の領域Aと、その中
の一部に領域Bに異なる画像を表示する場合である。
【0012】本発明は上述した点に鑑みなされたもので
あり、カラリメトリの異なる複数の画像信号を表示装置
上に正しい色で表示することを可能とするカラリメトリ
変換装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、並列的にまたは時系列的にカ
ラリメトリの異なる複数の画像信号が入力され、該入力
された画像信号を単一のカラリメトリの画像信号に変換
して出力することを特徴とするカラリメトリ変換装置を
提供する。
【0014】ここで「カラリメトリ」とは、上記した数
式1〜6に基づく変換特性及びこれらに類似する変換特
性(例えば、数式1〜6のマトリクスの各要素の数値を
若干変更した特性)を意味するものとする。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のカラリメトリ変換装置において、前記単一のカラリメ
トリは、ある時刻においては単一であるが、時系列的に
変更可能に構成されていることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のカラリメトリ変換装置において、前記複数の
画像信号は、1つの画面内の複数の領域に表示される画
像信号を含み、前記複数の領域を示す領域信号を生成す
る領域信号生成手段を備え、該領域信号生成手段から出
力される領域信号を用いて前記複数の領域毎に異なるカ
ラリメトリを単一のカラリメトリに変換することを特徴
とする。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
のいずれかに記載のカラリメトリ変換装置において、前
記複数の画像信号は、輝度信号と色差信号とからなる信
号であり、これらの入力信号の1つを選択する切換手段
と、該切換手段の出力信号を、そのカラリメトリに合わ
せて赤、青、緑の三原色に対応したRGB信号に変換す
る第1変換手段と、該第1変換手段から出力されるRG
B信号を、出力側に接続される表示装置に適した輝度信
号及び色差信号に変換する第2変換手段とを備えること
を特徴とする。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1から3
のいずれかに記載のカラリメトリ変換装置において、前
記複数の画像信号は、輝度信号と色差信号とからなる信
号と、赤、青、緑の三原色に対応した入力RGB信号と
を含み、前記輝度信号と色差信号とからなる信号をその
カラリメトリに合わせてRGB信号に変換する第1変換
手段と、第1変換手段から出力されるRGB信号または
前記入力RGB信号の1つを選択する切換手段と、該切
換手段から出力されるRGB信号を、出力側に接続され
る表示装置に適した輝度信号及び色差信号に変換する第
2変換手段とを備えることを特徴とする。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項3に記載
のカラリメトリ変換装置において、前記切換手段は、プ
ログラムを実行可能な第1の演算手段に接続されてお
り、前記切換手段は、前記第1の演算手段からの制御信
号に応じて1つの画面内の前記複数の領域に対応した画
像信号の切換または画面単位の画像信号の切換を行い、
前記第1変換手段は、前記第1の演算手段または該第1
の演算手段と同じ構成で独立に動作する第2の演算手段
からの制御信号に応じて1つの画面内の前記複数の領域
毎のカラリメトリの切換または画面単位のカラリメトリ
の切換を行うことを特徴とする。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項3に記載
のカラリメトリ変換装置において、前記第2変換手段
は、プログラムを実行可能な第3の演算手段、または外
部の切換スイッチに接続されており、前記第3の演算手
段または切換スイッチからの制御信号に応じて画面単位
のカラリメトリの切換を行うことをことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる
カラリメトリ変換装置の構成を示すブロック図である。
この装置は、輝度信号Yと色差信号Cr,Cbとからな
るYCrCb信号を出力する画像源11,12,13,
14が接続された入力端子21,22,23,24と、
表示装置(図示せず)が接続される出力端子91と、入
力端子21〜24に入力される画像信号S11,S1
2,S13,S14を表示すべき前記表示装置上の位置
を制御するための位置合わせ制御部31,32,33,
34と、位置合わせ制御部31,32の出力信号S3
1,S32を切り換えるスイッチ回路41と、位置合わ
せ制御部33,34の出力信号S33,S34を切り換
えるスイッチ回路42と、スイッチ回路41から出力さ
れるYCrCb信号S41を、RGB信号S51に変換
するYCrCb→RGB変換部51と、スイッチ回路4
2から出力されるYCrCb信号S42を、RGB信号
S52に変換するYCrCb→RGB変換部52と、1
フレームに対応したRGB信号を格納するRGB画像用
フレームメモリ61と、RGB信号S51,S52及び
フレームメモリ61から読み出されるRGB信号S61
を切り換えるスイッチ回路71と、スイッチ回路71か
ら出力されるRGB信号S71をYCrCb信号S81
に変換するRGB→YCrCb変換部81と、操作部1
01と、CPU(Central Processing Unit)102
と、切換信号生成部103とを備えている。
【0022】画像源11〜14は、それぞれ異なるカラ
リメトリ(例えば、BT601,BT709,SMPT
E 240Mなど)が適用されたYCrCb信号S11
〜S14を出力するものであり、例えばディジタル放送
の受信装置のMPEGデコーダ、アナログ画像信号をA
/D変換器でディジタルのYCrCb信号に変換する装
置、静止画のフレームメモリ、JPEGデコーダなどで
ある。
【0023】位置合わせ制御部31〜34は、CPU1
02から入力される制御信号CTL1に応じて、例えば
図5に示す領域A,Bの画面上の表示位置と大きさを調
整する処理を行うものであり、入力される画像信号の性
質により、必要に応じてフレームメモリ、あるいはフレ
ームシンクロナイザを備えた構成とする。すなわち、位
置合わせ制御部31〜34の出力S31からS34にお
いては、単一の垂直同期信号及び水平同期信号に同期し
ているものとする。
【0024】スイッチ回路41,42は、切換信号生成
部103から供給される切換制御信号CTL2,CTL
3により、切換制御が行われる。YCrCb→RGB変
換部51,52は、前記数式4〜6に対応したマトリク
スの少なくとも2つによる変換処理を切り換えて実行で
きるように構成されている。YCrCb→RGB変換部
51,52は、切換信号生成部103から供給される切
換制御信号CTL4,CTL5に応じてマトリクスを切
り換えて変換を実行することにより、入力されるYCr
Cb信号のカラリメトリに合わせたRGB信号への変換
を行う。
【0025】図2はYCrCb→RGB変換部51の構
成例を示す図であり、同図(a)は、ソフトウェアで設
定可能なマトリクス回路201で構成した例を示す。こ
のマトリクス回路201は、マトリクス演算用の複数の
レジスタを有し、その複数のレジスタの内容がCPU1
02から供給される書き込み信号WMにより書き換え可
能に構成されており、切換制御信号CTL4に応じて前
記複数のレジスタを切り換えて使用することにより、異
なるカラリメトリに対応したマトリクス演算を実行する
ものである。同図(b)は、例えばBT601用のマト
リクス回路202と、BT709用のマトリクス回路2
03と、スイッチ回路204とで構成した例を示す。こ
の例では、制御信号CTL4は、スイッチ回路204を
切り換えるための切換制御信号である。YCrCb→R
GB変換部52は、YCrCb→RGB変換部51とは
異なるカラリメトリに対応したマトリクス演算を行う
が、基本的な構成はYCrCb→RGB変換部51と同
様である。
【0026】RGB画像用フレームメモリは、1フレー
ム分のRGB信号を格納するメモリであり、常に同一の
画像データを格納してもよいし、CPU102によりそ
の内容を書き換え可能に構成してもよい。すなわち、こ
のフレームメモリ61は、RGB形式の画像信号を供給
する画像源としての機能を有する。
【0027】スイッチ回路71は、切換信号生成部10
3から供給される切換制御信号CTL6により、切換制
御が行われる。RGB→YCrCb変換部81は、出力
端子91に接続される表示装置(モニタ)の特性に合わ
せたカラリメトリにより、入力されるRGB信号をYC
rCb信号に変換して出力する。このカラリメトリは、
制御信号CTL7により、CPU102から設定できる
ように構成されている。制御信号CTL7は、垂直同期
信号に同期して切り換えられる。
【0028】操作部101は、使用者が本装置を操作す
るための操作パネルまたはリモートコントロールユニッ
トで構成され、例えば使用者がカラリメトリの切換を指
示する場合に使用される。
【0029】CPU102は本装置の全体的な制御を行
うものであり、位置合わせ制御部31〜34及びRGB
→YCrCb変換部81に制御信号CTL1及びCTL
7を供給するとともに、切換信号生成部103に画像信
号の切換及びそれに伴うカラリメトリの切換を指示する
制御信号CTL0を供給する。
【0030】切換信号生成部103は、入力される画像
信号S11〜S14またはS61のの表示領域を指定す
る領域信号AREAを生成する領域信号生成部103a
を有し、CPU102から供給される制御信号CTL0
に応じて、CPU102からの切換制御信号をそのまま
出力する第1の動作モードの動作と、領域信号AREA
を出力する第2の動作モードの動作とを行う。第2の動
作モードの場合、領域信号AREAの生成は、制御信号
CTL2〜6に対して独立に行っても良いし、このうち
いくつか(例えばCTL2とCTL4)を共有しても良
い。
【0031】図3は、領域信号生成部103aの一構成
例を示すブロック図であり、この構成により、例えば図
5(b)に示す領域Bにおいて高レベル(H)となり、
他の領域で低レベル(L)となる領域信号AREAが生
成される。
【0032】領域信号生成部103aは、画面上の1ピ
クセルが1クロックに対応するピクセルクロックCLを
発生するクロック発生回路301と、ピクセルクロック
CLをカウントする、すなわち水平方向のピクセル数を
カウントするピクセルカウンタ302と、ピクセルカウ
ンタ302から出力されるキャリー信号CRをカウント
するラインカウンタ303と、ピクセルカウンタ302
のカウント値CPXLに基づいて水平同期信号HSYN
Cを生成するコンパレータ304と、ピクセルカウンタ
302のカウント値CPXLに基づいて水平方向の領域
指示信号HAREAを生成するコンパレータ305と、
ラインカウンタ303のカウント値CLNに基づいて垂
直方向の領域指示信号VAREAを生成するコンパレー
タ306と、ラインカウンタ303のカウント値CLN
及びピクセルカウンタ302にから出力されるハーフキ
ャリー信号HCRに基づいて垂直同期信号VSYNCを
生成するコンパレータ307と、アンド(論理積)回路
308とを備えている。
【0033】以下図3の領域信号生成部103aの動作
を詳細に説明する。ここでは、ピクセルカウンタ302
は、0から2199までカウントするものとすると、キ
ャリー信号CRは、カウント値が2199から0に戻る
ときに出力され、ハーフキャリー信号HCRは、カウン
ト値が1099から1100になるときに出力される。
ラインカウンタ303は、キャリー信号CRをカウント
する、すなわち垂直方向のライン数を、例えば0から5
62までカウントする。
【0034】コンパレータ304は、ピクセルカウンタ
302のカウント値CPXLが0から43の範囲にある
とき水平同期信号HSYNCを出力し、コンパレータ3
05は、カウント値CPXLがCPU102から供給さ
れる水平方向の領域制御信号HCTLにより指定される
範囲(X1からX2)にあるとき、高レベルとなり、そ
れ以外のとき低レベルとなる領域指示信号HAREAを
出力する。また、コンパレータ306は、ラインカウン
タ303のカウント値CLNがCPU102から供給さ
れる垂直方向の領域制御信号VCTLにより指定される
範囲(Y1からY2)にあるとき、高レベルとなり、そ
れ以外のとき低レベルとなる領域指示信号VAREAを
出力し、コンパレータ307はカウント値CLNは0か
ら5の範囲にあるとき、垂直同期信号VSYNCを出力
する。
【0035】そしてアンド回路308は、領域指示信号
HAREA及びVAREAがともに高レベルのとき高レ
ベルとなり、それ以外のとき低レベルとなる領域信号A
REAを出力する。
【0036】なお、インタレース走査の場合は、ライン
カウンタ303は奇数フィールドでは0から562まで
カウントし、偶数フィールドでは0から561までカウ
ントする。またコンパレータ307は、奇数フィールド
ではカウント値CLNが0から5の範囲にあるときに垂
直同期信号VSYNCを出力し、偶数フィールドではカ
ウント値CLNが0でハーフキャリー信号HCRが出力
されたタイミングからカウント値CLNが5でハーフキ
ャリー信号HCRが出力されたタイミングまで間に垂直
同期信号VSYNCを出力する。
【0037】またCPU102から供給される領域制御
信号HCTL、VCTLは、図1に示す制御信号CTL
0の一部を構成する制御信号である。さらに、ここで生
成されたHSYNC、VSYNCは位置合わせ制御部3
1〜34にも供給されている。
【0038】図4は、領域信号生成部103aの他の構
成例を示すブロック図であり、領域信号生成部103a
は、1フレームに対応した記憶領域を有するフレームバ
ッファ401と、フレームバッファ401のアドレスを
指定するアドレス信号ADRを生成するアドレス生成回
路402と、フレームバッファ401から読み出したデ
ータDFBとCPU102から供給される比較データR
DATAとを比較するデータ比較回路403とを備えて
いる。フレームバッファ401は、図1のRGB画像用
フレームメモリ61であってもよい。
【0039】フレームバッファ401は、複数のプレー
ンを有しており、所定のプレーンの特定領域に特定のデ
ータが格納されている。所定のプレーンとして例えばア
ルファプレーンを使用することとすると、そのアルファ
プレーンの特定領域、例えば図5(b)の領域Bに対応
する領域には、最下位の1ビットが「1」であるような
データが格納されている。アルファプレーンは、他の複
数のフレームバッファに格納されているデータを例えば
ピクセル毎に切り換えたり、後述するアルファブレンド
処理を行う場合などに使用する制御データを格納するプ
レーンである。
【0040】アドレス生成回路402は、フレームバッ
ファ401の読み出しアドレスADRを生成するもの
で、フレームバッファ401のアドレスを指定して表示
の順にデータDFBが読み出されるように制御する。デ
ータ比較回路403は、読み出したデータDFBが特定
データ(例えば最下位ビットが「1」であるデータ)で
あるときに高レベルで、それ以外のとき低レベルである
領域信号AREAを出力する。これにより、図5(b)
の領域Bを示す領域信号AREAが生成される。
【0041】なお、図4に示す構成では、フレームバッ
ファ401内に格納する特定データのアドレスは、任意
に設定できるので、図5に示すような矩形の領域だけで
なく、円形や楕円形など任意の形の領域を指定する領域
信号AREAを生成することができる。フレームバッフ
ァ401に格納する特定データRDATAは、CPU1
02からの制御信号CTL0の一部として供給される。
特定データRDATAは、データ比較回路403の比較
データとしても使用される。
【0042】なおフレームバッファ401に格納するデ
ータは、例えばグラフィックスデータとしてもよい。こ
のグラフィックスデータは、256色のカラールックア
ップテーブルを使用して256色に限定したものでも、
1670万色のフルカラーのデータでもよい。例えば図
5(b)の領域Bを示す領域信号AREAを生成する場
合、領域Bに相当するフレームバッファ401の記憶領
域に特定のデータ、例えば青色一色で塗りつぶすデータ
を格納しておく。そして、アドレス生成回路402から
出力されるアドレスにしたがってフレームバッファ40
1内のデータDFBを読み出し、データ比較回路403
において、CPU102から供給される比較データRD
ATA(ここ例では青色のデータ)と読み出したデータ
DFBとを比較する。そしてデータ比較回路403は、
両データが一致するとき高レベルとなり、それ以外のと
き低レベルとなる領域信号AREAを出力する。
【0043】次に図1の装置の全体的な動作を、第1の
動作モードと第2の動作モーとに分けて説明する。
【0044】(第1の動作モード)第1の動作モード
は、画面に表示される画像信号は1つであり、使用者の
選択指示、あるいはCPU102で実行されるプログラ
ムによる選択指示などに応じて時系列的にカラリメトリ
が異なる複数の画像信号が表示装置に表示される場合の
動作モードである。例えば使用者が、操作部101を介
して入力画像信号を切り換える操作を行った場合の動作
に対応する。
【0045】このモードでは、CPU102は、操作部
101からの信号、あるいは実行中のプログラムの指示
に対応した切換信号SSWと、第1の動作モードである
ことを示す動作モード信号SMDとからなる制御信号C
TL0を切換信号生成部103に供給する。切換信号生
成部103は、切換信号SSWに対応した、スイッチ4
1,42の切換制御信号CTL2,CTL3と、切換信
号SSWに対応した、YCrCb→RGB変換部51,
52のマトリクスを切り換える切換制御信号CTL4,
CTL5と、切換信号SSWに対応した、スイッチ回路
71の切換信号CTL6とを出力する。
【0046】したがって、この第1の動作モードでは、
表示されている画面全体が時間経過とともに切り換えら
れ、その画面(画像信号)の切換とともに、その画像信
号に対応するカラリメトリの切換が行われて、表示装置
には、常に正しい色を表示させることが可能となる。ま
た、RGB→YCrCb変換部81により出力端子91
に接続される表示装置に適したカラリメトリにより、R
GB信号がYCrCb信号に変換されるので、表示装置
が備える変換マトリクスがどのカラリメトリに対応する
場合でも常に正しい色を表示させることができる。
【0047】この場合の切換動作は、画像信号の垂直ブ
ランキング期間または水平ブランキング期間に実行され
るように制御することが望ましい。
【0048】(第2の動作モード)第2の動作モード
は、カラリメトリの異なる複数の画像信号が並列的に入
力され、複数の画像信号に対応した領域が混在して表示
装置に表される場合(例えば図5に示されるような場
合)の動作モードである。
【0049】このモードでは、CPU102は、操作部
101からの信号、あるいは実行中のプログラムの指示
に対応した領域制御信号(HCTL,VCTLまたはR
DATA)と、第2の動作モードであることを示す動作
モード信号SMDとからなる制御信号CTL0を切換信
号生成部103に供給する。切換信号生成部103は、
領域制御信号HCTL等を領域信号生成部103aに供
給し、領域信号生成部103aから出力される領域信号
AREAを各部に供給される切換制御信号CTL2,C
TL3,CTL4,CTL5またはCTL6として出力
する。この場合、常にすべての切換制御信号CTL2〜
6が領域信号AREAとされるわけではなく、入力され
る画像信号S11〜S14の状態に応じて、必要なブロ
ックに領域信号AREAが供給される。
【0050】例えば、図5の領域A,Bがそれぞれ画像
源11,12から供給される画像信号S11,S12に
対応している場合には、切換制御信号CTL2及びCT
L4が領域信号AREAとされ、スイッチ回路71に供
給される切換制御信号CTL6は、信号S51の選択を
指示する信号とされる。また図5の領域A,Bがそれぞ
れ画像源11,13から供給される画像信号S11,S
13に対応している場合には、切換制御信号CTL2及
びCTL4は、それぞれ信号S31及びS33の選択を
指示する信号とされ、切換制御信号CTL4及びCTL
5はそれぞれ信号S31及びS33に対応したカラリメ
トリの選択を指示する信号とされ、切換制御信号CTL
6が領域信号AREAとされる。
【0051】以上のように第2の動作モードでは、カラ
リメトリの異なる複数の画像信号が並列的に入力され、
複数の画像信号に対応した領域が混在して表示装置に表
される場合に、1つの画面上に表示される複数の領域に
対応した画像信号のカラリメトリが、単一のカラリメト
リに変換されて出力されるので、すべての領域の画像を
正しい色で表示することが可能となる。また、第1の動
作モードと同様に、RGB→YCrCb変換部81によ
り出力端子91に接続される表示装置に適したカラリメ
トリにより、RGB信号がYCrCb信号に変換される
ので、表示装置が備える変換マトリクスがどのカラリメ
トリに対応する場合でも常に正しい色を表示させること
ができる。
【0052】上述した第1及び第2の動作モードが基本
的な動作モードであるが、両者を組み合わせたような動
作、例えば1つ画面上の複数の領域にカラリメトリの異
なる画像信号を表示し、さらに前記複数の領域の全部ま
たは一部の画像信号のカラリメトリが時系列的に変化す
る場合に対応した動作も可能である。
【0053】なお本発明は上述した実施形態に限るもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、画像源の
数は上述した実施形態では、YCrCb信号の画像源が
4つで、RGB信号の画像源としてのフレームメモリが
1つの場合を示したが、これに限るものではなく、これ
より多い場合や少ない場合などであってもよい。また画
像源自体は単一であって、出力される画像信号のカラリ
メトリが時系列的に変化するような場合であっても、本
発明が適用可能である。
【0054】また1つの画面上に表示する領域の数は、
図5に示す例に限らず、より多くの領域を表示する場合
であってもよい。その場合には、領域信号生成部は、図
3または4に示す構成を、表示すべき領域の数に対応し
て設けることにより、各領域に対応した領域信号を生成
する。
【0055】またスイッチ回路71は、図1に示したよ
うな構成のものではなく、例えばアルファブレンド処理
(アルファブレンディング)を行う構成としてもよい。
アルファブレンド処理は、下記の式で定義される。
【0056】EBLD=α×E1(R,G,B)+(1
−α)×E2(R,G,B) ここで、E1(R,G,B)及びE2(R,G,B)
は、入力RGB信号のレベルであり、EBLDは、ブレ
ンド処理後の出力信号のレベルであり、αは0から1の
範囲に設定される係数である。ここで、α=0とすれば
信号E2が選択され、α=1とすれば信号E1が選択さ
れ、0<α<1の範囲に設定すれば、αの値に応じた2
つの画像信号の合成画像信号が出力される。
【0057】図1のスイッチ71のように3入力の場合
には、例えば信号S51とS52とのαブレンド処理を
行い、次いでその出力信号と信号S61とのαブレンド
処理を行うようにすればよい。この場合には、切換制御
信号CTL6により、2つのαブレンド処理の係数値α
を指定すればよい。
【0058】また図6に示すようにスイッチ回路41,
42を1つにまとめて4入力1出力のスイッチ回路43
とし、YCrCb→RGB変換部51,52を1つにま
とめてYCrCb→RGB変換部53とするような構成
としてもよい。この場合には、YCrCb→RGB変換
部53は、4つの異なるカラリメトリに対応した変換を
切り換えて実行できるように構成され、切換制御信号C
TL4aは、4つの変換特性の1つを指示する信号とす
る。また切換制御信号CTL2aは、4入力から1つを
選択する信号とし、切換制御信号CTL6aは、信号S
53またはS61の選択を指示する信号とする。
【0059】また出力端子91に接続される表示装置
が、RGB信号で入力するタイプであるときは、スイッ
チ回路71の出力信号S71をそのまま出力する構成と
する。また、図1や図6の画像用フレームメモリ61は
複数存在しても良い。この場合は、スイッチ71の切換
の数が多くなるだけである。
【0060】また、図1の構成では、プログラムが実行
可能な演算手段としては、CPU102のみとしたが、
これに限るものではなく、例えばスイッチ回路41、4
2または71の切換制御を行うCPUと、このCPUと
同じ構成で独立に動作するCPUであって、YCrCb
→RGB変換部51,52の切換制御を行うものと、R
GB→YCrCb変換部81の切換制御を行うものとを
別個に設けるようにしてもよい。またRGB→YCrC
b変換部81のカラリメトリ切換制御ために、使用者が
切り換え可能な外部の切換スイッチを設けて、直接YC
rCb→RGB変換部81のカラリメトリの切換を行う
ようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のカラリメト
リ変換装置によれば、並列的にまたは時系列的にカラリ
メトリの異なる複数の画像信号が入力され、該入力され
た画像信号が単一のカラリメトリの画像信号に変換して
出力されるので、出力信号を表示装置で表示したとき
に、カラリメトリの異なる複数の画像信号を表示装置上
に正しい色で表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるカラリメトリ変換
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】YCrCb→RGB変換部の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】領域信号生成部の一構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】領域信号生成部の他の構成例を示すブロック図
である。
【図5】1つ画面上に複数の画像を表示する態様を示す
図である。
【図6】図1の構成の変形例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,12,13,14 画像源 41,42 スイッチ回路(切換手段) 51,52 YCrCb→RGB変換部(第1変換手
段) 61 RGB画像用フレームメモリ 71 スイッチ回路(切換手段) 81 RGB→YCrCb変換部(第2変換手段) 102 CPU(第1の演算手段、第2の演算手段、第
3の演算手段) 103 切換信号生成部 103a 領域信号生成部(領域信号生成手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月7日(1999.10.
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
のいずれかに記載のカラリメトリ変換装置において、前
記複数の画像信号は、輝度信号と色差信号とからなる信
号であり、これらの入力信号のいくつかを選択する第1
切換手段と、該第1の切換手段の出力信号を、そのカ
ラリメトリに合わせて赤、青、緑の三原色に対応したR
GB信号に変換する第1変換手段と、該第1変換手段か
ら出力されるいくつかのRGB信号から1つを選択する
第2の切換手段と、該第2の切換手段からの出力信号
を、出力側に接続される表示装置のカラリメトリに合わ
た輝度信号及び色差信号に変換する第2変換手段とを
備えることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1から3
のいずれかに記載のカラリメトリ変換装置において、前
記複数の画像信号は、輝度信号と色差信号とからなる信
号と、赤、青、緑の三原色に対応した入力RGB信号と
を含み、前記輝度信号と色差信号とからなる入力信号か
らいくつかを選択する第1の切換手段と、該第1の切換
手段の出力信号をそのカラリメトリに合わせて赤、青、
緑の三原色に対応したRGB信号に変換する第1変換手
段と、第1変換手段から出力されるいくつかのRGB
信号前記入力RGB信号から1つを選択する第2の
換手段と、該第2の切換手段からの出力信号を、出力側
に接続される表示装置のカラリメトリに合わせた輝度信
号及び色差信号に変換する第2変換手段とを備えること
を特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項4または
に記載のカラリメトリ変換装置において、前記第1の
切換手段と前記第2の切換手段の画像信号の選択を制御
する信号と、前記第1変換手段のカラリメトリ変換の切
換を制御する信号は、切換信号生成部から発生するそれ
ぞれの画面領域に対応した信号または画面単位の切換を
行う切換制御信号であり、該切換信号生成部は演算手段
によって前記切換制御信号をプログラミングできること
を特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項に記載
のカラリメトリ変換装置において、前記第2変換手段
は、前記演算手段によって制御され、画面単位のカラリ
メトリの切換を行うことを特徴とする。請求項8に記載
の発明は、請求項6に記載のカラリメトリ変換装置にお
いて、前記演算手段は外部の切換スイッチに接続されて
おり、その切換スイッチの設定に基づいて前記第2変換
手段によるカラリメトリの切換を行うことを特徴とす
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】次に図1の装置の全体的な動作を、第1の
動作モードと第2の動作モーとに分けて説明する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 11,12,13,14 画像源 41,42 スイッチ回路(第1の切換手段) 51,52 YCrCb→RGB変換部(第1変換手
段) 61 RGB画像用フレームメモリ 71 スイッチ回路(第2の切換手段) 81 RGB→YCrCb変換部(第2変換手段) 102 CPU(演算手段) 103 切換信号生成部 103a 領域信号生成部(領域信号生成手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C057 AA06 CA01 DA04 DA05 EA01 EA02 EA07 EA12 EL01 EM09 GB03 GF05 GF07 GG01 GH01 GL02 5C066 AA03 BA17 CA05 EE02 EE03 GA01 GA02 GA05 HA01 KB05 KD01 KE04 KE07 KE17 KE24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列的にまたは時系列的にカラリメトリ
    の異なる複数の画像信号が入力され、該入力された画像
    信号を単一のカラリメトリの画像信号に変換して出力す
    ることを特徴とするカラリメトリ変換装置。
  2. 【請求項2】 前記単一のカラリメトリは、ある時刻に
    おいては単一であるが、時系列的に変更可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のカラリメトリ
    変換装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の画像信号は、1つの画面内の
    複数の領域に表示される画像信号を含み、前記複数の領
    域を示す領域信号を生成する領域信号生成手段を備え、
    該領域信号生成手段から出力される領域信号を用いて前
    記複数の領域毎に異なるカラリメトリを単一のカラリメ
    トリに変換することを特徴とする請求項1または2に記
    載のカラリメトリ変換装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の画像信号は、輝度信号と色差
    信号とからなる信号であり、これらの入力信号の1つを
    選択する切換手段と、該切換手段の出力信号を、そのカ
    ラリメトリに合わせて赤、青、緑の三原色に対応したR
    GB信号に変換する第1変換手段と、該第1変換手段か
    ら出力されるRGB信号を、出力側に接続される表示装
    置に適した輝度信号及び色差信号に変換する第2変換手
    段とを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載のカラリメトリ変換装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の画像信号は、輝度信号と色差
    信号とからなる信号と、赤、青、緑の三原色に対応した
    入力RGB信号とを含み、前記輝度信号と色差信号とか
    らなる信号をそのカラリメトリに合わせてRGB信号に
    変換する第1変換手段と、第1変換手段から出力される
    RGB信号または前記入力RGB信号の1つを選択する
    切換手段と、該切換手段から出力されるRGB信号を、
    出力側に接続される表示装置に適した輝度信号及び色差
    信号に変換する第2変換手段とを備えることを特徴とす
    る請求項1から3のいずれかに記載のカラリメトリ変換
    装置。
  6. 【請求項6】 前記切換手段は、プログラムを実行可能
    な第1の演算手段に接続されており、前記切換手段は、
    前記第1の演算手段からの制御信号に応じて1つの画面
    内の前記複数の領域に対応した画像信号の切換または画
    面単位の画像信号の切換を行い、前記第1変換手段は、
    前記第1の演算手段または該第1の演算手段と同じ構成
    で独立に動作する第2の演算手段からの制御信号に応じ
    て1つの画面内の前記複数の領域毎のカラリメトリの切
    換または画面単位のカラリメトリの切換を行うことを特
    徴とする請求項3に記載のカラリメトリ変換装置。
  7. 【請求項7】 前記第2変換手段は、プログラムを実行
    可能な第3の演算手段、または外部の切換スイッチに接
    続されており、前記第3の演算手段または切換スイッチ
    からの制御信号に応じて画面単位のカラリメトリの切換
    を行うことをことを特徴とする請求項3に記載のカラリ
    メトリ変換装置。
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