JP2649273B2 - ハーフPCa板の製造方法 - Google Patents
ハーフPCa板の製造方法Info
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- JP2649273B2 JP2649273B2 JP13755189A JP13755189A JP2649273B2 JP 2649273 B2 JP2649273 B2 JP 2649273B2 JP 13755189 A JP13755189 A JP 13755189A JP 13755189 A JP13755189 A JP 13755189A JP 2649273 B2 JP2649273 B2 JP 2649273B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- pca plate
- half pca
- cotter
- plate
- Prior art date
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- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハーフPCa(プレキャストコンクリート)
板の製造方法に関するものである。
板の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 一般に、ハーフPCa板は、第6図に示すように、梁10
の上に載置して、梁全体または梁上端部のコンクリート
打設と同時に現場打ちコンクリート11により一体化して
いる。
の上に載置して、梁全体または梁上端部のコンクリート
打設と同時に現場打ちコンクリート11により一体化して
いる。
このように、ハーフPCa板12は、現場打ちコンクリー
ト11と一体化するために、その表面に多数のコッター12
aを設けている。
ト11と一体化するために、その表面に多数のコッター12
aを設けている。
従来、この種のハーフPCa板を製造するには、第7図
に示すように、ベット13上に周囲型枠14をセットして、
この中にコンクリート15を打設し、その上面から第8図
に示すようなコッター型16aを多数付設した合板16を押
付けてハーフPCa板の表面にコッターを形成し、該合板1
6上に次のコンクリートを打設して順次ハーフPCa板を積
層せしめて製造していた。
に示すように、ベット13上に周囲型枠14をセットして、
この中にコンクリート15を打設し、その上面から第8図
に示すようなコッター型16aを多数付設した合板16を押
付けてハーフPCa板の表面にコッターを形成し、該合板1
6上に次のコンクリートを打設して順次ハーフPCa板を積
層せしめて製造していた。
[発明が解決しようとする課題] このハーフPCa板の積層製造方法は現場敷地を有効利
用し得る点で優れている。
用し得る点で優れている。
しかしながら、上記従来の方法ではコッター型付の合
板をコンクリート表面に押付けるための作業が大変で手
間がかかるだけでなく、コンクリート硬化後でなければ
次のコンクリートを打設して積み重ねができないため、
製作に日数を要し、全体としてコストがかかる等の問題
点があった。
板をコンクリート表面に押付けるための作業が大変で手
間がかかるだけでなく、コンクリート硬化後でなければ
次のコンクリートを打設して積み重ねができないため、
製作に日数を要し、全体としてコストがかかる等の問題
点があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、安価で製作期間を
短縮することのできるハーフPCa板の製造方法を提供す
ることにある。
たもので、その目的とするところは、安価で製作期間を
短縮することのできるハーフPCa板の製造方法を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のハーフPCa板の製造方法は、周囲型枠内に第
1のハーフPCa板用のコンクリートを打設し、該コンク
リートが硬化しないうちに多数のコッター型を配置した
シートを上記コンクリートの表面に敷設すると共に、該
シート上に第2のハーフPCa板用のコンクリートを打設
することを特徴とするものである。
1のハーフPCa板用のコンクリートを打設し、該コンク
リートが硬化しないうちに多数のコッター型を配置した
シートを上記コンクリートの表面に敷設すると共に、該
シート上に第2のハーフPCa板用のコンクリートを打設
することを特徴とするものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図において、ベット1上にハーフPCa板製造用の
周囲型枠2をセットし、該周囲型枠2内に、第1層目の
ハーフPCa板用のコンクリート3を打設する。
周囲型枠2をセットし、該周囲型枠2内に、第1層目の
ハーフPCa板用のコンクリート3を打設する。
続いて、コンクリート3が硬化しない出来るだけ早期
に、第2図に示すように、該コンクリート3の表面にビ
ニールシート4を敷設すると共に、第3図に示すよう
に、該ビニールシート4上に、第2層目のハーフPCa板
用のコンクリート5を打設する。
に、第2図に示すように、該コンクリート3の表面にビ
ニールシート4を敷設すると共に、第3図に示すよう
に、該ビニールシート4上に、第2層目のハーフPCa板
用のコンクリート5を打設する。
第4図からも明らかなように、上記ビニールシート4
には多数のコッター型4aが配設されている。該コッター
型4aは、第5図に拡大して示ように、内部が中空になっ
ているが、例えばウレタンフォーム等を詰めておいても
よい。また、コッター型4aの形状は、円形に限定するも
のではなく、剪断力に抵抗し得る形状であればいずれの
形状であってもよい。
には多数のコッター型4aが配設されている。該コッター
型4aは、第5図に拡大して示ように、内部が中空になっ
ているが、例えばウレタンフォーム等を詰めておいても
よい。また、コッター型4aの形状は、円形に限定するも
のではなく、剪断力に抵抗し得る形状であればいずれの
形状であってもよい。
上記コンクリート5の表面は、金コテ等により平面仕
上げする。
上げする。
上記コンクリート3および5が硬化したら、その上に
上記作業を繰り返して、第3層および第4層目のハーフ
PCa板(図示せず)を製造し、順次、多数板のハーフPCa
板を積層状態で製造する。
上記作業を繰り返して、第3層および第4層目のハーフ
PCa板(図示せず)を製造し、順次、多数板のハーフPCa
板を積層状態で製造する。
[発明の効果] (1)2層のPCa板を同時に製造することができるの
で、従来より製造時間を短縮することができる。
で、従来より製造時間を短縮することができる。
(2)上層のコンクリートの重量によりコッター型付き
シートを下層のコンクリートに押し付けてコッターを確
実かつ容易に形成することができる。
シートを下層のコンクリートに押し付けてコッターを確
実かつ容易に形成することができる。
(3)コッター型付きシートを使用するだけで、安価に
製造することができる。
製造することができる。
第1図ないし第3図は本発明のハーフPCa板製造方法を
順次説明する断面図、第4図はビニールシートの平面
図、第5図はコッター型部分の拡大断面図、第6図はハ
ーフPCa板の使用例の斜視図、第7図および第8図は従
来の製造方法の説明である。 1……ベース、2……周囲型枠、3……コンクリート、
4……ビニールシート、4a……コッター型、5……コン
クリート。
順次説明する断面図、第4図はビニールシートの平面
図、第5図はコッター型部分の拡大断面図、第6図はハ
ーフPCa板の使用例の斜視図、第7図および第8図は従
来の製造方法の説明である。 1……ベース、2……周囲型枠、3……コンクリート、
4……ビニールシート、4a……コッター型、5……コン
クリート。
Claims (1)
- 【請求項1】周囲型枠内に第1のハーフPCa板用のコン
クリートを打設し、該コンクリートが硬化しないうちに
多数のコッター型を配置したシートを上記コンクリート
の表面に敷設すると共に、該シート上に第2のハーフPC
a板用のコンクリートを打設することを特徴とするハー
フPCa板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13755189A JP2649273B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | ハーフPCa板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13755189A JP2649273B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | ハーフPCa板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH035101A JPH035101A (ja) | 1991-01-10 |
JP2649273B2 true JP2649273B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=15201352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13755189A Expired - Lifetime JP2649273B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | ハーフPCa板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2649273B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2567329B2 (ja) * | 1992-09-22 | 1996-12-25 | 株式会社山辰組 | 全表面に天然石を配置した人工巨石の製造方法 |
-
1989
- 1989-06-01 JP JP13755189A patent/JP2649273B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH035101A (ja) | 1991-01-10 |
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