JPH0667004U - 化粧板 - Google Patents

化粧板

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Publication number
JPH0667004U
JPH0667004U JP1624793U JP1624793U JPH0667004U JP H0667004 U JPH0667004 U JP H0667004U JP 1624793 U JP1624793 U JP 1624793U JP 1624793 U JP1624793 U JP 1624793U JP H0667004 U JPH0667004 U JP H0667004U
Authority
JP
Japan
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decorative
substrate
plate
board
plywood
Prior art date
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Pending
Application number
JP1624793U
Other languages
English (en)
Inventor
和博 増本
Original Assignee
トステムウッドワーク株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トステムウッドワーク株式会社 filed Critical トステムウッドワーク株式会社
Priority to JP1624793U priority Critical patent/JPH0667004U/ja
Publication of JPH0667004U publication Critical patent/JPH0667004U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合板等の板材を用いた基板の上に表面化粧材
が設けられた化粧板が安価に得られるようにする。 【構成】 少なくとも基板11上に表面化粧材12が設
けられてなる化粧板において、上記基板11として、規
定のコンクリート用型枠における堰板と同じ大きさにな
った合板等の板材を用いるようにしたた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、床板等として使用される化粧板に係り、特に、合板等からなる基 板上に表面化粧材が設けられた化粧板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、床板等に使用される化粧板としては、一般に合板等からなる基板の上に 、化粧単板等の表面化粧材を設け、また必要に応じて、上記基板の下面にゴム等 のクッション材を設けたり、基板と表面化粧材との間に防音用のシート等を設け たものが使用されている。
【0003】 そして、上記のような化粧板から床板を製造するにあたっては、一般に、上記 化粧板をその長手方向に沿って3つに切断し、このように切断された各化粧板の 周囲に実加工を施して床板を得るようにしていた。
【0004】 ここで、上記床板を用いて床を施工するにあたっては、一般にこの床板を根太 上に取り付けて床を施工するため、この床板の大きさが定まっており、通常は長 辺方向の長さが1818mm,短辺方向の長さが303mmになっていた。
【0005】 また、このように床板の大きさが定まっているため、上記化粧板の大きさも定 まり、この化粧板の基板として使用する合板等の大きさも定まっており、一般に は長辺方向の長さが1840mm,短辺方向の長さが945mmになった合板を 用いるようにしていた。
【0006】 ここで、このような化粧板において基板として使用される大きさの合板の使用 量は、合板全体の使用量からすると少なく、大部分の合板はコンクリート用型枠 における堰板として使用されており、このようなコンクリート用型枠における堰 板と異なる大きさの合板を別に製造するようにした場合、その製造コストが高く なるという問題があった。
【0007】 また、近年においては、床を施工するにあたり、従来のように根太の上に直接 床板を取り付ける他に、根太上に捨て張りを行い、その上に床板を施工する工法 が多く用いられるようになり、床板として特に上記のような寸法になったものを 用いる必要性も少なくなった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、床板等として使用される化粧板を得る場合における上記のような 問題を解決することを課題とするものであり、合板等からなる基板の上に表面化 粧材が設けられた化粧板が安価に得られるようにすることを課題とするものであ る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案においては、上記のような課題を解決するため、少なくとも基板11 上に表面化粧材12が設けられてなる化粧板において、上記基板11として、規 定のコンクリート用型枠における堰板と同じ大きさの板材を用いるようにしたの である。
【0010】 ここで、この考案における化粧板は、上記のように少なくとも基板11上に表 面化粧材12が設けられているものであればよく、この基板11の下にゴムシー ト等のクッション材を設けたり、基板11と表面化粧材12との間に防音用のシ ート等を設けるようにしてもよい。
【0011】 また、この考案における化粧板において、基板11として用いる板材の大きさ は、上記のように規定のコンクリート用型枠における堰板の大きさと同じ大きさ ものであればよく、その長辺方向の長さが1800mm,短辺方向の長さが90 0mmになった板材を用いるようにし、コンクリート用型枠の堰板をそのまま基 板11として使用してもよい。
【0012】 また、基板11として用いる板材の種類は、コンクリート用型枠の堰板として 使用される合板の他、パーティクルボード,ハードボード,中質繊維板等の様々 な板材を用いることができる。
【0013】
【作用】
この考案における化粧板においては、規定のコンクリート用型枠における堰板 と同じ大きさの板材を基板11として使用するようにしたため、この基板11を 堰板と合わせて量産することができるようになる。
【0014】 そして、このような大きさになった合板等の板材を用いた基板11上に表面化 粧材12等を設けて化粧板を製造すると、従来のように特殊な大きさになった合 板からなる基板を用いて化粧板を製造する場合に比べ、その製造コストが安くな る。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の一実施例に係る化粧板を添付図面に基づいて具体的に説明す る。
【0016】 この実施例における化粧板10においては、図1に示すように、従来の化粧板 において基板1として使用されている合板等の板材とは大きさが異なり、規定の コンクリート用型枠における堰板と同じ大きさで、長辺方向の長さが1800m m,短辺方向の長さが900mm,厚みが12mmになった合板を基板11とし て用いるようにした。
【0017】 そして、この実施例においては、図2に示すように、上記のような大きさの合 板からなる基板11の表面に、この基板11の大きさと同じ大きさになった化粧 単板からなる表面化粧材12を貼着させて化粧板10を製造した。
【0018】 ここで、この実施例における化粧板10においては、上記のように基板11に 用いる板材に合板を使用するようにしたため、この基板11をコンクリート用型 枠における堰板と一緒にして製造することができ、その製造コストが従来の基板 に比べて安くなった。但し、基板11に用いる板材は、上記のような合板に限ら れず、前記のようにパーティクルボード,ハードボード,中質繊維板等の様々な 板材を用いることができる。
【0019】 次に、このように基板11の表面に表面化粧材12を貼着させた化粧板10を 用いて床板20を製造するにあたっては、図3に示すように、上記化粧板10の 長辺方向に沿ってこの化粧板10を3つに分割し、このように分割された各化粧 板10の周囲に実加工を施して、3つの床板20を製造するようにした。
【0020】 そして、この床板20を用いて床を施工するにあたっては、図4に示すように 、根太31上に板32を捨て張りした後、この捨て張りした板32上において、 各床板20における雄実21と雌実22とを嵌合させ、床板20相互を接合させ て床を施工するようにした。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案に係る化粧板においては、その基板として使用 する板材に、規定のコンクリート用型枠における堰板と同じ大きさになった合板 等の板材を用いるようにしたため、この基板を堰板と合わせて量産することがで きるようになった。
【0022】 そして、このような大きさになった合板等の板材を用いた基板上に表面化粧材 等を設けて化粧板を製造すると、従来のように特殊な大きさになった合板等から なる基板を用いて化粧板を製造する場合に比べ、その基板の製造コストが安くな り、これによって化粧板の製造コストも安くなった。
【0023】 また、上記のように基板に、規定のコンクリート用型枠における堰板と同じ大 きさになった合板等の板材を用いるため、このような大きさになった合板からな る板材を化粧板の基板としても、コンクリート用型枠における堰板としても適宜 変更して使用できるようになり、一定の合板を様々なところで有効に使用できる ようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る化粧板において、そ
の基板として使用する板材の大きさを、従来の化粧板に
おいて基板として使用されている板材の大きさと比較し
た平面図である。
【図2】この考案の一実施例に係る化粧板において、基
板の表面に表面化粧材を貼着する状態を示した斜視図で
ある。
【図3】この考案の一実施例に係る化粧板を用いて製造
した床板の状態を示した斜視図である。
【図4】この考案の一実施例に係る化粧板によって製造
した床板を用いて床を施工した状態を示した概略断面図
である。
【符号の説明】
10 化粧板 11 基板 12 表面化粧材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも基板11上に表面化粧材12
    が設けられてなる化粧板において、上記基板11とし
    て、規定のコンクリート用型枠における堰板と同じ大き
    さの板材を用いたことを特徴とする化粧板。
JP1624793U 1993-03-09 1993-03-09 化粧板 Pending JPH0667004U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1624793U JPH0667004U (ja) 1993-03-09 1993-03-09 化粧板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1624793U JPH0667004U (ja) 1993-03-09 1993-03-09 化粧板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0667004U true JPH0667004U (ja) 1994-09-20

Family

ID=11911235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1624793U Pending JPH0667004U (ja) 1993-03-09 1993-03-09 化粧板

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JP (1) JPH0667004U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004330429A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Toppan Printing Co Ltd 化粧板の製造方法
JP2005088245A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Matsushita Electric Works Ltd 床材の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004330429A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Toppan Printing Co Ltd 化粧板の製造方法
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