JP2000210909A - 建築材の製造方法 - Google Patents
建築材の製造方法Info
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- JP2000210909A JP2000210909A JP1637399A JP1637399A JP2000210909A JP 2000210909 A JP2000210909 A JP 2000210909A JP 1637399 A JP1637399 A JP 1637399A JP 1637399 A JP1637399 A JP 1637399A JP 2000210909 A JP2000210909 A JP 2000210909A
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- building material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数枚の建築材を同時に製造できて生産性を
向上できる建築材の製造方法を提供する。 【解決手段】 大版サイズの基材1の表面に単板のよう
な表面材2を全面に亙って積層して一体化して原板材3
を形成する。次いでこの原板材3の表面側に製造する建
築材5の大きさに応じて凹溝4を加工する。原板材3の
表面に着色や塗装等の表面仕上げを施す。しかる後、凹
溝4に沿って原板材3を切断して所定のサイズの建築材
5を複数枚同時に形成する。
向上できる建築材の製造方法を提供する。 【解決手段】 大版サイズの基材1の表面に単板のよう
な表面材2を全面に亙って積層して一体化して原板材3
を形成する。次いでこの原板材3の表面側に製造する建
築材5の大きさに応じて凹溝4を加工する。原板材3の
表面に着色や塗装等の表面仕上げを施す。しかる後、凹
溝4に沿って原板材3を切断して所定のサイズの建築材
5を複数枚同時に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小さいサイズの床材
のような建築材を製造する方法に関するものである。
のような建築材を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、床を施工する場合、小さいサイズ
の床材を並べて小割感のある豪華な外観に施工するよう
に行われるようになってきたが、このような小さいサイ
ズの床材も1枚づつ製造されるのが現状である。つま
り、1枚の床材と同じ大きさに切断した合板のような基
材の上に単板のような表面材を積層して一体化し、表面
側に模様溝を形成したり、面取りを形成したりする面加
工を施すと共に端縁に実加工を施し、次いで表面側に着
色や塗装等の表面仕上げを施して製造している。
の床材を並べて小割感のある豪華な外観に施工するよう
に行われるようになってきたが、このような小さいサイ
ズの床材も1枚づつ製造されるのが現状である。つま
り、1枚の床材と同じ大きさに切断した合板のような基
材の上に単板のような表面材を積層して一体化し、表面
側に模様溝を形成したり、面取りを形成したりする面加
工を施すと共に端縁に実加工を施し、次いで表面側に着
色や塗装等の表面仕上げを施して製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に小さいサイズの床材のような建築材を1枚づつ製造す
ると建築材の生産性が悪いという問題がある。
に小さいサイズの床材のような建築材を1枚づつ製造す
ると建築材の生産性が悪いという問題がある。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、複数枚の建築材を同時に製造できて生産性を向上
できる建築材の製造方法を提供することを課題とするも
のである。
あり、複数枚の建築材を同時に製造できて生産性を向上
できる建築材の製造方法を提供することを課題とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の建築材の製造方法は、大版サイズの基材1の
表面に単板のような表面材2を全面に亙って積層して一
体化して原板材3を形成し、次いでこの原板材3の表面
側に製造する建築材5の大きさに応じて凹溝4を加工
し、原板材3の表面に着色や塗装等の表面仕上げを施
し、しかる後、凹溝4に沿って原板材3を切断して所定
のサイズの建築材5を複数枚同時に形成することを特徴
とする。基材1に表面材2を積層して一体化する過程か
ら表面に着色や塗装等の表面仕上げをする過程までは大
版サイズの状態で加工を行って複数枚の建築材5を同時
に製造できて小さいサイズの建築材でも生産性を向上で
きる。
の本発明の建築材の製造方法は、大版サイズの基材1の
表面に単板のような表面材2を全面に亙って積層して一
体化して原板材3を形成し、次いでこの原板材3の表面
側に製造する建築材5の大きさに応じて凹溝4を加工
し、原板材3の表面に着色や塗装等の表面仕上げを施
し、しかる後、凹溝4に沿って原板材3を切断して所定
のサイズの建築材5を複数枚同時に形成することを特徴
とする。基材1に表面材2を積層して一体化する過程か
ら表面に着色や塗装等の表面仕上げをする過程までは大
版サイズの状態で加工を行って複数枚の建築材5を同時
に製造できて小さいサイズの建築材でも生産性を向上で
きる。
【0006】また凹溝4に沿って原板材3を切断して所
定のサイズの建築材5を形成してから建築材5の端縁に
実加工を施すことを特徴とすることも好ましい。大版サ
イズの状態で加工するものでも各建築材5に接続用の実
部6を容易に形成できる。
定のサイズの建築材5を形成してから建築材5の端縁に
実加工を施すことを特徴とすることも好ましい。大版サ
イズの状態で加工するものでも各建築材5に接続用の実
部6を容易に形成できる。
【0007】
【発明の実施の形態】基材1は合板やMDFボード等で
あり、製造する床材のような建築材5の数倍の大きさに
形成されている。例えば、基材1の大きさは1尺×6尺
の大きさで1尺×1尺の大きさの建築材5が6個取るこ
とができる大きさである。基材1の厚さは6〜18mm
程度である。この基材1の表面には基材1と同じ大きさ
の単板のような表面材2がプレスにて図1(a)のよう
に全面に亙って積層一体化され、原板材3が形成され
る。次いでこの原板材3の表面側には凹溝加工や面加工
が施され、図1(b)に示すように凹溝4や面取り7や
模様溝が形成される。このように凹溝4や面取り7や模
様溝を形成した後に原板材3の表面に着色や塗装等の表
面処理が施され、着色や塗装等の表面処理を施した後、
凹溝4に沿って切断されて図1(c)のように複数枚の
床材のような建築材5が同時に形成される。上記のよう
に切断して複数枚の建築材5を形成するまでは建築材5
の数倍の大きさのサイズとして取り扱うことができて生
産性を向上できる。上記のように凹溝4に沿って切断し
て複数枚の建築材5を形成した後に実加工で図1(d)
に示すように実部6が形成される。この実部6としては
雌実6aと雄実6bとがある。
あり、製造する床材のような建築材5の数倍の大きさに
形成されている。例えば、基材1の大きさは1尺×6尺
の大きさで1尺×1尺の大きさの建築材5が6個取るこ
とができる大きさである。基材1の厚さは6〜18mm
程度である。この基材1の表面には基材1と同じ大きさ
の単板のような表面材2がプレスにて図1(a)のよう
に全面に亙って積層一体化され、原板材3が形成され
る。次いでこの原板材3の表面側には凹溝加工や面加工
が施され、図1(b)に示すように凹溝4や面取り7や
模様溝が形成される。このように凹溝4や面取り7や模
様溝を形成した後に原板材3の表面に着色や塗装等の表
面処理が施され、着色や塗装等の表面処理を施した後、
凹溝4に沿って切断されて図1(c)のように複数枚の
床材のような建築材5が同時に形成される。上記のよう
に切断して複数枚の建築材5を形成するまでは建築材5
の数倍の大きさのサイズとして取り扱うことができて生
産性を向上できる。上記のように凹溝4に沿って切断し
て複数枚の建築材5を形成した後に実加工で図1(d)
に示すように実部6が形成される。この実部6としては
雌実6aと雄実6bとがある。
【0008】
【発明の効果】上記のように本発明は、大版サイズの基
材の表面に単板のような表面材を全面に亙って積層して
一体化して原板材を形成し、次いでこの原板材の表面側
に製造する建築材の大きさに応じて凹溝を加工し、原板
材の表面に着色や塗装等の表面仕上げを施し、しかる
後、凹溝に沿って原板材を切断して所定のサイズの建築
材を複数枚同時に形成するので、基材に表面材を積層し
て一体化する過程から表面に着色や塗装等の表面仕上げ
をする過程までは大版サイズの状態で加工を行って複数
枚の建築材を同時に製造できて小さいサイズの建築材で
も生産性を向上できるものである。
材の表面に単板のような表面材を全面に亙って積層して
一体化して原板材を形成し、次いでこの原板材の表面側
に製造する建築材の大きさに応じて凹溝を加工し、原板
材の表面に着色や塗装等の表面仕上げを施し、しかる
後、凹溝に沿って原板材を切断して所定のサイズの建築
材を複数枚同時に形成するので、基材に表面材を積層し
て一体化する過程から表面に着色や塗装等の表面仕上げ
をする過程までは大版サイズの状態で加工を行って複数
枚の建築材を同時に製造できて小さいサイズの建築材で
も生産性を向上できるものである。
【0009】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、凹溝に沿って原板材を切断して所定のサイズ
の建築材を形成してから建築材の端縁に実加工を施すの
で、大版サイズの状態で加工するものでも各建築材に接
続用の実部を容易に形成できるものである。
において、凹溝に沿って原板材を切断して所定のサイズ
の建築材を形成してから建築材の端縁に実加工を施すの
で、大版サイズの状態で加工するものでも各建築材に接
続用の実部を容易に形成できるものである。
【図1】本発明の建築材の製造過程を説明する説明図で
ある。
ある。
1 基材 2 表面材 3 原板材 4 凹溝 5 建築材 6 実部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B250 AA01 AA05 BA03 CA11 DA04 EA02 EA18 FA01 FA09 FA31 FA33 GA05 HA01 4F100 AP01B AP02A AP03A AT00A BA02 DD05B EJ172 EJ262 EJ322 EJ642 GB08 JL02
Claims (2)
- 【請求項1】 大版サイズの基材の表面に単板のような
表面材を全面に亙って積層して一体化して原板材を形成
し、次いでこの原板材の表面側に製造する建築材の大き
さに応じて凹溝を加工し、原板材の表面に着色や塗装等
の表面仕上げを施し、しかる後、凹溝に沿って原板材を
切断して所定のサイズの建築材を複数枚同時に形成する
ことを特徴とする建築材の製造方法。 - 【請求項2】 凹溝に沿って原板材を切断して所定のサ
イズの建築材を形成してから建築材の端縁に実加工を施
すことを特徴とする請求項1記載の建築材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1637399A JP2000210909A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 建築材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1637399A JP2000210909A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 建築材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000210909A true JP2000210909A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11914507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1637399A Pending JP2000210909A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 建築材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000210909A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2881157A1 (fr) * | 2005-01-25 | 2006-07-28 | Depro France Sarl | Ensemble de finition multifonction pour revetement de sol, procede de fabrication et procede d'installation dudit ensemble |
WO2006079468A1 (en) * | 2005-01-25 | 2006-08-03 | Depro France | A multifunction finishing assembly for floor covering, a method for manufacturing and a method for laying said assembly |
JP2008260136A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Matsushita Electric Works Ltd | 化粧単板貼り床材の製造方法 |
JP2010144466A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 床材の製造方法 |
JP2012001944A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 床材の製造方法 |
US8161708B2 (en) | 2005-01-12 | 2012-04-24 | Flooring Industries Limited, Sarl | Finishing set for a floor covering and holder, as well as finishing profile, for a finishing set, and method for manufacturing a finishing profile and a skirting board |
US8245473B2 (en) | 2006-02-07 | 2012-08-21 | Flooring Industries Limited, Sarl | Finishing profile for a floor covering and methods for manufacturing such finishing profile |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP1637399A patent/JP2000210909A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8161708B2 (en) | 2005-01-12 | 2012-04-24 | Flooring Industries Limited, Sarl | Finishing set for a floor covering and holder, as well as finishing profile, for a finishing set, and method for manufacturing a finishing profile and a skirting board |
US8747596B2 (en) | 2005-01-12 | 2014-06-10 | Flooring Industries Limited, Sarl | Finishing set for floor covering and holder, as well as finishing profile, for a finishing set, and method for manufacturing a finishing profile and a skirting board |
FR2881157A1 (fr) * | 2005-01-25 | 2006-07-28 | Depro France Sarl | Ensemble de finition multifonction pour revetement de sol, procede de fabrication et procede d'installation dudit ensemble |
WO2006079468A1 (en) * | 2005-01-25 | 2006-08-03 | Depro France | A multifunction finishing assembly for floor covering, a method for manufacturing and a method for laying said assembly |
US8146313B2 (en) | 2005-01-25 | 2012-04-03 | Depro France | Multifunction finishing assembly for floor covering, a method for manufacturing and a method for laying said assembly |
US8245473B2 (en) | 2006-02-07 | 2012-08-21 | Flooring Industries Limited, Sarl | Finishing profile for a floor covering and methods for manufacturing such finishing profile |
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JP2012001944A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 床材の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031202 |