JP2941699B2 - 木質複合フローリング及びその製造方法 - Google Patents

木質複合フローリング及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量で、且つ強度
が優れ、しかも釘打ちによるさねはぎ部の割れが防止で
きる上、極めて廉価にできるようにした木質複合フロー
リング及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木質複合フローリングとしては、
例えば図7に示すように、丸剥ぎ単板101・102を
板厚方向に積層した合板タイプのものと、例えば図8に
示すように、幅方向に並べて接着した所定数の角材又は
板材201からなる芯材の両面に丸剥ぎ単板202を積
層したランバーコアタイプのものとがある。
【0003】前記合板タイプのものは、一般に、ラワン
材などの南洋材を丸剥ぎにし、所定の寸法に裁断した丸
剥ぎ単板101・102を形成し、この丸剥ぎ単板10
1・102を木目の方向が縦横交互になるように向けて
厚さ方向に5〜7枚重ね、加圧しながら接着剤で接着し
て厚さ12〜15mm程度、幅945mm程度、長さ1
840程度の合板を形成し、この合板の少なくとも片面
に化粧板103を積層した後、幅方向に3枚に切断して
から4辺をさねはぎ加工して幅303mm、長さ181
8mmの製品にし、更に必要に応じて化粧面を塗装して
仕上げるという方法で製造される。
【0004】又、前記ランバーコアタイプのものは、原
木を大割製材し、乾燥した後、両面鉋削りにより板厚を
規制し、節穴などの欠点を除去するために長さ方向に適
当に裁断し、この後、小割り製材して得た角材又は板材
201を幅方向に所定数並べて加圧しながら接着剤で接
着してランバーコアを形成し、この板厚方向の両面にラ
ワン材などの南洋材を丸剥ぎにし、所定の寸法に裁断し
た丸剥ぎ単板(旋切単板)202をそれぞれ1枚ずつ重
ね、加圧しながら接着剤で接着した後、その少なくとも
片面に化粧板203を積層し、所定の寸法に切断してか
ら4辺をさねはぎ加工して幅303mm、長さ1818
mmの製品にし、更に必要に応じて化粧面を塗装して仕
上げるという方法で製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記合板タイプの木質
複合フローリングは、合板であるために乾湿による寸法
変化が少なく、そり、ねじれなどもないため、住宅用床
板として永年重用されてきたが、現在の床施工方法では
長さ方向の曲げ、撓み強度が必ずしも十分でないことが
指摘されている。
【0006】又、一定品質の合板を作るためには大径の
良質原木が必要であるが、南洋材の資源保護が社会的・
環境的問題として取り上げられるようになってから次第
に大径の良質原木を得ることが困難になりつつあり、代
替の製品が求められている。
【0007】更に、上述のように、一定品質の合板を作
るためには大径の良質原木が必要で、しかも次第に大径
の良質原木を得ることが困難になりつつある上、南洋材
を丸剥ぎにし、所定の寸法に裁断した丸剥ぎ単板101
・102を形成し、この丸剥ぎ単板101・102を木
目の方向が縦横交互になるように向けて厚さ方向に5〜
7枚重ね、加圧しながら接着剤で接着して所定形状の合
板を形成しているから、製造工程が複雑で生産性が悪
く、しかも多くの人員を要するのであり、これらの結
果、製品が至極高価になるのである。
【0008】ランバーコアタイプの木質複合フローリン
グは、合板タイプのものに比べて、軽量で、しかも廉価
にできる上、強度的にも優れているが、さねはぎ部の木
目方向が単一方向であるので、釘打ち時にさねはぎ部に
割れが生じるという、極めて致命的な問題がある。
【0009】本発明は、前記の技術的事情を鑑みてなさ
れたものであり、軽量で、且つ強度的に優れ、しかも釘
打ちによるさねはぎ部の割れを防止できる上、極めて廉
価にできるようにした木質複合フローリング及びその製
造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る木質複合フ
ローリングは、前記の目的を達成するため、幅方向に並
べた所定数の角材又は板材からなる基板と、この基板の
両側に配置され、且つ複数の薄板をその板厚方向に積層
した積層材からなる縁材と、この基板と縁材からなる芯
板の片面又は両面に積層された薄板とを備えることを特
徴とするものである。
【0011】又、本発明の木質複合フローリングの製造
方法は、前記目的を達成するために、所定数の角材又は
板材を幅方向に並べ、この角材又は板材どうしを嵌め込
み及び/又は接着して基板を形成し、この基板の両外側
に、複数の薄板をその板厚方向に積層した積層材からな
る縁材を嵌め込み及び/又は接着して芯板を形成した
後、この芯板の片面又は両面に薄板を積層することを特
徴とするものである。
【0012】更に、本発明の他の木質複合フローリング
の製造方法は、前記目的を達成するために、所定数の角
材又は板材を幅方向に並べ、この角材又は板材どうしを
嵌め込み及び/又は接着して基板を形成し、この基板の
両外側に、複数の薄板をその板厚方向に積層した積層材
からなる縁材を嵌め込み及び/又は接着して芯板を形成
し、かくして得られた、所定数の芯板どうしを互いに嵌
め込み及び/又は接着して複合基板を形成し、次いで、
この複合基板の片面又は両面に薄板を積層することを特
徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の態様】以下、本発明の木質複合フローリ
ングについて、本発明の木質複合フローリングの製造方
法の詳細な説明及び本発明の他の木質複合フローリング
の製造方法の詳細な説明を交えて詳細に説明する。
【0014】まず、本発明の木質複合フローリングは、
幅方向に並べた所定数の角材又は板材からなる基板、即
ち、ランバーを備える。この角材又は板材の樹種は、特
に限定されず、例えばラワン材などの南洋材を用いるこ
ともできるが、樺木、楓木、ポプラなど、比較的強度に
優れた樹種を用いることが好ましく、特に、今後に低価
格の原木の安定供給が見込まれている中国産のポプラを
用いることが好ましい。
【0015】この角材又は板材の寸法は特に限定される
ものではなく、製造される木質複合フローリングの板
厚、幅及び長さと、この角材又は板材の板厚方向の両面
に積層される薄板の板厚と、必要に応じて片面又は両面
に積層される化粧板の板厚とを考慮して決定すればよ
く、例えば長さ1890mm程度、幅45mm程度、板
厚9.6mm程度に形成される。
【0016】この角材又は板材を製造する方法は特に限
定されるものではなく、例えば従来のランバーコアタイ
プの角材又は板材と同様にして製造すればよい。具体的
には、原木を大割製材した後、乾燥させ、両面鉋削によ
って、この大割材の板厚(角材又は板材の板幅)を規制
し、節穴などの欠点を除去するために長手方向に適当な
寸法に切断してから小割製材することにより得ることが
できる。
【0017】なお、この角材又は板材は、その全長にわ
たって、単一部材でも良いが、必ずしも単一部材である
必要はなく、長手方向に適当な長さの部材を継ぎ足して
前記の所定の長さ、例えば1890mm程度にすればよ
い。但し、長手方向に適当な長さの部材を継ぎ足す場合
には、一定以上の強度的連続性を確保するために、嵌め
込み及び/又は接着によって角材どうし又は板材どうし
を継ぎ足すことが好ましい。この嵌め込みには、例えば
さね継ぎが挙げられる。
【0018】本発明の木質複合フローリングにおいて
は、前記基板と、この基板の両側に配置され、且つ複数
の薄板をその板厚方向に積層した積層材からなる縁材
と、この基板と縁材からなる芯板の片面又は両面に積層
された薄板とを備える。
【0019】このように構成することにより、軽量で、
且つ強度的に優れ、しかも釘打ちによるさねはぎ部の割
れを防止できる上、極めて廉価にできるのである。
【0020】ところで、本発明で用いられる縁材が、複
数の薄板をその木目の方向が縦横交互になるように板厚
方向に積層した積層材からなるものが、強度が著しく高
くなり、反りや捩れの発生が一層防止され、至極信頼性
が高くなるので好ましい。
【0021】又、本発明においては、所定数の角材又は
板材どうし、及び基板と縁材がそれぞれ互いに嵌め込み
及び/又は接着されているものが、製造が容易で、信頼
性の高い製品を得易いので好ましい。
【0022】即ち、本発明の木質複合フローリングにお
いては、所定数の角材又は板材どうし、及び基板と縁材
が幅方向に並べられ、必要に応じてそれぞれ互いに嵌め
込み及び/又は接着される。この所定数の角材又は板材
どうし、及び基板と縁材がそれぞれ互いに嵌め込み及び
/又は接着されることは本発明に必須のことではなく、
例えば所定数の角材又は板材の間に適当な間隙を置いて
それぞれ角材又は板材を並べてもよい。この場合、角材
又は板材の間隙は断熱空間や遮音空間として役立たせる
ことができる。
【0023】しかしながら、木質複合フローリングの強
度を高めるという観点から、所定数の角材又は板材どう
し、及び基板と縁材がそれぞれ互いに嵌め込み及び/又
は接着することにより、断面形状を一様にして応力集中
が生じないようにすると共に、全体の強度を確保するよ
うに構成するのが好ましい。
【0024】なお、前記の角材又は板材どうしを接着し
ない場合、この角材又は板材はそれらの板厚方向両側、
つまり表裏両面に積層される薄板を介して互いに固定さ
れる。
【0025】更に、本発明においては、片面又は両面の
薄板における木目の方向が基板の木目の方向と直角方向
に向けられているものが、強度が一層高くなり、しかも
反りや捩れが一層発生し難いので好ましい。
【0026】本発明の木質複合フローリングにおいて、
所定数の角材又は板材どうしがそれぞれ互いに嵌め込み
及び/又は接着されているとは、所定数の角材どうし、
又は所定数の板材どうし、をその接合箇所で突き合わせ
て接着したり、或いはその接合箇所に雄さねと雌さねを
形成し、これをはめ合わせてさね継ぎをしたり、更に、
このさね継ぎの際に嵌め込みと接着剤を用いて接着を併
用することであり、これは、基板と縁材が互いに嵌め込
み及び/又は接着される場合も同様のことである。
【0027】ところで、前記の雄さねと雌さねとは、前
記の基板及び縁材、つまり芯板の片面又は両面に薄板を
積層した後に公知のさねはぎ加工により形成される。本
発明の木質複合フローリングにおいて、後述の化粧板が
設けられる場合には、このさねはぎ加工は化粧板を積層
する前に行っても良く、或いは化粧板を積層した後に行
ってもよい。
【0028】本発明の木質複合フローリングによれば、
基板及び縁材、つまり芯板と、その片面或いは両面に積
層された薄板からなる積層構造を有しているので、乾湿
による寸法変化が少なく、反り、捩れなどもないという
利点が得られ、又、芯板の大部分、つまり基板が角材又
は板材で構成されているので、強度的に優れており、し
かも、さねはぎ加工が施される縁材が複数の薄板を板厚
方向に積層した積層材からなるので、釘打ちによる割れ
が生じないのである。
【0029】本発明の木質複合フローリングにおいて、
特に片面又は両面の薄板がこれらの木目の方向を前記基
板の木目の方向と交差させて芯板に積層される場合に
は、前記両面の薄板の木目の方向を前記角材又は板材の
木目の方向と直角方向に向けた本発明の木質複合フロー
リングを得ることができ、これにより、乾湿による寸法
変化が一層少なくなる。
【0030】本発明においては、前述の木質複合フロー
リングにはその片面又は両面に化粧板が積層されている
ものが、商品価値が向上するので好ましい。この場合、
必要に応じて、化粧板の化粧面を塗装して仕上げても良
いのである。
【0031】即ち、本発明の木質複合フローリングにお
いて、特に芯板の片面又は両面に薄板を積層すると共
に、又はその後に板厚方向の片面又は両面の薄板上に更
に化粧板を積層することができる。このように構成する
と、化粧板に起因する模様、色彩などの意匠によって美
観が高められることになる。この場合、例えば透明の塗
料などで塗装仕上げをして一層その美観を高めることが
好ましい。
【0032】本発明の木質複合フローリングの製造方法
は、所定数の角材又は板材を幅方向に並べ、この角材又
は板材どうしを嵌め込み及び/又は接着して基板を形成
し、この基板の両外側に、複数の薄板をその板厚方向に
積層した積層材からなる縁材を嵌め込み及び/又は接着
して芯板を形成した後、この芯板の片面又は両面に薄板
を積層するものである。
【0033】即ち、木質複合フローリングの強度を高め
るという観点から、所定数の角材又は板材どうしを幅方
向に並べ、この角材又は板材を嵌め込み及び/又は接着
して基材を形成することにより、断面形状を一様にして
応力集中が生じないようにする上、全体の強度が優れる
ので好ましい。
【0034】次に、本発明の木質複合フローリングの製
造方法においては、前記基板の幅方向の両外側に、複数
の薄板をその板厚方向に積層した積層材からなる縁材が
嵌め込み及び/又は接着される。
【0035】この縁材としては、複数枚の木質の薄板を
板厚方向にその木目の方向が縦横交互になるようにして
積層した積層材で形成されたものが、強度が一層高くな
り、しかも反りや捩れが一層発生し難いので好ましい。
【0036】本発明の木質複合フローリングの製造方法
において、角材、板材及び縁材の樹種は特に限定され
ず、本発明の木質複合フローリングの場合と同様のもの
が用いられる。
【0037】この縁材に用いる薄板を製造する方法は特
に限定されず、例えば従来の合板タイプの木質複合フロ
ーリングに使用される薄板と同様に、原木を丸はぎした
後、乾燥させ、所定の寸法に裁断することにより得るこ
とができる。なお、各薄板の板厚は同じであっても異な
っていてもよい。
【0038】前記縁材は、予め所定の厚みの薄板を当該
縁材の幅及び長さに裁断してから積層してもよいが、切
断工程数を削減して製造時間の短縮とコストダウンとを
図るために、複数枚の前記薄板をその木目の方向が縦横
交互になるように積層し、所定の寸法に形成することが
好ましい。
【0039】ここで、積層とは複数の薄板の片面又は両
側に接着剤を塗布してからこれら複数の薄板を板厚方向
に重ね、加圧しながら互いに接着させることをいう。
【0040】この縁材の長さは、前記角材又は板材の長
さと同じにすればよく、例えば1890mm程度とすれ
ばよい。又、この縁材の幅はさねはぎ加工の高さまたは
深さよりも大きければよく、例えば20〜45mmとさ
れる。更に、この縁材の板厚は前記角材又は板材の板厚
と同じにすればよく、例えば9.6mm程度とされる。
【0041】本発明の複合木質フローリングの製造方法
において、前記所定数の角材又は板材どうしを嵌め込み
及び/又は接着し、得られた基板の両外側に、縁材を嵌
め込み及び/又は接着して芯板を形成するにあたり、予
め所定数の角材又は板材どうしを嵌め込み及び/又は接
着した後、その両外側に縁材を並べて嵌め込み及び/又
は接着する方法と、所定数の角材又は板材と縁材を並べ
た後、所定数の角材又は板材どうしをめ込み及び/又は
接着すると共に、縁材をめ込み及び/又は接着する方法
と、所定数の角材又は板材や縁材を所定の順に並べ1本
ずつ順にめ込み及び/又は接着する方法とを挙げること
ができる。
【0042】これらの方法の中では、予め、所定数の角
材又は板材を嵌め込み及び/又は接着して基板を形成し
た後、この基板の両外側に縁材を並べて嵌め込み及び/
又は接着して芯板を形成する方法を採用することが次の
ような理由から好ましい。
【0043】即ち、この方法によれば、前記縁材よりも
機械的強度が大きい角材又は板材を予め強い圧力を与え
ながら嵌め込み及び/又は接着して基板を形成した後、
この基板の両外側に縁材を並べて縁材が圧壊しない程度
の少し弱い圧力を与えながら基板と縁材とを接着するこ
とができる結果、縁材の圧壊を防止すると共に、基板と
縁材を互いに強固に接着させることができるので好まし
い。
【0044】本発明の木質複合フローリングの製造方法
においては、更に、前記の基板及び縁材からなる芯板の
片面又は両面に薄板が接着される。この薄板の樹種は特
に限定されるものではなく、縁材に用いる薄板と同じ樹
種であっても、異なる樹種であってもよい。又、この薄
板の製造方法は特に限定されるものではなく、例えば従
来の合板タイプの丸剥ぎ単板と同様に、原木を丸剥ぎ
し、所定の寸法に裁断するという方法で製造すればよ
い。
【0045】この薄板の寸法は、製造される木質複合フ
ローリングの板厚、幅及び長さと、角材又は板材及び縁
材の板厚と、必要に応じて片面に積層される化粧板の板
厚とを考慮して決定すればよく、具体的には、例えば長
さ1890mm程度、幅1305mm程度、板厚1.3
mm程度に形成される。
【0046】本発明の木質複合フローリングの製造方法
において、前記芯板の片面又は両面に薄板を積層する方
法は特に限定されるものではなく、例えばこの薄板の木
目方向を基板の木目方向と同じ方向に向けて積層しても
よい。しかし、薄板或いはこの表面に積層される化粧板
の割れを一層防止、信頼性を向上させるためには、この
薄板の木目の方向を基板の木目方向と交差する方向に向
けることが好ましく、基板の木目方向と直角方向に向け
ることが特に好ましい。
【0047】又、前記芯板の片面又は両面に薄板を積層
する方法としては、予め前記の基板及び縁材を互いに嵌
め込み及び/又は接着して芯板を形成し、次いで、その
片面又は両面に同時に、又は順次に薄板を積層する方法
と、一方の薄板の上に前記所定数の角材又は板材及び縁
材を順に1本ずつ載せて嵌め込み及び/又は接着し、次
いで、得られた基板と縁材の露出面に他方の薄板を積層
する方法とを挙げることができるが、生産性を高めると
いう観点からは前者を採用することが推奨される。
【0048】この場合、芯板の片面又は両面に薄板を積
層するにあたり、1枚の薄板でも良いが、これに代え
て、複数の薄板をその木目の方向が縦横交互になるよう
に板厚方向に積層しても良いのである。
【0049】本発明の木質複合フローリングの製造方法
においては、前記芯板の片面又は両面に積層された薄板
上に、更に化粧板が積層される。この化粧板の積層は、
薄板を芯板の片面又は両面に積層する前でも良く、或い
は薄板を芯板の片面又は両面に積層した後でもよい。
【0050】得られた木質複合フローリングが化粧板を
備えると、意匠上の美観により見栄えを良くすることが
できる。この化粧板としては、特に限定されないが、市
販されている公知の化粧板を用いればよい。
【0051】本発明の木質複合フローリングは、更に、
少なくとも2辺、例えば4辺に形成された雄さねと雌さ
ねとを備えており、この雄さねと雌さねとは前記芯板の
片面又は両面に薄板を積層した後に公知のさねはぎ加工
により形成される。本発明の木質複合フローリングにお
いて前記化粧板が設けられる場合には、このさねはぎ加
工は前記化粧板を積層する前に行っても、前記化粧板を
積層した後に行ってもよい。
【0052】本発明の木質複合フローリングによれば、
芯板と片面又は両面の薄板との積層構造を有しているの
で、乾湿による寸法変化が少なく、反り、捩れなどもな
いという利点が得られるのであり、又、芯板の大部分が
角材又は板材で構成されているので、強度的に優れてお
り、しかも、さねはぎ加工が施される縁材が複数の薄板
を板厚方向に積層した積層材からなるので、釘打ちによ
る割れが生じなくなるのである。
【0053】本発明の木質複合フローリングの製造方法
において、特に片面又は両面の薄板がこれらの木目の方
向を芯板の木目の方向と交差させて当該芯板に積層され
る場合には、前記の片面又は両面の薄板の木目の方向を
前記芯板の木目の方向と直角方向に向けた本発明の木質
複合フローリングを得ることができる結果、乾湿による
寸法変化が一層少なく、反り、捩れなどが一層防止され
るのである。
【0054】本発明木質複合フローリングの製造方法、
又は本発明の他の木質複合フローリングの製造方法にお
いて、特に両面の前記薄板を積層すると同時に、又はそ
の後に板厚方向の片面の薄板に更に化粧板を積層するこ
とができ、これにより、片面に化粧板が積層された本発
明の木質複合フローリングをえることができる。そし
て、片面に化粧板が積層された本発明の木質複合フロー
リングによれば、この化粧板が備える模様、色彩などの
意匠によって美観が高められることになる。
【0055】なお、この化粧板を積層する場合、例えば
透明の塗料などを塗装することにより仕上げをして一層
その美観を高めることが好ましい。
【0056】又、本発明の他の木質複合フローリングの
製造方法は、所定数の角材又は板材を幅方向に並べ、こ
の角材又は板材どうしを嵌め込み及び/又は接着して基
板を形成し、この基板の両外側に、複数の薄板をその板
厚方向に積層した積層材からなる縁材を嵌め込み及び/
又は接着して芯板を形成し、かくして得られた、所定数
の芯板どうしを互いに嵌め込み及び/又は接着して複合
基板を形成し、次いで、この複合基板の片面又は両面に
薄板を積層したものである。
【0057】即ち、本発明の他の木質複合フローリング
の製造方法においては、前記方法と同様にして、角材又
は板材と縁材で芯板を形成し、かくして得られた、所定
数の芯板どうしを互いに嵌め込み及び/又は接着して複
合基板を形成し、次いで、この複合基板の片面又は両面
に薄板を積層したものである。
【0058】本発明の他の木質複合フローリングの製造
方法において、縁材としては、複数の薄板をその木目の
方向が縦横交互になるように板厚方向に積層した積層材
からなるものが、前記方法と同様の理由より、望まし
い。
【0059】ところで、芯板の素材や製造方法は、前記
方法と同様であり、また所定数の芯板どうしを互いに嵌
め込み及び/又は接着して複合基板を形成する方法にお
いて、この嵌め込み及び/又は接着とは前記と同様の意
味である。
【0060】かくして、所望の大きさの芯板、つまり複
合基板が得られるのであり、この片面又は両面に、前記
方法と同様に、薄板が積層される。この場合、所望によ
り、この薄板上に、前記方法と同様に、化粧板を積層し
ても良いのである。
【0061】又、本発明の他の木質複合フローリングの
製造方法において、複合基板に積層された薄板表面に化
粧板を積層するにあたり、複合基板に化粧板を積層し、
そのまま製品にしても良く、又は複合基板を所望の大き
さに裁断し、その表面に化粧板を積層して製品にしても
良く、或いは複合基板に化粧板を積層し、これを所望の
大きさに裁断し、製品にしても良いのである。このよう
に木質複合フローリングの片面又は両面に、前記方法と
同様に、化粧板が積層されていると、この化粧板が備え
る意匠上の美観により見栄えを良くすることができる。
この化粧板としては、特に限定されないが、市販されて
いる公知の床用化粧板を用いればよい。
【0062】なお、この化粧板を積層する場合、例えば
透明の塗料などを塗装することにより仕上げをして一層
その美観を高めても良い。
【0063】本発明の他の木質複合フローリングの製造
方法によれば、複合基板の片面又は両面に薄板が積層さ
れた構造を有しているので、乾湿による寸法変化が少な
く、反りや捩れなどもないという利点が得られるのであ
り、又、複合基板の大部分が角材又は板材で構成されて
いるので、強度的に優れており、しかも、さねはぎ加工
が施される縁材が複数の薄板を板厚方向に積層した積層
材からなるので、釘打ちによる割れも生じなくなるので
ある。
【0064】又、本発明の他の木質複合フローリングの
製造方法において、特に片面又は両面の薄板がこれらの
木目の方向を角材又は板材の木目の方向と交差させて複
合基板に積層されている場合には、前記の片面又は両面
の薄板の木目の方向を前記角材又は板材の木目の方向と
直角方向に向けた本発明の木質複合フローリングを得る
ことができ、これにより、乾湿による寸法変化が一層少
なくなる。
【0065】
【実施例】本発明の一実施例にかかる木質複合フローリ
ング及びその製造方法を図面に基づいて説明すれば、以
下の通りである。
【0066】図1は、本発明の一実施例に係る木質複合
フローリングの断面図であり、この木質複合フローリン
グは、芯板1と、これの両面に積層された薄板2と、更
に片面の薄板2に積層された化粧板3とを備え、例えば
幅303mm、長さ1818mm、板厚12mmに仕上
げられ、その4辺にはさねはぎ加工により雄さね4と雌
さね5とが形成されている。
【0067】前記芯板1は、この場合、例えば幅方向に
並べて接着した6枚の板材6からなる基板と、その幅方
向の両側に接着された縁材7を有している。
【0068】前記板材6の樹種としては、今後、安価に
安定良く供給されることが見込まれている中国産のポプ
ラが用いられ、図2に示す手順で各板材6どうしが接着
される。
【0069】即ち、図2(a)に示すように、原木10
を大割製材して大割板材11を得、この大割板材11を
乾燥させてから、図2(b)に示すように、両面鉋削に
より厚さ規制した後、図2(c)に示すように、更に節
穴13などの欠点を除去するために長さ方向に適当な長
さに切断し、この後、図2(d)に示すように、小割製
材して半製品の長さ、例えば1890mmよりも短い小
割板材12を得て、図2(e)に示すように、この小割
板材12を長手方向に継ぎ足すことにより、例えば18
90mmの長さの板材6が形成される。
【0070】この小割板材12の継ぎ目が、隣の小割板
材12継ぎ目とつながないようにして、6枚の板材6が
幅方向に並ぶように仕組み、糊付けして小割板材12の
継ぎ目及び隣接する板材6どうしを互いに接着する。
【0071】もっとも、板材6を半製品の長さ、例えば
1890mmにわたって単一の部材で構成することもで
きるが、前記のように半製品あるいは製品の長さよりも
短く裁断された小割板材12を継ぎ足す場合には、原木
の歩留りを高めることができるので有利である。
【0072】前記縁材7は、図3(a)に示すように、
例えばラワン材の原木20を丸剥ぎし、乾燥後、所定の
長さ及び幅に裁断して板厚3.2mmの旋切単板21を
得、図3(b)に示すように、3枚の旋切単板21の片
面又は両面に接着剤を塗布した後、例えば木目の方向を
縦横交互に向けて3枚重ねし、図3(c)に示すよう
に、加圧しながら接着剤で接着することにより例えば長
さ1890mm、幅990mmの合板22を形成し、こ
の後、この合板22を所定の幅、例えば45mmに切断
することにより得られる。
【0073】このようにして得た、所定数の板材6から
なる基板と縁材7とは例えば図4の平面図あるいは図5
の平面図に示すように、幅方向に所定の順に並べて互い
に接着することにより、複合基板9A、9Bを構成す
る。ここで板材6及び縁材7を接着する手順は特に限定
されないが、この実施例では予め18本又は24本の板
材6を6本ずつ互いに接着して基板を形成し、この所定
数、つまり3群又は4群の基板の間と、両外側とに縁材
7を配置し、接着剤で互いに接着させて、複合基板9A
あるいは複合基板9Bを得る。
【0074】この方法によれば、前記縁材7よりも機械
的強度が大きい所定数の板材6どうしを予め強い圧力を
与えながら接着した後、所定数の板材6の間とその両外
側とに縁材7を並べて、当該縁材7が圧壊しない程度の
少し弱い圧力を与えながら所定数の板材6と縁材7とを
接着することができ、これにより、前記縁材7の圧壊を
防止すると共に、これら板材6及び縁材7を互いに強固
に接着させることができる利点が得られる。
【0075】この後、図6(a)に示すように、これら
板材6及び縁材7からなる複合基板9Aの両面に、例え
ばカバの原木を丸剥ぎし、乾燥後、所定の長さ及び幅、
例えば長さ1890mm、幅990mmに裁断した板厚
1.3mmの旋切単板からなる薄板2と、市販の床用化
粧板3を同時に又は順次に積層して、図6(b)に示す
木質複合フローリングの集合半製品を得る。
【0076】この場合、各薄板2の木目の方向は、前記
板材6の木目の方向に対して直角方向に向けてあり、こ
れにより、各薄板2の抗張力の高い方向が前記板材6の
幅方向に向けられているので、各薄板2及び片面の薄板
2に積層される化粧板3の割れが防止される。
【0077】更に、木質複合フローリングの集合半製品
を中間の縁材7の幅方向の中央で裁断することにより、
木質複合フローリングの半製品が得られ、この木質複合
フローリングの半製品の4辺に公知のさねはぎ加工によ
り雄ざね4と雌ざね5とを形成し、最後に、化粧板3に
透明塗料を塗布して仕上げることにより、図1に示され
た製品としての木質複合フローリングを得ても良いので
ある。
【0078】このようにして得た木質複合フローリング
によれば、芯板1と、両面の薄板2と、化粧板3とから
なる積層構造を有しているので、乾湿による寸法変化が
一層少なく、反りや捩れなども一層無くなるという利点
が得られるのであり、又、芯板1の大部分が板材6で構
成されているので、従来のランバーコアタイプのものと
同等以上の強度が得られる。
【0079】ここで、板厚12mmの合板タイプの従来
例と、板厚12mmのランバーコアタイプの従来例と、
この実施例(板厚12mm)をそれぞれスパン700m
mで支持し、スパンの中央に直交して置いた荷重棒の上
に試験フローリングの幅100mm当たり3kgとして
計算した荷重を加えたとき及び幅100mm当たり7k
gとして計算した荷重を加えたときのたわみの差を求め
たところ、合板タイプの従来例では3.3mm、ランバ
ーコアタイプの従来例では3.0mmであるのに対し
て、実施例では2.8mmというきわめて好ましい結果
が得られた。
【0080】又、この実施例によれば、さねはぎ加工が
施される縁材7が複数の薄板21を板厚方向に積層した
積層材からなるので、釘打ちによる割れが合板タイプの
従来例と同様に生じないのであり、又、比重が、合板タ
イプので0.6程度であるのに対し、実施例のもので
0.45程度と低く軽量なのである。
【0081】更に、この木質複合フローリングは、両面
の前記薄板2がこれらの木目の方向を前記板材6の木目
の方向と直角の方向に向けているので、乾湿による寸法
変化が一層少なくなる。
【0082】
【発明の効果】本発明の木質複合フローリングによれ
ば、幅方向に並べた所定数の角材又は板材からなる基板
と、この基板の両側に配置され、且つ複数の薄板をその
板厚方向に積層した積層材からなる縁材と、この基板と
縁材からなる芯板の片面又は両面に積層された薄板とを
備えるので、角材又は板材によってランバーコアタイプ
の従来例と同等以上の強度が得られる上、縁材によって
釘打ちによる割れを防止できるのであり、又、軽量で、
極めて廉価である等、ランバーコアタイプの従来例及び
合板タイプの従来例の欠点を解消できると共にこれらの
長所を備えるのである。
【0083】又、本発明の木質複合フローリングの製造
方法によれば、所定数の角材又は板材を幅方向に並べ、
この角材又は板材どうしを嵌め込み及び/又は接着して
基板を形成し、この基板の両外側に、複数の薄板をその
板厚方向に積層した積層材からなる縁材を嵌め込み及び
/又は接着して芯板を形成した後、この芯板の片面又は
両面に薄板を積層するので、この基板と、その両外側に
配置され、且つ複数の薄板を板厚方向に積層した積層材
からなる縁材とからなる芯板の片面又は両面に接着され
た薄板とを備える木質フローリング、即ち、本発明の木
質フローリングを得ることができる。
【0084】更に、本発明の他の木質複合フローリング
の製造方法によれば、所定数の角材又は板材を幅方向に
並べ、この角材又は板材どうしを嵌め込み及び/又は接
着して基板を形成し、この基板の両外側に、複数の薄板
をその板厚方向に積層した積層材からなる縁材を嵌め込
み及び/又は接着して芯板を形成し、かくして得られ
た、所定数の芯板どうしを互いに嵌め込み及び/又は接
着して複合基板を形成し、次いで、この複合基板の片面
又は両面に薄板を積層するので、本発明の木質複合フロ
ーリングの製造方法の効果に加えて、所要の大きさの木
質複合フローリングを効率良く、しかも経済的に量産で
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の木質複合フローリングの断面
図である。
【図2】図2は、本発明の板材の製造方法の説明図であ
る。
【図3】図3は、本発明で好適に使用される縁材の製造
方法の説明図である。
【図4】図4は、本発明の複合基板の平面図である。
【図5】図5は、本発明の他の複合基板の平面図であ
る。
【図6】図6は、本発明の他の製造方法の説明図であ
る。
【図7】図7は、合板タイプの従来例の断面図である。
【図8】図8は、ランバーコアタイプの従来例の断面図
である。
【符号の説明】
1 芯板 2 薄板 3 化粧板 6 板材 7 縁材 9A,9B 複合基板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/04 E04F 15/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向に並べた所定数の角材又は板材か
    らなる基板と、この基板の両側に配置され、且つ複数の
    薄板をその板厚方向に積層した積層材からなる縁材と、
    この基板と縁材からなる芯板の片面又は両面に積層され
    た薄板とを備えることを特徴とする木質複合フローリン
    グ。
  2. 【請求項2】 縁材が、複数の薄板をその木目の方向が
    縦横交互になるように板厚方向に積層した積層材からな
    るものである請求項1に記載の木質複合フローリング。
  3. 【請求項3】 所定数の角材又は板材どうし、及び基板
    と縁材がそれぞれ互いに嵌め込み及び/又は接着されて
    いる請求項1又は2に記載の木質複合フローリング。
  4. 【請求項4】 片面又は両面の薄板における木目の方向
    が基板の木目の方向と直角方向に向けられている請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載の木質複合フローリン
    グ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の木質複合フローリングにはその片面又は両面に化粧板
    が積層されていることを特徴とする木質複合フローリン
    グ。
  6. 【請求項6】 所定数の角材又は板材を幅方向に並べ、
    この角材又は板材どうしを嵌め込み及び/又は接着して
    基板を形成し、この基板の両外側に、複数の薄板をその
    板厚方向に積層した積層材からなる縁材を嵌め込み及び
    /又は接着して芯板を形成した後、この芯板の片面又は
    両面に薄板を積層することを特徴とする木質複合フロー
    リングの製造方法。
  7. 【請求項7】 縁材が、複数の薄板をその木目の方向が
    縦横交互になるように板厚方向に積層した積層材で形成
    されている請求項6に記載の木質複合フローリングの製
    造方法。
  8. 【請求項8】 所定数の角材又は板材を幅方向に並べ、
    この角材又は板材どうしを嵌め込み及び/又は接着して
    基板を形成し、この基板の両外側に、複数の薄板をその
    板厚方向に積層した積層材からなる縁材を嵌め込み及び
    /又は接着して芯板を形成し、かくして得られた、所定
    数の芯板どうしを互いに嵌め込み及び/又は接着して複
    合基板を形成し、次いで、この複合基板の片面又は両面
    に薄板を積層することを特徴とする木質複合フローリン
    グの製造方法。
  9. 【請求項9】 縁材が、複数の薄板をその木目の方向が
    縦横交互になるように板厚方向に積層した積層材で形成
    されている請求項8に記載の木質複合フローリングの製
    造方法。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし9のいずれか1項に記
    載された木質複合フローリングの製造方法で得られた木
    質複合フローリングの片面又は両面には、更に、化粧板
    を積層することを特徴とする木質複合フローリングの製
    造方法。
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