JP3533189B2 - 化粧パネル - Google Patents

化粧パネル

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JP3533189B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扁平板状の芯材に
化粧板を沿わせて形成される化粧パネルの表面部に凹凸
形状を施す技術に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来から、扁平板状の芯材に化粧板を沿
わせて化粧パネルを製造する技術は知られている。この
化粧パネルは一般的に建具や家具等への用途を有するも
のである。建具としては例えば扉体がある。この扉体と
しては、外観が良くなる等の理由から、一般的に図6に
示すようにその側縁を縦框20で形成すると共に上記縦
框20の間に鏡板21を配置して形成されたものが好ま
れている。上記化粧パネルを扉体として使用する際に
は、商品価値を下げるような扁平な外観は嫌われるもの
であり、その外側形状に凹凸を施して外観を向上させる
ことが行われている。
【0003】上記化粧パネルの外側形状に凹凸を設ける
際には、図7に示すように、芯材1を削ったり等して表
面部1aに凹凸(本例では、芯材化粧溝22)を形成
し、上記凹凸を設けた芯材1に化粧板2を沿わせるよう
にしてその外側形状に凹凸を施した化粧パネルを形成す
るものであった。ここで、化粧板2は基材3の表面に化
粧シート4を貼着して形成されている。つまり、芯材1
の側面部1bと表面部1a及び裏面部1cとの間の角部
5や上記芯材化粧溝22により形成された角部5に対応
する化粧板2の部分においては、基材3に裏面3bから
表面3aに切り欠いたV字状の折曲溝6を設けてあり、
上記折曲溝6により化粧板2を折り曲げさせることで上
記角部5に化粧板2を沿わせるようにしているものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、表面部1
aに凹凸を設けた芯材1に化粧板2を沿わせるには、化
粧板2の適所に折曲溝6を形成させることで行わせてい
るものであるが、上記芯材1に凹凸を形成することは角
部5を多数形成させることになり、上記角部5が多数形
成されると上記角部5に化粧板2を沿わせるための折曲
溝6も多数形成させなければならない。ここで、化粧板
2に設けた折曲溝6を芯材1の角部5に沿わせるために
は上記折曲溝6は正確に芯材1の角部5に位置させなけ
ればならないものであり、上述したように角部5及び折
曲溝6を多数形成させるとそれだけ化粧板2と芯材1と
の位置決め精度が要求される部分が多くなるものであっ
て、つまり、化粧板2への折曲溝6加工の際に高い寸法
精度が要求されるものであって、製造コストの上昇や製
造性の悪化を招くものであった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、扁平板状の芯材に表面化粧板を沿わせて形成され
る化粧パネルで容易にその表面に凹凸を施して外観向上
を期した化粧パネルを提供することを課題とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係る化粧パネルは、扁平板状の芯
材1を被覆する化粧板2を基材3の表面3aに化粧シー
ト4を貼着して形成し、芯材1の角部5に対応する位置
で化粧板2に上記基材3の裏面3bから表面3aに切り
込むようにV字状の折曲溝6を設けると共に、上記折曲
溝6で芯材1の角部5に沿わせて折り曲げた化粧板2を
芯材1の少なくとも表面部1a及び側面部1bに貼着さ
せてなる化粧パネルにおいて、芯材1の表面部1aを平
坦面に形成し、上記化粧板2の芯材1の表面部1aに沿
う部分で、基材3にその裏面3bから表面3aに断面三
角形状に切り込んだ切欠溝10を設けると共に、上記切
欠溝10の両側に隣接して断面二等辺三角形状の屈曲溝
11を並設し、それぞれ屈曲溝11の対向する斜面11
a同士を接合すると共に切欠溝10の対向する斜面10
aを基材3の裏面3bに対して略面一に位置させて化粧
シート4の表面側に凹没する化粧溝7を形成したことを
特徴とする。これにより、化粧溝7を化粧板2にあらか
じめ設けておき、その表面部1aを平坦面に形成した芯
材1に上記化粧板2を貼着し、その際に化粧溝7が化粧
板2の芯材1の表面部1aに沿う部分に位置させたこと
で、従来技術にあるように凹凸を形成させた芯材1を使
用しないで表面部に凹凸を施した化粧パネルを形成させ
ることができるものであり、つまり、芯材1に凹凸を形
成しないことで芯材1における角部5の形成が少数に抑
えられると共に化粧板2においても芯材1の角部5に沿
わせる折曲溝6の設置数も抑えるものであり、このよう
に角部5と折曲溝6との位置決め精度が要求される部分
を少なくしたことで、化粧板2の芯材1への貼着の際に
要求される位置決め精度を緩やかにすることができ、化
粧板2の製造及び化粧板2の芯材1への貼着の際の手間
や負担を軽減し、化粧パネルの製造性が大幅に向上する
ものである。また、この化粧溝7は、基材3にその裏面
3bから表面3aに断面三角形状に切り込んだ切欠溝1
0を設けると共に、上記切欠溝10の両側に隣接して断
面二等辺三角形状の屈曲溝11を並設し、それぞれ屈曲
溝11の対向する斜面11a同士を接合すると共に切欠
溝10の対向する斜面10aを基材3の裏面3bに対し
て略面一に位置させて形成されるので、これにより、あ
らかじめ基材3の表面3aに化粧シート4を貼着して形
成させた化粧板2の基材3の裏面3bから表面3aに切
欠溝10と一対の屈曲溝11とを切り欠くと共に上記化
粧板2を変形させることで化粧溝7を備えた化粧板2が
形成されるものであり、基材3の表面3aが平坦面で化
粧シート4を容易に貼着した状態の扁平板状の化粧板2
から簡易な加工により化粧溝7を備えた化粧板2を形成
させることができるものであって、容易な加工作業で確
実且つ有効に化粧溝7を形成することができるものであ
る。
【0007】また、本発明の請求項2に係る化粧パネル
は、請求項1において、芯材1の表面部1aに沿わせて
位置させた化粧板2の表面部における横幅方向の両側端
近傍位置で且つ化粧板2の長手方向に亘って上記化粧溝
7を設け、上記化粧溝7より側端方向に位置した部分を
縦框部8とし、上記化粧溝7に挟まれた部分を鏡板部9
としたことを特徴とする。これにより、請求項1にある
ように化粧パネルの簡単な製造を図って形成された化粧
溝7を化粧板2の表面部の上記特定位置に設けたこと
で、化粧パネルの表面部に上記化粧溝7をアクセントと
して一対の縦框部8の間に鏡板部9が配置されたような
豪華で格式のあるような外観を現出させることができ、
扉体等の建具として用いる上記化粧パネルの商品価値を
外観面から向上させるものである。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至5に本発明の実施の形態
の例を示す。化粧パネルは芯材1の外面に化粧板2及び
裏板12を沿わせて貼着して形成される。芯材1は上下
方向に長い左右の側部芯材13と、左右の側部芯材13
間を連結する複数本の横芯材(図示せず)と、上記側部
芯材13と横芯材との囲まれた部分に充填した充填芯材
14で構成されている。本例では、側部芯材13はベニ
ア合板等で形成された外側芯材13aと内側芯材13b
とで構成されている。充填芯材14はMDFやハニカム
状に形成された紙材等で形成されている。芯材1の表面
部1aと側面部1bとの間には面取り15が設けられて
いる。化粧板2は合板、パーティクルボード、ハードボ
ード等の木質系材よりなる基材3の表面に化粧シート4
を貼着して形成されている。この化粧シート4は塩化ビ
ニルシートのような可撓性を有したシート状のものであ
り、木目模様等をプリント印刷してある。裏板12は合
板、パーティクルボード、ハードボード等の木質系材よ
りなる基材12aの裏面に裏面シート12bを貼着して
形成されている。ここで、化粧板2では基材3の裏面3
bを、裏板12では基材12aの表面を芯材1に沿わせ
るものである。また、本例においては、化粧板2は芯材
1の表面部1a、側面部1b及び裏面部1cの一部に亘
るように貼着しており、裏板12は芯材1の裏面部1c
の化粧板2が貼着されていない残りの部分に亘るように
貼着している。なお、化粧板2は、化粧パネルの外観
上、少なくとも芯材1の表面部1a及び側面部1bに貼
着すればよいものである。
【0010】化粧板2及び裏板12は芯材1の外面に沿
わせて貼着するものであるが、芯材1の角部5に沿わせ
て貼る部分では断面V字状の折曲溝6を形成する。本例
の角部5は、芯材1の面取り15の両端部分と側面部1
bと裏面部1cとの間の部分にそれぞれ形成されてお
り、この角部5に沿わせるのは化粧板2であるので、折
曲溝6は化粧板2の芯材1の角部5に対応する位置で、
化粧シート4を残して基材3の裏面3bから表面3aに
V字状に切り込むようにして形成される。
【0011】また、化粧板2の芯材1の表面部1aに沿
う部分では、基材3の一部を欠落させると共に化粧シー
ト4を凹没させて化粧溝7を形成している。この化粧溝
7は、化粧パネルの表面部に凹凸を施して商品価値を向
上させるために設けられるものであり、本例では、図2
に示すように、芯材1の表面部1aに沿わせて位置させ
た化粧板2の表面部における横幅方向の両側端近傍位置
に、且つ、化粧板2の長手方向に亘って一対設けられて
いる。このように位置させた一対の化粧溝7によっては
化粧パネルの表面部の外観にアクセントをつけることが
でき、上記化粧溝7より外方に位置した部分を縦框部8
とし、上記化粧溝7に挟まれた部分を鏡板部9とするよ
うな、つまり、一対の縦框部8の間に鏡板部9が配置さ
れたような外観を現出させているものである。この化粧
パネルの外観は、一般的に商品価値の高い扉体が有する
豪華で格式のあるような外観になっているものである。
【0012】この化粧溝7は、具体的には、図3乃至図
5に示すようにして形成される。まず、図3に示すよう
に、化粧板2の基材3にその裏面3bから表面3aに断
面三角形状に切り込んだ切欠溝10を設けると共に、上
記切欠溝10の両側に隣接して断面二等辺三角形状の屈
曲溝11を並設する。このとき、切欠溝10と一対の屈
曲溝11との3つの切り込み角度(図中∠A,∠B,∠
C)の合計が180°になるようにする。また、切欠溝
10と一方の屈曲溝11とで挟まれて形成される三角柱
状の部位16は、切欠溝10を構成する斜面16b(1
0a)と表面16aとの長さを同一にした二等辺三角柱
にする。そして、図4に示すように、上記三角柱状の部
位16を一方の屈曲溝11の化粧シート4を軸にして回
動させ、一方の屈曲溝11の対向する斜面11a同士を
接合する。そして、図5に示すように、切欠溝10と他
方の屈曲溝11とで挟まれて形成される三角柱状の部位
17を切欠溝10の化粧シート4を軸にして回動させ、
切欠溝10の対向する斜面10a(16b,17a)と
を基材3の裏面3bに対して略面一に位置させる。同時
に他方の屈曲溝11の対向する斜面11a同士を接合す
る。すると、化粧シート4の表面側には化粧シート4が
凹没して化粧溝7を形成させることができる。この化粧
溝7は切欠溝10の切り込み角度∠Bを有するものであ
る。
【0013】上記のようにして化粧板2に化粧溝7を備
えさせる加工作業は容易なものであって、確実且つ有効
に化粧溝7を設けることができる。これは、例えば、表
面3aを平坦面にした状態の基材3に化粧シート4を貼
着させているので基材3への化粧シート4の確実な貼着
が期待できるものであり、また、化粧板2の裏面から切
欠溝10及び1対の屈曲溝11を形成させることで化粧
シート4は加工されないので化粧シート4の連続性を確
保して化粧溝7が確実に形成されるものであり、また、
その貼着・切欠・屈曲等を連続して行う加工作業に重複
する作業がなく製造工程上無駄がなく有効である。
【0014】上述したように折曲溝6を設けると共に化
粧溝7を形成させた化粧板2は裏板12と共に芯材1の
外面に沿わせて貼着させることで、その表面部に凹凸が
施された化粧パネルを形成させるものである。つまり、
化粧板2においては上記折曲溝6で芯材1の角部5に沿
わせて折り曲げられ、芯材1の表面部1a、側面部1b
及び裏面部1cの一部に亘るように芯材1の外面に沿っ
て貼着されるものであり、また、裏板12においては芯
材1の裏面部1cの化粧板2が貼着されていない残りの
部分に亘るように芯材1の外面に沿って貼着されるもの
でいる。この化粧板2及び裏板12の芯材1への貼着
は、化粧板2(基材3)の裏面及び裏板12(基材12
a)の表面に接着剤等を塗布してプレス等の処理が行わ
れて貼着されるものである。
【0015】このように、基材3の一部を欠落させると
共に化粧シート4を凹没させて形成した化粧溝7を化粧
板2にあらかじめ設けておき、その表面部1aを平坦面
に形成した芯材1に上記化粧板2を貼着し、その際に化
粧溝7が化粧板2の芯材1の表面部1aに沿う部分に位
置させたことで、従来技術にあるように凹凸を形成させ
た芯材1を使用しないでも表面部に凹凸を施した化粧パ
ネルを形成させることができるものであり、つまり、芯
材1に凹凸を形成しないことで芯材1における角部5の
形成が少なく抑えられると共に化粧板2においても芯材
1の角部5に沿わせる折曲溝6の設置数を抑えることが
でき、角部5と折曲溝6との個数を少なくしたことで、
化粧板2の芯材1への貼着の際に位置決め精度が特に要
求される部分を少なくして、化粧板2の芯材1への貼着
の際の位置決め精度を緩やかにすることができ、化粧板
2の製造及び化粧パネルの組立ての際の負担を軽減し、
化粧パネルの製造性を大幅に向上させることができるも
のである。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の化
粧パネルにあっては、叙述したように芯材の表面部を平
坦面に形成し、上記化粧板の芯材の表面部に沿う部分
で、基材の一部を欠落させることにより化粧シートが凹
没した化粧溝を形成したので、化粧溝をあらかじめ設け
た化粧板をその表面部を平坦面に形成した芯材に貼着す
ることで表面部に凹凸を施した化粧パネルの形成が行わ
れるものであり、芯材に凹凸を形成させないことで、芯
材における角部の形成を少なく抑えると共に化粧板にお
いても芯材の角部に沿わせる折曲溝の設置数を抑えてい
るものであり、このように、角部と折曲溝との位置決め
精度が要求される部分を少なくしたことで、化粧板の芯
材への貼着の際に角部と折曲溝との間で要求される位置
決め精度を緩やかにすることができ、化粧板の製造及び
化粧パネルの組立ての際の負担を軽減し化粧パネルの
製造性を大幅に向上できるのであり、また、この化粧溝
は、基材にその裏面から表面に断面三角形状に切り込ん
だ切欠溝を設けると共に、上記切欠溝の両側に隣接して
断面二等辺三角形状の屈曲溝を並設し、それぞれ屈曲溝
の対向する斜面同士を接合すると共に切欠溝の対向する
斜面を基材の裏面に対して略面一に位置させて化粧シー
トの表面側に凹没する化粧溝を形成したので、あらかじ
め基材の表面に化粧シートを貼着して形成させた化粧板
の基材の裏面から表面に切欠溝と一対の屈曲溝とを切り
欠くと共に上記化粧板を変形させることで化粧溝を備え
た化粧板が形成されるものであり、容易な加工作業で確
実且つ有効に化粧溝を形成することができるものであ
る。
【0017】また、本発明の請求項2記載の化粧パネル
にあっては、請求項1の効果に加えて、芯材の表面部に
沿わせて位置させた化粧板の表面部における横幅方向の
両側端近傍位置で且つ化粧板の長手方向に亘って上記化
粧溝を設け、上記化粧溝より外方に位置した部分を縦框
部とし、上記化粧溝に挟まれた部分を鏡板部としたの
で、請求項1にあるように化粧パネルの製造性を向上さ
せるために形成された化粧溝を化粧板の表面部の上記特
定位置に設けるだけで、化粧パネルの表面部に上記化粧
溝がアクセントを付けて一対の縦框部の間に鏡板部が配
置されたような豪華で格式のあるような外観を現出させ
ることができ、扉体等の建具として用いる上記化粧パネ
ルの商品価値を外観面から向上させるものである。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例の化粧パネルの断面図
である。
【図2】同上の化粧パネルの斜視図である。
【図3】同上の化粧溝の製造過程を示すものであり、切
欠溝及び屈曲溝を形成させた状態の化粧板の部分断面図
である。
【図4】同上の化粧溝の製造過程を示すものであり、一
方の屈曲溝の対向する斜面を接合させた状態の化粧板の
部分断面図である。
【図5】同上の化粧溝の製造過程を示すものであり、化
粧溝を形成した状態の化粧板の部分断面図である。
【図6】従来の扉体の例を示す断面図である。
【図7】従来の例を示す化粧パネルの部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 芯材 2 化粧板 3 基材 4 化粧シート 5 角部 6 折曲溝 7 化粧溝 8 縦框部 9 鏡板部 10 切欠溝 11 屈曲溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−86161(JP,A) 特開 昭63−173603(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27M 1/00 - 3/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扁平板状の芯材を被覆する化粧板を基材
    の表面に化粧シートを貼着して形成し、芯材の角部に対
    応する位置で化粧板に上記基材の裏面から表面に切り込
    むようにV字状の折曲溝を設けると共に、上記折曲溝で
    芯材の角部に沿わせて折り曲げた化粧板を芯材の少なく
    とも表面部及び側面部に貼着させてなる化粧パネルにお
    いて、芯材の表面部を平坦面に形成し、上記化粧板の芯
    材の表面部に沿う部分で、基材にその裏面から表面に断
    面三角形状に切り込んだ切欠溝を設けると共に、上記切
    欠溝の両側に隣接して断面二等辺三角形状の屈曲溝を並
    設し、それぞれ屈曲溝の対向する斜面同士を接合すると
    共に切欠溝の対向する斜面を基材の裏面に対して略面一
    に位置させて化粧シートの表面側に凹没する化粧溝を形
    成したことを特徴とする化粧パネル。
  2. 【請求項2】 芯材の表面部に沿わせて位置させた化粧
    板の表面部における横幅方向の両側端近傍位置で且つ化
    粧板の長手方向に亘って上記化粧溝を設け、上記化粧溝
    より側端方向に位置した部分を縦框部とし、上記化粧溝
    に挟まれた部分を鏡板部としたことを特徴とする請求項
    1に記載の化粧パネル。
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