JPH0418304A - 片面に粗面を有するプレキャストコンクリート板の製造方法 - Google Patents
片面に粗面を有するプレキャストコンクリート板の製造方法Info
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- JPH0418304A JPH0418304A JP12255290A JP12255290A JPH0418304A JP H0418304 A JPH0418304 A JP H0418304A JP 12255290 A JP12255290 A JP 12255290A JP 12255290 A JP12255290 A JP 12255290A JP H0418304 A JPH0418304 A JP H0418304A
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- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 title claims description 13
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 7
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims abstract description 41
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 32
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 6
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は片面に粗面を有するプレキャストコンクリート
板の製造方法に関する。
板の製造方法に関する。
従来、自走式立体駐車場等のスロープ床板をプレキャス
トコンクリート板で構成するものにおいては、その板の
表面を車両のスリップ防止から粗面に形成する必要があ
る。 このような粗面を有するプレキャストコンクリー
ト板の製造方法として従来、水平型枠のヘット表面を粗
面に形成し、これにコンクリートを打設してその硬化後
に脱型することにより、片面が粗面に形成されたプレキ
ャストコンクリート板を成形するようにしたものがある
。
トコンクリート板で構成するものにおいては、その板の
表面を車両のスリップ防止から粗面に形成する必要があ
る。 このような粗面を有するプレキャストコンクリー
ト板の製造方法として従来、水平型枠のヘット表面を粗
面に形成し、これにコンクリートを打設してその硬化後
に脱型することにより、片面が粗面に形成されたプレキ
ャストコンクリート板を成形するようにしたものがある
。
〔発明が解決しようとする課題]
前記従来の製造方法によると、1個の水平型枠でプレキ
ャストコンクリート板を1枚ずつしか成形できず、特に
、大きな占有面積を必要とし、かつ長時間の養生を必要
とするこの種の成形においては非能率的であった。 ま
た、形状、模様が左右対象の2種類のプレキャストコン
クリート板を成形するには、2個の型枠を用意する必要
があった。
ャストコンクリート板を1枚ずつしか成形できず、特に
、大きな占有面積を必要とし、かつ長時間の養生を必要
とするこの種の成形においては非能率的であった。 ま
た、形状、模様が左右対象の2種類のプレキャストコン
クリート板を成形するには、2個の型枠を用意する必要
があった。
そこで本発明は1個の水平型枠で、片面に粗面を有する
プレキャストコンクリート板を同時に2枚成形でき、か
つ形状、模様が左右対象の2枚のプレキャストコンクリ
ート板を1個の型枠で成形できる製造方法を提案し、成
形作業の能率化を図ることを目的とするものである。
プレキャストコンクリート板を同時に2枚成形でき、か
つ形状、模様が左右対象の2枚のプレキャストコンクリ
ート板を1個の型枠で成形できる製造方法を提案し、成
形作業の能率化を図ることを目的とするものである。
本発明は前記の課題を解決するために、水平ベットと側
型枠とからなる水平型枠内に、この型枠内を上下に2分
するように、多数の貫通穴を有する穴明き板を水平に架
設し、該穴明き板の上下部にコンクリートを打設し、該
コンクリートの所定の硬化後に上層のコンクリートを吊
り上げ脱型して前記穴明き板の貫通穴で連結しているコ
ンクリートを分断し、その後に下層コンクリートを脱型
するようにしたことを特徴とするものである。
型枠とからなる水平型枠内に、この型枠内を上下に2分
するように、多数の貫通穴を有する穴明き板を水平に架
設し、該穴明き板の上下部にコンクリートを打設し、該
コンクリートの所定の硬化後に上層のコンクリートを吊
り上げ脱型して前記穴明き板の貫通穴で連結しているコ
ンクリートを分断し、その後に下層コンクリートを脱型
するようにしたことを特徴とするものである。
図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
lは水平ベットである。 2は側型枠で、その平面形状
は方形、三角形等の所定の形状に形成されている。 該
側型枠2は上部側型枠2aと下部側型枠2bとに上下に
2分割され、その下部側型枠2bは水平ベット1上に固
定されている。 3は多数の貫通穴3aを形成した穴
明き板で、型枠内を上下に2分するように、水平ベット
1から所定の高さHをもって水平に架設され、その周囲
が下部側型枠2bのフランジに載置される。 二〇穴明
きFi3における貫通穴3aの平面形状は所望の形状に
する。
は方形、三角形等の所定の形状に形成されている。 該
側型枠2は上部側型枠2aと下部側型枠2bとに上下に
2分割され、その下部側型枠2bは水平ベット1上に固
定されている。 3は多数の貫通穴3aを形成した穴
明き板で、型枠内を上下に2分するように、水平ベット
1から所定の高さHをもって水平に架設され、その周囲
が下部側型枠2bのフランジに載置される。 二〇穴明
きFi3における貫通穴3aの平面形状は所望の形状に
する。
前記上部側型枠2aと穴明き板3は、下部側型枠2bに
第1図の如くボルト及びナツト4によって収脱可能に固
定されるようになっている。 5は下層に打設された
コンクリート、6は上層に打設されたコンクリートを示
す。
第1図の如くボルト及びナツト4によって収脱可能に固
定されるようになっている。 5は下層に打設された
コンクリート、6は上層に打設されたコンクリートを示
す。
次に製造方法について説明する。
先ず、下部側型枠2b内に所定の配筋をして下層コンク
リート5を下部側型枠2bの上面近くまで打設する。
次で穴明き板3を下部側型枠2b上に載置するとともに
上部側型枠2aを穴明き板3上に載置し、これらをボル
ト及びナツト4によって下部側型枠2b上に固定する。
リート5を下部側型枠2bの上面近くまで打設する。
次で穴明き板3を下部側型枠2b上に載置するとともに
上部側型枠2aを穴明き板3上に載置し、これらをボル
ト及びナツト4によって下部側型枠2b上に固定する。
次で上部側型枠2a内に所定の配筋をして上層コンク
リート6を前記の高さHと同等の高さHまで打設する。
リート6を前記の高さHと同等の高さHまで打設する。
この上層コンクリートは、下層コンクリート5との間
にコールドジヨイントが発生しないように、すみやかに
打設する。 この打設後、所定の養生を行なって上下層
コンクリート5.6を相互に一体的に硬化させる。 次
で、上層コンクリート6が上部側型枠2aから吊り上げ
て脱型できる程度に硬化した時期(コンクリートの4週
圧縮強度の約半分の強度(100kg/d) となった
時期)に、この上層コンクリート6を第2図のように吊
り上げ具7によって吊り上げ脱型する。 この吊り上げ
により、穴明き板3の貫通穴3a内におけるコンクリー
ト連結部8が上下に分断され、上層コンクリート6の下
面及び下層コンクリート5の上面における分断部におい
て凸部8a、 8bが形成される。 次で、ボルト及び
ナツト4を外し、上部側型枠2aと穴明き板3を下部側
型枠2bから外して下層コンクリート5を脱型する。
次で、前記の凸部8a、 8bの表面を仕上げ加工する
。 そして、これら2枚のコンクリート板を所定に硬化
するまで養生することにより、前記凸部8a、 8bに
よる粗面を有するプレキャストコンクリート板が形成さ
れる。
にコールドジヨイントが発生しないように、すみやかに
打設する。 この打設後、所定の養生を行なって上下層
コンクリート5.6を相互に一体的に硬化させる。 次
で、上層コンクリート6が上部側型枠2aから吊り上げ
て脱型できる程度に硬化した時期(コンクリートの4週
圧縮強度の約半分の強度(100kg/d) となった
時期)に、この上層コンクリート6を第2図のように吊
り上げ具7によって吊り上げ脱型する。 この吊り上げ
により、穴明き板3の貫通穴3a内におけるコンクリー
ト連結部8が上下に分断され、上層コンクリート6の下
面及び下層コンクリート5の上面における分断部におい
て凸部8a、 8bが形成される。 次で、ボルト及び
ナツト4を外し、上部側型枠2aと穴明き板3を下部側
型枠2bから外して下層コンクリート5を脱型する。
次で、前記の凸部8a、 8bの表面を仕上げ加工する
。 そして、これら2枚のコンクリート板を所定に硬化
するまで養生することにより、前記凸部8a、 8bに
よる粗面を有するプレキャストコンクリート板が形成さ
れる。
第4図は前記の穴明き板3の他の実施例を示すもので、
その貫通穴3aにおける中央部の周壁3bを内方へ突出
させたものである。 この実施例によればコンクリート
の連結部8を、その中央部で確実に分断させることがで
きる。
その貫通穴3aにおける中央部の周壁3bを内方へ突出
させたものである。 この実施例によればコンクリート
の連結部8を、その中央部で確実に分断させることがで
きる。
以上のように本発明によれば、1個の水平型枠で、片面
に粗面を有するプレキャストコンクリート板を同時に2
枚成形できるため、成形作業能率の向上を図ることがで
きる。 更に、形状、模様が左右対象の2枚のプレキャ
ストコンクリート板を、1個の型枠で成形できる。
に粗面を有するプレキャストコンクリート板を同時に2
枚成形できるため、成形作業能率の向上を図ることがで
きる。 更に、形状、模様が左右対象の2枚のプレキャ
ストコンクリート板を、1個の型枠で成形できる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はコンクリ
ートの打設状態を示す側断面図、第2図は上層コンクリ
ートを吊り上げた状態の側断面図、第3図は穴明き板の
側断面図、第4図は穴明き板の他の実施例を示す要部側
断面図である。 1・・・水平ベット、2・・・側型枠、3・・・穴明き
板、3a・・・貫通穴、5・・・下層コンクリート、6
・・・上層コンクリート、8・・・コンクリートの連結
部
ートの打設状態を示す側断面図、第2図は上層コンクリ
ートを吊り上げた状態の側断面図、第3図は穴明き板の
側断面図、第4図は穴明き板の他の実施例を示す要部側
断面図である。 1・・・水平ベット、2・・・側型枠、3・・・穴明き
板、3a・・・貫通穴、5・・・下層コンクリート、6
・・・上層コンクリート、8・・・コンクリートの連結
部
Claims (1)
- 水平ベットと側型枠とからなる水平型枠内に、この型枠
内を上下に2分するように、多数の貫通穴を有する穴明
き板を水平に架設し、該穴明き板の上下部にコンクリー
トを打設し、該コンクリートの所定の硬化後に上層のコ
ンクリートを吊り上げ脱型して前記穴明き板の貫通穴で
連結しているコンクリートを分断し、その後に下層コン
クリートを脱型するようにしたことを特徴とする片面に
粗面を有するプレキャストコンクリート板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2122552A JPH0661733B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 片面に粗面を有するプレキャストコンクリート板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2122552A JPH0661733B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 片面に粗面を有するプレキャストコンクリート板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0418304A true JPH0418304A (ja) | 1992-01-22 |
JPH0661733B2 JPH0661733B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=14838704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2122552A Expired - Lifetime JPH0661733B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 片面に粗面を有するプレキャストコンクリート板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661733B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5468014A (en) * | 1977-11-09 | 1979-05-31 | Toyonobu Karasawa | Building decorative block and device for fabricating same |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP2122552A patent/JPH0661733B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5468014A (en) * | 1977-11-09 | 1979-05-31 | Toyonobu Karasawa | Building decorative block and device for fabricating same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0661733B2 (ja) | 1994-08-17 |
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Legal Events
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